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<title>ピサロを彫る</title>
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<description>「板彫り絵画」という新しいジャンルを作りたくて始めました。制作の過程を通してその魅力がより多くの方に伝わるように、日々感じたことなども書いていければいいと思っています。</description>
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<title>捗々しい…とは言えないけれど</title>
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<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260816/18/kanarin-pika1/6a/aa/j/o0712058815812918206.jpg"><img alt="" height="347" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260816/18/kanarin-pika1/6a/aa/j/o0712058815812918206.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>「描き彫り」ですから、彫りながら描いているのですが、平面から立体へ投影させる時の情報が少なすぎるという課題があります。</p><p>&nbsp;</p><p>その逆と違いそこに描かれているものが全てであり、それ以外の情報を得ようとすると調べる必要があります。</p><p>&nbsp;</p><p>描かれている風景は画家の生きた時代ですからそれを反映したものであり、想像の域を超えていることがままあります。</p><p>&nbsp;</p><p>時代もそうですが日本では馴染みのない物や景物を調べるという作業が加わったりします。</p><p>&nbsp;</p><p>例えば馬車や馬の形状、御者の服装などもそうでした。</p><p>&nbsp;</p><p>やはり、そこにリアリティを持たせようとすると押さえておきたいところです。何より出来上がりのクオリティが違います。</p><p>&nbsp;</p><p>形状を把握したうえで彫ると、ここは省いてもフォルムに影響はないなどの柔軟な対応ができます。要は手抜きができるのです。</p><p>&nbsp;</p><p>おそらく見る側は全体から受ける印象が大事で、細部まで見ないかもしれませんが…こだわっています。</p><p>&nbsp;</p><p>仏様を彫り始めた頃のことですが、師匠が唇から削り取った１ミリにも満たない木屑を刃先に乗せ「これだけで変わる」と、魔法のように表情が一変したお顔を見せて言われたその感動が今も脳裏にあります。</p><p>&nbsp;</p><p>そこはずっと大切にしていきたいと思っています。</p><p>&nbsp;</p><p>また原画は油彩なので、そのテクスチャーに少しでも近づけるように工夫をしたりしています。</p><p>&nbsp;</p><p>彫刻は絵筆で絵を描くのと違い柔軟性に欠けますし、引き算ですのでやり直しが難しかったりします。</p><p>&nbsp;</p><p>ですからひたすら保険をかけての作業になり時間もかかるのですが、でも楽しんでいます。</p><p>&nbsp;</p><p>大好きな画家の絵を観察し、いかに多くの情報をそこから読み取って作品に生かすことができるかは、実務レベルの作業とは別に小さな発見があったりもしてワクワクするのです。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kanarin-pika1/entry-12975922357.html</link>
<pubDate>Sun, 16 Aug 2026 18:44:01 +0900</pubDate>
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<title>著作権</title>
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<![CDATA[ <p>今回は、著作権に関する話をします。</p><p>&nbsp;</p><p>何年も前になりますが、当時ピサロの冬をテーマにした作品を制作しており、モチーフとなる絵画を所蔵する日本の美術館から画像データを送って頂いたことがありました。</p><p>&nbsp;</p><p>その作品は個人所有ということでしたが、利用目的の詳細をお話ししたところ、多少の制限付きでの許諾となりました。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、ピサロは没後70年以上が経過していますのでパブリックドメイン（PD）という概念からは程遠いとも思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>他方で2025年5月26日付け<a href="htto://www.nikkei.com/article/DGKKZO88909510V20C25A5TL5000/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">日本経済新聞</a>の「名画のイメージ　利用進まぬ日本」という記事によれば、</p><blockquote><p>著作権切れでも有料　名ばかり「パブリック」</p></blockquote><p>であり、</p><blockquote><p>日本の美術館が所蔵する作品のうち、著作権が切れたパブリックドメイン（PD）作品の自由な画像利用が進んでいない。本来は誰もが許諾なく使えるはずだが、利用に制限を設けたり料金を聴取したりする施設がほとんどだ。</p></blockquote><p>と指摘しています。</p><p>&nbsp;</p><p>結果として、</p><blockquote><p>作品の魅力を広く発信する機会を失いかねず、国のデジタルアーカイブ戦略にも影を落とす。</p></blockquote><p>とも述べています。</p><p>&nbsp;</p><p>このような経験があったので、今回の作品についての状況を把握するためにオルセー美術館に直接問い合わせたところ、日本からの対応窓口を紹介され、</p><blockquote><p>私の個人的な利用（一応目的は話しましたが）は問題ないそれがビジネスとして利用される場合は、その窓口である会社を通して契約し、費用が発生する。</p></blockquote><p>との助言をいただきました。</p><p>&nbsp;</p><p>海外の有名な美術館でも世界からの問い合わせにいちいち対応できないという事情はわかりますが、その窓口の会社を介したビジネスであり、「オープンアクセス」の流れに逆行しているような現状を残念に思いました。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260803/18/kanarin-pika1/6a/17/j/o1920120715808783398.jpg"><img alt="" height="264" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260803/18/kanarin-pika1/6a/17/j/o1920120715808783398.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>ただ、著作権の仕組みの概要が分かったのは収穫でしたし、</p><ul><li>私の作品（板彫り絵画）が持つオリジナリティ</li><li>既存の板彫りと違って季節の描き分けを可能にしている</li><li>作品の持つ魅力と優位性</li></ul><p>により、多くの人に興味を持って貰える可能性があるのではないかと思っています。</p><p>&nbsp;</p><p>今後も社会の動向も見つつ、焦らず今自分のできることをやっていきます。</p><p>&nbsp;</p><p>応援よろしくお願いします。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kanarin-pika1/entry-12974595434.html</link>
<pubDate>Mon, 03 Aug 2026 20:56:28 +0900</pubDate>
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<title>カミーユ・ピサロについて</title>
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<![CDATA[ <p>私が今彫っている作品の原画は、カミーユ・ピサロ「ラ・トゥール＝デュ＝ジョングルールの小径とムシー氏の家、ルーヴシェンヌ&nbsp; 」で所蔵はパリのオルセー美術館です。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260716/17/kanarin-pika1/bd/fc/j/o0956060715803083548.jpg"><img alt="" height="267" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260716/17/kanarin-pika1/bd/fc/j/o0956060715803083548.jpg" width="420"></a>　　　　　　　　　</p><p>カミーユ・ピサロ『ラ・トゥール=デュ=ジョングルールの小径とムシー氏の家、ルーヴシエンヌ』（1869年）</p><p>出典：<a href="https://commons.wikimedia.org/wiki/File:All%C3%A9e_de_la_Tour-du-Jongleur_et_maison_de_M._Musy,_Louveciennes_by_Camille_Pissarro.jpg" rel="noopener noreferrer" target="_blank">wikimedia Commons</a>（所蔵：オルセー美術館）</p><p>&nbsp;</p><p>ここで改めてピサロの紹介をすると</p><blockquote><p>カミーユ・ピサロ（Camille Pissarro，１８３０年７月１０日‐１９０３年１１月１３日）は１９世紀フランスの印象派の画家。</p></blockquote><p>であり、</p><blockquote><p>ピサロが生涯残した油彩画作品は１３１６点、版画は２００点余りに上る。</p></blockquote><p>と<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A6%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%B5%E3%83%AD" rel="noopener noreferrer" target="_blank">wikipedia</a>に書かれています。</p><p>&nbsp;</p><p>また、作品について、テォドール・デュレ（フランスのジャーナリスト、文筆家、美術評論家）は、</p><blockquote><p>「あなたには、シスレーの装飾的な感覚も、モネの空想的な目もないが、彼らにはないものがあります。それは、自然対する親密で深い感情や筆遣いの力強さであり、その結果、あなたの描く美しい絵には全く決定的な何かがあるのです。」ピサロの作品には自然に対する謙虚な洞察と詩情が見られる。</p></blockquote><p>と評価していました。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし長きにわたって画家としての存在を否定するような評論家の酷評もあり、それでも飽くなき研究心、不屈の精神で描き続けた画家でもあります。心から尊敬しています。</p><p>&nbsp;</p><p>私は画家ではないので、絵画の技法や色彩論的知識はありません。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、ピサロを彫りたい衝動に駆られて、彫刻の世界に足を踏み入れて６年が経ち、現在も著名な仏師に指導を受け立像を彫っています。</p><p>&nbsp;</p><p>ジャンルは違いますが仏様を彫るところからスタートしたことは、技術面はもとより精神面からも安心して自分の作品に取り組めているような気がしています。</p><p>&nbsp;</p><p>それは厳しい伝統工芸の世界で現役のプロとして活躍されている方の指導を受けられることにつきますが、そこから感じ取れるまだわからないプロとしての何かも併せて学ばせて頂けるのは有難いです。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、それは少しずつですが私の夢への後押しをしてくれています。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kanarin-pika1/entry-12972835953.html</link>
<pubDate>Thu, 16 Jul 2026 06:49:13 +0900</pubDate>
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<title>ピサロ、少しずつ</title>
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<![CDATA[ <p>２度目の投稿になります。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260620/12/kanarin-pika1/c8/ce/j/o0734071415794722956.jpg"><img alt="" height="409" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260620/12/kanarin-pika1/c8/ce/j/o0734071415794722956.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>とはいえ、「板彫り絵画」は風景画を主な題材としますので、花や動物などを単体で彫るのとは違って、進捗状況も至って変化に乏しい絵面が続くことになります。</p><p>&nbsp;</p><p>平面を立体的に、原画のイメージを残しながら展開させ、見えないものを見える化していく作業になります。</p><p>&nbsp;</p><p>三次元の世界は、それぞれの人が持つ、懐かしい故郷の原風景の入り口に立たせてくれます。</p><p>&nbsp;</p><p>この道の先にある、幼い頃過ごした故郷の山や川や海に繋がっていて、ワクワクするような気持にさせてくれます。</p><p>&nbsp;</p><p>急がなくてもいい…</p><p>&nbsp;</p><p>ゆっくり自分のペースで、それが「板彫り絵画」です。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kanarin-pika1/entry-12970163924.html</link>
<pubDate>Sat, 20 Jun 2026 13:28:50 +0900</pubDate>
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<title>はじめまして</title>
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<![CDATA[ <p>はじめまして、私は今「ピサロ」を彫っています。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260605/16/kanarin-pika1/1d/bb/j/o0731081615789760968.jpg"><img alt="" height="469" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260605/16/kanarin-pika1/1d/bb/j/o0731081615789760968.jpg" width="420"></a><br>&nbsp;</p><p>「板彫り絵画」という新しいジャンルを作りたくて、作品に使用する画材と彫り方の研究を何年も続けてきました。<br>&nbsp;</p><p>いわゆる風景画を板彫りにするのですから、自ずと季節の描き分けが課題になります。</p><p><br>試行錯誤を経て、ようやく四季を表現するための画材の目途が立ちました。<br>&nbsp;</p><p>題材としたピサロの絵からインスパイヤーされたオリジナル作品であり、そのエッセンスを効果的に使うことで、別の世界観が表現できれば嬉しいと思っています。<br>&nbsp;</p><p>まだ改良の余地もあり、制作過程でなにかおもしろい発見があれば、その都度試してみようと思っています。<br>&nbsp;</p><p>板に描きながら彫って絵画を表現する技法「描き彫り」をおもしろいと思っていただければ幸いです。<br>&nbsp;</p><p>このブログは「描き彫り」で表現する「板彫り絵画」を多くの方に知っていただきたくて始めました。</p><p><br>記録の意味もありますが、ワクワクを大切に、日々の気づきを織り交ぜなが綴っていきます。<br><br>よろしかったらお立ち寄りください。<br>&nbsp;</p><p><br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kanarin-pika1/entry-12967821888.html</link>
<pubDate>Fri, 05 Jun 2026 16:15:08 +0900</pubDate>
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