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<title>私が母と決別した100の理由</title>
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<description>数年前、母から届いた一通の手紙。その日私は母と決別しました。そこに至るまでの思いを語る独り言・・・。</description>
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<title>緊急入院</title>
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<![CDATA[ <p>久しぶりのブログ。</p><p>その理由は・・・8月下旬、突然入院することになったから。</p><p>&nbsp;</p><p>数日前から「体の調子が少しいつもと違うかも・・・」と感じていたが</p><p>「きっと年のせい・・・」とやり過ごしていた。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、突然高熱が出始めたので念のためと思い近所のクリニックを受診。</p><p>すると・・・先生が思いがけないことを言った。</p><p>「簡単な話ではないと思いますので、紹介状を書きます。</p><p>明日、専門外来を受診してください。」</p><p>&nbsp;</p><p>というわけで、翌日総合病院へ。</p><p>&nbsp;</p><p>先生に診ていただく前から、なぜか看護師さんや事務の方から「入院」という言葉が</p><p>次々に・・・。一緒にいた主人と「そんなことあるわけないよね。」と苦笑いしていた。</p><p>&nbsp;</p><p>でも・・・結局そのまま入院。</p><p>結構抵抗したんですけどね。（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>というわけで、その日から想定外の入院生活が始まった。</p><p>&nbsp;</p><p>最初はほんとに家に帰りたくて帰りたくて体より心がきつかったが、</p><p>悪いことばかりでもなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>いつもはクールな娘が、毎日毎日仕事帰りに顔を見せに来てくれたのだ。</p><p>しかも、毎日夕方になると、「今日は何か欲しいものある？」と連絡をくれた。</p><p>夫には頼みにくい物を頼むと、病院のある馴染みのない街で、</p><p>一生懸命にお店を探し、ニコニコ笑顔で届けてくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>私にとっては何よりの薬だった。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、その反面、「疲れているだろうに」と思うと泣きそうになった。</p><p>&nbsp;</p><p>ある時、娘に言った。</p><p>「あなたも仕事で疲れているんだから、毎日来てくれなくて大丈夫だよ。</p><p>自分の体と生活を最優先にしなさいね。」</p><p>&nbsp;</p><p>母親なら誰しもきっとそう思うはず。</p><p>&nbsp;</p><p>でも・・・私の母はきっと違う。</p><p>私の生活を変えさせても自分を優先する。</p><p>ずっとそうだった。</p><p>&nbsp;</p><p>やっぱりあの人は「母親」じゃなかったんだなぁ～。</p><p>&nbsp;</p><p>ちなみに・・・私の言葉を笑いながら聞いていた娘は、</p><p>翌日からも毎日病室に通い続けてくれました。</p><p>&nbsp;</p><p>ほんとにありがと！</p>
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<pubDate>Tue, 26 Sep 2017 19:31:00 +0900</pubDate>
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<title>左利き</title>
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<![CDATA[ <p>最近、時々・・・</p><p>「私、もしかして、もともと左利きだったのかも・・・」</p><p>と感じることがある。</p><p>&nbsp;</p><p>そういえば・・・</p><p>小学校にあがるかあがらないかの頃、</p><p>毎晩、母に字の練習をさせられた。</p><p>&nbsp;</p><p>その時の光景は、不思議なくらい鮮明に覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>大きな座卓に向かって正座させられ、</p><p>何度も何度も字を書かされた。</p><p>私の隣には母が座っており、</p><p>私が眠気に負けてウトウトすると、</p><p>母は私の右手の甲をビシッとぶった。</p><p>その度に泣いた記憶がある。</p><p>&nbsp;</p><p>私にはその時間が永遠に続くように思えていた。</p><p>&nbsp;</p><p>私は、ずっとそのことを</p><p>母が「私に字を覚えさせるため」にしていたことだと思い込んでいた。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、この前、ふっと・・・</p><p>「あれは、私の左利きを矯正するためだったのかも」と思った。</p><p>そう思うと、なんだかとても合点がいった。</p><p>&nbsp;</p><p>だけど・・・</p><p>左利きって悪いこと？</p><p>小さな子供の心に傷をつけてまで直さなきゃいけないこと？</p><p>&nbsp;</p><p>私には正直わからない。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、ただ一つだけ言えること。</p><p>&nbsp;</p><p>私だったらしない。</p><p>それだけは確か。</p>
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<pubDate>Thu, 17 Aug 2017 19:32:02 +0900</pubDate>
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<title>夏休み</title>
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<![CDATA[ <p>この時期になると、毎年思い出すこと・・・。</p><p>&nbsp;</p><p>小学校一年生の夏休み、母が盲腸になった。</p><p>今では考えられないことだが、あの頃は、手術後一週間は寝たきりだった。</p><p>田舎の小さな病院であったということもあり、付き添いが必要だと言われたのだろう。</p><p>訳の分からないうちに、いつの間にか、私が泊まり込むことになっていた。</p><p>&nbsp;</p><p>古い木造の二階建ての病院。</p><p>母は個室にいたが、ソファーや付き添い用のベッドがあるわけでもなく、</p><p>母のベッドの横に敷かれた一枚の畳が私の居場所だった。</p><p>&nbsp;</p><p>たぶん麻酔から覚めた後だったと思うが・・・</p><p>母は珍しく「これで本でも買っておいで！」と言ってお小遣いをくれた。</p><p>私は、嬉しくて、そのお金を握りしめ、病院近くの本屋さんに駆けて行き、</p><p>付録付きの雑誌を買ったのを覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>その日から一週間。</p><p>&nbsp;</p><p>昼間は、ずっと畳の上で、外に出ることもなく、買ってもらった雑誌を読んで過ごした。</p><p>&nbsp;</p><p>夜は、畳一畳の上でタオルケットにくるまって眠った。</p><p>その私の手首は母の手首と紐で繋がれていた。</p><p>あの頃はナースコールなんてなかったから・・・。</p><p>そして、夜中、用をたしたくなった母は、その紐を引っ張って私を起こし、</p><p>起こされた私は、暗くて静かな怖い怖い廊下を、看護師さんを呼びに走った。</p><p>&nbsp;</p><p>おかしな話だが、あの時のことを思い出すたびに、</p><p>当時の「私」をギュッと抱きしめてあげたくなる。</p><p>「よく頑張ったね」って言ってあげたくなる。</p><p>&nbsp;</p><p>そのくらい・・・</p><p>毎日、夜になるのが嫌で嫌でしょうがなかった。</p><p>毎日、夜が怖くて怖くてしょうがなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>私がそんな思いをしている最中、</p><p>弟妹は父にいろんなところに連れて行ってもらい、夏を満喫していたそうだ。</p><p>私が本当に楽しみにしていたのに母に言われて諦めた行事にも参加したらしい。</p><p>&nbsp;</p><p>当然と言えば当然かもしれないが、</p><p>父と母はそのことを一切私には伝えなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>だから・・・</p><p>それを知った時</p><p>「なんで私だけ？」</p><p>泣きそうになった。</p><p>&nbsp;</p><p>さすがに、母も「申し訳ない」と思ったのか、</p><p>母が一人で動けるようになり、ようやく私が自宅に戻れることになった日、</p><p>迎えに来てくれた叔母に、母が言った。</p><p>&nbsp;</p><p>「この子がずっと欲しがっている靴があるから、帰りに買ってやって！」</p><p>&nbsp;</p><p>「そういうことじゃないのに・・・。」</p><p>子どもながらにそう思ったことを覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>ちょっと切ない夏の思い出。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kappopo1115/entry-12299264610.html</link>
<pubDate>Sun, 06 Aug 2017 19:58:32 +0900</pubDate>
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<title>笑顔</title>
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<![CDATA[ <p>ずっと遠い昔、私が小学校にあがる前、</p><p>一度だけ母が映画に連れて行ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>たしか・・・東映の子供向けの映画まつりだったと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>前日からほんとにワクワクが止まらなかったのを覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>当日、映画館の入り口を入ると、くじ引きをしていた。</p><p>そこで私は、なんと、思いがけず「1等賞」を引き当てた。</p><p>商品は、「紙芝居セット」だった。</p><p>&nbsp;</p><p>ほんとにビックリしたし、ほんとに嬉しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、それ以上に嬉しかったのは・・・</p><p>その時、母も嬉しそうに笑っていたことだった。</p><p>&nbsp;</p><p>子どもの頃のちっちゃな思い出。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kappopo1115/entry-12297797917.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Aug 2017 17:36:11 +0900</pubDate>
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<title>浴衣選び</title>
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<![CDATA[ <p>昨夜、娘と、彼女が週末に出かける花火大会に着ていく浴衣選びをした。</p><p>&nbsp;</p><p>持っている浴衣を次から次に来ては写メを撮り、</p><p>二人で喧々諤々。</p><p>&nbsp;</p><p>決まる頃には、一緒に行く友達の話に・・・。</p><p>&nbsp;</p><p>「誰と行くの？」</p><p>つい尋ねてしまってから、「しまった！」と思った。</p><p>彼女は、昔からそういうことを詮索されるのがほんとに嫌いだったから。</p><p>&nbsp;</p><p>でも・・・</p><p>娘の反応は今までと違った。</p><p>「誰と行くと思う？」</p><p>&nbsp;</p><p>ちょっと意外な問いかけだった。</p><p>&nbsp;</p><p>「AちゃんとT君とI君！」</p><p>迷わず答えた私に、娘は驚いた様子で、</p><p>「なんでわかったの？すごい！」</p><p>&nbsp;</p><p>そう思った理由を説明すると・・・</p><p>娘はニコニコしながら、</p><p>「へぇ～よくわかってるね。」</p><p>&nbsp;</p><p>なぜかとっても嬉しくなった。</p><p>&nbsp;</p><p>「私もお母さんとこんな会話したかったなぁ」</p><p>ふっと思った。</p><p>&nbsp;</p><p>でも・・・</p><p>そんな思いなんてどこかに飛んで行ってしまうほど</p><p>思いがけず楽しい夜になりました。（＾＾）</p>
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<link>https://ameblo.jp/kappopo1115/entry-12295728831.html</link>
<pubDate>Tue, 25 Jul 2017 13:22:10 +0900</pubDate>
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<title>料理</title>
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<![CDATA[ <p>恥ずかしい話だが、</p><p>大学に進学し、一人暮らしを始めるまで、</p><p>私は料理ができなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>いや、たった一つ、「ハムエッグ」と「キャベツの千切り（太切り？笑）」だけはできた。</p><p>小学生低学年の頃、母が仕事でいない時、</p><p>弟妹に食べさせるために苦肉の策で覚えた料理ともいえない料理。</p><p>&nbsp;</p><p>祖父母や父の兄妹も同居していたが、</p><p>彼らは、母におんぶに抱っこ、私たちには何もしてくれなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>というか、母が私たち兄弟を彼らから「隔離」していたから、</p><p>手出しできなかったのかもしれない。</p><p>&nbsp;</p><p>だから・・・母がいない時は、いつも、私の作るハムエッグか、</p><p>母が置いていったお金で買った近所の駄菓子屋で作ってもらった焼きそばを食べていた。</p><p>&nbsp;</p><p>料理に興味がなかったわけではない。</p><p>&nbsp;</p><p>どちらかというと興味深々だった。</p><p>母が料理をする時、よく傍に立ち、のぞき込もうとしていた。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、その度に母に言われた言葉は・・・「邪魔！」。</p><p>&nbsp;</p><p>大人数の料理を作らなくてはいけなかったため</p><p>私にかまっている暇はなかったのだろう。</p><p>お米をとぐこと以外、料理の手伝いをすることは一切許されなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな中での上京。</p><p>最初の日、自分がお味噌汁の作り方も知らないことに、改めて驚いた。</p><p>で・・・実家に電話。</p><p>&nbsp;</p><p>その日、私は初めて電話で母に料理を教わった。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな私の料理を、今、家族は「美味しい！」と言って食べてくれている。</p><p>特別なものは何も作れないけど、</p><p>それでも美味しそうに食べてくれる姿を見ると</p><p>本当に嬉しくなり、感謝の気持ちで一杯になる。</p><p>&nbsp;</p><p>そういえば・・・</p><p>亡き父は、帰省した際に必ず私が作っていたお味噌汁が大好きだった。</p><p>娘は、お味噌汁が「母の味」だという。</p><p>&nbsp;</p><p>皮肉なものですね。笑</p>
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<link>https://ameblo.jp/kappopo1115/entry-12294092191.html</link>
<pubDate>Wed, 19 Jul 2017 19:44:51 +0900</pubDate>
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<title>切ない記憶</title>
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<![CDATA[ <p>結婚して一年がたった頃、</p><p>私の体に「卵巣嚢腫」が見つかった。</p><p>&nbsp;</p><p>子どもを授かる前だったので、</p><p>卵巣を取るということに強い不安と抵抗があり、</p><p>二ヶ所の病院を訪れ、診断を受けた。</p><p>&nbsp;</p><p>でも・・・結局手術をすることに。</p><p>&nbsp;</p><p>入院中、夫は忙しい中、毎日病室に顔を見せてくれ、</p><p>落ち込んでいる私を励まし続けてくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>「大丈夫だから！」</p><p>&nbsp;</p><p>手術が終わり、二週間が経ち、退院の日を迎えた。</p><p>夫はどうしても仕事を抜けられなかったため、</p><p>母に上京しての迎えを頼んでくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>医師からは・・・</p><p>「手術後は、元気に見えても体力が落ちています。</p><p>だから、絶対に無理はしないように。」</p><p>と言われていた。</p><p>&nbsp;</p><p>だけど・・・</p><p>ベッドに座り迎えを待っていた私に、</p><p>妹と一緒に現れた母が最初に言った言葉は・・・</p><p>&nbsp;</p><p>「支払いしてきなさい！」だった。</p><p>&nbsp;</p><p>「大丈夫？」</p><p>期待してはいなかったが、やっぱりそんな言葉は聞けなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、荷物も持ってもらえないまま、</p><p>バスと電車を乗り継いで、一時間かけて自宅に着いた時、</p><p>母がなによりも先に言った言葉は・・・</p><p>&nbsp;</p><p>「お腹が空いた。鰻が食べたい！」だった。</p><p>&nbsp;</p><p>横になりたいのになれないまま、鰻を注文し、彼らにだけ食事をさせた。</p><p>食事を済ませた二人は、とうとう、私を気遣う言葉ひとつ言わず、</p><p>その日宿泊する予定だった都内に住む弟の下宿へと向かった。</p><p>&nbsp;</p><p>その後、疲れ切った私は、入院中の荷物をほどく気力もないまま、</p><p>そのままベッドに横になり、夫が帰ってくるまで眠り続けていたのを覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>「何しに来たの？」</p><p>話を聞いた夫が不思議そうに言った。</p><p>&nbsp;</p><p>私は「わからない」と答えたけど・・・</p><p>&nbsp;</p><p>本当はわかっていた。</p><p>母はきっと「私の迎え」を口実に、弟に会いに来たのだと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>母はそういう人でしたから。</p><p>&nbsp;</p><p>疲れた体に切ない思いだけが残った・・・</p><p>そんな記憶。</p>
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<pubDate>Tue, 18 Jul 2017 21:35:27 +0900</pubDate>
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<title>美容整形</title>
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<![CDATA[ <p>東京の大学に進学が決まったある日、母が突然私を連れ出した。</p><p>&nbsp;</p><p>「どこに行くの？」</p><p>聞いても母は答えてくれなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>で・・・着いたところは、美容整形外科。</p><p>&nbsp;</p><p>「？？？」</p><p>意味が分からなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>受付で、母が、「娘の鼻を高くしていただきたいのですが・・・。」と言うのをきいて</p><p>愕然とした。</p><p>&nbsp;</p><p>頭が真っ白になったのを覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>口がきけなくなっている私に、母は、言った。</p><p>「誰もあなたのことを知らない環境に入る今が良い機会だから。」</p><p>&nbsp;</p><p>そういえば・・・</p><p>小さい時から、伯父の家に遊びに行くと、</p><p>伯父は必ず、「鼻低いから」と言って私の鼻を洗濯ばさみではさんだ。</p><p>母はそれを黙って見ていた。</p><p>&nbsp;</p><p>私は、ずっとからかわれているんだと思っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>でも・・・違った。</p><p>「私のこと、ほんとにブサイクだと思っていたんだ・・・」</p><p>&nbsp;</p><p>その時のショックは、今でも言葉で表せない。</p><p>&nbsp;</p><p>一度、娘が、「二重にする整形を受けたい」と言い出した時、</p><p>ほんとに悲しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>「お母さんはKのその顔が大好きなんだよ。」</p><p>その思いをいっぱい伝えた。</p><p>&nbsp;</p><p>娘は嬉しそうに笑って、「ならやめておくね」と言ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>母親ってそんなものですよね？</p><p>&nbsp;</p><p>なのに・・・。</p><p>&nbsp;</p><p>あの時、私にとって唯一の救いだったのは、対応してくれたカウンセラーさんだった。</p><p>&nbsp;</p><p>私の整形を強く主張する母に対して、きっぱりと言ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>「その必要はないと思います。」</p><p>&nbsp;</p><p>それでも整形することを母が求めると、今度は私の方を向いて、</p><p>&nbsp;</p><p>「これからいっぱいスポーツもするよね？たとえば、鼻にボールが当たって曲がっちゃったら嫌だよね？」</p><p>&nbsp;</p><p>と話しかけてくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>母の前で何も言えずに黙って座っていた私は、初めて、「はい」と答えた。</p><p>&nbsp;</p><p>その言葉が決め手となったかどうかは分からないが、</p><p>母はようやく諦めた。</p><p>&nbsp;</p><p>母は私をなんだと思っていたのだろう。</p><p>兄弟の中で一番父に似ている私の顔が嫌いだったのだろうか？</p><p>&nbsp;</p><p>今でもわからない。</p>
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<pubDate>Mon, 17 Jul 2017 12:23:59 +0900</pubDate>
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<title>小さなヒロイン</title>
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<![CDATA[ <p>娘はほんとに怖がりだ。</p><p>&nbsp;</p><p>中学生の頃まで一人でお風呂に入るのが怖くて</p><p>必ず私や夫に「前で待ってて！」と頼んでいたくらい。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、もっと苦手なのが虫や鳥。</p><p>一緒に住んでいた時は、玄関の前に小さな虫がいるだけで、</p><p>「お母さん、助けて！」と電話をかけてきた。</p><p>今、よく一人暮らしができているものだとつくづく思うくらい。（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>そういう私も、鳥が大の苦手。</p><p>&nbsp;</p><p>そういえば昔・・・</p><p>娘が3歳くらいの頃、</p><p>家族3人で行った横浜で、公園のベンチに座っていた時、</p><p>2、3羽の鳩が私の足元に近づいてきた。</p><p>追いやることもできずに足をあげて怖がっていると・・・</p><p>&nbsp;</p><p>突然、娘が、鳩に向かって走り出した。</p><p>&nbsp;</p><p>ほんとに驚いた。</p><p>&nbsp;</p><p>私以上に、怖いはずなのに、小さな体で必死になって追っ払ってくれた。</p><p>そして、私の方を向いて「もう大丈夫だよ」って言ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>ほんとにほんとに嬉しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>その日、彼女は私のヒロインでした！</p>
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<pubDate>Thu, 13 Jul 2017 08:50:41 +0900</pubDate>
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<title>修学旅行</title>
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<![CDATA[ <p>高校の修学旅行の前日、母と喧嘩した。</p><p>&nbsp;</p><p>原因は思い出せないくらい些細な事だったと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>いつものこと・・・そう思いながら荷物の準備をした。</p><p>&nbsp;</p><p>まだ貰っていなかったお小遣いのことと</p><p>早朝の出発のため駅までの足のことが気になってはいたが</p><p>「朝になれば大丈夫・・・」と眠りについた。</p><p>&nbsp;</p><p>朝5時半に家を出ることを、母は当然知っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>でも・・・母は起きてこなかった。</p><p>いや、きっと起きてはいたのだと思う。</p><p>ただ、私の前に姿を現すことはなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>「どうしよう・・・」</p><p>途方にくれている私の前に眠そうな顔をした父が現れた。</p><p>そして、「お小遣いいくらいるんだ？」と聞いてくれた。</p><p>私の言った金額をそっと手渡し、駅まで車で送ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>「気をつけてな。」</p><p>&nbsp;</p><p>泣きそうになったことを覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>その父ももういない・・・。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kappopo1115/entry-12292037297.html</link>
<pubDate>Wed, 12 Jul 2017 20:02:49 +0900</pubDate>
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