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<title>karasutonnbiのブログ</title>
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<title>倫理欠乏性貧血</title>
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<![CDATA[ <p></p><p class="p1"><span class="s1">いつか見た夢の話です。</span></p><p class="p2"><span class="s1"></span><br></p><p class="p1"><span class="s1">画面の中で、一人の男がパンを置きました。</span></p><p class="p1"><span class="s1">白い皿の上に載った、何の変哲もない一枚の食パンです。</span></p><p class="p1"><span class="s1"><br></span></p><p class="p1"><span class="s1">次に、彼は瓶の蓋を開けました。</span></p><p class="p1"><span class="s1">中身は赤く、わずかに粘り気があるように見えました。男はそれをスプーンですくい上げ、パンに塗っていきます。端から端まで、丁寧に塗り残しがないよう伸ばしていました。</span></p><p class="p2"><span class="s1"></span><br></p><p class="p1"><span class="s1">それが「血」であると気づくまでに、少し時間がかかりました。赤くドロリとしたその液体は、遠目にはイチゴジャムのように見えたからです。</span></p><p class="p2"><span class="s1"></span><br></p><p class="p1"><span class="s1">番組のナレーションが、彼は被害者の血を集めているのだと解説しました。人を〇して、余ったものをパンに塗って食べるのだそうです。ですが、私はむしろ彼はジャムを作るためにヒトを〇めているのではないかと思いました。</span></p><p class="p2"><span class="s1"></span><br></p><p class="p1"><span class="s1">男は、表面が真っ赤に染まったパンを口に運びました。</span></p><p class="p1"><span class="s1">彼の表情に変化はありません。錆びた鉄のような味でしょうか？まあ、あれだけ塗りたくっていれば、当分の間、彼は貧血に困ることはなさそうです。</span></p><p class="p2"><span class="s1"></span><br></p><p class="p1"><span class="s1">そこで目が覚めました。</span></p><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/karasutonnbi/entry-12963033795.html</link>
<pubDate>Wed, 15 Apr 2026 00:22:28 +0900</pubDate>
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<title>ホルモン ヴァカンス</title>
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<![CDATA[ <p></p><p><span>これまた１月に見た夢です。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>その日は、ありふれた土曜日でした。</span></p><p><span>近所の大型ショッピングモールで買い物を済ませた私は、特に目的もなく広い店内を散策していました。休日ということもあり、館内は大勢の買い物客で賑わっていました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>そんな中、見慣れない連絡通路を見つけました。</span></p><p><span>好奇心からこの先が何処へ繋がっているのか確かめたくなり、そのまま通路を進むことにしました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>通路を抜けた瞬間、空気ががらりと変わりました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>そこは、見知らぬ別の棟でした。</span></p><p><span>真っ昼間なのに照明は落とされ、店はすべて閉まっています。お客や店員はひとりも見当たらず、まるで開店前のような、それでいてひどく陰気な雰囲気が漂っていました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>BGMは流れていましたが、妙に短調な旋律でした。</span></p><p><span>そこへ店内放送が割り込みます。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>「あ〜かい夢を見ましょ♪</span></p><p><span>見ましょ♪　見ましょ♪</span></p><p><span>あ〜かい夢を見ましょ♪</span></p><p><span>……ザザ……寝具は、マクラ♪」</span></p><p><span></span><br></p><p><span>マクラ寝具という寝具店の宣伝のようでした。</span></p><p><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">「ロンドン橋落ちた」のリズムに乗せて高い声の女が歌い、歌にはところどころノイズが混じっていました。</span><span></span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">私は平成生まれですが、その声には知らないはずの昭和の気配を感じました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>さらに進むと、奥にゲームセンターがありました。</span></p><p><span>クレーンゲームなどは起動しているようで、場違いなほど陽気な音楽が暗い館内に響いていました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>その先で、木製の扉を見つけました。</span></p><p><span>「従業員専用」と書かれていましたが、先に何があるのか気になります。もしも店員に見つかったらそれから謝ればいいや、と思い中へ入りました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>中は細い通路でした。</span></p><p><span>同じような扉が、いくつも並んでいます。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>通路の先には、救護室のような場所がありました。</span></p><p><span>病院のような蛍光灯の強く白い光が目の前に容赦なく広がり、先ほどまで薄暗い館内にいたためか、明暗の落差で目がチカチカしました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>壁には、「ホルモン提供へのご協力お願い」と書かれたポスターが貼られていました。「ホルモン」とは何を指すのでしょうか？</span></p><p><span>カーテンの仕切り越しに何人かの気配も感じられました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>引き返そうとしたそのとき、カーテンの隙間から従業員らしき男が現れ、目が合いました。</span></p><p><span>軽く頭を下げて「</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">すみませ――」</span><span>と言いかけた途端、妙な違和感に気付きました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>男は救護室の人間らしい格好をしていなかったのです。</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">食品売り場で見るような、青いエプロンを着用していました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>男は無感情に言いました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>「ホルモンの提供に、ご協力お願いできますか」</span></p><p><span></span><br></p><p><span>先ほど見たポスターの内容が頭をよぎります。</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">確かに、ホルモンという文字が書いてあったはずです。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>「すみません、できません」</span></p><p><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">私はそう言って、男の返事を待たずに来た道を引き返しました。</span><span></span></p><p><span></span><br></p><p><span>通路の途中に、トイレらしい扉がありました。</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">入口には男女のピクトグラムが描かれています。</span></p><p><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">しかし、一点だけ奇妙なところがありました。</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">離れて立っているはずのふたりのピクトグラムが、紐のようなもので結ばれていたのです。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>背後の気配で、私が追われていることが分かりました。しかし、</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">怖さと同時に少しだけ楽しさもありました。</span></p><p><span></span><br></p><p><span>そこで、目が覚めました。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/karasutonnbi/entry-12962931241.html</link>
<pubDate>Tue, 14 Apr 2026 00:11:21 +0900</pubDate>
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<title>半身半疑</title>
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<![CDATA[ <p>１月に見た夢です。</p><p><br></p><p></p><p></p><p><span>それは何処かからの帰り道でした。</span></p><p><span>公園沿いの道を歩いていると、街灯の光が突如として途切れました。その先からは唐突に深い森が始まっていて、道は二手に分かれています。森の奥はあまりにも暗く、行く先を視認することはできませんでした。</span></p><p><span><br></span></p><p></p><p><span>隣には、自分より少し年上に見える女がずっと寄り添っていました。友達、あるいは先輩だったのだ</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">と思います。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>分かれ道の手前に差し掛かったとき、彼女はふっと思い出したように口を開きました。</span></p><p><span>「そうだ。ちょっと前に、ここでバラバラ〇人の遺体が見つかったの、知ってる？」</span></p><p><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;"><br></span></p><p><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">その事件なら知っていました。</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">近所で起きた猟奇的な事件として、当時地元はその話題で持ちきりでした。</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">ちなみに犯人はまだ捕まっていないとのこと。</span></p><p></p><p></p><p><span><br></span></p><p><span>私がうなずくと、彼女は続けました。</span></p><p><span>「左手、左足、左耳。バラバラになった身体の左半分は、こっちの左の道で見つかったんだって。でも、右半分はどれも見つかってないんだよ」</span></p><p><span><br></span></p><p><span></span></p><p></p><p><span>それは初耳でした。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>「だからさ。もしこの先、右の道を選ぶとするじゃん？ 私たち、消えちゃったりして。そんで、永遠に見つからないの」</span></p><p><span><br></span></p><p></p><p><span>左半分が左の道で見つかったからといって、右半分が右の道にあるとは限りません。ましてやこれほど近くの道なら、警察がとっくに捜査を終えているはずです。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>しかし、彼女の語る論理の破綻した仮説はひどく魅力的で、私はその不条理を否定する気にはなれませんでした。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><p>そこで目が覚めました。</p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><br><p></p><p></p><br><p></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><br><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/karasutonnbi/entry-12962204350.html</link>
<pubDate>Mon, 06 Apr 2026 23:55:57 +0900</pubDate>
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<title>指とティータイム</title>
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<![CDATA[ <p>いつか見た夢の話です。</p><p><br></p><p></p><p></p><p><span>その日、私はリビングでつけっぱなしのテレビをぼんやりと眺めていました。</span></p><p><span>特別に見たい番組があったわけでもなく、ただそれとなく流し見ていただけでした。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><p></p><p></p><p><span>画面では未解決事件の特集が流れていました。数年前、遠くの県でとある青年が行方不明になったそうです。事件のあらましを追う再現VTR、合間に挟まれる両親の短いインタビュー、警察のコメント。よくある事件特番の構成だ、</span><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">と他人事のように思っていました。</span></p><p><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;"><br></span></p><p><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;"></span></p><p></p><p><span>青年が居なくなってから数か月後、両親のもとに差出人不明の荷物が届いたそうです。</span></p><p><span>箱は小さく、やけに丁寧に梱包されていました。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><p></p><p></p><p><span>荷物の中身はティーセットでした。</span></p><p><span>白地に、鮮やかな青と金の装飾。いかにも高級そうな美しい外見をしていました。けれど、数客あるカップの中にはそれぞれ、切り取られた誰かの指が一本ずつ入っており、その底には赤黒い小さな血溜まりができていました。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><p></p><p></p><p><span>ナレーションは淡々と説明を続けました。</span></p><p><span>「それが行方不明になった青年のものである可能性が高い」と。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><p></p><p></p><p><span>再現VTRは続きます。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>暗く静かで、どこか無機質な印象を与える部屋が映りました。部屋の中央には細長い会議机のようなものがあり、上にはおそらく既に息絶えているのであろう青年が横たえられていました。</span></p><p><span>犯人役の男が現れ、おもむろに遺体の前に立ち、何やら作業を始めます。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><p></p><p></p><p><span>男の手元がアップになりました。</span></p><p><span>彼は遺体の手指の付け根に、糸ようじのような何かを押し当て、前後にギコギコと動かしていました。その糸なのか刃なのかわからない部分が当たるたび、指にじわりと赤い線が浮き出てきます。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><p></p><p></p><p><span>やけにリアルで生々しい演出に、気づけば私は画面から目を離せなくなっていました。それと同時に、あまりにも悪趣味でグロテスクな演出だったため、「これは視聴者からのクレームは待ったなしだろうな」とか、「なぜここまで忠実に再現したんだろう？」という疑問が、頭の片隅で冷静に浮かんでいました。</span></p><br class="Apple-interchange-newline"><p></p><p></p><p></p><p><span>犯人はいまだ捕まっていないそうです。</span></p><p></p><p></p><p></p><p></p><p></p><br><p></p><p></p><p></p><p></p><p></p><p></p><p><span style="font-size: 16px; -webkit-text-size-adjust: 100%;">そこで目が覚めました。</span></p><p></p><p></p><p class="p2"><span class="s1"></span></p><p></p><br><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/karasutonnbi/entry-12962102642.html</link>
<pubDate>Mon, 06 Apr 2026 01:23:53 +0900</pubDate>
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