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<title>katsaのブログ</title>
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<description>一人のクラシック愛好家です。気の向くままに・・・・</description>
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<title>7月3日　ハクジュホール　仲道郁代のベートーヴェン</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">仲道郁代　ベートーヴェンへの道　</span></p><p><span style="font-weight:bold;">ベートーヴェン　鍵盤の宇宙　第3回「ベートーヴェンとクリムト」</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">前半は24番のソナタ、仲道さんと浦久さんのトーク。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">後半が仲道さんのお話と共に13番と28番のソナタ。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">前半のトーク部分はベートーヴェンとクリムト。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">特にクリムトの作品「ベートーヴェン　フリーズ」を中心に。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">トークは好みだが、「仲道さんのベートーヴェン」「ベートーヴェンのソナタ」を深めるというより、周辺の情報、といった色が強く、時間がもったいない。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">折角この音の良い小さなホールで演奏を聴けるのだから、演奏中心でも、なんて思う。贅沢だが、印刷物、例えばプログラムに入れてもらっても十分では、と感じた。</span></p><p><b>代わりにもう一曲なんてわがままか？</b></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">演奏に関していうと、やっぱり生の演奏会、最高。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">サントリーとは一味異なる28番の味わい。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">そして13番のソナタに関するレクチャー、</span></p><p><span style="font-weight:bold;">「1楽章の最初のテーマが後でもう一度出てくる。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">でもそれはその間に様々なモチーフ、テーマを経験した後のもの。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">決して同じではありえない。」</span></p><p><span style="font-weight:bold;">深い言葉である。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">音楽だけじゃない。あらゆることに当てはまるのだろう。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">年寄くさい話だが、経験や体験を重ねるとものの見方、感じ方は全て同じではない。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">深まったこともあれば、澱のように鈍感化されてしまっている部分もあるだろう。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">自分の体験でいうと、学生時代に食ったラーメンの味。同じものを食べても今はもうノスタルジックな思いなしには食べられない。・・・・次元の低いお話でした。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">閑話休題</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">今日の楽器はスタインウェイ。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">大きく予測を裏切る音。いい意味で。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">これまでスタインウェイに抱いていたイメージが大きく変わった。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">CFXを経験した「仲道さんのピアノの音」はこれ、と感じた。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">演奏会前に試し弾きされた結果かもしれない。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">28番の終楽章の盛り上がり、演奏会ならでは。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">アンコールはなし。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">語りきったということか。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">ひょっとして時間の都合、だったり、して。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">次回は来年1月22日「ベートーヴェンと北斎」</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12684343592.html</link>
<pubDate>Sat, 03 Jul 2021 22:13:05 +0900</pubDate>
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<title>6月26日仲道郁代ピアノリサイタル京都コンサートホール　アンサンブルホールムラタ</title>
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<![CDATA[ <p>「<span style="font-weight:bold;">いつもあなたとショパン」と題された、ショパンのみのプログラム。<br>　　ノクターン13、14番<br>　　幻想曲<br>　　英雄ポロネーズ<br>　　マズルカ<br>　　ワルツ6，7番<br>　　バラード３、4番<br>　　アンコールに遺作のマズルカ。<br>ショパンの人生の晩年に向けての主要な作品、とのこと。<br><br>今日の楽器はホールピアノのYAMAHA　CFⅢ。<br>今日は何故YAMAHA？<br>このブログの記録では、2年前はスタインウェイだった。<br>さらに私の印象は「スタインウェイは少し強すぎるイメージ」とある。<br>そんな意味では興味深い。<br><br>ノクターンの開始から、一音一音、噛み締めるような演奏。<br>仲道さんの演奏としては、おとなしめ、な感じ。<br>音色の煌めきや響きを聴く、というよりじっくり味わうような音楽。<br>今の不安な毎日を反映した演奏、仲道さんの「今」の演奏であろうか。<br>途中、ピアノについて、<br>「このコロナ下の影響で、しばらく使われていなかった楽器を、起こしながら、対話しながら、弾いている」<br>というお話もあったので、その影響もあるのかもしれない。<br>こういう微妙な違いを聴けるのも演奏会の一つの醍醐味。<br><br>最後のバラード二曲は堂々たる演奏。<br>また、ショパンについて、作曲技法の充実とショパンの人生の充実は必ずしも一致していない、といったお話も。<br>だれしもそういった側面があることを改めて思う。<br>演奏家でもアスリートでも、年々技術的には進歩していくのに反して体力が低下するのは避けられない。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">それに個々人のその時の生活・精神の円熟、そして今のような社会情勢も反映される。<br>ショパンの時代であれば、祖国に帰りたくても帰れない、という外的要因も。<br>20世紀半ばであれば、政治的に様々な迫害を受ける演奏家も多数。<br>我々サラリーマンだって、似たようなことがないわけではない。判断力や経験を通した知識は蓄積できるが反面、記憶力や体力、特に集中力を継続させる体力のようなものは失われていく。<br>話が逸れた。閑話休題。<br><br>ショパンの幻想曲、この曲を「幻想曲」として聴いて来なかった自分に最近気づく。<br>曲名を「符号」としてしか見ていなかった、ということ。<br>そういう意味では色々、考えが深まる反面、？？を感じる曲名、特に日本語名のタイトルはいくつもある。<br>例えば、ショパンで言えば「子守歌」。<br>意味合いは違うかもしれないが、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」もそうかもしれない。<br>シューマンのクライスレリアーナ、もある意味そんな側面がある。<br><br>最後に、エルガーは弾けない、というお話と今回終わるショパンに代わって来年からベートーヴェンのシリーズを始めるとの告知。そしてその来年の演奏会ではエルガーを弾きたいという、力強い仲道さんの言葉に、様々なこと、ようやく見えてきた明るい兆しを根底にした仲道さんの希望や決意のようなものなどを感じる。<br>また楽しみと共に、京都までの算段を考えねば・・</span>・・・。</p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12683215220.html</link>
<pubDate>Mon, 28 Jun 2021 07:06:21 +0900</pubDate>
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<title>最近聴いたピアニスト（ヴラド・ペルルミュテール）</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">1904年生まれ。生誕場所はポーランドとロシアの境界部分で、ユダヤ系のようだ。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">10歳ころパリに移っているのでフランス系のピアニストと言っていいかもしれない。<br>ある意味ショパンの境遇と重なりそうだが、かなり状況は異なるかもしれない。<br>彼は3歳で左目の視力を失っており、かなり苦労したように感じる。<br>ピアニストとしては20歳そこそこで、コルトーやラヴェルという大巨人に直接師事したというのは、恵まれていたというべきなのだろうか。<br><br>最初に購入したのは少し古い録音で1950年代のもの、10枚組。<br>ラヴェル作品とモーツァルトのソナタ全曲が中心だが、ショパンやシューマンなども含まれる。<br>ラヴェルの作品が何といっても凄い。<br>古い録音であり、音の美しさは窺えるものの美音を楽しむというレベルではない。<br>しかし、ものすごく魅力的な「音楽」。<br>音だけではなく、その音楽そのものが、派手な技巧や美しさを誇るのではなく、ゆったり朴訥に、時にはゴツゴツと、「音楽」が紡がれていく。<br>こういう風に表現すると指揮者のミュンシュも共通項があるように思う。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">決して流麗・綺麗ということだけではない音楽。<br>ショパンもいい。舟歌なども最高。<br>それにモーツァルトやシューマンも。<br>「亡き王女のためのパヴァーヌ」、この曲をこんなにいいと思ったのは初めて。<br><br>次に入手したのは次のＣＤ。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">　1973年録音のラヴェル。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">　1972年のイイノホールでのラヴェル、ドビュッシー、フォーレ。<br>新しい録音だけに、どれもその美音も十分に堪能できる。<br>美しいといってもただそれだけではない奥深さ。<br>単にきれいというだけならラヴェルをもっときれいに表現するピアニストはいるだろう。<br>モーツァルトを流麗に、劇的に弾く人もいる。<br>それだけじゃないペルルミュテールの世界。</span><br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12679009709.html</link>
<pubDate>Sun, 06 Jun 2021 17:59:17 +0900</pubDate>
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<title>川口成彦ピアノリサイタル　2021年6月1日　青葉台フィリアホール</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">平日の昼間1時間の短い演奏会。<br>開演前、CD販売のコーナーに違和感のある1枚を発見。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">何の表示もないLPがポツンと置かれている。<br>思わず、ショップの方にお聞きすると<br>「これは 川口さんご本人が1枚だけお持ちになったもので、限定版のLP。CDは輸入盤で販売されている」とのこと。<br>Bartokの二台ピアノとパーカッションのソナタという表示のみ。<br>限定という言葉に、かなり心が揺らいだが、ぐっと堪え、購入を断念。<br>あれ、売れたかな？</span><br>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">今日のプログラムは全てスペイン音楽。<br>それでも客席はほぼいっぱい。凄い。<br>舞台で今日のプログラムについて、「ホールから好きなことをどうぞ、と言われたので大好きなスペイン音楽のプログラムを組みました。」と。<br><br>トゥリーナ、アングレス、ソストア、グラナドス。ファリャ、サラサーテ、アルベニスの曲。<br>今日の楽器は1890年製のフォルテピアノ、エラール<br>以前、池袋の明日館で聞いた楽器とは同じフォルテピアノでも全く印象が異なる。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">その時の楽器は、1820年のJohann Georg Gröber 。</span><br><span style="font-weight:bold;">もちろん楽器の違いだけでなく、ホールや曲目の違いもあるのだろうけれども。<br>ティゴイネルワイゼン、面白かった。こういう編曲ってどうかと思うことが多いのだが、ある意味フォルテピアノの特質をとても活かした演奏だと感心した。</span></p><p><br><span style="font-weight:bold;">演奏会を聴き終えて、フォルテピアノとピアノの違いって？？？という根源的な疑問。<br>専門的には「これ」というのがあるのかもしれない。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">勿論、このエラールはフォルテピアノ、だろう。でも同じフォルテピアノでも19世紀初めころのものとは、全く異なる。当然ピアノとも異なる。<br>フォルテピアノとピアノの違いは何か？<br>「音」というのは非常に簡単だが、あまりにもあいまい？<br>古い時期の楽器はともかく、19世紀後半以降であれば、時代、は相応しくない。<br>構造、というのが一番有力そうだが、それでも「この点」という見極め点ではなく、総合的に見て、という事になりそうな気がする。</span><br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12678478600.html</link>
<pubDate>Thu, 03 Jun 2021 22:59:02 +0900</pubDate>
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<title>仲道郁代ピアノリサイタル　2021年5月30日　サントリーホール</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">Road　to　2027として始まった10年計画のリサイタルもcovid-19による昨年の延期により、2028年までかかる。<br>今年も緊急事態宣言下の緊迫した情勢の中、何とか開催されることになった。<br>そんな状況下、今回は演奏前に仲道さんが舞台で昨今の状況下に思う事、今回のプログラムについてお話しいただく。<br>その後、モーツァルト、シューマン、ベートーヴェン、シューベルトと、「幻想」にまつわる演奏。<br>この演奏会自体、既に昨今の世間情勢を無視してはあり得ない。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">この演奏会の幻想曲、幻想という言葉の意味、そう言った想念とこの情勢の中で生きる生身の演奏家のライブの演奏を切り離して考えることはできない。<br>そう言ったことを感じざるを得ない演奏。<br>そうはいっても、単に深刻に重々しいのではなく、どちらかと言えば、ゆったりとある意味淡々としたモーツァルト。<br>どの曲を聴いていても、この時間がこのまま永続するのではないかと思われるような時間が流れる。しかしそれはあり得ない事で確実に終焉を迎える。<br>あっという間の2時間だった。<br><br>アンコールは、最近発売されたばかりのドビュッシーアルバムにも納められている亜麻色の髪の乙女。ちょっと意外な気もしたが、意外とすっきりとまとまった。<br>鳴りやまぬ拍手に最後は足早に舞台へ登場される仲道さん。<br>この重いプログラムを終えた後とは思えないお元気そうな笑顔と体力に感服。<br>最後は足取りも軽く客席に小さく手を振って舞台袖に。<br>演奏会が開催された喜びを仲道さんと客席で共有出来たことを痛感する瞬間だった。</span></p>
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<pubDate>Thu, 03 Jun 2021 22:45:05 +0900</pubDate>
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<title>不思議な一日</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">随分以前にNHKの番組を、ぼおっと見ていて驚いたことがある。<br>後で調べると、京都音めぐりという番組の『古都に息づく暮らしと祈り』と題された1回。<br>京都の何気ない普段の四季折々の風景を映し出していく。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">春、入学式のシーンの校歌。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">何と母校ではないか？<br>映像では気が付かなかったが、やはり校歌の記憶は鮮明。<br>あっという間にそのシーンは終わり確認するすべもなく、今に至っていた。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">昨日偶然テレビ欄でこの番組を発見。今度はしっかり録画予約。<br>間違いなく母校、京都市立新洞（しんとう）小学校である。<br>1869年創立の歴史ある学校。<br>入学したころは、まだ木造校舎が中心で床は油引きした木の床。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">冬になると石炭のだるまストーブだった。（確か1年生の頃だけだったように記憶。）<br>21世紀になり、もともと学区が小さく児童数も少なかった学校は市内の子ども減少に伴い廃校になってしまった。<br>そんな学校の姿をテレビ画面で見ることができて感慨も一入である。<br><br>そしてこれを書きながら、つけっぱなしにしたテレビ番組。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">「コズミックフロント」というNHKの番組。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">今日は国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡の特集。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">今しがた、登場した観測所長　吉田道利氏。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">何と、彼は高校の同級生である。<br>卒業後、音信不通であるが、実は大学も同じである。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">年を取っているのはお互い様だが。<br>なんとも懐かしい。</span></p><p><br><span style="font-weight:bold;">こんなことが二つも重なるとは、不思議で、なんともシュールな一日。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12678296813.html</link>
<pubDate>Thu, 03 Jun 2021 00:33:39 +0900</pubDate>
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<title>最近聴いたピアニスト（イーブ・ナット）</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">ナットのベートーヴェン・ソナタを聴きたくて購入した15枚組。<br>ベートーヴェンの他に何があるのか、良く見ないで買ってしまった。<br>こういうのは通信販売（ネット）だから、こそ、かも。<br>で、曲は<br>ブラームス、ショパンのソナタ二曲、そしてストラビンスキーやフランクなども。<br>そして最後の1枚はナットの自作（あまりに怖くてまだ聴いていない）。<br>1番の儲けもの？はシューマンが4枚も入っている。<br>協奏曲もあるし、子供の情景は二度録音しているが、それにしてもかなりのボリューム。<br>残念なのはソナタが入っていない事だが、あまりにも欲張り過ぎというもの。<br><br>イブ・ナットは1890年-1956年だが、40代半ばで一旦演奏活動を中断しているようだ。<br>晩年の1950年台に演奏活動を再開し、ここでベートーヴェンを録音している。<br>基本的には生まれも育ちもフランスのピアニストと言ってよさそう。<br>サンサーンスやフォーレ、ドビュッシーを「弾いた」のではなく、彼らと直接の交流があったという。<br><br>音楽は、私が思う様なこの時代のフランス的では全くない。<br>このCD集にしてもフランス、と言えるのはフランクの一曲。<br>それにショパンとリストが少し。<br>かっちりとした所はドイツ、あるいはブリティッシュピアニズムを想起する。<br>派手さ、けれんみはないかもしれないが、何とも言えない落ちつく演奏。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">熱演タイプで、唸りに近い息遣いが時折聴こえる。<br>ナットが作曲家・音楽と向き合っている空間を共有させて貰っている、というような感覚を持つ。<br>超絶技巧的でもなく、並外れた音色を持つわけでもない気がするが、じわじわ味わう音楽。<br><br>ウクライナ生まれでフランス風ショパンを弾くブライロフスキー、フランス生まれながらドイツ音楽を弾くナット、そしてドイツ音楽という言葉では言い尽くせないケンプのピアノ。<br>しかもブライロフスキーもナットも、あたりまえだが自国の郷土色の様なものを底辺に感じさせる。<br>生まれ育ちというのは大きな影響はあり、そこから抜け出せるものではなく、また抜けだすものでもなく、そう言ったものを包含して一人の芸術家の個性が形作られる、という何とも当たり前の結論なのだろう。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12673272673.html</link>
<pubDate>Sat, 08 May 2021 17:04:12 +0900</pubDate>
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<title>最近聴いたピアニスト（アレクサンダー・ブライロフスキー）</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">1896年キエフ生まれ。1976年没。<br>ほぼケンプと同じである。<br>同じキエフ生まれ、1903年-1989年のホロヴィッツと重なる。<br>1967年が最後の演奏会の様だから、割と早めにピアニスト人生を終えたことになる。<br><br>彼がRCAに録音したショパンアルバム8枚組。<br>8枚あるが、曲目はかなり偏っている感あり。<br>二度録音したものは、両方が収録されているので8枚組ではあるものの、曲種はそんなに多い印象はない。<br>即興曲は二曲のみ、バラード、ポロネーズ、スケルツォは一曲もない。<br>ただ、1924年にショパンの169曲のピアノ曲を6回の演奏会で弾いたピアニストである。<br>この1924年の演奏会に関しては、興味深い点が一つ。<br>he used the compser's own piano an honor accorded previously only to Franz Liszt.<br>という記述が見える。<br>全ての曲目という訳ではないのだろうが、ショパン所有のフォルテピアノを使ったということか。しかし、この記述以外で彼がフォルテピアノを弾いたというのは見当たらない。<br>このCDも現代のピアノである。<br><br>演奏は、サロン音楽的なショパンの側面が際立ったもののように感じる。<br>雑に言えばコルトーやリパッティの様なショパン。&nbsp;<br><br>ホロビッツとは、全く違う。<br>リヒテルやギレリスとも異なる。<br>違うとはいえ、強靭なタッチと美音を持つロシアンピアニズムを持ったサロン様式のショパン？<br>（なんだそれは！！！！）<br>そして、ショパン以外の曲目も弾いていたようだが、残っている録音の大半はショパン。<br>やはりショパン弾きとしてのイメージが強かったのだろうか。<br>彼にとって、それが良かったのかどうか。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12673271595.html</link>
<pubDate>Sat, 08 May 2021 16:58:16 +0900</pubDate>
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<title>最近聴いたピアニスト（ディーノ・チアーニ）</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">1941年生まれ、1974年32歳で交通事故死したイタリア人ピアニスト。<br>さらっと書いたが、出身地はフィウメ(現市名リエカ）、かなり複雑な街のようです。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">門外漢なので、ごく簡単に言えば、イタリアとユーゴスラビアの間で領土問題が起こり、現在はクロアチアに属する街。<br><br>youtubeでは、ショパンのソナタ、モーツァルトの幻想曲、シューベルトのさすらい人幻想曲、ドビュッシー等を聴くことができるが、かなり広範なレパートリーのようだ。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">購入したCDは、DINO CIANI Vol.2という味もそっけもないタイトル。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">３枚組のDOREMIレーベル。<br>内容は幾つかの演奏会ライブ音源の寄せ集めのようで、音質的にはかなりばらつきがある。<br>音質に贅沢をいうCDではない。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">録音自体が非常に少ないのだから。<br>収録された曲の作曲家だけ挙げると、<br>ショパン、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、ベートーヴェン、バルトーク、リスト、シューマン、シューベルトとやはり多彩。<br><br>まだ、全てを聴き通したわけではないが、凄い、の一言。<br>豪壮、繊細にして美しい音色。<br>正規録音が少なく、ライブ盤はかなり音質にバラツキがある。</span></p><p><span style="font-weight:bold;">本来、1960年台以降であればそれなりの音質でもおかしくないのだが、こればかりは、もうどうしようもない。<br><br>録音が少ないと言っても当然で、彼の人生は約32年間しかなかった。10年あまりの演奏家人生であり、この中で、アバド、ムーティやジュリーニと共演している。<br>まさにlegendary。<br><br>生きていれば、まだ現役でもおかしくない。<br>長生きしてしていれば、どんな大ピアニストになっていたか、と考えるのは無為である。<br>ひょっとしたらこれが彼のピークであったかもしれない。<br>神の存在があるとすれば、神の思し召し、である。<br>運命は自分では変えられない。<br>出来ることは全力を尽くすだけ、なんて格好いいことを言える生き方はとてもじゃないが出来ていないが。<br>でもそう考えるしかない。<br>手を抜き、楽をしながらも、やるべきことをやる、そんなところだろうか。</span><br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12673267693.html</link>
<pubDate>Sat, 08 May 2021 16:35:24 +0900</pubDate>
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<title>最近聴いたピアニスト（番外編）　ケンプのベートーヴェン</title>
<description>
<![CDATA[ <p><span style="font-weight:bold;">最近CD等で聴いたピアニストについて何人か、思うままに。<br>まずは番外編のケンプ。<br><br>ケンプの若いころの演奏、SP時代だから音は相当に悪い。<br>1920～1940年代に録音したベートーヴェンのソナタ。<br>ケンプのベートーヴェンとして有名なCDは1960年代のステレオと1950年代のモノラル。<br>今回の話題はそれより古いケンプ30から40代の録音。<br>この時代の録音技術やポリシーの問題はあることは考えに入れなければならない。<br>SPというのは片面に6分程度しか収録出来ない。<br>何が起きた、行われたのかは推測しかないが、不自然に短い演奏時間は怪しい。<br><br>そんなことより演奏そのもの。<br>前述の2つの録音と比べると、大きく異なる。<br>爽快、爽やか、若さを強く感じる。<br>そしてある意味、「ケンプ」そのもの、ケンプの感情を表面に押し出した演奏、とでもいえばよいか。<br>こんなベートーヴェン！である。<br>これを聴いて、後年のケンプを聴くと、また面白い。<br><br>理解の深い方であれば、後年のケンプを一聴すればわかること、かもしれない。<br>遠回りかもしれないが、こうやっていろいろと自分なりに様々なことを見出すこと、これも（が）貴重なことだろう。<br>何もかも与えられるだけでなく、自分から探し求めること。<br>到達点は低くとも、達成感はあるように思う。<br>趣味の世界だからこそ、であるが。</span><br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/katsa/entry-12673261796.html</link>
<pubDate>Sat, 08 May 2021 15:59:55 +0900</pubDate>
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