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<title>読書日記（ミステリー中心）</title>
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<description>ミステリー中心ですが、なんでも読みますよ～。</description>
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<title>森博嗣「少し変わった子あります」</title>
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<![CDATA[ <dl><dd style="margin: 0pt;"><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28334610" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">少し変わった子あります [ 森博嗣 ]</a><br></dd></dl><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28334609" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow"><img src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1632/16326440.jpg?_ex=128x128" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥864</dd><dd style="margin: 0pt;">楽天</dd></dl><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【ストーリー】</b><b><br>　小山が後輩の荒木から勧められた料理店は、一風変わったところだった。場所は訪れるたびに変わり、顔を見せる店員は三十代と思しき女将がひとりだけ。そして、毎回違う若い女性が食事に相伴してくれるのだ。戸惑いつつ、女性たちと会話を続ける小山は、しだいにその店の雰囲気に惹かれていくのだが．．．（表紙裏より）<br></b><br></div><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【感想】</b></div><div><b>　森博嗣先生の連作短編集です。<br>　１話がこの不思議な料理店を１回訪れる形式になっている。<br>　荒木が行方不明になったことで、以前荒木に教えてもらった店を思い出し、行ってみる小山。最初は荒木を捜すつもりもあったようだが、店自体を気に入って通うようになる。<br><br>　しかし実になんともつかみどころのない小説なんですね～。素直に読むとホラーファンタジーなんですけど、後から簡単にひっくり返せるようなことしか起こっていない。<br><br>　たとえば荒木の失踪は、</b><b style="line-height: 1.5;">不思議な料理店と関係はなくて、</b><b style="line-height: 1.5;">事情があって大学を辞めたのかもしれないし。毎回違う場所や女性を用意する料理店も、金や知恵を使えば実現可能な範囲だし。<br>　荒木の失踪が料理店と関係あるとしても、たとえば「ルール」を破ってしまって、女将から恐喝されて姿を隠したとか、ホラー以外の解釈もいくらでもできる。<br><br>　若干ネタバレになってしまうけど、こういうことに結末をつけていないところが、この本の面白味なんですね～。読む方の想像力が膨らむのです。説明をつけてしまったら、何らかのオチをつけてしまったら興醒めでしょう。<br><br>　作中の疑問点をまとめると、まず、最初の子と最後の子がほとんど同じゴジラの話をしているという点。これはやはり何か店が細工をしているのかなあという印象。<br>　４番目の子が、この仕事をもう１０年位していると言っている点。女性の相伴は、荒木が注文をつけて開発したもののはずだったが、そうなるように店が仕向けたものだったのだろうか？そういえば荒木はどうやってこの店を知ったのだろうか？<br>　最後の子はゴジラの話をしているが、偶然とは思えないので、組織的な企みの一環なのだろうか。それともただ単に女将の手駒が少ないだけなのだろうか。<br><br>　一方で物語の面白さとは別に、女性との</b><b style="line-height: 1.5;">会話のやりとりや</b><b style="line-height: 1.5;">理系的な思考回路の</b><b style="line-height: 1.5;">面白さがあります。</b></div><div><b style="line-height: 1.5;">　会話で最も面白かったのは、２番目の子は何でも具体的に話してしまうという。小山は、あまり具体的だと相手がびっくりしてしまう、抽象的はある種のやさしさみたいなもの、という。それに対して女性の切り返しの会話が絶妙。<br></b><b style="line-height: 1.5;"><br>　全般にわたって語り手のパーソナリティが理系的な思考回路なので、初期の森ミステリーが帰ってきたようで、嬉しくなってしまった。中でも孤独についての考察が印象深かった。「孤独を感じるためには、孤独ではない状況を知らなければならない」「</b><b style="line-height: 1.5;">私にとって孤独は深刻なものではなく、むしろ破滅から最も遠いところにある概念である」など。</b></div><div><b style="line-height: 1.5;"><br>　そういえば、10月21日からテレビドラマで森先生原作の「すべてがＦになる」が始まるそうですよ。<br>　でもキャストが、西之園萌絵が武井咲さん、犀川先生が綾野剛さんってどうなんでしょうねえ。自分のイメージと大分違うなあ．．．少なくとも綾野さんはひげがない方がいいと思うのですが．．．<br><br><br></b></div><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BYK1U+4SNQ7M+1VDK+64RJ5" target="_blank"><img border="0" width="350" height="240" alt="" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww26.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D141020418290%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000008732001030000%26mc%3D1"></a><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww18.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BYK1U%2B4SNQ7M%2B1VDK%2B64RJ5" alt="">
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<pubDate>Mon, 20 Oct 2014 18:00:00 +0900</pubDate>
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<title>水島広子「女子の人間関係」</title>
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<![CDATA[ <span><dl><dt><span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28264244" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">女子の人間関係/サンクチュアリ出版<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41h7QZIncJL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥1,404</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></dt></dl></span><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【内容】</b></div><div><b>　この本では、女性の嫌な部分を括弧つきで「女」と表記している。<br>　そして具体的な人間関係の事例に対して、<br>　　１．ひとまずの対処法<br>　　２．攻撃を受けない方法<br>　　３．本当の意味での解決<br>　というステップで解説していく。</b><br><br></div><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【感想】<br></b></div><div><b>　ミステリーではないです。対人関係のハウツー本です。<br>　なぜここに書く気になったかというと．．．<br><br>　この本の、解りやすさに、</b><b style="line-height: 1.5;">論理の筋道の明確さに、</b><b style="line-height: 1.5;">関心した！</b></div><div><b><br>　「女の敵は女」である訳。<br>　「自分は自分、他人は他人」ができない「女」との関わり方<br>　比べたがる「女」との関わり方<br>　演じる「女」との付き合い方<br>　などなど、順を追って、さまざまな「女」への対処法を紹介する、ハウツー本です。<br></b><b><br>　著者の水島広子さんは、精神科医で元衆議院議員。（知らなかった）<br>　<br>　この本の解りやすい点は、いろいろな事例を掲げて類型化してパターン化して、こういう場合にはこうしましょう、と簡潔に答えを出しているところ。<br><br>　それとキャッチフレーズ的な言葉の使い方のうまさ。この本、キャッチフレーズ的な言葉や論理の筋道で重要な箇所は、全部太字になっている。最初からアンダーラインが引かれている参考書のようだ。あとで読み返してもすぐに記憶がよみがえる。<br><br>　そして論理の筋道が明確なので、この本を一読すると、もうどんな人との関係でも解決してしまいそうな錯覚に陥るくらい見事な書きっぷり。<br>　その反面、物事を単純化して大筋だけで捉えてしまっているきらいはある。<br>　実際問題として、この本に書かれているように単純に一直線にストレートに解決することばかりではないだろう。<br>　また、社会経験・人生経験をある程度積んでいる方なら、一定程度実行している部分もあるだろう。<br><br>　それはおいても、この本に書かれているような明確さは、人間関係で苦労しているの人々に一定の解決をもたらすのだろうなと思う。<br>　「こんなことはわかってるよ」という人は読む必要がないわけで、それはどの本でも同じことだし。</b><b style="line-height: 1.5;">初心者向けのハウツー本として位置づけると、これほど解りやすい本はない。</b><b><br>　ここまで解りやすいものを書けることが、すごい才能だなあと思う。この調子で街頭演説もしていたのだろうか？<br><br>　この本に書かれていることは、女性特有の部分をのぞけば、結構「男」にもあてはまるものはある。また、違う部分についても、男の場合はここがこう違うよなあ、と比較しながら読めるので、女性だけでなく男性にも面白く読める一冊です。<br></b><div><br></div></div><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BWJ7L+1RPEIA+NTS+6HES1" target="_blank"><img border="0" width="300" height="250" alt="" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww26.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D140926017107%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000003088001089000%26mc%3D1"></a><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww11.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BWJ7L%2B1RPEIA%2BNTS%2B6HES1" alt="">
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<pubDate>Sun, 12 Oct 2014 09:00:00 +0900</pubDate>
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<title>芦辺拓「奇譚を売る店」</title>
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<![CDATA[ <div><span><dl><dt><span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28213613" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">奇譚を売る店/光文社<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51iPid4K5oL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥1,620</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></dt></dl></span></div><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【ストーリー】</b><b><br>　物語に、喰われちまえ。想像力の暴走に任せた、驚くべき古書幻想譚<br>　また買ってしまった──。店を出たとき、必ずつぶやく独り言。そうやって手に入れた書物が、目眩く悪夢へと誘う……。博覧強記の探偵小説家が、想像力を駆使して、本そのものの業(カルマ)に迫った悪魔的傑作。（Amazonより）<br></b><br></div><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【感想】</b></div><div><b>　本書は、６つの短編からなる連作短編小説です。<br>　６編とも、「</b><b style="line-height: 1.5;">──</b><b style="line-height: 1.5;">また買ってしまった」という出だしで始まり、古本屋で購入した本をめぐって物語が展開。<br><br>　話はそれぞれ完結しているので、どの章も単独で楽しめる。<br>　各章に共通しているのは、購入した本の内容（過去の話だったり幻想奇譚だったり）が、いつしか現実にリンクして、物語と現実の境界があいまいになっていく．．．という部分です。<br>　本の中の幻想が、現実世界へ滲み出てくるような感覚がたまりません。<br><br>　各章は同じ主人公の話かと思って読んでいたが、途中であれっ？と思う。そして、最後の章に仕掛けがあって、それまでの物語の様相が見事に一変する。<br><br>　自分も古本屋によく行くので、古本屋に通う人が必ず思うであろうことを、主人公が語っているので思わずニヤニヤしてしまう。<br><br>　この作品自体は本格推理物ではないが、小説の構成が本格推理物以上に緻密な計算によって作られているのが分かる。</b><b style="line-height: 1.5;">本書は200ページほど作品だが、</b><b style="line-height: 1.5;">こういう作品を書くのは、本格推理物を書くよりも大変なのではないかと思える。</b><b style="line-height: 1.5;">枚数も稼げないのできっと割りに合わない。</b></div><div><b><br><span style="line-height: 1.5;">　もうひとつ感心したのが、この話の舞台はパソコンやネットオークションもある現代なのだが、こういった怪奇幻想的な雰囲気を醸し出せるのがすごい。「世にも奇妙な物語」の世界に似ているので、ああいう話が好きな方にお勧めです。</span><br><br><span style="line-height: 1.5;">　この本を読んでいて思い出したのが、森博嗣先生の「少し変わった子あります」です。</span><br><span style="line-height: 1.5;">　ふだん推理・本格物を書く作家さんの幻想・SF・伝奇小説が、自分の中で優良図書認定になっています。</span><br><span style="line-height: 1.5;">　基本、書き方がミステリーだし、話の運びが理路整然としているし、説明がきちんとされてるのがいい。</span><br><br></b></div><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BY89X+4XF71U+2NUA+63OY9" target="_blank"><img border="0" width="300" height="250" alt="" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww26.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D141005157298%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000012421001025000%26mc%3D1"></a><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww15.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BY89X%2B4XF71U%2B2NUA%2B63OY9" alt="">
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<pubDate>Sun, 05 Oct 2014 11:00:00 +0900</pubDate>
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<title>ジェームズ・ロリンズ「マギの聖骨」</title>
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<![CDATA[ <div><span><dl><dt><span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28152607" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">マギの聖骨 上 (シグマフォース シリーズ1)/竹書房<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51dNglIE3HL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥720</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></dt><span><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28152606" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">マギの聖骨 下 (シグマフォース シリーズ)/竹書房<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51mQgLz7aCL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥720</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl></span></dl></span></div><div><span style="line-height: 1.5;"><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【ストーリー】</b><br></span>　<b>ケルン大聖堂で行われていたミサの最中、武装した侵入者たちが惨劇を引き起こす。彼らの目的は黄金や貴重な美術品ではなく、その内部に保管されている東方の三博士・・・マギの聖骨だった。事態収拾に追われるヴァチカンは、ローマ国防警察レイチェルのほかに、米国機密組織”シグマ”のピアースらに応援を依頼する。ピアースとレイチェルらは、特殊な力を持つマギの遺骨の行方を追い、様々な手がかりと暗い過去の歴史を暴きながら、秘密結社”ドラゴンコート”との激しい戦いを展開する。歴史に埋もれた闇と光の世界の最終決戦の地で、科学と宗教の力が一体となって、かつてない恐怖が生まれようとしていた・・・（Amazonより）</b></div><div><br><span style="line-height: 1.5; color: rgb(132, 0, 132);"><b>【感想】</b></span><br></div><div><b>　ジェームズ・ロリンズ先生の「シグマフォース」シリーズの第１巻。大まかにいうと、歴史的・宗教的な背景を有する狂信的・科学的な集団が、失われた叡智を発見し、その力を使って世界を手中に収めようとするのを、阻止するといった展開です。<br><br>　この作品は面白さは、最新の科学と歴史・宗教的な素材がうまくミックスされているところで、自分の守備範囲（趣味範囲）とほぼ合致するので、それだけでも読んでいてワクワクする。加えて、謎解き要素とアクションシーンも盛り込まれている。<br>　「ダ・ヴィンチ・コード」が面白かったという方は、ぜひお勧めします。絶対それより楽しめると思います！<br><span style="line-height: 1.5;"><br>　特殊部隊シグマの隊員は、戦闘の</span><span style="line-height: 1.5;">訓練を受けた科学者。</span><span style="line-height: 1.5;">最初の事件の現場に残っていた白い粉末を分析し、それが「単原子の金」であることを突き止める。<br>　ここで「単原子の金」って、実際にあるのだろうか？と半信半疑。そして、次々に出てくる</span><span style="line-height: 1.5;">歴史的な事柄や宗教上の解説にしても、どこまでが事実（あるいは定説）でどこからが想像なのか、さっぱり分からないのだけれど、確実に物語に引き込まれていく。<br><br></span><span style="line-height: 1.5;">　そうなるとSF的な要素にしても、</span><span style="line-height: 1.5;">ひょっとしたらまだ解明されていないだけで、実際にあるのではないかという気さえしてくる。<br></span><span style="line-height: 1.5;">　作者の科学・歴史・宗教に対する造詣が深さが、こういう面白さを生み出すのだろうと思う。<br><br>　登場人物は、法医学に詳しい隊員のモンク・コッカリス、諜報機関に所属していた隊員のキャット・ブライアント、敵対するギルドの工作員セイチャンなど、魅力的な脇役が各々の能力を生かして活躍。<br><br>　アクションシーンも豊富で、エジプトへ行って海底洞窟を探検したり、地下の迷宮で謎の古代遺跡を発動させたりと、ハリウッド映画の展開のよう。<br><br></span></b></div><div><span style="line-height: 1.5;"><b>　ミステリー的な要素も十分で、事件の謎や古代遺跡の謎の解明の他、ドラゴンコートの皇帝の正体、そして意外な人物がドラゴンコートの一味だったり．．．ネタバレになってしまうのでこれ以上書けませんが、いろいろな部分で楽しめます。</b></span><br><br></div><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BWJ7J+A65LTE+2NYG+644DT" target="_blank"><img border="0" width="300" height="250" alt="" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww24.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D140926015615%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000012436001027000%26mc%3D1" class="selected"></a><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww19.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BWJ7J%2BA65LTE%2B2NYG%2B644DT" alt="">
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<pubDate>Thu, 25 Sep 2014 22:07:07 +0900</pubDate>
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<title>松岡圭祐「伏魔殿」</title>
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<![CDATA[ <div><p><span></span></p><dl><dt><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00rc683.3r3i8b07.g00rc683.3r3i92c7/2239340?pc=http%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbookoffonline%2F0012579945%2F&amp;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbookoffonline%2Fi%2F10903781%2F" target="alt0='AmebaAffiliate' alt1='【中古】 伏魔殿 徳間文庫／松岡圭祐(著者) 【中古】afb' alt2='楽天' alt3='http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/bookoffonline/cabinet/69/0012579945l.jpg?_ex=128x128' alt4='8'">【中古】 伏魔殿 徳間文庫／松岡圭祐(著者) 【中古】afb<br><img src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/bookoffonline/cabinet/69/0012579945l.jpg?_ex=128x128" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥198</dd><dd style="margin: 0pt;">楽天</dd></dl><p></p><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【ストーリー】</b></div><div><b>　タバコ屋の榎木康之が「神人」に選ばれた。</b><span style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: verdana, arial, helvetica, sans-serif; font-size: small; line-height: normal; background-color: rgb(255, 255, 255);"><b>神人とは愛知県生稲市の布施宮諸肌祭りを彩る厄落としの神で、地元より毎年一人だけ選出される。だが、彼には神人にならねばならない事情があった。旧友の元婚約者は地元の有力者と結婚し、一女をもうけたが、この娘の奇怪な行動が榎木を厄落としどころか、厄難へ追い込んでいたのだ!予期しなかった驚天動地の結末。推理エンタテインメントの傑作！（裏表紙より）</b></span></div><div><b><br></b></div><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【感想】</b></div><div><b>　物語冒頭は、神人に立候補した榎木と他の候補者が、くじを引いて神人が決定するシーン。榎木が選ばれ、テレビ局のインタビューを受ける。<br>　<br>　その後、回想シーンとなり、榎木が神人に立候補したいきさつが語られる。<br><br>　榎木を探している女性が雀荘で襲われているところを助ける。彼女は市の有力者多賀隼人の血のつながらない娘。実父のことを知るために榎木を訪ねたという。<br><br>　以下ずーっと純文学かと思われるような物語が続くので、「</b><b style="line-height: 1.5;">万能鑑定士Ｑ」を書いた松岡先生もこういうものを書くのだなあと、思いながら読み進める。<br></b><b style="line-height: 1.5;"><br>　そしてラスト４０ページ位のところになって、やっと冒頭シーンの続きに戻ります。<br></b><b style="line-height: 1.5;"><br></b></div><div><b>　神人として祭りに参加し、体中ボロボロになりながらも、榎木は事の真相にたどり着く。<br>　この展開は想像できなかった～！( ﾟДﾟ)<br>　さっすが松岡先生！<br><br>　そして読み返すと、タバコの自動販売機のランダム商品のエピソード、榎木の詐欺の手口、榎木の友人平山の言っていたことなど、すべて伏線だったのだなあと分かって納得＆感心。<br></b><b><br></b></div><div><span style="line-height: 1.5;"><b>　タイトル「伏魔殿」の意味は最後に分かりますので、お楽しみに！</b><br></span></div><br><br><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BWGUG+ANF6CY+2SIM+69WPT" target="_blank"><img border="0" width="250" height="250" alt="" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww26.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D140922952644%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000013027001054000%26mc%3D1"></a><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww19.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BWGUG%2BANF6CY%2B2SIM%2B69WPT" alt="">
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<pubDate>Sun, 21 Sep 2014 22:13:42 +0900</pubDate>
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<title>丸山天寿「琅邪（ろうや）の鬼」</title>
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<![CDATA[ <div><p><span></span></p><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28152617" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">琅邪の鬼 (講談社文庫)/講談社<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61%252Bgr94KmQL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥853</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl><p></p><p></p><b style="color: rgb(132, 0, 132);"><br>【ストーリー】</b></div><div><b>　琅邪山にある徐福塾には、医療に詳しい残虎先生を始め、易占を得意とする安期、男女の心理に詳しい佳人、剣の達人・狂生など、様々な分野からエキスパートが集まっており、秦の始皇帝のために不老不死の研究をしている。<br><span style="line-height: 1.5;">　琅邪の求盗（警察官）である希人</span><span style="line-height: 1.5;">は、ある事件のとき彼らの知識が犯罪捜査に役立つことを知り、今回の事件についても徐福塾に相談した。<br>　その事件とは、</span>琅邪の大商人・西王屋敷に鬼が出る、というものであった．．．<br><span style="line-height: 1.5;"><br></span></b></div><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【感想】</b></div><div><b>　古代中国を舞台とした話で、雰囲気が最高。徐福塾の面々は、医師などのほか、特殊能力・超能力を使うような者たちが出てきますが、封神演義（ほうしんえんぎ）や聊斎志異（りょうさいしい）の同一線上に連なる世界観として、こういう超常現象をすんなりと受け入れることができます。<br><br>　登場人物は結構多めですが、キャラが書き分けられているので、誰だか分からなくなるようなこともなく、寧ろ読みやすい。<br><br>　物語は、最初の事件を皮切りに、<br>　「甦って走る死体」<br>　「美少女の怪死」　<br>　「連続する不可解な自死」　<br>　「一夜にして消失する屋敷」<br>と、いくつもの奇妙な事件が発生。そして、徐福塾のメンバーが活躍し、最後には颯爽と現れた探偵役の無心先生が、すべての謎を解き明かしてみせ、徐福大人の締めの言葉で終劇となります。<br><br>　このあたり、ちょっと都合よすぎだという意見もあるかもしれませんが、<span style="line-height: 1.5;">いいんですよ！面白ければ！<br></span><span style="line-height: 1.5;">　謎も事件もすっきりスピーディーに解決してくれる爽快感の方が勝る。</span></b></div><div><b><br>「小説とは煎じ詰めれば、ほら話ではないでしょうか」とは、作者の言葉。<br><br>　よくできたほら話は、最高でした。</b><br></div><br><br><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BWGUH+6C11GY+2Z76+601S1" target="_blank"><img border="0" width="300" height="250" alt="" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww27.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D140922953383%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000013893001008000%26mc%3D1"></a><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww10.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BWGUH%2B6C11GY%2B2Z76%2B601S1" alt="">
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<pubDate>Thu, 11 Sep 2014 20:23:07 +0900</pubDate>
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<title>歌野昌午「葉桜の季節に君を想うということ」</title>
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<![CDATA[ <div><p><span></span></p><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28152618" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)/文藝春秋<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41sFDgS0kDL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥724</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl><p></p><p></p><br><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【ストーリー】</b></div><div><b>　主人公・成瀬将虎は、後輩の芹澤清とともに、友人の久高愛子の「おじいさん」（久高隆一郎）の死亡原因について、調査を始める。隆一郎は、蓬莱倶楽部という悪徳業者に金をつぎこんでいて、この団体が隆一郎の死に関係しているのではないかという。</b></div><div><b><br>　同じころ、成瀬は、自殺しようとしていた麻宮さくらという女性を助けた縁で、交際を始める。</b></div><div><b>一方、古屋節子は、蓬莱倶楽部に借金をこしらえ、蓬莱倶楽部の手先になって働かされていた。</b></div><div><b><br></b></div><div><b style="color: rgb(132, 0, 132);">【感想】</b></div><div><b>　だまされたーーっ！(;・∀・)<br>　これは、、叙述トリックの作品です。<span style="line-height: 1.5;">叙述トリックというのは、読者の思い込みを利用してミスリードを起こさせるものですけど、この作品は、アンフェアとは言わないまでも、</span></b><span style="line-height: 1.5;"><b>ちょっとずるいなあという部分があり。<br><br>　愛子さんが隆一郎のことを「おじいさん」と呼んでいたのは、やっぱりちょっとずるいなあと思う。<br>　愛子さんのお母さんがご存命なのはいいとして、お茶を用意させるかなあと。<br>　他にも作者が読者をミスリードさせようとするような書き方があるかなあと。<br><br>　でも、そんなことは些末なことで、全体としてはとてもよくできていて面白かったです。<br>　悪徳商法のくだりも面白かったし、ところどころに挿入される、将虎の若き日のやくざ探偵の話も、それだけでも短編小説として読めるくらいに面白い！<br>　未読の方は、ぜひご一読を。</b><br><br></span></div><br><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BWGUH+5B45YQ+3138+6CHB5" target="_blank"><img border="0" width="300" height="250" alt="" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww28.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D140922953321%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000014138001066000%26mc%3D1"></a><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww14.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BWGUH%2B5B45YQ%2B3138%2B6CHB5" alt="">
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<pubDate>Tue, 09 Sep 2014 22:14:16 +0900</pubDate>
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<title>スティーヴ・ハミルトン「解錠師」</title>
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<![CDATA[ <div><p><span></span></p><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28152616" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)/早川書房<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51IMHIQLqsL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥1,015</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl><p></p><p></p><br><span style="color: rgb(130, 56, 87);"><b>【ストーリー】</b></span></div><div><b><span style="line-height: 1.5;">　主人公・マイクルは、8歳の時に心に傷を受けて言葉を失ってしまう。マイクルの特技は絵を描くことと、錠前を開けること。マイクルは酒屋を営んでいるリート伯父さんのもとで暮らしている。<br>　高校生になったマイクルは、同級生たちとのいたずらがもとで、プロの金庫破りに弟子入りすることになる。</span><br></b></div><div><b><br></b></div><div><b><span style="color: rgb(130, 56, 87);">【感想】</span><br>　冒頭マイクルは獄中のシーン。そのあとは2つの時間軸で物語は語られる。プロの金庫破りとして活動しているマイクル。少年時代のマイクル。<br><br>　この作品は、語り口や見せ方によって、ミステリー的な展開を成しています。最初から時間を追って順序よく語ってしまったら、この話はミステリではなくなってしまうでしょう。<br><br>なぜマイクルはしゃべれなくなったのか？<br>アメリアとの馴れ初めと恋の行方は？<br>金庫破りになったいきさつは？<br>刑務所に入ることになったいきさつは？<br><br>　物事が順番に語られないことで、謎が提示され、読み進めていくうちに話が繋がっていく快感。そしていよいよ2つの時間軸の物語が収束し、ラストのシーン。<br><br>　マイクルは今も獄中にいてしゃべれないままだが、未来への希望を持っている。<br>　それはアメリアとの未来。そして彼の心にかかった錠を、アメリアとともに解錠することができるだろうという希望だ。<br><br>「ずいぶん時間がかかったけど、何か言ってみせる。<br>かならず」</b><br><br><br></div><a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=TnplEJublgc&amp;offerid=260508.96&amp;type=4&amp;subid=0"><img alt="ソフマップ・ドットコム" border="0" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.sofmap.com%2Fec%2Ftopics%2Flinkshare%2Fhobby%2F320x50.jpg"></a><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fad.linksynergy.com%2Ffs-bin%2Fshow%3Fid%3DTnplEJublgc%26bids%3D260508.96%26type%3D4%26subid%3D0">
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<pubDate>Sat, 06 Sep 2014 16:30:08 +0900</pubDate>
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<title>月村了衛「黒警」</title>
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<![CDATA[ <p><span></span></p><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=28152615" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">黒警/朝日新聞出版<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51c8FdvqfEL._SL160_.jpg" border="0"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥1,620</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl><p></p><p></p><p style="text-align: left;"><strong><font style="color: rgb(132, 0, 132);">【ストーリー】</font><br><span style="color: rgb(17, 17, 17);">　生活安全課の刑事・沢渡と滝本組の波多野は、以前追われている女性を見殺しにした過去があった。</span><br><span style="color: rgb(17, 17, 17);">　複製品摘発の捜査を担当していた沢渡は、波多野とともに「ペンママ」の意味を調べるうち、中国系犯罪組織の首領・沈と知り合う。沈は2人に「ペンママ」の秘密を暴露し、天老会から追われているカンボジア人女性サリカを託した。</span><br></strong><span style="line-height: 1.5;"><br><br><strong><font style="color: rgb(132, 0, 132);">【感想】</font><br></strong></span><font color="#111111"><strong>　長々とした情景描写など極力削ぎ落とした</strong></font><span style="line-height: 1.5;"><font color="#111111"><strong>簡潔な文体で、非常に読みやすい作品。重要人物と周辺人物も書き分けられているので、ストーリーに集中でき、一気に読み進められる。<br><br>　主人公・沢渡と波多野が活躍する話かと思いきや、波多野は早々と退場。沢渡は、盃を交わした沈と巨悪に立ち向かう。<br><br>　警察組織の中でずっと腐っていた沢渡が、波多野の件や沈との交流をきっかけに、熱い思いに変化していく過程が、読者の気持ちも盛り上げていく。そして捜査の中でうまく立ち回って沈の危機を回避し、機を見て沈とともに黒幕を罠に嵌めるまでを、スピード感をもって痛快に描かれている。<br><br>　読後感最高です！続編希望！</strong></font></span></p>
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<pubDate>Sat, 06 Sep 2014 08:04:04 +0900</pubDate>
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<pubDate>Fri, 05 Sep 2014 17:55:59 +0900</pubDate>
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