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<title>TIME　CROSS</title>
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<description>１つのものでも人によって価値観が違うことがある。</description>
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<title>恋愛交差～２～</title>
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<![CDATA[ <font size="3"><font color="#FA8072">その日の夜、僕は考えてみた。僕はいつから彼女が好きになったんだろう。<br>わがままで乱暴で、ドジで・・・良いところなんてひとつもないじゃないか。<br>けど、彼女を琴音をほっとくことなんて僕には出来なかった。<br>目を離すと、どこかへ行ってしまうかのような存在。ああ、そっか・・・<br>僕は最初から、ずっと昔から彼女のことが・・・<br>そう気付いた時、僕の目から一筋の涙がこぼれていた。<br>明日、彼女は好きな人に告白する。<br>いつも僕に向いていたあの笑顔が他の男に向けられると思うと、なんだか悲しくなった。<br><br>翌日、その日は曇天だった。鉛色の雲が僕にのしかかり、学校への歩調を遅めた。<br>彼女は放課後に告白をするつもりらしい。<br>授業が終わり、放課後になったほかの生徒たちは、部活へ向かう者、下向する者、<br>それぞれ、教室から出て行った。<br>僕と琴音だけが教室に残る。<br>重い沈黙。静かな時間だけが、ゆっくりと過ぎていくのだった。<br>「あのさ・・・」<br>沈黙に耐え切れなくなった僕は切り出した。<br>「行かなくて・・・いいのか？」<br>「あ、・・・うん。」<br>彼女は空返事で言葉を返す。<br>「ねぇ・・・本番の前に、最後にもう一回練習させて・・・」<br>「あ、あぁ・・・」<br>これが本番だったらいいのに。僕はそう思う。<br>「ずっと、ずっと前から好きでした。悠くんのこと、ずっと好きでした。<br>私なんて、ドジで乱暴でわがままで女らしくもないかも知れないけど、<br>私、悠くんが好き。ずっと、一緒にいたい！」<br>彼女の目から涙がこぼれた。<br>僕は彼女を抱きしめた。<br>「好きだ琴音。ずっと、そばにいて欲しい。」<br>何言ってるんだ俺は、琴音には好きなヤツがいて俺の出る幕じゃない。<br>俺は慌てて、琴音から離れようとする。しかし、琴音は強く俺に抱きついたまま動かない。<br>「好き・・・。」<br>琴音は呟く。<br>「い、いいのかよ俺で。他に、好きなヤツいるんだろ？」<br>「ううん。昔も今も、私はずっと悠くんが好き。」<br>「琴音・・・。」<br>俺がそう呟くと琴音はゆっくり顔を上げ、<br>二人の唇は重なった。<br><br>帰り道、朝は曇天だった空は雲ひとつない黄金色に染まっていた。<br>「悠くん、これからよろしくね。」<br>そう言って、微笑んだ彼女は可愛くて僕はドキッっとした。<br><br><br></font></font>
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<pubDate>Sat, 12 Apr 2014 19:59:35 +0900</pubDate>
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<title>恋愛交差～１～</title>
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<![CDATA[ <font size="3"><font color="#FA8072">「ずっと前から好きでした。」<br>彼女が発したその言葉に、僕はドキッっとする。そんな心情は表に出さないように、僕は彼女に告げる。<br>「まぁーた、それかよ、そろそろ本命に告白したらどうだ？」<br><br>僕は練習に付き合っている、何の練習かって？告白の練習。<br>3ヶ月前、僕は幼馴染の日高琴音（ひだかことね）から頼みごとをされた。<br>それは、好きな人ができた。といった内容のもので、告白の練習を手伝うことになった。<br>その日から、僕は琴音に告白―――――の練習台にされている。<br><br>「ね？どうよ！私、すごく上手になったよね？」<br>彼女は屈託のない笑みで僕に微笑む。僕の気持ちなど知らずに。<br>「まぁ、最初に比べればね。」<br>「明日、告白しようと思うんだ・・・。」<br>その言葉に僕の胸は痛む。<br>「・・・いいんじゃないか？そろそろ頃合だと思う。」<br>少し彼女の表情が曇った気がしたが僕の思い違いだったようだ。<br>「じ、じゃあ帰ろっか。」<br>僕たちは帰路についた。<br></font></font>
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<link>https://ameblo.jp/key7434/entry-11820944990.html</link>
<pubDate>Sat, 12 Apr 2014 19:52:45 +0900</pubDate>
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<title>～始まりはいつも淡々と～４</title>
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<![CDATA[ <font color="#FA8072"><font size="3"><br>図書室へ着いた。<br>「んで？話って何だよ」俺は改まって聞く。<br>「んー、そうですね。どこから話したらよいものか･･･」<br>なにやら長い話になりそうだ、あまり長いなら御免被りたいな。<br>「では、タクヤ君あなたはﾊﾟﾗﾚﾙﾗｰﾙﾄﾞって知ってますか？」<br>「まぁ、名前くらいは･･･」あれだろ？もうひとつの世界みたいな･･･<br>「ﾊﾟﾗﾚﾙﾜｰﾙﾄﾞというのは私たちが存在している世界と限りなく近い場所にあるもうひとつの世界と考えてもらえば結構です。その世界では、もう一人の自分がいます。限りなく自分に近い存在です。」<br>ミキは説明を続ける<br>「ﾊﾟﾗﾚﾙﾜｰﾙﾄﾞであなたが死ねば、ここにいるあなたも死にます。それは、この世界にとても不自然のないように事象が起こります。たとえばあなたが今他世界のﾊﾟﾗﾚﾙﾜｰﾙﾄﾞで通り魔に殺されたとしましょう。すると、あなたは私の目の前で同時刻に死にます。そうですね･･･今なら心臓麻痺とかそんなもんだと思います。」<br>・・・・！？コ、コイツは何を言ってるんだ！？<br>「あ、あのさ、ミキ･･･さっきからﾊﾟﾗﾚﾙﾜｰﾙﾄﾞとか俺が死ぬとか・・・ちょっとよく分からないんだが･･･なんというか理解不能だよ。」<br>「そ、そうですね。でもこれだけは言っておきます。あなたは無形王（ｵﾘｼﾞﾅﾙ）です。」<br>そういい残すと、彼女は図書室から出て行った。追いかけようと俺も図書室を出たが既に彼女の姿はそこになかった。<br>図書室から出て家に帰ろうとした。丁度、校門を通ったあたりで俺の意識は途切れた。<br><br>ここは、どこだ？<br>暗い、寒い、目の前に広がる闇、闇、闇。<br>その闇の中で俺は、立ち尽くすしかなかった。<br></font></font>
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<link>https://ameblo.jp/key7434/entry-11757098121.html</link>
<pubDate>Fri, 24 Jan 2014 21:17:26 +0900</pubDate>
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<title>～始まりはいつも淡々と～３</title>
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<![CDATA[ 目を覚ました。そのとき外は暗くなっていることが確認できた。<br><br>「いったいなんなんだよ・・・」<br>なぜ俺は夢の中で殺されるのか。すごく疑問だ。<br>そこで、俺の部屋のドアがノックされた<br>ﾄﾝﾄﾝ･･･<br>「タクヤー？ご飯も食べないでどうしたの？具合でも悪いの？」<br>母親だった。時間をみてみると9時30分、心配させてあたりまえの時間だ。<br>「大丈夫だよ母さん、今から食べる。」<br>「はぁい、じゃあ温めとくからすぐきてね」<br>俺は何事もなかったかのように、食事を済ませ、風呂に入り、その日は就寝した。<br><br>翌日の昼休みでのことだ。<br>俺は夢のことが気になり図書室で調べてみることにした。桜ノ宮の図書室は特別である。<br>どこがというと、史書の量が膨大なのだ。ジャンルはさまざま流石に絵本は置いてないが･･･<br>たいていの本なら揃っていると言っても過言ではないだろう。<br>俺は心理学ジャンルの本が置いてあるスペースに向かったそこは図書室のすごく深部で誰もいないと思っていた。しかし、そんな期待は裏切られて。背の高くスタイルの良いクリーム色の髪をした女性が壁にもたれかかり。文庫本に目を落としていた。<br>「ニシ・・ムラ君・・・」<br>最初何を言ったか聞き取れなかった。<br>ニシムラ？･･･そういったのか？<br>「ニシムラ君･･･、ねぇ？聞こえていないの？」<br>「はっ、はいぃ！」<br>「そんなに驚くこと無いのに･･･」<br>誰だこの人は？俺はこの人のことをまったく知らない、しかし、相手は俺のことを知っている？<br>考えても深くなるだけだ、と思い俺は尋ねてみる事にした。<br>「あなたは・・・だれ？」<br>「えぇ、それはひどくないですか？私は三枝　美紀（ｻｴｸﾞｻ　ﾐｷ）一応同じクラスなんですよ？」<br>ｻｴｸﾞｻ・・・か、うん。記憶にないな。<br>「それはごめんね三枝さん？」<br>そういうと、三枝はふくれっつらをしてこう言った。<br>「えぇーもう、ミキでいいですよぉ。三枝さんとか他人行儀すぎぃー」<br>なんだコイツ･･･最初はおとなしいイメージをもったが撤回だ馴れ馴れしい・・・<br>「で、どうしたの？俺になんか用事でもあんの？」<br>「あ、それです！用事があります！立ったままだと疲れるのでそこに座りません？」<br>彼女は近くの机に顔を向けた。<br>俺は無言で席に着いた。彼女がそれに習って座ろうとすると予鈴が鳴った。<br>「あ、なっちまったな」<br>「では、放課後にお話しましょう」<br>俺は乗り気ではなかったが一言、おうと返事をした。<br>俺は教室へ向かう、なぜがあいつが尾行してくる。<br>「おい・・・話は放課後なんじゃないのか？」<br>ミキはきょとんとしている。<br>「あの・・・私、西村君と同じクラスなんですけど・・・」<br>Oh･･･すいません、マジですいません忘れておりました。<br>俺が申し訳なさそうにしてると彼女はこういってくれた。<br>「あ、全然大丈夫ですよ！意識して影のうすい存在になってますから」<br>影の薄い・・・？なにを言っているんだ？<br>「あ、タクヤん！」<br>げっ・・・ユージに見られた。そのままユージは追撃してきた。<br>「そのービショージョは同じクラスの三枝さんじゃないですかぁ！」<br>おい、さっき陰とかなんとかいってなかったかコイツ、なんでヨージしってんだよ。<br>そして、ユウジの質問にはミキが応えた。すごく誤解されそうな言い方で。<br>「さっき図書室で話そうとしてました。つまり大人の関係です」<br>「いや、つまるところ無いだろ」あっ、・・・突っ込んでしまった<br>「大人！？･･･だと！？」ユウジ君勘違い乙です。<br>結局その場はユウジが多大な勘違いをして収まった。いや、俺からすれば収まってない。<br>しかし、誤解を解くという作業をこなすとエネルギー消費量が半端ないことになりそうなので自主セーブをかけたのだ。<br><br><br>「・・・では。来週の中間試験に向けてがんばるように」<br>担任の話が終わり。俺は帰ろうとした。<br>しかし誰かに服のすそを掴まれ前に進めん・・・ってミキか<br>そういや、なにか話す約束をしていたっけ。<br>仕方なく俺はミキを見る。<br>「図書室・・・行きましょう・・・」<br>「ん。」<br>そして二人は図書室へと向かった。
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<pubDate>Sun, 27 Jan 2013 15:21:47 +0900</pubDate>
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<title>TIME　CROSS説明</title>
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<![CDATA[ 主人公　西村　拓也<br><br>幼馴染　小田　真弓<br><br>親友　　神原　祐二<br><br>クラスメイト　三枝　美紀<br><br>※追加あるたびに更新
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<link>https://ameblo.jp/key7434/entry-11457854513.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Jan 2013 14:41:53 +0900</pubDate>
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<title>～始まりはいつも淡々と～２</title>
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<![CDATA[ 時は昼食時<br>俺は授業中？に見た不可解な夢のことを思い出していた・・・<br>その時<br>「タクヤ？お前どうしたの？」マユミに声をかけられふと顔を覗き込まれていることに気づく<br>「ｯｯ･･･！？なっ、なんでもねぇよっ！」<br>突然のことに気が動転してしまって思わず口調が強いものになってしまう。<br>男勝りとはいえ、マユミは一応女子だルックスもなかなか悪いものではない、美少女といってしまうとお世辞に聞こえてしまうが、学年の中だとなかなか可愛いほうだと思う。<br>そんな彼女に顔を覗き込まれたのだ、動転しないほうが･･･いや、なんでもない。<br>そんなことを考えているとマユミから声がかけられた。<br>「いやぁ、そんな風にみえないよ？なんか、考え込んでるみたいに見えたけど」<br>「なんかあったら言えよな！幼馴染なんだからよ」<br>こいつ、優しいな。昔からずっとこうだ。まぁ、俺はマユミのそんなところが好きだ。ちなみに好きというのは恋愛感情的なあれではなくて、友達として付き合いやすいという意味だ。<br>「あ、あぁ、別に何にも無いからきにすんな」<br>俺はマユミが気にしないように声をかけた。<br>マユミは安心したらしく<br>「じゃあさ、次の授業の物理の問題おしえてくんね？」と、俺に話しかけてきた本当の目的を口にした。正直、理系科目は得意でない。苦手ではないが嫌いというべきか。しかし、人並みにはできるように努力はしている。マユミが教えろといってきた問題は基本問題だったので。らくらく教えることができた。<br>コイツ･･･テストの成績優秀なのに、なんで俺に聞くんだろう･･・<br>そう、こいつは成績優秀、頭がいい俺よりはるかに。でも、ドジ？そんなかんじである。<br>5時間目の物理の授業が始まった。<br>開始早々、教師がユウジを指名した、内容は前回の授業で習った公式を答えろというものだった。<br>「おい、神原まえの授業で運動エネルギーの公式おしえただろ？言ってみろ」<br>「え？俺に聞いちゃっていいんすか？え？ちょ、まじですか？」<br>ｺｲﾂ・・・分からんのか。俺は思わず吹き出しそうになった。<br>その次の瞬間<br>「底辺かけるぅー高さわるぅー２！」<br>やられた、俺は吹き出した。こいつ、三角形の面積の公式いいやがった、こいつよく高校はいれたよな。我ながらユウジに失礼なことを考えてしまったと思う。<br>クラスは静まり返っていた正直ユウジが素で間違えたので面子を潰すわけに行かなくてみんな反応に困っているようだ。そんな中、俺は吹き出してしまった。まるで、狙ってくださいとアピールするかのように。<br>案の定、教師は俺を指した。<br>「神原、寝不足か。夜更かしは、体に良くないからほどほどにな。それはそうと西村は公式が分かるみたいだな？よし、いってみろ」<br>「えぇーっと、1/2mv2乗です。」俺はおもむろに答える。自信が無い･･･<br>教師は10秒ほど黙った。<br>くそっ・・・間違えたかよ。誰も笑わないから余計恥ずかしいな。<br>「正解だ、よく復習しているな西村」<br>どうやら、合っているようだ。なぜ黙ったのか定かではないがびびらせないで欲しいと思った。<br>そんな、本当にどうでも良いやりとりが行われ授業が終わる。<br>学校も終わり俺は下校した。俺は部活に属していない。特にやりたいことが無いってのが建前で本当は無駄な体力を使いたくない、面倒くさいという理由だ。<br>親のおかえりというあいさつを俺は無視をして自室へ入った。<br><br><br>なんだか最近おかしい・・・ベッドに仰向けになり天井をぼやっと見ながら俺は呟いた。<br>夢のことといい、最近頻度が多くなっているような気がする。しかも授業中に居眠りしたことない俺が寝ていた？おかしい、俺は考え事をしていたハズなんだ。<br>そう、今みたいに。<br>気が付くとそこは遊園地。でも、知っている遊園地とは少し違うようだ。なんというか雰囲気がおかしい。空の色は薄い赤がかった紫色、アトラクションの数がすごく多いように感じる。の割には人の数が少ない。そして、一番不可解なのが。黒い小さな塊がこっちに迫ってきている？気がする。それをヤツだと確認するためには30秒の時間を有した。俺は恐ろしくなった。<br>人間本当に恐ろしいときは筋肉がこわばってまともに行動できないらしい。まさに俺が今その状態に陥っている。<br>くそっ！動け!動け！動けよっ！･･･<br>声に出して叫ぼうとするが声にならない。そうしている間にもやつは恐るべき速さで迫ってくる。なんていうか、そいつはすごく前傾姿勢で走ってくるほんと、全体重をダイナミックに活用しているように。<br>結局、一歩も動けないままヤツは俺にオノを振り下ろした。<br>全身が狂ったように痛むのに俺の頭の中はすごく冷静だった。<br><br><br>そこで目が覚めた、カーテンを閉めていない窓からは外が暗くなっていることを確認できた。
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<pubDate>Tue, 22 Jan 2013 19:22:39 +0900</pubDate>
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<title>序章～はじまりはいつも淡々と～</title>
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<![CDATA[ 不意に僕の胸に鋭い痛みが走った。<br>意識を保とうと試みるが、そんなこと到底できっこない。<br>なんせ、僕はただの高校生なのだから。<br>このような非日常にだってなぜ巻き込まれなければいけないのか、<br>今でも理解に困るところだ。<br>あぁ、疲れた・・・意識が遠のく。<br>俺どうなるんだろ・・・<br>全身から力が抜け彼の意識はそこで途切れた。<br><br><br><br>「ぶはぁっ・・・はぁ・・・はぁ・・はぁ。」<br>またこの夢か、もういったい何度目だろう。<br>最近悪夢にうなされているのだ、それも毎回きまって同じ夢をみる。<br>このような経験は、今に始まったことでないので別段気にしているわけではない。<br>しかし、いままで見た夢とは違い自分になんらかの機会が起こることで夢が終わるというのは、いままでのと少しばかり違うもののようだ。<br>彼はそんなことを考えながらベッドに横になっていた。<br>今の季節は冬。時間は午前7時を少し回ったくらいだろうか。<br>ベッドの外が寒すぎてなかなかベッドからでられないでいる俺に母から声がかかった。<br>「タクヤーご飯できてるわよ、はやくいかないと学校に遅刻するわよ?」<br>タクヤというのは俺のことだ。西村拓也（ニシムラタクヤ）<br>いたって平凡な名前だ。<br>俺がベッドのある自室から朝食の用意されているリビングルームに向かうとそこにはちょこん、と椅子に座る少女の姿があった。マユミだ小田真弓。<br>こいつとは、幼馴染で生まれたときからの付き合いだ。同じ時間同じ病院で生まれるという軌跡を果たしているらしい。しかも家は隣ときた。もしここがラノベとかの世界なら幼馴染フラグｋｔｋｒ！とか、なるのかもしれないが。こいつはそんな幼馴染という幻想をぶち破ってくれる。<br>「おい、タクヤァ、さっさと飯食って学校いこうぜ。」<br>ふっ・・・こいつなんでこんなに男勝りなんだろ･･･<br>「おぅ、今食うからまってろ」<br>俺はそんな言葉をマユミに吐き味噌汁をすする。<br>なぜ、マユミが家にいるかというと。マユミの両親は外国へ出張中で約半年預かっているらしい。俺的には騒々しくなるのでマユミを預かるという案はあまり良く考えてはいなかった。<br>現にこうして俺にお節介を焼くマユミを俺は鬱陶しくさえおもっているのかもしれない。<br>時間は7時30分を回ろうとしていた。<br>学校へ行く支度を整えた俺はテレビを見ているマユミに行くぞ、と声をかけ家を出た。<br>外は寒かった。マフラーをしてコートまで羽織っているのに寒い。<br>マユミはマフラーだけだ。コートを羽織らないのは足を見せたいらしい。<br>彼女はそこまで身長が高くなく１５０センチ前後で高校生としては少し小さめなのだが、自分の足の美しさには自身があるらしい。<br>その自身がどこからくるのかは不明だが。<br>俺の通う私立桜ノ宮高校は3年前に新設された進学校だ。なぜここに入ったかというと特に理由もない。成り行きとでも言っておこうか。<br>校門にたどり着くと不意に腹にパンチを受けた。そのパンチは別に本気というわけでもなく。男子同士がじゃれあう程度の弱いものだった。<br>「おぉーっい、朝からお二人で登校とは熱いですなぁ」ﾆﾔﾆﾔしながら男が言う。<br>なにが暑いだ。今は冬だ寒いんだ。余計な体力を使わせないでくれ。<br>そう思い、腹パンしてきた男をスルーしようとするが。そいつはどうやらそれを許さないらしい。<br>「うへぇ、無視はないんじゃねぇのぉ、タクヤんー」<br>「んだよ、朝からめんどくせぇことすんなよ」そういいながら、茶髪のくせっ気のある紙をワックスでツンツンにしている親友の顔を見る。<br>「おうユージ！おはYO」マユミがあいさつ<br>「YO!YO!おはYOマユミーイェア！」なぜラップ口調､､､という突っ込みは体力を使いそうなのでセーブした。<br>朝から腹パンをかましてきた男の名は神原祐二（ｶﾝﾊﾞﾗﾕｳｼﾞ）親友だ。いや、悪友というのが正解か。こいつとの付き合いは高校に入ってからだ。<br>知り合ったきっかけを話すのはまた、今度にしよう。<br>俺たちは3人で教室を目指した。<br>教室に着いた俺たちは他愛もない会話を交わし。そろそろホームルームが始まりそうなのを俺が気づき2人を席に帰した。俺の席は窓側の一番後ろ。ユージは真ん中の列の一番前。マユミは俺の前の席だ。<br>一時間目は古典の授業だった。内容は国語成績優秀な俺にとっては退屈なものであり、授業に集中せずに他の事を考えていた。<br><br><br><br>気が付くと俺は走っていた。体の疲れからしてすごく距離を走ったみたいだ。暗闇の中を俺は無我夢中で走っている。とまってしまうと死んでしまいそうで、それでいて、何かに追われている様な、そんな感覚だ。<br>今の気持ちは恐怖と焦りだ。突然、右足に痛みが走る特に足首らへんが痛い。<br>俺はバランスを崩しぶっ倒れる。右足を確認する。俺は驚いた<br>右足の足首から下が無い！流血は・・・していないようだ。<br>しかし、そんなことを確認している間にヤツはそこまで迫っていた。<br>ヤツ、と俺が指したそいつはオノみたいな何かをもっている。色はダークブルーでなぜ目視できているのかは分からない。形は太ったおじさんみたいなので足が短く横が程よい具合に出ている。普段ならそいつを見て笑ってしまうところだろうが、今はそんな場合ではない。<br>そいつは明らかに俺を殺そうとしている。<br>無言でおっさんはオノを振り上げた。そして、躊躇いも無く俺に振り下ろした。<br>頭に激痛が走る。前身がズキズキ痛む。神経が痙攣を起こす。<br>そこで俺は絶命した。<br><br><br>ぼんやり視界が開ける。<br>ここは、教室だ。古典の教科書を俺は握っている。黒板を見ると数学の公式がかかれていた。<br>え、数学？たしか数学は４時間目のはずじゃぁ・・・。<br>時計を見ると既に4時間目が終わろうとしていた。<br>今まで俺は、何もしていたんだ・・・？<br>だめだ、思い出せない。<br>思い出そうとすると頭の中に白い煙のようなものが出てきて思考をさせようとしてくれない。<br>まるで、脳が思い出すことを拒んでいるかのように。
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<pubDate>Sun, 20 Jan 2013 13:49:54 +0900</pubDate>
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