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<title>院長のブログ</title>
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<description>くずもとファミリークリニック院長です。</description>
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<title>シルク・ド・ソレイユ</title>
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<![CDATA[ <p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">先日、久しぶりに「情熱大陸」を見ました。</span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">今回は、シルク・ド・ソレイユの“カー”に出演している日本人、高橋典子さんにスポットを当てていました。</span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"> シルク・ド・ソレイユというのは、知っておられる方も多いと思いますが、ラスベガスで人気のサーカス・ショーです。</span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><br></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">僕も<span lang="EN-US">1回だけ、本場ラスベガスで観る機会がありました。シアトルであった学会の帰りにラスベガスに寄り、いくつかある中の“オー”というショーを後輩のN先生と二人で観に行きました。　</span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">ショーが始まるまでは、“中国雑技団の西洋編”みたいな軽い印象を持っていたのですが、一旦舞台が始まるや、どんどん引き込まれ、終わる頃には、不覚にもなんとこの僕が涙していました。</span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">決してショーのストーリーに感動したわけではありません。そうではなく、このショーを完成させるのに、この何十人という人達が、どれほど努力してきたかと想像するだけで、自然と涙が出てきたのです。</span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">涙を覆いながら、スタンディング・オベーションし、ふっと隣の<span lang="EN-US">N先生を見ると、彼の目にも、うっすら涙が・・。</span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">二人とも、しばらく無言。</span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><br></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"> 中年男が、二人揃って、涙している姿は周りからはかなり奇妙に思われたかもしれませんが、きっと、あの舞台を観た人には共感してもらえると思います。とても貴重な経験でした。<span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"></span></p><p> </p><p></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"></span></p><p> </p><p></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">番組（「情熱大陸」）では、彼女が、幼少の頃からバトンを毎日練習し、世界選手権で優勝を何回も経験したこと、しかし、日本では、幼児を対象としたバトンの先生しか職がなく、それで、たまたま知ったカナダのシルク・ド・ソレイユに手紙を出すと、メールが来て、出演することになったこと、そのうち、ヒロインに抜擢され、一人だけで<span lang="EN-US">4分間の舞台をさせてもらえるようになったことなどの経緯が紹介されていました。</span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"></span></p><p> </p><p></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">これは僕がいつも思うことですが・・。</span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><br></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">人間っていうのは、結果が出ると分かっていれば、比較的頑張れると思うんです。もちろんそういう形でも立派だと思います。</span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><br></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-INDENT: 12pt; mso-char-indent-count: 1.0"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">しかし改めてすごいなと思うところは、報われるかどうかも分からないのに、いや、むしろ、報われないだろうと、無理だろうと半ば諦めながら、それでも全力を出し、一生懸命努力し続けられること。一人舞台が終わった後、彼女に対し、惜しみない拍手が送られるのは、そんな彼女の努力を、観客がよく理解しているからだと思います。<span lang="EN-US"><br></span></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"></span></p><p> </p><p></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;"><br></span></p><p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 12pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ ゴシック&quot;">皆さんも、ラスベガスに行く機会があれば、シルク・ド・ソレイユ、是非観てきてください。<span lang="EN-US"><br></span></span></p>
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<link>https://ameblo.jp/kfcincho/entry-10057490187.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Nov 2007 00:17:12 +0900</pubDate>
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<title>メタボリックシンドロームのお話し</title>
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<![CDATA[ メタボリックシンドロームとは、簡単に、説明しておきますと、食習慣や運動不足が原因で、内臓脂肪がたまり、高血圧や糖尿病、高脂血症になる疾患群と言えます。<br><br><br>最近診察していると、“いわゆるメタボリックシンドロームです”と説明すると、皆さん、一様にうなずき、“なるほど”と理解して頂ける方が多くなってきました。<br><br><br>それだけ、メタボリックシンドロームという言葉が一般的になってきたのでしょうね。<br><br>実は、医学的には、高血圧や糖尿病、高脂血症、肥満を合わせて、「シンドロームX」や「死の四重奏」とも呼ばれ以前から注目されてはいましたが、その呼び名はあまりpopularにはなりませんでした。<br><br><br>では、なぜ、ここにきてメタボリックシンドロームの概念が普及してきたのでしょうか？<br><br><br>そのことを考える前に、メタボリックシンドロームの診断基準をおさらいしておきましょう。<br><br><br>まず、おへその位置のウエスト周囲径（ウエストではありません！）が、男性では、　85cm以上、女性では90cm以上の方で、次のうち2つ以上あてはまると、メタボリックシンドロームです。<br><br>血圧　収縮期血圧　130mmHg以上　かつ/または　85mmHg以上<br><br>血糖　空腹時血糖　110mg/dl以上<br><br>脂質　トリグリセライド　150mg/dl以上　かつ/または　HDL　40mg/dl未満<br><br><br>ここで注意して頂きたいのは、これら3つの項目は、それぞれ、高血圧、高脂血症、糖尿病の診断基準までは満たしていないのです。<br><br><br>例えば、<br><br>高血圧ならば　　収縮期血圧　140mmHg以上　または　90mmHg以上<br>糖尿病ならば　主に　空腹時血糖　126mg/dl以上　かつ　食後2時間値　200mg/dl　<br>高脂血症ならば　タイプによりますが、主にLDL　140 mg/dl以上　またはトリグリセライド　150mg/dl以上　または　HDL　40mg/dl未満<br>などを満たす必要があります。<br><br><br>すなわち、高血圧ではない、糖尿病でもない、高脂血症でもない、といった人でも、血糖が少し高く、血圧が少し高い、少し中性脂肪が高いなどの要因が２つ、３つ重なれば、メタボリックシンドロームであり、相乗的に血管が硬くなり、心筋梗塞や脳梗塞の危険性が一段と高くなる、ということが最近分かってきたんですね。<br><br><br>実は、メタボリックシンドロームの概念が普及しているのは、この点に注目されたからと僕は理解しています。<br><br><br>健康を維持するためには、ちょっと血圧が高いな、とか、ちょっと血糖が高いな、とか、高脂血症はあるけれど大丈夫ですと医者に言われた、などという段階から、食事療法、運動療法を心がけ、早め早めに受診し、場合によってはお薬を服用するなど、積極的に治療することが大切です。<br><br><br>ちなみに、これが私の内臓脂肪です。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/10/12/10034124106.jpg" target="_blank"><img height="220" src="https://stat.ameba.jp/user_images/10/12/10034124106_s.jpg" width="220" border="0"></a><br>
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<link>https://ameblo.jp/kfcincho/entry-10051238026.html</link>
<pubDate>Sat, 13 Oct 2007 01:16:06 +0900</pubDate>
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<title>消化器外科を標榜科目に</title>
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<![CDATA[ <div class="entry_body">先週の木曜日、医院を休診させて頂き、東京で行われた日本消化器外科学会という学会に参加させて頂きました。<br><br><br>日本消化器外科学会は、消化器（胃や腸、肝・胆・膵など）の外科医が毎年一同に集まる大きな学会です。<br><br><br>学術的な講演はもちろんですが、最近は、世相を反映してか、医療行政や、医療訴訟、外科医の医療環境など、10年前には考えられなかった演題が多くあり、興味深く聴かせて頂きました。<br><br><span style="COLOR: blue">“消化器外科医療の現状と医療制度改革に向けた情報発信”</span>という理事長講演の中では、消化器外科が、医院や病院の標榜科目にないということが問題視されていました。<br><br><br>言うまでもなく、標榜科目というのは、患者さんに、医院や病院が、どういう疾患を対象にしているかを伝えるためのもので、厚生省が、対象が拡がり過ぎないために、33科だけに限定しています。<br>一方で、現行では、一般的な診療科と専門的な診療科とが混在しているとの指摘があり、患者さんからすると、病気によってはどの科に行けばいいの？という混乱が生じることもあるようです。<br><br><br>例えば、乳腺科というのは、標榜科目にはなく、患者さんから、乳がんを疑った場合、どこに行けばいいのか分からないとよく言われます。<br><br>一般的には、乳腺腫瘍は、主に外科が診察にあたる疾患ですので、乳腺にしこりがある、という時は、産婦人科ではなく、外科を標榜している医院や病院を受診する必要があります。<br><br><br>乳腺外科はともかく、「消化器外科も標榜科目にない」。実は、僕にとっては、今更ながら意外なことでした。僕だけかといえば、そうでもなく、僕の周りの外科医も、同じ意見でした。<br><br>　確かに今まで働いてきた病院では、消化器外科ではなく、“外科”でした。 僕自身、消化器外科というのは、どこの外科と言われることも多かったです。 <br><br>開業の際、標榜科目を選択しなければありませんでしたが、医院で消化器外科を標榜するわけにいきませんので、ないことに気に留めていませんでした。<br><br><br>なぜ、消化器外科のようなポピュラーな呼び方が抜け落ちるのでしょうか？<br><br><br>厚生省による標榜科目の選定というのは、政治力が強く影響するそうです。<br>これまでは、医師会の影響力が強く、消化器外科学会は、そういう方面で出遅れていたのだと、発表演者は訴えておられました。<br><br>奥ゆかしいのは、学会だけでなく、一般の消化器外科医は、他の科の先生方に比べ、我慢強いように感じます。僕の周りでもそうですが、仕事は一生懸命するし、少々のことでは不平や不満は吐かないタイプが多いと思います。<br><br><br><br>学会の夜は、そんな消化器外科医達？の師匠や後輩たち10人ほどで、会食し、楽しい時間を過ごせました。<br><br><br>帰りは、師匠のS先生と一緒でした。学会に行くときはいつもそうですが、行き帰りの時の師匠の話が大変為になります。<br><br>研究の話、膵癌などの治験の話、留学時代の話や家族の話など。時には、“あれ、この話しは前にも聞いたな”と思いながら、繰り返し聞くことになるのですが、その度に自分なりに解釈をし、新しい刺激を受けることができます。<br><br><br>師匠は、会えば必ず現状に妥協せず、“こんなレベルではだめだ”、“もっと上を目指さねば”と常に前向きに進化し続けています。<br><br><br><br>僕の好きな<span style="COLOR: red">岡本太郎</span>が残した言葉に、“<span style="COLOR: blue">己を殺せ</span>”というセリフがあります。<br><br><br>いくら成功しても、過去の自分を否定するほどの覚悟と情熱を持って、新しいものを創造し続け、生き抜け、という意味ですが、師匠は、間違いなく、岡本太郎的な生き方を実践している一人です。<br><br><br>目指す道は異なりますが、そんな師匠に負けず、自分も、日々成長し続けるべく、精一杯頑張ろうと思います。 </div>
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<link>https://ameblo.jp/kfcincho/entry-10051237669.html</link>
<pubDate>Wed, 25 Jul 2007 01:14:04 +0900</pubDate>
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<title>薄氷は自分で薄くして踏む</title>
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<![CDATA[ <div class="entry_body">正式に、本日よりブログ始めます。<br><br>タイトルは、“院長のここだけの話”と、なにやら秘密めいた内容を連想させますが、実際は、医療活動や日常生活を通じて、僕自身が普段考えたことや、感じたことを記録していければと思います。<br><br>あれこれ考えて、最初のブログは、書籍の紹介にします。<br>僕自身が本好きなので、医院の待合室には、たくさんの本を置いていこうと思っています。<br><br><br>最近、待合室に置いている本の中で、皆さんが一番よく手にとられているのは、<span style="COLOR: red">「<a href="http://www.amazon.co.jp/ç´é¦é­âãããã¼ã»ã¹ããªãã-è¤å-ç´é¦/dp/434401331X/ref=pd_bbs_sr_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1202998298&amp;sr=8-" target="_blank">紀香魂</a> 」</span>（藤原紀香）ではないでしょうか。<br>特に、30代から40代の女性の関心が強いようです。<br>ちなみに、この本は、5月30日の藤原紀香さんの結婚式と同時に発売になり、今も書店売り上げNo.1を続けているそうです。<br><br><br>僕自身は、この本もそれなりに面白いとは思うのですが、むしろ、この本を結婚式当日というタイミングで、しかも、“なぜ私はこの結婚を決めたのか？”という副題を付けて、人々が興味を抱かずにいられないような方法で売り出した、<span style="COLOR: blue">幻冬舎</span>という出版会社に強く興味を持ちました。<br><br><br>幻冬舎というのは、角川書店の編集者であった見城徹氏が、独立し、約１０年前に立ち上げ、<span style="COLOR: red">「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%87%E3%82%A3-%E9%83%B7-%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%BF/dp/4877282343/ref=pd_bbs_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1202998826&amp;sr=8-1" target="_blank">ダディ</a>」</span>（郷ひろみ）、<span style="COLOR: red">「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%BB%B4-%E4%BA%94%E6%9C%A8-%E5%AF%9B%E4%B9%8B/dp/4877282246/ref=sr_1_2?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1202998948&amp;sr=1-2" target="_blank">大河の一滴</a>」</span>（五木寛之）、<span style="COLOR: red">「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%BC%9F-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%9F%B3%E5%8E%9F-%E6%85%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4877287361/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1202999016&amp;sr=1-1" target="_blank">弟</a>」</span>（石原慎太郎）などたて続けにベストセラーを生み出している会社です。<br>実は医院の待合室にある、<span style="COLOR: red">「<a href="http://www.amazon.co.jp/GOETHE-%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%86-2007%E5%B9%B4-09%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B000TESRI4/ref=sr_1_4?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1202999083&amp;sr=1-4" target="_blank">GOETHE</a>」</span>という雑誌も、幻冬舎が出しています。<br><br><br>今年の２月、見城さん自身も、<span style="COLOR: red">「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E7%B7%A8%E9%9B%86%E8%80%85%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E7%97%85%E3%81%84-%E8%A6%8B%E5%9F%8E-%E5%BE%B9/dp/4778310500/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1202999193&amp;sr=1-1" target="_blank">編集者という病</a>」</span>（見城徹）という本を出版されています。（どういうわけか、こちらは大田出版が版元です。）<br><br><br>その本を最近読んで見たのですが、<span style="COLOR: red">「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E7%B4%80%E9%A6%99%E9%AD%82%E2%80%95%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E7%B4%80%E9%A6%99/dp/434401331X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1202999249&amp;sr=1-1" target="_blank">紀香魂</a>」</span>の１００倍くらい面白かったです。<br>角川書店時代の、尾崎豊との濃密な関係から始まり、坂本龍一、村上龍、石原慎太郎など錚々たる人たちとの関係を中心に、自身の哲学や仕事に対する考え、さらに、死生観が鋭く強烈につづられています。<br><br><br>こころに　引っ掛かるフレーズを紹介しておくと、例えば・・・<br><br><br>薄氷を自分であえて薄くして踏む。<br>勝者には何もやるな。<br>グレイとは最高に豊かな色。<br>自分で自分をぶっ壊す。昨日やったことを今日裏切る。<br>これほどの努力を人は運と言う。<br><br>など。<br><br><br>これらの言葉の意味は本書を実際に読んで頂くとして・・・。<br>さすが、ベストセラーを出し続けてきた人の表現だなと感心せずにはいられません。<br>編集者として、圧倒的な努力を積み重ねてきたからこそ、言える言葉ではないでしょうか？<br><br><br><br>最後に僕なりに深く考えさせられた文節を。<br><br><br><br>“一人の書き手の、どうしても小説を書き出さざるを得なかった動機には、あるやむにやまれぬ想いがあるんですね。それはきわめて個人的なものであるはずですが、それが社会の最も深部で動いている何か危機感といったものと共振してしまうなら、その小説は普遍性を呼び寄せる、人の共感を培えるんです。で、多くの場合、共振は、負の心情とか、暗い心とかの人間の原質に触れたものから生まれるわけです。”<br><br><br>僕は今まで、どちらかというと、フィクションにしろ、ノンフィクションにしろ、社会の奥の深いものを意図的に見つけ出し、えぐり出そうとするのが作家だと思ってきました。<br>しかし、実際のところ、そうではなく、“個人的な想いがあって、そこに社会が共振する”。　妙に納得させられた一節でした。<br><br><br>さらに、この本の最も面白かったのは、作家ではない、見城さん自身も、“やむにやまれぬ想い”を編集や経営という仕事で表現し、社会に大きく影響を与えている点です。<br>そういう役割を担うのは、何も作家や芸術家だけに限らないということでしょうか？<br><br>“やむにやまれぬ想い”を、自身の仕事を通して表現し、そこから生まれた“作品”が、多くの人の共感を得られる。<br><br><br>見城さんは、悲鳴にも似た言葉で、表現されていますが、とても素敵なことだと思います。<br>自分なりに、そんな仕事が、多少なりともできるように、日々新たに頑張ろうと誓わせてくれた一冊でした。 </div>
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<pubDate>Sun, 15 Jul 2007 01:05:54 +0900</pubDate>
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