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<title>経済時評</title>
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<description>新時代の構築に向けて</description>
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<title>思い切った行財政改革を</title>
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<![CDATA[ <p><font color="#0000ff" size="4"><strong>思い切った行財政改革を<br>住民パワーを活用せよ</strong></font></p><p><br><font size="3">　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉原　勇</font></p><br><p><font size="3">　今回の金融危機とそれに伴う不況について「100年に一度の危機」という表現が用いられ、いつの間にか定着してしまったようである。本当にそうなのかということはさておき、それならそれで対策を講じなくてはならない。<br>　ところが現在までに打ち出された政府の対策に目新しいものは少なく、財政上の制約を理由に規模も小さい。旧態依然としたやり方だけで景気を浮揚させることは非常に難しいのではないだろうか。<br>　<br><font color="#fa8072"><strong>行政の簡素化<br></strong></font>　魔法のような対策はないものの、やはり今やるべきことは思い切った行財政改革である。それも住民パワーを活用した効果的な対策である。幸いなことに団塊の世代が定年になり、無聊をかこっている人材は豊富にある。その人たちをうまく使うことで行政をスリムにすることが可能と思われる。<br>　道路や公園などの管理を民間のボランティアが行う「アダプト制度」はかなり普及しているが、かつては道路の補修や小さな河川の管理は住民の勤労奉仕で行われていた。それを行政に任せたから官が肥大化したことは否定できない。私の住んでいる多摩市ではコミュニティーセンターという公共施設を周辺住民のボランティア団体に運営させるという方式をとっており、それが定着してきた。こうした試みはもっと広がってよい。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3"><strong><font color="#fa8072">「新たな公」</font></strong><br>　政府が現在策定中の国土形成計画のなかには「新たな公」という概念が取り入れられている。本来なら公が果たすべき業務をこれからは民間にも担ってもらおうという考えである。<br>　これはまさに住民パワーの活用を図ろうというものであり、政府の中にもそうした考えがあることを示している。国土形成計画は全国計画が昨年閣議決定され、現在広域地方計画の策定が進められている段階である。ネーミングにもう一工夫が必要だが、計画の全容が固まった暁には、この考えを浸透させ、行政の簡素化に取り組むべきだろう。</font></p><br><br><p><font size="3"><strong>吉原　勇</strong>(よしはら・いさむ)</font><br><font size="2">1938年朝鮮京畿道生まれ。中央大卒後毎日新聞社入社。西部本社代表室長、不動産企画室長、編集委員を経て、下野新聞取締役などを歴任。現在作新学院大学講師。著書は「トヨタ自販の経営」「日航が立ち上がる日」「特命転勤」など。総合政策研究会理事として多くの提言をとりまとめ政府に提出している。<br></font></p>
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<pubDate>Sat, 17 Jan 2009 16:03:50 +0900</pubDate>
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<title>横断的発想で現行システムの切り替えを</title>
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<![CDATA[ <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>横断的発想で現行システムの切り替えを</strong></font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長宗我部 友親</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">　確実に時代は変わりつつある。ミレニアムといわれた２０００年を超えて、「どういう世の中に、これからはなってゆくのだろうか」。漠然だが、そうは思っていた。<br>　だが、２１世紀にはいってから、その変化が具体的に表に出始め、変革は現実のものとして動き出した。</font></p><font size="3"><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/65/92/10128188133.jpg"><img style="WIDTH: 324px; HEIGHT: 237px" height="237" alt="経済時評-20090113_01" src="https://stat.ameba.jp/user_images/65/92/10128188133_s.jpg" width="324" border="0"></a> <br><br>　「悪魔が地球に舞い降りてきて、終末を迎える」。と、いう<br>ノストラダムスの予言ということが、ミレニアムを迎える当時、盛んに語られた。今眼前に現れているのが、それではないかとも思えるくらいだ。<br>もっとも、それは地球が終末を迎えるということではなく、人類が構築してきた、現代のシステムが終末を迎え、再構築せざるを得なくなってきている、ととらえればよい。<br>　日本の株式市場、一部上場企業の資産が、株価の暴落により一年で急激に落ち込み、日本のトップ企業で世界的にも評価されている企業の２兆を超える利益が、一年をして赤字に転じるなどということは、通常では考えられないことである。間違いなく新自由主義といわれた経済は大きく変わろうとしている。<br>　政策面をみても、来年度予算の借金に当たる、国債の発行額が予算全体の四割近くにも膨れ上がっている。国債残高も、とても簡単には返済できる額ではない。<br>　それなのに、いまだに道路だの、飛行場などとハードに集中している。そして、財政再建といえば、消費税の増税ということで、国民から徴収することばかりを考えている。<br>　しかし、国の収入面を見ると、赤字に転落する可能性のあるトヨタを初め、法人税は大きく落ち込むであろうし、失業者が増え、生活扶助を受ける人がぐっと多くなってきていることからも、税収は減り、増税は受け入れにくいであろう。それなのに「３年後を見て増税」などおかしなところで議論している。<br>　これまで、戦後に構築してきた、日本の経済システムはもう疲弊してしまっていて、使い物にならなくなっている。財務省などと呼び方を変えただけで、これまでと変わらない方法論で予算作りをしていてもだめだろう。<br>　特別措置や、補助金、特別会計、地方財政計画など、矛盾だらけに思うし、本予算自体も、最重要の年金など福祉予算がもう破綻している。予算が組めなくなっているではありませんか。福祉、医療が行き詰まった国政は、もう国政といえない。<br>　つまり、一省庁だけで考えていては、どうにもならないのです。政治家、官僚、産業界、そして国民全体が、思い切って日本の現行システムを横断的発想で根幹から切り替える、くらいの方法をとらなければ、世の中はもう先に進めないところまで、この国は壊れてしまっている。それを認識した上で、新生国家、日本を作る必要があるのではないだろうか。</p><br><p><font size="2"><strong>長宗我部　友親</strong>（ちょうそがべ・ともちか）</font></p><p><font size="2">親房系長宗我部家の十七代。通信社の記者を経て、現在株式会社企画の庭の代表取締役。著書に『なごやの忘れもん』、『街かど経済入門』などがある。 </font></p></font>
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<pubDate>Fri, 09 Jan 2009 16:45:40 +0900</pubDate>
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