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<title>希記の迷々思考実験室</title>
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<description>自分の問いへの答えを求めて想像を広げよう。</description>
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<title>ブログ休止のお知らせ</title>
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<![CDATA[ <div>こんにちは。紙城希記です。</div><div>&nbsp;</div><div>2月から再開したブログを休止します。<br>いつ再開するか、そのまま終了するかはわかりません。</div><div>&nbsp;</div><div>思考実験だと言っていいか分からないようなつたない文章の数々でしたが、<br>これまで読んでくださった人に感謝します。楽しんでもらえていたら嬉しいです。</div><div>&nbsp;</div><div>新型コロナウイルスの影響で生活が大変ですが、<br>これからのために無事乗り越えていけたらいいですね。<br>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上です。</div>
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<pubDate>Sun, 26 Apr 2020 21:00:05 +0900</pubDate>
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<title>ゼロから作った知識</title>
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<![CDATA[ <p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　ある酒に酔った女が言った。「この本には私がゼロからイチを作った英知が掲載されている。この本を理解できる人はいるか」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　周囲の男が名乗りを上げたけど、その本を読んでも理解できない。「この文字は何だ。この世界に存在する言語で書かれていないから、何が書いてあるかを理解できない」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　酔った女は言った。「ゼロからイチを生むために自分は新たな言語体系を構築して新たな知識を作ったのだ。本当は紙を使った本という既存にある形で残すつもりはなかったけれど、他人に知ってもらうためだから仕方がない。わかるでしょう」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　周囲の男が尋ねた。「この本に書かれている内容が分からないから教えてほしい」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　酔った女は言った。「誰にも書けない世界の乙女心を詩にして書いた文章だよ」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　周囲の男が尋ねた。「新たな言語を作らなくても既存の言語で書いたら、異世界小説好きな誰かが読んでくれるかもしれない。その方が人のためになる」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　酔った女は言った。「それではゼロからイチを生み出したことにはならない。私は天地創造した神のような存在になりたかった。わかるでしょう」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　周囲の男たちは酔った女の欲望が理解できなかった。誰にも理解できないようなものを作ってまでゼロからイチを作る必要はない。酒に酔った女の創造物に意味があったのだろうか。人にとっては意味がない厄介な本を残したと言えないだろうか。あなたは真剣に創造を試みる彼女の相手をしたいだろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">注意：作り話より。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　私たちはゼロからイチを創造したような知識を必要としない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">知識をゼロから作りたいなら既存の言語や知識に囚われてはいけない。</span>ゼロから作った知識は個人が理解できる独自の言語を使って新たに作った知識だ。その新たな知識は既存の知識を用いて生活している他人には理解不可能だ。もしゼロから作った知識を理解しようするならば個人が作った言語を理解する必要がある。そこまでしてゼロから知識を利用する必要がないだろう。人は既存の言語や知識を利用したから新たな知識を理解できる。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">さらにゼロから知識を作り出すために言語だけではなく、既存の世界に囚われてはいけない。</span>現実世界に囚われない空想世界を作り出す必要がある。現実には存在しない生き物や自然環境や自然現象が存在する異世界を作る。しかし、どのようにしても現実世界に影響を受ける。現実世界には人と呼ぶ存在や男と女という概念があり、生活習慣がある。また、動物や植物が存在する。そのような現実世界ではない世界を創造する必要がある。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">しかし、想像を本にした時点でゼロからイチを作ったとは言えない。</span>想像を形にするために利用した本とは既存の文化だ。新しい言語を作る行為自体も既存の知識を生んだ文化に依存しているだろう。この世界にはない創造物を作る行為自体が不可能かもしれない。既存の文化を知っている人は既存の文化によって作られた物事を利用してしまうだろう。誰も考えられないような新しい物事などを既存の物事を利用せずに作るのは難しい。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">したがって、ゼロから知識を作ったとしても、その知識を他人は理解できないだろう。</span>人は知識の想像物を創造物として作成する。そのとき、人が理解できない独自の言語で知識を作っても自分以外理解できない。また、既存の概念とは異なる新たな概念を用いて知識を創造したら、知識の理解がより難しくなる。その独自の言語は独自の暗号として利用できる。その暗号を解読するための知識がなければ、新しい知識を理解できない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　ゼロから作った知識を書いた創造物を理解するために謎解きがしたいだろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">希記より。</p>
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<pubDate>Sun, 26 Apr 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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<title>研究者に協力する義務</title>
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<![CDATA[ <p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　ある国では国民が四つの義務を負う。教育の義務と勤労の義務と納税の義務までは日本と同じだ。さらに研究者に協力する義務を負う。心理学や医学などの学問における研究の発展のために国民が協力するべきだとみなされた。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　国民に協力を要請する研究者は国に登録した研究者に限られる。被験者は抽選で選ばれたり、指名されたり様々だ。また、研究の内容によっては賃金が支払われる。被験者に選ばれた国民は特別な理由がない限り、研究の要請を断れない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　今回も研究のために被験者として付き合っている<span lang="EN-US">100</span>組の男女が選ばれた。その研究内容は好きな人同士が接触したときの体の状態変化だ。科学によって恋愛をアプローチする研究だ。もちろん好きではない同士の研究データも必要だ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　男性と女性が同じ空間に一時間接触する。男性は被験者の女性とハグしたり、キスしたりする必要があった。もちろん男性とも同じ実験をした。男性は「ドキドキしたけど、恋人も参加しているために不安になった」と男性の証言を得た。また、女性は「不細工な男性と実験したくない」と愚痴を言った。様々な実験が一か月以上かけて行われた。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　その研究を見学した日本の研究者は羨ましそうに実験を見ていた。日本でも研究者に協力する義務を導入したいと思っていても無理そうだった。被験者が嫌がるような実験でも協力者を国の要請によって得られるのは便利だが、拒絶されるだろう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　はたして、私たちの国で研究者に協力する義務は必要か。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">注意：作り話より。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　研究者に協力する義務を導入されたら研究者は喜ぶだろう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">まず、国民は知識を増やすために研究者の研究に協力するべきだ。</span>研究者は自分の好奇心を満たすために研究するだけではない。多くの人の理解を深めるために研究対象を観察して研究する。もし、心理学や医学のような学問なら、研究対象となる人に研究の協力が必要だろう。さらに、技術の発展にも役に立つだろう。それによって研究が人々のために役に立つ。つまり、国民のために理解を深める研究のためならば国民が協力するべきだ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">すると、研究者に協力する義務があれば研究が行いやすくなって研究が発展するだろう。</span>研究者に協力する義務があれば、国民に容易に協力要請できる。人を不快にさせる研究も長期間に拘束する研究も可能だ。副作用がでるおそれがある薬学の研究も、国の協力の下できる。すると、今まで協力者を募るのが難しかった研究もできるだろう。それによって研究が発展する。研究に協力する被験者を用意できれば発展する研究もあるだろう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">しかし、実際は国が研究に必要な実験を国民に強要することはできない。</span>被験者に不利益をもたらしたり、大きな負担を強いたりする研究もあるだろう。そのような人が嫌がる研究だから被験者としての協力を国民にお願いしたい。そのために国が義務として研究の協力を強要すれば国民の生活を束縛する。また、仕事や生活のために実験に協力する余裕のない人もいる。すると、研究の協力は個人の自由な意思によって行うべきだ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">したがって、研究者は研究に協力する義務を国民が認めることを渇望するだろう。</span><span style="color:black;mso-themecolor:text1">多くの人が</span>研究に協力すれば、より多くの研究データが集まる。すると、より研究内容を理解できるし、裏付ける資料も増えるだろう。そのためには多くの協力者が必要だ。容易に協力者を募る方法があれば助かる。多くの人々の知識を見出すための研究だと理解してほしい。その上で研究への協力を強要できないけれど、協力する意志を持ってほしい。</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">国民の負担を強いてでも研究者による知識の生産を優先したほうがよいだろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt; text-indent: 10.5pt;">希記より。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kikimemo321/entry-12590795548.html</link>
<pubDate>Sun, 19 Apr 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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<title>老化しない薬使用の制限法</title>
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<![CDATA[ <p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span lang="EN-US">2100</span>年頃に日本の研究者が老化しない薬を発明した。そしてすべての日本人が使用できるぐらいの量の薬を作れることがわかった。ただし、その老化しない薬を使っても若返ることはないみたいだ。その研究者はすべての人に使って欲しいと思って研究を始めた。</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">しかし、最終段階で日本の首相が老化しない薬の使用を制限した。その制限とは、年齢が<span lang="EN-US">20</span>代から<span lang="EN-US">40</span>代の日本国民にその薬を使用すると定めた法律だった。法律ができた理由は老化が進んだ大人に薬を投与しても働き手にならないからだ。介護が必要な老人が老死しなければ介護し続けなければならない。その負担が生じる状況を避ける必要があった。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　その国家が定めた制限法に国民は怒り狂った。ある<span lang="EN-US">60</span>代の男は言った。「子どもの頃から老化しない薬を待ち続けていた。まだ仕事もできるし、健康上問題ない」と。多くの国民が署名運動に走った。人の自由を著しく束縛する法律だと非難した。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　首相は国民に公言した。「老化しない人として生きるこれからの世代に迷惑をかけてはいけない。年老いた人は老化しない生を諦めて自然に死ぬことを選ぶべきだ。私は首相であっても<span lang="EN-US">62</span>歳なので自然な死を選びます。皆さんも笑顔で老化しない生を諦めよう」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　この法律ならば老化しない薬を飲めるのは<span lang="EN-US">2051</span>年以降に生まれた人々だ。<span lang="EN-US">2020</span>年頃に生きている国民のほとんどは死んでいるだろう。生きている間に老化しない薬が開発されても、使用を禁止されたらその薬の使用を諦められるか。それとも負担を背負ってでもすべての人による老化しない薬の使用を許容できるか。ただし、ここでは若返る薬はない。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">注意：作り話より。<span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　もし老化しない薬が開発されたら、その薬を使用できる人を制限するべきだ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">ある集団は老化しない薬が開発されたら使用できる人間を年齢制限するべきだと唱えた。</span>老化が進行して若い人と同じように働けない人を永遠に養ってはいけない。もし若い人で集団を作れば介護が必要な人も病気になる人も不慮の事故を起こす人も減少するはずだ。国民全体が労働者となって国家を労働で支える。国民から得た税金で国民の生活を保障すればよい。そのために老化しない薬を飲めなかった<span lang="EN-US">50</span>歳以上の人は老死するべきだ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">別の集団は老化しない薬を使用できる人間を制限するべきではないと唱えた。</span>老人がいない世界は不自然だ。博物館によって老人の存在を説明しなければいけなくなる。また、これからも長生きしたいと望む人たちの自由を束縛してはいけない。周囲の人が工夫すれば、まだ働ける人は多く存在する。国家がこれまで国を支えてくれた国民の生活を保障すれば何の問題もない。老化しない薬を利用できる機会をすべての国民に与えるべきだ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">他の集団は実際に若い人だけで集団を形成したほうが便利だけれど不自然さを感じて解答できない。</span>高年齢の人が多い状態ですべての人が老化しない薬を飲んだ場合、高年齢の人を支える若者は大変だ。さらに子どもの出産を制限すれば、より大変になるだろう。肉体的に若々しい人だけの集団のほうが活動しやすく、生活も便利だろう。ただし、外見が<span lang="EN-US">50</span>歳以上に見える人がいない世界は不自然だし、生きてほしい人を切り捨てられない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">したがって、政府が老化しない薬を使用できる人を強引にでも制限するべきだ。</span>この物語に登場する首相のように、<span lang="EN-US">50</span>歳以上の人がこれから生きる若者のために老死を選べばよい。労働力や生活の質が向上するならば制限するべきだ。ただし、介護が必要だから駄目ならば障害を負った人はどうなる。誰もが事故や病気で障害を持つ可能性がある。仕事の能力がない人はどうなる。様々な問題とともに老化しない薬の制限を決断するだろう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　この首相のように老化しない薬を制限する宣告ができるだろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">希記より。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kikimemo321/entry-12589043281.html</link>
<pubDate>Sun, 12 Apr 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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<title>老化しない体を得た結果に伴う困難</title>
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<![CDATA[ <p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　科学技術の革新によって人体を老化しない体にする薬が開発された。すると、<span lang="EN-US">20</span>代以上のすべての人間が老化しない体になった。今までの生活に大きな変化があった。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　老化しない体だから一生働き続ける必要がある。<span lang="EN-US">70</span>歳以上の人間は国民年金が死ぬまで給付され続ける。<span lang="EN-US">70</span>歳未満の人間は国民年金が廃止されて、返還されて、支給がなくなる。老化しない体ならば定年退職する必要はない。すると、人は死ぬまで生活するために働く必要がある。仕事がつらくても、仕事が嫌いでも生きるために働き続ける。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　もし後遺症が残るけがや病気をした場合、誰かが支援しなければいけない。老化しない体は老死しないから、これから老衰以外の原因で死ぬまで支援する必要がある。したがって、すべて健康保険料によって支援するために保険料を高くする必要があった。手足を失って不自由な生活になっても死ねない。永久歯を失ったらインプラントや入れ歯で生活する。健康な臓器が必要な人のために再生医療の技術開発を必要としている。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　政府が出産を制御するようになった。老死しなくなったのに、人々が出産すれば子どもが増える。病気や事故や犯罪で死ぬだけでは、人口が減るよりも増える方が多い。これから新たに誕生する子どもが生きる機会を失っているように見えた。子どもを産む権利を抽選で得たり、お金で買ったりする制度が存在する。多くの子どもの誕生を望めない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　したがって、人が老化しない体を求めるべきだったかを問題にして論争が生じた。そのとき人は後悔した。人は老化しない体になる前に問題について論争するべきだった。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">注意：作り話より。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　すべての人間が老化しない体になったら、今とは違った問題が生じる。　</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span style="color:#0070C0">　第一の問題は、老化しない体だから、生活のために一生働き続ける必要がある。</span>老後の楽しみで旅行に行ったり、一年中趣味を楽しんだりできなくなるだろう。会社で定年退職が廃止されたら、新たな人を雇う必要がない会社もある。失業率が増加するだろう。そのために政府は国民が安心して働ける仕組みを作る必要がある。人工知能を駆使してでも人が働くために新たな産業も作るべきだ。一生働き続けられる環境づくりも必要だ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">第二の問題は、老化しない体になっても、病気や事故で後遺症が残ったら、生活が困難になる。</span>後遺症が残った人を病気や事故で死ぬまで家族が介護する。老化しない体だからこそ健康を大切にして、けがや病気をしないように気を付けるべきだ。すると、危険を承知で冒険はできない。危険なスポーツを楽しめないし、危険な機器を使えない。冒険をするにはリスクが大きすぎる。すると、再生医療を発展させないと生活を楽しめない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">第三の問題は、老化しない体だから、政府が出産を制御するようになる。</span>人が老死しなければ、死ぬ人が減少する。リスクを冒さないように気をつければ、さらに死ぬ人が減少する。死ぬ人が減少して人が増えれば、人が住む場所が必要になる。人が住む場所の確保が問題になる。確保できないならば、健康な大人に死んでほしいとは言えないから、子どもの出産を制限するしかない。すると、多くの子どもの誕生を望めないだろう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span style="color:#0070C0">　したがって、老化しない体によって長く生きられるけれど、幸せになるために様々な問題が生じる。</span>上記の問題から引き起こされる問題も上記の問題以外の問題もある。老化しない体を手に入れたいならば、問題に向き合う覚悟が必要になる。すると、人の老死が自然な死だと後悔する人も現れる。どれくらい多くの人に老化しない薬を使用するべきかが問題になる。人は老化しない体を選択したならば、後悔しない幸せな生活を必要とする。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span lang="EN-US"><span style="mso-spacerun:yes">&nbsp; </span></span>様々な問題が生じる老化しない体になる技術は必要だろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">希記より。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kikimemo321/entry-12587311786.html</link>
<pubDate>Sun, 05 Apr 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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<title>不老不死を夢見る少年</title>
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<![CDATA[ <p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp; ある少年が不老不死という言葉を聴いて考え事をしていた。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　不老不死とは老いない死なない体だ。すると脳死も老死も餓死も溺死も出血死も感電死も焼死も凍死も轢死も圧死も中毒死も病死もしない。心臓を銃で撃ち抜かれても再生する。臓器を失ったら再生する。息継ぎなしで海の中で活動できる。火山の中でも活動できる。<span lang="EN-US">10</span>階建ての建物から落ちても大丈夫だ。死んでも元通りに生き返る。どのような状態になっても死なない体が不死の体だ。それでも人と同じ容姿を持っている点が重要だ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　実際に、そのような不老不死の体を持つために人の体をどのように変化させたらよいだろうか。小説に登場する魔法の力によって、人体の仕組みを変えずに不老不死になるのは不可能だ。すると、不老不死になるためには、体細胞の仕組みから変化させる必要がある。すると、人が不老不死になった体は人の姿を保てないかもしれない。人体改造によって誕生した不老不死の人はすでに人ではないと言ってよいだろう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　現実に可能なのは老死しない体だ。人の体を老化しない体に仕組みを変えればよい。そのためにどのような原因で老化するかを理解する。その上で老化をとめるような技術を確立できれば可能かもしれない。すると、見た目は人の体にしか見えないはずだ。ただし、老化しない人を人だと呼べるだろうか。それでも老衰して死ぬよりはましかもしれない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　この少年は不老不死に憧れを抱いた。科学技術で不老不死になれば、大切な人が死ななくてもよい。危険な行動をしても死ぬことはない。永遠に好きな空想を楽しめるはずだ。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;"><span lang="EN-US">&nbsp;</span>注意：作り話より。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　人は死を恐れて生に執着する限り不老不死になる方法を求めるだろう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">不老不死は、人が様々な原因で死ぬ脆い体だから、死なない体を想像して誕生した象徴だ。</span>人は永遠に存在し続けると思えるような対象に憧れた。その憧れから死なない体に人が憧れを抱いて、人が不老不死という概念を作った。その不老不死への願望は死を避けたいと思う人の願望だ。その願望は人の死を恐れて生に執着する行為だ。人が脆い体を持つ特徴を嘆くたびに、死なない可能性を模索する。そして、人は不老不死を夢想する。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">さらに、空想上の魔法のような力や道具で不老不死を実現できると想像した。</span>物語に登場する空想上の魔法はどのような願望も可能にできると誘惑する。魔法で人の形を保ったまま不老不死に変化できると期待できるかもしれない。しかし、この世界に魔法は存在しない。<span style="display: inline !important; float: none; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,&quot;メイリオ&quot;,Meiryo; font-size: 14px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; line-height: 15pt; orphans: 2; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">この世界に魔法が存在する仕組みはないからだ。</span>これから先も小説や漫画のように人が魔法を使えるようにはならないだろう。ただし、どのような妄想を抱いても自由だ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">しかし、科学技術では人の体を維持したまま不老不死を実現するのは不可能だろう。</span>例えば、心臓を破壊されても再生する心臓を作るのは不可能だ。致死量の出血をしても不足する血液を作る体を作るのも不可能だ。火傷をしない体を作るのも不可能だ。栄養を摂取しないで生命活動を維持できる体を作るのも不可能だ。中毒死しない体を作るのも不可能だ。つまり、人の体を不老不死に改造できたとしても、人ではなくなるだろう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">したがって、科学技術で求めるのは人の容姿を保ったまま老化しない体を作れるかという問題だ。</span>人体を不死に変えるのは不可能だ。そこで人は人体を老化しない体に変化させるのは可能ではないかと期待する。老化する体の仕組みを変えればよいと推測するからだ。ただし、老化しない体を得た人は人ではないかもしれない。それでも人は容姿が人であれば老化しない生き物を人と同じように扱えばよい。老化しない体を渇望すればよい。　　</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">人はどのような不老不死を可能にする技術を切望したらよいだろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt; text-indent: 10.5pt;">希記より。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kikimemo321/entry-12585610579.html</link>
<pubDate>Sun, 29 Mar 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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<title>存在しなかった江戸時代</title>
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<![CDATA[ <p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　アメリカで面白い資料が元大統領の自宅から発見された。その資料は約<span lang="EN-US">140</span>年前に編集された資料だ。内容は江戸時代の日本をアメリカ人が支配していたという記録だった。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span lang="EN-US">1600</span>年頃に徳川家康が江戸幕府を開いたのは全く嘘だった。アメリカ人が関与したおかげで江戸時代が始まった。アメリカ人が徳川家康と呼ぶ人間を作り、日本を支配した。それから出現する徳川家の人物はアメリカ人が捏造したものだった。生類憐みの令で有名な徳川綱吉も、テレビで有名な徳川吉宗もアメリカ人が作った人物だった。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　もちろん日本に開国を迫ったペリーの来航もでっち上げだった。実はアメリカ人が日本の支配から手を引くために作った嘘だった。複数の国から開国を迫られた日本の統治からアメリカ人は手を引いた。日本人から抵抗があり、戦争を回避したかったからだ。</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">それらの事実が資料として現在に残っていない理由がある。アメリカ人は日本を解放するときに、支配した事実を記録に残さないと日本と約束したからだ。多くの人に知られていなかったからだ。そして、アメリカ人がその事実を公言しなかったからだ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　その面白い資料の発見を知った日本人はその資料が事実ではないと否定した。日本に存在する江戸時代の資料がアメリカ人によって作られた資料だと信じられないからだ。それでも私たちは江戸時代の生活を覚えている人はいない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　現在にも歴史を修正できる資料が隠れていて、その資料を発見できると信じている人がいる。このアメリカで発見した資料が歴史を修正する資料だと証明できるだろうか。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">注意：作り話より。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　今まで日本で発見された資料から、それを否定する資料が作り話だと見なすしかない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">アメリカで発見された資料には江戸時代から残る資料と合致する部分がある。</span>江戸時代から残る徳川家の家系図も資料として残っている。また、江戸幕府が誕生した事実や大政奉還が行われた事実も資料として残っている。それらの資料と部分的にも合致するなら、アメリカで発見された資料が事実だと裏付ける資料となるだろう。ただし、家系図も肖像画も瓦版もすべてアメリカで発見された資料を作るための資料にもなるだろう。</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="text-indent:10.5pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span style="color:#0070C0">すると、アメリカ人が日本を支配した記録が日本に残っていないのはおかしい。</span><span lang="EN-US">1600</span>年頃、アメリカが独立していない状況でアメリカ人が日本を支配したとは思えない。約<span lang="EN-US">260</span>年間、日本を支配したなら何らかの資料が残っているはずだ。アメリカ人が事実の漏洩や記録の作成を許さなかったとしても抵抗する人が現れるはずだ。アメリカ人が深く関われば外部に漏洩する機会が増える。疑わしい資料を裏付ける資料が現在には残っていない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">しかし、江戸時代から残された資料で江戸時代の生活を完璧に理解しているわけではない。</span>江戸時代から残っている資料から江戸時代の生活を想像するしかない。資料が残っていない部分はわからないと見なすしかない。たとえ、徳川家の家系図があったとしても、それが事実だとは限らない。資料から想像する過去とは異なる過去が存在する可能性を捨てられない。つまり、人は現在から江戸時代のような過去の生活を完璧に把握できない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span style="color:#0070C0">　したがって、人は既存の資料を否定する資料が現れたら採用する資料を決める。</span>既存の資料を否定する資料が現れたとき、どちらの資料が事実かを決める必要がある。アメリカで発見された資料には江戸時代から残る資料と合致する部分がある。しかし、アメリカ人が日本を支配した出来事を証明する資料はない。アメリカで発見された資料はアメリカ人が日本の資料を利用してできた作り話だろう。資料を比較して真偽を判断するしかない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　発見された資料から歴史を想像するために、信じた資料を採用するしかないか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">希記より。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kikimemo321/entry-12583963792.html</link>
<pubDate>Sun, 22 Mar 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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<title>神による人の消滅宣告と変わらない人生</title>
<description>
<![CDATA[ <p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　神は研究者に尋ねた。「人は一億年後に消滅する。お前ならどうするか」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　研究者は神に言った。「今と変わらずに生きていくだけだ。<span style="display: inline !important; float: none; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,&quot;メイリオ&quot;,Meiryo; font-size: 14px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; line-height: 15pt; orphans: 2; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">人が自ら死を選ぶことは愚かな行為だからだ。また、一億年先の未来を想像できないからだ。</span>その通りだろう」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　神は研究者に行った。「確かに人が自ら死を選ぶことは愚かな行為だ」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　研究者は神に尋ねた。「人はどのように消滅するのだろうか」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　神は研究者に言った。「それを教えるつもりはない。ただし、人は人がどのように滅びるかを予測しているはずだが。自分たちで調べた予測を信じていればよい」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　研究者は神に尋ねた。「消滅する原因を教えてくれないなら、どうして消滅するときを私に教えたのか。わざわざ私に教える必要はなかったのではないか」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　神は研究者に言った。「あなたを試してみたくなったからだ。ためになったかな」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　研究者は神に言った。「たとえ、消滅する未来を知っても、私たちは今まで通り、新たな知識や技術を求めて活動するだろう。いま人の世界を生きるためには新たな知識と技術が必要だからだ。人は人の世界が続く限り生きることを諦めないだろう。もちろん、あなたが教えてくれた消滅する未来を黙って傍観することもないだろう」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　神は研究者に言った。「期待通りの答えが聞けて満足した。最善を尽くせ」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　研究者は神との対話を終えた後、一億年後の未来を想像してみたが、人の生活を想像できなかった。私たちは予測できる少し先の未来のために対策を立てるしかできないのか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">&nbsp;</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">注意：作り話より。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　人の滅びるときがわかっても人は生きることをやめられない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">人は誰かから消滅を宣告されても自ら死を選ぶ決定をしないで生きるだろう。</span>人は傷つけば痛い。空腹ならば苦しい。人は死を回避しようと試みる。人にとって死とは恐ろしい現象だ。また、人は家族や好きな人がいるなら自ら死を選ばないだろう。誰かから人の消滅を宣告されても変わらない。しかも人が消滅するとしてもはるか先の未来で起こる出来事だ。たとえ消滅の日が近づいても変わらないかもしれない。今を生きるしかない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">すると、人は世界で生活するために新たな知識や技術を求めるしかない。</span>人が生きている間は人の世界を人の手によって維持していくしかない。そのために人は新しい商品を開発して経済を維持する必要がある。そのために自然への理解を深めて、新たな技術を開発するしかない。それらの行為が生きていくために必要だ。つまり、人が生きることを諦めない限り、知識や技術を必要として手放せないだろう。これまで通りの生活が必要だ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">しかも、人は滅びを迎える世界を予期しながらも今を生きるしかない。</span>滅びを迎える未来を知ったとしても、人の知識や技術で対処できないなら諦めるしかない。しかし、人は現状では想像できないような知識と技術を開発するかもしれない。それならば、常に未来を見つめながら、今を生きるしかない。滅びを迎える未来の訪れを覚悟しながら、今を生きればよい。そのとき、人は後世に生まれた人が消滅を回避すると期待してしまう。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="text-indent:10.4pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly"><span style="color:#0070C0">したがって、消滅を宣告されても、人は今と変わらずに人生を楽しんでいけばよい。</span>人の死ならば、誰かが知識や技術を受け継いでくれる可能性がある。その可能性の消滅によって受け継ぐ人がいない事実に恐怖する。それでも、少し先の未来を予測して対策を立てながら、今の生活を維持して発展させるだけで精一杯だろう。いまこの世界でできることをすればよい。つまり、限りある時間の中でいかに人が人生を楽しめるかを考えればよい。</p><p style="text-indent:10.4pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="text-indent:10.4pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">人の消滅を宣告されても、今と変わらない生活を過ごせるだろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt; text-indent: 10.4pt;">希記より。</p><p style="text-indent:10.4pt;mso-char-indent-count:1.0;line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kikimemo321/entry-12582322818.html</link>
<pubDate>Sun, 15 Mar 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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<title>破壊神の横暴を止める研究者</title>
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<![CDATA[ <p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　ある破壊神は、多くの人の前で宣言した。「いつか人間は滅びを迎える。だから今滅びても構わない。だから、私が人を滅ぼす」と。そのあと、ある破壊神は存在する兵器を用いて、人を滅ぼすための行動を始めた。人の手で不幸を生む世界を滅ぼしたかった。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　その破壊神の前に一人の研究者が邪魔をした。研究者は言った。「地球上で生活する限りいずれ人間が滅びることは決まっている。自然の理解が深まっても、素晴らしい技術を発明しても、人の自己満足だろう。その自己満足がよい」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　破壊神は言った。「自己満足では駄目だ。自己満足だけでは苦しむ人を救えない」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　研究者は言った。「人は自己満足で人生を楽しむ。その自己満足の人生によって苦しむ人も救えるはずだ。自己満足によって人が作る人生は豊かになる。その人生によって満足して生活できる人が少しでも多くいることを重要だと思うからだ」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　破壊神は研究者に言った。「人が人生を楽しめずに満足して生活できなければ滅びてもよいか。苦しむ人を救うことなど人には不可能だ。人は人を不幸にする」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　研究者は破壊神に言った。「あなたは勘違いしている。人は死によって満足を求めるのではなく、生によって満足を求めたいと望んでいる」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　破壊神は研究者に言った。「それでも誰かが人を滅ぼす必要はないか」と。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　苛立つ研究者は破壊神に提案した。「誰かが人を滅ぼす必要はない。人が滅びを迎えるときは、そのとき生きる人が考えればよい。人の生のために何を破壊すればよいか」と。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">注意：作り話より。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp; 人は誰かの手で消滅するのではなく、必死に抗って生きた上で消滅するべきだ。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">結果論で言えば、結局消滅するから、人の行動は意味がないので人がいつ消滅しても問題ない。</span>人の活動がなかったかのように宇宙は変化するだろう。人が地球上で生きる限り、滅びを避けられないからだ。その理由は太陽に寿命があるからだ。いずれ何もなかったのと同じように人は消える。どのような技術を開発しても、どれぐらい自然への理解を深めても、消滅する。消滅するから意味がない。人がどのように消滅しても問題ない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">しかし、過程を大切にしたいなら、多くの人が人生を楽しむ生活を大切にするために消滅を避けたい。</span>これから少なくとも<span lang="EN-US">20</span>億人以上の人々が生まれて地球上で生活するだろう。これから生まれる人が人生を楽しむ時間を無駄だったと思えない。この世界に生まれて生きる喜びを体験できる事実を尊いと思う。人生を楽しむから、他の人にも人生を楽しんで欲しいと願う。人の文明が消滅しても、多くの人が楽しんだ人生は無意味ではない。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">そのために、人が地球上で滅んでもよいと思えないような人生の工夫をしてきたはずだ。</span>人は地球上で言葉や技術や娯楽を作り、文明を作った。その行動に習えば、人を滅ぼす方法を考えるよりも人生を楽しむ方法を考えたほうがよい。また、生きることが苦しくても悲しくても、最後に人生を楽しかったと思えたらよい。そのために楽しむ工夫が必要だ。つまり、人は滅びても人の文明よりも発展した文明が地球上で誕生しないと自負する。</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<a name="_Hlk35114236"><span style="color:#0070C0">したがって、人がいつか消滅するからといって、誰かの手で人が消滅してはいけない。</span><span style="color:#000000;">人が滅びる未来は人が想像できないはるか先の未来だと思えばよい。いま人は研究者と共に自己満足の人生を楽しめばよい。そのために必要のない破壊神は自壊すればよい。これからも消滅するまで、人は消滅しないように科学技術で危機を脱するだろう。今、誰かの手で人が消滅しては惜しい。つまり、消滅する結果にこだわりすぎるのをやめよう。</span></a></p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:15.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　遠い未来に人が滅びるならば、それ以前に誰かの手によって滅びてもよいだろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 15pt;">希記より。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kikimemo321/entry-12580612198.html</link>
<pubDate>Sun, 08 Mar 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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<title>歴史的価値のない自分史</title>
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<![CDATA[ <p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　歴史研究者がこの時代の歴史を残すために、どのような事実を残すべきかを考えた。歴史を作る会を設立した。その会をホームページで公開して、歴史を語る情報を集めた。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　その歴史を作る会に、<span lang="EN-US">65</span>歳の男が尋ねてきた。その男は自作した自分史を持ってきた。その本には自分の生活や周囲の出来事の記録が書かれてある。<span lang="EN-US">1993</span>年頃に起こったバブル崩壊に巻き込まれた話や、<span lang="EN-US">2000</span>年頃に問題になった就職氷河期を経験した子どもの話を語り始めた。また、消費税が増税した話や年号が変わったころの話まで語った。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　歴史研究者はその男に一般人の自分史に歴史的な価値はないと説明した。研究者が欲しいのはノーベル賞を受賞した人の話や、首相の実話や、話題性のある芸能人の話だった。歴史を理解するために重要な出来事が必要なのだと語り始めた。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span lang="EN-US">65</span>歳の男は反論した。「例えば、奈良時代に農民や商人の語る日記が残っていたら気になる。確かに奈良時代に無能な天皇を侮蔑する内容の日記を書いた事実がばれたら罰せられるかもしれない。今の天皇や首相の至らなさを侮蔑する内容があってもよい」と。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　それを聴いた歴史研究者は、「偉大な天皇や首相を侮蔑するような内容を記録に残したら問題になる」と男を非難した。結局、歴史研究者は「一般人が書く自分史は自分で楽しむために書かれるものだ」と述べた。次に自分史を受け取らないで男を追い返した。</p><p style="text-align: right; line-height: 16pt;">注意：作り話より。</p><p style="text-align: right; line-height: 16pt;">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">◆解説</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　人は歴史を理解するために人生を語った自分史を利用してもよい。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">もし、奈良時代に一般人が書いた日記が残っていたら、その時代の生活を知ることができるかもしれない。</span>ただし、奈良時代のすべての人が字を書けるわけではない。その上、支配者たちの悪口を書いたら罰を受けるかもしれない。そのような事情も分かったら興味深い。古い時代の生活を記す資料がわずかしか残っていないから貴重な資料になる。つまり、日記であっても過去を示す資料が少ないから、過去を知るための貴重な資料となる。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">すると、人生を語る自分史が残ったら、自分史が語る時代を理解する役に立つかもしれない。</span>時代を表す出来事に関わった経験は貴重な資料になる。どれだけ私たちが出来事に関わるかが重要だ。自分が関わった出来事をより理解する試みも必要だ。しかし、守秘義務で出来事のすべてを自分史では語れない。また、個人情報の集合体なのですべてを語れない。それでも自分史はある年代に生きる人々の生活を知るために利用できる資料だ。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">しかし、自分史を読むよりも国家や新聞社が集めた資料を読む方が出来事を理解できる。</span>自分史よりも新聞や白書が信用できる。新聞や白書で嘘を書けないからだ。嘘を書くおそれがある自分史が事実なのかを確認するには、新聞や白書のような他の資料との比較が必要だ。すると、自分史よりも信用できる資料があるなら自分史を必要としない。新聞や白書や出版物が出来事の情報をまとめるから、一般人の情報収集力では勝ち目がない。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　<span style="color:#0070C0">それでも人は歴史を知るための資料として一般人の自分史を利用してもよいはずだ。</span>人が世界の重要な出来事を一般人の自分史から理解するのは難しい。しかし、歴史を知るために一般人の人生を知る資料が必要だ。その時代に生きる人の人生を知りたいからだ。また、重要な出来事が起きたと証言する可能性があるからだ。そして、新聞や白書に載らない人生の描写があるからだ。すると、資料が少ないのも多いのも問題になる。</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">&nbsp;</p><p style="line-height:16.0pt;mso-line-height-rule:exactly">　人は自分史を歴史資料として採用してもよいのだろうか。</p><p style="text-align: right; line-height: 16pt;">　希記より。</p>
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<pubDate>Sun, 01 Mar 2020 21:00:00 +0900</pubDate>
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