研伸館 中村公昭のブログ 「国語を勉強しよう!」 https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/ 毎日3分、少しずつ勉強しようね!定期テスト対策にもなると思いますよ! ja-jp ブログ休止 https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12251703965.html みなさまこんにちは。研伸館の中村です。突然ですが、拙ブログは、諸々の事情で、2月いっぱいで休止することになりました。6年間に渡り、多くのみなさまに読んでいただき、感無量です。ありがとうございました。 『三四郎』の解説も途中になってしまっています。また、そのうちに復活するかもしれません。その際は、よろしくお願いいたします。 それでは、みなさま、お元気で!今までありがとうございました。 研伸館 中村公昭 2017-02-28T00:00:00+09:00 三四郎98 2節③0 https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12250787337.html みなさんこんにちは。研伸館の中村です。国公立の前期日程試験もそろそろ終わった頃です。受験生のみなさん、お疲れ様でした! それでは、『三四郎』の続きです。 ③①-1三四郎は女の落として行った花を拾った。そうしてかいでみた。けれどもべつだんのにおいもなかった。三四郎はこの花を池の中へ投げ込んだ。花は浮いている。 団扇の女が落とした花を匂ってみます。彼女が匂っていたので、どんな香りがするのだろうと思ったのか、真似をしてみたのかは分かりません。しかし、女性が気になっていることは確かですね。少し気持ち悪く 2017-02-27T00:00:00+09:00 三四郎97 2節②⑨ https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12250787074.html みなさんこんにちは。研伸館の中村です。前回の続きです。 「大学の空気」と「あの女」。前者は世間から遊離した非日常的な空気です。それに対して綺麗な女性は現実的です。言わば、「非現実」と「現実」の矛盾と読むことが出来ます。そして現実的な世界に居る女を見ていると色彩が気にかかった。 「あの色彩」と「あの目つき」。カラフルな色彩と黒い目。団扇の女の黒目がカラフルな色彩を打ち消していました。「現実」の世界に引き込まれています。女性のことが気になって仕方がない。そして、 「あの女」と「汽車の女」。「汽車の女 2017-02-26T00:00:00+09:00 三四郎96 2節②⑧ https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12250786762.html みなさんこんにちは。研伸館の中村です。25日です。さあ、国公立前期日程試験が始まります。受験生のみなさん、がんばってね!こんなブログ読まなくていいからね! それでは、『三四郎』の続きです。 ③0-1三四郎はぼんやりしていた。やがて、小さな声で「矛盾《むじゅん》だ」と言った。 二人の女が通り過ぎました。ぼんやりしている三四郎です。「矛盾だ」と呟きます。 ③0-2大学の空気とあの女が矛盾なのだか、あの色彩とあの目つきが矛盾なのだか、あの女を見て汽車の女を思い出したのが矛盾なのだか、それとも未来に対す 2017-02-25T00:00:00+09:00 人工知能 https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12250786443.html みなさんこんにちは。研伸館の中村です。少し前から気になっていました。Microsoftさんが作った人工知能の「りんな」。LINEでおしゃべりできるらしく、暇つぶしに友達申請しました。さすが機械です。瞬時に友達になってくれました。 設定は女子高生。会話内容、絵文字、スタンプなど、本物の女子高生と対話しているようです。オジサンには理解の出来ない言葉が出てきたり、質問をわざとはぐらかしたり、なかなかの出来だと思います。いつの間にか、相手が機械であることを忘れさせてくれるかのような気さえしてきます。 一 2017-02-24T00:00:00+09:00 三四郎95 2節②⑦ https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12248768963.html みなさんこんにちは。研伸館の中村です。23日です。だいたい私大入試の前期は終わりましたね。あとは後期と国公立です。受験生のみなさん、あともう少しがんばりましょうね。 それでは、『三四郎』の続きです。 ②⑨-1二人の女は三四郎の前を通り過ぎる。若いほうが今までかいでいた白い花を三四郎の前へ落として行った。 二人の女は通り過ぎました。言わば通りすがりの他人です。三四郎のことなど気にも留めていないことでしょう。若い方、つまり団扇の女ですね。嗅いでいた白い花を三四郎の前に落として去ります。これは特に意味 2017-02-23T00:00:00+09:00 三四郎94 2節②⑥ https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12248768509.html みなさんこんにちは。研伸館の中村です。22日です。早稲田の最終日です。受験生のみなさん、がんばってね! それでは、『三四郎』の続きです。 ②⑧-3その時色彩の感じはことごとく消えて、なんともいえぬある物に出会った。そのある物は汽車の女に「あなたは度胸のないかたですね」と言われた時の感じとどこか似通っている。三四郎は恐ろしくなった。 団扇の女と目が合って、動揺している三四郎です。カラフルな風景に覆われて少し高揚していた。しかし彼女の黒目によって打ち消されてしまいます。多彩な色彩が黒一色に塗りつぶさ 2017-02-22T00:00:00+09:00 三四郎93 2節②⑤ https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12248768061.html みなさんこんにちは。研伸館の中村です。21日です。早稲田を受験するみなさん、がんばってね! それでは、『三四郎』の続きです。 ②⑧-2三四郎はたしかに女の黒目の動く刹那《せつな》を意識した。 「刹那」は、瞬間。 団扇の女と目が合いました。黒目が動く瞬間を意識しました。二十歳過ぎの若い男の子です。今なら、男子校や女子校に通っていなかったら、中学校なり高校なりで異性と同じ教室で生活しています。 三四郎の時代は違います。男女が一緒の教室に居ることなんてなかった。必然的に異性に対する免疫力がつきにくいも 2017-02-21T00:00:00+09:00 出家と暗殺 https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12248767638.html みなさんこんにちは。ここ最近は、二つのニュースが報道のメインになっているようです。一つ目は、芸能人の引退からの宗教団体への出家。二つ目は、北朝鮮のカリアゲ君による兄の暗殺。 一つ目について。中村は芸能界に関しては全くの無知です。だから、ネットなどに転がっている情報が正しいのかどうかわかりません。それを横に置いて。彼女の言い分。 ① デビュー当時の月給が、超多忙にも関わらず、5万円だった。② グラビアなど性的対象となるような仕事が嫌だった。③ 人肉食など信条にそぐわない役をしなければならなかった。 2017-02-20T00:00:00+09:00 三四郎92 2節②④ https://ameblo.jp/kimi-nakamura-ken1102/entry-12247978265.html みなさんこんにちは。研伸館の中村です。19日です。早稲田を受験のみなさん、がんばってくださいね! それでは、『三四郎』の続きです。 ②⑤団扇はもうかざしていない。左の手に白い小さな花を持って、それをかぎながら来る。かぎながら、鼻の下にあてがった花を見ながら、歩くので、目は伏せている。それで三四郎から一間ばかりの所へ来てひょいととまった。 「一間」は、約1.8メートル 団扇を持った女は、団扇のかわりに白い小さな花を持っています。その花の匂いを嗅ぎながらこちらにやってきます。綺麗な女性と花は絵になり 2017-02-19T00:00:00+09:00