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<title>徒然なるまま娯楽日記</title>
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<description>映画、小説、漫画、音楽など自分が触れたものの感想等を書いていきます！</description>
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<title>マンチェスター・バイ・ザ・シー（Manchester by the Sea）</title>
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<![CDATA[ <p>今日はかなり楽しみにしていたマンチェスター・バイ・ザ・シーを見に行ってきました。</p><p>&nbsp;</p><p>【感想】</p><p>※ここからネタばれがあるので注意してください！</p><p>&nbsp;</p><p>劇的に何か起こるわけでもなくただ淡々と丁寧に描かれている映画です。</p><p>&nbsp;</p><p>自分の不注意で3人の子供を火事でなくしたリー。</p><p>彼はその事実を受け入れることが出来ず、ただ生きている、そんな状態でした。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな彼が兄の死をきっかけに地元に戻り、自らの過去と折り合いをつけることとなります。</p><p>&nbsp;</p><p>あまりに大きな問題に直面したとき、人はそれとどうやって向き合っていくのだろう、どう折り合いをつけていくのだろうと考えました。</p><p>&nbsp;</p><p>それが自分自身のせいだとしたら。</p><p>&nbsp;</p><p>この映画の中でリーはその事実に対して逃げるという選択をしました。</p><p>でも、それは後ろ向きな意味ではありません。</p><p>&nbsp;</p><p>真正面からぶつかるわけでもなく、拒絶するわけでもなく、それを受け入れた上で逃げるという選択肢を選びました。</p><p>&nbsp;</p><p>それは亡くなった兄の息子の現在・未来に対するエネルギーに影響を受けて、そして別れた妻が過去の事実を受け入れた上で前に進んでいることが大きく関係しているのだと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>それまでに頑なに拒絶していた過去に対して向き合って自分自身の答えを出しました。</p><p>&nbsp;</p><p>必ずしもそれを乗り越える必要なんかなくて。</p><p>逃げることも大切なことなんだと感じることが出来た映画でした。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kodamasashi/entry-12274750163.html</link>
<pubDate>Mon, 15 May 2017 00:32:48 +0900</pubDate>
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<title>幻想日記店</title>
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<![CDATA[ <p>　幻想シリーズ第三作目です。1作目の幻想郵便局が良い作品だったので、それ以来読んでいます。</p><br><p>【あらすじ】</p><p>　医師を目指していたものの三浪した末に文学部へ入学した友哉。そのきっかけは、医師だった父の屋台カフェへの転身だったり...そんな父の手伝いで安達ヶ丘に茶葉を摘みに行った。けれど、茶葉を摘んでいたことが、茶畑の近くにある日記店の女店主、猩子に泥棒だと勘違いされてしまう。それを口実に友哉は日記店でのただ働きを命じられる。　</p><p>　日記店では、人が書いた日記を買い取り、販売している。日記には不思議な力があり、他人の人生を読むことで自分の人生にも影響を及ぼすのだとか。</p><p>　かくして、猩子、大学のサークルの先輩で友哉の思い人真美、日記店に訪れる人々の日記を通じた少し不思議な交流を描く作品です。</p><br><p>【感想】</p><p>　幻想シリーズの作品に共通して言えることは、現実の中で起こる少し不思議な話と、ほのぼのとした雰囲気です。</p><p>　この物語は暖かく、ゆったりとした空気感に包まれています。読んでいて癒されます。疲れているときや心がすさんでいるときなんかには、こころのもやもやなんかが、すーっと晴れていくんではないでしょうか。</p><p>今作では、1作目に登場した登天さんの正体がわかるとともに、彼の娘である猩子の秘密が、物語の中の不思議として存在しています。</p><p>　タイトルにもあるようにキーワードは日記です。高校生のときに古文で土佐日記をやった記憶があります。今作にも土佐日記が度々登場します。それも文学部の教授である丸山先生が紀貫之の熱心なファンだからなんですが、実はこのことが今作の不思議な部分とつながっているなんて思いもしませんでした。</p><p>　</p><p>　言葉には特別な力があり、それは祝福でもあり、呪いでもあります。言葉には、人を元気付けたり励ましたりプラスに影響を及ぼす一方で、人を傷つけたりその言葉に囚われたりマイナスにも働きます。日記店では人生を変えたいと思う人々が大勢やってきます。主人公である友哉の父も日記を読むことで人生が変わりましたし、そのほかの人もそうです。</p><p>　人に影響を及ぼすのならプラスに影響を及ぼしたいですよね。日記に限らず普段の何気ない言葉の中にも、影響を与えるものがあるはずだから、言葉は大事にしていきたいですね。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kodamasashi/entry-11794530613.html</link>
<pubDate>Wed, 12 Mar 2014 21:39:55 +0900</pubDate>
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<title>ハサミ男</title>
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<![CDATA[ <p>　かねてから読みたかった本です。</p><br><p>【あらすじ】</p><p>　世間を賑わせている殺人犯、ハサミ男。首にハサミを突き立てる殺人事件は解決の兆しすら見えない。そしてハサミ男は、3人目のターゲットを決めた。ターゲットを殺すための綿密な下調べをしている最中、そのターゲットは殺されてしまった。それも自分と同じく犠牲者の首にハサミを突き立てて...世間はこの殺人をハサミ男の仕業としたが、これは別の人物による殺人だ。一体誰が殺したのか、本物のハサミ男の視点・刑事の視点から犯人を追っていく...</p><br><p>【感想】　</p><p>　きっちりとしたミステリーを読んだのは初めてかもしれません。殺人事件が起こり、それを刑事が追っていく。ただ違うのは、殺人犯でもあるハサミ男も自分を模倣した殺人犯を追うということです。</p><p>　ミステリーはそこそこ読んでいるので、叙述トリックにはだまされない自信がありました。完璧に正解せずとも、大まかなことは理解できると。この本は本物のハサミ男と刑事の視点から描かれています。なので、偽のハサミ男は誰か？ということに集中して読み進めていました。しかしクライマックスで本物のハサミ男の正体を明かされたときには、しばらく理解できませんでした。それくらい上手く書かれていました。注意深く読んでいたはずなのに、まんまとやられました。</p><p>　ただ、ハサミ男の正体についてのトリックは丁寧に考えられて書かれたのだという印象ですが、最後に起こる事件については少々雑なのではないかと思いました。肝心のハサミ男の正体は読者に明かされましたが、刑事はその正体については把握することは出来ませんでした。このあたりはもっと丁寧にかかれて欲しかったです。あのような事件現場で、ハサミ男の正体がばれないものなのかなと思いました。　</p><p>　</p><p>　その点を差し引いてもトリックの描写が見事なので、是非多くの人に読んでもらいたい作品です。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kodamasashi/entry-11788553458.html</link>
<pubDate>Wed, 05 Mar 2014 22:20:22 +0900</pubDate>
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<title>ぐるぐる猿と歌う鳥</title>
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<![CDATA[ <p>　かつて子どもだった人へ。という帯に惹かれました。子供のときに感じたせつなさ、そして明るさを、という文字に惹かれ読みました。</p><br><p>　この物語は、東京に住んでいた主人公の男の子が親の転勤によって北九州に転校するところから始まります。主人公の男の子は、腕白で怖いもの知らずです。危ないこと、やってはいけないことに対して自ら進んで取り組みます。周りの大人たちや子供たちから粗暴と思われ、やっかまれています。そんな彼には友達と呼べるような存在はおらず、群れることが嫌いな彼は欲しいとも思っていませんでした。</p><br><p>　北九州に引っ越してきた初日に彼はある男の子に出会います。夜に屋根に上って口笛を吹く彼はパックという名前で不思議なやつでした。そんな彼にはある秘密があります。</p><br><p>　主人公の男の子には、幼少期にある思い出があります。ひとりで遊んでいたときに仲良くなった、あやという女の子。団地のベランダにいて、そこから抜け出して一緒に遊ぶ。ある日もいつもと同じように団地の公園で遊んでいると男に誘拐されそうになる主人公、そんな彼を助けてくれたのは、あやでした。大きな声で叫んでくれたおかげで助かりました。</p><p>　しかし、事件の後に彼女のことを周りの大人たちにたずねても、誰もそんな女の子は存在しないと。幼少期に見る幻なのではないかと、あやという女の子は本当に存在したはずなのに...</p><p>　彼にはこのときの思い出が胸に残っています。</p><br><p>　学校への登校には、登校班というものが存在しており、そこで出会った竹本5兄弟、気の強い美少女あや、ご近所さんのココちゃん、そしてパックとの日常。パックの正体やあやの謎。これらがこの本の軸です。</p><p>　</p><p>　子供には子供なりの考えがあり、それに大人とか子供とかは関係ないとは常々思っています。　子供には経験や知識がないだけで、それ以外は内面において大人との差異はないと。しかし、子供では解決できないことは多々存在します。</p><p>　この本の中では子供だけでは解決し得ないことが出てきます。けれどそんな問題に対しても自分たちが出来る最大限のことをしようとします。根本的な解決は出来ないけれど、それでも恩だとか友達だとかいう理由で行動していきます。そんな彼らが、読んでいてとても清清しいです。</p><p>　是非この続きを出して欲しいです。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/kodamasashi/entry-11788366051.html</link>
<pubDate>Wed, 05 Mar 2014 17:54:03 +0900</pubDate>
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<title>エルニーニョ</title>
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<![CDATA[ <p>　希望あふれる長編小説ということで、手に取りました。</p><br><p>　僕の小説を選ぶ基準は表紙と裏に書いてある要約と帯です。</p><p>　この小説ももれなくそうでした。DVを受けていた女性が、ふと出会った女性とその彼女が言った森の熊さんの話を聞いて、逃げることを決心します。</p><br><p>　逃げた先々で出会う人やその土地、詩を軸に進んでいきます。</p><p>　最初に行った土地で出会った男の子、ニノを連れて彼女は様々な場所へと行きます。そこでの出会いは彼女を変えていきます。砂糖屋のおばあさん、宿屋のおじさん、イソップ物語研究家の竜巻女史、ノジュカーの鯨谷くん。皆、訳ありそうな女性、瑛とニノを快く受け入れてくれて、面倒を見てくれます。そんな環境の中、瑛は自分らしさ、たくましさを取り戻しながら、旅は進んでいきます。</p><p>　けれどそんな旅も長くは続きません。瑛を追ってくるDV男、西村、ニノを捕まえようとする灰色の男、彼らと対峙したとき瑛がする行動とは?がこの小説の大まかな説明です。</p><br><p>　小説の中では、挿絵のように詩が挿入されています。それらは彼女らの行く末や姿を暗示しているかのようです。</p><p>　僕はこの詩を深読みしてしまいました。ミステリーが好きなので物語を勘繰り、意味を求めようとしていました。本の解説にはただ単純に意味を求めず本を読むことの楽しさについて書かれていました。この解説を読んだときに、はっとしました。常に意味を求めて深読みする癖がついていた僕は、純粋に本を読む楽しさを忘れていたのではないかと。そういったことに気づかされた小説でした。</p><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/kodamasashi/entry-11784871544.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Mar 2014 18:33:25 +0900</pubDate>
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