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<title>映画と本と音楽と</title>
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<description>映画のレビューを中心に本や音楽について語ります。</description>
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<title>遊星からの物体X　ファースト・コンタクト</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120819/23/kos-blog/56/a0/j/o0450023212144712743.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120819/23/kos-blog/56/a0/j/t02200113_0450023212144712743.jpg" alt="$映画と本と音楽と" border="0"></a><br><br>あの作品が前日譚としてリメイクされた。 <br>ジョン・カーペンターの作品はビデオで観たが、エイリアンでもモンスターでもない「物体X」正確には「The Thing」の恐怖は忘れられない。 <br>走ってくる犬を追いかけるヘリ、その印象的なオープニングから、決着の見えないエンディングまで、そのバケモノの造形や誰が乗っ取られているか分らない恐怖感と、南極という閉ざされた過酷な空間での物語だった。<br>今回はそこに至るまでの物語だ。 <br>主人公の女性古生物学者が黒髪に目のぱっちりした長澤まさみに似の可愛い感じの人で、こういう映画にはやや不似合いな感じもするのだが、「エイリアン」のリプリーのごとくバケモノと対決する。 <br>ラストはきっちり前作のオープニングにつなげてくれているし、エンニオ・モリコーネの音楽とクレジットの書体まで合わせてくれているなど、うれしい演出。 <br><br>ただ、無頼の人物や疑心暗鬼の描き方、バケモノの気味悪さに関してはジョン・カーペンターの前作には及ばない。というか、この手のタイプのエイリアンが初めて登場したのが前作だったから、その衝撃が今も記憶に残っているからかもしれない。 <br><br>長澤まさみ似のヒロインの活躍をハラハラしながら観る作品。
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<pubDate>Sun, 19 Aug 2012 23:36:23 +0900</pubDate>
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<title>プロメテウス</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120813/10/kos-blog/07/18/j/o0189026712131860065.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120813/10/kos-blog/07/18/j/t01890267_0189026712131860065.jpg" alt="$映画と本と音楽と" border="0"></a><br><br>リドリー・スコットの「ALIEN」で登場する謎の異星人の正体が明かされる映画、ということで楽しみにしていたのを先行上映で観て来た。<br><br>世界中の遺跡から同じサインが発見された、ということで、人類の起源を辿るべく、調査船がある惑星に向かう。<br>そこで文明の痕跡を見つけた彼らは、異星人の死体からそれが人間と同じDNAを持つことを知る。だが同時にそこには危険な生物兵器があり、目を覚ました生物が彼らを襲い始める。そこから分った異星人の目的とは・・・<br><br>もし「ALIEN」の一作目を観ていないならば、絶対に観て予習してから観るべき作品。<br>ALIENで謎だったミッシングリングが補われ、一つの世界がこれで完成する。それだけのスケール感を持ち、33年越しの感動を与える壮大なストーリーの作品だ。<br><br>ジェームズ・キャメロンが「ALIENS」でギーガーの怪物をモンスターとした戦争映画を作って以来、オリジナルの「ALIEN」が持っていたミステリアスな世界観は分りやすいホラームービーに変換されてしまったけれど、そうなる以前の雰囲気を取り戻し、謎を解き明かしていく。<br><br>ところどころ「ALIEN」を思いださせる描写やシーン、音楽も使われており、これがまたたまらない。当時は不可能だった映像が最新のCGで存分に表現し尽くされているという感じだ。<br>あの謎の異星人の宇宙船の船内が舞台になっており、なぜあんなところに異星人の宇宙船があるのか、どういう異星人が何をしていたのか、それがすべて解き明かされる。そしてあのエイリアンの起源も明かされることに・・・！<br><br>以下ネタバレ注意<br><br>あのエイリアンは結局、この異星人が開発した生物兵器が進化を重ねたものだった。そしてその異星人は自ら開発した生物兵器に襲われ、出発できなくなっていたのだ。<br>異星人は様々な惑星に自分のDNAをばらまき、将来そこから生まれた生命を生物兵器の実験台にしようとしていたらしい。<br>もとは黒い液体の生物兵器が、様々な生物のDNAを取り込んで形を変化させ、強大化していく。なので、あのエイリアンのプロトタイプが次々と登場してくる。ラストにはその謎解きシーンも用意されている。<br><br>最後、生き残りの異星人が地球に向けて出発しようとするのを体当たりで阻止し、生き残った科学者がロボット共に異星人の宇宙船で星を出る。しかし向かった先は地球ではない。異星人の星に彼らの目的を知るために行くところがALIENシリーズとの決定的な違いとして、象徴的なラストになっている。
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<pubDate>Mon, 13 Aug 2012 10:18:02 +0900</pubDate>
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<title>トータル・リコール(2012)</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120813/09/kos-blog/04/be/j/o0160025312131835029.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120813/09/kos-blog/04/be/j/t01600253_0160025312131835029.jpg" alt="映画と本と音楽と" border="0"></a><br><br>自分の中ではまだまだシュワルツェネッガー主演の前作が現役なので、リメイクは早すぎる気がしていた。最新のCG技術によってよりビジュアル的な魅力を増して再登場といった感じ。 <br><br><br>脚本は、ダン・オバノン、ロナルド・シュゼットの名が前作同様クレジットに現れる。そのことからわかるとおり、ストーリーは前作にかなり忠実だ。 <br>前作は地球と火星の話だったのが、本作ではUBFとコロニーという地球の反対側の地域が舞台。そこをつなぐフォールという地球縦断トンネルが物語の鍵になっている。 <br><br>前作ではポール・バーホーベンの露悪趣味的な描写が一つの面白さでもあったが、本作ではそのあたりが随分スタイリッシュな表現になっている。 <br>ただ、前作で火星の植民地の住人の中からミュータントが生まれ、彼らの特殊能力がレジスタンスの求心力になっているという設定と比べると、ちょっと弱いかなという感じも。 <br>ミュータントという要素が無い中で登場するおっぱい3つのおねーちゃんは、ほとんどサービスだろうし、セキュリティーチェックでの変装（Two weeksと言うそっくりおばさんも登場！）や、ローリーとメリーナの女同士のバトルなど、随所に前作へのオマージュ的なシーンが盛りだくさん。 <br>雨が降り続くコロニーの街の風景やピアノを弾くシーンは、ブレードランナーからの引用のようで、パクリというよりはあらゆるSF映画のコンピレーションのような感じだ。 <br><br>個人的には前作のシュワルツェネッガーや火星、ミュータントや異星人の遺跡というスケールの大きい舞台設定が好きだし、ジェリー・ゴールドスミスの音楽も素晴らしいので、前作こそトータルリコールというイメージがある。 <br><br>前作を知らない人はぜひそちらも観て欲しい。<br><br>前作<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120813/09/kos-blog/0d/2d/j/o0275018312131839060.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120813/09/kos-blog/0d/2d/j/t02200146_0275018312131839060.jpg" alt="映画と本と音楽と" border="0"></a><br>
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<pubDate>Mon, 13 Aug 2012 09:47:15 +0900</pubDate>
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<title>GANTZ PERFECT ANSWER</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110503/08/kos-blog/75/64/j/o0663045511202606629.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110503/08/kos-blog/75/64/j/t02200151_0663045511202606629.jpg" alt="$映画と本と音楽と" border="0"></a><br><br>GANTZの続編。 <br>前作は「田中星人」など、若干ギャグ的、ゲーム的な要素もあったが、今回は全編に渡ってシリアスな展開。 <br>前作のラストでは加藤が復活したり、それを目撃して追う謎の男が現れたり、一体この後どうなるのかと思わせたが、それが今作で全て明かされる。 <br>以下ネタバレ注意 <br>点数が100点に近づいた頃、召還された玄野達が転送されたのは地下鉄の車両の中だった。ところがそこは一般人もいる現実の世界で、戦いは多くの犠牲者を出し、凄惨を極めた。勝利を修めて点数を稼いだ玄野らはその謎を解明するために加藤と西を復活させる。 <br>一方、現実世界では黒い玉を持った女が、玉の指令に従って標的となった人物を殺し、GANTZに送り込んでいた。またGANTZ部屋では、召還された者たちが記憶を取り戻し、自分達がかつての「卒業生」であることに気付きはじめていた。 <br>復活させられた西は、GANTZに「電池切れ」の異変が生じていると説明し、玄野が現実世界で遭遇した加藤がニセ者の敵だったことが分る。GANTZは非常事態に際し、敵を倒すため卒業生を呼び集めていたのだった。 <br>ニセ者の加藤は黒い玉を持った女を殺し、GANTZ部屋への鍵となっている玉を奪う。女はGANTZ部屋に召還されたところで彼らに示された次のターゲットは小島多恵だった。 <br>転送されてすぐに多恵を守る玄野、そして弟の安否を確かめる加藤。しかし加藤の弟はすでにニセ者の加藤に殺されていた。仲間とニセ者の加藤の両方の敵に追われる玄野と多恵、だが結局多恵が殺されて転送となる。 <br>その後、GANTZ部屋の座標を突き止めた敵達がやってくる。彼らはGANTZに復讐するために来たという。戦いは避けられず、壮絶な打ち合いとなる。 <br>生き残った玄野と加藤、なぜ戦わなければならないのか、戦うことの虚しさに、玄野はある決断をする。それはまさにPERFECT ANSWERというべき選択だった。ただ、それで幸せになれないたった１人を除いて・・・ <br><br>人生いつどこでどんなことに遭遇し、理不尽な目に遭うか分らない。そうなった時は有無を言わさず戦いに巻き込まれ、生きるために勝たなければならない。けれど、できることならそうならずに平穏に暮らしたい。そんな現実をGANTZという虚構を用いて描き出した作品といえ、テーマは深い。 <br>地下鉄でのアクションシーンや商店街での戦闘などビジュアル的にも迫力があり、見応えがある。映画館の入りは9割超くらいで、なかなかのヒットのよう。 <br><br>吉高由里子はラストシーンが最初の撮影だったそうで、かなり大変だったろうけど、良い演技だった。山田孝之は出番少ないけど存在感十分。
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<pubDate>Tue, 03 May 2011 08:09:27 +0900</pubDate>
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<title>英国王のスピーチ</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110308/20/kos-blog/03/15/j/o0450033811098543591.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110308/20/kos-blog/03/15/j/t02200165_0450033811098543591.jpg" alt="$映画と本と音楽と" width="220" height="165" border="0"></a><br>今年の正月、天皇陛下の一般参賀の模様を生で見ていて、あんな沢山の人達の前でよどみなく話すのは大変だろうなと思っていた。実際、生で見ていると少しつっかえたりもしているのだけど、ニュースでは編集されている。だから案外気付かないのだ。 <br>この映画は吃音がひどく、人前で話すのがままならなかった英国王の実話を元にした作品。 <br>国王とオーストラリア移民の言語治療士という、身分も境遇も大きく異なる二人が出会い、失敗しつつも少しずつ心を通わせ、信頼を深めて行く様子が描かれている。 <br>それにしても国王という決して逃れられない立場、その重責、しかもドイツとの戦争を目前にした中で、世界に向けて発信される電波に自分の声が乗るというプレッシャーは、想像を絶するものだっただろう。いろんな取り巻きはいるものの、本当に自分を理解してくれる人間はなかなかおらず、辛い生い立ちを経験した孤独な国王は時にヒステリックに爆発する。それでも治療士のローグは自分のやり方を貫き、彼の信頼を得て行く。 <br>そして会戦前夜の重要な演説を傍らでサポートし、国王は原稿と格闘しながらもなんとか演説をこなす。そして国民の期待に応えることができて自信を取り戻す。 <br><br>国王といえども中身は普通の人間であり、身分・立場は違えど、同じように悩み、苦しむのだという人間臭さが描かれているところに親近感を覚える。アカデミー賞にふさわしい上質な作品。途中、お下劣な言葉が沢山出てくるけど（笑）
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<link>https://ameblo.jp/kos-blog/entry-10824653661.html</link>
<pubDate>Tue, 08 Mar 2011 20:34:28 +0900</pubDate>
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<title>GANTZ</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110217/21/kos-blog/b2/21/j/o0450030011056530094.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20110217/21/kos-blog/b2/21/j/t02200147_0450030011056530094.jpg" alt="映画と本と音楽と-GANTZ1"></a><br><br>コスチュームとか武器のデザイン、謎の黒い玉、いろいろと不思議で、コミカルな部分もある物語の設定にそそられて、原作など全く知らなかったのだけど、観てきた。 <br>原作者が日本人向けのSFを目指すということで作った作品だそうで、その狙いは見事に達成されていると思った。 <br><br>様々な理由により死んだはずの者達が黒い玉のある部屋に集められ、そこで星人を倒す任務を与えられる。そこに集められた以上は、本人達の意思などお構いなく、無理矢理命を賭けた戦いにかり出されることになる。 <br>その不条理の中でそれぞれが戦う意味、生きる意味を見つけていく姿がこの物語のドラマの核心部分である。 <br>星人という不可思議な敵や、人の命をゲーム感覚で扱っているようなおちゃらけたGANTZの指令など、シリアスなストーリーの中にコミカルな面が混在している点が、確かに現代の日本的な作品という感じがする。 <br><br>設定上の謎など細かい点はその気になればいくらでも突っ込めるのだが、シリアスなドラマの部分がしっかり描かれているから嘘くさくならず、見応えのある作品になっている。ガジェットやCG、音響効果なども細部に至るまで質が高く、マンガのファンを裏切らない出来なのではないだろうか。 <br>海外での公開も予定されているそうだが、田中星人など、ネタの部分の意味は外国人には分らないだろうが、作品の魅力は十分伝わるだろう。 <br>個人的には夏菜演じる岸本のキャラが気に入っていたので、最後はちょっと残念。このキャラが気になって映画館に足を運んだという部分もあるだけに（笑） <br>この後一体どういう展開になるのか、今から4月の続編が待ち遠しい。 <br><br>松山ケンイチの髪型が、ボサボサのようでいて結構格好良くまとまっていて、うまいことできているなあと思っていたら、クレジットに「松山ケンイチヘアメイク」という項目があった。さすがにそれだけ凝っていたんですね。お見事。<br><br>ところでこの画像をアップする作業、何度やってもうまくいかない。どうしても画像が壊れてしまう。<br>何でだろう。
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<pubDate>Thu, 17 Feb 2011 21:19:12 +0900</pubDate>
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<title>SPACE BATTLESHIP ヤマト</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20101207/20/kos-blog/03/11/j/o0450063410904266324.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20101207/20/kos-blog/03/11/j/t02200310_0450063410904266324.jpg" alt="$映画と本と音楽と" width="220" height="310" border="0"></a><br>思わず公開初日に観に行ってしまった。 <br><br>オープニングの交戦シーンで実写の戦艦を見て思わず感涙！ <br><br>子供の頃すっぽりとハマっていたアニメが、実写になって帰って来たというだけで感激、そして満足！あの「無限に広がる大宇宙、死んでいく星もあれば、生まれてくる星もある・・・」のナレーションも！あの音楽も！ <br>波動砲の効果音はもっとオリジナルに忠実であって欲しかったけど・・・ <br><br>ストーリーは、往復の旅という点と象徴的な場面はオリジナルのままで、細部がいろいろとアレンジされている。 <br>まず「コスモクリーナー」というのは出て来ないし、ガミラスやデスラー、イスカンダルのスターシアというアニメの重要なキャラはかなり変えられている。佐渡先生もなぜか女性。これはちょっと謎。 <br>アナライザーはカード型になったり、ロボットになって戦ったりする。 <br>沖田艦長の最期などは忠実で、第三艦橋を失うところなど、エッセンスも継承している。 <br><br>それでも子供向けのアニメを、大人の観賞にも耐えうる実写版にするには手を加える必要があったわけで、アニメではガミラスと双子星のイスカンダルという設定が、哲学的な（？）設定に変えられている。そうでないと、なぜガミラスがすぐ隣のイスカンダルを攻撃しないのかという素朴な疑問が残ったところだろう。ガミラスは結局「インディペンデンス・デイ」のエイリアンみたいになっている。 <br>でも、ガミラスとイスカンダルが双子星というアニメでの設定の下、濃硫酸の海に潜るヤマトを観てみたかったし、イスカンダルで古代が兄と再会する場面や「アバター」みたいな青いガミラス星人や、ガミラス星のあの周期的に繰り返される効果音を聞いてみたかった気もする。 <br>その他、アニメ二作目のような地上戦もあり、内容は結構盛りだくさんで、オリジナル作品のウエットな味わいは山崎監督の味付けを経てもそのままだ。 <br>ラストはオリジナルとは異なるけれど、まあ、語り始めたらきりがないのでこの辺で・・・<br>
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<link>https://ameblo.jp/kos-blog/entry-10729917364.html</link>
<pubDate>Tue, 07 Dec 2010 20:05:49 +0900</pubDate>
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<title>十三人の刺客</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20101004/20/kos-blog/b4/2c/j/o0515029010783343776.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20101004/20/kos-blog/b4/2c/j/t02200124_0515029010783343776.jpg" alt="$映画と本と音楽と" width="220" height="124" border="0"></a><br>60年代に作られた時代劇のリメイクもの。Vシネ出身の三池監督が独特のタッチで蘇らせている。<br><br>物語の核心は、民のことを考えない暴君をめぐる家臣の対立、武士の美学なんてところだ。何せ冒頭からハラキリのシーンで始まる。<br>そんな命をかけた訴えに対し、使える侍は、あくまで主君に尽くすべきで、それが侍の努めだという側と、万民のことを考えて討つべきだという側に分かれる。そしてその両者が知略を巡らせて対決するという話だ。<br><br>暗殺を企てる側は賛同者を集め、作戦を立て、勝ち目のないように思われる戦いの準備をする。一方、守る側は何があろうとも主君に忠誠を誓い、使命を全うしようとする。この辺の構図は現代にも通じる普遍的なもの。そして正規軍に挑む戦いの手法はゲリラ戦そのもの。<br><br>クライマックスの血みどろの戦闘シーン、最後は血まみれ、泥まみれの壮絶な殺陣となる。そこで最後に時代劇の神髄ともいえる侍の美学でラストとなる。<br><br>戦い終えて生き残った二人だったが、一人残らず敵のいなくなった戦場で胸に去来したのはただ虚しい気持ちだけだった。そして彼らが求め、帰っていったのは、平和で退屈な日常だった。<br><br>オープニングに「これは広島・長崎に原爆が投下される100年前の出来事である」と字幕が出るのだが、意味するところを考えると非常に重いものがある。<br><br>普遍的なテーマを提示しつつ、カタルシスを感じさせる一級の娯楽時代劇。現実はこんなにすっきりとはカタが付かないからこそ、映画でスカッと楽しむべし。<br><br>それにしても山田孝之の殺陣がとてもきれいだったのが印象的だった。この人はセンスがあるんだろうな。何やっても自分のものにできる人のようだ。
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<link>https://ameblo.jp/kos-blog/entry-10667408276.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Oct 2010 20:50:35 +0900</pubDate>
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<title>大阪維新  橋下改革が日本を変える</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100928/18/kos-blog/63/b2/j/o0300030010772345769.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20100928/18/kos-blog/63/b2/j/t02200220_0300030010772345769.jpg" alt="$映画と本と音楽と" width="220" height="220" border="0"></a><br><br>いよいよ地域政党として本格的に動き出した「大阪維新の会」。<br>知事のブレーンとして橋下府政を支えている上山信一氏の著書。<br>大阪の歴史を振り返り、その立ち位置を地理、政治など多方面から分析。そこから導き出される将来への展望を語る。<br>その結論が大阪から始まる日本の維新ということだ。何せ明治維新もこの地で大塩平八郎の乱から始まった。新しい日本も中央政府などあてにはしていられない、大阪から変えていくのだという決意と意気込みが感じられる。<br><br>橋下知事のやり方はかなり荒っぽい面があるが、そのやり方に理論的な裏付けを与えているのが上山氏である。この本を読むと、二人が二人三脚で進めているということが分る。<br>橋下知事だけだと危なっかしい気がしていたが、この本を読むと理論的な裏付けがはっきりして納得できる部分が多々ある。まだ海のものとも山のものとも分らない大阪維新の会についての理解を深めることができる。
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<link>https://ameblo.jp/kos-blog/entry-10661563719.html</link>
<pubDate>Tue, 28 Sep 2010 18:20:22 +0900</pubDate>
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<title>悪人</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100915/23/kos-blog/58/e9/j/o0500033310749754481.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20100915/23/kos-blog/58/e9/j/t02200147_0500033310749754481.jpg" alt="$映画と本と音楽と" width="220" height="147" border="0"></a><br>吉田修一原作小説の映画化、監督は李相日ということで、見応えのある作品とは思ったが、深津絵里のモントリオールでの受賞の評判に違わず、隅々まで隙のない見事な作品だった。（以下ネタバレ注意）<br><br>物質的な不足はないのに人とのつながりが疎遠で、閉塞感に押しつぶされそうな毎日を、ただ時の流れるままに過ごしている祐一と光代の物語。<br>事件はほんの偶然から起きてしまう。出会い系で知り合った遊び相手の女は祐一との約束を反古にして、目の前で別の男の車に乗って行ってしまう。だがその男は女を快く思わず、蹴り出して峠道に置き去りにしてしまう。あとを付けて来た祐一は彼女を助けようとするが、屈辱にまみれた女はかえって逆上し、全てを祐一のせいにする。<br>思わず首を絞めてしまい追われる身となる祐一。だがその直後に光代と出会う。彼女は単なる遊び相手ではなく、本当に心の通い合う相手だった。殺人を犯したことを告白しても彼女はそれを受け入れてくれた。そして自首しようとする祐一を呼び止めたのは、祐一を必要とするようになった彼女の方だった。<br>それからの逃避行、地の果てのような灯台で、切なく、濃密な時間を過ごす二人。一方、被害者家族や犯人と疑われた男は、否応無しに事件の荒波に巻き込まれていく。世間の視線とのたたかいや身内の苦悩、葛藤。他方で容疑が晴れ、調子に乗る別の男。一人の人間の死によって、犠牲者への思いがそれぞれにぶつかり合う。果たして本当の犯人は、本当に悪いのは誰なのか。<br>追手が迫る中、祐一は別れを悲しむ光代に「おれはそんな人間じゃない」といって彼女の首を絞める。だがその時警察が来て二人の間を引き裂く。<br><br>その後光代には再び何事もない日常が戻り、事件現場に花を手向けに行く。その時彼女は被害者の父親と鉢合わせになる。互いに相手を知らないが、彼女は花を置けないまま接触を避けてタクシーに引っ込んでしまう。車内では運転手が「犯人はなんて悪い奴なんだ」とこぼす。その言葉を聞き、しばらく思いをめぐらせて静かに相づちを打つ光代。世間は本当に悪いのは誰なのかなんてことは考えない、そういうものなのだ・・・<br><br>金髪で犯人役を演じた妻夫木聡同様、深津絵里も「踊る大捜査線」のイメージを完全に払拭して、田舎の国道沿いから出られない、冴えない店員を見事に演じている。特に祐一との出会いから別れまでの短い時間に熱く燃える感情の表現をしきっているところはまさに受賞に値する。スタッフ・キャストすべての力が結集して完成した、なんとも切ないラブ・ストーリー。<br>
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<link>https://ameblo.jp/kos-blog/entry-10649670596.html</link>
<pubDate>Wed, 15 Sep 2010 23:05:45 +0900</pubDate>
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