平行植物の環世界 https://ameblo.jp/koshy/ 生物・人・時間をキーワードに自然界を観察するブログ、第二章。 ja-jp 聞いてくれ、アリを食べるクモは思ったよりも少ないんだ https://ameblo.jp/koshy/entry-11904386772.html  一日に2種類、蟻を食べるクモを見たのでとりあえずメモメモ。ガザミグモの幼体(?) Pistius undulatus 群馬県前橋市 おそらくガザミグモの幼体だと思う。蟻を食べるとは知らなかった。カニグモというのがいて、その中でちょっと横幅があってイガイガしていて、カニの“ガザミ”るから「ガザミグモ」。なんたる短絡的な命名かと思ったら、最初にとある方が「カザミグモ(風見蜘蛛)」と命名したのを、後で「ガザミグモ」に変えたらしい。(ネイチャーガイド 日本のクモより) 似た種類に「ワタリガニグモ」とい 2014-08-03T21:53:49+09:00 牛骨星人は旬の味覚 https://ameblo.jp/koshy/entry-11903943407.html  森の中。エゴノキの実がたくさんできている。これを見ると、盛夏もピークに差し掛かっているなと実感する。小さなハエほどの大きさの虫が実の上に集っている様子が見える。もしやと思って近づく。うむ、やはりエゴヒゲナガゾウムシである。じつは生きているのを初めて見る。エゴヒゲナガゾウムシ Exechesops leucopis画面右がメスで、その後方にピッタリと張り付いているのがオス。横から見るとオスメスそんなに変わらぬように見えるのだが。オスの顔貌は極めて特徴的。まるで牛骨のようである。オスの眼はシュモク 2014-08-03T00:30:25+09:00 クモの世界にも回転寿司はあった! https://ameblo.jp/koshy/entry-11891669897.html 《クモの世界にも回転寿司はあった!》 暖簾をくぐって入ると、ガラスケースに入った新鮮な寿司ネタ、その奥には気難しそうな大将が鉢巻をして立っている。そんな寿司屋はデフレで敷居が高くなり、大衆が赴く寿司屋といえばもっぱら1皿100円の回転寿司店である。長引く不況で外食産業が低迷する中、回転寿司店の業績だけは右肩上がりだという。そんな不況の味方、回転寿司がなんとクモの世界にも波及してる。 クモの回転寿司店は、アミメアリが引っ越しをする際に、期間限定でオープンする。アミメアリが引っ越しの際に作る行列には 2014-07-09T23:57:11+09:00 蛇穴山古墳(じゃけつざんこふん)の桜 https://ameblo.jp/koshy/entry-11816407697.html 蛇穴山古墳 前橋市総社町 前橋市総社町にある方墳、蛇穴山古墳。「じゃけつざん」と読む。7世紀末から8世紀初頭に作られた、かなり後期の古墳らしい。植えられたソメイヨシノが満開だった。ソメイヨシノ Prunus × yedoensis Matsumura. やや日陰側から撮影すると淡い色彩が出るようだ。 爽やかな墓である。群馬の古墳は、石室へ自由に出入りできるものが多い。ここの石室はかなり作りがよく、地震が来てもまだ大丈夫そうだ。 2014-04-07T19:50:03+09:00 キレワハエトリの普及啓発ポスター https://ameblo.jp/koshy/entry-11812471151.html 2014-04-03T13:16:31+09:00 まだ子供のクモ https://ameblo.jp/koshy/entry-11811855426.html ヤミイロオニグモの仲間(幼体) Araneus sp.樹皮に住まいがあった。円網を張る種類で、円網の隅にこうして自分が潜む場所を作っていることが多い。でも樹皮というのははじめて見た。糸を重ねて快適な住まいを。僕はクモのこういうクリエイティブなところが好きだ。生き物はできることなら快適に、楽して暮らしたいものなのだ。シラホシコゲチャハエトリ♂(亜成体) Sitticus penicillatus 道端を歩き回る2mmほどのハエトリグモが目にとまった。シラホシコゲチャハエトリの雄のように思うが、まだ 2014-04-02T21:55:12+09:00 蟻そっくりさんコンテスト優勝は、アリグモ https://ameblo.jp/koshy/entry-11809086725.html アリグモ Myrmarachne japonica カエデの幹を歩き回る黒い生き物。小さな洞の周りを行ったり来たりしていた。見た目は蟻だが、僕には瞬時にそいつがアリグモだと分かった。立ち止まりながら前の脚を前後に動かす動作は、全くもって蟻に見えないから。当然脚も2本余計に生えている。 洞から出てきた小さな蟻にちょっかいを出すが捕えることはなかった。アリグモは蟻を食べないと言われているし、このときも結局食べなかった。小さな動くものにはとりあえず近づくが、蟻と分かれば無視する、そんな印象だった。 真 2014-03-31T01:10:17+09:00 桜の木の側にはクモが浮んでいる! https://ameblo.jp/koshy/entry-11806356236.html  桜の開花予想、今年は3/29。公園のソメイヨシノはまだ蕾が小さかったが、暖かな日が続けば一気にくるのかも知れない。 桜の樹の下には屍体が埋まっていると言うが、今夜は屍体は見つからなかった。かわりに見つかったのは、樹の側に浮ぶたくさんのクモたちだ。シロカネイソウロウグモ Argyrodes bonadea 秋にジョロウグモの巣などに居候しているクモ。なぜか今の時期よく歩いている。孵化して出てきたのかもしれないが、今の時期は何を食べているのだろうか。ズグロオニグモ Yaginumia sia 人家 2014-03-27T21:45:18+09:00 キレワハエトリ Sibianor pullus https://ameblo.jp/koshy/entry-11799117387.html キレワハエトリ♀ Sibianor pullus体長:♀2~3.5mm、♂1.5~3mm分布:北海道・本州・四国・九州 公園に植えられた木の根元を歩いていた。比較的人工的な場所にもいるみたいだけど、小さいのであまり目に入ってこない。 遠目から見ると黒味がかっていて、ところどころに金色のラメが入る。脚は褐色だけど、第一脚は飴色っぽい。実際は小さいのでこんなに鮮明には見えない。 横から見ると、前進に細かい微毛が生えているのが分かる。 4~5mmほどのユスリカを上げてみた。獲物としてはやや大きかったよ 2014-03-18T18:15:42+09:00 動き始めたクモたち https://ameblo.jp/koshy/entry-11798521121.html ホシジロトンビグモ Sergiolus hosiziroワシグモ科のトンビグモ。ワシグモの仲間でワシじゃないからアシナガグモ科の一種 幼体過ぎて何だかよく分からないが、アシナガグモかドヨウグモのように見える。夏にこのあたりでよく見たキタドヨウグモかもしれない。キハダカニグモ Bassaniana decorata 越冬明けのキハダカニグモがキンイロエビグモを食べていた。蟹が海老を食う。春の陽気に喜び走り回るエビグモは、キハダカニグモの旬の食材と相成った。 2014-03-17T22:09:40+09:00