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<title>覗いてみたいよ恐怖世界＞＜</title>
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<description>背筋も凍る恐怖話ひろい集めてみました＞＜</description>
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<title>「ピンセットの男」</title>
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<![CDATA[ <p>もう20年以上前、私が中学生の頃の話です。</p><p>私の家族は新築のマンションへ引っ越し、毎日ウキウキしながら過ごしていました。<br>前に住んでいた家は狭いアパートだったので、新しくて広々とした部屋が嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。</p><p>家はマンションの1階にあり、小さいながら庭がありました。<br>庭の向かいにも大きなマンションが建っていましたが、壁で仕切られていたし、そのマンションの共用の廊下側に面していたのでお向かいさんと視線を合わすということもなく、部屋から庭に出入りできる環境でした。</p><p>&nbsp;</p><p>ところが住み始めてしばらくすると、母が<br>「庭に干していた下着が無くなっている」<br>と言いました。</p><p>マンションの1階ですから、侵入できない事はないので下着泥棒が入ったのだと思いました。<br>その後も何度か洗濯物が無くなる事があり、管理人にも報告しましたが、少しずつ恐怖と気持ち悪さを感じ始めていました。</p><p>ある日庭に出た時に、向かいのマンションの4階くらいの廊下に立ち止まったまま、こちらをじーっと見ている男の人と目が合いました。<br>見たところ20代くらいでしょうか。トレーナーのようなものを着たラフな服装の男でした。<br>たまたま廊下を歩いていて目が合ったという感じではなかったため、ゾクっと怖さを感じ、私は目を合わせないように平静を装い部屋に戻りました。</p><p>そんなこともあり、その後は庭に下着を干すことはやめていました。</p><p>それからしばらくたった頃、庭に出た時に何かが落ちているのに気付きました。<br>よく見るとそれはピンセットでした。<br>普段使うような普通の毛抜きではなく、病院でガーゼとかを扱う時に使うような、持ち手の長いタイプの物でした。</p><p>当然、我が家の持ち物ではありません。家族にも確認しましたが、誰も心当たりはありませんでした。<br>下着泥棒、うちの庭を見ていた男、そしてピンセット。<br>目的は分かりませんが、誰かに標的にされているような気がしてきました。</p><p>ピンセットを見つけた数日後、家のインターフォンが鳴ったので母が対応したそうです。<br>私は学校に行っていました。</p><p>玄関の前には、男性が立っていたそうです。<br>用件を聞くと<br>「数日前にピンセットを庭に落としてしまったので、拾わせてほしい」<br>と言ってきたそうです。</p><p>どう考えても、故意に投げ入れようとしない限り、うちの庭にピンセットを落としてしまうなんてことはあり得ません。<br>母がどこで落としたのか聞いたところ、男は<br>「自分は向かいのマンションに住んでいる。廊下でジャンプをしていたら、胸ポケットに入れていたピンセットが落ちてしまった。」<br>と言ってきたそうです。</p><p>そのやり取りを後から聞いて、本当に鳥肌がたちました。</p><p>ジャンプしてポケットに入れていたピンセットが10メートル近く離れた庭に落ちますか？<br>廊下でジャンプをしているのも怖いし、ピンセットを持ち歩いているもの怖いし、数日経ってから取りに来る…行動すべてが恐怖でした。<br>侵入してきて鉢合わせになったらと想像すると本当に怖くて仕方なかったです。</p><p>母はピンセットは見かけていないし、見当たらないと伝えて帰らせたそうです。<br>母も警戒していたので直接顔を合わせることはせず、ドア越しに対応したそうです。<br>声の感じも若かったと言っていたので、恐らく向かいのマンションからこちらを見ていた、あの男だと思います。<br>男が直接うちに来て以来、不審な事は無くなりました。</p><p>その後しばらくたってからですが、向かいのマンションに住んでいる同級生に「下着泥棒で捕まった住人がいた」と聞きました。<br>ピンセット男と同一人物かは分かりません。直接的な被害はなくても、また見られているかもという恐怖で、なるべく庭に出ないようになりました。</p><p>新築のマンションに喜んでいた私にとって、この体験は衝撃でした。<br>私は引っ越す時は今でも、必ず1階の部屋は選ばないようにしています。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kowatant/entry-12320685126.html</link>
<pubDate>Thu, 28 Dec 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>終わらない工事現場</title>
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<![CDATA[ <p>私の主人は建築系エンジニアなのですが、業界全体が不景気のせいもあり、失業して半年近くになります。<br>今までしてきた質素な生活と蓄えとで、当座の生活に心配はありませんが…気落ちからなかなか立ち直れない主人の姿を見るのは辛いです。</p><p>住んでいるのが田舎の地方都市と言うこともあり、再就職活動は難航を極めています。<br>それでも週に1件2件と、ぼつぼつ面接に呼ばれていますので悲観視は決してしていません。<br>主人はこれを機に、悪くしていた膝痛の治療にも通えていますし、私はじっと静かに彼を支えて動向を見守っています。</p><p>&nbsp;</p><p>先週も主人は隣町の企業へ面接にでかけて行きました。<br>お昼前には帰って来たので、温かい昼食を一緒に食べながら話を聞きました。<br>すると、食後のお茶を飲みふっと溜息をつきながら、主人がこう言うのです。</p><p>「前の企業で担当していた、○○ビルの改修工事現場の前を通りかかったんだよ。<br>今、×月だよね？もう3ヶ月も完了が遅れているってことだ。変だなぁ…。」</p><p>退職した企業の仕事ではありますが、自分が担当していただけに主人はその遅れが気になって仕方がない様子でした。</p><p>「外から見ただけだけど、どうも内装の方に問題があるんじゃないだろうか。」</p><p>それから数日後、主人が膝の治療のためにいつもの接骨院へ行くと、偶然にも前の会社で一緒に働いていた現場監督さんと待合で一緒になったというのです。</p><p>その監督さんと主人は何度も一緒に仕事をしてきました。<br>年齢は違うのですが割と気が合っていたそうです。<br>監督さんは長年の腰痛に悩んでいて治療のために来ていたのですが、そこで主人は妙な話を聞かされました。</p><p>例の、改修工事を請け負った○○ビルの工事現場は、主人が失業してからも監督さんが一貫して担当していました。<br>主人が来ていた頃までは、何の問題もなく作業は順調だったのですが…主人が外れて以来、妙な出来事が続くようになったのだそうです。</p><p>最初の異変は、内装の壁が文字通り「崩壊した」のだそうです。<br>ビル自体は築数十年とかなり古かったので、誰も不思議には思いませんでした。<br>傷んだ部分の壁を補強して工事は進行しましたが、今度は別の場所で配管ミスが起こっていたのです。さらには電気配線が焼き切れた…など、次々に小さな障害が起り、その度に工事は少しずつ遅れていきました。</p><p>とうとうシビレを切らした社長(かなりワンマンな人でした)が現場に乗りこみ、作業員の皆さんを叱咤しようとしていた時の事です。</p><p>梯子が倒れたような音がした、と何人かが言いました。<br>物音を聞いて作業員が駆けつけると、部分的に崩れ落ちた壁があり、倒れた梯子のすぐ脇で社長がのびていた…と言うのです。<br>さすがにエンジニア用のヘルメットをしていたので大事には至りませんでしたが、病院に担ぎ込まれた社長はしばらく絶対安静を言い渡されました。</p><p>意識を取り戻した社長は<br>「梯子？あれは倒れた梯子なんかじゃない！誰かが、私の頭と背中を背後から殴りつけてきたんだよ！」<br>とわめいてやまないのだそうです。<br>結局警察が呼ばれて現場が調べられたのですが、状況はわからないままでした。</p><p>こうして工事は延びに延び、今に至っているそうなのです。<br>監督さんは、こんなことを言っていたそうです。</p><p>「あの現場ビルなぁ、お前に改修して欲しかったんだよ、きっと。だからお前をクビにした社長に仕返ししたし、今でも何かしらのトラブルを起こし続けている。<br>ビルの復讐なんて聞いたことないが…俺にはそんな気がしてならないよ…。」</p><p>主人はそのビルに因縁もゆかりもないので、いまだに頭をひねってばかりいます。<br>建物に魂や意思が宿る。そんなこと、あるものなのでしょうか。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kowatant/entry-12320683852.html</link>
<pubDate>Mon, 25 Dec 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>触れてはいけないモノ</title>
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<![CDATA[ <p>そろそろ年末、旅行シーズンなので、自分が体験した旅行での怖い話を一つ。&nbsp;<br><br>中学の時の修学旅行で京都へ行った。&nbsp;<br>夕食、風呂も終わって、旅館で寝るまでの自由時間を楽しんでた時だった。&nbsp;<br>俺は右隣の部屋に仲の良い連中がいるので遊びに行った。&nbsp;<br><br>俺達は定番のトランプやらウノやら一通り遊んで、飽きはじめた頃、誰かが「怖い話をしようぜ」なんて事を言った。&nbsp;<br>部屋の明かりを消して、中央に１０人ほど集まり、１人目の話が始まった。&nbsp;<br><br>２人、３人・・・４人と話は進んで行き、次はＡ男の番だった。<br>「安い旅館や修学旅行で使われる部屋って、でるんだよな！<br>　御祓いの為にお札が、絵やツボの裏、押し入れの中に貼ってあるんだってよ。<br>　探してみようぜっ！」<br>怖い話を期待してたのでシラケつつ、部屋中の捜索が始まった。&nbsp;<br>実際にあったらあったで面白いし、何よりありそうな感じがした。&nbsp;<br><br><br>絵やツボの裏側、押入れの中はもちろん、テレビの下などあちこち探したけど、結局何一つ出てこなかった。<br>そのうち、どこかの部屋で始まっていたマクラ投げが伝染してきて、この部屋でもマクラ投げ大会が始まった。<br>だんだんエキサイトしてきて、布団を投げ始めたりプロレスごっこになったり、修学旅行の夜というのを満喫していた。&nbsp;<br><br>「おっ？」<br>少し遊び疲れた頃、Ａ男が天井にある点検口を見つけた。点検口ってわかる？&nbsp;<br>天井裏に入るための入口で、普通の家だと洗面所あたりの天井についてるやつ。&nbsp;<br>そこの旅館は、なぜか部屋の端っこの天井についていた。&nbsp;<br>Ａ男は悪いやつじゃなかったが、ちょっと度が過ぎてしまうタイプだった。&nbsp;<br>「おぃ、あんなか入って見ようぜ！隣の部屋まで行けるんじゃね？」<br>暗所、閉所恐怖症の俺は断固拒否した。他の連中も、疲れただの汚れるだので拒否してた。&nbsp;<br>「なんだょ、じゃ俺が入ってみっから馬になってくんね？」<br>３人で２段の馬を作り、Ａ男が点検口を開ける。スムーズには開いたが、パラパラと埃が落ちてくる。<br>たぶん長い間使われることが無かったんだろう。開いたその先には真っ暗な空間が広がっている。&nbsp;<br>「なんだよ、くれーなー」<br>Ａ男が中に頭を突っ込んでしゃべってる。中が明るいとでも思ったのだろうか。&nbsp;<br>「あ・・・・」<br>何かを見つけたのだろうか、Ａ男が声を漏らした。&nbsp;<br><br>「おぃなんかあったぞ！」<br>と言いながら、Ａ男は両手を穴の中にあげたまましゃがんで、頭だけを暗闇の中から出した。&nbsp;<br>穴が小さいため、手に持っているものと頭を同時に出せなかったんだろう。&nbsp;<br>手をゆっくりと、暗闇の中から明るいこちらの世界へ戻す。&nbsp;<br>手に持っているものが見えたとき、その部屋の中にいる人達の動きが一瞬止まった。&nbsp;<br>「うゎぁぁ！なんだこれ！」<br>天井裏は暗くて、Ａ男にはそれが何なのかまったく分からなかったんだろう。&nbsp;<br>分かっていれば、それを取ろうなどとは考えもしなかっただろうに。&nbsp;<br><br><br>579 ：通りすがりの名無し：2006/12/13(水) 18:39:26 ID:pf1GsXTF0<br>Ａ男が天井裏から見つけた物は、赤い柄のついた、和紙でできた折り人形。御札。それと小さな赤い本だった。<br>長い年月置かれていたからなのか、人形の表面はほこりで黒く汚れ、<br>御札はかろうじて文字が読める程度にまで古びていた。<br>小さな赤い本は、ポケット辞書ぐらいのサイズで、赤黒くなった表紙には、なにやら文字が書いてあった。&nbsp;<br>Ａ男は驚いた拍子なのかわざとなのか、周りにいた人達にそれらを投げつけた。&nbsp;<br>もちろん誰も受け取ろうとはせず、本はバサっと畳の上に落ちた。&nbsp;<br>人形は和紙で作られていたせいか、ヒラヒラと舞い落ちて、部屋の隅のほうへ落ちて行った。&nbsp;<br>片方の手と足を畳に、もう片方の手で壁をささえ、偶然なのかナナメに立った。&nbsp;<br>御札もヒラヒラと舞い落ちて、人形のあとを追うように畳に落ちた。&nbsp;<br>心なしか、人形はＡ男を睨みつけているように見えた。&nbsp;<br><br><br>Ａ男は馬から飛び降りて、再び人形を手に持ち、また俺たちに投げてきた。&nbsp;<br>たぶん、自分でもやばいと思ったんだろう。<br>その気持ちを誤魔化すかのように、静かになったその部屋で、半笑いで人形や本を投げつけてきた。&nbsp;<br>Ａ男以外、誰も言葉を交わさない。引きつった顔で、人形と本から逃げまくる俺達。&nbsp;<br>Ｂ男「それ、やべーから元に戻せって！」<br>他「うん、うん」<br>ついにＢ男が口を開いて、それらを元の位置に戻すように提案した。&nbsp;<br>Ａ男もすぐに、元に戻すことに賛成した。&nbsp;<br><br>Ａ男は人形と御札と本を拾い、軽く埃を払って「ごめん」と呟いて、天井裏の元の位置に戻した。&nbsp;<br>テンションも下がり、就寝時間も近かったため、みんな各自の部屋に戻っていった。&nbsp;<br>俺は隣の部屋、Ａ男はさっきまで遊んでいた、あの人形のあった部屋だ。&nbsp;<br><br><br>すぐに消灯時間は過ぎ、先生達が見回って部屋の電気を消させた。&nbsp;<br>部屋の入口のドアは少し開けられていて、廊下の明かりが差し込む。&nbsp;<br>たぶん、しゃべったりしてる生徒を見つけやすいようにしたんだろう。&nbsp;<br>先生達が廊下を、パタッパタッと行ったり来たりする足音が聞こえる。&nbsp;<br>廊下の明かりと、先生達が見守ってくれているという安心感からか、<br>先ほどの人形の出来事を忘れて、すんなり眠りにつけそうだ。&nbsp;<br>パタッ・・・パタッ・・・パタッ・・・パタッ・・・パタッ。&nbsp;<br>先生の足音を聞いているうちにウトウトし始めて、俺は深い眠りについた。&nbsp;<br><br>寝始めてどれくらい時間がたったのだろうか。「ドンッ！」と地響きのような音でハッと目が覚めた。&nbsp;<br>夢かと思って、ドキドキしながら２回目の音が聞こえるのを息を殺して待っていた。&nbsp;<br>おそらく、同室の連中もそうだったに違いない。&nbsp;<br>すぐに「ドンッ！ドンッ！」と、１回目と同じくらい大きな音が鳴り響いた。それと同時に叫び声が聞こえる。&nbsp;<br><br><br>582 ：通りすがりの名無し：2006/12/13(水) 18:44:10 ID:pf1GsXTF0<br>ドンッという音と叫び声は、どうやら隣の部屋からのようだ。&nbsp;<br>廊下からＳ先生の「どうしたっ！」っという声と、Ａ男の叫び声のような物が聞こえてくる。&nbsp;<br>俺たちはあわてて部屋を出て、隣の部屋に駆け込んだ。&nbsp;<br>部屋の中はすごい光景だった。<br>Ａ男が目をちばらせ、壁に向かって手足を振り回してた。&nbsp;<br>まるで、壁から出てくる何かに必死で抵抗しているように見えた。&nbsp;<br>Ａ男「やめろー！くるな！くるな！」<br>Ｓ先生「おいっＡ！しっかりしろ！」<br>Ａ男「手が！手が！手が！壁から手がーーーーーーーっ！」<br>すぐに他の先生達が駆けつけ、Ａ男を取り押さえた。&nbsp;<br>Ａ男は押さえつけられながらも、叫びながら必死で何かに抵抗していた。&nbsp;<br>見ている俺らも怖くなるぐらい、暴れ叫んでいた。&nbsp;<br><br>Ｓ先生「おいっ！救急車を呼べっ！」<br>誰が救急車を呼んだのか知らないが、すぐに救急隊員がタンカを持って入ってきた。&nbsp;<br>タンカに載せられて縛られても、Ａ男は暴れ続け失禁までしていた。&nbsp;<br>そのまま救急車で運ばれていってしまった。&nbsp;<br><br><br>Ｓ先生「さーもう全員寝るんだ！あいつは悪い夢でも見たんだろう」<br>と部屋から生徒を追い出し、各自部屋に戻って寝るように言った。<br><br>もちろん、あんなのを見てしまったからには、寝られるわけが無い。&nbsp;<br>俺たちは部屋に戻って、皆が落ち着きを取り戻した頃に、Ｓ先生を呼び出した。&nbsp;<br>そして、Ａ男が屋根裏から人形などを見つけて、投げたりして遊んでしまったことを伝えた。&nbsp;<br>Ｓ先生「そんな事は関係ない。あいつは夢遊病か何かなんだろう。お前たちも気にしないで寝ろ。<br>　一応、旅館の人に、その天井裏の人形の話はしといてやるから」<br>と言い、すぐに部屋を出て行ってしまった。&nbsp;<br>しかたなく俺も布団に入った。<br>怖くて壁や天井は見れなくて、ガタガタ震えながら布団をかぶって朝を待った。&nbsp;<br><br><br><br>翌朝、もちろんＡ男の姿はない。<br>朝食後、部屋を出る準備をしている時に、俺のクラスの生徒は全員集まるように指示された。&nbsp;<br>集まる場所はＡ男のいた部屋だった。<br>担任はすでにいて、部屋に入ると端から順番に正座をさせられた。&nbsp;<br>昨日の事を怒こられるのかなと俺は思っていたんだが、どうやら違ったようだ。&nbsp;<br>生徒が部屋に入った後、ぞろぞろと旅館の従業員さん達が入ってきた。<br>そしてそれに続いて、白装束を来た神主さんらしき人が３人入ってきた。&nbsp;<br>そして、全員手を合わせて目をつぶるように言われ、言われたとおりにお経のような物を唱えた。&nbsp;<br>御祓いのような儀式は、２時間ぐらい続いた。&nbsp;<br><br>その後、何事も無く修学旅行も終わったんだが、Ａ男が修学旅行に復帰することはなかった。&nbsp;<br><br>学校が始まってもＡ男は戻ってこない。<br>担任の話では、別の学校に転校したとの事。&nbsp;<br>噂では、精神異常者となり、精神病院に入院してしまったとか。&nbsp;<br>Ａ男の自宅も引っ越してしまい。Ａ男の消息はまったく分からなくなってしまった。&nbsp;<br><br>その後、考えてみると不思議なことがあった。&nbsp;<br>・だれが救急車を呼んだのか分からなかった。(先生が生徒に聞いたが誰も呼んでない)&nbsp;<br>・救急車が来るのが異常に早かった。<br>・救急隊員の顔が見えなかった。(なぜか黒くて見えなかった)&nbsp;<br>・誰も救急車に連れ添っていかなかった。&nbsp;<br><br>あの部屋で何があったのか、なぜ人形と御札と本があったのかは、みなさんの想像に任せる。&nbsp;<br>あの救急隊員は人間だったのか。<br><br>もう２０年前にあった実話。</p>
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<pubDate>Thu, 21 Dec 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>間違って呼び出しボタンを押してしまった</title>
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<![CDATA[ <p>大学生のときに同じ学校の友達が体験した恐怖体験です。</p><p>ある夜、友達が私のアパートに駆け込んできました。<br>まるで怖いものでも見たように青ざめた顔で、部屋の床にへたり込んだ友達になにがあったのかと問うと、こう言ったのです。</p><p>風呂に入っていて、追炊き機能のボタンを押そうとしたとき、間違って呼び出しボタンを押してしまった。<br>その時、風呂の外から女の声で</p><p>「待ってて、今行くから」</p><p>と聞こえてきたのだと言うのです。</p><p>&nbsp;</p><p>友達は、結構いい賃貸マンションに住んでいるのですが、実家は地方のため、私と同じ一人暮らしです。彼女もいません。<br>一体だれの声だと思ったとたん、悪寒が押し寄せてきて震えがとまらなくなったそうです。<br>怖くて風呂から出るのもためらわれたが、風呂から出ないことには外にもいけない。<br>そんなわけで、脱いだ服をあわてて着て逃げるようにマンションから飛び出してきたのだといいます。</p><p>「部屋の中に、女の人がいたのを見たの？」<br>との私の問いかけに、友達は小さく<br>「わからない。怖くて、わき目も振らずに家のドアまで向かった。でも…ドアにはきちんと鍵がかかっていて、チェーンもしていたんだ。大学から帰って、俺が戸締りをした。鍵はかかっていた。間違いないんだ。」<br>と、がたがた震えながら言いました。</p><p>結局その日は友達を家に泊めましたが、電気を消さず冷蔵庫に入れてあった酒を浴びるように飲み、なんとか気持ちを落ち着かせていた、といった状態でした。<br>そして彼はそのまま実家に帰り、両親がマンションの荷物を引き取りに来たようでした。<br>それ以来、連絡を取っていないのでその後のことは分かりません。</p><p>あの話を聞いて以来、私は風呂の中で呼び出しボタンを押さないように、細心の注意を払っています。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kowatant/entry-12320683534.html</link>
<pubDate>Wed, 20 Dec 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>開かずの間のアルバム</title>
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<![CDATA[ <p>これは子供の頃、引っ越す前に住んでいた一軒家での話です。</p><p>その一軒家には玄関を上がるとすぐ横に和室がありました。<br>入口の障子戸はずっと閉めたままで、いわゆる「開かずの間」のような部屋となっていて、気にはなっていましたがタブーのような空気感が家族内にあってずっと触れずにいました。</p><p>しかしある日両親が出かけて私1人が留守番をしている時に、ふと気になって和室の中を覗いてみたのです。<br>どうやらその部屋は物置として使用していたようで、ダンボールが積み重なっていました。<br>タンスの上には日本人形が飾ってありました。黒いおかっぱ頭の女の子の人形で、真っ白な顔に赤い口紅と、真っ赤な和柄の着物が印象的でした。</p><p>取りやすい位置にあったダンボールの中を見てみると、古いアルバムがあったので取り出してページをめくると、見知らぬ女の子が私の両親と写っています。ですが私は一人っ子です。<br>親戚の子供かな？と思ってそのままアルバムは元のダンボールへ戻しましたが、その日の夜から寝ていると体の上で誰かがバウンドしているような衝撃を感じるようになりました。</p><p>&nbsp;</p><p>それはけっこうな重さで、明らかに人間の両脚で踏みつけられている感覚がしたのですが、目を開けたくても体が硬直して動けません。<br>1週間くらいその状況が続いて完全に寝不足と疲労を感じていた私は、和室へ勝手に入ってアルバムを見た日からこんな現象が起きた事を思い切って両親に話しました。</p><p>話を聞いた両親はヤバいという表情を一瞬していましたが「何も心配しなくていい」と言うだけ。明らかにアルバムに写っていたあの女の子と関係がある様子でしたが、深くは追及しませんでした。<br>後にまた和室をこっそり覗くと、和室にあったアルバムと人形はいなくなっていました。</p><p>ですがその後も私の身に起きた不気味な現象は治まらず、心配した両親もついに重い口を開いてくれました。</p><p>私の両親は私が生まれる前に女の子を授かりましたが、6歳の時に交通事故で亡くなったと聞かされました。<br>私には姉がいたのです。<br>人形は出産祝いとして親戚から贈られたもので、姉が亡くなったからといって捨てるのも気が引けるため、そのまま飾っておくことにしたみたいです。<br>姉が使っていた物や、思い出させる物を和室にまとめて置いていましたが、私にもいずれは話をしようと思っていたという事でした。</p><p>しかし近年、閉めておいたはずの和室の扉が開いていたり、玄関の靴が散乱しているなどの奇妙な現象が頻繁に起こっていたと言うのです。<br>人形に関しても、ケースごと床に落ちて割れたり位置が変わっているなどの現象が起きていたのでした。</p><p>対処に困った両親は知り合いのお寺の僧侶に頼んで、和室のお祓いを依頼しました。<br>僧侶の方曰く、人形には亡くなった姉の念が入っており、いつも家族の様子を見ていると言われました。<br>姉の魂がこの世に未練があって浮遊している間は、その人形を通して意思を伝えようとしている、特に幼い子供の魂は人形に宿りやすいとも説明していました。<br>つまり姉の存在を隠すようにしていたことで寂しくなった魂が、自分を主張しているらしいのです。</p><p>それから私と両親は、アルバムや思い出の品を整理して姉の供養に努めました。<br>人形は持っていてもあまり良くないという僧侶の話から有名な人形寺に持参することとして、姉の持ち物を残し過ぎているのも供養には良くないらしく清めて処分しました。<br>仏壇も購入し、姉の写真を置きました。<br>それなりに手間と費用がかかりましたが、すべてのお清めやお祓いを済ませた後はぱったりと奇妙な現象が起こることもなくなりました。<br>最後に両親が仏壇の前で<br>「今まで隠しててゴメンね。」<br>と言って泣いていた姿が忘れられません。</p><p>今では姉の誕生日には線香をあげたり、思い出話をしたりしています。<br>きっと姉も、天国で見守ってくれているのだと勝手に思っています。</p>
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<pubDate>Sun, 17 Dec 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>「ストーカー」</title>
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<![CDATA[ <p>大きな声では言えませんが、実は私はストーカーなんです。<br>その証拠に、駅から出て来た彼女の後をしつこく追い続けています。</p><p>その彼女とは、仕事帰りの電車内で初めて顔を合わせました。<br>長い髪を後ろで束ねたうりざね顔の、それはかわいらしい女性でした。</p><p>彼女が私に気づいた様子はありませんでした。私は電車を降りる彼女の後を付けだしました。<br>駅から続く商店街を抜けて、住宅街を通り、街灯だけの暗い道を少しいったところにあるマンションが彼女の住いでした。<br>彼女の部屋は2階の7号室だということまでわかっています。<br>帰宅途中に彼女は必ず一軒のコンビニに立ち寄り、ボトルティーとクルミパンを買って帰ります。<br>それを夕食にするのかそれとも朝に食べるのかまでは流石に分かりませんが、私が彼女をストーカするようになってから、その習慣は一度として途切れたことはありません。</p><p>&nbsp;</p><p>このようにして私はかれこれひと月の間、彼女をストーカーし続けました。<br>その間、私は彼女に対して何もしていません。指一本、触れた覚えもありません。<br>それは何も私に積極性が欠如しているとかいう話ではなく、彼女自身につけこむスキが全くなかったからに他ありません。</p><p>彼女はいつも同じ時刻に電車から降りて改札口を抜けて外に出、同じ道順を通って帰宅します。<br>もしも時間を測っていたら、その行動には一分一秒の違いもないのではないでしょうか。<br>そのどこにも、私が入り込む余地などないのです。<br>仕方なく私は、ただただ彼女の後をつけることにのみ徹していました。</p><p>私はその夜も、彼女をマンションまでつけていきました。彼女がマンションの玄関の前に到着するのは、いつものように8時25分31秒のことです。<br>私は胸の中で彼女にさよならと告げると、足を返しました。<br>あとはさっさと、今来た道を帰っていくだけです。</p><p>背後から足音が聞こえはじめたのは、私が歩きだしてしばらくしてからのことでした。<br>最初は気にならなかったのですが、そのどこかで聞いたような軽やかな靴音は、私がどこへ行こうとついてきます。<br>気になって私は、途中のコンビニの前で後ろを振り返りました。</p><p>するとなんと、こちらに向かって歩いてくる彼女の姿が見えました。<br>私を見ても、彼女は別に顔色を変えることもありません。<br>それもそのはず、私は彼女には指一本触れていないのですから。いや、そもそも私という存在に気づいていないのかもしれません。<br>てっきり彼女がコンビニに買い物にでも来たのだと思った私は、再び駅に向かって歩きだしました。<br>しかしすぐに、それは彼女にとってはありえないことだとわかりました。</p><p>約1ヶ月の間彼女をストーカーし続けた私には、一度立ち寄ったコンビニに彼女がもう一度行くなどということはまず考えられませんでした。<br>背後からの足音は続いています。<br>私はもう駅に着くまで一度も振り返ることはありませんでした。</p><p>30分後、電車から降りた私が駅から10分ほど先にある自宅アパートに向っているとき、また聞き覚えのある靴音が背後から追いかけてきました。<br>アパートに入って部屋の窓から外を覗くと、確かにあの彼女が外に立って、じっとこちらを眺めているのが見えました。</p><p>同じことがその翌日にも起こりました。<br>私が彼女をマンションまでつけていくと、こんどは彼女が私のあとをつけてくるという、いわばUターンストーカーが始まったのでした。</p><p>どのような心境の変化が彼女にあったかはわかりませんが、もしかしたら彼女は私にストーカーされているのを知っていて、わざと私に後をつけさせていたのかも知れません。<br>私はこれまでの経験で、彼女の性格はよくわかっているつもりでした。それを考えると、少し怖くなりました。</p><p>翌日から私は、彼女のストーカーをやめることにしました。<br>が、駅を出て自分のアパートに向かって歩きだすと、また例の靴音が聞こえてくるのです。<br>それからは一日も欠かすことなく、彼女は私のあとをつけるようになりました。</p><p>私はストーカーではありますが、ストーカーされることには免疫がありませんでした。<br>彼女は私が部屋に入ってからも、ドアの前で長い間立つくしています。時には鍵のかかったドアノブをガチャガチャ回す音まで聞こえました。<br>私は本当に恐ろしくなり、今では彼女をストーカーし続けたことを心から後悔しています。</p>
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<pubDate>Thu, 14 Dec 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>誘拐未遂</title>
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<![CDATA[ <p>オカルトじゃないけど、今考えると怖い話を…。<br><br>これは夢とかじゃなく実際に体験した事なんだけど、&nbsp;<br>幼稚園から小学校４年生くらいまでの間に、学校の行き帰りとか家の前の路上とかで、もちろんまっ昼間に、<br>知らないおじいさんやおばあさんに、強引に手をひっぱられて連れて行かれそうになったことが、<br>１度や２度じゃなく何十回とある。<br>そのときは手を振り解いて走って逃げるんだけど、<br>不思議なことに後を追ってくるようなことは１度もなかったし、後ろを振り返ることもしなかったから、<br>その人たちがその後どうしたかはわからない。<br><br>いいかげん何度もあるから『怖い』とは思わず、『またか』みたいな感じで騒いだりもしなかった。<br>逝っちゃってる人と考えるにはいつも違う人だし、場所もいつも違うし、<br>お年寄りのときもあれば、もう少し若い人もいた。見た目もフツーな感じ。<br>ちなみに、近くにそれようの施設もないし、場所は渋谷からすぐの都会のど真ん中んで、<br>子どもの時はみんなにも同じようなことがあると思ってた。<br>でも友達同士で話すことはなかったな…もちろん親にも言わなかった。<br><br>で、大人になってから「こう云う事ってよくあったよね～」となにげに話したら、全員に「ない！」って…。&nbsp;<br>「じゃ、アレは何だったの！」って、大人になってから怖くなっちゃって。&nbsp;<br>それで考えたんだけど…あのまま素直に連れて行かれたら、『神隠し』とかになるんじゃないかと…。&nbsp;<br>同じような経験した人いませんか？</p>
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<link>https://ameblo.jp/kowatant/entry-12320682229.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Dec 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>見える子供には…</title>
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<![CDATA[ <p>新潟にある、有名な某神社に家族で行った時の事。<br><br>かなり有名な神社で、観光地でその日も賑わってた。<br><br>神社迄、お参りするのは 少し歩かないと行けないんだけど、行く途中に左側に小屋？らしきな部屋がある。<br><br>そこに、私達家族が中に入り 展示されてた様な絵などを見てた。<br>すると、小学生4、5年生位の男の子と、その母親が中に入ってきた。<br><br>私達、家族がその部屋を出ようとした時。<br><br><br>先程の男の子が、「そこに、男の人がいる。」<br><br>私は えっ？ この部屋には、私達家族と今きた、子供と母親。<br><br>すると母親が「皆が怖がるから、やめなさい！」って…<br><br>その、言葉の方が恐怖だった。<br><br>その後、何事もなく、家族でお参りし帰宅した。<br><br>あの子供は普通に、見えるんだなって…<br>母親も、普通に当たり前の様に、言葉を交わしてた。<br><br>純粋な子供には、霊が見えやすいってよく、言われてますよね。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kowatant/entry-12320681909.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Dec 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>踏み入るべきではない場所</title>
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<![CDATA[ <p>私がまだ小学校低学年の幼い子供だったころに、趣味で怖い話を作っては、家族や友達に聞かせていました。<br>「僕が考えた怖い話なんだけど、聞いてよ」と、きちんと前置きをしてからです。&nbsp;<br>特にじぃちゃんが、私の話を喜んで聞いてくれました。&nbsp;<br>私はそれがとても嬉しかったんです。熱心に聞いてくれるのと同時に、こわがってくれたから。&nbsp;<br><br>そんな折、私の作った話が、クラスの中で流行りだしました。&nbsp;<br>放課後の男子トイレで、個室を叩くとノックが返ってくる。といったありがちな話です。&nbsp;<br>クラスの女子の間であっという間に流行り、噂は学年中、学校中へと広まりました。&nbsp;<br>「男子トイレの前で、手招きする男の子を見た」とか言い出す女子も出てきていて、<br>私がやっとその噂を知って、「僕の作り話だってば」と言ってもきかず、その後もまことしやかに囁かれ続けました。&nbsp;<br>ついには、そこで肝試しを始めるグループまで現れてしまいました。&nbsp;<br><br><br>その肝試しでしたが、なにも起きるわけがないのに、<br>グループの子供が皆、「ノックの音が返ってきた」と言うんです。大変な騒ぎでした。&nbsp;<br>そんなワケないだろ！？と思って、作り話だということをアピールしようとしたのですが、<br>当時の私は、皆に冷たくされるのが怖くて言い出せませんでした。&nbsp;<br><br>そのうち私は、自分の話が本当になってしまったのではないか、と思うようになり、&nbsp;<br>すごく恐くなって、自作の怖い話をすることをやめました。&nbsp;<br><br>その騒動があってからしばらくして、じぃちゃんが怖い話をしなくなった私に、<br>「もう怖い話しないのかい」と聞いてきました。&nbsp;<br>私はもう泣きじゃくりながら、その話をじぃちゃんにしたんです。&nbsp;<br>「ほうかほうか」とやさしく聞きながら、こんなことを話してくれました。&nbsp;<br><br><br>「それはな、みんなが坊の話を本当に怖いと思ったんだ。&nbsp;<br>　坊の話をきっかけにして、みんなが勝手に怖いものを創っちゃったんだよ。&nbsp;<br>　怖い話を作って楽しむのはいいけど、<br>　それが広まって、よりおそろしく加工されたり、より危険なお話を創られてしまうようになると、&nbsp;<br>　いつの日か『それ』を知った、ワシらの目には見えない存在が、<br>　『それ』の姿に化けて、本当に現れてしまうようになるのかもな。&nbsp;<br>　目に見えるものではなく、心のなかにね。　　&nbsp;<br>　『おそれ』はヒトも獣も変わらず持つもの。&nbsp;<br>　『おそれ』は見えないものも見えるようにしてしまう。本能だからね。&nbsp;<br>　だから恥ずかしくないから、怖いものは強がらずにちゃんと怖がりなさい。<br>　そして、決して近寄らないようにしなさい。<br>　そうすれば、本当に酷い目にあうことはないよ」<br><br>私は、じぃちゃんも何かそんな体験をしたのかと思って、「じぃちゃんも怖い思いをしたの？」と聞きました。&nbsp;<br>すると、予期しなかったじぃちゃんの怖い話が始まったのです。&nbsp;<br><br>「昔じぃちゃんは、坊の知らない、すごく遠くのお山の中の村に住んでいたんだよ。&nbsp;<br>　そこで、じぃちゃんの友達と一緒に、お山に肝試しに行ったことがあるんだ。&nbsp;<br>　そうだね、じぃちゃんが今でいう、高校生ぐらいのころかな。&nbsp;<br>　お地蔵さんがいっぱい並んでいたけど、友達もいるし全然怖くなかった。&nbsp;<br>　でも、帰り道にじぃちゃんの友達が、お地蔵さんを端から全部倒し始めたんだ。&nbsp;<br>　『全然怖くない、つまらない』って言ってね。<br>　じぃちゃんはそこで始めて、その場所に居るのが怖くなったよ。なんだか、お地蔵さんに睨まれた気がしてね。&nbsp;<br>　友達を置いて、さっさと逃げてきちゃったんだよ。&nbsp;<br>　そうしたら、その友達はどうしたと思う？」<br>「死んじゃったの？」<br>「ううん、それが、何も起こらないで普通に帰ってきたんだよ。&nbsp;<br>　でもじぃちゃんは、もうそれからオバケが怖くなって、友達と肝試しに行くのを一切やめたんだ。&nbsp;<br>　その友達は、その後も何度も何度も肝試しといっては、<br>　ありがたい神社に忍び込んだり、お墓をうろうろしたり、お地蔵さんにイタズラしたり、色々するようになってね。<br>　周りの人からは呆れられて、相手にされなくなっていったよ。　&nbsp;<br>　人の気をひくために、『天狗を見た』なんていうようになってしまった。&nbsp;<br>　じぃちゃんに、『見てろ、噂を広めてやる』なんて言って笑っていたよ」<br><br><br>「そしてある日、ふっと居なくなったんだ。&nbsp;<br>　じぃちゃんもみんなと色々と探したんだよ。&nbsp;<br>　そしたら…山の中の高い木のふもとで、友達は死んでた。&nbsp;<br>　木の幹には、足掛けに削った跡がてんてんと付いていてね。&nbsp;<br>　友達は自分で木に上って、足を滑らせて落ちたんだ。ばかなやつだよ。&nbsp;<br><br>　坊、世の中には、人が入ってはいけない場所っていうのがあるんだ。&nbsp;<br>　それは怖い場所だ。<br>　坊だったら、タンスの上もその場所だよ。&nbsp;<br>　落ちるのは怖いだろ。そういうことだよ。&nbsp;<br>　じぃちゃんの友達には、怖い場所が見分けられなかったんだ」<br>「怖いね。ばちがあたったのかな」<br>「いいや、怖いのはここからさ。&nbsp;<br>　友達が死んでから、村の中のひとたちが次々に、『天狗を見た』って言い出したんだ。&nbsp;<br>　じぃちゃんは、『あれは友達のでまかせだ』と言ったんだけどね。&nbsp;<br>　『友達が天狗の怒りに触れた』『祟りだ』『呪いだ』と、皆は自分達でどんどん不安をあおっていった。&nbsp;<br>　夜通しで見張りの火まで焚いたんだ。<br>　皆が顔をあわせるたびに天狗の話をするので、村の中がじめじめしていた」<br><br><br>「そんな時に限って具合が悪くてね、村の中でケガをするのが４件続いたんだよ。&nbsp;<br>　どうってこともない、ねんざまで数に数えられてね。どう見てもあれは、皆おかしくなってた。&nbsp;<br>　さらに噂に尾ひれがついて、『天狗に生贄を出さなくては皆殺される』とまで酷い話になっていた。&nbsp;<br><br>　そしてついに、本当に生贄を出そうという話をするようになったんだ。&nbsp;<br>　友達が死んだのは、木から足を滑らせて落ちたからなのに、完全に天狗のせいになってた。&nbsp;<br>　村の中の皆も、人が入ってはいけないところに踏み入ろうとしていた。&nbsp;<br>　それはね、人の命だよ。誰にもそれを奪う権利なんてないだろうに。&nbsp;<br>　じぃちゃんはね、天狗よりも、村の中の皆がすごく怖かったんだよ。&nbsp;<br>　だからね、じぃちゃんは、その村から逃げてきたんだ…」<br><br><br><br>じぃちゃんのこの話は、その後もねだって２度程聞かせてもらいましたが、<br>「絶対に内緒だぞ」と言われ、両親の居るところでは決して話しませんでした。&nbsp;<br>でも、今でも私の家には父方の実家はありません。&nbsp;<br>「農家の次男のじぃちゃんが、庄屋の娘のばぁちゃんと駆け落ちしてきたからだよ」<br>と、私の両親からはそう聞いています。&nbsp;<br><br>じぃちゃんが私に、自作の怖い話を聞かせてくれたのかとも思いましたが、多分違います。&nbsp;<br>その長い話が終わった時、じぃちゃんは大粒の涙をぼとぼと、私の小さな手の甲に落としたのですから。&nbsp;<br><br>今も思い出して涙腺が緩みました。&nbsp;<br>長文を読んでくれてありがとうございました。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kowatant/entry-12320681362.html</link>
<pubDate>Sun, 26 Nov 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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<title>絶対に言うな！</title>
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<![CDATA[ <p>僕はとある場所へ引っ越した、まだ慣れてはいないが、�</p><p>実した日々がおくれていた、ある日ゴミ捨てに行くと怪しい男が走ってきた凄い勢いだ、かわそうとしたが肩がぶつかった、謝りもせず走って行った、凄く慌てていた、そして家に帰った そして肩を見ると血が付いていたその日は怖くて眠れなかった、朝になったカーテンを開けたすると、警察がいたどこで事件があったのか、ここら辺で騒ぎもなかった、するとピンポーンとインターホンが鳴ったのぞき穴から見ると、さっきの警察がいた、何でだろう？と思いながらも開けたするとここら辺で事件がありました。と言われました、あぁーあの事かーと思いながらも、仕事がたまっていたので、面倒くさくならないようにあえて言いませんでした、そしてある日ニュースを見るとこの辺で殺人事件があったと、言っていますさいわい犯人は捕まったといっていました、良かったと思いました、ですがその犯人の顔写真を見て背筋が凍りました、なんとその顔写真にのっていた人は、あの警察かんの顔だったのです、想像してみてください、もしあの時言っていたら。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kowatant/entry-12320680968.html</link>
<pubDate>Thu, 23 Nov 2017 00:00:00 +0900</pubDate>
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