K&T Modern Vintage Guitars Blog
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/
Boogie-Jより
ja-jp
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https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-12146313568.html
お久しぶりです。多忙でなかなか書けない日が続きすぎ、今日は私の製品ユーザーを一部のみ挙げた御報告。揃い次第他のユーザーさんも挙げよう。動画もぽつぽつ揃ってきます。
2016-04-03T18:43:48+09:00
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随分久しぶりに此処に書くが
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-12018238331.html
もう3年近く前に出願したパテントが認可された。類似案件が幾つか出ていたので審議にかなりの時間を要したのだが、私の独自性が完全に理解されての認可となった。ピックアップのように数十年も前からそのシステムが殆ど確立されているものに新たなフィールドを築けたのは常日頃、御愛顧いただいている熱心な支持者の方々のおかげであり、ここに感謝を申し上げたい。新たなシステムによる製品は多分年内に発表できるはずなので、暫時お待ち頂きたい。モダンな新製品はそう言う生産計画。そしてヴィンテージタイプにも色々と新機軸を少量生
2015-04-24T13:41:41+09:00
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規格違い
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-11906789568.html
久々に難儀な仕事が来た。ユーザーが欲しているのはPAF系、それもかなり細密なキャラクターなのだが通常のハムバッカー用部材が一切使用できない。なんでも高額で特殊なPRSのギターなのだが外形も内部、そして材質までもがPAF系とはほど遠い。治具も使えない角形のボビン。加えてPAF系には必要不可欠なジャーマンシルバーではなくブラスのベースプレートときた。熟考の上写真のようにベースプレートをある程度エレクトラに切削してもらい細部を私が施工した。一日かけて先ほど完成。いやあ、ボビンとポールピースくらいしか元
2014-08-08T17:00:40+09:00
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コイルのヴァリエイション
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-11897575713.html
PAF直後のハムバッカーにはしばらくの間エナメル線が使用されていたが、その後様々な理由により線材が変更される、と何度もここで書いてきた。以下のピックアップは同じギターから外されたフロントとリアーである。 写真では見え辛いが右がフロント、左がリアーでフロントにはSPN,リアーにはPOLYSOLとなっている。PAFからさほど年月が経っているわけでないのは裏面レッグの穴の左右にL型の治具跡がまだ存在することからも御理解頂けよう。手前のスクウェアウィンドもそれを証明している。 SPNのものはTETRAD
2014-07-21T15:17:18+09:00
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製造の合間に
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-11890305861.html
長いこと預かりっぱなしのオリジナルPAF、これの断線修理に取りかかる。もたもたしてると次のロットが入って待ち時間が更に延びるからね。ダブルブラックとゼブラの2種である。前者は某スライドギタリスト、そして後者はあちこちで断られて当社にたどり着いた一般のお客さんのもの。どうせなので巻パターンと素材の検査も同時進行。面倒だが貴重な資料を入手できるありがたい機会とも言える。やはり所有の資料とほぼ同様の内容であった。当時のギブソン社は手間のかかる類別をしていて感心するね。今回分の資料は完全に保存した。いく
2014-07-07T14:35:01+09:00
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TGSは明日からと言うのに
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-11885126034.html
先日のストラトに続くはずだったハムバッキング用のレスポール、これの仕上がりが先ほどまでかかってしまった。やっと組み込みも終了し、渋谷に旅立っていった。何とか間に合ったね。 今回はリアーピックアップのみだが、前回同様着脱に30秒ほどしか要さない迅速な検証を可能にしたギターである。あらかじめPUをセットしたカートリッジを裏面から挿入し接続はやはり前回同様、プラグを差すのみと楽チンな事この上ない。 私のヘヴィーな指示、要求に応えてくれたエレクトラの大和屋君にもう一度お礼申し上げる。お疲れ様。次はもっと
2014-06-27T19:12:29+09:00
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新たな試作品
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-11880694335.html
このところヴィンテージ関連ばかり試作していたが久々にモダン物が完成したのでご報告。わかりやすくするためもあってこの配色だ。白いボビンはマグネットスラッグを持つ。黒いボビンにはアジャスタブルポールピース。全直列と白のみの直列が選択できる。全直列だと約20kΩのハムバッカー、白のみだと約10kΩであるが、これは完全なシングルコイルピックアップのキャラクターでありながらハムはキャンセルされたものになる。マグネットスラッグにより通常のハムバッカーをタップして得られるそれとは全く異なっている。近日展示予定
2014-06-19T15:24:52+09:00
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久々の更新で陳謝です
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-11864126841.html
さて、多忙にかまけていたわけではなくピックアップの比較検証を容易にすべく、比較専用機を製作していた。まあ、製作と言っても既製品のギターにあれこれと手を加え弦を緩めたり外したりせず、1分以内に交換できるように改造したものを大昔に某メーカー在籍時に考案したのを改めて多々の改善を施し、再び焼き直したのである。 ちょいと見た目では普通のストラトなのだが このように1弦側にスライドさせて引き抜ける。固定にはサムスクリュー2本を使用していてドライバーを必要としない。 説明に必要なピックアップをアッセンブリー
2014-05-28T17:54:21+09:00
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久々にPCに向かう
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-11779879012.html
多忙なのは結構だがブログも書けぬほどだとやや問題、もう少しペースを落として行かんと考え事をする時間もなくなる。無駄に思索に耽るつもりではなく、特殊なオーダー品を製作するためのあれこれが必要必須だからね。先日の高出力ハムバッカーを試奏した顧客からのオーダーとなるこのST用シングルコイルピックアップは結構難易度の高いものだ。その内容は最大限にまで高めた出力と絞った際のクリーントーンだ。随分試行錯誤して完成したこいつの直流抵抗は約20KΩ、これでクリーントーンを得、更にノイズを押さえ込むと言う条件が満
2014-02-23T15:03:14+09:00
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修理依頼
https://ameblo.jp/ktvintageguitars/entry-11614982920.html
古いつきあいのヴィンテージディーラーがクライアントに依頼されて古いピックアップの修理をちょくちょく持ってくる。幾度か仕事をした、とあるディーラーからやってきたのはこれだ。いやあ・・・・・・他人様の仕事に難癖をつけるつもりは決してなかったのだが、こりゃあないだろうっ!!!’54年のストラト、これのリワウンドにこれかい?ヘヴィーフォームバーの代わりにグリーンSPN,あちこちからコイルがはみ出している。中心部、マグネットの絶縁用ラッカーは補修されて居らず安易に紙テープが巻き付けてある。ワックスは一切使
2013-09-16T14:10:22+09:00