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<title>クミコ オフィシャルブログ ～だって人生は片道切符～ powered by Ameba</title>
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<description>クミコ オフィシャルブログ ～だって人生は片道切符～ powered by Ameba</description>
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<title>区役所が好き。</title>
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まあ、なんだってまたこんなに高くなって。と、思いながら健康保険料の払い込み用紙を手に区役所に出かける。介護保険の用紙も一緒だが、こちらはいつも通りの金額。この健康保険制度、やっぱり無理があるよなあと思う。もちろんこれなしに医療がかかれないほど助かるが、私も含め高齢層はどんどん増えるし、次世代のためにもできることは、医者になるべくかからないことしかない。区役所に近いこともあり、区役所好きな私は、コンビニではなく、ここの窓口に行く。人を信用しないというのではないが、人間にはデキゴコロというのがある。
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<dc:date>2026-07-18T09:23:59+09:00</dc:date>
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<title>身仕舞い</title>
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お隣のかたが、可愛いアレンジ花を手に、訪ねてくださった。「新盆ですね、でも、まだいらっしゃる気がして」そうだった、お盆だった。とはいえ、わが家にはもともと仏壇も神棚もなく、まあ驚くほど宗教的なものにとぼしかった。そんな家庭だったので、よけいに、お隣のかたのご厚情がありがたく、涙が出てくる。（ここ最近の、この涙もろさときたら）このお隣ご一家は、母の亡くなる前にあった近所の火事の時、夜一人になる母を心配され、ご一家全員の携帯番号を教えてくださった。（ちなみに、その時母は、閉め切った室内で大好きな時代
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<dc:date>2026-07-17T10:01:35+09:00</dc:date>
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<title>美川さんのシャンソン</title>
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名古屋のパリ祭に出演させていただく。地元でシャンソンを教えておられる西山伊佐子さんが尽力されて続くコンサートだが、お会いした西山さんは「あたし、85よ」とこともなげにおっしゃる。歌に年齢は関係ない、とよく言われるが、関係はある。丁寧に日を送られた人の歌は、水の底に光る石のような輝きを持つ。一朝一夕には生まれない輝きを持つ。今回、美川憲一さんとご一緒できることを楽しみにしていた。長いこと闘病生活を送られていた美川さんに、またお会いできる。ご挨拶した瞬間から涙が勝手に流れてしまう。「他人のCDを買い
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<dc:date>2026-07-16T09:19:23+09:00</dc:date>
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<title>「金継ぎ」があった</title>
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思いもかけないことは起こる。まさかと思うことは起きる。そんな時はもうガックリして「覆水盆に返らず」などという言葉を思う。ひっくり返した盆の水は、もう元には戻らない、ということ。昔の人はうまいことを言ったものだと思う。何かしらの失敗は、もう後戻りできない、同じようにはいかない、ということだろうが、はて、と考える。いいじゃん、こぼした水なんか、もう一回汲めばいい。汲めないなら、そんなこと丸ごと忘れればいい。そんなふうに思うようになった。割れた皿や茶碗だって、ああ、元には戻らない、ギザギザとした割れ目
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<dc:date>2026-07-14T11:08:34+09:00</dc:date>
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<title>あたし、生き切るよ</title>
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毎朝、おじいちゃんとおばあちゃんの位牌二つと、父と母の小さな骨壷に、それぞれお茶をあげる。どっちのお茶碗も、端っこが欠けたり、ヒビが入ったりしているが、ずっと使われていたものなので、それでいい。父と母は、死んじゃったらおんなじと、人を集めた葬式やお墓などいらないと言っていた。いや、正確には、母がそう言っていた。父は、樹木葬の資料など取り寄せたこともあったが、そのうち、自身の健康悪化もあってそれどころではなくなった。今朝も、お茶をあげながら二人に話しかけた。そこでは、ちょっとした出来事など報告する
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<dc:date>2026-07-13T10:29:36+09:00</dc:date>
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<title>22年後のシャンソン館</title>
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どう見てもナンチャッテシャンソン歌手だった私が（このナンチャッテという言葉自体もう古い）パリ祭と名のつくコンサートに出演することなど、40年前なら想像もつかなかった。昨日、群馬県渋川市にある日本シャンソン館におじゃました。ここでのパリ祭にお招きいただいたのだ。以前、テレビ収録で一回伺ったのだが、調べてみると何と22年前のこと。月並みな言い方だが、まったく時の流れの速さときたら。その時には館長は芦野宏さんで、並んでお話もさせていただいた。今の館長が息子さんの羽鳥さんで、お姿もお声もそっくり。DNA
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<dc:date>2026-07-12T11:53:27+09:00</dc:date>
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<title>あったかい手だ</title>
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暑い午後、家を訪ねてくださったかた。父も母もずいぶんとお世話になった。二つ並んだ白い小さな骨壷に手を合わせ、それからいろんなお話をする。以前は近くで床屋さんをしておられたが、今は離れた場所におられる。ご自分も大病をされながら、でも、今も早朝から働いておられる。そのかたを見送り、最後に握手をする。あったかくて豊かな手だ。ずっと握ったまま立ち話をする。そういえば。両親が元気な頃は、自分の部屋に帰る私を二人で、私が角を曲がるまで見送ってくれたことを思い出した。大きな父の手と、小さな母の手が互い違いにな
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<title>最後の仕事</title>
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両親がいなくなって移ってきた家。ちょうど三月で、まだまだ寒かった。その頃のブログに、集合住宅から一軒家への移転で一番問題だったことが「寒さ」だと書いた。一日そんな温度の差がない場所から、寝ている間に室温がどんどん下がっていく部屋に驚き、あわててオイルヒーターを買った。これって夏も思いやられるなあと思っていたが、果たして夏がやってきた。まだ梅雨であるが、晴れると茹で上がる。昨日は昼間は耐えられたが（もともと暑さ寒さに強い）夜、ぐっしょりと汗まみれで起きた。枕元の温度計を見るともう30度近い。あわて
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<title>スーパーでのちょっとした出来事</title>
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夕方、スーパーに出かける。自動精算機にも慣れ、たまった小銭をここぞとばかりに投入する。何か懸命にすると、どこかがお留守になるのが最近の私。精算機から、そそくさと離れた瞬間、じゃらんじゃらんと音がした。見ると小銭が散らばっている。あれれと財布を見れば、チャックが全開。あらあと、高齢の女性が、すぐさま拾ってくださる。あ、すみませんと、私も拾っていると、今度は高齢の男性も、腰をかがめる。これでもう終わりかと思っていたら、向こうで拾ってくれた人の手を渡って、また私の元へ。「なんか、景気のいいことしちゃい
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<title>たまたま女性に生まれ</title>
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女に生まれて嫌だと思ったことはない。若い時から、特段チヤホヤされた覚えもないし、男性から嫌がらせを受けた覚えもない。世代が違うと、職場とかで、まさに男との闘いだったという話はよく聞いた。それは、もっと前の世代にも、もっと後の世代にもあって、それぞれが本当に大変だっただろうなあと思えた。私の場合、特に、女性的魅力に恵まれたわけでもないし、あるいは、守られた場所にいたのかもしれないが、闘いという言葉とは遠かった。男性の嫉妬は女性のそれとは比べ物にならないという、尊敬する大先輩の言葉に、そのたおやかな
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