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<title>死なないまじない</title>
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<title>使い回すのは仕方ない</title>
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<![CDATA[ 使い回すのは仕方ない。<br>新たにネタを考えるとクオリティが落ちるから。<br>落ちないためには必死で考えねばならないが、<br>それをするほどのもんじゃない。
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<pubDate>Thu, 26 Jan 2017 20:01:37 +0900</pubDate>
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<title>もう話したくない</title>
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<![CDATA[ <p>なにしろ自分の言いたいことがうまく言えないから、他人にたいして何かを主張するのがとても億劫になった。早い話が、人と話すのがイヤだった。文章のいいところは、自分のペースで、一方的に語ることを許されているところだ。会話だと、そうはいかない。</p>
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<pubDate>Mon, 16 Jan 2017 22:54:30 +0900</pubDate>
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<title>隠沼</title>
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<![CDATA[ <p>「これが隠沼（こもりぬ）だよ」<br>　桜花散る弘前城址で、古い友人は眼下に広がる町を示してそう言った。<br>「えっ」<br>　信じがたかった。隠沼、幻の町である。それがこんなに簡単に見つかるはずがない。こんなにも当たり前に、あけっぴろげに、城から見下ろせる町が、隠沼であるはずがない。「弘前市民でこの町を見たことない人なんていないよ。隠沼は創作なんだ。めずらしくもないものを、太宰治がそう表現しただけなんだよ」<br>　すげえと思った。戦慄を覚えた。眼下に広がっているのは、どこにでもある、なんの変哲もない城下町である。太宰治はこれを隠沼と呼び、幻の町であると表現したのだ。まさしく天才だと思った。もとより、こんな町が隠沼であるはずがない。しかし、太宰本人にとっては、遠い過去にある幻の町でもあったのだろう。そこまでふくめて、彼は弘前の町を隠沼と呼んだのである。</p>
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<pubDate>Sun, 15 Jan 2017 20:05:10 +0900</pubDate>
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<title>推定無罪</title>
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<![CDATA[ <p>じつは最近、知人がある事件の容疑者となった。<br>その人と私とは、数年前にある仕事で一緒になって、徹夜をしたことがある。言ってみればただそれだけの仲で、友と言える間柄ではない。知人、という呼称がもっとも適当だろう。</p><p>それでも、彼の力になりたいと思った。世間がどんなに彼をあしざまにののしろうと、自分は彼の味方であり続けるだろう。知人が窮地に立たされていることを知ったとき、誰にもそんな感情が起こるのだ。</p><p>自分は冷酷な方だと思っている。義理人情に薄い方だと思っている。そんな自分にも、そんな感情が起こるのだ。</p><p>そのような経験をしたから自信をもって言えるんだ。</p><p>人非人は、おまえらだよ。<br>&nbsp;</p>
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<pubDate>Sat, 14 Jan 2017 23:32:49 +0900</pubDate>
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<title>力の性質</title>
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<![CDATA[ <p>力は、より強い力になるために、より大なる力にすり寄っていく。<br>力は、自分より弱い力は排除する。<br>排除しないのは、その力がより大なるを得るためにプラスになると確信できたときだけである。<br>（言うまでもなく、その確信が正しいとはかぎらない。だが、弱い力にはそれを批判する権限はない）</p><p>その力の性質を、自分は学んだ。大なる力の内部も、小なる力の内部も、両方とも経験している人は、決して多くはない。</p>
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<pubDate>Fri, 13 Jan 2017 18:42:32 +0900</pubDate>
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<title>あの崖</title>
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<![CDATA[ <p>　あの崖に向かって車を追突させれば、たぶん死ねるだろう。海が見えたときにそちらに向かって車を走らせれば、死ぬだろう。人生至るところ青山とはよく言ったもんだ。車は凶器という言葉もあったっけ。<br>　しかし――自分は死なないだろう。崖に追突もしないし海に飛び込んだりもしないのだ。いずれ何事もなかったように車庫に車を入れ、何事もなかったように妻と子に笑顔を向けるだろう。そう、何事もなかったように。<br>　</p><p>その男は死人であるように表現する<br>絶対に忘れてはいけないこと</p>
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<pubDate>Thu, 12 Jan 2017 18:42:14 +0900</pubDate>
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<title>映画を思い出した</title>
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<![CDATA[ <p>たしかＢＳで放映していたものを、録画したものだった。ある日の午後、何の気なしに眺めて、はじまりから終わりまで見た。</p><p>ひょんなことから、その映画の１シーンを思い出した。<br>それは映画の１シーンであり、その映画は先日見たものだと理解するまで、しばらく時間がかかった。<br>とにかく、記録しておかなければ。自分のしていたことすら忘れてしまう。そう思ったのは、そのときだ。</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170111/21/kurusonbut/7a/e7/j/o0500030513843348632.jpg"><img width="420" height="256" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170111/21/kurusonbut/7a/e7/j/o0500030513843348632.jpg"></a></p><p><br>ネット時代の良い点は、ストーリーの断片は主演俳優の名前からでも、タイトルが検索できてしまうところだ。</p><p>そして今、自分は何がきっかけで何のために、この映画のどのシーンを思い出したのか、忘れてしまっている。</p>
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<link>https://ameblo.jp/kurusonbut/entry-12237192533.html</link>
<pubDate>Wed, 11 Jan 2017 21:14:24 +0900</pubDate>
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<title>今思い出した</title>
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<![CDATA[ <p>そういうこともあるのか。<br>知人が、新聞に、掲載されていた。<br>ずっと会っていない。<br>先方もこちらを思い出すことなんかないだろう。<br>こちらも、思い出すこともなかった。<br>「あの人は、苦労人だぞ」<br>そう彼が言ったと伝えてくれたのはその知人だった。</p><p>&nbsp;</p><p>――と、今思い出した。</p>
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<pubDate>Tue, 10 Jan 2017 18:57:32 +0900</pubDate>
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<title>老人初心者</title>
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<![CDATA[ <p><br>「立川談志がね、『おれは老人初心者だ』って言ってたんだ」<br>「ふうん」<br>「初心者がクルマに慣れるのと同じように、徐々に老人の身体に慣れていかなければならない。身障者だって同じなんじゃないか。すこしずつ自分の身体に慣れていくんじゃないか」<br>「そうね」</p>
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<link>https://ameblo.jp/kurusonbut/entry-12236405130.html</link>
<pubDate>Mon, 09 Jan 2017 11:16:39 +0900</pubDate>
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<title>奇子／手塚治虫</title>
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<![CDATA[ <p><a href="http://news.kodansha.co.jp/20161231_c01"><img width="420" height="592" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170108/15/kurusonbut/09/6c/j/o0500070513840745308.jpg"></a></p><p><a href="http://news.kodansha.co.jp/20161231_c01">http://news.kodansha.co.jp/20161231_c01</a></p>
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<link>https://ameblo.jp/kurusonbut/entry-12236160503.html</link>
<pubDate>Sun, 08 Jan 2017 15:36:14 +0900</pubDate>
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