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<title>空想人　～くうそうにん～　村川マニスの世界</title>
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<description>空想人、村川マニスが思うこと、感じること……　。そして物語。</description>
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<title>小説　「桜子ねえさんと千鶴子」7</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-size:0.83em;">他には、指先の手入れも抜かりがない。仕事柄マニキュアはしていないが、爪の甘皮やささくれなど見たことがない。足の爪には、薄っすらとした桜色のネイルが塗られている。ペットボトルに巻き付いているラベルを剥がす時は、爪ではなく鋏を使う。何をするにも美しい仕草で、だからといって仕事が遅いわけではない。恐ろしいほど効率的な動きをするのだ。それにねえさんは真面目で几帳面だ。調味料に付いているベルマークは、ちゃんと切り取って集めている。世の中に役立つことは、どんなに小さなことも見逃さないのだ。心根が美しい、桜子ねえさんとはそういう女だ。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　そんなねえさんのことを私はいつも陰から見ている。そして、ねえさんの秘密を知ってしまっている。それは、ねえさんの日記だ。私はその日記をこっそりと読んでいる。毎晩、遅くまで居間でテレビを観ている私の隣で、ねえさんは真面目な顔でノートを開く。その姿に初めの頃は私も、</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「仕事の日誌でも書いているのだろう」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">そう思って特別な関心も持っていなかった。しかし、ある晩そのノートを机に置いたままねえさんは風呂に入ったのだった。開かれたままのノートに、私はふと目をとめてしまった。盗み見ようとしたのではなく、偶然……　。お茶を入れようと立ち上がった瞬間、ノートに書かれた文字が私の目の中に飛び込んできたのだ。あまりの衝撃的なその単語に、私の体は固まってしまった。あの穏やかで美しい桜子ねえさんが、こんな言葉を知っているとは信じられなかった。私は興奮した。その日から、私はねえさんの日記が気になって仕方なくなったのだ。</span></p>
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<pubDate>Mon, 28 May 2018 23:38:51 +0900</pubDate>
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<title>昔の日記にくぎ付け……</title>
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<![CDATA[ <p>　<span style="font-size:0.83em;">本棚で、10年前の日記を見付けた。懐かしくて、その場に座り込んで一時間くらい読み返していた。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">自分に感動、自分を褒めてやりたい！昔から真面目なの……　。人は変わらない。時が経てば状況は変わるけれど、基本、人が思うことや考えることって、そんなに変わることはないな、それが感想。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">本当に、一生懸命生きようとしていた自分に感動した。今ももちろんそう、自分なりに一生懸命生きたいって思って、日々色んなことを考えている。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">そんな自分を応援して、大事にしてやろうって改めて思えた。</span></p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12379328218.html</link>
<pubDate>Mon, 28 May 2018 00:14:20 +0900</pubDate>
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<title>小説「桜子ねえさんと千鶴子」６</title>
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<![CDATA[ <p>　<span style="font-size:0.83em;">私は、毎晩桜子ねえさんの店で夕食をとる。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「食べるものは充分にあるから」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　そう言ってくれるねえさんに甘えている。もちろん、食費は気持ちの額だが支払っている。その気持ち以上の多くのおかずに、私は感謝する。とても幸せな独身女だ。料理上手で家の中も綺麗に片付けられる美人の桜子ねえさんとの暮らしは、快適以外に言いようがない。だから、私はここを出て一人暮らしをするなど考えられないでいる。まして誰かと結婚するなど、そんな気持ちにはとてもなれない。一応同い年のボーイフレンドがいることにはいるが、毎夜この店にやって来るさまざまな男性客を観ていると、たった一度の人生に早くから一人の男と人生の決定をくだしてしまうことが、幸か不幸か間違っていることのように感じられるのだ。世の中には本当にたくさんの男がいる。性格、顔カタチ、収入の違いがある多くの男たちがいるのだ。ここでの暮らしは、男という生き物を観察し、それを学習するものとなっている。大学時代に多額の授業料で得たものとはまるで異なる貴重なことを、私は食事付きで習得しているのだ。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　私は、桜子ねえさんの観察も好きだ。ねえさんは、風呂から上がると全身にボディクリームを塗る。体の隅々まで丁寧にだ。手のひらが届かない背中には、手の甲と指の背にクリームを付け、柔らかく腕を伸ばして器用に塗っている。足の踵にもクリームを欠かさない。ねえさんのそこは子供のそれのように柔らかい。体毛は、驚くほど薄い幸せな女の体を持っている。こんな肌を持つ女を抱ける男は、世の中で立派な場所に位置しているのだろうと勝手に想像してしまう。ねえさんを観ていると、男という生き物は立派でなければならないと思う。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　ねえさんは、寝る時に上質な綿のネグリジェを着ている。夏場はゆかたの時もある。肌に優しいそれは、普段下着をつけないねえさんの肌を、より一層丁寧に守っている。たおやかなその体からは、白いパウダーのような香りが常にしていて、これが女という生き物だと感心させられる。店にいる間は和服なので、下着をつけるのは店が休みで洋服を着る時だけだ。その下着も上質な綿１００パーセントか絹である。デザインはとても上品だ。身につけた晩には風呂場で手洗いをする。専用洗剤でもみ洗いをし柔軟剤に浸けた後、ほんの少し脱水をして華奢なハンガーへ掛ける。私には、とうてい真似の出来ない技だ。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12378739978.html</link>
<pubDate>Sat, 26 May 2018 02:43:26 +0900</pubDate>
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<title>形にしあげる</title>
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<![CDATA[ 形にするってすごいこと。<div>想像っていくらでも出来る。</div><div>形にまで仕上げていくっていうのが大変なの。</div><div>好きなことは、形に出来るのかな。</div><div>好きだから形になるのかな。</div><div>想像を形にする快感を味わって生きる、</div><div>そんな生き方を始めてみた。</div>
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<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12378253671.html</link>
<pubDate>Thu, 24 May 2018 02:13:42 +0900</pubDate>
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<title>新品が欲しい女、人のものが欲しい男</title>
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<![CDATA[ <p>　<span style="font-size:0.83em;">女と男には、果てしなく違いがある。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">そんなこと、言いはじめても終わりは来ない。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">最近、経験したの。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">ずっとほしかった男が、ほかの女のものであったとわかった瞬間、</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">何だか恐ろしいほどに、その男がつまらないものに見えた。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">強がりなんかじゃない、ただ、「お古はイヤ」と思ったの。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">でも男って、人のものを欲しがったりする。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">それがお古には見えないんでしょうね、じゃあ、いったい何に見えているのかしら……　。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">それ以上は深く考えない、何だか、どうでもいいことだから。</span></p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12378193160.html</link>
<pubDate>Wed, 23 May 2018 21:08:29 +0900</pubDate>
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<title>小説　「桜子ねえさんと千鶴子」５</title>
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<![CDATA[ <p>　<span style="font-size:0.83em;">私は、桜子ねえさんが好きだ。女というものを意識しはじめた高校一年生の春、私は桜子ねえさんのような女になりたいと思った。そして、そうなると誓った。自分の母親とはまるで正反対に、穏やかでしっとりとした雰囲気を持つ美しい叔母を見て、強くそう決めたのだ。その憧れの存在を「おばさん」と呼ぶのはしのびなく、「ねえさん」と呼びはじめた。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　桜子ねえさんと一緒に暮らすようになったのは、私が大学を卒業して、地元の会社に就職が決まった時だ。部屋をさがす私に、桜子ねえさんはこう言ってくれた。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「うちで一緒に暮らす？　」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　桜子ねえさんには、私より四つ年下のひとり娘がいる。彼女は、高校を出て服飾関係の専門学校へ行くために東京へ出た。そしてそのまま都会の人と恋愛をして結婚し、今ではもう母親になっている。だから、桜子ねえさんは四十四歳にしておばあちゃんだ。旦那さんは最初からいない。愛する人の子供がお腹に出来た時、ねえさんは相手にそれを告げずにその人と別れた。相手には家族があったのだ。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「産まれてくる凛ちゃんがいれば、それでいいの」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　ねえさんはそう言った。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　桜子ねえさんは、自宅の一階で小料理屋をしている。築二十八年の小さな日本家屋は、古すぎず、新し過ぎずで、しっとりとした感じが桜子ねえさんに合っている。ひとり娘の凛ちゃんが東京に行ってからは、二階の二部屋が空き部屋になっていた。今は、そこを私と桜子ねえさんがそれぞれの寝室にしている。一階は料理屋のスペースのほかに、休憩所として使っている八畳の居間がある。そこには小さなテレビと小さなテーブル、そして上等な化粧台が置いてある。その年季の入った化粧台は、桜子ねえさんと私の母親の親のもので、私のおばあちゃんが使っていたものだ。鏡の下の三つの引き出しに細工があって、左側の引き出しは、真ん中の引き出しを開けてからでないと開かない。ねえさんは、その化粧台で毎晩、自分の白肌に入念に化粧水をつける。そして毎朝、きめ細かなおしろいを使って化粧をする。ねえさんの座る備え付けの小さな椅子には、淡い桃色のレース編みが掛けてある。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12378190356.html</link>
<pubDate>Wed, 23 May 2018 20:57:49 +0900</pubDate>
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<title>心を揺さぶられること……</title>
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<![CDATA[ <p>　<span style="font-size:0.83em;">心を揺さぶるものがある。その中で、恋のそれは恐怖だった。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">片思いの恋を、必死に昇華させようとしていた時、あなたは不意に私に連絡をしてくる。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">こ</span><span style="font-size:0.83em;">れまで何度もあなたに思いを伝えた。勇気を出して、震えながら伝え続けた。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">でも、あなたはいつもちゃんと答えなかった。それを私はあなたの優しさだと解釈し、</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">心の中でそっとあなたを思い続けることを選んだ。それが私の幸せのカタチになった。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">あなたを変わらず大切に思って、いや、前よりもっと大切で、もっともっと好きになっていた。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">いつしかその幸せが、どこか辛いものになって寂しくて、本当の私が見えてしまった。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">それまでどれが本当の自分かもわからなかったのに……　。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">私は、勇気を持ってあなたを忘れてみようと思った。そんな時、あなたは私の心を知ってか知らずか、</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">突然私に連絡をよこす……　。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「私の心を乱すこと、もうしないでよ……　」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　心の中でそっとそう叫びながら、なぜか嬉しくて、また明日を幸せに生きていけそうな気になる。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">心を揺さぶられたくない、なんて思いながら、そんなことをし続けるあなたに感謝している。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「もう私、心が揺れても怖くない」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　だって、あなたは何度も私の心を揺さぶったから……　。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">私は、あなたに、愛されている。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12377998773.html</link>
<pubDate>Wed, 23 May 2018 01:08:05 +0900</pubDate>
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<title>小説　「桜子ねえさんと千鶴子」４</title>
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<![CDATA[ <p>　<span style="font-size:0.83em;">私は、自分の顔のパーツに褒められるところはないかと考えてみた。桜子ねえさんによると、笑うと真ん丸になる目だという。そのパーツ以上に、ご飯を美味しそうに食べるところや、健康そうな小麦色の肌を絶賛してくれる。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">加えて、</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「千鶴子ちゃんは男の子にもてるわ」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　そう頻繁に言ってくるのだ。とても不思議だ。桜子ねえさんほど綺麗な女に、そんなことを言われるのは確かに嬉しいのだが、本当にそうなのだろうかと考え込んでしまう。そして、自分の顔を凝視する。私からすると、あの白い肌に青みがかった白眼と、黒くて大きな瞳を持った桜子ねえさんのような女が、やはり世の男性に注目されるのだ。ねえさんの大きな目は、茶色の細いアイライナーをそっと引いただけで瞳に星が瞬いてくる。その両目同じ幅の綺麗な二重が、タカラジェンヌのようになるのだ。対して私の奥二重は、二ミリはある黒のアイラインが、</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「ここが目です」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　そう手助けしてくれている。だからといって、私も決して不細工なわけではない。たぶん、普通の上の辺りにいると思う。きっと、明るい性格と元気が取り柄の、少し浅黒い肌が特徴的な、愛嬌のいい女の子となるのだ。上品で物静かな、白い肌を持った桜子ねえさんとは、タイプが違うのだ。私は、桜子ねえさんに憧れを持っている。しかし、同じ人種になどなれない。口の周りに干し梅のような皺がよった婆さんを連想する私の名前も、きっと桜子ねえさんの付いていれば、何より美しい女の名前になることだろう。</span></p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12377509992.html</link>
<pubDate>Mon, 21 May 2018 02:32:26 +0900</pubDate>
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<title>小説　「桜子ねえさんと千鶴子」３</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-size:0.83em;">桜子</span><span style="font-size:0.83em;">ねえさんと一緒に暮らしはじめて、もうすぐ四年が経つ。ねえさんといっても、私の母親の実の妹で、私の叔母にあたる人だ。ねえさんは、今年の秋に四十五歳になる。私は、今年の春に二十六歳になった。実年齢よりも随分若く見えるねえさんと私は、時々姉妹に間違えられる。それも仕方ない、桜子ねえさんは、とびぬけて美しい女なのだ。何よりその白肌が際立っている。それに引き換え私は、その際立つような肌を持っていない。きっとごく一般的で、普通の肌を持った女だ。顔も体もそうだ、桜子ねえさんのように端整なものではない。しかし、桜子ねえさんは私のことを褒めてくれる。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「千鶴子ちゃんは可愛い女ね、男の人を幸せにするわ。その笑顔に可愛い笑い方、見てると幸せを感じるもの」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　こんなふうに言われるととても嬉しいのだが、実際のところ私は、周りの男友達にこう言われている。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「お前、その笑い方、女らしくないぞ、もっと上品に笑え」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12377257420.html</link>
<pubDate>Sun, 20 May 2018 01:04:15 +0900</pubDate>
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<title>小説　「桜子ねえさんと千鶴子」２</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-size:1em;">　</span><span style="font-size:0.83em;">桜子ねえさんの肌は、きめ細かで色白で、女の私が見ても惚れ惚れとする、本当に綺麗な肌だ。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「美しい日本語」という辞書で見た「桜色」の色を思い出す。それは想像よりもはるかに淡い色だ。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">「桜って、こんなに薄い色だったかな」</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">そう思う。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　この前、ねえさんと一緒に温泉へ行った時、ふたりで湯船に浸かり、仄かに火照った桜子ねえさんの肌を見た。それは、やはり美し過ぎて、見とれてしまった。</span></p>
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</description>
<link>https://ameblo.jp/kuusouninn/entry-12377004103.html</link>
<pubDate>Fri, 18 May 2018 23:24:48 +0900</pubDate>
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