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<title>みれっとファームの農的暮らし</title>
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<description>東日本大震災の原発事故で福島の桃源郷のような集落から八ヶ岳の麓に避難。苦戦しながらの復活劇。</description>
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<title>困った状態</title>
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<![CDATA[ <p>先月の終わりあたりから様子が変だった。</p><p>やたら息苦しい。</p><p>季節の変わり目だということがあるし、このための気温の変化が例年より激しいためだと思う。</p><p>明日は良くなる明日は良くなると思いながら症状は悪化の一途を辿り、今ではキーボードを打つのにも息が切れる。</p><p>&nbsp;</p><p>それが夜になると嘘のように落ち着くので、ひたすら夜を待ちながら文字通り身悶えしている。</p><p>&nbsp;</p><p>食事の支度は本当はできないのだけれど、そこのところをなんとか辻褄を合わせて、ベッドに潜ったり、キッチンに立ったりを繰り返しながらなんとか簡単に仕上げている。</p><p>今日は夫に頼んだ。</p><p>&nbsp;</p><p>正直なところ、もう疲れた。</p><p>&nbsp;</p><p>あんなに夢中になった編み物は、夜落ち着いた頃に少しだけ進める。だけれど集中できなくなってすぐ間違えてしまう。</p><p>&nbsp;</p><p>この症状は実は今始まったものではなくて、来し方、節目節目に現れて私を苦しめる。</p><p>都度、入院という選択をするのだけれど、今後また入院して寝たきりになると、今以上に足の筋肉が落ちて歩けなくなると言われている。</p><p>&nbsp;</p><p>本当に困ったものだ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Tue, 21 Mar 2023 15:25:00 +0900</pubDate>
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<title>ケミカル是非論</title>
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<![CDATA[ <p>昨今、花粉症全盛期であちこちでえらいことになっている。</p><p>私は血液検査では立派なスギ花粉症なのだけれど、あまり目が痒くなったり頭がぼうっとしたりすることはない。ただ短期的に鼻水が出る。怒涛のように出る。でも、この症状は期間限定なので、鼻をかみすぎて鼻くそのようなかさぶたができるようになる頃には、なぜか自然に治ってくる。</p><p>&nbsp;</p><p>但し、この時期全身がむず痒くなり閉口している。それで、市販の痒み止めを使っているが、このことに迷いがなかったわけではない。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230318/17/ky8216489/e1/c2/j/o5152386415257049240.jpg">　　　　　<img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230318/17/ky8216489/e1/c2/j/o5152386415257049240.jpg" width="420"></a>　　</p><p>&nbsp;</p><p>私の一家は食を含んだ生活全体をマクロビオティック一色に染めていた時期があり、この主旨でいうと、台所にあるもの（野菜や調味料など）で、疾患に対処することになっている。</p><p>&nbsp;</p><p>子供が発熱しても、慌てず騒がず大根の葉などで頭を巻くか、水切りした豆腐をおでこに乗せるかして熱を吸わせ頭を守る。</p><p>そして子供の目つきを観察して、危険を察知すれば病院に行く、という次第である。</p><p>つまりケミカルの類はなるべく使わないのが鉄則だった。</p><p>&nbsp;</p><p>ところが私が４０代になった頃、突如重度のアトピー性皮膚炎に罹り、丸７年間苦しんだ。</p><p>律儀な私はいわゆる民間療法だけで対処していたのだけれど、７年は長かった。</p><p>ついに根気が失せて、知り合いの皮膚科医に相談した。彼女はうちが作っているお菓子の顧客で、私がアトピーをマクロビオティック＝民間療法で直そうとしていることもよく知っている上で薬物療法を勧めてくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>それでも、絶対的禁忌である副腎皮質ホルモンを使うことには決心が要った。リバウンドが怖いことは頭に刷り込まれていたから。</p><p>&nbsp;</p><p>でも医師の絶妙な匙加減で、私はゆっくりじわじわと回復してゆき、数ヶ月でほぼ完治して心身ともに楽になった。</p><p>このことは大きな学びになった。</p><p>&nbsp;</p><p>だから、原発事故の避難で深く心を病んでしまった時も、気功などと並行しながら病院の処方薬を使った。</p><p>&nbsp;</p><p>それでよかったのかどうかはわからない。</p><p>向精神薬はいろいろと難しく、効いているのか効いていないのか、その処方で良いのか悪いのか非常に曖昧なところがある</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、LOCということは最も大切にするべきことだと、今では切実に思っている。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/ky8216489/entry-12794307344.html</link>
<pubDate>Sat, 18 Mar 2023 17:37:28 +0900</pubDate>
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<title>季節の変わり目</title>
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<![CDATA[ <p>暑いくらい暖かい日が続いたと思うと、昨日の明け方には寒さで目が覚めた。</p><p>コッコ（鶏）たちに餌をやるために外に出ると、霜が降りていて、コッコの水桶には固く氷が張っていた。</p><p>例年にないほどきつい寒暖差である。</p><p>&nbsp;</p><p>あまり気にしないようにしょうと思っていたが、ただでさえ季節の変わり目は恒例の不調に悩まされる。今年は殊に辛い。</p><p>&nbsp;</p><p>朝目覚めて間もなくすると、脈が高くなる。呼吸が苦しくなる。</p><p>夫が留守の時は、コッコたちの世話を終えるとまたベッドに潜り込み、延々と眠っている。</p><p>が、夫がいれば食事の支度などがあるので、体を引きずるようにして家事をすることになり、何か対処をしないとどうにもならない。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　　　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230315/09/ky8216489/e1/18/j/o5152386415255611142.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230315/09/ky8216489/e1/18/j/o5152386415255611142.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>で、非常時用に処方されている頓服を飲み、ゆっくり動いてみるのだが、これがなかなか思うようにならない。</p><p>私は障害者だけれど、それ以前に自律神経が弱い。</p><p>気候の変化やストレスに弱いのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>ともかく自分を励まそうとちょっとAmazonに嵌まっていて、最近は塗りが禿げて見窄らしくなったお椀を買い替えた。</p><p>車の運転をやめて買い物が不自由になった。少し依存症気味になっているネットショッピングは注文して即日届くので、ボールペンやみかんなどもAmazonして助かっている。</p><p>&nbsp;</p><p>また、食事の支度が少しでもスムーズにいくように、数日ごとに献立を作っている。</p><p>今日のお昼は夫のタイ土産のビーフンを使って五目ビーフンを作ることになっている。</p><p>&nbsp;</p><p>次の外来は今月の末だ。</p><p>とりあえずは、その時までなんとかやり過ごさなくてはならない。</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Wed, 15 Mar 2023 10:14:38 +0900</pubDate>
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<title>ハーブの種まき</title>
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<![CDATA[ <p>今年も近づいてきた３月１１日。</p><p>&nbsp;</p><p>毎年この時期になると体調が崩れ、メンタルがフラフラになる。</p><p>季節の変わり目ということもあるし、例の大震災のトラウマが浮上してくるのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>おまけに今年は、行きつけの接骨院の玄関で激しく右足を捻挫して悶絶する羽目になった。</p><p>&nbsp;</p><p>右の股関節は昨年人工のものに替えており、長期の入院を１０年繰り返していることから筋肉量が著しく減少しているために関節を支えきれず、この人工股関節が、時々ボコッと音を立ててずれる。</p><p>&nbsp;</p><p>恐怖である。</p><p>いつ歩けなくなるか、という心配で頭がいっぱい。</p><p>&nbsp;</p><p>気を紛らわすためと、車椅子になった時の用心のために編みものを自学自習している。</p><p>だが、それどころではないのかもしれない。</p><p>&nbsp;</p><p>お彼岸に種まきをするハーブたちだけれど、今年は３月上旬にしようと思っていた矢先の怪我で、これも気落ちの原因である。</p><p>&nbsp;</p><p>歩けなくなれば、種まきどころではない。</p><p>昨日はしばらく前に買ってきた鉢花を大きめの鉢に植え替える作業をした。小さな花をたったふたつ植え替えるのも大変だった。</p><p>&nbsp;</p><p>小さな本屋で見つけたハーブの本を夢中で眺めていた。</p><p>もうこれも諦めなくてはならないのだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　　　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230308/10/ky8216489/76/92/j/o3648273615252594400.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230308/10/ky8216489/76/92/j/o3648273615252594400.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>結局、何事も完結しない我が人生だった。</p><p>自分は何もできないということが、今更だけれど重くのしかかってくる。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、ハーブの種は買ってある。</p><p>多分私は、這ってでも今年は種を蒔くのだと思う。</p>
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<pubDate>Wed, 08 Mar 2023 10:13:53 +0900</pubDate>
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<title>編みものの話</title>
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<![CDATA[ <p>冬も終盤となった今になって、毛糸にしがみついている。</p><p>私は背中と膝以外にも首の骨も異常なので、長い時間編みものをすることはできないのだけれど、夜のいっときを使って、７０の手習はこれにしようと孤軍奮闘中である。</p><p>&nbsp;</p><p>入院中の手遊びにマフラーは何本か編んだけれど、ちょっと色気のあるものを編むのは５０年ぶりですっかり手法を忘れ去っている。</p><p>思い出し思い出し、肩に目一杯力が入った状態でまず、帽子をひとつ編んだ。</p><p>&nbsp;</p><p>これは、まあまあそこそこの出来だったといえるかもしれない。で、調子に乗って二つ目を編み始めたら、なんかおかしい。幾何学的な模様を編み込もうとしたのが思っていたような柄にならなのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　　　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230305/16/ky8216489/bf/04/j/o3648273615251372216.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230305/16/ky8216489/bf/04/j/o3648273615251372216.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>もう少し易しい柄にしようと思って、この二つ目は解くことにした。</p><p>写真は苦戦した記念に撮ったもので完成あと一歩のところ。後ろにある茶色系のはひとつ目の作品だ。</p><p>&nbsp;</p><p>震災でいろいろなものをなくし、年を重ねることでできることが少なくなった。だからといてただ呆然としているわけにはいかない。</p><p>編み物も結構頭を使うから、このくらいのことは自分に課してもいいと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>そして今更だけれど、なんか社会貢献みたいなことがしたいな、と思っていたところ、編みもので被災地の復興支援をしたり、発展途上国の就労支援をすることができることに気がついて、それを目指すことにしようと思ったが、如何せん、きちんと習った技術を持たないのでそれは不可能だろう。</p><p>&nbsp;</p><p>それでもいいではないか。</p><p>私は毛糸が好きだ。</p><p>避難しているときも、ささやかに毛糸を買って自分を慰めていた。</p><p>&nbsp;</p><p>自分の好きなものに没頭する時間を持てることは、幸福なことだと、素直にそう思えるから。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ky8216489/entry-12792287512.html</link>
<pubDate>Sun, 05 Mar 2023 16:34:33 +0900</pubDate>
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<title>二月も終わり</title>
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<![CDATA[ <p>今年も今日で２月が終わる。</p><p>&nbsp;</p><p>農作業は主に一年に一回のサイクルなので、毎年この時期になると同じようなアングルで写真を撮ることになった。</p><p>&nbsp;</p><p>今日はハウスの中の水撒きをして間もないので、水分が蒸散してハウスの中が霞んでいる。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　　　　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230227/11/ky8216489/26/3d/j/o3648273615248620726.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230227/11/ky8216489/26/3d/j/o3648273615248620726.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>エンドウやブロッコリーカブやほうれん草などが芽を出して育っているのを見ると、ああ、今年も始まるな、という気分になる。</p><p>&nbsp;</p><p>３月が近づくと、避難のトラウマが浮上してきて体調を崩すことが多い。</p><p>しかして、もうあと動けなくなるまでに何回土に触れることができるのか考えると、ぼんやりしていてはいけないと、自分を叱咤する。</p><p>&nbsp;</p><p>夫が専業農家になったことと私の病状が進んでいることで、私が耕作する機会はほとんどなくなっているが、３月も後半に差し掛かると流石にぐずぐず言っていられず、ハーブなどの種まきをする予定だ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>３月になると大量の味噌作りも控えている。</p><p>一時は終わらないんじゃないとも思った大豆の選別もやっと昨日終わることが出来て、やれやれである。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230227/11/ky8216489/16/76/j/o3648273615248624749.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230227/11/ky8216489/16/76/j/o3648273615248624749.jpg" width="420"></a>　　</p><p>&nbsp;</p><p>とにかく漁らず、コツコツやろう。</p><p>体の芯に刺さるような寒さも少し和らいで、少しは動きやすくなって来ているような気がするのだから。</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Mon, 27 Feb 2023 11:32:42 +0900</pubDate>
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<title>農夫の老後</title>
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<![CDATA[ <p>夫がタイで行われたトレイルランニングの世界大会から帰ってきた。</p><p>１７０キロのジャンブルの中を走り抜け、出発から帰還まで丸一週間。日焼けして元気に帰ってきた第一声は「暑かった。」だった。</p><p>彼は年代別で２位になり、立派な🛡をもらって喜んでいる。</p><p>　　　　</p><p>　　　　　　　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230222/12/ky8216489/93/ca/j/o3648273615246397884.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230222/12/ky8216489/93/ca/j/o3648273615246397884.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>年代別というと彼は６０歳代の枠に入るわけで、来年７０歳になる夫には不利な条件だけれど、波いる６０歳代前半の選手を尻目によく頑張ったと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>東日本大震災で福島から長野に避難して以来海外遠征を始めて、出場回数はもう二十回近くになる。</p><p>国民年金生活者なので、潤沢に資金があるわけではなく、あれこれやりくり算段をしての海外だ。</p><p>&nbsp;</p><p>今回のレースで最高齢者は７３歳の男性だったそうで、写真を見せてもらうとその人はかなり老けて見える。</p><p>夫はこの業界では友人が多く、写真をみるととても若く見える。</p><p>&nbsp;</p><p>友人は、２０歳代３０歳代ということが多いそうだ。</p><p>たくさんの若い友人に囲まれて、好きなトレイルに精進し、世界各国に出かけ、彼の老後は幸福だと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>そして何より、製菓製パンの生業を次男に継いで、とうとう本人は憧れだった専業農家になって数年経つ。</p><p>&nbsp;</p><p>耕作面積は大まかに言って２ヘクタールあって、そこを一人で農薬や化成肥料を使わずに大量の農作物を育てているのだから、このこともまた常軌を逸していると思う。</p><p>&nbsp;</p><p>とにかく、からだが動くのだから羨ましい。</p><p>私はといえば、骨格異常と股関節の術後と長期の闘病によって大きく失った筋肉で思うように動けない。ひたすら座って大豆の選別などしている。これがまた筋肉の喪失を促しているという悪循環である。</p><p>&nbsp;</p><p>あと何年生きられるか、何年動けるかわからない夫婦であるが、天と地の差がある境遇にせめて悲観しないで、私なりに細々とハーブなど育ててゆきたいと思っている。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Wed, 22 Feb 2023 12:36:58 +0900</pubDate>
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<title>家出常習娘</title>
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<![CDATA[ <p>我が家には5羽の鶏がいた。</p><p>卵から孵ったばかりのひよこを可愛がって育て、昨年の夏から毎日卵を産んでくれていることは折に触れて書いてきた。</p><p>&nbsp;</p><p>この娘たちは網で囲いをした広い運動場で悠々と暮らしていたのに、なぜか、どうしても囲いの外に出たい娘がいて、家出の現場を見つけると私は何をしていても、この娘を捕まえて、説教しながら囲いの中に返してやった。</p><p>&nbsp;</p><p>それが今日、私が買い物から帰ってくると玄関の前でうずくまっている。どうしたの？としゃがんで声をかけても、じっと私を見て動かない。動けないのだと察知して、息子を呼んだ。</p><p>&nbsp;</p><p>そうこうしているうちにこの子は息を引き取り、あっという間にあの世に旅立ってしまった。</p><p>まるで私が帰ってくるのを待っていたようなタイミングと場所だった。</p><p>&nbsp;</p><p>私は買い物の途中で気分の悪さがマックスになっていたので、彼女を埋めて線香の一つも手向けてやることができなかった。</p><p>察して息子が桜の木の下に埋めてくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>病院に担ぎ込まれた私は少し落ち着いて、今日の３時のおやつをコッコ（鶏たち）にやった。寂しいね。いつも５羽で一緒だったのに。</p><p>すぐ家出して手のかかった彼女は特別に可愛いかった気がする。</p><p>&nbsp;</p><p>悲しいので写真は載せません。</p><p>&nbsp;</p><p>動物を殺して食べることが、その動物を成仏させてやることだという人たちが多くいるけれど、私にはそれは人間の勝手な言い分だとしか思えないでいる。</p><p>&nbsp;</p><p>できることならベジタリアンに戻りたいといつも思っているのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Fri, 17 Feb 2023 19:08:11 +0900</pubDate>
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<title>私の耕作</title>
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<![CDATA[ <p>まだ二月も半ばだというのに、そろそろソワソワ落ち着かない。</p><p>&nbsp;</p><p>去年、うちの畑の中で一番狭いところをハーブガーデンにして８種類ほどのハーブを植えた。花壇にはまだ他に８種類ほど、麦畑の隅には数種類のハーブが越冬している。</p><p>&nbsp;</p><p>自家採種を以って旨としているが去年の採種時期には入院していてこれが果たせず、今年播く分はタネを買うことになった。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　　　　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230215/10/ky8216489/bb/4b/j/o3648273615243387748.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230215/10/ky8216489/bb/4b/j/o3648273615243387748.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>野菜のように早い時期から収穫したいものはハウスの温床を使うけれど、ハーブ類はハウスで大体お彼岸に播くことにしている。だからまだ１ヶ月ほど余裕があるのだけれど、降雪しながらもそこはかとなく春の気配を感じるこの時期になって、タネの袋なんぞを見るとウキウキしてくる。</p><p>&nbsp;</p><p>今年も上手く育てられるだろうか、無事に採種までやれるだろうか。</p><p>そして最大の難関は猛暑の中での毎日の花の摘み取りである。</p><p>ここ信州では冬も長く続くし、体の芯に刺さるような寒さもなかなか応えるのだけれど、夏の日差しは標高１０００メートルということもあって耐え難く、毎年体調を崩す。</p><p>&nbsp;</p><p>年々歳を重ねて耐久力が弱くなっている。病を重ねた上に生まれついての骨格異常で、畑を耕すことから耕作を始めるのは困難になってしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>だから、夫か次男に機械で耕してマルチを敷いてもらい、まるで皇族のお田植えのように、育てた苗を恭しく土に下ろすことから私の耕作は始まる。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、作業はそこで終わらない。摘み取った花びらを使ってコスメやサシェなどを作ることも外せない私の農作業なのだから。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/ky8216489/entry-12789382698.html</link>
<pubDate>Wed, 15 Feb 2023 10:35:52 +0900</pubDate>
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<title>経年劣化</title>
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<![CDATA[ <p>写真は何年も前の誕生日に買ってもらったiPodだ。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　　　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20230212/10/ky8216489/c7/87/j/o3648273615242048850.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20230212/10/ky8216489/c7/87/j/o3648273615242048850.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>ミニコンポを買った時に繋いだまま&nbsp;すっかり存在を忘れていた。それが孫たちが毎日のように遊びに来るようになり、さすが今の時代の子供たちでたった３歳なのに何も教えなくても器用に操作して井上陽水などの楽曲を鳴らして喜んでいる。</p><p>&nbsp;</p><p>で、あっと気がつき台所仕事をするときにこれを傍に置いて仕事をするようになった。</p><p>音は悪いが、台所で単純な豆の選別などするときに重宝している。</p><p>&nbsp;</p><p>何を隠そう、このiPodには当時マイブームだった曲が何曲も録音されていた。</p><p>CDのように曲が終わるたびにいちいち取り出す必要もない。</p><p>是非、近いうちに台所用に拡張気になるラジオなどを入手したいと思った。</p><p>&nbsp;</p><p>そこで改めてライブラリーを増やそうとしたが、はた、と手が止まる。</p><p>やりかたわからない。これはショックだった。</p><p>&nbsp;</p><p>iTunesをなんとかして かんとかするとiPodに録音できることまでは思い出した。１０年くらい前までは録音していたのだからなんとかできると思うのだけれど、まずiTunesを開くのが怖い。</p><p>このことはMacBookに入っているイラストレーターやフォトショップにも言える。あんなに使い倒していたのに、まず開くのが怖いのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>これは歳のせいだろうか、長くメンタルを患っているからだろうか。</p><p>多分、その両方だろう。</p><p>&nbsp;</p><p>毎晩取り組んでいる編み物にしても同じことが言える。若かった頃にやっていたことが身についているはずなのに思い出せなくて苦戦する。</p><p>&nbsp;</p><p>人間、キャリアを失うと怖い思いをすると聞いた。</p><p>確かにすごい勢いで忘れて失ったことが多い。</p><p>ましてや、まだキャリアになっていない現在進行形の事柄を思うと、以前のように前向きに取り組んだつもりでも、空回りする。</p><p>&nbsp;</p><p>経年劣化という言葉を思い出した。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ky8216489/entry-12788899422.html</link>
<pubDate>Sun, 12 Feb 2023 11:17:53 +0900</pubDate>
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