<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>晴読雨読仙人</title>
<link>https://ameblo.jp/kyomama19/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/kyomama19/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>本屋に行くと何時間も出てこない国語科教員の偏愛日記</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>『キングを探せ』　法月綸太郎</title>
<description>
<![CDATA[ <p>交換殺人か。</p><p>死ねよと思っている相手を自分がそのまま殺してしまったら、</p><p>そりゃまあ怪しまれますわな。</p><p>周辺人物の洗い出しとかいって、</p><p>殺した翌日にはもう捜査線上に名前が浮かんでいたりして。</p><p>&nbsp;</p><p>そこで。</p><p>これまで会ったこともなければ、</p><p>利害関係などもまったくない、</p><p>そういった人物とひそかに手を結び、</p><p>そいつに自分の殺したい相手をバッサリやってもらう。</p><p>&nbsp;</p><p>その代わり、自分も手を結んだ相手の望む人物を殺してやる。</p><p>交換殺人。</p><p>交友関係も動機もまったく何もない奴を殺すんだから、</p><p>これはうまくいきそうだ。うひょ。</p><p>&nbsp;</p><p>2人でも捕まるリスクはぐっと少なくなりそうな予感なのに、</p><p>これを4人でシャッフルして実行に移してしまったのが本書です。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし、４人の犯人たちも人間です。</p><p>そこにさまざまな思惑がからみ、</p><p>思ってもみなかった事態が勃発。</p><p>捜査側との騙し騙され合いのつばぜり合いも読みどころです。</p><p>&nbsp;</p><p>あ、読者も騙されちゃいますね。これは。</p><p>私など、「キングはこいつだ！ふっふ～ん」</p><p>などと上から目線になって読んでたのが、</p><p>ほんとお恥ずかしい。</p><p>&nbsp;</p><p>ああ作者に騙された。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kyomama19/entry-12175276865.html</link>
<pubDate>Tue, 28 Jun 2016 18:07:36 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『眼中の悪魔』　　　山田風太郎</title>
<description>
<![CDATA[ <p>山田風太郎といえば、忍法帖シリーズが有名ですが、</p><p>どっこいミステリー作家としてもなかなかだと評判だったので、</p><p>「山田風太郎ミステリー傑作選」全１０巻の中の第１巻のこちら、</p><p>『眼中の悪魔〈本格篇〉』を読んでみました。</p><p>短篇が９、中篇が１つ入っています。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1.96em;"><span style="color:#000000;">１．眼中の悪魔</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>表題作ということで、かなり期待して読み始めました。</p><p>男２人女１人の奇妙な三角関係が語られていきますが、</p><p>だんだんと誰が善人で誰が悪人だかわからなくなってしまい、</p><p>ラストは主人公もびっくりの結末で終わります。</p><p>&nbsp;</p><p>と書いていれば、息をもつかせぬ展開で相当おもしろかったんだろうと</p><p>思われるかもしれませんが、実は途中ちょっと退屈しちゃった。</p><p>主人公の手記という体裁をとったお話なのですが、</p><p>文体に原因があったのかな。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1.96em;">２．虚像淫楽</span></p><p>&nbsp;</p><p>毒を飲んだ女が企んだ執念が凄まじい。</p><p>服毒して病院に担ぎ込まれた日を「一日目」として、</p><p>女の容態がある結末に至った「六日目」までのお話。</p><p>いやあ、サドとマゾについてえらく勉強になったなあ（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>第１話の「眼中の悪魔」で山田風太郎はやめようかなと思ったんだけど、</p><p>８５７円もしたからちょっともったいないかと思い直した次第です、はい。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1.96em;">３．厨子家の悪霊</span></p><p>&nbsp;</p><p>これはおもしろかった！</p><p>短篇でありながら長篇を堪能したかのような満足感あり。</p><p>二転三転するストーリー展開に目が離せん。</p><p>ここにきて山田風太郎の魅力に目覚めてきたのか、</p><p>読み終えたあと、「さあ次も楽しみだ♪」と変貌した私。</p><p>&nbsp;</p><p>登場人物に余分な人は誰一人としていません。</p><p>心してかかれ読者諸君！</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1.96em;">４．笛を吹く犯罪</span></p><p>&nbsp;</p><p>硫酸男、恐るべし。</p><p>これに尽きます。</p><p>私はすっかり騙されました。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1.96em;">５．死者の呼び声</span></p><p>&nbsp;</p><p>これまたトリッキーな一篇。</p><p>黒幕はこいつかと思いきや、そのまた後ろに黒幕がいて、</p><p>これで結末かと思ったら、さらなる黒幕による意外な真相がっ。</p><p>&nbsp;</p><p>長くなったので続きはこの次に。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kyomama19/entry-12174683118.html</link>
<pubDate>Sun, 26 Jun 2016 21:58:20 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『ふしぎなたけのこ』</title>
<description>
<![CDATA[ <p>むかあしの日本の、とある田舎が舞台です。</p><p>読んであげるのなら、5歳ぐらいから、</p><p>すべてひらがなで書かれているので、</p><p>1年生ならもう自分で読めそうです。</p><p>&nbsp;</p><p>ふとしたことからつかまったたけのこがどんどん大きくなって、</p><p>下りられなくなってしまった主人公の「たろ」。</p><p>母さん父さんだけでなく、村中総出で救い出しに行くものの、</p><p>とうとう手に負えなくなって、そのでっけえたけのこを切ることに。</p><p>&nbsp;</p><p>途中、大きくなり過ぎたたけのこを表現するために、</p><p>通常は横長の本が、</p><p>8ページと9ページだけ絵と、</p><p>そして文まで見開きで縦になっており、</p><p>その変化に子どもたちもびっくりすることでしょう。</p><p>&nbsp;</p><p>話の展開もスピーディーで、</p><p>登場人物すべてに動きがあるため、</p><p>飽きさせないお話に仕上がっています。</p><p>&nbsp;</p><p>切ったはいいものの、大き過ぎて倒れるのにも1日がかり。</p><p>倒れた先にあったものは…？？</p><p>そして「たろ」の運命は？</p><p>&nbsp;</p><p>私はいい歳をした大人だけれど、</p><p>つい引き込まれて先を知りたくなっちゃいました。</p><p>先の予想がつかなかったんですね。</p><p>&nbsp;</p><p>この本は、学校図書館協議会が選定した必読図書にもなっています。</p><p>絵も丁寧に描きこまれていて、</p><p>世界絵本原画展のグランプリも受賞。</p><p>子どもの本（と心）にとって絵はとっても大事です。うん。</p><p>&nbsp;</p><p>♪ぼうや～よいこでねんねしな～</p><p>で始まる「日本昔ばなし」のテレビ放送が終了して、</p><p>もうどのくらい経つんだろう。</p><p>今を生きる子どもたちにとって、</p><p>「昔の日本の農村」のイメージってどこから得ることができるんでしょうね。</p><p>&nbsp;</p><p>大人たちが常識として普通に持っているそうした風景は、</p><p>現代ではもう絵本ぐらいからしか知ることはできないのかもしれない。</p><p>なんてことをふと思ったりしました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/kyomama19/entry-12174250549.html</link>
<pubDate>Sat, 25 Jun 2016 15:56:28 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
