<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>笑う月</title>
<link>https://ameblo.jp/laughingmoon/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/laughingmoon/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>夢を見た。夢はもう一つの私の世界。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>飛翔②</title>
<description>
<![CDATA[ <p>それにしても今日のこの場面は凶悪だ。</p><p>まあ、「一触即発」ってやつですか。慣れたとは言え、僕の心臓っていつまでもつんでしょう？トホホ。</p><p>レトルトの広東風春雨スープに冷凍のシュウマイ、チャーハン。</p><p>本来なら円卓ぐーるぐるで楽しく食べたい中華三昧だが、どんなに僕が電子レンジで温めても、この食卓では一瞬にして凍りつく。</p><p>立ち上る湯気だって、CMなんかでよく使われている、ドライアイスによる限りなく本物に近い偽物みたいだった。</p><p>百合子さんの手料理なんてどれくらい食べてないんだろう？</p><p>あ、百合子さんってのは、現在、僕の目の前で殺気を放つ美人さんで、僕を生んだ人です。</p><p>何だっけ、料理研究家の何とかって人に似ていて、矯正下着はさすがに必要な歳ですけど、セミロングの栗色ヘア（さらさらストレートのもてヘアです）が素敵なボルドーの口紅が似合う素敵な大人の女性、って感じです。いや、殺気さえ放ってなければね。</p><p><br>百合子さんは大企業の取締役のお嬢様で、美人で、そりゃーわがままです。ええ。</p><p>僕も何度絶句したことか。既にロジックじゃないんだな。</p><p>彼女の感情がルール、な人なんですよ。ありがちですけど。</p><p>この世に出てきて、まあまだ１４年と２ヶ月ですけど、金持ってて美貌が付いてくりゃこんなんなるわな、と僕も思う。</p><p>学校のクラスにも、吉沢って超かわいい（隣の席の「噂大好き」「ミーハー」関野：評）女子がいるけど、彼女も相当すごい。</p><p>父親は議員というのを聞いた（衆議院、参議院のどちらだろう）ことがあるけど、金と美貌が育てた吉沢のプライドはアンデス山脈だ。</p><p>体育の授業で跳び箱をやった時、彼女の前に飛んだのは、「ヲタク」矢田部だった。</p><p>吉沢のプライドが同じモノに触れることを許さず、「消毒しなさい」と体育教師の杉本に言い放ったのだ。</p><p>人権尊重倫理観の下、教育を行なっている杉本は同時に吉沢家の学校における権力も理解していたので、数秒、凍りついた後、「跳ばなくていい」と言わざるを得なかったのだった。</p><p>僕はもうあらゆる意味で百合子さんを思い出さずにはいられなかった。</p><br><p>でも、百合子さんだって人間ですから。</p><p>長年、教室（有名な研究家のところだったらしい）に通っていた料理の腕前はさすがにすごく、「ラゴット　デ　ツォン」（マグロのシチューという意味のフランス語）とか、なんたらかんたらバスク（何とかかんとかバスク風という意味のフランス語だった…かな）とか、かなりプロ級なフランス料理がつくれるのだ。</p><p>本格的に時間をかけて仕込みを行い、丁寧につくってくれる。</p><p>僕はそんな料理はわからないけど、美味しくて、がっついて、気がつくと皿が空で、お代わりをビビりながら申し出たときの、百合子さんの笑顔はいつもの冷たい印象からは程遠かった。</p><p>そんな時もあったのだ。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/laughingmoon/entry-10003567953.html</link>
<pubDate>Wed, 17 Aug 2005 15:27:46 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>飛翔①</title>
<description>
<![CDATA[ <p>真（しん）は心底うんざりしていた。</p><p>何故この人たちはこんなにもいがみ合うのに生活を共にするという契約を結んだのだろう？</p><p>いがみ合うために結んだのだろうか？</p><p>契約は世間一般では「愛し合う２人のための」もののはずだった。</p><p>「愛し合う２人」が公的に「幸せな家庭」を作り上げるための宣言のはずだった。</p><p>楔の役割のはずの自分はあまりにも役に立たなくて、まだ幼かった頃には悲しくて（と言っても２年前だけど）、涙を流したりもしたが、今はもう慣れ切ってしまって、透明人間になったかのように其処に居るしかなかった。</p><p>そして自分が今最も悲しいと思っているのは透明になってしまって、あまりにも自分の存在の意味が見出せないからだった。</p><p>「どうして僕を生んだの？」</p><p>なんて、悲しさに満ちたドラマみたいな台詞、まさか自分が思うことになるなんて、人生って本当に小説より奇なりってやつだ。</p><p><br></p><p>先刻から冷戦の挙句、黙り込んで互いに憎しみを放っている（この言い方が適切だと僕は思う）のは、僕の両親だ。</p><p>偶然的最悪にも今日は２人の食事時間がかち合ってしまったため、楔の僕としてはこの最悪の状態をこれ以上悪化させないためにも手を打つ必要があった。</p><br><p>1.テレビを点けること（この悪意に満ち満ちた環境で無音はありえない）</p><p>2.食卓の真中にSolt&amp;pepperを置くこと（二人を間仕切るものがないと）</p><p>3.出来る限り灯りを点け、食卓を照らすこと（明るいほうが…ねっ）</p><p>4.ランチョンマットを常備しておくこと（共有スペース意識が少なくなったほうが、ぶつかりも少なくなるものだ）</p><p>5.可能な限り２人きりにさせないこと（楔としては当然だし）</p><p>6.余計なことは喋らないこと（刺激は最低限与えないほうが安全だ）</p><p>7.どちらかに寄った行動、発言は厳禁（透明人間の自覚を持って断固避けるべき）</p><br><p>以上が僕の窮地対策７ヶ条だ。</p><p>これで大抵はやり過ごすことが出来る。</p><p>戦時中の人、もしくはジャングルに住む人の猛獣に遭遇した時の知恵みたいなもんです。はい。</p><p>まー半分政略（そんな大それた規模ではないけど）結婚みたいな形らしく、離婚は難しいらしい。つーか、こんあ敵意剥き出しだったら別居とか別居とか別居とかあるだろ、と思うんだけど。</p><p>世間体ってやつですかね。僕みたいな中学生には解りかねますけど。</p><p>でも、離婚をしないでくれるのは有難かった。</p><p>だって、透明人間は本当に透明になるしかなくなるから。不便だけど透明人間だって眠ったり、食べたり、居場所は必要なのだ。</p><p>こんなに劣悪な環境でも、僕の居場所であることに変わりはなく、ここしか僕の居場所はないのだ。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/laughingmoon/entry-10003548497.html</link>
<pubDate>Tue, 16 Aug 2005 19:26:21 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>スタート</title>
<description>
<![CDATA[ <p><font color="#ff00ff">夢</font>を見たことがありますか。</p><p><font color="#ff00ff">夢</font>はもう一つのあなたの物語。</p><p><font color="#ff00ff">夢</font>から生まれた物語を描いていきます。</p><br><p><strong>ー夢募集ー</strong></p><p>あなたの見た<font color="#0000ff">夢</font>を教えてください。</p><p>コメント欄にてご記入下さい。</p><p>参考にさせて頂きます。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/laughingmoon/entry-10003547728.html</link>
<pubDate>Tue, 16 Aug 2005 19:22:32 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
