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<title>legolas-leggieのブログ</title>
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<title>シャネルのワッペン？</title>
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<![CDATA[ <p>妹が高校生の時、部活内でブランド物ってｶｯﾁｮいいよね！<span style="font-size: 14.4px; color: var(--color-text-high-emphasis);">と言う話が一時期ブームだったらしい。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px; color: var(--color-text-high-emphasis);">それで帰宅するなり妹は、「お母さん！　何かブランド物、持っていたら頂戴！！」と頂戴頂戴アピールしていたのだが、残念な事に我が家にはブランド物なんて皆無であった。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px; color: var(--color-text-high-emphasis);">というより、教員だった両親はブランド物に全く興味関心が無かった。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px; color: var(--color-text-high-emphasis);"><br></span></p><p><span style="font-size: 14.4px; color: var(--color-text-high-emphasis);">しかし、妹は、</span><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">こんな事では引かない。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px; color: var(--color-text-high-emphasis);">何しろ、次女特有の諦めの悪さをしっかり身に付けているのだ。</span></p><p>しつこいと言うか、粘り強いと言うか…。</p><p>バスケ部女子の勝利への執着、本領発揮である。</p><p>「(ブランド物の)あのマークがカッコいいんだよ、あれが欲しい！　皆が持ってるの！　バッグに付いてるやつ！　見た事あるでしょ。買って！！」</p><p>と暫く何度も訴えていたが、恐らく「皆が持ってるの！」というのは少々大袈裟であろう。</p><p><br></p><p>だが母も負けてはいなかった。</p><p>私の母は、怒ったり怒鳴ったり大声を出すタイプではない。『笑顔で人をおちょくるタイプ』なのである。</p><p>母は子供が何か企んでいる時のようなニコニコ顔(もしくはニヤニヤ顔で)、こう言った。</p><p><br></p><p>「良いのがあるじゃない！　要するにマークが欲しいんでしょ。ほら、あれを鞄に貼れば良いのよ。子供用にあるじゃない！　丸くて大きな飛行機のワッペン！！　子供用がぴったりよ。直径10㎝くらいの。あれでも貼っておけば良いじゃん！　カッコいいかもよ！　100均で買えるよ。あんたにピッタリよ、あはは。」</p><p>母は、いつものように笑い飛ばすと、こんな面白いことないわね、と笑い転げていたのだった。</p><p>「飛行機のワッペンなんて、どう見てもブランドには見えないでしょ。」と私もつられて笑いながら言ったが、妹の方を見ると、妹は既に戦意消失していたのだった。</p><p>そんな訳で、何があっても母には勝てない我等姉妹の、日常茶飯事的な戦いはアッサリと終了した。</p><p>妹は、これ以降、２度とブランド物の話を持ち出す事は無かった。</p><p>ブランド物の話を持ちだした所で、結局、母の圧倒的パワーの前では徒労に終わる事を彼女も学んだに違いない。</p><p>そんな妹は、数年後に大学を卒業した後、自分で稼いだお金でブランド品を買っていた。</p><p>さすが諦めない女である。</p><p><br></p><p>賑やかな母の笑い声や、溌剌とした妹の声は、実家を明るく照らし、ほんとに楽しい我が家だったと思う。</p><p>今から30年近く前の、懐かしい話である。</p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/legolas-leggie/entry-12976222634.html</link>
<pubDate>Wed, 19 Aug 2026 21:35:02 +0900</pubDate>
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<title>私が出会った相談者A様</title>
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<![CDATA[ <p>私が地域包括支援センターでケアマネージャーをしていた時の事。</p><p>午前9:30頃、突然、慌ただしく、A様が入って来た。</p><p>私が働いていた地域包括支援センターは、今時、珍しく自動ドアだったので、誰でも何時でも入れる無防備な包括支援センターだった(勿論、ドアベルもセキュリティも無く、個人情報の管理も甘く、何故か毎年、監査が入るヤバい包括との噂があった<span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">)。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">そんな時、Aが入って来た。かなり急いでいて、眉間に皺も寄っている。自動ドアに入る前から、何故か怒っている様子だ。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">それが相談者Aだった。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">それが非常に迷惑な相談者だったのである。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;"><br></span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">まず、ソファに案内したが、ソファに座るなり書類を取り出して、「これを解約して！」と大声で怒鳴り始めたのである。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">その書類は、携帯電話の請求書であり、このAは携帯電話の請求書に記載されている問い合わせ番号を指差しながら、「ここに電話して解約して！」と怒鳴っていた。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">「私は幼少の頃から難聴だから、電話の声が聞こえないのよ！　固定電話は、かなり前に解約した。でも携帯電話は高い。生活保護を受けている。子供は居るが、仲が悪くて疎遠だ。だから代わりに電話して解約して！」</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">と怒鳴っているのは良いが、何故か疑問も湧く。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">子供の頃から難聴なら、今迄、どうやって携帯電話を使いこなせていたのか？　聴こえていたのか？　やり取りはどうしていたのか？　メールか？</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">それに携帯電話を解約してしまうと、もし地震などが発生した場合、包括や生活保護課から連絡の取りようがないけど？</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">Aは「代わりに電話して！　早く！　出来るの！？　出来ないの！？」と、ずっと怒鳴っている。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">声は大きく、良く通る声で、後期高齢者とは思えないほど元気だ。独歩で手すりも不要で、きびきび歩ける。そして走れる。凄い、70代前半しか見えない。でも解約したら、疎遠になっているとは言え、家族とも連絡が取れなくなるけど…。大丈夫なのか…？</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">「出来るの！？　出来ないの！？　やって！　目の前に置いたでしょ、早くそこに電話して！　出来ないの！？　</span><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">あんたには無理よね！」</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">と言うので、</span><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">結局、他の職員に代わってもらい、その職員が近くの携帯電話会社の場所を紙で見せて、そこに行くようにお伝えして、対応終了となった。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">問題は、その後である。私は自分のデスクに戻ったのだが、Aはずっと聞こえるように大声で、</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">「さっきの人は全くダメね！　地域包括って市の委託なんでしょ！　さっきの人は役立たずね！　きっとパートで働いているんでしょ、小遣い稼ぎでしょ、あれはダメね！　あんなのが包括にいてはダメでしょう！　あんなのダメ！　何だか男みたいな匂いがしたわ、あれは独身だね！　どうせ腰掛け！　あんなのに仕事させてはダメ！」</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">と何と約１時間も大声で罵り続けていたのである。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;"><br></span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">はっきり言って最悪～。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;">早く帰れよって感じ。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">こんなのが将来、要介護状態になって、どこかのケアマネージャーが担当するのかと思うと、そのケアマネージャーが何だか気の毒。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">笑顔で対応している私って偉い。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">約１時間、大声で文句を言った後、Aはすっきりしたのか、やっと帰って行った。やれやれ。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">その罵声、聞かされている、こっちの身にもなって欲しい。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">あれから暫くして私は包括を退職したが、たまにA様を思い出す。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">元気だろうか？　ま、元気だろう。あれだけの肺活量なのだから。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;"><br></span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">それにしても、私の代わりにAにずっと付き添っていた職員さん、ほんとに申し訳ありませんでした。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">そして、ありがとうございます。</span></p><p><span style="font-size: 14.4px;">愛を込めて。</span></p><p><span style="color: var(--color-text-high-emphasis); font-size: 14.4px;"><br></span></p>
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<link>https://ameblo.jp/legolas-leggie/entry-12976183556.html</link>
<pubDate>Wed, 19 Aug 2026 12:41:07 +0900</pubDate>
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