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<title>lelikazeのブログ</title>
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<title>して</title>
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<![CDATA[ かり残つてゐて……」<br>と梅代は、事もなげに言ふ。<br>「なるほど、時代のついたものばかりでございますな。手前どもでは、実は、あまりかういつた風のものは取扱ひませんのですが……」<br>「でも、お店の広告に、貴金属宝石美術品とあつたから……」<br>「いや、全然扱はないわけではございませんが、なにぶんにも、かういつた品は、お好み範囲が限られてをりますんで……」<br>「だから、無理にとは言ひませんよ。そちらの希望をおつしやつていただければいゝの」<br>「それが、その、当節は、細工のよしあしと申しますより、材料のつぶし値段が標準になりますもんですから……」<br>「前おきはそれでわかりました<a href="http://tradeea.blog.fc2.com/blog-entry-366.html" target="_blank">million dollar pips</a>、もし、そちらで引取つていたゞけるなら、いつたいおいくらぐらゐ……」<br>「これ、全部で？」<br>「えゝ全部で……」<br>　古本屋が、こちらを振り向き、<br>「お話中ですが、だいたいのところを申し上げてみたいと思ひますが……」<br>「えゝ、言つてください」<br>「なかには、それだけで相当お高く頂戴できるのもありますが、全部まとめてといふことになりますと、まず、二万五千……どまりでせうか」<br>「二万五千……へえ、そんなもの？　しかたがないわ、明日にでも、引取つてちやうだい」<br>　古本屋が出て行くと、古物商は、<br>「ひと通り拝見いたしましたが、手前どもといたしましては、あんまり御期待に添はないやうな御値段をおつけいたすのも、どうかと思ひまして……」
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<link>https://ameblo.jp/lelikaze/entry-11470781515.html</link>
<pubDate>Thu, 14 Feb 2013 23:13:56 +0900</pubDate>
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<title>いた</title>
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<![CDATA[ かけて、将来のご相談をしようと、今夜は出かけて来たのです」<br>「まあ、うれしい。では、早速、その証拠とやらをおみせくださいまし」<br>　常覚は腕にさげた珠数を、片手に握りしめ、<br>「ごらんなさい。これ、この通り……」<br>と、それを、泉水の中に投げ入れる。かすかな水の音。水面の波紋。<br>　二人は、しばらく無言。<br>「なんとか言つてください」<br>と常覚は歌子の手をとらうとする。<br>　歌子は、それを拒むやうに、<br>「ちよつとお待ちになつて……。わたくし、なんだか、急に、気分がわるくなりました……」<br>「気分がわるい？　どこが、どうわるいのです……？」<br>「どこと、口で言へません……たゞ、精がなく、胸の底がひやりとするのです」<br>「夜風にあたつたからではありませんか？　寝つくやうなことがあつてはいけないから、今夜は、早く帰つて、おやすみなさい」<br>「では、さうさせていたゞきます」<br>「いづれ、また……」<br>「おやすみなさいまし」<br>　歌子は後ろを見ずに、去る。<br>　常覚は、そのまゝ、そこに、ぢつと、うづくまり、珠数を投げた水の面を見つめる。<br><br>一一<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lelikaze/entry-11470777132.html</link>
<pubDate>Thu, 14 Feb 2013 23:00:27 +0900</pubDate>
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