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<title>私が恋をしなくなった理由。</title>
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<description>恋愛至上主義を掲げてきた私が恋をしなくなった理由を綴っています。</description>
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<title>出逢う</title>
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<![CDATA[ ライブが始まりメールボンドのステージをまん前で観ようと１つ前のバンドから一列目をキープした私とあいちゃん。<br><br>１つ前の初めて観るそのバンドは「ボンボンズ」という４ピースバンドで、メールボンドとは違ったもう少しお上品な雰囲気のバンドだったけれど、何だか耳に残る音楽だった。<br><br>そこでベースを弾いていたのがさっき外をうろうろしていた手拭いの男の子でした。<br><br><br>そして、私とあいちゃんはまんまとその手拭いの彼にくぎずけに…<br><br><br>だって彼ったら凄いキラッキラした笑顔で楽しそうにベースを弾くの、そしてなにより好物の肩までの重い黒髪に犬顔。<br>近くでみたらこんなにも素敵だなんて！！<br>ベースの腕も凄くてプレイがカッコいい！<br><br>私たちは一瞬でファンになるのでした。<br><br><br>ライブ後、あいちゃんが手拭いの彼に買ったCDにサインをしてもらっている時名前を聞いていたら、何故か片言で「オレ、セイ」と言っていました。<br><br>このセイとの出逢いが私に波乱の日々をもたらすなんて想像もしていませんでした。
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<pubDate>Mon, 10 Aug 2009 02:22:54 +0900</pubDate>
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<title>手拭いの人</title>
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<![CDATA[ そもそも、こんな事になったのは自業自得だったのです。<br><br>今なら納得してしまう吉井くんの行動も、当時の私には理解出来なかった。<br><br>自分のバンドを追っかけてくる女とメールやり取りしたり、ライブ後バンで家まで送ったり、そんなこと下心なしにするわけないのです。<br><br>今まで近づいてきた女の子はきっとその気がある子ばかりだったのでしょう。<br><br><br>今ならその辺りのさじ加減が出来るくらいのいい大人になったので、こんな事態にはならないけれど、あの時は浮かれたおバカちゃんだったので最悪の事態を招いてしまった。<br><br><br>勘違いさせてしまった吉井くんにも申し訳ない。<br><br><br><br>それでも私はライブを観に行くことを止めはしなかったのです。<br><br><br><br>ある日渋谷のライブハウスにメールボンドを見に行った時のこと。<br><br><br>仲間と待ち合わせの時間より早く着いてしまった。<br><br>時間を潰す為にライブハウスの脇にあるスタバで抹茶フラペチーノを飲んでぼーっと外を眺めていました。ダイちゃん通りかからないかなぁ、なんて思いながら。<br><br>視界に入るのはライブハウスの前を行ったり来たりする白いＴシャツに首に手拭い巻いたサンダルの男のひとだけで、ダイちゃんは見当たらない。<br><br><br>ずっと見ていたら、あまりにその手拭いの人がうろうろしてるもんだから何してるんだろうって気になってしまった。<br><br>結局手拭いの人は私が友達に会うまでうろうろしていました。
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<pubDate>Wed, 22 Jul 2009 23:49:37 +0900</pubDate>
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<title>結末</title>
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<![CDATA[ 勇樹くんがカバンをごそごそ探ってチョコレートを取り出すと私にくれた。<br><br>「悲しい時はチョコレート食べなよ」<br><br>そういいながら私の靴下を引っ張って脱がせる勇樹くん。<br><br>靴下を黙って脱がされている自分が可笑しくて笑ってしまった。<br><br>そこへダイちゃんが部屋に入ってきて笑っている私を見て開口一番「笑ってんじゃん！」と強くいい、<br>勇樹くんが「せっかく泣き止ませたんだから、もう止めてよ」とダイちゃんを制した。<br><br>始めから何故だか私はダイちゃんにあまり良く思われていないのだと思っていたけれど、この時に確信。<br><br><br>ダイちゃんを交えていきさつを話すと、ダイちゃんも私の言い分にも耳をかしてくれた。<br><br>「取り敢えず、吉井くんがもぅ終わりだよって言ったまま部屋にこもってるから様子見に行こう」<br>とダイちゃんに促され吉井くんの部屋へ。<br><br>ドアを叩くもいっこうに返答がないので私達は諦めて部屋に戻るのでした。<br><br><br>これを期に吉井くんとはメールをしなくなった、そしてトラウマでダイちゃんと会話することも出来なくなってしまった。
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<pubDate>Wed, 22 Jul 2009 23:33:22 +0900</pubDate>
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<title>泣く</title>
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<![CDATA[ 「おい、お前さぁ」<br><br>ドクンっと心臓が鳴った。<br>受話器の向こうから聞こえる声は紛れもなくダイちゃんの声。<br><br>「あのさ、吉井くんに何したの！？」<br><br>威圧的にダイちゃんの声が響く。<br><br>「何も、ただ部屋に行けないって断っただけ…」<br>私の声は震えてたに違いない。<br><br>「あんたさ、吉井くんに気もないのにずっとメールしたりしてたの？」<br><br>「気が無いとメールしちゃダメなの？」<br><br>「ダメだね。つーかさ、いいじゃん一晩くらい付き合ってやれば」<br><br>……。<br><br>気が付いたら私はボロボロ泣いていた。<br><br>受話器を無言で勇樹くんに渡して、わんわん泣いた。<br><br>ダイちゃんは私が自分を好きなのに気が無い吉井くんを利用したと思っているのだろう。<br><br>否定は出来ない…<br>勿論吉井くんと仲良くしたのは打算的なずるさがあったからだ。<br><br>ダイちゃんにこんな事を言われるなんて、悔しかった。<br><br><br>勇樹くんが号泣する私にビックリして<br>「ダイちゃん、緊急事態！大泣きしちゃってるから、取り敢えず俺の部屋集合！」<br><br>ダイちゃんを部屋に呼んだ。
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<link>https://ameblo.jp/lennon712/entry-10305288219.html</link>
<pubDate>Wed, 22 Jul 2009 23:17:57 +0900</pubDate>
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<title>電話</title>
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<![CDATA[ 吉井くんと私のやり取りを見兼ねた他のメンバーが助けてくれた。<br><br>ボーカルの勇樹くんとギターのりょうくんでした。<br><br>（ダイちゃんは一足先にホテルへ帰った為、このやり取りを見ていません。）<br><br>「吉井さん、ちょっと酔いすぎだよ、今日は部屋戻ろう」<br><br>そういって勇樹くんが私と吉井くんの間に入り宥めてくれ、戸惑っている私に取手ちゃんも「大丈夫？」と声をかけてくれました。<br><br><br>吉井くんはむっとした表情を浮かべ自分の部屋へ帰っていった。<br><br><br>揉めているうちに終電を逃した私達。<br>そこで、勇樹くんが「この４人で部屋で飲み直すか」と言うので言葉に甘えて取手ちゃんと勇樹くんの部屋へ。<br><br><br>勇樹くんの部屋で和やかムードで話していると部屋の電話がなった。<br><br><br>「もしもし、うん、あ、今俺のとこいるよ、うん、分かった。」<br><br>勇樹くんが私に受話器を渡した。<br><br>「ダイちゃんが代われって」<br><br><br>！？！？<br><br><br>私はパニックになりました。
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<pubDate>Tue, 21 Jul 2009 13:52:56 +0900</pubDate>
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<title>ツアー</title>
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<![CDATA[ それはメールボンドが全国ツアーに出た時の事。<br><br><br><br>私は東北の街に友達の取手ちゃんとメールボンドを観にきていました。<br><br><br>取手ちゃんの到着が遅れた為、私が独りでCDショップで時間を潰していると、幸運なことにメンバーに遭遇！<br><br>ビックリしてワタワタしていると、「これから夕飯なんだけど一緒にどう？」と…<br><br>ダイちゃんと夕飯！！！<br><br>私のテンションは完全に振り切りました。<br><br><br>メンバー対私。<br><br>勿論会話なんてまともに出来るはずもない、心の中で取手ちゃんが早くきてくれる事を祈っていました。<br><br><br>取手ちゃんが到着するも、結局私たちはまともに会話出来ず…<br>あいわからずのヘッポコぶり。<br><br><br>そしてカチカチのままなんとか終電まで飲んで店を出た時、<br>吉井くんが私の耳元でこう言ったのです<br>「俺の部屋くるよね？」<br><br>と…。<br><br>なんですと？？<br><br>「…え？？」<br><br>聞き返す私に吉井くんが今度は手を肩に回してきて<br>「部屋くるでしょ？」<br><br><br>ちょっ！！<br><br>「いやいや、何言ってるの～。酔いすぎでしょ吉井くん」<br><br>すると<br><br>「何で？俺たちの今までは何だったの！？」<br><br>今までってなんだよ！？<br><br>しかし、吉井くんの目は本気です。<br><br><br>どうしよう…<br>断ったらこれからのライブ気まずいし、でもどう考えても無理！！<br>私が好きなのはダイちゃんなのに。<br><br><br>絶体絶命です。
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<pubDate>Tue, 21 Jul 2009 09:49:17 +0900</pubDate>
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<title>吉井くん</title>
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<![CDATA[ ダイちゃんとどうしても上手く話せない私、いつの間にかダイちゃんと仲の良いメンバーの吉井くんと話す回数が増えていた。<br><br><br>吉井くんと話していると、ダイちゃんが会話に参加してきて運良く話せたりしたし、２人きりじゃなければそこまで緊張しなかった。<br><br><br>吉井くんの事はハッキリいって男性としての興味は無かったのだけど、だからこそ一番話しやすいメンバーだったのです。<br>（勿論、本来はこのスタンスが理想）<br><br>そのうちに吉井くんとはメールしたり、物を貸し借りしたりするくらい仲良くなった。<br><br><br><br><br><br>そしてこれが後に大惨事を引き起こすのでした。
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<pubDate>Mon, 20 Jul 2009 12:39:31 +0900</pubDate>
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<title>ライブ三昧</title>
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<![CDATA[ ライブに通ううちに好きなバンドも増えてきて、ライブハウスに通うことが楽しくて仕方なかった。<br><br><br>私は人見知りな性格と少々男の人が苦手だったこともあり、<br>ダイちゃんとはほとんど会話出来なくて、ライブ仲間のアイちゃんや取手ちゃん、みーちゃんがメンバーと楽しく話してるのを見ては自分のヘッポコぶりに凹んだりしていました。<br><br>他のファンの子がダイちゃんと話しているのをメラメラしながら見ている日々。<br>元々独占欲が強く、恋愛一直線の私の頭の中はダイちゃん一色。<br><br>思い込んだら曲げない頑固さが拍車をかけ、独りよがりの勘違いな恋が暴走するのでした。<br><br><br>そして同棲中の大山くんをほったらかしている事にこの時の私は気付かないでいました。
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<link>https://ameblo.jp/lennon712/entry-10303444051.html</link>
<pubDate>Mon, 20 Jul 2009 11:01:16 +0900</pubDate>
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<title>バンギャデビュー</title>
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<![CDATA[ ライブハウスに通うようになった。<br><br>下北、新宿、渋谷、高円寺色んなライブハウスに足を運んで「メールボンド」のライブを観た。<br><br>都内だけじゃ飽き足らず、大宮、宇都宮、仙台、関西まで遠征するようになって。<br><br>バンドに夢中なあまり多くの友達は作らなかったけど、その時に仲良くなった数人の友達は今でも気楽に話せる良い仲間です。<br><br><br>私はベースのダイちゃんが大好きで、いつも定位置の左側、ダイちゃんの前でライブを観ていた。<br><br>ダイちゃんはあまり演奏は上手くなかったけど、キラッキラした目が犬みたいに可愛くて、黒い肩まである髪がど真ん中だったのだ。<br>勿論、彼らの音楽もサイコーだった。<br><br>沢山バンドを観てきたけど未だに彼らを超えるバンドには出会えていない。<br><br><br>そんなわけで、私は俗に言うバンギャになってしまったのです。<br><br>あぁ…。
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<pubDate>Mon, 20 Jul 2009 01:48:18 +0900</pubDate>
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<title>ライブハウスとの出会い</title>
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<![CDATA[ 私は中学の初恋以来、恋をしていないと死んじゃうんじゃないかというような恋愛至上主義者で、常にドキドキしていたい、切なくなりたい、追い掛けたい、そんなタイプの面倒くさい女だったのですが<br><br>大山くんと付き合ってから４年、ドキドキするような出来事に出会えずくさくさしていました。<br><br>そもそも、大山くんとは猛烈に片想いしたでもなく、駆け引きをしたでもなく、ドキドキする暇もなく付き合ってしまったので物足りなさを感じていました。<br><br>よく耳にする、愛情はあるけど、家族みたいな感覚で恋愛じゃない状態。<br><br><br>その頃「スプリングス」のボーカル相模さんがソロ活動を始め、ライブがあると聞き、初めて下北沢のライブハウスへ足を踏み入れたのです。<br><br><br>東京のライブハウスは退屈していた私に刺激的な空間を与えてくれた。<br><br>真っ暗で人でぎゅうぎゅうの地下、ドキドキした。<br><br><br>相模さんの対バンのバンドを観た時のことでした、私の頭にドーンと衝撃が走った。 <br><br><br>四人編成のそのバンド、みんなが丸いロングヘアーで曲もちょっと古い感じのロック。<br>演奏は粗いけど、どうしても心に焼き付いて仕方ない。<br><br><br>そして私はそのバンド「メールボンド」の追っかけと化すのでした。<br>
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<pubDate>Sun, 19 Jul 2009 21:45:56 +0900</pubDate>
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