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<title>黄色いチューリップを救って</title>
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<description>多分恋愛小説。土日以外毎日更新が目標。本物の篠田美羽さんごめんなさい…。そしていらっしゃいませー。この物語は完璧フィクションです。いや、一部にノンフィクションがあります。</description>
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<title>第四章　オウバイ　＜４＞</title>
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<![CDATA[ ためらっている私より先に、姉はカチューシャを私の頭につけた。鏡がないのでどうなっているのか自分ではよくわからない。<br>こめかみ付近が少し痛む。カチューシャを付けるのは初めてに等しい。おそらく、小学1年か2年の頃、母親に無理矢理付けさせられたのだろう、という写真に見覚えがあった。<br><br>「うーん、ま、こんなもんかな」<br><br>ちょいちょい、と指先でカチューシャを微調節していた。<br>姉は私より背が10センチほど低いので、腕が疲れたようだった。ふぅ、と一息して、腕をシェイクしている。<br><br>「あっそれ、壊したら弁償だからね！じゃ、いってらっしゃーい」<br><br>姉は手を振りながらリビングの中へ入っていく。<br><br>なら貸すなよ、と思いながらも姉に少し感謝して、玄関を出る。<br>もうすぐ、私の知らない人に会うんだ。<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10146556511.html</link>
<pubDate>Thu, 02 Oct 2008 22:04:32 +0900</pubDate>
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<title>第四章　オウバイ　＜３＞</title>
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<![CDATA[ しばらくこけしのように突っ立っていると、後ろから肩を叩かれた。<br><br>「これ付けな」<br><br>姉が出したのは、リボンの付いたピンク色のカチューシャだった。<br>いつも、姉がデートに行く時の3回に1度は付けている、お気に入り（だと思われる）やつだ。<br><br>「え…いいの？」<br><br>正直、私にはピンクが似合わない、と思っていた。今着ているワンピースは、白のワンピースだ。無難でいいと思ったからだ。御飯がパスタやカレーうどんだったら悲惨だけど。<br>私は、カチューシャに手を伸ばしながら言う。それでも、迷いがあった。<br><br>「あんたそんな頭で行くつもり？これ付ければちょっとはごまかせるでしょ」<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10145351413.html</link>
<pubDate>Mon, 29 Sep 2008 21:25:28 +0900</pubDate>
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<title>第四章　オウバイ　＜２＞</title>
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<![CDATA[ 麦茶を飲む姉に、「うっさい、デートじゃないわ。たまにはおしゃれしなきゃ女が廃るってやつよ」と言ってやった。<br><br>姉はしきりに嘘だ嘘だと連呼して、デェト～デェト～～♪と鼻歌まで歌っていた。<br>まったく、めでたい頭だ。<br><br>髪を巻いたはいいものの、慣れてない私。<br>なんだか、巻く、というよりも、すずめの巣を作ったみたいにぼさぼさになってしまった。<br>まぁ、こんなもんか……と、諦めてリビングへ出ると、「ちょっと待ちなさい」という声が聞こえた。姉だ。相変わらず麦茶を手にしている。よく飲むやつだ。<br><br>私は嫌な予感がした。どーせ変だのぶすだの似合わないだの、笑いものにするんだろう……。<br>ちょっと沈んだ気分でいた。姉は、私を引き止めたまま、自分の部屋へ向かった。<br>私の予想の行動と違ったので、私は姉に言われたとおり、一応待つことにした。<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10143384187.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Sep 2008 22:09:18 +0900</pubDate>
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<title>第四章　オウバイ　＜１＞</title>
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<![CDATA[ 結局、えりぃの紹介してくれるという人とは土曜日に会うことになった。<br><br>平凡な一週間も過ぎ、今日は土曜日。<br>興味ない、とは言っても、一応『お客さん』と会うわけなので、私にしては珍しく化粧をし（そもそも高校では規則で化粧をしてはいけないことになっている）、滅多に着ないワンピースを着て（タンスの匂いがちょっとする……）、髪も巻いた。<br>髪を巻いていると、姉が洗面台へ来た。<br>私を見るなり、驚いた表情で<br><br>「なぁにその格好！？まさか、デート！？あんたが！？ねぇ……」<br><br>姉は手に持っていた麦茶のペットボトルのふたを開け、飲み始めた。<br>おそらく姉も、今日の『正真正銘の』デートのためにおしゃれをしようと洗面台へ来たのだろう。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10142530547.html</link>
<pubDate>Mon, 22 Sep 2008 21:29:37 +0900</pubDate>
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<title>第三章　キブシ　＜５＞</title>
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<![CDATA[ 「私が土日暇なの知ってるくせに　笑。<br>どちらでもいいよ。本当に聞いてくれたんだね。ありがとう。」<br><br>今頃、えりぃはまだ寝てるだろうか。<br><br>あるいは、まだ彼氏さんとラブラブ……それはないか。<br>考えたくもない。<br>送信完了の画面を確認して、携帯を閉じる、私は今度こそ二度寝をしようと目を閉じた。<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10140918009.html</link>
<pubDate>Thu, 18 Sep 2008 22:08:59 +0900</pubDate>
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<title>第三章　キブシ　＜４＞</title>
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<![CDATA[ さすが、行動力のえりぃ。まさか本当に（しかもこんなに早く）聞くとは思わなかった。<br>えりぃに話を持ちかけられた時は、そりゃあ悩んだ。私には必要ないんじゃないか、とも思った。迷った理由の一番は、えりぃに迷惑をかけたくない、という気持ちだった。<br>だけどもう、迷っている理由もなくなった。<br><br>えりぃが、私のために彼氏さんに聞いてくれて、彼氏さんも私のために（厳密にいえばえりぃのために、だとは思うけれど）セッティングしてくれる。<br>人にいろいろさせておきながら、断るわけにはいかない。<br><br>まだ外は薄くらい。えりぃが起きているとは思えなかった。<br>少し時間は早いけど、えりぃに返信した。私が起きなかったように、えりぃもメールでは起きないだろう。<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10140122674.html</link>
<pubDate>Tue, 16 Sep 2008 22:08:03 +0900</pubDate>
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<title>第三章　キブシ　＜３＞</title>
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<![CDATA[ 昨日は早く寝てしまったので、夜に来たメールだろう。<br>着信に気付かないほど寝てしまっていたらしい。<br><br>携帯を開く。<br>「新着メール一件」の文字が目に入る。まだ、外は若干暗いので液晶の光が眩しい。<br>受信ボックスを開いた。えりぃからだった。<br><br>『夜遅くにごめんね！起しちゃったかな？<br>今日彼氏に紹介できる人がいるかどうか聞いてみました。<br>そしたら、彼氏お勧めの人がちょーどよくいるらしい。<br>彼氏がセッティングするよー、と言ってくれているけど、来週の土日はどう？暇かな？』<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10139759751.html</link>
<pubDate>Mon, 15 Sep 2008 23:06:47 +0900</pubDate>
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<title>第三章　キブシ　＜２＞</title>
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<![CDATA[ きっと姉は外で猫かぶってるに違いない。でなければ、彼氏なんて出来るはずがない。<br>それくらい、私にとって見れば姉は迷惑な存在だった。<br>頭もいい、顔はまぁ普通だけど、長女、というだけで親や祖父母から可愛がられる。<br>私とは扱いが全然違った。表情も、お年玉の金額も、買ってもらう洋服も……。<br><br>それもあってか、姉はすごく怠けている。<br>家ではぐーたらしていて、私が起こさないと朝は起きられないほどだ。どっちが姉なんだか。<br><br>大体、日曜日はいつも彼氏さんとやらとデートらしい（私は彼氏さんを見たことがない）。<br>今日一日猫かぶりなんて、御苦労なことだ。<br><br>早く起きすぎたので、二度寝をしようと布団にもぐってから、ベッドに置いてあった携帯のランプが光っているのに気付いた。<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10137758631.html</link>
<pubDate>Wed, 10 Sep 2008 22:27:10 +0900</pubDate>
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<title>第三章　キブシ　＜１＞</title>
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<![CDATA[ 日曜日、私は何の予定もないにも関わらず、朝6時くらいに目が覚めた。<br>だいぶ、日の出る時間が遅くなったようで、まだ辺りは薄暗かった。<br>ジョギングをしている人のジャージがかすれる音がほのかに聞こえた。<br><br>昨日はさんざんだった。<br>結局、姉には馬鹿にされ、父の洗車を手伝わされた。「お前暇だろう、手伝え」だって。<br>これは、お手伝い代として500円もらえたからまぁよしとしよう。<br><br>姉は、私から見ればあんなに性格が悪いのに、何故か彼氏がいる。<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10136969270.html</link>
<pubDate>Mon, 08 Sep 2008 21:52:23 +0900</pubDate>
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<title>第二章　ライラック＜６＞</title>
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<![CDATA[ 「どうした？寝た？」<br><br>えりぃが聞いてくる。少し、私も考え過ぎていたようだ。<br><br>「ううん、寝てない。でも眠いかも。……おやすみ」<br>「待って、美羽」<br>「何？」<br>「私、あんたを一人になんてしないから安心して。あと、明日、彼氏に紹介できる人いないかどうか聞いてみるから」<br><br>えりぃに考えていた事を読み取られているみたいだ。<br>私は態度に出やすいし、えりぃはよく気がつく。<br>本当にえりぃには頭が上がらない。<br><br>「うん……ありがと。本当に、おやすみ」<br>「おやすみ」<br><br>えりぃの彼氏さんには悪いけど、特に期待もしていない。それに、こっちだって今すぐ誰かと付き合いたい、彼氏が欲しい！っていうわけでもないから。<br>ただ、えりぃの善意を無駄にすることはできないし、えりぃにも迷惑かけていられないので、一応の同意をしておいた。<br><br>明日、家に帰って何をしよう、ということだけを考えて、今日は眠ることにした。<br>
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<link>https://ameblo.jp/lepolo/entry-10135406995.html</link>
<pubDate>Thu, 04 Sep 2008 21:31:10 +0900</pubDate>
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