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<title>Les jours calmes pour mari</title>
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<title>見てみ</title>
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<![CDATA[ <br>ねぇ <br><br>見てみ <br><br>今夜の空 <br><br>低くてさ <br><br>広くてさ <br><br>碧くて <br><br>明るくて <br><br>月も星も <br><br>すっごくきれいだよ <br><br>きっと<br><br>空気が澄んでるんだね<br><br>
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<pubDate>Sat, 19 Feb 2011 00:02:46 +0900</pubDate>
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<title>禁煙と失恋</title>
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<![CDATA[ <br>煙草をやめたのは、この先２０年間喫煙した場合の金額を計算したから<br><br>４４０円に値上がりしたセブンスターを２日に１箱吸うと、<br>１か月で６，６００円。<br>１年で７９，２００円。<br>２０年で１，５８４，０００円を煙草に費やすことになる<br><br>なんと恐ろしい…<br><br>けれどこれまで20年以上も喫煙を続けた身体から、そう簡単にニコチンは抜けない<br><br>もはや薬物中毒！恐怖と挫折のスパイラル!!<br><br>アルコールより始末が悪いかもしれないと断念しそうになる<br><br>毎朝、決意する。「今日は吸わない」と<br><br>「もう吸わない」では早々に心が折れることはわかっているから<br><br>それでも、いちいち、煙草の自販機や看板が目につき、喫煙室から洩れる煙草の臭いに引き寄せられる<br><br>１箱だけ買おうか、とレジに向かう数秒の間に迷いが生じる<br><br>だから――<br>20年後にはきっとまた吸ってるな、そんな軽い気持ちでいる<br><br>恋に敗れた心を修復するの同じ<br><br>もうずっと会えないと思うから苦しいし、この世の終わりみたいに考えるから切ない<br><br>またいつか会える、そんな軽い気持ちでいい<br><br>そのうち、肺も心も真っ白<br><br>そう私の憧れの真っ白になる<br><br>そしたら、<br>晴れて喫煙するのさ<br>晴れて恋愛するのさ<br><br>
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<pubDate>Tue, 08 Feb 2011 18:44:41 +0900</pubDate>
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<title>アイラブシネマ</title>
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<![CDATA[ <br>毎週金曜日は、マックポテト食べながらのＤＶＤ観賞日<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/320.gif" alt="音符" class="m"><br><br>今週は「ベスト・キッド」<br><br>リメイク作品の場合、前作を知っていると、どうしても比較してしまって面白くない経験があるので、極力観ないことにしてるんだけど、これは意外!!面白かった<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/320.gif" alt="音符" class="m"><br><br>今回、ジャッキー・チェンは主役じゃないから彼のアクションシーンはないに等しいんだけど、ウィル・スミスの息子が、まだ子供なのにめちゃかっこよかった<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif" alt="ﾄﾞｷﾄﾞｷ" class="m"><br><br>10代であんなに魅力的な少年は初めて<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif" alt="キラキラ" class="m">子役でブレイクして悲惨な人生を送る人も少なくないけど、彼には素敵な男性になってほしいなー<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif" alt="キラキラ" class="m"><br>ただ友達の話では記者会見の態度がよろしくなかったと…残念<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/032.gif" alt="ハートブレイク" class="m"><br><br><br>先週は「オーシャンズ11・12・13」<br><br>こちらもリメイク。前作は観てないけれど、これだけ絶妙なストーリー展開が繰り広げられるなら、是非前作も観てみたい!!そしてキャストも豪華!!ジョージ・クルーニーって素敵なのね<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif" alt="キラキラ" class="m"><br><br><br>
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<pubDate>Sat, 05 Feb 2011 20:06:32 +0900</pubDate>
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<title>出会いの大切さとありがとうの言葉</title>
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<![CDATA[ <br>今、現在日本には約1億3000万の人間が生きています。<br>仮に一人につき1分間会ったとして、<br>全員に出会うには1億3000万÷60分÷24時間÷365日と計算すると、<br>飲まず食わず寝ずで247.3年かかります。<br>もし一人につき1時間だったら、<br>1億3000万÷24時間÷365日でナント14840.1年もかかっちゃうんです。。。<br>そうすると、男女問わずに今トモダチやカレシ・カノジョと出会ってることって、<br>ものすごい奇跡的な出会いなんですよね。<br>だから自分は出会いを大切にしようと思います☆<br><br>と言った知人がいました<br><br>私は今までどれだけの人達と出会ったでしょう<br><br>両親や姉妹に始まり、祖父祖母、叔父叔母、従兄弟、甥姪、恩師、同級生、先輩後輩、上司、同僚、彼氏や結婚相手、親友や悪友、自営業時代にお付き合いした方々、ママ友…<br><br>私が嫌いになった人、私を嫌いになった人、今も会いたい人、もう会いたくない人、深い付き合いができた人、打ち解けられなかった人、挙げ出したら、キリはありません<br><br>昔の私は、欲しいものは何が何でも手に入れ、要らないものは有無も言わさず排除していました<br><br>それが例え、人の気持ちであったとしても…そうやって身勝手に浅はかに生きていました<br><br>それでも今は、少しは人の優しさも厳しさも強さも弱さも酸いも甘いも知っています<br><br>別れというものがどれほど辛く淋しいものかも人並みに知っています<br><br>それらはすべて、今まで出会った人たちが教えてくれました<br><br>あの人、どうしているかしら？　疎遠になってしまった人達もみんな、思い出の中で微笑んでくれています<br><br>先日、ネットで知り合った方が亡くなりました。<br>初めてのオフ会で緊張をほぐしてくれたのは、「まりさ～ん」と奥の席から声をかけてくれた初対面の彼女でした。すごくホッとしたのに、照れ臭くて「ありがとう」を言えなかった…<br>それから仲良くなり、上手に花を育てられるようになったのは花屋さんで働いた経験を持つ彼女のお陰でもありました。<br>今年もよろしくね、と言ってくれたばかりなのに。慌てて、ありがとうを言っても、もう彼女に届かないことが悔やまれてなりません。<br><br>ありがとう、安らかにお眠り下さい<br><br><br>私は今月また一つ歳を重ね、改めて沢山の人々から与えられた沢山の温かい心に感謝しています<br><br>今まで出会ったすべての人、この先出会う一人ひとりに、ありがとうの言葉を忘れず、同じ後悔をしないよう、生きようとつくづく思うのです<br><br><br>
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<pubDate>Tue, 25 Jan 2011 21:40:15 +0900</pubDate>
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<title>ゲーム</title>
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<![CDATA[ <br>思い込むことが大切なんだ、てその人は教えてくれた<br><br>信じる者は救われるんだって、と私が受け売りを言うと<br><br>新興宗教みたいなこと言いやがって！と、あいつが言った<br><br><br>いつも私は流される<br><br>ふらふら、ふらふら漂って、居心地がいいフリをして、場違いな自分に項垂れる<br><br>失敗して傷付いて失ってボロボロになって、でもそれは全て私が生み出したことじゃないか<br><br><br>そうだ！リセットしよう!!<br><br>私の人生だもの、何度やり直したっていいじゃない！<br><br>
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<pubDate>Sun, 23 Jan 2011 15:54:32 +0900</pubDate>
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<title>なんくるないさ</title>
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<![CDATA[ <br>沖縄は「何とかなるさ」というのが県民性で、死に物狂いで何かを勝ち取るような性質は持ってないそうだ。<br>その南国らしい陽気なスタンスで私は好きだ。<br><br>でも、そういった理由から、高校野球での優勝経験は過去に一度もないらしい。<br><br>今夏、興南高校が優勝できたのは、監督がそのスタンスを変えたからだという。<br><br>「喜んでるヒマがあったら、次にどうするか考えろ」<br><br>だから試合中、選手はヒットを打ってもガッツポーズもしない。盗塁決めて思わず挙げかけた腕も下げていた。<br><br>１点先制したところで、いちいち喜んでいるな。勝負は最後の最後までわからないのだぞ！そういうことね。<br><br>真剣勝負はカッコイイ。あらゆる分野で成功した人達はそうした強い意志を以って生きているんだろうな。<br>でも甲子園のその選手達の姿が、私には冷たく淋しいものに感じた。<br><br>生物の中で笑うことができるのは人間だけだよ。嬉しいときは我を忘れてお祭り騒ぎしようよ！よっしゃ～!!てガッツポーズしようよ！<br><br><br>なんてね…これだからワンランク上に進めないのよねf^_^;<br><br>むむむ～…<br><br><br>
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<pubDate>Tue, 14 Dec 2010 10:14:06 +0900</pubDate>
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<title>TOKYO BOOTLEG 2010 MIXED BY DJ あばっと!!</title>
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<![CDATA[ <br>東京・渋谷CHELSEA HOTEL、大阪・梅田Shangri-laを主戦場とする、新世代の極上邦楽ROCK PARTY「TOKYO BOOTLEG」（通称ブトレグ）の初の公式MIX CD!!<br><br>第一弾となる今作のMIXは、ブトレグレジデントDJ中でも随一のテクを持つDJ・あばっとが担当だよ!!<br><br>めっちゃかっけ～!!聴いてね<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif" alt="キラキラ" class="m"><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20101124/22/lesmari/5d/97/j/o0130013010879445826.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20101124/22/lesmari/5d/97/j/t01300130_0130013010879445826.jpg" alt="Les jours calmes pour mari-あばっと.jpg"></a>
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<pubDate>Wed, 24 Nov 2010 22:50:24 +0900</pubDate>
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<title>ワタシは私</title>
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<![CDATA[ <br>ねぇ、大切なモノを失くしても、私はこうして生きているよ<br><br>紅蓮の森は繁り、黄金の水面は煌々と輝く<br><br>空は群青色に変わり、夕陽は漆黒の如く沈んでいった<br><br>紫紺の海は萌黄色の飛沫をあげている<br><br>地平線の向こうには、真白な波を纏った碧く穏やかな海原が広がっているよね<br><br>でも私はここにいる<br><br>この波に揺られて進むよ<br><br>そこにもう恋なんてないかもしれないけど<br><br>だから<br><br>どうぞ、私が愛した人の幸せが永遠に続きますように<br><br>もうじき、また新しい年が訪れる<br><br>また冗談みたいな出来事が待ち受けているのかな<br><br>でも何が起きても驚かない<br><br>だって、大切なモノを失くしても、私はこうして生きているもの<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lesmari/entry-10716389225.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Nov 2010 00:33:05 +0900</pubDate>
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<title>タイムスリップ</title>
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<![CDATA[ <br>あの人どうしてるかな、と懐かしむということは、その時代を自分が確かに生きていた、という証だそうだ――<br><br><br>先日、20年ぶりに数人の高校時代の同級生に再会した私は、懐かしさよりも歳を重ねることの重大さを感じた<br><br>自分も同じように歳を重ねてきたというのに、確かに時間は経過したのだという事実を突き付けられた気分になった<br><br>自分のことは棚に上げ、何という痴がましさなのか、と言ったところなのだが…<br><br>この20年、地元を離れてから仕事以外では同世代との交流が殆どないことが原因か環境の違いか何かわからないけれど<br><br>物事に対しての感覚や生活のスピード感のようなものに違和感を覚えた<br><br>人は年齢で判断できることとそうでない場合があるとは思っている<br><br>若くして成す者もあれば、幾つになっても進歩のない者もいる<br><br>いつまでもエネルギッシュな人もいれば、そこに落ち着いてしまう人もいる<br><br>高齢になればなるほど、その差は明白となっていくように思う <br>別段、私がその友人たちよりも勝ったところがあると言いたいわけではない<br><br>ただ、同じ時間を過ごしてきたはずの友人たちを懐かしく思う気持ちはなく、何処か異国の人のように感じたという話だ<br><br>あの頃、私は一生懸命生きていなかったと思いたくはないのだけれど…<br><br>
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<pubDate>Mon, 30 Aug 2010 22:17:39 +0900</pubDate>
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<title>刹那主義</title>
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<![CDATA[ <br>三島由紀夫の『鏡子の家』の中で、作者は「戦後」という「空白」の時代の壁画を試みようとしたのであり、何を映そうがそれ自体は恒に「空白」にとどまる、という娼婦的な性格が「鏡」というものの本性だ。と江藤淳は言っている。<br><br>そして、主人公の一人、清一郎は鏡子にシニカルなことを言う。<br><br>「君も本音を吐けば、やっぱり崩壊と破滅が大好きで、そういうものの味方なんだ。あの一面の焼野原の広大なすがすがしい光りをいつまでもおぼえていて、過去の記憶に照らして現在の街を眺めている。きっとそうだ。……君は今すっかり修復された冷いコンクリートの道を歩きながら、脚の下に焼けただれた燠の火照りを感じなくては、どことなく物足らず、新築のモダンな硝子張りのビルの中にも、焼跡に生えていたたんぽぽの花を透視しなくては、淋しいにちがいない。でも君の好きなのはもう過去のものとなった破滅で、君には、その破滅を破滅のままに、手塩にかけて育て、洗い上げ、完成したという誇りがある筈だ。君の中には、……灰の中から立ち上ったり、悪徳から立直ったり、建設を謳歌したり、改良したり、より一そう立派なものになろうと思ったり、やたらむしょうに復興したり、人生を第一歩からやり直そうと思ったり、……そういう一連の行為に対する、どうにもならない趣味的な嫌悪がある筈だからね。君は現在に生きることなんかできやしないよ」<br><br><br>この小説は1960年頃に執筆されたもので、戦後の日本の政治に対する三島由紀夫の比喩的小説と思われる。しかし私は戦争を知らない。敗戦直後の人々の生きざまなど何も解っていない。戦争というものが、この国とこの国の人々にどのような影響を及ぼしてきたか、漠然とした印象しか持っていない。だから三島由紀夫が一般大衆に向けて伝えたかったことを読み取ることはできなかった。<br><br>ただ、人というものは、いつの時代も各々が自らの思考で世相を学び取り認識し、何らかの影響を受け、個人を確立していくのだが、そこには常に大なり小なりの柵（しがらみ）がはだかり、それらに翻弄されながら生きている。そして欲望をはじめとする感情という厄介なものも交錯する。そうした上に政治国家というものは、成り立っているのだ。<br><br>いや、アナーキズムを称えたいわけでも何でもない。そんな難しいことは私にはわからない。<br><br>小説の結末は「壁をぶち割ろう」とした者、「壁を鏡に変えてしまうだろう」と言った者は滅亡し、「とにかくその壁を描こう」とした者と、清一郎のように「俺はその壁になる」という者が生き残った。<br><br><br>私には執着心というものが欠けている。端的にいうなら、空白の時間を刹那的に生きている。私がいう空白は、三島由紀夫がいうところのそれではないのだが、おおまかに括れば同じ意味を持つかもしれない。<br><br>その時その事柄に夢中になったとしても、それはその時だけの感情でしかなく、永遠に続くことはない。だから殊に辛苦的な出来事は、私にとって無いに等しく、どんな苦渋を味わおうとも、その時それを乗り越えればそれで済んでしまう。<br><br>感動や関心も無いといってしまえばそれまでであり、それが人情の欠如だと言われれば、言い訳のしようもない。嘗ての私はそうした周囲の非難の言葉をストレートに受け取り、どうにかなるはずもない欠落した部分の修復に頭を悩ませた。<br><br>清一郎のいうところの「崩壊と破滅が大好きで、過去の記憶に照らして現在の街を眺めている」鏡子にもまた何処か欠落したものを感じる。だから「君は現在に生きることなんかできやしないよ」と清一郎は言ったのだろう。しかし、欠落している人間だからこそが、持ち合わせている信念があると私は思う。<br><br>清一郎が言わんとすることは、革命を起こそうとか新しい国を作ろうとか大それたことでなく、普通のことをやればいいじゃないか、ということではなかろうか。個人レベルでも同じことだ。ただ、普通という感覚が個人によって様々であることが前提の話ではあるが。<br><br>因って、私のように刹那的思考の持ち主であっても、その時、鏡に映し出されるものと社会的風潮のタイミングがうまく交誼を結べば、内に秘めたものが過去のものであろうが、現在のものであろうが関係ないということであり、それを批判することは何が正しくて何が間違えているのかを質すことが滑稽であることに等しい。<br><br>虚無主義を推奨するつもりは全くない。「虚無」が老子の説く有無相対を超越した絶対の境地であるとすれば、民主主義であるはずの世の中で自分らしく生きていくことは誰にでもできると思うのである。<br><br>
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<pubDate>Thu, 26 Aug 2010 23:03:41 +0900</pubDate>
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