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<title>甘い毒と苦い愛</title>
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<description>恋人のように何年たっても互いを思い合う結婚．．．．何人の人しているだろう結婚と恋、罪と本音…　</description>
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<title>2011/11/22</title>
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<![CDATA[ 倒れ込むように施術ベッドに二人横になりながら、 <br><br>ここで？  カギは <br>あ、 <br>また空っぽな笑い方をする。 <br><br>彼はクリニックのドアにカギをかけ戻ってきた。 <br><br>映画やドラマじゃないから、現実だからこの気の抜けた間がやりきれない。 <br><br>いつもは締め切られた事務所のカーテンを開けまた私の手を引きソファに座らせる。 <br><br>こんな時こそ何か話してくれたらいいのに黙ってまたキスする彼 <br><br>暖かい手 <br>香水の香りまで心地いい <br>肌に直接触れる彼の手 <br><br>ぬがしやすい服で来た自分に自己嫌悪 <br><br>彼の一つ一つを感じている <br><br>硬い髪 <br>肌 <br>胸の厚み <br>腕の筋肉 <br><br>素肌を重ね 入ってくる彼がとても熱い <br>体の力が入ったり <br>抜けたり <br>こんなに感じる事がまだ自分にも出来るんだ <br><br>皮膚と皮膚の音 <br>濡れた粘膜の出す音と彼の漏れる声 <br><br>好きだよ  ユリ<br><br>名前で呼ばれビクッとする <br><br>あ いい  ごめん おれいきそ <br><br>彼の背中に回した手で抱き寄せると苦しいくらいにだきかえされた <br><br>苦しい <br><br>とまらない <br><br>動きが止まると尚も強く抱きしめる。<br><br>このまま、こうしてここで眠りたい<br><br>大丈夫？ <br>と聞く彼に黙ってうなづいて腕を自分引き寄せる <br><br>どのくらいたっただろう <br>少し寝たような… <br><br>まだ 居れる？ もう時間ないね<br>ちょっと微笑んで彼を見た <br>抱きつくと優しく首筋キスする彼<br><br>電話しないでね。 ごめんって。 私には片切さんとの時間が必要なの  長くゆっくり、そばに居て欲しい。 <br><br>こんなセリフも用意してあった <br><br>彼はまた私を抱きしめて何度もキスする この余韻の中にいたい。どこにも行かず。<br><br>服を着始める自分が妙に惨めに感じる。現実なんてこんなものだけど<br>こんなに名残惜しく帰る自分に呆れてしまう<br><br>彼に後ろから抱きしめられる。 <br><br>運転気をつけて <br>と彼。 <br><br>うん  お休みなさい <br>本音 ～ <br>これからどうするのいつ電話してくれるの <br><br>メール教えて <br><br>若い自分だったら 先が分からない事に耐えられなかっただろう   こんな本音を言ってたと思う <br><br>あの でん…  <br>と彼が言いかけたのを <br><br>じゃ、また。 <br>寒いね <br><br>と打ち消した。 <br><br>家までの道 <br>もう一台も車はない 
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<link>https://ameblo.jp/lian2011/entry-11085913858.html</link>
<pubDate>Tue, 22 Nov 2011 14:56:43 +0900</pubDate>
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<title>彼なりの表現</title>
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<![CDATA[ <p>施術は、信頼関係が成り立たないと受ける側も、施術する側も効果を作り上げれないもの。</p><p>お客様に自分が施術をする際、必ず呼吸を合わせることから始める。</p><br><p>施術される側に慣れていない私は、いつも彼のクリニックではただ横になり、目をつむり、脱力したまま</p><p>何も考えない。</p><br><p>”この間、ほんとすみません。　おれ、余計な事言って”</p><p>と彼が言いだす。</p><br><p>私は答えを用意していたし、こう切り出す事も分かっていた。</p><br><p>”いいんです。　片切さんの事信頼しているし、好きだから別に気にはしていないから”</p><br><p>”えっ？”　そう、きっとこの慌てた顔をするだろうと思った。　まじめな彼に対して少し私は意地悪だ。</p><p>軽く笑い声を彼は出す。</p><br><p>”え、　　…　じゃ横になって頂いて”</p><br><p>いつもの施術が始まる。</p><br><p>”どうですか、調子は”と彼。</p><br><p>”だいぶ、いいです。先週からしたら。　ただ、なんとなく内臓がいつも不安定というか、どことなく水っぽいし、</p><p>冷えるし、吐き気がするような気が残っていて、完全に元気ではない感じ”</p><br><p>黙って施術を続ける彼。</p><br><p>”気が本当に落ちているんですよ。　内臓は本当に弱いと思う”と彼。</p><br><p>静かな時間が過ぎてく。　暖かい部屋で、彼の手動きだけを感じて、ゆったりしていく。</p><br><p>”いつも思うけど、美山さんを施術しているとすごく感じるものがあって…　まじ、ご自身でも気をつけて</p><p>気を整えて下さい。　おれ、心配っすよ”</p><br><p>”また、言ってる。先週も言ってましたよね？　だからここに来ているの”</p><br><p>”あははは”　空っぽの笑い声は彼の特徴</p><br><br><p>頭に触れる手は暖かく、お腹の上に置かれた手もどんどん熱を発していく感じ。</p><br><p>静かだ</p><br><br><p>”てか、聞いていいすか？　さっき…その好きって言うのはどんな意味で、ですかね”</p><br><p>やっぱり聞き流さないんだ。</p><p>黙っていてみよう。</p><br><p>”えっ？”　彼は若いし、きっと人と人とのかかわりも理想がある。　彼が思う事以外の的を外した対応には彼は慣れていない。</p><br><p>”人間としても、こういう仕事をする人としても、男性としても好きっていう意味…　好きに色々理由がいりますか？　ただ、片切さんとの時間は私には心地いいの”</p><br><p>ただ、黙っている彼に、私は目も開けずにじっとしていた。</p><br><br><p>施術が一通り済むと体は脱力ととも重さも感じる。</p><br><p>”だるいですか？　大丈夫ですか？”　いつも聞く彼。</p><br><p>”はい、はい。大丈夫です。　ありがとうございました”　施術台から降りて彼を初めて見た。</p><br><p>施術台を挟んで、静かに立ってこっちを見たり、見なかったりの彼。</p><p>私は気付いているのに、気付かないふり。</p><br><p>”4000円ですよね？”</p><p>と手渡す私の手を引きよせた。　　やっぱり、そうだ。　彼も思いは同じだったんだ。</p><br><p>”おれも気になってて…”　</p><br><p>思っていたよりも、広い胸にあの香水の香りと強い腕。　強く抱き寄せられて、どこかﾎｯとしている自分がいる。</p><p>そう、こうなることを望んでいたし、今はこうして委ねていたい…</p><p>理性とか本音とか…　そんな事はどうでもよくて。　彼にただ抱きしめられたい。</p><br><p>首筋にキスしてくる。</p><p>さずがに、彼の目が見れない。　</p><p>黙って口元にも何度も何度もキスをする彼に、何年ぶりだろう…胸が苦しくなりながら、されるままになる自分</p><br><p>予約の時間が一番最後だったことも承知の上。　</p><p>こうなることも、予想していた通り。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lian2011/entry-11085597326.html</link>
<pubDate>Mon, 21 Nov 2011 23:46:38 +0900</pubDate>
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<title>年下の幼さ</title>
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<![CDATA[ <p>彼は、私よりも一回りは年下だろう。</p><br><p>施術の途中、途中で彼は話しかける。　留学の事や恋人のこと、今後のこと、日々思う事．．．．</p><p>クライアントだから出来るなら静かにゆったりと日々の雑念から離れたいのに。</p><br><p>でも、彼の人柄が見える。</p><br><p>まじめだし、熱血　でもそれを表に出すのはこっぱずかしい…そんな感じ。女だけの兄弟で育っているから</p><p>思い切りがないとも自分で話す彼</p><br><p>もっと勉強を積みたいし、留学したいけれどそんなことしてたら結婚出来ないし…そんな話を彼の口から聞くと</p><p>思っていない自分は、その時、その時で受け答えをする。</p><br><p>暖かくて、ゆったりとした1時間を過ごす。</p><br><p>帰り際、何か言いたそうにするけれど．．．．</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lian2011/entry-11084964071.html</link>
<pubDate>Mon, 21 Nov 2011 13:25:42 +0900</pubDate>
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<title>ターナーとの日</title>
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<![CDATA[ <p>ターナーは私よりも２つ年下のアメリカ人。</p><p>昔、付き合っていたが互いに結婚しそれぞれ交わる事のない人生を生きている。</p><br><p>出張でちょくちょく東京へ来る彼は、その都度電話をしてくる</p><br><p>見慣れない長い着歴はターナー</p><p>英語を話す事がない私は、会話もスムーズにはいかなくなった。　</p><br><p>”元気？　来週東京へ行くけど会える？”</p><br><p>”そうなの、分からないな”</p><br><p>”おいで。　少しだけでも一緒の時間を過ごそう”</p><br><p>日本人の男性が言わないようなダイレクトで、歯が浮くようなセリフもターナーは当たり前にさらっと言う</p><br><p>”時間が合えば行こうかな”</p><br><p>”行こうかなはダメ、会おう。　ホテルは○○○に泊まるから”</p><br><p>私もその昔、外資系企業にいた。　海外出張は、ファーストクラスでホテルは名の通ったところが当たり前に</p><p>用意されチェックインもホテルの部屋でしかしたことがない…　仕事と、自分の時間だけを楽しんでいたあの頃の</p><p>自分を思い出す</p><br><p>今は、生活感たっぷり、月曜にはごみを出して近所の町会のおばさんと話をし、小学校のママと会ったり、整体に行ったり．．．．　</p><br><p>成田空港をさっそうとスーツにヒールで、早歩きしていた自分はもしかしたら妄想だったのかとさえ思う。</p><br><p>”聞いてる？　先にホテルに行っててくれてもいいよ。出来たら泊らない？　過ごしたいんだ、君と”</p><br><p>”何を言ってるの。　奥さんに叱られるよ！　またメールでもするね”</p><br><p>ときる。</p><br><br><p>心のどこかで、裸になってターナーの大きな腕で抱きしめられて眠りたいとも思う。</p><p>現実逃避か。</p><br><br><p>”ママ、俺のチノ洗ってある？”と下から主人の声。　</p><p>”あ、ごめん。　朝、洗うね”</p><br><p>そう、そう、これが私が今いる現実</p>
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<link>https://ameblo.jp/lian2011/entry-11084800497.html</link>
<pubDate>Mon, 21 Nov 2011 08:42:44 +0900</pubDate>
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<title>私のこと</title>
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<![CDATA[ <p>40歳。　いつの間にか年は容赦なく…</p><p>結婚し8年目、子どももいて、それなりに幸せで、仕事もあり、．．．．．</p><p>自分が思い描いていた”結婚”とは違うけれど、それでも毎日がそこにある。</p><br><p>正直、どうしようもなく好きでたまらないという感覚は、主人にはない。</p><p>出会った時から。</p><br><p>私は恋愛すると溺れていく。</p><p>その溺れる自分が苦しいくせに、たまらなく刺激的で、　昔本気で自分が阿部定の生まれ変わりかもしれないと思った事がある。</p><br><p>ずっとそんな恋ばかり．．．．</p><br><p>主人とは学生時代にも1，2度会った事がある”知っている人”。</p><p>東京で再会し、数か月で結婚を決めた。</p><br><p>30歳も過ぎ、このまま一人なのか、一生働き働き、狭いマンションで死んでいくのか…</p><br><p>良くあるパターン。　そんな焦りで結婚したのかもしれない。</p><br><p>子どもが生まれてからもう5，6年主人とはセックスも一度もしていない。　したくないのだ。</p><p>なんの不自由も感じないし。</p>
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<link>https://ameblo.jp/lian2011/entry-11084550168.html</link>
<pubDate>Sun, 20 Nov 2011 23:08:22 +0900</pubDate>
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<title>23時の電話</title>
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<![CDATA[ <br><p>23時の電話にあわてて出る。</p><br><p>”先ほどはすみません。　おれ、あんなこと言うべきじゃなかったと思って。　気にしないで下さいね。本当に”</p><p>と、外から電話をしているのか交差点の歩道の音がする。</p><br><p>”ううん、大丈夫ですよ”と答える自分の声が、眠たげに聞こえる。</p><br><p>”寝てましたか？”　</p><br><p>”ええ、大丈夫です。”</p><br><p>”本当に、　　　　あの気にしないで。　美山さんだから話しても大丈夫かと思って。　でもおれあんな事は言わないほうがいいですよね。　すみません”</p><br><p>何度も、同じ事をいう彼の声は少し焦っているのが伝わる。</p><br><p>”大丈夫。本当に。ありがとうございます。”　</p><br><p>となりで寝ている息子が、起きてしまうからと私は声を静める。</p><br><p>”ほんと、すみません。じゃあ、また”</p><br><p>”はい、また”と携帯をきった。</p><br><p>彼の施術は少し不思議な感じだ。　私は色々な影響を受けやすい体質だと言う。　</p><p>霊的にも敏感なはずらしい。</p><p>施術中にそんな話をしていて、彼が　</p><p>”おれ、美山さんが心配ですよ。　まじで。こういう仕事って多かれ少なかれ人の気を受けるから”</p><p>と言う。</p><br><p>その日の夜に、かけてきたこの電話。</p><br><p>施術をする側とされる側で、特になんの関係もないのに、どことなく不器用なでもまじめな彼の存在は自分の</p><p>中でも心地よくなっている。</p><br><p>そばにいても苦にならない、心地いいのだ。</p><br><p>勝手な思い過ごしかもしれない。</p><p>でも、彼も似たような気持ちを持っている気がする</p><br><br><p>”もしもし、来週の予約お願いします”</p><p>2日後、私が電話をする</p><br><p>”あ、この間はすみません。”　　</p><br><p>次の予約は、夜9時。　いつもは昼間を指定する彼。　私も夜、最後のクライアントで会いたい。</p><br><p>繋がっているのか…　２つの心</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lian2011/entry-11084538372.html</link>
<pubDate>Sun, 20 Nov 2011 22:51:03 +0900</pubDate>
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