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<title>ライブゼロ</title>
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<description>いじめについて自分の体験と結果からいじめをなくす方法を考える。夢はいじめ撲滅！</description>
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<title>ライブ0013 復讐の想像</title>
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<![CDATA[ 僕の家には地下2階がある。<div>四畳半の和室の部屋を掘って自力で作った。</div><div>塩山を家に招待した。</div><div>相変わらずケラケラとよくしゃべる奴だ。</div><div>食事で酒も出してもてなした。</div><div>酒には僕が服用してる眠剤を入れておいた。</div><div>だんだん無口になって、「アキラ、ちょっと寝かしてくれ」</div><div>かなりの量の眠剤を飲ませたからぐっすりと眠っている。</div><div>地下1階にはたくさんの道具がある。</div><div>いろいろなものを置いてある。</div><div>包丁、鎖、縄、手錠、釘、鞭、…</div><div>地下1階におろすのにかなりの労力がいった。</div><div>久しぶりにタバコを吸った。</div><div>フーッと吸い終わってそのタバコを塩山の額に押し付けた。</div><div>起きる様子はない。</div><div>さー、もうひとつ下の階へ行こう…</div><div>5つ、張りつけるための十字架がある。</div><div>肩で塩山を担いでまず首を縄で十字架に固定。</div><div>次に足を縄で固定。</div><div>片腕を十字架に沿って貼り付けて釘で打ち付けた。</div><div>塩山の顔が歪む。</div><div>早くしないと目がさめる。</div><div>すぐさまもう片腕を釘で打ち付けた。</div><div>完成した。</div><div>それと同時にぼんやりと塩山がよだれを垂らしながら言葉にならない声を放つ。</div><div>まずは思いっきり素手で塩山の顔を殴ってやった。</div><div>気持ちがいいが自分の拳も痛い。</div><div>前歯が3本ほど折れたようだ。</div><div>相変わらず声にならない声で痛みを訴える。</div><div>心地がいい。</div><div>楽しみはこれからだ。</div><div>明日も楽しみにしておけよ、と声をかけてやった。</div><div>とりあえず楽しみを残しておくために地下2階を電気をつけたまま完全防音の部屋から出て行った。</div><div><br></div><div>つづく</div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/live1010/entry-12136720920.html</link>
<pubDate>Mon, 07 Mar 2016 19:49:25 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0012 アイデンティティー</title>
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<![CDATA[ 人はそれぞれ不完全ながらにもアイデンティティーを持っている。<div>自己同一性と訳されるこの言葉。</div><div>未だにどういうことなのかわかっていない。</div><div>ぼくがこのアイデンティティーから受ける感想は、自分の思考、自分の言動、自分の行動がまず一致していて、自分の過去と現在、それからこれからしようとする未来に一貫したものがあるか？という ことかなと勝手に思っている。</div><div>そしてこのアイデンティティー、まず生きることを前提にしているように思われる。</div><div>いじめを受けたぼくは慢性的、恒常的といってもいいほどの死への憧れがあった。</div><div>死ねばこの今感じている苦しみから逃れられる。</div><div>しかし死のうと思えば苦痛も伴うし、まず、勇気がいる。</div><div>死に方は色々と考えた。</div><div>首を吊るか？</div><div>入水？</div><div>飛び降り？</div><div>飛び込み？</div><div>割腹？</div><div>考えた末、致死量の薬を飲むことを選択した。</div><div>少しずつ薬を溜め込んで行って、いつでも死ねる状態にしておいた。</div><div>実際薬を服薬、未遂に終わった。</div><div>もう少しで死ねていた。</div><div>あの時死ねていたら、と思うこともしばらくあった。</div><div>しかしいま、奇跡的に生きることに喜びを感じている。</div><div>まず、死を前提としたアイデンティティーは確立できない。</div><div>死にたいと思うがなかなか行動に移せない。</div><div>薬を溜め込んでいることを隠さなければならない。</div><div>死ぬことを完遂しても死んだらアイデンティティーもクソもない。</div><div>ここまで話すとお分かりになるかと思うが、いじめを受けるということはアイデンティティーの構築ができない。</div><div>死の渇望の中でアイデンティティーのことはいつも考えていた。</div><div>どうしたらアイデンティティーを得られるのか。</div><div>死を前提としたアイデンティティーは構築できないのだ。</div><div>そしていまになって言えることだが、アイデンティティー何ていうものは生きることに喜びを見つけることができたら、たやすくそれは自分のものになるのだ、ということが分かった。</div><div>大胆に言ってしまえば、アイデンティティーを得ているかいないかは、生きる喜びがあるか否かなのだ。</div><div>生きる上でアイデンティティーを得ていると実感することの幸せはこの上ないものがある。</div><div>一方で、どうしたらアイデンティティーを得られるのだろうと答えのない思考に囚われていることは不幸なことだ。</div><div>ここまできたら、「いじめ」ということがいかに悪か！ということがわかると思う。</div><div>アイデンティティーを得ることを不可能にするのが「いじめ」なのだ！</div><div>自分という実感を重量感を持って体現することを不可能にするのが「いじめ」なのだ！</div><div>「いじめ」は人格の否定なのだ！</div><div>心を殺すということなのだ！</div><div>心を殺された人間は物体に近いものがある。</div><div>こんな悲しい苦しい理不尽なことがあって良いのか？！</div><div>いじめが犯罪であることは妥当である。</div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/live1010/entry-12136279033.html</link>
<pubDate>Sun, 06 Mar 2016 15:56:56 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0011 いじめは犯罪</title>
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<![CDATA[ いじめは犯罪！<div>というと法的にはそんな拘束はないじゃないか、と言われる輩がたくさんいるだろう。</div><div>だいたい、他人に対して暴言を吐いたり、他人の頭をペシッと叩いたりした時点で、何か対策を打たないといけない。</div><div>それがエスカレートして行っていじめという構図ができてしまう。</div><div>もうこうなったらいじめられる側の心は歪んでしまう。</div><div>そして最悪、命を落とす、自ら。</div><div>こんな理不尽なことがまかり通って良いのか？</div><div>命を落とさずに済んでも、心が死んだようになって回復しないということも考えられる。</div><div>加害者には何ら心の痛みもない。</div><div>いじめることは加害者にとって単なる遊びでしかない。</div><div>心の芯から笑って心を奪い取る。</div><div>何でも初期の段階で手を打つと軽症で済む。</div><div>暴言を吐かれたら、頭をペシッと叩かれたら、相手の胸ぐらを掴んでやるのが一番効果的だ。</div><div>なかなかその勇気を持てないのが現実だが、何もせずにされるがままになるといじめの対象になってしまう。</div><div>だから、思春期の親は、胸ぐらを掴んでやれ、ぐらいのことは教えといたほうがいい。</div><div>ロールプレイでそれを練習してみるのも効果的かもしれない。</div><div>親が加害者の役を務めてロールプレイをするのだ。</div><div>これ結構いい案だと思う。</div><div>他にも色々とロールプレイをして家族で思春期を支えることをするのは、効果的だと思われるが、思春期に差し掛かると親の言うとおりにしないのも現実だ。</div><div>無駄な提案になったかもしれないが、いじめから逃れる、具体的な案をたくさん出していければいい。</div><div>いじめを受けて人生棒に振るようなことはなくしていかないといけない。</div><div>あー、難しい。</div>
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<link>https://ameblo.jp/live1010/entry-12135783421.html</link>
<pubDate>Sat, 05 Mar 2016 07:09:23 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0010 なぜ、いじめられていることをカミングアウトできないのか？</title>
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<![CDATA[ いじめられていて、なぜそれを周りの人にカミングアウトできないのか？<div>特に家族に。</div><div>理由はふたつあると思う。</div><div>まず僕の場合は、いじめられているということが、恥ずかしくて親に言えなかった。</div><div>また、いじめられている人は、周りの人にカミングアウトするといじめがさらに陰湿になるのではないかという危機感がある。</div><div>まず前者からお話ししたい。</div><div>自分がいじめられているというのを認めたくない自分がいる。</div><div>実際いじめられているのだからこの事実から逃れようがないのだが、これを自分の中にとどめておくのと周りにカミングアウトするのとでは違いがある。</div><div>僕も忘れてしまったが、恥ずかしいという気持ちがまずある。</div><div>だから、僕はいじめられている人たちにメッセージを送りたい。</div><div>もう、いじめられているのは事実であって、その事実からは逃れられない。</div><div>恥ずかしいという気持ちがあっても思い切って両親にまず相談するべきである。</div><div>とても恥ずかしい行為であると思っているのは間違いである。</div><div>いじめは自分だけで解決できる問題ではない。</div><div>自分で解決する勇気があるのならいじめは進行しない。</div><div>自分の勇気のなさに恥じ入る部分もあろうかと思う。</div><div>それと、先ほど述べた、いじめを告白するといじめがさらに深刻になるのではないかという恐怖。</div><div>家庭環境にもよるだろうが、たぶん、親は全力でサポートしてくれるのではないのだろうか。</div><div>必要なのは自分の弱さを認める勇気！</div><div>自分が弱いと認めることはアイデンティティーと関わりがあって実に難しいことだと思う。</div><div>いじめというのは実に巧妙な仕組みで成り立っている。</div><div>一人で解決できるような生易しいものではない。</div><div>いじめる奴らがその巧妙な仕組みを熟知しているのかどうなのか僕にはわからない。</div><div>いじめる側といじめられる側という構図ができてしまった時点で巧妙なワナができてしまうのだと思う。</div><div>その巧妙な網を破る手立ては、もうカミングアウトしかない。</div><div>勇気を出そう！</div><div>自分の弱さを認めよう！</div><div>それができたとき、不思議と心に強さが宿る！</div><div>弱さを認めるという強さ！</div><div>兄弟がいたら、なおさらカミングアウトするのが恥ずかしいことのように思うかもしれない。</div><div>僕は長男で弟がいたから、いじめを告白するのが困難だった。</div><div>僕がいじめられていたのをカミングアウトしたのは統合失調症を発症してからのこと。</div><div>こんな僕に、進行中のいじめをカミングアウトする勇気を持て！と言われても、説得力がないかもしれない。</div><div>しかし、早くしないと、いじめはさらにエスカレートして、人生を生きていく上で支障が出てくる後遺症に悩まされるのだ。</div><div>そんなことにならないように、弱さを認める強さを持ってほしい。</div><div>これは、とても難しいことなのだ。</div><div>でも、騙されたと思って、毎日の報告を親にする勇気を振り絞ってほしい。</div><div>今思いついたのだが、今日、いじめられた内容をノートに書き綴るのも一つの方法かもしれない。</div><div>それを元に親と対話する。</div><div>親に告白することでいじめがエスカレートするようなことがあれば、さらにそれを親に告白する。</div><div>親のアクションに任せてみよう！</div><div>人生が禍福のあざなえる縄の如く、楽しい人生がいじめられている人の心の中で現れることを信じている。</div><div>騙されたと思って、僕のこの助言を信じてほしい！</div><div><br></div><div>つづく</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/live1010/entry-12135575241.html</link>
<pubDate>Fri, 04 Mar 2016 16:10:13 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0009　いじめられつつ奴らと付き合っていたことについて</title>
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<![CDATA[ <p><font size="4">いじめられていたのにもかかわらず、なぜ結婚披露宴にのこのこ出かけたり、なぜ呼び出されたらののこのこ出ていくのか？</font></p><p><font size="4">さらに高校を卒業して初めのころは同窓会にも出席していた。</font></p><p><font size="4">高校卒業したらさっさと縁を切ればよいのにと思う方もおられよう。</font></p><p><font size="4">正直言って僕自身いま振り返ってみれば不思議に感じる。</font></p><p><font size="4">まず高校時代にいじめられつつもなぜ奴らを避けなかったのか。</font></p><p><font size="4">そこから思い出してみようと思う。</font></p><p><font size="4">いじめられてはいたが、いじめられることのない奴らの堂々としたところにあこがれていた、というのがあったと思う。</font></p><p><font size="4">だからと言って奴らから学習して、堂々とした態度をとることはなかった。</font></p><p><span style="font-size: large;">残念なことに、その当時なぜ奴らにあこがれていたのか、はっきり記憶をたどれない。</span></p><p><font size="4">しかし高校を卒業すると県内の同じ大学に三山と杉田が、塩山が県内の予備校に行くことになった。</font></p><p><font size="4">国立の大学に入ることが目的だった僕はたちまち人生の志を持つことなく、ふざけた大学生活を送ることになる。</font></p><p><font size="4">高校時代と全く違う遊ぶ毎日。</font></p><p><font size="4">勉強しなくていいのなら毎日を遊ぶことに費やすだけでかなり毎日が楽になった。</font></p><p><font size="4">いじめていた奴らとも案外と仲良く遊んでいたが、奴らの遊びというのが品がない。</font></p><p><font size="4">いま振り返ってこう言えるだけであるが、その当時は自分も品の無い立ち振る舞いをしていたように思う。</font></p><p><font size="4">勉学に励まず遊ぶことに積極的な僕に対していじめる奴らは、少々態度を変えたように思う。</font></p><p><font size="4">それでも相変わらず僕に対する接し方は、何か違う。</font></p><p><font size="4">留年も一年して、やっと卒業できたわけだが、社会人になって統合失調症を発症してから、また非人間的な扱いを受けてきたように思う。</font></p><p><font size="4">もう20年以上前のことだから、つまびらかにどうして奴らと付き合っていたのか述べることができない。</font></p><p><font size="4">しかしこの記憶が薄れているというのはある意味いいことだと思う。</font></p><p><font size="4">記憶が鮮明だったら、今のように幸せな生き方はできていないと思う。</font></p><p><font size="4">統合失調症になって薬は継続して服用しないといけないという現状だが、ある意味いじめの後遺症から脱却しつつある自分を感じる。</font></p><p><font size="4">素晴らしいことである。</font></p><p><font size="4">いまを素晴らしく生きているというのは、僕もある意味努力みたいなことをしてきた。</font></p><p><font size="4">しかし他力本願。</font></p><p><font size="4">ツレによるサポートはかなりのウェイトを占めている。</font></p><p><font size="4">僕の人生でツレとの出会いは宇宙の中心で起こった奇跡的な閃光である。</font></p><p><font size="4">堂々と自分の意見を述べる術も見つけたし、堂々と述べるに値する内面も身に付けたように思う。</font></p><p><font size="4">ほぼまっすぐなアイデンティティーも感じる。</font></p><p><font size="4">夢を持つ術も見つけた。</font></p><p><font size="4">全部、ツレのおかげ。</font></p><p><font size="4">ツレの圧倒的人格が僕をいじめの後遺症から救ってくれたのだ。</font></p><p><font size="4">しかし不思議だ。</font></p><p><font size="4">ツレが僕とほぼ事実婚の状態にあるのが。</font></p><p><font size="4">七不思議などというものがあるが、そんなものより、この身に起こった奇跡的なツレとの縁が最大の不思議であり謎である。</font></p><p><font size="4">なんでや、と聞くこともあるが、僕にもいいところがあるようだ。</font></p><p><font size="4">何よりも僕を肯定してくれるのがうれしい。</font></p><p><font size="4">人が苦しんでいたら、その人を肯定してあげたらいいのだということもツレから学んだ。</font></p><p><font size="4">誰にもいいところのふたつやみっつは必ずある。</font></p><p><font size="4">不思議なことだ、いじめという現象があることが。</font></p><p><font size="4"><br></font></p><p><font size="4">つづく</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/live1010/entry-12135198790.html</link>
<pubDate>Thu, 03 Mar 2016 16:09:18 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0008 2000年正月のこと</title>
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<![CDATA[ 統合失調症になってからもバカにされる出来事が三山の結婚式披露宴ともうひとつある。<div>2000年正月のこと。</div><div>実家に帰っていた。</div><div>電話がかかって母が出た。</div><div>電話変わって、三山に出てこいや、と言われた。</div><div>ノコノコとまた出かけた。</div><div>飲もうということらしい。</div><div>なぜか、楽しめるだろうという、今まで受けた嘲笑の経験から学習できていない自分だった。</div><div>どうしてこうもバカなんだろうと自分でもほとほとあきれる。</div><div>車で、来いやといわれていた場所に着いた。</div><div>三山、杉田、板野、三国、の4人が目に入った。</div><div>僕の車に気がつくと、おい乗り込むぞ、と僕の車にドカドカっと乗り込んできた。</div><div>なんか嫌な感じである。</div><div>次の飲み屋までこの4人を乗せて運転した。</div><div>かなり酔っているようだ。</div><div>板野が、</div><div>「病気になったんやの～」</div><div>と言う。</div><div>4人はゲラゲラと笑っている。</div><div>「ナイフ持っとんとちがうんか～」</div><div>頭にカーッと血がのぼった。</div><div>助手席に座っている杉田は僕が来ていた皮コートの上から、</div><div>「マジで大丈夫やろの」</div><div>と、ナイフを持っていないかどうか手でまさぐる。</div><div>僕はメガネが曇るほどにカーッとなっていた。</div><div>4人は笑っている。</div><div>次の飲み屋に着いたので、</div><div>「お前ら降りろ！」</div><div>と憤慨して言った。</div><div>おかまいなしに僕の言葉にゲラゲラと笑いながら降りようとしない。</div><div>助手席に座っていた杉田は車から降りて運転席に回り込みドアを開けて僕を引っ張り出そうとする。</div><div>僕は絶対降りるまいと、足を引っ張る杉田に抵抗した。</div><div>すると、車のキーを抜き取った。</div><div>僕はすぐに杉田の胸ぐらを掴んで引き寄せてキーを握りしめている手からなんとかキーを取り返した。</div><div>今度は、「アキラ、頼む降りてくれ」と懇願するように言う。</div><div>あんだけ僕を笑い者にして、ここに来て懇願する。</div><div>この人間性にあきれる。</div><div>僕の心に訴えるように「降りてくれ、頼む」と言う。</div><div>あまりにしつこいし、このままでは返してくれそうにないので、飲み屋に行った。</div><div>僕はほとんど黙っていた。</div><div>水割りを１杯頼んで飲んだら帰るつもりだった。</div><div>板野が「悪かった、すまん」と言っているが、僕はすかさず「わしはお前らを人間と思っていないからな！」と怒鳴った。</div><div>水割りを飲み終える頃に、注文したカクテルがまずかったのだろう。</div><div>杉田は僕の水割りの飲みさしにそのまずいカクテルを入れて他のを注文している。</div><div>ほんま、こいつらわしを人間扱いしないな、と思いながらその水割りとカクテルが混ざったものをちょっと口にして、「不味い、帰るわ」と言った。</div><div>もう会うこともないだろう。</div><div>三山が睨んでいるのを見て、好戦的になっている僕は、「何睨んどんぞ」とすごんでやった。</div><div>「いや睨んでなんかないぞ」と言うので、そうか、と言って飲み屋を出た。</div><div>ふざけた奴らだ。</div><div>というよりそんなことはもとよりわかっているのに、出かけて行った僕がバカだった。</div><div>縁を切った。</div><div>こんな奴らと一緒にいたら人生が狂ってくる、とやっと悟った。</div><div>しかし悔しくて涙が溢れる。</div><div>涙を流す自分がバカに思える。</div><div>それ以来、高校の同窓生とは顔を合わせていない。</div><div>賢明な選択だ。</div><div>この賢明な選択をなぜにもっと早くできなかったのか。</div><div>賢明とは言えないな、これは。</div><div>バカだった。</div><div>なぜこういう付き合いをそれまで続けてきたか。</div><div>それをここで述べるつもりだ。</div><div><br></div><div>つづく</div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/live1010/entry-12134691487.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Mar 2016 06:09:48 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0007 発症してからも</title>
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<![CDATA[ いじめる奴らがどこまでまとわりついてくるか。<div>いつまでたってもいじめたことを反省しない。</div><div>いつまでたっても嘲笑の的にして笑いのネタにする。</div><div>そんな奴らとは早く縁を切るべきなのだが、統合失調症になってからも彼らと付き合うことが続いた。</div><div>統合失調症になってからも僕を遊び道具にする彼らの態度をここで二つ紹介しようと思う。</div><div>前にも書いたが三山の結婚式披露宴でのこと。</div><div>僕はなぜか、のこのこと出かけて行った。</div><div>もちろん祝うつもりで。</div><div>ほんとに馬鹿だ。</div><div>まずは会場の近くにあるホテルでのこと。</div><div>そこに矢田がいるから迎えに行った。</div><div>会ってから下に降りていこうということでエレベーターに乗った。</div><div>狭いエレベーターの中で、矢田が、</div><div>「アキラを相手にしとったらみんなに人間扱いされんからな～」</div><div>こうもはっきりと言われたのは初めてだった。</div><div>なぜか僕は彼らのことを友達だと思っていた節がある。</div><div>いじめられていたのにそれが普通だと思っていたのかどうなのか、はっきり記憶をたどれない。</div><div>人間扱いされていない。</div><div>人として見られていない。</div><div>僕は中学生の同窓会でこの矢田と会った。</div><div>かなり最近のことである。</div><div>僕は復讐心を燃やして矢田に問うた。</div><div>「あの時、人間扱いされんからなぁ、っていうたの覚えとるか？」</div><div>覚えてないと言う。</div><div>「ほんとに覚えてないのか」</div><div>覚えてないと言う。</div><div>「嘘はつくなよ」</div><div>嘘なんかついてないと言う。</div><div>虚言を弄しているのか、はたまたほんとに覚えてないのか、確かめる術はない。</div><div>会話はそれで終わった。</div><div>人を馬鹿にしておいて、人がどんなに傷ついていようが、そんなことに想像力を働かせない、ひどい人種。</div><div>僕も思い切ってよく問うたものだ。</div><div>披露宴の話に戻るが、矢田とエレベーターで降りて行ってみんなが集まっている喫茶店に入って行った。</div><div>そこで塩山という奴に、ひどい言葉を浴びせられた。</div><div>「キチガイが来たぞ～、怖いぞ～」</div><div>と笑いながら大声で言う。</div><div>周りも爆笑。</div><div>前にもここで書いたが、すぐさま、辛いという感情が湧き出るよりも先に感情を押し殺した。</div><div>早く披露宴が終わってくれることを望んだ。</div><div>僕は三山に精神科に通っていることをカミングアウトしていたのだ。</div><div>嘲笑の的になるとは思ってなかった。</div><div>ほとほと学習能力に乏しい僕なのだが、カミングアウトして馬鹿にする奴らがいたらそれはただ縁を切ればいいだけのことだ、と思ってカミングアウトしていたのだ。</div><div>今までのいじめの経験からカミングアウトすれば嘲笑されることは帰納的にわかるようなものだが、まだ、友達だという甘い認識が僕にはあった。</div><div>統合失調症になってからもバカにされることが二つあったというが、それはまた次の機会にここで述べるとしよう。</div><div>どうして、いじめられていたのに友達だと思うのか。</div><div>それも後に述べることにしよう。</div><div>とにかくあいつらは僕のことを人として見ていない。</div><div>笑いのネタの道具ぐらいにしか思っていない。</div><div>自分がされて嫌なことは他人に対してもしないという原則なんか彼らにはない。</div><div>いやあるのかもしれないが、僕の場合は例外だということだろう。</div><div>のこのこと彼らに会いに行く僕の心情というのは、これから思い出していこうと思うしここに書き出していこうと思う。</div><div>僕から見れば彼らこそが異常である。</div><div>僕以外の人には心の痛みを分かち合うようなこともするのだろうが、僕はキチガイだから、相手にしない。</div><div>僕が傷つくということを面白がっている。</div><div>今振り返ってみれば、やはり僕はあいつらにとって人間ではなかったのだ。</div><div>あいつらの心の構造を知りたい。</div><div>哀れむなどという心なんぞは持ち合わせていない。</div><div>他の人間には同情なんかもして人らしく付き合うのだろうが、今なら言える、あいつらは人間ではない、悪魔のような奴らだ。</div><div>彼らが他人に優しいふりをしても、それは多分嘘に近いものがあるのではないか。</div><div>あいつらの心のレベルなんぞ地に落ちている。</div><div>まあ、ある意味、僕には人の痛みがわかる分だけ人間らしいと言える。</div><div>もうあいつらを相手にすることは僕の人生でないだろう。</div><div>復讐心がある一方で僕の心に人の痛みがわかる心を植え付けてくれた彼らにありがとう、っていうバカはいないな。</div><div>でも僕には一部分そんなところがある。</div><div>ほんとお人よしだ。</div><div>だから僕にはスキがあって、相手につけ入れられるところがあるのだろう。</div><div>だからと言って僕が悪いということにはならない。</div><div>あいつらが一方的に悪い。</div><div>人間不信に陥ってもしょうがない。</div><div>ああいう人種がいるのだから。</div><div><br></div><div>つづく</div>
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<pubDate>Tue, 01 Mar 2016 03:30:02 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0006 普通に生きるとは</title>
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<![CDATA[ いじめを受けて心が鍛えられたということを昔の番組で聞いたような気がする。<div>僕の聞き間違いか、それとも記憶が間違っているのか。</div><div>どうなのだろうか？</div><div>そういう人が実際にいるのだろうか？</div><div>僕の経験からどうしてもそれはありえないと感じる。</div><div>ただでさえ思春期の難しい時である。</div><div>その時にいじめられるという体験をしたらどうなるか？</div><div>アンケートでもとって調査しないとわからないことなのかもしれないが、ドラマ「海底の君へ」でも描写されていたように「普通に生きる」ということが難しいように思える。</div><div>ドラマで描かれていたような激しいいじめにあったら普通とは何かという疑問を持つのかもしれないが、基本、僕の場合、自分の感覚が普通だと、そして自殺願望は誰にでもあることなのだ、それでも頑張ってみんな生きているんだ、という根拠のないことを普通に考えていた。</div><div>他人はどんなことを感じてどんなふうに思って生きているのか、そんなものは不可能なことだが他人の主観の中に入り込まないとわからないことだ。</div><div>僕が、あの頃の自分は異常だった、普通ではなかった、ということがなぜわかるか。</div><div>統合失調症を発症するまでの、すなわち25歳までの人生から、反転して精神科デイケアという天国のようなところに自分の身を置き、そして自分では最高と思えるツレを僕の彼女にすることができて、ツレと対話する中で自分のねじれたアイデンティティーを解きほぐしていくという経験を経て、そして47歳である自分からあの頃の自分を眺めて、やっと、あれは普通の人間ではなかった、ということが幸いわかったのである。</div><div>人生が反転したからこそわかったと言える。</div><div>今は生きていて楽しいと思えるのだ。</div><div>そして、これが普通なのだ。</div><div>みんなはこういう感覚で生きているんだ、ということを臨床心理士であるツレから教わった。</div><div>死にたいなんて思っている人なんかおらんよ、と。</div><div>生きていて楽しいと思えるのに長い時間を要した。</div><div>普通とはこういうことなんだと。</div><div>しかし、まだ生とは喜びであるとまでは思えていない。</div><div>こんな僕でも生きていていいんだと思っている程度だ。</div><div>僕は楽しみだ。</div><div>これからの人生がどういう色合いを見せてくれるのか黒と白との間の色調ではなくいろんな色が溢れる楽しいと感じる人生。</div><div>それだけに、いじめられ始めて回復するまでの死にたいという欲求がいかに異常だったか、尋常ではなかった、ということを感じる。</div><div>その異常な感覚を与えたいじめた奴らを決して許すことはできない。</div><div>忘れようとしても忘れない。</div><div>空想する時がある。</div><div>復讐することを。</div><div>たぶんだが、こういうことを思っているうちは生の喜びを感じることはまだまだ無理なのだろうとなんとなく思う。</div><div>普通という人生、の対極にあるいじめによる異常な思いを抱いて生きる人生。</div><div>いじめを受けて命を落す人たち。</div><div>無念だろうと思う。</div><div>でも、反面、死ぬことができてよかったね、と思う心がある。</div><div>生きていたら後遺症で苦しむに違いない。</div><div>僕のように良い伴侶を見つけて人生が反転する体験をする人は稀であるだろう。</div><div>でも、いじめで命を落とした本人はそれで良いかもしれないが（語弊があることを許していただきたい）、もちろん人は一人で生きているわけではない、最低その家族がいるのだ。</div><div>家族から遺族へ。</div><div>遺族はいたたまれないと思う。</div><div>こればっかりは僕が経験できることではないので分からないが、絶対悔しいと思う、無念だと思う。</div><div>遺族にいじめた奴らは、そして殺した奴らは、最低反省の弁を述べるべきだ！</div><div>遺族にバットで殴られてもしょうがない。</div><div>願わくばいじめられるということがどういうことなのかということを感じてほしい。</div><div>しかし現状そうなってはいないのが現実。</div><div>いじめを受けた心がどういう心になるのか、分かれ！！！とただただ思うばかりだ。</div><div>いじめとは心の殺人である。</div><div>心を殺された人たちの生き方がどうなるのか。</div><div>頭を地面に擦り付けて土下座しろ！</div><div>そしたら足でジリジリと踏みにじってやる！</div><div>額から血を流せ！</div><div>苦しみを分かれ！！！</div><div><br></div><div>つづく</div><div><br></div>
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<pubDate>Mon, 29 Feb 2016 13:59:55 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0005 いじめの後遺症</title>
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<![CDATA[ 社会人2年目ぐらいでどんな仕事を持ってこられても、こなせるという万能感が出てきた。<div>なんでも方法を突き詰めていくとどんな仕事でもやり遂げる自信。</div><div>そう思い出してから病気を発症するまでは早かった。</div><div>大事な仕事が控えているのに気持ちが高ぶって眠れない。</div><div>そして号泣していた。</div><div>ご飯も喉を通らない。</div><div>クオリティーコントールをご存知の方も多いと思う。</div><div>いわゆるQC。</div><div>この考えを用いるとできない仕事はない、そして発症していた僕は、できないことの代表であるこの世から戦争をなくすためにはということに考えが及んだ。</div><div>ここからぶっ飛んだ話になっていく。</div><div>統合失調症の発症による妄想が出てきた。</div><div>僕が総理大臣になって外交で戦争をなくせる、となぜか確信した。</div><div>涙が溢れ出る。</div><div>なぜ泣いていたのかよく覚えていないのだが号泣がひどかった。</div><div>明らかに病気の状態である。</div><div>そして翌日まで泣きはらして仕事に行かなければならないのに体が硬直して疲弊していた僕は、大事な工事を控えていたのに、電話口で泣きながら休ませてください、と上司に伝えた。</div><div>昼頃、会社からわからないことがあると電話がかかってきた。</div><div>力を振り絞って会社に向かった。</div><div>職場についてみんなの顔がこちらに向けられて心配そうな表情を見てうずくまって泣き出した。</div><div>上司は、会社内にある診療所に行こう、とおっしゃった。</div><div>その診療所で興奮が爆発した。</div><div>支離滅裂なことを大声で叫んでいた、泣きながら。</div><div>そして、病院に連れて行かれた。</div><div>もちろん精神科であるが僕はわかっていない。</div><div>問診で注射をしましょうと言われた。</div><div>素直に従わなかったが僕を医者は説得して注射をした。</div><div>そして歩くのもしんどい僕を両脇を職員が抱えてあるところへ向かっていた。</div><div>そこには鉄格子がある。</div><div>はめられた、と思った。</div><div>両腕はがっちりと職員が掴んでいて職員を振りほどこうとしたが、鉄格子の部屋に入れられた。</div><div>ここは保護室というところで患者に刺激を与えないための応急処置なのだ。</div><div>僕は妄想があったので危険分子と思われて世界から隔離されたのだと思った。</div><div>やられた、と思った。</div><div>国家権力による監禁だと思った。</div><div>先ほど打たれた注射のせいで眠たくなってきた。</div><div>その次の日のことだと思うのだか、病院に両親が来ていた。</div><div>職員が親に会いたいか？と問うてきた。</div><div>そこで力なく、頷いた僕を職員はかわいそうに思ったらしい。</div><div>まず保護室から出されて一般病棟に移ったようである。</div><div>喉が渇いていた、猛烈に。</div><div>そのせいで言葉も出ない。</div><div>医者の判断で両親と帰っても良いということになった。</div><div>この時は統合失調症になったという自覚がなかった。</div><div>この統合失調症の発症の環境要因は間違いなくいじめを受けた過去がそうなのだと、今でははっきり言える。</div><div>過去に受けたいじめと遺伝子要因で発症したのだ。</div><div>このように因果関係を結びつけるのはおかしいのではないかという向きもあると思うが、僕は確信している。</div><div>いじめによって複雑な内面が形成されておかしくなったのだ、間違いない。</div><div>当時はそんなことは思ってもいなかったが、今となっては環境要因はいじめだとしか考えられない。</div><div>ドラマ「海底の君へ」でも描写されていたいじめの後遺症というものを僕も抱えざるをえなかったのである。</div><div>こんな後遺症を与えたいじめた奴らを僕は許せない。</div><div>この時点で僕の人生は狂ってしまったのだから。</div><div><br></div><div>つづく</div>
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<link>https://ameblo.jp/live1010/entry-12133578210.html</link>
<pubDate>Sun, 28 Feb 2016 05:28:39 +0900</pubDate>
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<title>ライブ0004 僕の受けたいじめ</title>
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<![CDATA[ <div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">ここで僕の受けたいじめを振り返ろうと思う。</span><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕が受けたいじめは高校生の時のことだ。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕は寡黙だった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">必要以上にしゃべることがなかった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">中学の時、あまりにも自分の人格が馬鹿なように思えて、黙っていれば自分の人格を悟られないだろうと思っていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">実際バカだった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">自分の内面を正直に語るすべを知らなかった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">というよりも語る内面がなかったと言っても差し支えない。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">格好のいじめの対象だ。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕をいじめていた奴は塩山、三山、杉田、矢田、他数名。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕を見つけると頭をペシッと叩く。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">挨拶代わりに僕の頭を叩く。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕もバカだから実際挨拶程度のことだと思っていたが、不快感はあった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">暴力を受けるようなことはなかったが、何かと笑いのネタになっていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">幸せなことに、どういう風に笑われていたのかはほとんど覚えていない。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかし印象に残っている言葉がある。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">「アキラ、お前自殺するなよ、わしらが疑われるけんの」</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">その直前、僕をひたすら嘲笑していたのだ。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">それで、そこから離れて身を隠していた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">死にたいと思った。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">そして授業が始まる前に戻ってきたら、こんなことを言われたのである。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">あと印象に残っているのが休み時間に机と椅子を蹴飛ばされて、本格的にいじめがエスカレートしようとした時のこと。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕はカッとなって矢田に向かって行って胸ぐらを掴んで壁に押し付けた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">矢田は黙っている。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕も黙ったまま矢田の胸ぐらを掴んだまま黙っていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕がこの行動を起こさなかったら僕に対するいじめはもっとひどいものになっていたに違いない。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">よく抵抗できたものだ。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">でも、抵抗したのはこの時ぐらい。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">でも僕を嘲笑の的にするいじめは続いていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">この頃はいじめられてもガリ勉を続けていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかし勉強している時にその日その日にいじめられたことを思い出し雑念が集中力を奪う。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">もちろんこの頃慢性的に死にたいと漠然と思っていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">よく勉強を続けられたものだと自分でも感心する。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕がガリ勉していたのには理由がある。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">親に負担をかけまいと大学は国立に入ろうと決めていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">ほんと学校で無駄なことは喋らなかった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">ガリ勉していたから他のことにほとんど興味がない。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">もし、級友とだべっていたらいじめられるということはなかったかもしれない。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかし、話すネタもないし語る内面も持ち合わせていなかった僕は、いじめも加わることにより押し黙っていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">幸運だったのはガリ勉したことが無駄にならずに国立大学に受かったことだ。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">僕は国立大学に入ることが目的だったので大学に入ったら勉強をせずに遊び人になった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">確かに勉学に励んでいたならばもっとまともな大人になれたのかもしれない。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかし、高校の時にいじめられた原因が黙りこくっていたことにあると感じていた僕は虚栄を張って友達と遊んだ。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかしこの大学生活の中でも自分の内面を語り合う友達を持っていなかったし、語るべき内面がなかった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">今振り返ればこの頃の自分は人間のクズだ。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">表面は楽しそうに遊んでいたように見えただろう。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかし、高校の頃から続いていた死にたいという気持ちは相変わらず持っていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">大学生活を遊ぶことで費やしていた僕が社会人になって受けた風はやはり厳しかった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかし大学時代にチャラチャラしていた僕は社会人になってもチャラチャラしていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">あまりに強い風だったのでこの頃も漠然と死にたいという気持ちを持っていた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">そんな僕でも仕事が面白いと思えるまでになってきた。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかし、オーバーワークをしながら仕事が面白いと思い始めたのは病気の予兆だった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">万能感がありどんな仕事もこなしてやるという感覚は統合失調症の発病によるものだった。</span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);"><br></span></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">つづく</span></div></div><div><font size="5"><br></font></div><div><br></div>
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<pubDate>Sat, 27 Feb 2016 05:02:29 +0900</pubDate>
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