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<title>この胸に、ナイフを</title>
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<description>とあるニートの、鬱闘病日記。</description>
<language>ja</language>
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<title>相互理解</title>
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<![CDATA[ <p>「同じ言語を話しているからといって、双方の意志が通じるとは限らない」</p><br><p>大好きな作家さんの小説中に出てくる言葉。</p><p>そう。</p><p>いくら言葉を尽くしても、届かない言葉があることを、これほど実感した時はありませんでした。</p><br><p>退職してすぐ。</p><p>両親から聞かされた言葉。</p><br><p>「どうしてあんな大企業を辞めたのか」</p><p>「もっと上手く、あしらいできなかったのか」</p><p>「これから先、一体どうするのか」</p><br><p>ひとこと、ひとことが胸に突き刺さります。</p><p>酷くなる不眠。</p><p>死ぬ事しか考えられない毎日。</p><p>生きている事に苦痛を覚える日々。</p><br><p>私は、自分の身体を傷つけ続けました。</p><p>腕にナイフを立て、引き裂き、</p><p>手の甲に爪を立てて掻き切り、</p><p>静脈に注射、大量の瀉血。</p><br><p>それでも足りず、とにかく痣を作ったり、こぶを作ったり。</p><p>言葉を尽くしても理解してもらえないストレスの逃げ口に、</p><p>自分の身体を傷つけ続けました。</p><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lotus-white/entry-10005138184.html</link>
<pubDate>Fri, 14 Oct 2005 21:15:50 +0900</pubDate>
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<title>器と破片</title>
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<![CDATA[ <p>別セクションに移った事で、私への『指導』や『愚痴』はその量を増してしまいました。私の心の器は、それを受け止めきれずに、あふれさせることもできず、壊れて破片になってしまいました。</p><br><p>私は陰口が好きではありません。</p><p>『指導』でなければ、上司への悪口を四六時中。肯定する事は勿論、意見に対しての同意を必ず求める先輩に、私は辟易し、また、</p><br><p>「そう思うのなら意見として、(上司に)直接いってみては如何でしょうか？」</p><br><p>と流していましたが、それが気に障ったようで、『指導』は頻度を増していきました。</p><p>反発したのが気に食わなかったのか、中には</p><br><p>「そういうこと言っていると、潰すよ」</p><br><p>とまで言われました。</p><p>ここで、『指導』は『指導』ではなく、『パワーハラスメント』だと見切りをつけ、『指導』の内容の客観的メモをつけはじめました。</p><p>まずは上司に報告。</p><p>それで駄目なら組合に連絡。</p><p>最後は民事で。</p><br><p>私はどこまでも戦うつもりでいました。</p><p>しかし情けないことに、それより先に、私は鬱病にかかり、業務を全うする事が出来なくなっていきつつなってしまいました。</p><br><p>別セクションに配属されてから約一年。私は退職の道を選びました。</p><p>それは、私の様子を見るに見かねた上司の勧めでした。</p><br><p>裏で『指導』が行われていた事に薄々は気付いていたらしかったですが、私のつけていたメモを提出した途端、はっきりと顔色が変わりました。</p><br><p>私は『先輩』への罰則を望みませんでした。</p><p>しかし、もう昇進する事はないでしょう。そこまで完膚なきまでに、将来にヒビを入れました。</p><p>それと引き換えに、私は退職する事となりました。</p><br><p>しかしそれは、もう一つの闘いへの序章に過ぎませんでした。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lotus-white/entry-10005060088.html</link>
<pubDate>Wed, 12 Oct 2005 05:10:59 +0900</pubDate>
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<title>侵食</title>
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<![CDATA[ <p>最初は時折</p><p>「理不尽だけど、それが職場のルールかもしれない」</p><p>と思い、黙って先輩の言動に従っていた（今思えば、使い走り以外の何者でもなかったのだが）。先輩の代わりにデータを集めたり、業務を代行したり、細かいアシストまで、先輩のサポートをしていた。先輩の動きを良く見て、与えられた業務をこなして、それに習えば、早く『新人』から抜け出せると思っていたからだ。</p><p>その場では、他社員の悪口を聞かされていた。</p><br><p>私は、影で人間性の低い悪口(ファッションがどうのやら、発声がどうのやら、きちんとこなせているのに、その人の仕事の仕方がどうの、ｅｔｃ……)を言う人間は、信用しない事にしている。この時既に、先輩に対する信頼は揺らいでいたのだが、それでも従うままに、業務をこなしていた。</p><br><p>また、先輩以外の社員がいないときは、お説教の時間だった。</p><br><p>「資料のしまい方が悪い」</p><p>「さっきのお客様対応、あしらいが悪い(と言ってもお辞儀の角度が浅かっただけ)」</p><br><p>気分によってコロコロと変わるお説教の数々。段々と私は病んでいった。</p><p>また、間の悪い事に、異動があった。選抜チームの中に、先輩と供に組み込まれてしまったのだ。</p><p>チームは私を含めて６名。そのうち、新人は私だけであった。勿論、ヒエラルキー上は一番下となる。私は先輩の愚痴とお説教をただ一人で受ける、格好の的となった。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lotus-white/entry-10004969318.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Oct 2005 03:37:54 +0900</pubDate>
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<title>発端</title>
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<![CDATA[ <p>私は今年の春まで、ある企業に勤めていた。</p><p>多分、日本人で知らない人はいないという大企業だ。</p><p>そこに受かり、勤め、私は壊れてしまった。</p><p>よくある話と言えば、そう言えるかもしれない。</p><br><p>鬱になった直接の原因、それは、</p><p>先輩社員による</p><br><p>「指導」。</p><br><p>それは時には人間性を否定されるような、言葉の暴力だった。</p><br><p>最初、私はそれを</p><br><p>「先輩なりの言葉なんだから、きちんと聞かなくちゃ」</p><br><p>と思った。</p><p>それが結果として『先輩』を増長させる原因ともなったわけだが。</p><p>新入社員には、ひとりから二人に対してひとり、「教育係」の先輩がつく。</p><p>私の場合、それは一対一だった。</p><br><br><p>晩秋に中途採用で、奇蹟的に大企業に就職。そのことを、心から喜んでいた。</p><p>しかし、私を待っていたのは、地獄だった。</p><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lotus-white/entry-10004793525.html</link>
<pubDate>Sun, 02 Oct 2005 23:42:51 +0900</pubDate>
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<title>自分のこと</title>
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<![CDATA[ <p>私の名前は、マキ、25歳。</p><p>俗に世間で言う「ニート」ってやつ、らしい。</p><p>現在鬱による休養中。</p><p>彼氏なし。</p><p>世間から見たら、かなり浮いた存在かもしれない。</p><br><p>自分自身、自分の存在がわからない。</p><p>どうして存在しているのか。</p><p>私が存在していていいのか。</p><br><p>答えは、多分無いか、決まってる。</p><p>でもそれには、モザイクがかかっていて見えない。</p><p>どこにあるかも知らない。</p><br><p>それは置いておいて。</p><br><p>私自身の身辺の話をしようと思う。</p><p>生家は中の上くらいの一般家庭。都内の一等地に家があり、なに不自由ない生活をしてきた。</p><p>容姿には幸い恵まれ、いわゆる「美人」の部類に入るそうだ(そうだ、というのは、老若男女、色々な人からそう、言われ続けてきたからだ)。化粧は好きだが、美人かどうかの自信は無い。</p><p>性格はごくごく平凡、いいところも悪いところもある。</p><br><p>そんな私が、鬱にかかったのは去年の三月ごろのこと。</p><br><p>これからは、その話をしようと思う。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lotus-white/entry-10004738577.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Oct 2005 00:27:07 +0900</pubDate>
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