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<title>Proof　OF LOVe</title>
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<description>海外に住んで6年。　わたしの愛の証明。　信じるものを掴むまで永遠に続く・・・</description>
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<title>バランス</title>
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<![CDATA[ 何かの本に不倫する女の子がバランスをとるためには独身の彼氏も作っておいたほうが比較的精神的に安定する、というようなことが書いてあった。<br><br>モラルなんて関係ない、実際その通りだと思う。<br><br>赤ちゃんが産まれて、帰国したあなたを空港まで出迎えに行ったとき、もう引き際が近いことを悟った。到着ターミナルから出てくる一週間ぶりに会うあなたは父の顔になっていたから…。<br><br><br><br>バランスをとるため。<br>後にも先にもこれ以外の理由なんてない。わたしは日本人ではないレストランで働く若い男に自分から番号を渡して声をかけた。彼を選んだ理由はただ一つ、「英語がしゃべれる」ということだけだった。<br>何日も彼のいるお店に通い、彼からしたらわたしは外人だからすぐ覚えてもらった。女が声をかけるんだもん、「軽い」と思われても仕方ない。彼との初デートは散々で、ろくに言葉も通じない外国人に異国の地でホテルに連れ込まれそうになるという大失態。<br>「そんなつもりなわけないでしょ！」「そんなつもりだと思ってたよ、ごめん」の繰り返し。<br><br>出だしは悪かったけど、その後の彼の改心でいろいろとちゃんとやり取りをするようになった。<br>外国人とは日本人より数十倍マメなもので、いつなんどきでもどこにいるとか何をしてるとかをメールで報告しあう。<br><br>当時のわたしにとっては、家庭に引っ張られ、『パパ』になっていくあなたを感じるのが辛くて、このままじゃいけない、離れなくちゃ、離れなくちゃ、、、っていう気持ちが強かったからすごく助けてもらった。今でもよく彼に「いろんなことを君には感謝してるよ」と伝えると「？？？」ってなってるけどｗ<br><br><br><br><br><br>久しぶりにあなたの部屋での蜜と崖の背中合わせの時間。<br>離れようとしたって離れることなんてできない…繋がりながらやっぱり思い知らされる。<br>そんな最中にも容赦なく独身の彼からの連絡。鳴りっぱなしの携帯電話を何度か無視した後、それでもしつこく鳴り止まないので、裸のまま電話をとるわたし。<br><br>「いまどこ？」その問いに「うん、大学の近くの友達の部屋だよ。」と答えると、「近所にいるから車で拾いに行くし、一緒に帰ろう」の爆弾。<br>慌てて服を着て、乱れた髪をなおし、リップを塗る。<br><br>これじゃあまるで男女が逆だけど、そんなわたしをにこやかに見送るあなたがわたしは憎かった…。<br>止める権利がないことを大人のあなたはよくわかっていた。<br>セックスを重ねることはできない、だからわたしは独身の彼とは寝ていない、けれど彼と交際することは許してほしい、わたしはそうあなたに告げていた。<br><br>止めるはずもない、ひょっとしたらセックスだってしてるかも？くらい思われていたかもしれない。<br>でもね、本当に本当にあなただけだった。<br><br><br><br><br><br>そんなふうに慌しく下に下りると迎えにきていた車はなんとパトカーで。<br>「これ、うちの車」なんてのんきに言う彼。どうやら父親が警察官らしいんだけど…それにしても公用車を私用で使ってるあたりがこの国っぽい…。<br><br>何かの歌詞みたい、わたしは後ろ頭に痛いほどの視線を感じながらパトカーに乗り込んであなたの寮の部屋を後にした…。
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<link>https://ameblo.jp/lucy6345tm/entry-10283253430.html</link>
<pubDate>Fri, 19 Jun 2009 02:03:07 +0900</pubDate>
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<title>出産</title>
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<![CDATA[ ふたりにとって決して無視できないこと。決して避けて通れないこと。<br><br><br>ーそれはあなたの奥さんの出産。<br><br><br><br>予定日は3月中旬。出会ってからのこの4ヶ月と少しの間、ずっと覚悟してきたことだけど、その日が迫るにつれてわたしの心は不安定になっていった。<br><br>それを必死で、表に出すまい、他の人たちが世間で行っているようなドロドロした不倫にはしたくない、その気持ちが強かったせいか、あなたが時々発するわたしへの不用意な発言で何度か傷ついたりもした。<br>その傷はわたしでも予想のできないもので、ひどくわたしを混乱させた。<br><br>こういう話はわたしが聞く話じゃないよね？って、突然機嫌が悪くなったりして、泣いたりして、あなたも混乱させてしまったと思う。<br>わかってはいるけど・・・でもどうしてもダメなときがあった。<br><br><br><br><br><br>覚悟して、覚悟して、覚悟して。<br>あなたもわたしの傷口に触れないように、触れないように。<br><br>どうしてそうまでして、あなたをやめることができないのか・・・。<br><br>わたしにとってあなたは、兄のような男だったんだよね。<br>兄弟姉妹のいないわたしにとっては、この国に住んでからのいろいろな問題を冷静に判断して、相談にのってくれて、すべてを受け止めてくれる存在だった。<br>何かあるたびに一喜一憂するわたしは、自分自身の起伏にすごく疲れてしまう。そんなわたしのことを「その感受性の豊かさが君の長所なんだよ」「そのままの君でいいんだよ」ってずっとずっと傍で言ってくれた。<br><br>そんなふうに言ってくれる人、初めてだったから・・・。<br><br><br><br><br><br><br><br>3月13日の夕方。<br>ついにその日がきたー。<br><br><br>「奥さん、産気づいたから帰国します」っていうメールと、いってきますの電話をくれてあなたは帰国。<br>わたしはできる限りの総動員でそれを紛らわすために友達たちと遊んだりしてたっけ・・・。<br><br>こっちへ戻ってきたのはそれから一週間後のことだった。<br>初産だったけど安産だったようで、あなたが帰ったころにはもう産まれてたって。お誕生日は3月14日。<br><br>空港で大勢の人の中からあなたを見つけて駆け寄るわたし。<br>わかっていたけど・・・お互い複雑な表情。<br><br>わたしはあなたを読もうとする。<br>あなたはわたしに読まれまいとする。<br><br>そう、あなたは父親の顔になっていた。<br>敏感なわたしはすぐにそれを悟る。<br><br>迎えたわたしは、ベビー用アルバムをプレゼントして、あなたの部屋で赤ちゃんの写真を見せてもらった。<br>迷ったけど・・・これはどうしても受け入れなくちゃいけない現実だったんだよ。<br>「見たい」っていうわたしの強い言葉に負けて見せてくれた、赤ちゃんの写真。<br><br>すごくすごくカワイイの。<br><br>あなたの赤ちゃんっていうだけで、無条件に・・・。それはそれは、もう涙が出そうなくらいにかわいらしい男の子。<br>二人でその写真を見つめることで、二人の間の現実を認識する・・・そんな悲しい瞬間なのに目の前に映るのは、希望と光の中の赤ちゃんで・・・。<br><br>涙を堪えながら思った、父親を奪うわけにはいかない、この子を傷つけてはいけないって。<br><br><br><br><br><br><br><br>それは今でもそう。<br>会うたびに必ず、ケイタイに保存してある息子さんの動画を見せてもらったり、できるだけその子がどんな言葉をお話するようになったかとか、どんなものが好きか、幼稚園でどんなふうに過ごしているか、なんて話を聞くようにしてる。<br><br>離れられない・・・。<br>大きな壁を越えて、その後のセックスは麻薬のような途切れない快楽が待ってるから・・・。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lucy6345tm/entry-10143078729.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Sep 2008 01:35:02 +0900</pubDate>
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<title>忘れられない瞬間</title>
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<![CDATA[ クリスマス休暇から戻ったあなたと2004年を一緒に迎えることができたわたし。<br>相変わらずの忙しいあなたとは正反対にあなたより半年早い2月の卒業を控えて冬休みを就職活動にあてていた。<br><br>まともに自己PRや職歴を書いたことがないわたしを、あなたは夜中まで付き合って添削したりして手伝ってくれていた。<br>内定の通知をもらったのは2月18日。<br>ビザが切れてしまうわたしは、この日に日本に一時帰国することになっていた。<br><br><br><br><br>空港へ向かう高速バスの待合室であなたにメールで内定をもらった報告をするとすぐに返信が来た。<br>「やったね～！！」<br>目を閉じれば・・・今でもすぐそこに浮かぶあなたのかわいい笑顔。<br><br>すると「会社にいるからちょっとだけ顔出して見送りに行くよ」って・・・！<br>冬休みで偶然出勤していたあなたは、バス乗り場まで来てくれたんだよ・・・。<br><br><br><br>一分一秒でも早く会いたい、、はやる気持ちで立ったり座ったり・・・。<br>数分後、むこうの方から小走りで来るあなたが見える。<br><br><br><br><br>「よかったじゃーん！オメデトー！」<br><br>そう言って、公衆の場であなたはわたしを抱きしめてくれた。<br><br><br><br><br>こんなところがやっぱり海外だからだろう。<br>私にある不倫の実感が30％だとしたら、あなたが感じている実感は5％にすぎない。こんなふうに抱きしめられている瞬間ですら少しだけ悲しい気持ちが胸をかすめる。<br>でもだから、こんなことが普通の恋愛よりも何倍も、何百倍も嬉しく感じられる。<br><br><br><br><br>出発するバスを何本見送っただろう・・・。<br>わたしたちは離れられずに時間ギリギリまでその場で過ごした。<br><br>いつもわたしが取り残されていて、あなたが日本に帰っていたね。今回は初めての逆。そして、最後の逆。<br>空港までは約1時間。ボーディングの二時間前になってやっとバスに乗り込んだ。<br><br>「戻ったらすぐに連絡するね。」<br>「うん、久しぶりの日本、楽しんでおいで！仕事も決まって、心配ごともないし、すっきりで本当によかったじゃん！」<br>「ほんとうに、おかげさまで・・・ありがとう！」<br><br>私は最高の笑顔であなたに答えてバスに乗った。発車してだんだんと小さく遠のいていくだろうあなたを、決して振り返らないと、わたしは心に決めていた。
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<link>https://ameblo.jp/lucy6345tm/entry-10142647612.html</link>
<pubDate>Tue, 23 Sep 2008 01:26:36 +0900</pubDate>
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<title>「最初で最後」</title>
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<![CDATA[ か細く燃えるわたしのこころとは反対に、外の空気はしんと冷たくなっていた。<br>もう12月だった。<br><br>会社の派遣留学できているあなたは、とりあえず勉強優先。試験を受けてちゃんと点を取らなくてはいけなかったし、レポートも提出しなくてはいけない。会社の飲み会にも顔を出し、大学時代から続けているテニスをこちらでも始めて、忙しい様子。<br><br>わたしは一体何番目だろう・・・？当時はよくこんなことを考えた。<br>奥さんの次の、お腹の赤ちゃんの次の、勉強の次の、会社の次の、テニスの次の・・・わたし。<br>「わたしとシゴトとどっちが大事？」なんてヤボな質問、誰にもしたことないし、そんなことを口に出すほど馬鹿な女ではないけれど、心ではいつも思ってた。<br>そして、それだけ忙しくてもわたしにちゃんと時間を作ってくれるあなたが大好きで憎かった。<br>わたしの希望を断るときですら、物腰やわらかに角を立てずに慰め、なだめ、丸く納める人。<br><br><br>何番目だろう？なんて問いに自分自身で答えが出るわけもなく、あなたに伝えられるわたしの希望は、あなたが思うよりも何倍も頑張って、何度も頭で唱えて、やっとやっと口に出してるんだよ。<br><br><br><br><br>クリスマス―　　　・・・一緒に過ごせる？<br><br><br><br>恋人たちの季節。この国でもそれは同じだった。学校はクリスマス休暇で4連休ほどの休みがあった。<br>『クリスマスは帰国するかもしれない』の”かも”が現実にそうなることを知ったのは12月に入ってすぐだった。妊婦の奥さんがいるのだ、ちょっとの休暇でも帰って当たり前だろう。事情を知っているわずかな親友たちはそういってわたしを励まし、前倒しクリスマスをイベントにするようにあなたに仕向けてくれた。<br><br>だってね、一年の留学期間で日本に完全帰国してしまうあなたを全力で愛してるわたしにとっては、すべてにおいて「また来年ね」なんて起こるはずもなく、常に『これが最初で最後』が頭につく。<br><br><br><br><br>最初で最後のクリスマス―<br><br><br><br><br>イブの一週間前にわたしたちは買い物に出かけた。<br>買ってもらったのはフォリフォリのシルバーリング。・・・指は、中指に。自分自身が他の誰かと結婚するときにでも、わたしはあなたのもの・・・この指輪を中指につけて結婚式をするんだよ、って精一杯の笑顔。<br><br>ちょっと高いレストランで、あなたと過ごす一週間早めの最初で最後のクリスマス。<br><br>今も中指に光るシルバー。他の人からもらったカルティエは海に投げ捨てたのに、やっぱりこれだけはなんど握り締めて投げつけようとこぶしを振り上げても、その想いを離すことができなかった。<br>
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<link>https://ameblo.jp/lucy6345tm/entry-10119405393.html</link>
<pubDate>Wed, 23 Jul 2008 23:33:09 +0900</pubDate>
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<title>葛藤</title>
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<![CDATA[ 1度きりで終わると思った？<br>わたしが割り切れると思った？<br><br>あなたには計算違いだったかもしれない。<br><br>1度きりで終われると思ったんだよ。<br>割り切れると思ってたんだよ。<br><br>わたしにとってもそれは想定外の気持ちの変化だったの。<br><br><br><br>女の子はみんな、セックスしてしまったら最後、どうしても気持ちが入ってしまって、そっから好きになっちゃったり、気になったりするって、その通りだと思う。<br>それ以上・・・こんなにカラダがぴったり合う人なんて想定外。<br>後にも先にもあなた以上の人は現れないって、今も思ってる。話なんて何時間しても尽きなくて、セックスもこんなにピッタリで・・・どうして結婚してるんだろうって何度も何度も考えた。<br><br>回を重ねるごとに募る想い。あなたが離婚する気なんて無いことももちろんわかっていたけれど、あなたがだんだんとわたしを愛しいと想い始めていることもよくわかった。<br><br>ほぼ毎週末、友達の部屋での飲み会のあと、時間をずらしてその部屋を出る。<br>わたしはあなたの寮の部屋までの道のりを、今から二人の時間を過ごす喜びと、あと何回、いつまでこうしていられるんだろうという不安を抱えながら歩いた。<br><br>入り口の門衛さんの間ではもうすっかり有名だった。<br>わたしが入ると「204号室だろ！替わりに記入しといてやるよ！」なんて顔パスだった。<br>「204のあいつは結婚してるしヨメは日本で妊娠中なんだぞ！」ってニヤニヤ言われたこともあったっけ・・・。<br><br><br><br><br>そんなことは知ってるの。<br>けれど海外にいたせいか、何もそんな実感なんて沸かなかった。<br>あなた自身もそうだったんだと思う。下は18歳の高校を卒業したての子たちと同じクラスで語学を学んでいる。そんな環境で家庭人でいろっていうほうが30歳の男にとっては無理だと思う。<br>赤ちゃんなんて、産まれて目の前に出されない限り父性なんて沸かないでしょ、男は。<br><br>不倫が誰かを傷つけるなんて、頭ではわかっていても実感ゼロ。<br>「もうすぐ奥さんとチャット終わるから、もうそろそろそっち出てきていいよ」なんて・・・あなたはどうやって頭を切り替えていたんだろう？<br>妊娠中の奥さんとのビデオチャットを終えた五分後にノックされるドア。<br>どんな気持ちでわたしを見てた？<br><br>辛いというより、不思議な気持ちでいっぱいだった。<br><br><br><br>結婚していないあなたに出会っていたとしたら・・・わたしはこんなふうに恋をしただろうか？興味を持っただろうか？<br>それはわからない。<br><br>わたしが出会ったのは、もうすでに結婚していたあなたで、それまでの生活や経験がその姿のあなたを形成したんだから。<br><br>だからね、離婚してほしいなんて望まない。<br><br>離婚したって、わたしは両親から勘当されて、あなたは社会的な信用も失って、産まれてくる赤ちゃんは父親を失って。<br>いろんなものを失ってまで、手にいられるもの（しかも保証もない）がわたしだけなんて。<br>そんなリスクは背負えない。あなたがそんな愚かな男じゃないことはわかってる。<br>たとえ奪ったとしても、奪ったものがいつまた奪われるか怯えながらなんて暮らせない。わたしはそんなに強くない。<br>ましてやあなたにあなたの子どもを捨ててほしくない。そんな人でいてほしくない。<br><br>あなたのこと、今までも今もこれから先もずっと大好きだけど、そうまでして奪おうとしないわたしはやっぱり情熱不足なのか本当はそこまで本気じゃないのか・・・。<br>それすら自分でよくわからない。<br>ただ、わたしは・・・もしもあなたの赤ちゃんをこのお腹に宿しても、あなたに黙って産み育てるか・・・もしくは妊娠したことすら告げずに堕胎を選ぶ・・・それくらいの覚悟はいつでも持ってるって・・・知るだけじゃなく、わかってほしい、それだけが私の欲だと言っても過言ではないくらい、あなたの前のわたしは無償の愛でいられるんだ。
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<link>https://ameblo.jp/lucy6345tm/entry-10119293991.html</link>
<pubDate>Wed, 23 Jul 2008 19:24:48 +0900</pubDate>
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<title>2003年10月16日</title>
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<![CDATA[ 日本に妊娠五ヶ月の奥さんを残してきていたあなた。<br>会社からの派遣語学留学だから仕方なかったそうだ。だから、一年の期間中は会社から原則として帰国が禁止されているにも関わらず、長期の休暇には秘密で日本に帰国してしまっていた。<br><br>10月に入ってすぐ、一週間ほどの連休があり、そのときも例外なくあなたは日本。<br>わたしは日本でわたしのことを想い出してもらうためにお土産を頼んでいた。そんなにストレスになるものでなく、買いやすいもの・・・コンビニで売っているようなスナック菓子だった。<br><br><br><br>あなたが帰ってきたとき、わたしは友達の家で「進むか止まるか」について盛り上がっていた。<br>数日後、夜9時。相変わらず毎日やりとりしているメール。<br>友達と食事を済ませたわたしは、あなたの家に頼んでいたお菓子を取りにいくことにした。<br><br>はじめて行くあなたの部屋。<br>学生寮なので入り口では受付で名前を書かされた。206号室の欄に自分の名前と入室時間を書く。<br><br>あなたはベッドに、わたしはひとつしかない椅子に座っていた。<br>日本の様子を聞いたり、その間にこっちで起こったことを話したり、もうとにかくあなたとの話題はいつだって尽きない。<br>買ってきてもらったお菓子を食べながら、出てきた飲み物はウーロン茶。<br>シラフ・・・なんだ・・・？今日はナイかな？なんて心の中ではそんなことを考えながら、気がついたら時間はもう1時を回っていた。<br><br>わたしの親からの電話で我に返る二人。<br>楽しいと時間が過ぎるのなんてあっという間。<br><br><br><br>「いつまで外で遊んでるの！もう帰ってこなくていいから！内鍵閉めるからね！！！！」と電話口の母に怒鳴られ、どうしよう？という顔であなたを見ると、思いもかけない言葉が返ってきた。<br>大人で既婚者のあなたはきっと「今すぐ帰れば大丈夫だよ。」って送ってくれるんだとばかり思っていたのに・・・。<br><br><br>「じゃあ・・・寝てく・・・？」<br><br><br>意外な台詞だった。<br>それでもバカなわたしはシラフだし、ナイだろうなって思いながらもやっぱり心のどこかでこうなることは期待もしていたし、予想もしていた。<br><br>電気を消して二人であなたのベッドに入った後もヒソヒソ話をしたり、時折おとずれる沈黙にドキドキしたり・・・。あなたの息がわたしのおでこのあたりにふわっとあたっていた。<br>わたしが上を向けば・・・<br><br><br>シラフだから酔った勢いじゃない。<br>その瞬間、わたしはあなたとこうなることについて思ってた。”既婚者とも経験のうち”<br>あなたはきっとこう思ってた。”きっとこの子は割り切ってくれる”<br><br><br><br><br>あなたの腕にぎゅっと力が入った。<br>「やっぱり、ガマンなんて出来ない・・・」<br>あなたのその言葉で上を向いたわたし。同時にふさがれるくちびる。<br><br>2003年10月16日の夜だった。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lucy6345tm/entry-10116478096.html</link>
<pubDate>Tue, 15 Jul 2008 13:10:05 +0900</pubDate>
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<title>光の下で</title>
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<![CDATA[ 「はじめまして」なんて挨拶、誰と何度となくかわしてきた。英語だったり、日本語だったり、中国語だったり、韓国語だったり。<br><br><br><br>わたしはあなたに会う前から、友人からあなたの話を聞いていた。<br>結婚していて、日本に家族を置いて赴任してきてる人だけど、すごくスマートで（賢いという意味で）さわやかな人がいるんだよ、って。<br><br>当時、わたしは23歳。<br>あなたは30歳だった。<br><br><br><br>海外の留学先。周りはみんなハメ外しモード。<br>あなたは会社からの派遣留学で語学を勉強しに来ていた。<br>この国では半年先輩のわたし。紹介するよ、という友人の背中にくっついて、よく晴れた秋の日差しの中にあなたは立っていた。まだ夏のにおいがかすかに残っていた。<br>夏のせい・・・若さのせい・・・海外のせい・・・あなたのせい・・・何かに罪をなすりつけようとすれば、いくらでも理由はあった。<br><br><br><br>「はじめまして、こんにちは」<br>それがあなたと交わしたはじめてのことば。<br><br><br><br>この人となら寝てもいい、既婚者？上等！<br>若かったわたしはちょっと不倫も経験してみてもいいかも、なんて軽い考えの中で絡まる視線。錯綜する妖しい想い。<br>賢いあなたはその瞬間にわたしを見透かしていたんだろう。<br><br><br><br><br><br>それからすぐだった。<br>ある友人の部屋でそれぞれの身の上話で盛り上がりながらお酒を飲んでいたところに、あなたが参加するようになったのは。<br><br>電話番号も交換して、すぐに毎日メールのやりとりをするようになった。<br>日本語の携帯電話じゃないから、ままならない文章。ローマ字で日本語をやりとり。<br>この国での生活のことや、お互いの環境のこと、あなたの奥さんが妊娠五ヶ月であることも知った。
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<link>https://ameblo.jp/lucy6345tm/entry-10114111260.html</link>
<pubDate>Tue, 08 Jul 2008 13:00:01 +0900</pubDate>
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<title>はじまり</title>
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<![CDATA[ 後悔なんてまったくしてない。<br>あの5年前、秋の空の下、立っているあなたに初めて笑いかけたこと。<br><br>好きになるって初めから感じてた。<br>もっと言うなら会う前からわかってた。<br><br>いつまでも好きでいさせて。<br>いつまでもわたしを翻弄して。<br><br>わたしの夢はね、生きてあなたのお葬式に出ること。<br>奥さんに「この度はお悔やみ申し上げます」っていうこと。<br>息子さんに「私はずっと知ってたよ。」っていうこと。<br><br>ただそれだけ。<br>他には何も望まないし、期待もしてないから。<br>大好き、今までも、今も、これから先もずっと・・・<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/lucy6345tm/entry-10112291592.html</link>
<pubDate>Thu, 03 Jul 2008 01:51:51 +0900</pubDate>
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