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<title>アラサーOL読書日記</title>
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<description>アラサーOLの日常をつづる。読書だいすき。USCPA受験中。ダイエット美容にも貪欲でいたい〜</description>
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<title>「俺か、俺以外か。」Roland</title>
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<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190402/22/m-rockpop/1f/4d/j/o0350049914383765140.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190402/22/m-rockpop/1f/4d/j/o0350049914383765140.jpg" width="350"></a></p><p>2019年読書カウント：6冊目</p><p>ジャンル：エッセイ</p><p>自分的評価：☆☆☆★★</p><p>&nbsp;</p><p>ここ数日、ナディア・ムラドさんの「The　Last　Girl」（<a href="https://ameblo.jp/m-rockpop/entry-12451399385.html" target="_blank">投稿記事はこちら</a>）をずっと読んでいて大変つらかったので（読んでいて悲しくなる内容が長いページに渡り展開<img alt="えーん" draggable="false" height="24" src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png" width="24">）、くすっと笑える本を探して、本書を手に取りましたが、結構自己啓発的な内容で、予想外でした（いい意味で）。</p><p>&nbsp;</p><p>現代ホスト界の帝王（すごい称号）、Rolandさんによる数々の名言と共に、その人生観や価値観などを語る構成になっています。ページ数も少なく、写真のみのページがあったり、名言の一言が１ページを丸々占めていたりで、一瞬で読める、気楽な娯楽に丁度良い本です<img alt="合格" draggable="false" height="16" src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/304.gif" width="16"></p><p>（以下、ネタバレ注意）</p><p>&nbsp;</p><p>Rolrandさんの経歴：プロのサッカー選手を目指し青春を全てサッカーに捧げる⇒挫折⇒周囲に流され大学進学⇒秒で辞めてホストになる⇒下積み時代には売れなくて苦労⇒自分のポリシーは曲げずに努力⇒現代ホスト界の帝王に。</p><p>&nbsp;</p><p>周囲の大反対を押し切って、大学の入学式の数日後に退学し、ホストになるって…すごいですよね。普通の感覚ならば、どれだけ授業がつまらなかったとしても、人生の保険の為に、大学はとりあえず卒業しておこうってなりませんか…？本当にやりたいことがあって、かつ、自分にならできると信じられる人間は強いですね。成功に次ぐ成功で波に乗っている時ならば人生を変える選択に対して強気に出られるかもしれませんが、Rolandさんの場合は、サッカーで挫折を味わった後であるにも関わらず、自信が持てたところが凄いと思いました。失敗し、夢破れて、周りにも馬鹿にされ、大学の入学金などを無駄にしたことを延々と親に怒られる未来などは想像しなかったのでしょうか…。</p><p>&nbsp;</p><p>唐突ですが、個人的に気に入った名言ベスト５（笑）</p><p>5位：「この部屋が汚いの？それとも俺が綺麗すぎるから汚く見えるだけ？」</p><p>4位：「ジャージばかり着ていたら、ジャージが似合う人間になっていく」</p><p>３位：「デブは甘え」　（ドキッ…）</p><p><span style="font-size: 1.4em;">２位：「ヴェルサイユ宮殿行ったら、観光じゃなくて内見と思われないか心配だなぁ」</span></p><p><span style="font-size: 1.96em;">１位：「寝てません。まぶたの裏見てただけです」　</span>笑<img alt="笑い泣き" draggable="false" height="24" src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png" width="24"></p><p>&nbsp;</p><p>読みながら、当初の目的通り、笑わせてもらいましたが、「なるほど～」と思う内容も多々ありました。</p><p>この著者、かなり個性的な御仁ですが、お父さんの教育が一風変わっています。「お宅の息子さんが好き嫌いが多くて…」と言った担任に対して、「なんでも好きだとかどっちでもいいって言う人間の好きという言葉に一体なんの価値がありますか？嫌いなものをしっかり嫌いと言えない男にはなるな。そう教えています」と返したとか。この父にしてこの息子あり…。捉え方によってはモンスターペアレントと呼ばれてしまいそうですが、私がこの担任の先生だったら、そうだな～と、逆に説得されてしまいそうです。</p><p>&nbsp;</p><p>「自分の人生なのにエキストラのように生きていくのはごめんだ！」</p><p>「自分の心に嘘をつくほど悲しいことはない。理由をつくって自分をだますより、素直になってほしいものは全て手に入れて行く人生の方が楽しいに決まってる」</p><p>「自分がそうなりたいと思ったら、素直にそれを目指してみる」</p><p>という言葉は、他人の視線や意見に従って、選択をしがちな私には結構響きました。</p><p>&nbsp;</p><p>また、「美」についても、著者が最大限の努力をするのは、ホストとしてのプロ意識もさることながら、「好きな自分でいたい、理想とする自分でいたい、自分のことを嫌いになりたくないという気持ち」を強く持っているからとのこと。すごくわかる。仕事を頑張った日、部屋がきれいな日、やろうと思ったことを完遂できた日、規則正しい生活ができた日、ヘルシーなものを食べた日…理想とする自分に近づけるような日を過ごしたあとは、私も私が好きになってるんですよ。そして逆もまた然り。自分との約束を守って努力していくことが、自信や自己肯定感を育てるのだと思います。しっかりスケジュール管理して、時間をうまく使おう…。あと、「人に見られていない時こそかっこつける」という話にも共感しました。ちゃんとしよう、ちゃんと…（<span style="font-size: 0.83em;">私は先日の休日に一歩も家から出ず、すっぴん＋寝間着で過ごしたアラサーです</span>）。</p><p>&nbsp;</p><p>なんだか、脈絡のない感想文になってしまいましたが、お許しください。この本、Rolandさん本人も作中で言っていますが、「自己愛が強い」です。けっこう自己愛の塊で、「俺の話」（あと「俺の写真」）で埋め尽くされています。なので、著者自身のことが、あまり好きではない人には読んでいてキツイ本かもしれません。私は好きですけどね。</p>
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<pubDate>Thu, 04 Apr 2019 22:12:00 +0900</pubDate>
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<title>「キング牧師とマルコムX」上坂昇</title>
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<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190402/20/m-rockpop/21/3e/j/o0309049914383698059.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190402/20/m-rockpop/21/3e/j/o0309049914383698059.jpg" width="309"></a></p><p>2019年読書カウント：5冊目</p><p>ジャンル：ノンフィクション</p><p>自分的評価：☆☆☆☆★</p><p>&nbsp;</p><p>アメリカの公民権運動について興味が湧き、この本を買って読んでみました。どちらの指導者も黒人の地位向上・政治参加・平等を求め活動した人物ですが、アプローチが全然違っていて面白かったです。（以下ネタバレありです）。</p><p>&nbsp;</p><p>この本は4章立てで、第１章ではキング牧師の生い立ちから活動、暗殺されるまでを紹介、第2章では同様にマルコムXを紹介、第3章で二人の違いを挙げ、第4章で現代における二人の評価が書かれています（とても分かりやすい！）。</p><p>&nbsp;</p><p>キング牧師：不自由のない牧師の家庭生まれ。ガンディーに影響を受け、非暴力主義を訴え続けた。キリスト教。「いかに不当な扱いを受けようとも、そのために白人を恨んだり憎んだりしてはいけない」と説いた。かの有名な1955年・バス・ボイコット運動の指導者に。白人との人種統合を目指した。1969年にキング牧師が暗殺されたときは、怒りに燃えた黒人が全米100都市以上で暴動を起こし、死者46名、負傷者3500名の犠牲が出た（キング牧師の「俺の話聞いてた？！」っていう悲痛な叫びが聞こえてきそうですね）。</p><p>&nbsp;</p><p>マルコムX：多難な幼少時代を過ごす。3歳の時、一家が住む家が白人により放火。また、マルコムが5歳の時父親が死亡（自殺と断定されたが、マルコムは白人に殺害されたと信じていた）。父の死により一家は困窮。その後も退学処分を受けたり、少年送りになったりした。コカインの常用、強盗、そして逮捕。刑務所の中で睡眠３～４時間以外全て読書&amp;勉強という日々を過ごす。その中で白人を悪魔とみなす「ネイション・オブ・イスラム（NOI）」に傾倒。ブラックムスリムとしての生活をここから始めるぞっという<span style="color: rgb(0, 0, 0);"><span style="font-size: 1.4em;">気合</span></span>を込めて「マルコムX」と名乗り始める。白人との統合を目指したキング牧師とは対照的に、選択的な「分離主義」を説いた（黒人には黒人だけの国・地域が必要であるとの考え。なので、かの悪名高き「KKK」とも利害が一致しており、意外にもうまくやっていた）。「アフリカに帰ろう」なるキャンペーンなども展開。その後、色々あり（雑！）、NOIから離れるなどしたのち、考え方はだいぶマイルドになったが、いまだに世間におけるマルコムXの評価は「過激派」。1965年、マルコムもやはり暗殺によって障害を閉じる。長年考え方の違いから対立してきたキング牧師から、マルコムの死に際して弔電が送られたという話は感動的。</p><p>&nbsp;</p><p>冒頭にも書いた通り、黒人の地位向上・確立という目的は同じなのに、アプローチが全く違った二人の対比が面白いです。中でも個人的になるほどと思ったのが、キング牧師の考え方。なぜ長年にわたって不当な扱いを受けてきたのに、白人を愛せよと説くことができたのか。キング牧師は聖人なのかと思いましたが、この筆者はキング牧師は「完全に白人より上位に立っている」と分析しています。根拠は、キング牧師の本の中に「白人の人格は人種的隔離によってひどくゆがめられ、その魂はひどく脅かされるものだからこそ、かれらはニグロの愛を必要とする」「白人は緊張や不安や恐怖をのぞくためにニグロの愛を必要としている」と書かれているところ。なるほど、確かに「長い間、差別をしてきたことによって性格が曲がってる、かわいそうな白人を許して愛してあげようね」って言っているようにも思えます。そうでもしないと、「汝の敵を愛す」ことなんて、なかなかできませんよね。</p><p>&nbsp;</p><p>それでも、キング牧師が著書の中で述べている「白人を愛すべき理由」はとてもすてきだと思いました。</p><p>理由①憎しみに対して憎しみをもって報いることは、憎しみを増すのであり、すでに星の無い夜になお深い暗黒を加えるからである。</p><p>理由②憎しみが魂に傷跡を残し、人格をゆがめるということにある。</p><p>理由③愛は敵を友人に変えることのできる唯一の力だということにある。</p><p>&nbsp;</p><p>これに対しては著名な黒人心理学者、ケネス・クラークが反論（？）しており、「敵あるいは圧迫者を愛せという哲学は心理的にも非現実的で、それが<span style="text-decoration: underline;">実行困難なために、良心の呵責をいたずらに起こさせるだけ</span>であり、実際にはあまり頼りにならないのではないか」と述べています。<span style="font-size: 1.4em;">めっちゃわかる。</span></p><p>&nbsp;</p><p>キング牧師がとても良いことを言っているのは理解できるし、ぜひそうしたいけれども、現実には難しいですよね。その点、マルコムの過激な白人批判は、きれいごとを取り去った本音のように感じます。もし、私が1950年代にアメリカで生活している黒人だったとしたら、どっちを指示したか、分かりませんね～。キング牧師の説いている話は美しいですが、キング牧師自身が白人に家族を殺されたりなどのトラウマ級の負の経験が無く、反対に、学生時代には白人女性と恋に落ち、結婚まで考えた（※結局あきらめた）というプラス経験があったからこそ、白人に対する愛を説くことができたのではないか、マルコムのような環境で育っていたなら、また違う発想になっていたのではないかなと思ってしまいます。</p><p>&nbsp;</p><p>ところで、アメリカの黒人に理想郷を与える「アフリカ帰還」という発想ですが、実際にリベリアへ、かなりの数のアメリカ黒人が「帰った」そうです。でも、現実的には、帰還したアメリカ黒人は、アメリカとは本質的に異なる土地で、自分たちの文化を維持しようとしたために、多くは「アフリカ化」に失敗してしまったのだそう。アメリカ黒人には、現地の人に対する差別意識があったようです。なかなか難しいですね…。</p><p>&nbsp;</p><p>マルコムXとキング牧師の関係についてですが、</p><p>初期：マルコムはキングを痛烈に批判。「白人の言いなりのアンクル・トムである」云々。</p><p>中期：「アプローチは違えども、目指すゴールは同じ」と、マルコムが態度や意見を軟化。</p><p>後期：キングにアプローチを図り、何度も招待状を送ったり（※だが断られる）、個人的にキングの講演会に出席したりしている。</p><p>と、時とともに変化していったようです。残念ながら、二人は一度顔を合わせた切りの接触で、会見も実現せず、先にマルコムが暗殺されてしまいました。殺されなければ、二人は共闘していたかもしれませんね。考えの違うライバル（？）同士が、同じ敵（差別）と戦うために、力を合わせっるって、少年漫画にも通ずるアツいものがありませんか。見たかった。</p><p>&nbsp;</p><p>アメリカの公民権運動と言えば、世界史の教科書でも5行くらい（？）で紹介されて終わりの印象でしたが、二人が活動家・革命家・指導者になっていくまでの道のりと、考え方、目標達成のアプローチを知ることができて、とても面白かったです。マルコムXって、キング牧師と違って「これをやった人」という目に見える成果が少ない（というか無い）のですが、現代において映画化されたり、著書が読まれ続ける理由が分かった気がします。この本が書かれたのは1994年と、けっこう前になってしまうのですが、まったく古さを感じさせない良本でした。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/m-rockpop/entry-12451490006.html</link>
<pubDate>Wed, 03 Apr 2019 20:35:00 +0900</pubDate>
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<title>「The Last Girl 」ナディア・ムラド</title>
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<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190402/13/m-rockpop/93/fd/j/o0461066614383470803.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190402/13/m-rockpop/93/fd/j/o0461066614383470803.jpg" width="400"></a></p><p>&nbsp;</p><p>2019年読書カウント：4冊目</p><p>ジャンル：ノンフィクション</p><p>自分的評価：☆☆☆★★</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size: 1.96em;">これって本当に2010年代に起こった出来事なの！？</span>と言いたい。</p><p>著者のナディアさんは、昨年（2018年）、ノーベル平和賞を受賞した、イラク出身のヤズィディ教徒の女性です。ノーベル平和賞の受賞のニュースでナディアさんの顔は見たことがあったものの、「女性のレイプ被害を訴えて賞を取った人」くらいの感覚でいました。この本を読んで、そんな一言では語れない、壮絶な体験を知ることになりました。（以下ネタバレあり）</p><p>&nbsp;</p><p>まず、イラクの複雑な、お国事情も私には未知の世界でした。ナディアさんも本の中で「どうしてイラクを統一国家だと言えるのか」と書いていましたが、イラクにはイスラム教徒のスンニ派、シーア派の対立に加えて、クルド人の自治地域「クルディスタン」（トルコ東部、シリア北部、イラク北部、イラン西部にまたがる）、その他の少数宗派民族（ヤズィディ教もこれ）と、違う宗教観を持った人たちが暮らしており、それを政府がきちんとコントロールできていないカオスな状態です。</p><p>&nbsp;</p><p>2003年：イラク戦争　アメリカが、「イラクに大量破壊兵器がある」として、軍事介入（※結局なかった）</p><p>&nbsp;</p><p>2006年：イラクの元大統領、サダム・フセインが処刑（シーア派住民大量虐殺の罪ほか）</p><p>⇒この時点でナディアさんは13歳くらい。「国が戦争をしていることは知っていたけど、自分たちの戦争とは思っていなかった」という言葉が印象的。スンニ派であったフセイン大統領の政権崩壊で、虐げられていたシーア派の人たちが政権の大多数を占めることに。当然それまでいばってきたスンニ派は面白くないので、その中からISISの協力者が出てくるなど、イスラム国の台頭を許してしまう基盤ができてしまった。自分たちの普段の生活が特に変わらなければ、戦争はどこか遠い地域での出来事であって、関係のないことのように思えるかもしれないけれど、間接的に、時間をかけて、戦争は民間の人々にも危険と恐怖を運んでくるのだと思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>2011年　米軍撤収で終戦（12月）</p><p>⇒米軍撤退後、圧倒的な力をもって治安を維持できる勢力がなく、アルカイダ、イスラム国などのテロ組織が流入したり、宗派間での抗争が勃発したりとイラク国内は、しっちゃかめっちゃか。本にもあったのだけど、イスラム国はイラク戦争でイラク軍や米軍が置いて行った武器なども活用していたのだとか。武器はちゃんと持って帰ってくださいと言いたい。</p><p>&nbsp;</p><p>上記のような背景がありつつ、ナディアさんたちが平和に暮らしていた町（コーチョ）に不穏な空気が漂い始めます。ISIL（イラクとレヴァントのイスラム国）が町の外まで来て、家畜や住民をさらい始めます。ある日突然、ISILから「学校に集まれ」と招集がかかり、従うと、男女に分かれるように指示され、男性は全員銃殺されました（死んだふりなどをして生き残った人もいました）。女性は年配者と若者で分けられ、年配者は後程虐殺されていたことが判明します。また、男子の子どもは、洗脳してISILの戦闘員にするために別に連れていかれました。ナディアさんを含む若い女性は、「サビーヤ」と呼ばれる性奴隷にされ、イスラム国戦闘員の間で売買されたり、虐待されたりします（もう読んでいて本当に辛い）。吉田秋生の「BANANA　FISH」に「拷問にレイプが効果的なのは死なない割りにダメージがでかい」というセリフが出てきたのを思い出しました。やる側には、欲望を満たす目的もあるのかもしれませんが、対象者の心を壊し、虐待を与える目的が大きかったのだろうと考えれば考えるほど、腹が立ちます。このような「サビーヤ」にされた女性が2,000～3,000人ほどもいたということ、さらに、そのうちの殆どが未だに行方知れずだということが本当に信じられない。</p><p>&nbsp;</p><p>ナディアさんは、隙をみて逃げ出し、地元民の家へ逃げ込みます。運よく、心の優しい家族の家のドアを叩いたので、イスラム国に差し出されずに、手引きを受けて、イラクのクルディスタンへ逃げ、兄と再会することができました。逃げられたら幸せかというとそんなことはなく、生存者の罪悪感（サバイバーズ・ギルティ）に苦しんだり、亡くなった家族のことを考えて悲しんだり嘆いたりする日々が続きます。そんな辛い日々の中でも、「神に生かされた意味」を考えながら、それぞれの生活はこれからも続いていくのです。</p><p>&nbsp;</p><p>この本の冒頭には、ナディアさんの家族の写真が多く紹介されています。中東の方の名前は親しみのないカタカナ名が多いので、最初は「こんなん載せられてても覚えられんし、分からんわ…」と思っていたのですが、読み終えて、一人一人の名前と顔を見ているうちに泣けてきました。特に逃げる途中で地雷を踏んでしまい、亡くなってしまった姪の写真と、ナディアさんのお母さんの写真が切ない…。</p><p>&nbsp;</p><p>この本を読み終えてから、イスラム国やイラク、シリアに関する記事を沢山読むようになり、イスラム国がやった非人道的な行いの数々を忘れないようにするための博物館を開く活動をしている団体や、生き残ったヤズィディ教徒の方々を支援していく団体を知りました。いつか人類にとっての「負の遺産」として、シリアやイラクに記念館や、モニュメントが作られるかもしれません。その時は、私もそこを訪れてみたいと思いました（今は、外務省のHPでレベル４（退避勧告）で真っ赤で渡航なんてできるはずもありませんが…）。<br>&nbsp;</p>
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<pubDate>Tue, 02 Apr 2019 13:23:35 +0900</pubDate>
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<title>「好かれる力」進撃のノア</title>
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<![CDATA[ <br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190315/00/m-rockpop/4e/f0/j/o0343049914372355354.jpg"><img width="343" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190315/00/m-rockpop/4e/f0/j/o0343049914372355354.jpg"></a><br>2019年読書カウント：3冊目<br>ジャンル：？？？<br>自分的評価：☆★★★★（星1つ..,）<br><br>文字が大きく、一瞬で読み終わってしまいました…。これは…読書と捉えて良いの…か？と思うくらいのライトな読後感です。<br><br>読もうと思ったきっかけは、著者の名前のインパクトと、ナンバー1キャバ嬢にあやかり、私も取引先に好かれつつ、スムーズな仕事につながれば良いな〜という下心的なやつ。<br><br>著者に関して言うと、<br>・当たり前のことを当たり前にしっかりこなせる筆者の仕事への姿勢<br>・自分の仕事に誇りを持っている姿<br>・中学生の時にキャバ嬢になりたいと決意して、しっかり実現したところ（しかも、比較的裕福な家庭のお嬢様っぽい）<br>・オーストラリアの田舎で高校生活を送り、環境が全く変わっても、最初の目標（キャバ嬢になる）をブレないで持ち続けたところ<br><br>などなど、尊敬に値すると思いました。やっぱりどの世界においても一流の人ってそうなんですね。<br><br>…なんですが、この著者は多分、本で読むより、youtubeとかで喋っているところを見たほうが楽しめる気がしました。<br>人物としては、すごいな〜と思いますが…書いてあるモットーや文章から、あふれ出る既視感…。<br><br>正直、著者にさほど興味があったわけでもなく、人に好かれる技術的なものを拝借する目的で読み始めた身としては、ごめんなさい、全く収穫はありませんでした…（個人の意見です）<br><br>あと、内容の割に、本の値段が…コスパが良くない…。著者の写真などももっと入ってれば、綺麗なお嬢さんの拝観料だと思えるかも（そうか？）ですが、写真もそんなにない。笑<br><br>普段本をあまり読まない人や、実際に夜の世界でご活躍されている方には参考になる本だと思います。
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<pubDate>Fri, 15 Mar 2019 00:34:33 +0900</pubDate>
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<title>「読書する人だけがたどり着ける場所」斎藤孝</title>
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<![CDATA[ <a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190315/00/m-rockpop/d2/5c/j/o0446068814372333306.jpg"><img width="400" border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190315/00/m-rockpop/d2/5c/j/o0446068814372333306.jpg"></a><br>2019年読書カウント：2冊目<br>ジャンル：自己啓発？<br>自分的評価：☆☆☆★★（星3つ）<br><br>とにかく、あー、本読も！と思わされる本でした。おススメの本も結構紹介されていて、今後の参考にしたいと思いました。<br><br>本のタイトルの「読書する人だけがたどり着ける場所」は、どこや？と思いながら読み進めました。<br><br>7章構成で、ざっくりこんなことが書かれています。（以下、ネタバレ？あり）<br><br>第1章：読書をすれば、コミュニケーションや話す言葉により深みが増す。<br><br>第2章：一流の知識や人格を持った人の著書に触れることで、アナタも深い人になれる！<br><br>第3章：思考力を深める目的で読む際には、感情を伴うことが大切<br><br>第4章：知識を深めるためには、1つの分野で3〜5冊の本を読むと良い。知識が深まれば世界が広がり人生はより楽しくなる<br><br>第5章：人格を深めるためにも読書はめっちゃ大事。論語や、太宰治などの文学や詩、時代を超えて受け継がれる神話などに触れている。<br><br>第6章：本を読んでると、人生の勝ち負けとかどうでもよくなる。人生が深まる。<br><br>第7章：頑張って原書に触れてみるべし。<br><br>本書で何度も何度も出てくる「深い」という言葉。<br><br>タイトルにある、読書する人だけがたどり着ける場所は、まぁ、「深いところ」ということでしょうか。<br><br>これから読書をしよう！という方にはモチベーションアップにもなる良い本と思います。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/m-rockpop/entry-12446980830.html</link>
<pubDate>Fri, 15 Mar 2019 00:13:46 +0900</pubDate>
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<title>「生きるための選択」パク・ヨンミ</title>
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<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190310/17/m-rockpop/58/88/j/o0463066214369578703.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190310/17/m-rockpop/58/88/j/o0463066214369578703.jpg" width="400"></a></p><p>2019年読書カウント：1冊目</p><p>ジャンル：ノンフィクション・自伝</p><p>自分的評価：☆☆☆☆☆（星5つ！満点）</p><p>数年前に、「美人すぎる脱北者」として一躍有名に（？）なったパク・ヨンミさんの自伝。「北朝鮮」「中国」「韓国」の3部構成で、脱北して韓国で自由を手にするまでの体験談が書かれています。</p><p>&nbsp;</p><p>＜以下あらすじ　※ネタバレあり＞</p><p>　第一部の「北朝鮮」では、著者が、比較的裕福な家庭に生まれてから、父親の逮捕によって貧困状態となり、飢えて脱北を決意するまでが書かれている。</p><p>&nbsp;</p><p>　北朝鮮では、出自が人生に大きく影響を与え、良い「成分」の家に生まれれば、それなりの人生を送れるが、低い「成分」の生まれであったり、親族が逮捕されたり（罪状は、ハリウッド映画を観ていたとか、生きるために仕方なく闇市でものを売ったとか、農業政策が上手くいかない責任を取らされたりとか、理解しがたいものが多い）すると、あっとう間に転落＆貧困の人生が待っている。また、北朝鮮の人民は幼いころより、金日成・金正日・金正恩などのキム一家が、神にも等しい存在であり、天気まで操れるなどのプロパガンダにさらされており、洗脳が完了してしまっている（！）著者も、キム一族に対する、疑問や不満は一切なく、とにかく飢え死にの運命から逃れたい一心で脱北を決意した。</p><p>&nbsp;</p><p>　第二部では「中国」が舞台となる。著者は4人家族だが、父親を北朝鮮に残し、母親と２人で中国と北朝鮮の国境である半分凍った鴨緑江を越えて中国へ渡った（姉は先に脱北していると思われていた）。手引きをしていたブローカーが、実は人身売買グループのメンバーであり、母親は強姦された後に、農村へ売られ、著者は13歳にしてマフィアの愛人になることを強いられる。純潔を奪われ、人身売買の手伝いもさせられる。</p><p>&nbsp;</p><p>　この本を読むまで知らなかったが、中国は脱北者を難民と認めず、見つけ次第、警察に突き出し、北朝鮮へ強制送還している。北朝鮮へ送り返されれば、拷問を受けたり、収容所で厳しい労働をさせられたりするので、脱北者は、手引きをした者に頼らざるを得ず、逆らえない。中国における脱北者の立場は非常に弱い。</p><p>&nbsp;</p><p>　さて、著者を買ったマフィアだが、なんだかんだ良いところもある奴で、次第に著者を愛するようになり（しかし妻と子供は別にいる）、著者の母親を買い戻し、父親を北朝鮮から呼び寄せた（やはり美人は得をすると思った…。著者がブッサイクだったら、母親同様農村に売り飛ばされて、そこで試合終了だったのでは）。その後、父親が亡くなったり、父親の亡霊におびえたマフィア（薬でもキめていたか）に解放されたりし、中国の瀋陽へ移り、母親と二人で暮らす。身分証が無いため、中国内で「ちゃんとした」仕事に就くことはできず、アダルトチャットなどのアングラ系の仕事に従事せざるを得なかった。その後、キリスト教系の支援団体の協力を得て、ゴビ砂漠を越えてモンゴルへ向かうことを決意する。</p><p>&nbsp;</p><p>韓国へ行くのに、なぜにゴビ砂漠？と思ったが、モンゴルは韓国政府と協定を結んでおり、脱北者を韓国へ送り届けている。韓国政府は脱北者を自国民と認め、受け入れているので、韓国へ行けさえすれば、韓国籍が与えられる。著者は母親と共に過酷な砂漠越えに耐え、無事にモンゴルとの国境を越えることができた。</p><p>&nbsp;</p><p>　第三部は「韓国」に渡ってからの話がつづられている。韓国に渡りさえすれば全てが上手くいく…ということはなく、著者は、差別的な目で見られたり、屈辱的な尋問を受けたりする（とはいえ、脱北者を装ったスパイや、不法滞在目的の中国人などの入国を阻止したいという韓国政府の意図は理解できる…）。きちんとした教育を受けられなかったため、著者の学習レベルは当初8歳児程度であった。その後、「勉強マシーン」と呼ばれるまで必死に勉強し、脱北から2年で高校卒業認定試験に合格した後、名門と言われる「東国大学」への入学を果たす。</p><p>　</p><p>マララ・ユスフザイの「わたしはマララ」を読んだ時も感じたことだが、好奇心や学習意欲というものは、元来人に備わっているものであり、教育を受けることは尊いことだなぁとしみじみ思った。著者も抑圧されてきた知識欲が爆発したのか、本をひたすら読み漁ったとある。「自分の中に育つ言葉が無ければ、本当の意味で成長したり学んだりすることはできない。そのことがわかってきて、自分の脳が文字通り生き返るのを感じた。暗く不毛だった土地に新たな道が出現したみたいに、読書が生きることの意味、人間であることの意味を教えてくれた」という一節が印象的。</p><p>&nbsp;</p><p>　最後は、テレビ出演や、姉との再会、「One Young World Summit」でのスピーチを経て米コロンビア大学で人権を学んだなどの活動が書かれた後、少しでも多くの友人知人の北朝鮮人が、自由を手にすることへの祈りで締めくくられている。</p><p>&nbsp;</p><p>あらすじをひととおり書いてしまうと味気ないが、著者の文才のおかげか、何度も「なるほど」と思ったり、読んでいて一緒に喜怒哀楽を感じられる本であった。私の中では「大当たり」。また読み返したいし、北朝鮮や脱北者の人生を知りたいと思わせてくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>＜印象にのこった言葉＞</p><p>「誰にも砂漠はある。それは私の砂漠とは違うかもしれないが、誰もが人生の目的を見つけて自由になるためには、その砂漠をこえなければならないのだ」</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/m-rockpop/entry-12445758417.html</link>
<pubDate>Sun, 10 Mar 2019 17:42:14 +0900</pubDate>
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