<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>幕no内弁当！</title>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/mac-ben/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>秋葉原で「なんでも屋」を営む桐嶋快斗の日常を、台本形式でお届け！　この物語はフィクションです。登場する人物/団体/名称等は全て架空であり、実在するものとは一切関係ありません。※許可のない転載は厳禁です</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>test_#01 new</title>
<description>
アメンバー限定公開記事です。
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/amemberentry-12568563467.html</link>
<pubDate>Tue, 21 Jan 2020 03:35:39 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>TEST　#001</title>
<description>
アメンバー限定公開記事です。
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/amemberentry-12568523998.html</link>
<pubDate>Mon, 20 Jan 2020 22:21:35 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>目次　（一覧）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>第001話 『人生はサンドウィッチ!?』</p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12235669167.html">part 01</a></p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12235671021.html">part 02</a><br>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12235672656.html">part 03</a><br>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12235674262.html">part 04</a></p><p>&nbsp;</p><p>第002話 『夢であれ』</p><p>　　　　　　　<a href="https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12237849860.html">part 01</a></p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12240029134.html">part 02</a></p><p>&nbsp;</p><p>第003話 『H.E.I.W.A.』</p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12242287026.html">part 01</a></p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12244419386.html">part 02</a></p><p>&nbsp;</p><p>第004話 『Tragedy of teaspoon』</p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12246615815.html">part 01</a></p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12248817536.html">part 02</a></p><p>&nbsp;</p><p>第005話 『行方が不明でオマエかい！？』</p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12250946328.html">part 01</a></p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12253710966.html">part 02</a></p><p>&nbsp;</p><p>第006話 『Serious Talk』<br>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12256007402.html">part 00</a></p><p>&nbsp;</p><p>第007話 『代償の行方』</p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12257755137.html">part 01</a></p><p>　　　　　　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12259385863.html">part 02</a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12235682082.html</link>
<pubDate>Wed, 20 Jun 2018 10:22:04 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第007話 『代償の行方』　part 02</title>
<description>
<![CDATA[ <p>&nbsp;<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/f8/65/j/o1490708013897647492.jpg"><img alt="e07-p02_01" height="1996" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/f8/65/j/o1490708013897647492.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/17/28/j/o1490974813897647503.jpg"><img alt="e07-p02_02" height="2748" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/17/28/j/o1490974813897647503.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/d3/05/j/o1490952013897647510.jpg"><img alt="e07-p02_03" height="2683" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/d3/05/j/o1490952013897647510.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/fa/92/j/o1490712413897647513.jpg"><img alt="e07-p02_04" height="2008" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/fa/92/j/o1490712413897647513.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/10/05/j/o1490774213897647520.jpg"><img alt="e07-p02_05" height="2182" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/10/05/j/o1490774213897647520.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/1c/c4/j/o14901006013897648052.jpg"><img alt="e07-p02_06" height="2836" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/1c/c4/j/o14901006013897648052.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/23/39/j/o1490845213897648057.jpg"><img alt="e07-p02_07" height="2382" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/23/39/j/o1490845213897648057.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/45/f9/j/o1490715213897648061.jpg"><img alt="e07-p02_08" height="2016" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/45/f9/j/o1490715213897648061.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/9b/74/j/o1490659613897648067.jpg"><img alt="e07-p02_09" height="1859" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/9b/74/j/o1490659613897648067.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/4f/7c/j/o1490658013897648071.jpg"><img alt="e07-p02_10" height="1855" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170324/22/mac-ben/4f/7c/j/o1490658013897648071.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;<span style="font-size:0.7em;">【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12257755137.html">　前の回　</a>】　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/theme-10100381386.html">　目次　</a>　　【　次の回　】</span></p><p><br><span style="font-size:0.7em;">ＴＷＩＴＥＲアカウント 【<a href="https://twitter.com/mac_ben_tw">@mac_ben_tw</a>】</span></p><p><span style="color:#ffffff;"><span style="font-size:0.7em;">【前回までのあらすじ】数日前に借りたレンタカーを爆破させてしまったアスカ。「モーターショップ輪童」に提示された１千万円の修理代金を少しでも浮かせようと、必死にパーツ集めをしていたのだった。が、しかし……【１６：３９】◆　デイジー・スポーツクラブステバのPhantomサイズのカップをテーブルに叩きつけるアスカ。ビクッとする他の常連客達アスカ　　「クッソー」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ドドドドドとラウンジを出て行く他の客憂希　　　「やっぱりあなただったのね」ラウンジに入ってくる憂希アスカは振り向きもせず、プールを見下ろしているアスカ　　「悪いか、アタシは今悩み事を抱えてんだよ」憂希　　　「あなたと共通点を持つことになるとは思わなかったわ。私も今、他のお客さんから苦情を受けて悩んでるのよ。ラウンジにいる女はなんなんだって」アスカ　　「リラクゼーションラウンジに癒しを求めて何が悪ぃんだよ」憂希　　　「求めるのは結構。何も問題ないわ」アスカ　　「だろ」憂希　　　「ちゃんと会費を払ってくれるお客さんならね」アスカ　　「またソレかよ」憂希　　　「当たり前でしょ、あんたさ、いったいどうやって忍び込んでるわけ？」アスカ　　「企業秘密だ」憂希　　　「どんな企業よ」アスカ　　「オマエらが想像もつかないくらいデッカイ企業だ」憂希　　　「なんの？」アスカ　　「それも企業秘密だ」憂希　　　「まったく」ＴＶから音声が聞こえてくるＴＶ　　　「番組の途中ですが、ここで緊急ニュースです。本日未明、男性が秋葉原の電気街で、飛び降り自殺をすると大声を出し、屋上に立てこもる事件が発生しました」憂希　　　「あら、また事件？」ＴＶ　　　「先ほど警察が出動し、現場を包囲しました。ＳＡＴの姿も見得ています」アスカ　　「なんで飛び降りくらいでＳＡＴが出動すんだよ。相当ヒマなんだな、アイツ」憂希　　　「あ。あれ紗那弥さんかしら」アスカ　　「ん？」ＴＶには現場で対策を練る警察関係者が大勢映っている。険しい顔でケータイを２つ、左右の耳に当てて話をしているＳＡＴ隊員。&nbsp;&nbsp; &nbsp;ジャケットを着た紗那弥であるアスカ　　「んん？」しかし、アスカの目は別のモノに奪われているアスカ　　「おい、あれって・・・」憂希　　　「え？ 　ああ、倉庫片づけてたら出てきたのよ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ラウンジの入り口に、台車に乗った荷物が置いてある憂希　　　「昔、ストレッチのクラスで使ってたヤツ。ボールが流行る前は、こうしてタイヤの上に横になって・・・」アスカ　　「捨てるのか！？」憂希　　　「そうよ、だってもう時代遅れだもの」アスカ　　「もったいない！！」憂希　　　「え？？」アスカ　　「オマエはそーゆーところがダメだ！ 憂希　　　「なによそれ」アスカ　　「古い古くないじゃない。使えるか使えないかだ！ よし、わかった！ ここはひとつ、そのかわいそぉーなタイヤさんをアタシが再利用してやろーーーーじゃないか！ さ、そのいたいけなタイヤさんをこっちに渡せ！」と、勝手にタイヤを取り上げ、出て行くアスカ．さっきから鳴っていたケータイを取り出し、通話ボタンを押す憂希憂希　　　「はいはーい、水野でーす」【１７：００】◆　　モーターショップ輪童アスカ　　「これでどうだぁ！」腕を通して担いできたタイヤを作業場に放り投げるアスカ楼桜沙　　「いいタイヤね」アスカ　　「そうだろ？ 手に入れるのに苦労したんだぜ。で、これでいくらになる？」楼桜沙　　「９９７万９３５０円」アスカ　　「なんでだよぉー！？　さっきと変わってねーじゃねーかー！！」楼桜沙　　「車種が違うのよ。それはオフロード用でしょ。そんなタイヤこの車につけたら乗ってるのが苦痛よ」アスカ　　「タイヤはタイヤだろー、とにかくつけてマケてくれよぉー」パシャッとフラッシュがたかれるアスカ　　「ん？ なんだ？」カメラを持ったてん子、電柱の陰から姿を現すアスカ　　「てん子、オメーなにやってんだカメラなんか持って」てん子　　「ここで造ってたんですね、アスカさん」アスカ　　「ああ、そーだけど、なにコソコソしてんだよ。サナミになんか頼まれたのか」てん子　　「いえ、むしろ紗那弥さんには内緒にしておいた方がいいと思います」アスカ　　「いや、でもこの店はサナミが……」てん子　　「大丈夫です！ このことは、絶対誰にも言いませんから！」アスカ　　「ご、誤解だてん子！ これは違うんだ！ アタシはフツーーーの人間なんだ！」てん子　　「そういうことにしておいた方がいいですよね、世間体も気になりますしね。ＴＶ局が来たら大変ですもん」アスカ　　「そんなことをわざわざ撮りには来ねーだろ」てん子　　「特に１２ｃｈあたりはこういうことにしつこそうですね」手帳に書き込むてん子てん子　　「勉強になります」アスカ　　「メモを取るな！」てん子　　「最初からそうじゃないかとは思ってたんですよ」アスカ　　「アタシのドコがナンなんだ！」てん子　　「やっぱりそっちだったんですね」アスカ　　「だから違うって！」てん子　　「大丈夫デス！　&nbsp;ＮＡＳＡの人には内緒にしておきますから！」アスカ　　「・・・・・・・・・・はぁ！？」てん子　　「あの爆発は、その車型宇宙船の発射テストだったんですよね」アスカ　　「宇宙船？」てん子　　「ずいぶん小型ですよね。最近の宇宙技術はやっぱり進んでるんですね。地球のクローンや立体映像の技術についてはどうお考えですか？」アスカ　　「てん子よ。アタシが宇宙人に見えるか？」てん子　　「いえ、見えません」アスカ　　「そうだろ？ オマエに１つ言っておく。アタシはレッキとした…」てん子　　「人間にしか見えません。やっぱり姿形は自由自在に変えられるもんなんですね！ 感動です！」アスカ　　「その感動を踏みつぶしてスマンがてん子、アタシは宇宙人じゃない。姿形は変えられない。オマエと同じ、完全にノーマルな人間だ」楼桜沙　　「言っとくけど、あなたがノーマルだろうとノーマルじゃなかろうと、私には関係ないわよ」鳥肌が立つアスカ【１７：２５】◆　秋葉原電気街第二仁誠ビル前ケータイ２つを左右の耳に当て、話をしている紗那弥紗那弥　　「ありがとう、よくやってくれたわ。このお礼は必ずするから、次はウインカーレバーを用意して待機してて」憂希の声　「はーい」紗那弥　　「小峯ちゃんはハンドルをペンダントにカモフラージュして待ってて」小峯の声　「首がコリそうだけど頑張ってみるわ。」紗那弥　　「２人とも、ヨロシクね」ケータイを切る紗那弥紗那弥　　「これで、良しと。」両手のケータイを握りしめる紗那弥紗那弥　　「……楽しいわ」空を見上げる紗那弥紗那弥　　「アスカを困らせる。これが私の、快感……」快斗　　　「紗那弥さん！」快斗とマロンが来る紗那弥　　「快斗くん」快斗　　　「大変なことになってますね、状況は？」紗那弥　　「変わらずよ。ニュースの通り」マロン　　「うわぁー、すごーい。秋葉原って、警察こんなにいたんだぁ」快斗　　　「紗那弥さん。何かオレ達に出来ることがあったら……」紗那弥　　「あるわ。これを持ってて」それぞれにパーツを渡す紗那弥快斗　　　「ベルト？」マロン　　「手鏡？」快斗　　　「……にしては薄いし太いし長いよなぁ」紗那弥　　「魔法のベルトよ」マロン　　「……こっちも変なカタチ。Ｔ字の手鏡って」紗那弥　　「奇跡の手鏡なの」隊員　　　「全班、配置に着きました」紗那弥　　「始めるわよ」紗那弥、ビルの屋上に拡声器を向ける紗那弥　　「屋上から飛び降り自殺しようとしてるそこのあなた。早く下りてきなさい。何があったか知らないけど、バカなことはやめた方が身のためよ。下りてくるのが嫌ならそれでもいいわ。これだけ警察を出動させといてただで済むとは思ってないわよね。やるなら早く飛び降りなさい。私たちも暇じゃないのよ。そんなに人目を引きたいなら、どっかの遊園地でアトラクションのお兄さん……ぃぇ、オジサンにでもなったら……って、ちょっと！　あんたなにやってんのよ！？」快斗　　　「え？」快斗が振り向くと、待機していたパトカーに乗り込もうとしているアスカアスカ　　「１台貰ってくぞ」紗那弥　　「はいどうぞってあげるとでも思ってるの！？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;拡声器のまま話してしまった紗那弥アスカ　　「こんだけあるんだ。１台くらい無くなってもわかんねーだろ」紗那弥　　「わかるわよ！　これだけ目の前で持ってかれたらね！アスカ　　「だからこっそり近づいたじゃねーか！　それをこんな大勢の注目の的にしたのはオマエだからな！　だからオマエが悪い」紗那弥　　「わけのわからないこと言ってないで早く降りなさい！」アスカ　　「わーったよ、このドケチ」紗那弥　　「だいたいあんたそのパトカーどうする気なのよ！アスカ　　「持っていくんだよ輪童に。値切ろうとしてもアイツ全然きかねえんだ！　それでもアタシがごねてたら、しまいにゃ、タダにするからデートしろって言いやがったんだ！」紗那弥　　「あ～らよかったじゃない人並みにデートする相手ができて。いっそのこと結婚でもして一刻も早く快斗くんの部屋から出て行ったらどぉお！？」アスカ　　「相手は女だぞ！　それも！　なんか！　ちょっと年上っぽいんだ！」紗那弥　　「同性愛が１面を飾るなんて昔のことよ、大勢の野次馬に聞かれてるからってそんな隠すことじゃないわよ」アスカ　　「隠す隠さないじゃない！　アタシは違……ぁあ！！　テメー！　知っててワザと紹介しやがったな！！」紗那弥　　「だとしたら、何か法律にでも触れるのかしら？」アスカ　　「オ・マ・エ・ど・こ・ま・でぇぇぇぇぇ…」キャーーーーーーーーー！！アスカ　　「ん？」　　「んん！？」周りを見ると、野次馬達が「危ない危ない！」と口々に言っている。野次馬の目線を追って空を見上げると、手すりの外を歩く自殺志願者紗那弥　　「あ、忘れてたわ」アスカに向き直り紗那弥　　「とにかく、私は今、あのオッサンの自殺を止めなきゃいけないの。あなたの同性愛問題に付き合ってる時間は無いのよ」　　「だったらその時間、アタシが作ってきてやるよ！」ビルに走り込んでいくアスカ紗那弥　　「ちょっと！　なにする気よあんた！！」紗那弥、追う。取り残される快斗。マロンは『手鏡』で髪を治している快斗　　　「このベルト、やっぱダサイよね」マロン、鏡を快斗に向けてマロン　　「ギザ」【１７：２７】◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;第二仁誠ビル　屋上ガンッ！　とドアを開け放つアスカ　　「おい！　自殺者！！」山城　　　「ヒャ！　く、来るなぁー！！　ぅ、うわぁーーー！！」驚いた拍子にバランスを崩し、落ちそうになる自殺者・山城源次郎アスカ　　「来るなじゃねぇー！」走り寄り、手すり越しに胸ぐらを掴むアスカアスカ　　「テメエいったいどーゆーつもりだぁ！！」山城　　　「へ…！？」結果的に落下を阻止しているアスカだが、アスカ本人にそんなつもりは全くないアスカ　　「さんざんアタシに迷惑かけといて文句の一つも言わせないで死ぬつもりかゴルァ！！」山城　　　「あ、あの、どなたですか……」紗那弥、屋上に到着紗那弥　　「やめなさい！　そこの同性愛者！」アスカ　　「ぁあ！？」仁王立ちで、右手を腰に左の手のひらをアスカに向けて、『ＳＴＯＰ！』と言わんばかりの、というか、言いながらのポーズ紗那弥　　「いくら自分が同性愛者だからって、ノーマルなオッサンをシバキ倒す権利はないはずよ！」アスカ　　「誰が同性愛者だ！！」自殺者を振り払うアスカ山城　　　「うわ！」落ちそうになり、あわてて手すりを掴む自殺者&nbsp;&nbsp; &nbsp;ひとまずオッサンを放ったらかし、紗那弥に向かっていくアスカアスカ　　「だいたいあの整備工はなんなんだ！？　思いっきりボッタクリじゃねーか！！」紗那弥　　「仕方がないでしょ、その店で決められてる料金なんだから」アスカ　　「にしてもだな！」紗那弥　　「私、安いなんて言ったかしら？　腕は確かとしか言ってないでしょ？」アスカ　　「テ、テメー、やっぱ知ってやがったな……」紗那弥　　「どうかしら」アスカ　　「それが仮にも警察官のすることかぁ！？」紗那弥　　「その警察官が今しなきゃいけないのは、あのオッサンの自殺を止めることなの。あなたの同性愛問題じゃないのよ」アスカ　　「ァまたオマエ！！」紗那弥　　「私だって辛いのよ。知り合いの同性愛問題より、どんな人間か知りもしない禿げたオッサンの命を優先しなければいけないなんて……。Ａｈ、警察官の憂鬱……。わかってくれるわよね？」アスカ　　「ああ。よーくわかった。」紗那弥　　「ありがとう、助かるわ。ならさっさと……」アスカ　　「いますぐアタシが落としてきてやる！」紗那弥　　「全然わかってないじゃないのよ！」紗那弥を無視してオッサンに向かっていくアスカアスカ　　「おいこら、テメー、ちんたらやってねーで早く落ちろ！」道路を指さしアスカ　　「今すぐ落ちろ！　アタシはコイツと話があるんだ。大事な話だ。アタシの生活とプライドと今後のキャラ設定がかかってる話だ」山城　　　「わ、わたしは今、命がかかっているんですが……」アスカ　　「そんなことはどうだっていい」山城　　　「は、はぁ」アスカ　　「アンタも聞いてたと思うが、」オッサンと肩を組むアスカアスカ　　「アイツのせいでアタシはこの先の人生、同性愛者だと思われ続けて過ごさなきゃいけなくなりそうなんだ。アンタ、ゲイに思われたことあるか？」山城　　　「なんなんだ突然！」アスカ　　「オマエはゲイか！」肩にかけた腕でオッサンの首をしめるアスカ山城　　　「じがう……わだじはじがう……」アスカ　　「アタシもそうだ、女に興味はない。ノン気だ。ここまではいいな？」山城　　　「は、はい……」アスカ　　「その、宝塚にも全く興味のないアタシがだ。１人の心ない女のせいで、近く、女とデートをしなければいけないかもしれない状況に、今立たされてるワケだ」山城　　　「ぐ……ぐぐ…」アスカ　　「それを阻止するためにも、アタシは今、心ないアイツと話をしなければいけないんだなこれが」山城　　　「じ…じぬぅ……」アスカ　　「そこでだ。アンタには２つの内、どちらか１つを選んで欲しいと思う」山城　　　「…………」アスカ　　「今すぐここから飛び降りるか、」山城　　　「……ぐが……」アスカ　　「力尽くでアタシに投げ落とされるか」山城　　　「……がこぉ……」アスカ　　「自殺をやめるっていう道もあるが、」山城　　　「…………」アスカ　　「それは無理だ」山城　　　「…………」アスカ　　「世間てものはそんなに甘いモンじゃぁない。これだけ迷惑かけてんだ、アタシが許さない」山城　　　「……ぐぐ……」紗那弥　　「なに勝手なことばっか言ってんのよ！」紗那弥、近づく。ガシッ！　と、オッサンに肩を組み、結果的にダブルのヘッドロック紗那弥　　「私たち警察はね、今この自殺者の救出で忙しいの。あなたみたいに自分のことしか考えないような同性愛者の些細な同性愛問題に関わってる暇はないの。ごめんなさい」アスカ　　「ササイだッとぉー！」アスカ、オッサンの胸ぐらを掴む。首しめられることから解放されたオッサンは、必死で空気を吸い込んでいるアスカ　　「もうアッタマキタ！　おいテメエ早く落ちろ！　コイツとはとことん話をつけなきゃなんなくなった！　今スグ落ちて早くコイツと話をさせろ！」紗那弥　　「落ちたら落ちたでそのときは道路に散らばった肉の破片を片付けなきゃいけないから。どっちにしろ、あなたの同性愛問題について話を聞くのは、明日以降になるわね同性愛者さん」アスカ　　「同性愛同性愛言うな！　アタシャドノーマルだ！」山城　　　「いい加減にしてくれ！」アスカ　　「なんだとこのハゲ！」紗那弥　　「なによ脂身！」山城　　　「私はいま死のうとしてるんだ！」アスカ　　「アタシャいま腹が立ってんだ！」紗那弥　　「迷惑だって言ってんのよ！」山城　　　「ぇ、ええ～～～……」紗那弥　　「あんたね、人が１人死ぬってことがどういうことかわかてんの？　現場のことだけじゃない。あんたの体を処理すんのだって楽じゃないのよ！　見たくもない内臓見せられて！　嗅ぎたくもないウ○コやション○ンの臭い嗅がされて！　これっぽっちの縁もゆかりもない人間が火葬場に立ち会わなきゃイケないのよ！　戸籍の整理だぁ遺族への連絡だぁって、なんで私たちがやってやんなきゃいけないのわけ！？　そのくらい自分でやっときなさいっつーのよ！　その間にもクソみたいな書類にいくつもいくつもハンコもらうためにあっちこっち回らなきゃいけないし、しかも全員ハゲだし。面倒くさくてたまんないのよ！！　どうしてああいうセクションてのは鈍臭いジイさんばっかなのかしらね！　ハンコひとつ雄のにどんだけ時間かかるわけ？？　天下りにも程があるでしょ！　あんた１人のせいで……あんた１人だけのせいで……なんで私が何時間もサービス残業しなきゃいけないのよ！！　私はね、ベッドでゆっくり寝たいのよ！！　この私の気持ちが……切に願うこの想いがどれほどのものか、あんたわかってんの！？」山城　　　「仕事があるだけいいじゃないか」紗那弥　　「口答えしてんじゃないわよぉー！！」ボコッ山城　　　「うごッ！」肩で息をする紗那弥山城　　　「私なんか……この先生きてたって……あるのは不毛な時間だけだ」アスカ　　「安心しろ。アンタの頭に毛がないことは、子々孫々に至るまでアタシが代々語り継いでやる」山城　　　「仕事に追われるなんて夢のまた夢だ。その私の気持ちが、あんたらにわかってたま……」アスカ　　「よぉーし！　これで話がまとまったな！　満場一致だ飛び降りろ！　こいつに残業させるためにも飛び降りろ！」紗那弥　　「やめなさいよアスカ！　私は今から帰ってやりたいことがあるのよ！」アスカ　　「やりたいことぉ！？　」紗那弥　　「なによ！？」アスカ　　「その年でオトコの１人もいないオマエが独りで住んでる誰も待っていない部屋に帰ってどんなやりたいことがあるんだ！？」紗那弥　　「うっさいわねー！」アスカ　　「何をやるんだ、ヤケ酒か、ミキシィか、あっ出会い系のチャットか、まさかオマエ……」紗那弥　　「な、なによ…？？」アスカ　　「片っ端からお見合いサイトに登録しまくる気だな！？」紗那弥　　「違うわよ！！」アスカ　　「でも気をつけろ、オマエのことだ、自分のポテンシャルを棚に上げて高条件ばっか出して、結果、誰からも相手にされずに恥かくだけだぞ」紗那弥　　「だから登録なんてしないってば！！」山城　　　「いい加減にしろ！　この独り身の年増ども！　人の命をなんだと……」紗那弥　　「年増…」アスカ　　「独り身…」山城　　　「……」紗那弥　　「。」アスカ　　「。」山城　　　「……ぃゃ、……ぁの……今のは、つい勢いで…」紗那弥　　「もぉ遅ぉーい！！」アスカ　　「死ねコラァー！！」山城　　　「う゛ぁー、落ちる落ちる！　本当に落ちちゃいますよ！」アスカ　　「ちんたらしやがってこのオヤジ！　誰が落ちるまで待つか！」紗那弥　　「今殺す！　ここで殺ぉーす！」山城　　　「や、やめて！　ぁあー！　危な危な危なぁーい！」山城　　　「ちょっ、落ち着いてください２人ともぉ！　死ぬのは死にますから！　ただ、わたしにも心の準備があるんですよぉ！」紗那弥　　「私だって晩ご飯の準備があるのよ！」アスカ　　「バンゴハン！？ 」山城　　　「ふぅ。」アスカ　　「晩ご飯の準備！？」紗那弥　　「なによ！！」アスカ　　「オマエが料理！　ギャハハハハハ！　サイコーのジョークだな！」紗那弥　　「ジョークじゃないわ本当よ！　私だって半年に１回くらいは自分で料理してるのよ！ そして今日がその日なの！」アスカ　　「いったいどんなモン作るってんだよ。え！？　レンジのタイマーをセットしたり納豆かき混ぜんのは料理とは言わんぞ」紗那弥　　「納豆バカにすんじゃないわよ！」アスカ　　「やっぱり納豆か！」紗那弥　　「納豆は朝食よ！　今夜は得意な卵料理なの！」アスカ　　「ゆで卵か？　&nbsp;目玉焼きか？　&nbsp;わかった、玉子かけご飯だな！」紗那弥　　「スクランブルエッグよ！」アスカ　　「フライパンでグチャグチャにするだけじゃねーか！」紗那弥　　「うるさいわねほっといてよ！　人にはそれぞれ得手不得手があるのよ！」山城　　　「納豆より朝飯っぽいですよ」紗那弥　　「……」アスカ　　「……」山城　　　「…… 」紗那弥　　「殺ぉーす！」紗那弥、オヤジを背負い投げる山城　　　「あひゃぁーーー！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ドッスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン！！屋上の中心近くまで転がり続けるオヤジ。２人の間にあった柵は全く問題なく投げ越えられてしまい、ちょっと寂しそうである紗那弥　　「スクランブルエッグのどこがいけないっていうのよぉ！？」投げられ中にオヤジの懐から転がり落ちた物体を拾い上げるアスカアスカ　　「ん？　なんだこりゃ？？」紗那弥　　「んもぉぉぉぉアッタマきた！　思い通りの死に方なんてさせないわ！　干渉に浸る時間なんかあげないわ」銃を取り出す紗那弥紗那弥　　「さぁ答えなさい。」銃口をオヤジに向ける紗那弥紗那弥　　「スクランブルエッグは、納豆よりも朝食っぽい。Ｙｅｓ ｏｒ Ｎｏ。」山城　　　「の、Ｎｏです！　Ｎｏ！」紗那弥　　「さっきと言ってることが違うんじゃなくて？」山城　　　「だってＹｅｓって言ったら撃つんでしょ！？」紗那弥　　「あなたには信念てものがないのかしら」山城　　　「じゃぁＹｅｓで」紗那弥　　「固定観念にとらわれた敗北者め、今この場で正義の鉄槌を下してあげるわ」手錠を取り出す紗那弥山城　　　「い、いや、やめて、暴れませんから、暴れませんからぁ！」紗那弥　　「落とすなんてメンドクサい」ガチャリッと自分の両手に手錠をかける紗那弥山城　　　「へ？　あのぉ、何をなさるおつもりで？？」ガチャリッ！紗那弥　　「今ここで私があなたを殺して、私が、その私を逮捕するわぁー！」山城　　　「ぅわぁー！　この人壊れてるーーー！！」アスカ　　「おいオヤジ、」山城　　　「はひぃ、」アスカ　　「こりゃなんだ？？」さっき拾った物体を弄んでいるアスカ山城　　　「あ！　わたしのスパナ！　返してください！　返せ！！」アスカのもとへ這って行くオヤジ山城　　　「返せ！　返してくれ！　・・・返せ・・・返せ・・・」屋上のアスファルトに擦れてズボンの膝は破けている。それでも必死にアスカのもとへ近づくオヤジ。目は確かにアスカの方向に向かってはいるが、見えているのはどうやらアスカの親指と人差し指に摘まれてぶら下がったスパナだけのようである山城　　　「・・・返せ・・・」ひったくるような動きだが、それは決して乱暴という言葉には近くない、むしろ真逆のような動作でスパナを握り、取り戻したオヤジ。へたり込んでいる。右手で握りしめたスパナを見つめ続ける。いつしか涙をながしているオヤジ。スパナを両手で握りしめ、いや、包み込むようにして胸に抱いて目を閉じている。眉間には険しくシワが刻み込まれている山城　　　「・・・返せ・・・返せ・・・」アスカ　　「取り込み中悪いんだがオヤジ、そりゃなんなんだ」山城　　　「・・・スパナだ」アスカ　　「んなこたぁわってんだよ。なんでこんなもん……」山城　　　「これはわたしの人生だ。人生そのものなんだ」顔を見合わせるアスカと紗那弥山城　　　「どこの大学にも入れてもらえなかったわたしは、工業高校を出てすぐ自動車メーカーの下請け会社で部品のチェックやリコール車の修理の仕事に就いた」アスカ　　「いきなりで悪いがオッサン、その話長くなるか」山城　　　「昔は景気がよかったなんて言うヤツがいるがそんなことはない。しがない整備士にとっちゃ、今も昔も一日一日飯が食えることが至福の喜びだ。ラジオから聞こえてくる芳館瑠実の声だけがわたしの励みだった……」おもむろにフラスクを取り出し、口に運ぶアスカ１０分後山城　　　「そのコーナーが毎日楽しみで楽しみで。でも会社の連中ときたら、そんなわたしを……」３０分後山城　　　「しばらくすると、あるＦ１チームから声がかかった。これといった趣味がなかったわたしが空いてる時間にやることといったら、自分の仕事について掘り下げることくらいでね。おかげでいろんな資格を取ったよ。たとえば……」アスカの足下には、フラスクの空容器が……紗那弥はあちこちポケットをまさぐり、自分でかけた手錠の鍵を探している紗那弥　　「あれ？　あれぇーーーーー！？」スマホを取り出し、電話をかけるアスカ◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;地上屋上を見上げている快斗たち山田　　　「いったいどうなってるんですかねぇ」マロン「あれ、山田じゃん、何やってんのよこんなところで」山田　　　「バイトの帰りです。ってか、呼び捨てにするのはお店だけにしてって言ったでしょ！」マロン　　「あ、ごめんごめーん」快斗　　　「アスカがさぁ……」ケータイの着信音いずみの歌である山田　　　「ん？　誰からだろ」ポチッ山田　　　「はい山田ですが。……アスカさん！？」快斗　　　「なんだってぇ！？」マロン　　「屋上から、今ぁ？？」山田　　　「ぇ、そんな急にいわれても！　ちょ、ちょっとまってくださいよぉ！　ってか何で番号知ってんすか！　あ！　もしかして小峯のヤローが……あれ、もしもし？　もしもしぃ！？ﾂｰｰｰ、ﾂｰｰｰ、ﾂｰｰｰ、ﾂｰｰｰ、さらに３０分後◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;屋上山田　　　「お、お邪魔しましたぁ……」屋上出口のドアに戻っていく山田山城　　　「そのチームで貯まった金もよ、辞めて少しして詐欺にあっちまってよ、また振り出しだ。資格を更新する金もなくって全部失効しちまって……」手すりに背中を預け、スマホでゲームをしながら山田が持ってきたステバのコーヒーを飲むアスカ紗那弥、どうやら鍵がなかったらしく、歯で手錠を噛みちぎろうとしているさらに１時間後アスカ　　「いっただっきまーす！」紗那弥　　「あら、タバスコどこかしら？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;Lovely pizaのデリバリーを食べ始めるアスカと紗那弥。punchも２つ届いている。紗那弥は両手に手錠をハメたままでピザを手にしている山城　　　「仕事も決まらずにわたしはどうかしてたんだ。現実逃避したかったんだ。偶然入ったＳＭクラブで女王様にハマり、奴隷として通い詰めた。そのためにヤミ金から借金もした。こんなわたしが、いったい世の中のために何ができる。そもそもこの世にいる意味はあるのか。死んだって悲しむ家族もいない。そんなわたしに生きてる意味があるのか。わたしみたいな人間なんて、存在しない方が世の中のためなんだ！」アスカ　　「・・・。」山城　　　「わかったらおとなしく死なせてくれ！」アスカ　　「ふざけんなコラァーーーーー！！」パコン！クチに放り込もうと持っていたピザを投げ、地べたに置いてあったPunchを蹴り飛ばすアスカ宙を泳ぐピザとPunch◆　地上山田　　　「だから、お店はお店、普段は普段。お店意外でマロンちゃんに呼び捨てにされると、なんか、こぉ……」快斗　　　「てか、マロンちゃんとこメイドでしょ？　お客さんのことは基本ご主人様じゃないの？　呼び捨てって？？」マロン　　「かけもちで、ちょっとね」快斗　　　「ふ～ん」マロン　　「あら、いっけな～いもうこんな時間！　帰らないとママにボコボコにされちゃうわ。　快斗さん、また今度」快斗　　　「うん。気をつけてね」マロン　　「ハ～イ！　じゃね、山田」山田　　　「だから呼び捨ては……」快斗　　　「マロンちゃん危ない！！」快斗、マロンの腕を掴み素早くその場を離れる。山田はそれを追うが、ワケがわからずマロンが立っていた位置あたりで止まってしまうと、バシャ！コンッコロコロコロ－－－山田　　　「……Punch……」ベチャ。山田　　　「・・・ピザ・・・・・・」炭酸飲料を被り、頭にピザを乗せた山田が完成ただ、立っている快斗　　　「山田」山田　　　「・・・・・・」快斗　　　「お前、すごいな」マロン　　「いま宝くじ買ったら当たるんじゃない？」山田　　　「・・・・・・」◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;屋上仁王立ちのアスカアスカ　　「テメーみてぇなヤツはな、死ぬだけ迷惑なんだよ。だいたいなんだ。『世の中のため』？　タメになってるヤツがどこにいる。『悲しむ家族もいない』？　だったらアタシャどーなる！　アタシは物心ついたときにはとっくに１人だった！　生きてる意味？　んなこと知るか！　世界がどうなろうが地球がどうなろうが知ったこっちゃねえ！　アタシがどう生きるかだ！　」山城　　　「どう、生きるか……」アスカ　　「アタシには戸籍がない」山城　　　「……」アスカ　　「つまり、帰るところがない」紗那弥　　「アスカ……」アスカ　　「おそらく親はこの国の人間じゃないだろう。どこの国の人間かも全くわからない。世の中のタメになんてなろうとも思ってないし、むしろ迷惑ばっかかけてる。こんなアタシも、テメエに言わすと死んだ方がいいってことか！　アアッ！？」山城　　　「で、でもあなたには、さっきみたいにコーヒーを買ってきてくれる友達だって」アスカ　　「誰が友達だぁ！！」アスカ、紗那弥のPunchを蹴り上げる宙に浮かんだPunchが、ゼロ地点を通過し、落下を始めるひゅーーーーーー◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;地上バシャ顔中に散らばったピザの具が流される山田マロン　　「あら、きれいになった」◆　屋上アスカ　　「じゃぁきくが、友達がいればオマエは死なずに済んだのか」山城　　　「当たり前だ！　気持ちが通じ合う相手がいれば……」アスカ　　「どうしたら通じ合えるんだ」山城　　　「そ、それは……」アスカ　　「アタシは独りだ。肉親なんかいない。いたとしても今となっちゃアカの他人だ。例え顔を合わせることがあったとしても、とてもじゃないが親子面なんかウソでもできねえ。それに、、、」紗那弥　　「……。」アスカ　　「アタシはな、人を殺して生きてきた」山城　　　「ひ、人を……」紗那弥　　「アスカ……」アスカ、山城に近づき、スパナを取り上げる山城　　　「ひぃっ」アスカ　　「自分を護るために、自分が生き残るために数え切れない程の人を殺してきた。そんなアタシが、、、いったいどうやったら人と気持ちが通じ合えるっていうんだ」　　　「それは……」アスカ　　「教えてくれよ」山城　　　「……同じ釜の飯を食うとか、苦楽をともにする、とか……」アスカ　　「クラク？？」山城　　　「辛いとき、苦しいとき、悲しいときには手と手を取り合い、共に耐え、共に励まし合い、例え地べたに突っ伏してしまっても一緒に立ち上がり、明日を目指して一歩を踏み出し、例えばどちらか１人が転んだときは手を差し伸べ強く握り合う。そして喜びや幸せを分かち合い、笑顔になれる。臆面もなく自分をさらけ出せるそういう気持ちがあれば、通じ合えると……わたしは……」紗那弥　　「随分饒舌ね。友だちに多くを求めすぎじゃないかしら」アスカ　　「なるほどな。オマエの言い分はわかった」　　　「……」アスカ　　「だったらコレはなんなんだ！」スパナを投げつけるアスカ山城　　　「！！ッ」アスカ　　「きったねえそのスパナはよぉ！！」山城　　　「バカにするな！　このスパナは、わたしの人生そのものだ！　こいつはな、わたしが初めて 貰った給料で買った大切なスパナなんだ。きれいにしてやろうと思っても、もう油がこびりつ いちまってていくら拭いても取れやしない。この汚れは、それだけたくさんのネジを１つ１つ 締めてきた勲章なんだ。確かに汚く見えるかもしれん、が、あんたに言われる筋合いはない！」アスカ　　「オッサン、自分の手ぇ見てみろや」紗那弥　　「……」山城　　　「わたしの手がどうした。ただ何十年も油にまみれていた手だ。それがどうした」アスカ　　「汚えな」山城　　　「な、なにぃ！」アスカ　　「汚え。ものすごく汚え」山城　　　「うるさい黙れ！」アスカ　　「一度手に染み込んじまった油はそう簡単には消えねえ。ましてグローブの上からだったら 尚更だ」山城　　　「だからなんだ！」アスカ　　「その汚れはよ、」スパナをオヤジに放り投げるアスカアスカ　　「アンタがそのスパナと歩んできた人生の証なんじゃねえのか」　　　「……証……」オヤジ、スパナと自分の手のひらを見ているアスカ　　「友達、かぁ……」山城　　　「え」アスカ　　「アタシが友達っていえるヤツはな、みんな死んだ」アスカ、自分の胸を指しアスカ　　「ここにしか生きちゃいない。自分をさらけ出して話が出来るヤツなんてもうこの世のどこにもいない。オマエの言う苦楽をともにした仲間も、同じ釜の飯を食った人間も、アタシを残してみんなこの世からいなくなっちまった。死んだら夜空の星になるなんてキレイゴトを信じられるほど余裕のある人生じゃなかった。ソイツらの墓をアタシは見ることはできるが、ソイツらから見守られてるなんて思ったことは一度もない。でもそのスパナ。そいつはアンタのこと、ずっと見ててくれたんじゃねえのか。アンタのその手がきれいなときから、ずっとアンタのこと見てきたんじゃねえのか。苦しいことも、悩んでたことも、楽しいことも嬉しいことも、アンタの強いところも弱いところも全部、ソイツは見てきてくれたんじゃねえのか。友達ってのは人間だけじゃないハズだ。そのスパナ、うわべだけ取り繕ってるくだらない人間なんかよりも、立派な、……立派な友達だろうが」山城　　　「友……達……」山城の目が、みるみるうちに潤んでくるアスカ　　「その友達捨てて、アンタ１人で消えちまうつもりかよ。アンタはそれで楽になれるかもしれねえけどな、あとに残された友達はどうなるんだ！」スパナを胸に抱きしめるオヤジ山城　　　「……ぅ……ぅぅ……」紗那弥　　「……アスカ」山城　　　「……竹内くん」アスカ　　「・・・・・・。」山城　　　「すみません。刑事さん、すみませんでした。もう二度とこんなバカなことはしません。スクランブルエッグは夜に食べてもいいと思います」紗那弥　　「……そこ？？」山城　　　「本当に……本当にすみませんでした」泣き崩れるオヤジ紗那弥、ため息を１つつくと無線を取り出し紗那弥　　「待機している全班に告ぐ。自殺志願者を確保。狙撃犯、救護班共に撤収せよ」無線　　　「了解」紗那弥　　「一件落着、ね」アスカ　　「でだ」紗那弥　　「？？」座り込んでいる山城の顔をのぞき込むアスカアスカ　　「アンタ、仕事探してるんだよなぁ？」紗那弥　　「……まさか」数日後……◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗の部屋チャイナのデリバリー快斗、アスカ、紗那弥快斗　　　「で、あの人『輪童』で働くことになったんだ？？」アスカ　　「ピッタリだろ？　スパナと一緒にいられて、他のことも解消出来るし、一石二鳥ってな」紗那弥　　「でもよかったわ」アスカ　　「ん？　何が？」紗那弥　　「フフ」快斗　　　「どうしたんです？」紗那弥　　「アスカの秘密が知れて」快斗　　　「アスカの秘密！？」アスカ　　「ん？？　なんだそりゃ」紗那弥　　「あなたが屋上で言ってたことよ。友達とか、そういう……」アスカ　　「ああ、あの『世の中』とか『生きる意味』とかのウソ話か」紗那弥　　「そう。『物心ついたときにはもう』っていう……ウ……ソ……ばなし？？」アスカ　　「おう、混じりっ気ナシのウソ話だ。んなモン、あのオヤジを輪童で働かせるために決まってんだろーが。ちなみに『アタシは独りだ』っていうセリフは、オマエに男がいないっていう事実を元にしたフィクションだ」紗那弥　　「へ？？　……なに？？　……どーゆーこと！？」アスカ　　「あのオヤジが修(なお)しゃ、少なくとも工賃は必要なくなるわけだ。おかげで半額の500万まで下がっちゃったもんねー。アスカちゅわん、アッタマ良いぃ～～～♪」紗那弥　　「あ……あんたって人は……ドコマデ……」◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;モーターショップ輪童ガレージでアスカの車を修理しているオヤジ楼桜沙によるＳＭプレーデコつなぎの胸元のジッパーをヘソ下まで下げた楼桜沙が、オヤジの後ろから工具棚に座って山城を監視している楼桜沙　　「このスパナを返して欲しいんだろう？」山城　　　「は、はい、女王様ぁ……」楼桜沙　　「だったらさっさと仕事するんだよ！」なぜかビリヤードの球を手に取り、オヤジに投げつける楼桜沙ベコッ修理しているハズの車が凹む楼桜沙　　「あ～あ、お前が言うこと聞かないからまた凹みが１つ増えたじゃないか」山城　　　「す、すみません」楼桜沙　　「ちゃんと治すんだよ！」山城　　　「は、はい……・」楼桜沙　　「さ、竹内君は、私とご飯食べましょうねー♪」山城　　　「そ、そんなぁ…」楼桜沙　　「黙るんだよ！」山城　　　「は、はひぃ…」楼桜沙　　「さ、次はエンジンを１から組み立てるんだ！」山城　　　「エ、エンジンを、１からですかぁ！？」楼桜沙　　「……イヤなのかい？」山城　　　「い、いえ……」楼桜沙　　「だったら感謝の言葉はどうした！！」山城　　　「あ、あの……こ、こんなわたしに、エンジンを、１から組み立てさせて頂いて、ありがとうございます」楼桜沙　　「作業を始めて良し」山城　　　「はい！」オヤジは恍惚の表情山城　　　「嗚呼……幸せ……」（第７話『代償の行方』　完。）</span></span></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12259385863.html</link>
<pubDate>Fri, 24 Mar 2017 23:02:43 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第007話 『代償の行方』　part 01</title>
<description>
<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/1f/01/j/o14901009713893450388.jpg"><img alt="e07-p01_01" height="2846" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/1f/01/j/o14901009713893450388.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/29/32/j/o14901045613893450391.jpg"><img alt="e07-p01_02" height="2947" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/29/32/j/o14901045613893450391.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/0f/61/j/o1490962013893450397.jpg"><img alt="e07-p01_03" height="2712" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/0f/61/j/o1490962013893450397.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/bf/ba/j/o1490803213893450404.jpg"><img alt="e07-p01_04" height="2264" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/bf/ba/j/o1490803213893450404.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/24/3a/j/o1490881613893450410.jpg"><img alt="e07-p01_05" height="2485" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/24/3a/j/o1490881613893450410.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/ba/80/j/o1490694413893450704.jpg"><img alt="e07-p01_06" height="1957" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/ba/80/j/o1490694413893450704.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/ea/a8/j/o1490822813893450708.jpg"><img alt="e07-p01_07" height="2319" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170319/12/mac-ben/ea/a8/j/o1490822813893450708.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12256007402.html">　前の回　</a>】　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/theme-10100381386.html">　目次　</a>　　【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12259385863.html">　次の回　</a>】</span></p><p><br><span style="font-size:0.7em;">ＴＷＩＴＥＲアカウント 【<a href="https://twitter.com/mac_ben_tw">@mac_ben_tw</a>】</span></p><p><span style="color:#ffffff;"><span style="font-size:0.7em;">【０７：１０】アスカ　　「ふぁ～、今日もムダにいい天気だぁ～」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ステバのPhantomサイズ （500ml）片手に、マンションに向かって歩いているアスカアスカ　　「ん？」マンション前で掃き掃除をしている管理人が、出勤途中の紗那弥となにやら話している管理人　　「はい、１０日くらい前から」紗那弥　　「そう、わかったわ。とりあえず署に着いたらナンバーを確認してみますね」管理人　　「申し訳ない、お願いします」管理人、マンションに戻っていくアスカ　　「なーにやってんだサナミ？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;車を挟んで話しかける紗那弥　　「あんたには関係ないわよ」アスカ　　「この車がどーかしたのか？」ボンッと屋根を叩く紗那弥　　「やめなさいよ、持ち主が誰かわかんないんだから」アスカ　　「そんなのナンバー調べりゃすぐわかんじゃんか」紗那弥　　「だから今からそうしようとしてるのよ」アスカ　　「そーいやこの車しばらく前からあるよなぁ。こんなところに放置しやがって。ジャマだっつんだよ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ベコッ紗那弥　　「ちょっと、なに蹴ってんのよ！」アスカ　　「蹴ってねーよ、そっちに行こうとしてんのにこの車がここにあるからぶつかっただけだよ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ベコッアスカ　　「ホラ」紗那弥　　「やめなさい！　って言ってるの・・・」アスカ　　「シッ！」紗那弥　　「な、なによ急に」アスカ　　「今、音がしなかったか？」紗那弥　　「それはあんたが蹴って凹ました音でしょ」アスカ　　「違うって」アスカ、また蹴ろうとする紗那弥　　「ちょっと、やめなさ…」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ベコッ　　　カチッ……アスカ　　「な？」紗那弥　　「本当だわ、何の音かしら」&nbsp;&nbsp; &nbsp;窓からのぞき込むアスカと紗那弥アスカ　　「んん？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;鈍く光る物を発見アスカ　　「サナミ、シートの後ろ」紗那弥　　「後ろ？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;場所を移り、のぞき込む紗那弥紗那弥　　「あれは、拳銃？」アスカ　　「だけじゃねぇみてえだな」&nbsp;&nbsp; &nbsp;よく見ると、車内にはいたるところに武器が隠され、ピアノ線などのトラップが張り巡らされている紗那弥　　「なんなのよこの車……」アスカ　　「事件のニオイがプンプンするなぁ」紗那弥　　「あんたもいろんな人に狙われてるわねぇ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;トランクを叩きつけながら文句を言うアスカアスカ　　「勝手にターゲットに決めつけんな！」バンッアスカ　　「アタシャ人様のことを傷つけるようなマネはたくさんしてきたが、」バンッアスカ　　「それは必要にかられて仕方なくだ！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;バンッアスカ　　「命を狙われるようなことは、」&nbsp;&nbsp; &nbsp;バンッアスカ　　「オマエと違ってそんなにしたことない！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;バンッ紗那弥　　「私だってないわよ！」バンッ紗那弥　　「全くね！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;バンッアスカ　　「ウソばっかついてんじゃねー、この悪徳刑事！」紗那弥　　「誰が悪党よ、この不法入国者！」アスカ　　「密入国されるオマエらが悪いんだろうが、この柔軟と&nbsp;&nbsp; &nbsp;いう名の軟弱国家の犬！」紗那弥　　「世界のルールを無視するあんたに言われたくはないわ、この全身胃袋女！」アスカ　　「黙れ万年汗っかき！」紗那弥　　「常に防弾ジャケット着てるんだからしかたないでしょ、この脳みそ三角筋女！」アスカ　　「だからって防弾ジャケットをメッシュにしてどーすんだ、この地図の読めない女！」紗那弥　　「ナビしてくれる人間がいるんだから私は読めなくてもいいのよ！」アスカ　　「あ、認めたな？」紗那弥　　「・・・くッ・・・くぅぅぅぅッ・・・」アスカ　　「勝った♪　勝った♪　ザマー見ろ、顔面歯垢女！」紗那弥　　「意味わかんないわよ！」アスカ　　「顔面にいろんなモン塗りたくってるだろうが、そんな顔でよく街中を歩けたもんだな！」紗那弥　　「あんただってこないだ歯に青海苔つけたままだったじゃない！」アスカ　　「仕方ねーだろ、オマエ冷やし中華に青のり入れるかフツー！」紗那弥　　「あれは快斗くんに作ったのよ、勝手に食べるからでしょ！」アスカ　　「目の前にあったんだから仕方ねえだろう！」紗那弥　　「出されてもいないのになんで食べるのよ！」アスカ　　「腹が減ってたからだよ、どーせスーパーで買ってきただけだろうが！」紗那弥　　「『レンジで温めて冷蔵庫で冷やすだけ』のどこがいけないのよ！」アスカ　　「あ、思い出した。オマエさ、ビニール袋開けるときに指なめるのやめろよな」紗那弥　　「開かないんだからしょうがないでしょ！」アスカ　　「オマエには指紋がないのか！」紗那弥　　「あんたみたいに脂手じゃないのよ！」アスカ　　「だいたい何かする度にイチイチ指舐めて鑑識結果に支障が出たらどーすんだ、この単細胞婆ァ！」紗那弥　　「ババア！？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;バンッ紗那弥　　「今ババアって言ったわね？？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;バンッ紗那弥　　「私のことを……ババアですってぇ！？　あんたも似たようなもんじゃないのよ！」アスカ　　「あいにくアタシは年齢を証明するモノが一切無いんでねぇ～、外見は２６歳、ハートは１６才のカワユイ乙女なんだよ！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;バンッ&nbsp;&nbsp; &nbsp;Pi！紗那弥　　「！？」アスカ　　「んん？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;シートの影の小さな液晶にタイマーが現れる紗那弥　　「なんか作動したじゃないのよ！」アスカ　　「爆弾だな」紗那弥　　「あんたがバンバン叩くからでしょ！？」アスカ　　「オマエの方が２回多く叩いてたじゃねーかよ！」紗那弥　　「とにかく！　爆弾処理班を呼ばなくちゃ！」アスカ　　「間に合うわけねーだろバカ」紗那弥　　「じゃあどうしろってのよ！？」アスカ　　「爆発する前に吹っ飛ばす」紗那弥　　「はぁ！？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ、手榴弾を取り出すアスカ　　「名付けて、『先手必勝！　クサいニオイは元から絶つ作戦！』」紗那弥　　「どっちにしろ爆発はするじゃないのよ！」アスカ　　「するんじゃない、させるんだ！」カチンッ！&nbsp;&nbsp; &nbsp;ピンを抜くアスカアスカ　　「隠れろー！」手榴弾を車の下に投げ込むアスカ&nbsp;&nbsp; &nbsp;そしてマンションのエントランスに走る２人紗那弥　　「あんたイキナリ何すんのよぉー！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;エントランス入り口の大きな柱に身を隠す２人紗那弥　　「危ないじゃないのよ！」アスカ　　「うるせー、少し黙ってらんねーのかよ！」エレベーターから降りてくる快斗快斗　　　「あれ、紗那弥さん、」アスカ　　「隠れろカイトー！」快斗　　　「え？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;BoooooooooooMb！快斗　　　「あ！　あの車…」&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカと紗那弥、柱の影から出てくるアスカ　　「危ないところだったぜ」紗那弥　　「放置されてたから調べたんだけど、そしたらトラップが作動したのよ」快斗　　　「ト、トラップ…ですか…」アスカ　　「危うく吹っ飛ぶとこだったぜ、サナミ、感謝しろよな」紗那弥　　「あんたが吹っ飛ばしたんでしょ！」アスカ　　「ちゃんと犯人見つけろよー」エレベーターへと向かうアスカ快斗　　　「アスカ、」アスカ　　「ん？」快斗　　　「こないださ、Ｃ１流したいってレンタカー借りてなかった・・・？」ぴたっアスカ立ち止まる&nbsp;&nbsp; &nbsp;ポケットから鍵を出し、リモコンを押すと、爆破された残骸から音がするプイッ♪　　　プイッ♪　　　ガチャ。 &nbsp;&nbsp; &nbsp;ハザードが点滅し、ドアのロックが解除されるガタン。開くのではなく、落ちるドア（らしき物）アスカ　　「借りた♪　凹……」【１２：４１】◆　秋葉原署　第２取調室バンッ&nbsp;&nbsp; &nbsp;と、机を叩く音がする紗那弥　　「で、他には！！」アスカ　　「んーーーー」腕を組み、眉間にシワを寄せて考えているアスカ紗那弥　　「ピアノ線、地雷式シート、ＧＰＳ感知、他にはどんなトラップ仕掛けてたのよ！」アスカ　　「んーーーー」紗那弥　　「アスカ！」アスカ　　「ぁ、『コジヲエズ』か」机の上の雑誌（クロスワード誌）に書き込むアスカ　　「あれ、２文字足りねぇな」紗那弥　　「これは私のクロスワードよ！」アスカから取り上げる紗那弥紗那弥　　「勝手にやらないで！」アスカ　　「そーゆー問題？」紗那弥　　「あんたに言われたくないわよ」アスカ　　「覚えてねーんだよなぁ」紗那弥　　「真面目に考えなさいよ」アスカ　　「んーーーー」紗那弥　　「・・・。」アスカ　　「ぁ、『フデノアヤマリ』だ」紗那弥　　「・・・。」雑誌を見つめる紗那弥アスカ　　「思い出したよ」紗那弥の肩がわなわなと震え出すアスカ　　「運転席のシートにスプリング仕込んであって、」紗那弥、握っている両手に力が入り、徐々にクシャクシャになっていく雑誌アスカ　　「エンジン直結するとナイトライダーみたいに、座ってるヤツを外に放り出すようにしたなぁ」紗那弥　　「意味が分からないわ……」アスカ　　「いや、アタシだってよくわかんなかったけどさぁ、」紗那弥　　「汚すぎる……」アスカ　　「コミネが作ったんだよ、」紗那弥　　「私がここまで頑張ったのに……」アスカ　　「へ 」紗那弥　　「なんでこんなにグチャグチャに書き込みするのよぉー！！」ドアに投げつけると、その衝撃で取調室のドアが外側に外れる田中　　　「ブギャッ！」ただ廊下を歩いていただけなのに、突然ドアに押し倒された、かわいそうな署員の田中くん。紗那弥　　「田中くん！　その本、焼却処分して！」アスカ　　「いいのか？　せっかくあそこまでやったのに」紗那弥　　「田中ぁー！　今すぐ新しいの買ってきて！！」【１２：４１】&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　秋葉原署　第２取調室うな玉丼をカッ込んでいるアスカ&nbsp;&nbsp; &nbsp;新しいクロスワード雑誌に夢中になっている紗那弥アスカ　　「オマエさ、なんでそんなに時間かかるんだよ。同じ雑誌だぞ。しかも同じページだろ」紗那弥　　「１から考え直すのが私のやり方なのよ」アスカ　　「同じ問題を同じ時間かけなきゃ解けないって、ある意味才能だよな」うな玉丼を食べ続けているアスカ紗那弥　　「てゆーかさ、なんでまた出前頼んでるわけ？　自腹だって言ってるでしょ」アスカ　　「ん？　ぁぁコレか。こないだ食い逃げ犯捕まえたから、、そのお礼っつってオヤジがずっとタダでいいって」紗那弥　　「ふーん。そうやってタダ飯食べとかないとやってらんないもんね。、車の修理費あなた持ちだから」アスカ　　「ザーンネーンでーしたぁ～！　レンタカーってのは借りるときに保険に入らなきゃいけないんですぅ～。だからアタシはＮＯ出費♪」紗那弥　　「ざーんねーんでーしたー。あなたが入ったのは事故の保険」調書をペラペラめくりながら紗那弥　　「あらあら、自分で壊しちゃったのね～。だったらその保険の効力はないわねぇ～」調書を閉じるアスカ　　「・・・。」クロスワードに向かう紗那弥固まるアスカアスカ　　「ジョ、ジョーダンだよな…」紗那弥　　「さっき連絡したら、自分で修理に出してちゃんと治してから返してくれって。返すまでは延滞金が発生し続けるらしいから、早めに修理に出した方がいいんじゃないかしら」アスカ　　「・・・」紗那弥　　「『ジトク』っと」雑誌に書き込む紗那弥紗那弥　　「よかったらいいとこ紹介するわよ。腕は確かで私もよくお願いするとこ。この近くだし」アスカ　　「・・・それって、マジ？」紗那弥　　「ええ。もう新車同様で返ってくるわよ」アスカ　　「そうじゃなくて保険の話だよ」紗那弥　　「快斗くんに聞いてみたら？」アスカ　　「電柱に突っ込んだら事故ってコトになるか？」紗那弥　　「電柱に突っ込んだコトにはならないわね。もう警察絡んでるし」アスカ　　「そこをなんとか……」紗那弥　　「それに、」紗那弥、アスカに目を移し紗那弥　　「目撃者、私だし」またクロスワードに向き直る紗那弥アスカ　　「ホンット、ケーサツってのは肝心なときに役に立たねーな」内線が鳴る紗那弥　　「はい、第２取調室。ありがと、いま行くわ」受話器を置く紗那弥紗那弥　　「車、調べ終わったらしいわ」アスカ　　「ぁ、あの……さぁ」紗那弥　　「心配しないで。ガレージの駐車代はタダよ。管理人さんのお情けだけど」アスカ　　「……少し援助を、」紗那弥　　「もちろんしてあげるわ！」スマホ端末を操作し、メモする紗那弥紗那弥　　「はい、これがそのお店」アスカ　　「『モーターショップ輪(りん)童(どう)』……」紗那弥　　「私ができるのはここまでね」アスカ　　「アタシが言ってる援助ってのはだなぁ！」紗那弥　　「大丈夫、わかってるわ。私とあなたの仲じゃない。ちゃーんともう呼んでありまーす」アスカ　　「そぉーじゃナックッテ……」紗那弥　　「Haaaaaa！　人助けって気持ちいいわね～！　さ、帰ってちょうだい」アスカ　　「ォ、オマエ……」紗那弥　　「ほら見てー、」天井を指す紗那弥　　「私たちを照らしてくれてるこの蛍光灯」アスカ　　「ん？」紗那弥　　「眩しいわよねぇ」アスカ　　「そ、そーですねぇ。で、サナミさんさぁ……」紗那弥　　「知ってる？　電気代ってね、タダじゃないのよ」アスカ　　「・・・。」◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;メイドカフェ「めいどりあん」快斗、てん子、マロンてん子　　「そーですか。あの音はアスカさんが……」快斗　　　「そ」マロン　　「残念だったわねー、ＵＦＯが墜落した音じゃなくて」てん子　　「うん……」快斗　　　「ＵＦＯ？」マロン　　「この子ったら『ついに来たぁ！』ってカメラ持って出てこうとしてたの。もぅ大変だったんだから」快斗　　　「それがアスカのせいだったなんてね。ごめんね、勘違いさせちゃって」てん子　　「いえ、私も早とちりしちゃって……。もし落ちてきたならヒュ &nbsp;ンって音しますもんね。爆発音の前にはなんにも聞こえなかったし」快斗　　　「……確かにね」マロン　　「もしそんな音がしてもあたしは気づかないけどね」てん子　　「それは聴こうとしないからですよ」マロン　　「はぇ」てん子　　「いいですかマロンちゃん！　私たちの周りには、気づかないだけで本当は宇宙から来た人たちがたっくさんいるんですよ！」マロン　　「なんでわかるのよ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;てん子、周りの様子をうかがい、急に小声になるてん子　　「ある人が、特別に教えてくれたんです」マロン　　「ある人って？」てん子　　「ＮＡＳＡの人」マロン　　「どこで」てん子　　「ＴＶで」マロン　　「あんたさ、ナショジオ……」てん子　　「大好きです！」マロン　　「信じる信じないは勝手だけど、一応言っとくとね、あれは全部……」てん子　　「こんなことしてられないわ」てん子、学校のカバンから一眼レフを取り出してん子　　「やっぱり私、現場に行かなくちゃ」マロン　　「なんでよ」てん子　　「ＮＡＳＡやナショジオの人たちが来る前に何か撮れるかも！」快斗　　　「墜落じゃないってば」てん子　　「わかってます」マロン　　「じゃぁ何撮りに行くのよ」てん子、カバンを肩に掛け、右手に一眼レフを持ち、左手は胸の前で拳を握り、目は遠くを見ててん子　　「アスカさんが宇宙に帰ろうとした証拠です」快斗　　　「・・・」マロン　　「・・・」てん子、快斗とマロンを見てからしっかりと頷き、出て行く快斗　　　「・・・」&nbsp;&nbsp; &nbsp;引き続きソフトクリームを食べているマロン快斗　　　「マロンちゃん。てん子ちゃんて……」てん子　　「あたしは知ってましたよ」困惑しているのは自分だけだとわかり、納得するしかない快斗【１４：２５】◆&nbsp;&nbsp; &nbsp;モーターショップ　輪童（りんどう）上野駅近くの昭和通り沿い。アスカの声が響くアスカ　　「ぃ、１千万！？」ツナギ姿の稀崎楼桜沙（キザキ　ロオザ）が、例の車をチェックしている。&nbsp;&nbsp; &nbsp;身長はアスカと同じくらいだろうか。髪は黒く、アップにまとめてあるが、地はサラッとしたストレートであることは、パッと見ても分かる楼桜沙　　「ざっと見積もってそのくらいかしらね」アスカ　　「マジでか……」楼桜沙　　「細かく言うとそれ以上かかるけど、いいわ、わかりやすく１千万ポッキリにしてあげる」アスカ　　「そんなかかんのか！？　新車勝った方が安いじゃねーか！」楼桜沙　　「そうよ。でも登録の問題があるからこの車を返さないとダメなんでしょ？」アスカ　　「そ、そーだけど・・・」楼桜沙　　「払えないの？　払いたくないの？」アスカ　　「両方だ」楼桜沙　　「いい答えね。あたし、そーゆーの大好き。ご褒美に、タダにしてあげてもいいわよ」アスカ　　「ホ、ホントか！？」楼桜沙　　「条件は１つだけ」アスカ　　「何でも言ってくれ、アタシに出来ることなら今は殺し以外何でもする」楼桜沙　　「交渉成立ね」アスカ　　「助かるぜ、これで一安心だ。で、アタシは何をどーしたらいい。犬探しか？　猫探しか？　ぁわかった！　新しい男探しだな！　どんなヤツがいいんだ？　ピッタリのオトコ見つけてきてやるぞ！」浮かれているアスカを冷めた目で見ている楼桜沙アスカ　　「ん？　なんか悪いこと言ったか？」楼桜沙　　「あなた、ばっちりストライクだわ」【１４：４２】&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　秋葉原署署内では収まらず、署外にも響きわたる声警察署が揺れているアスカ　　「サ－ナ－ミぃ－－－－－！！」第２取調室に乗り込むアスカ紗那弥　　「何よいきなり」アスカ　　「サナミィ！　おおおおおおおいサナミよぉ！　アタシはオンナだよな！？」紗那弥、クロスワード雑誌を片手に紗那弥　　「戸籍がないから何とも言えないわねぇ」アスカ　　「オンナのはハズだよな！！」紗那弥　　「試してみればいいでしょ。ただし！　快斗くん以外でよ！」アスカ　　「・・・」両手を机につき、肘を突っ張り支えにしてガックリとうなだれるアスカ紗那弥　　「いったいどうしたっていうのよ」アスカ　　「悪夢だ。人生で最低最悪の、悪夢だ……」&nbsp;&nbsp; &nbsp;顔は蒼白冷や汗が尋常ではないアスカ　　「ん？」ふと、紗那弥の向かいのイスが視界に入り、アスカ　　「どけ」ゲシッ！容疑者　　「うわぁ！！」紗那弥と机を挟んで座っていた容疑者を蹴り飛ばし、そのイスにドカッと座るアスカアスカ　　「ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァ・・・」頭を抱えている紗那弥　　「悩むのは勝手だけどねアスカ、ここはあなたのお悩み相談所じゃないの。取調室なの。見てわかる通り私は今仕事中で、昔ながらの取調室名物の暴力を振るわれないのをいいことに口を割らない、警察を舐め腐ってるこの容疑者の尋問にとっても苦労しているの」アスカ　　「・・・」紗那弥　　「あなたの話は、今あなたが蹴飛ばしたその人が自分の犯した罪を全て白状したあと、聞ける時間があったら聞いてあげてもいいわ」アスカ　　「・・・」紗那弥　　「よぉく聞いてアスカ。あのね、残念だけど、私にも生活ってものがあってね、その生活水準を落とさないようお給料を貰うためには、そこにいる小汚くてパッとしなくて人間的になんんんんんんの魅力もない人に正直になってもらうことが、今の私には最優先なの」アスカ　　「・・・」紗那弥　　「わかった？」アスカ　　「おい」床に転がったままの容疑者に対し、座ったまま大股を広げ、左のヒジをヒザに乗せ、右手で胸ぐらを掴み挙げアスカ　　「どれか選べ。東京湾、富士の樹海、マグロ漁船」容疑者　　「ぇ、ぇえ！？」アスカ　　「なんかよくわかんねぇけど、コイツがアタシに口答えしてんのは、どうやらオマエが原因らしい」紗那弥　　「・・・。」アスカ　　「こんな屈辱アタシに味わわせといてタダで済むと思ってるわきゃねぇよな。オマエが消えりゃ丸く収まるらしいことはわかった。さ、早く選べ」容疑者　　「ふん、警察がそんなこと言っていいのかな。問題になりますよ」紗那弥　　「その人警察じゃないのよ。本物なの。ホ・ン・モ・ノ。おまけに戸籍もないから逮捕しても数字にならないのよねぇ」アスカ　　「早く決めろ、アタシャ今時間がないんだ。東京湾でいいか」紗那弥　　「ちなみに私も、表向きは警察に所属してないことになってるんだけどねぇ」容疑者　　「そんなおかしな話があるかー！？」紗那弥　　「ホント、不況のうえに人手不足。おかしな話よねー。（ケータイで）あ、快斗くん、どうしてもわからない問題があるんだけどさぁ」いつの間にかクロスワード雑誌を取り出している紗那弥アスカ　　「どれがいーんだよ、パトカーで送ってってやるからよ」紗那弥　　「ああ！　『ヘビとカエル』か！」アスカ　　「言えよ」紗那弥　　「次は『コイ』ね！」アスカ　　「言えって」紗那弥　　「で、『ガマの油』かぁ！」容疑者　　「万引きです！」アスカ　　「そんな場所はない」容疑者　　「万引きしました！」紗那弥　　「ちょっと、気が散るから大きな声出さないでくれる？？」容疑者　　「mp3プレーヤー万引きしたんですよ！」紗那弥　　「ぁ、『モーセ』のぉ……」容疑者　　「認めますから！」アスカ　　「そんなことのために……」容疑者　　「へ… 」アスカ　　「そんなことのためにアタシはコイツに口答えされたワケか……」容疑者　　「ェ、mp3プレーヤーって言ってもピンからキリまであるんですよ、僕が盗んだのはかなりイイやつで」アスカ　　「たかだかmp3プレーヤーの万引きでアタシにこんな屈辱を味あわせるとはいい度胸だ」容疑者　　「１個じゃないぞ！　僕、常習犯ですからね！　この１ヶ月で１０個は盗んでるんだぞ！」アスカ　　「東京湾じゃ甘すぎるな」紗那弥、またケータイを耳に当てている紗那弥　　「そろそろスタンバイ」容疑者　　「駐車違反なんて日常茶飯事だ！」アスカ　　「樹海で引きずり回してから、」容疑者　　「痴漢もしたんだ！」アスカ　　「富士山の火口からゴム無しバンジー」容疑者　　「便器を隅田川に不法投棄したこともある！」アスカ　　「これがその練習だぁー！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;容疑者を担ぎ上げ、一気に放り投げる。格子ごと窓を突き破る容疑者の体紗那弥　　「ＧＯ」地上ではＳＡＴがネットを張り、落下した容疑者を受け止めるアスカ　　「そしてコレがぁ！」紗那弥　　「あらぁ、こんなところにこんなものが。アクセルかしら？？」窓から飛び降りようとしていたアスカ、紗那弥の声に止まる。バッグからアクセルを取り出している紗那弥紗那弥　　「あ、先月の事故車のだわ。もう必要ないから捨てようと思ってたのよねぇ」飛び降りようとする体勢のまま固まっているアスカピクッとする紗那弥　　「こんなもの誰も欲しがらないわよね」アスカ　　「・・・。」紗那弥　　「ね？　アスカ。」【１５：１９】&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　モーターショップ輪童楼桜沙　　「あら、いいアクセルじゃない。９９８万円にしてあげるわ」アスカ　　「なにぃ！？　たった２万かよ！」楼桜沙　　「これでも大サービスしてるんだけど。嫌ならいいわよ、細かい見積もり出し直すから」アスカ　　「人の足下見やがって～」楼桜沙　　「だから言ってるでしょ、タダにしてあげるって。そのかわり……」アスカ　　「それだけは絶対にイヤだ！」【１５：５６】&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　どんぶり屋アスカ　　「オヤジ！ カツ丼！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ、入って来るなり注文してテーブルに着く小峯　　　「あら、アスカじゃない。」カウンターに座っていた小峯が、振り向いて声をかけるアスカ　　「コミネ、金貸せ！」小峯　　　「貸すわけないでしょ。」アスカ　　「じゃ、金を作る機械を発明しろ」小峯　　　「公の犯罪者にはなりたくない。」アスカ　　「じゃオマエ何やってんだこんなトコで」小峯　　　「世界の貧しい子供達に使い古しの衣類を寄付してるように見える？ ご飯食べに来たに決まってるでしょ。」アスカ　　「使えねえなぁ」小峯　　　「どこの世界に飲食店にご飯食べに来てお金を作る機械を作る人間がいるっていうのよ。」アスカ　　「金作る機械を発明しなくてなんのための発明家だ！」小峯　　　「世界平和のためよ。」アスカ　　「だったらなおさら金が湧いてくる発明して貧しい国にバラ撒くくらいしろっつーんだよ」小峯　　　「経済が破綻したらお金の意味もなくなるでしょ。」アスカ　　「どっかの原住民の言葉を使って誤魔化すな！」小峯　　　「・・・。」アスカ　　「だいたいオマエがだな、車にあんな細工しなきゃアタシはこんなコトにはならなかったんだ！」小峯　　　「爆発物を積んだのはアンタでしょうが。」アスカ　　「だからどっかの原住民の言語を使うな！」小峯　　　「・・・。」アスカ　　「オヤジ！ カツ丼まだか！」小峯　　　「じゃ、私は帰るから。」Punch を持って席を立つ小峯アスカ　　「飯食うときまでPunch飲んでんのか」小峯　　　「口の中でどんな味にしようが私の勝手でしょ。オヤジさん、ごちそうさま。」オヤジ　　「ありがと、６５０円ね」小峯　　　「ここ置いときまーす。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;出て行く小峯アスカ　　「ったく、どいつもこいつも」オヤジ　　「あれ、忘れ物だよ」アスカ　　「ん？」小峯の席にバッグが起きっぱなしになっているアスカ　　「貸せ！」バッグを漁ると電球が出てくるアスカ　　「・・・無いよりマシか」小峯の置いてったお金を掴み、出口に向かうアスカ　　「オヤジ、コミネの海鮮丼はアタシにツケとけ！」【１６：１７】◆　モーターショップ輪童電球を渡すアスカアスカ　　「あとこれもだ！」と、６５０円を差し出す楼桜沙　　「オーケー、６５０円は引いとくワ。電球は持って帰ってちょうだい」アスカ　　「なんでだよ！」楼桜沙　　「そんな電球どこにも使えないでしょ」アスカ　　「そんなぁー！！」（第６話『代償の行方』　つづく。）【次回予告！！】レンタカーの修理代を少しでも浮かせようと必死なアスカ！遂には駅前に止まっているパトカーごと盗もうと画策するが、あえなく失敗……そこにパトカーが止まっていた理由は、ビルの屋上から飛び降りようとしている中年がいたからであって……次回！　『代償の行方』Part 02　　お楽しみに！！</span></span></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12257755137.html</link>
<pubDate>Sun, 19 Mar 2017 13:04:35 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第005話 『Serious Talk』</title>
<description>
<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170313/16/mac-ben/79/79/j/o1490675313888908878.jpg"><img alt="e06-pa_01" height="1904" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170313/16/mac-ben/79/79/j/o1490675313888908878.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170313/16/mac-ben/30/13/j/o1490454013888908882.jpg"><img alt="e06-pa_02" height="1280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170313/16/mac-ben/30/13/j/o1490454013888908882.jpg" width="420"></a></p><p><span style="font-size:0.7em;">【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12253710966.html">　前の回　</a>】　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/theme-10100381386.html">　目次　</a>　　【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12257755137.html">　次の回　</a>】</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">ＴＷＩＴＥＲアカウント 【<a href="https://twitter.com/mac_ben_tw">@mac_ben_tw</a>】</span></p><p><span style="color:#ffffff;"><span style="font-size:0.7em;">【１０：４５】&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗の部屋リビング依頼相談用のソファーセットカジュアル素材のブラックスーツ姿の男。室内にもかかわらずハットを被ったまま座っているギョロ目の依頼人。軽く握った左右の拳が膝に添えられている。ローテーブルを挟んでソファーに座っている快斗。記入された依頼書に、穴が開くんじゃないかというほど視線を注いでいる。&nbsp;&nbsp; &nbsp;その隣でアスカは腕と足を組み、無言で様子を見つめている。【１１：３０】&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗の背中が少し丸くなったように見える&nbsp;&nbsp; &nbsp;気のせいだろうか……【１２：５０】&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカがスマホを耳に当てているアスカ　　「あ～、もしもし？　えっとー、ハーフ＆ハーフで、テリヤキとシーフードのＬが1枚とぉ、山菜スペシャルとラブリーメキシカンのＬも1枚。PunchのDouble-Gulpを３つ。アップルパイをカスタードで５個と、チキン盛り合わせ２つ。ぁ、あとラーメンサラダ大盛り１つ。ピザにはトマトトッピングで。・・・はーいどーもー」電話を切ってテーブルを挟む２人を見る。&nbsp;&nbsp; &nbsp;変化なし【１３：４８】&nbsp;&nbsp; &nbsp;ストローでパンチを飲みきるアスカ。&nbsp;&nbsp; &nbsp;ＺＺＺＺＺ……ＺＺという音だけが室内に響く。ギョロ目は相変わらずギョロ目だ。快斗はＡ４ペラ１の依頼書に目を通している。僅かに眉間に力が入っている気がする。気がするだけだが……【１６：２０】２人が口にしなかったため残ったピザを温め直したアスカ。キッチンから移動せず、立ち食いしながら２人を見ている小峯　　　「ほんとだ。」アスカ　　「だろ」小峯　　　「朝からずっと？」アスカ　　「ああ」小峯　　　「ふーん。じゃ、ごちそさま－。」アスカ　　「おう」パンチを片手に、帰る小峯【２０：０３】アスカ　　「お？？」動きがあった。&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗が目を閉じ、ソファーの背もたれに体重を預ける。力のこもった眉間のシワが天井を仰ぐ。&nbsp;&nbsp; &nbsp;体勢を前傾に戻し、依頼人を見る。が、すぐに手元の依頼書に視線をズラし、快斗　　　「もう１度お話を整理したいんですが、」ギョロ目　「はい」アスカ　　「（整理もナニも、まだ一言しか聞いてねーじゃねーか）」心の中で毒づくアスカ快斗　　　「本日の依頼というのは……」ギョロ目　「はい。実は私、Ｍ８７星雲に帰りたくて」快斗　　　「・・・・・・・・・・・・。」【２３：３１】&nbsp;&nbsp; &nbsp;風呂上がりのアスカ。タンクトップとパンツのみで冷蔵庫から缶ビールを取り出す&nbsp;&nbsp; &nbsp;プシュッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクップハァ～～～&nbsp;&nbsp; &nbsp;首からさげたバスタオルで髪を拭きながら、リビングに目を向ける&nbsp;&nbsp; &nbsp;ギョロ目のいなくなったソファー。ローテーブルを挟み、向かいのソファーに座ったままの快斗&nbsp;&nbsp; &nbsp;やはり手にはペラ１の依頼書&nbsp;&nbsp; &nbsp;やや首を傾げて、まだずっと見ている快斗　　　「ん～～～～～……」アスカがボソッとつぶやくアスカ　　「マジメか」第６話『Serious Talk』完。</span></span></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12256007402.html</link>
<pubDate>Mon, 13 Mar 2017 16:07:12 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第005話 『行方が不明でオマエかい！？』　part 02</title>
<description>
<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/c9/8e/j/o1490920413883323955.jpg"><img alt="e05-p02_01" height="2594" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/c9/8e/j/o1490920413883323955.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/3c/89/j/o1490928813883323960.jpg"><img alt="e05-p02_02" height="2618" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/3c/89/j/o1490928813883323960.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/db/4e/j/o1490876813883323964.jpg"><img alt="e05-p02_03" height="2472" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/db/4e/j/o1490876813883323964.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/ec/50/j/o1490866013883323971.jpg"><img alt="e05-p02_04" height="2441" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/ec/50/j/o1490866013883323971.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/dc/bf/j/o1490814813883323976.jpg"><img alt="e05-p02_05" height="2297" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/dc/bf/j/o1490814813883323976.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/0e/9d/j/o14901022813883324569.jpg"><img alt="e05-p02_06" height="2883" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/0e/9d/j/o14901022813883324569.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/14/9e/j/o1490948013883324573.jpg"><img alt="e05-p02_07" height="2672" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/14/9e/j/o1490948013883324573.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/0d/82/j/o14901025213883324576.jpg"><img alt="e05-p02_08" height="2890" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/0d/82/j/o14901025213883324576.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/b5/0e/j/o14901024813883324581.jpg"><img alt="e05-p02_09" height="2889" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/b5/0e/j/o14901024813883324581.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/72/3d/j/o1490564013883324585.jpg"><img alt="e05-p02_10" height="1590" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/23/mac-ben/72/3d/j/o1490564013883324585.jpg" width="420"></a></p><p><span style="font-size:0.7em;">【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12250946328.html">　前の回　</a>】　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/theme-10100381386.html">　目次　</a>　　【　次の回　】</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">ＴＷＩＴＥＲアカウント 【<a href="https://twitter.com/mac_ben_tw">@mac_ben_tw</a>】</span></p><p><span style="color:#ffffff;"><span style="font-size:0.7em;">【１４：０６】&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　電気街手配書を手に、人気女子高生アイドル声優・川村&nbsp;&nbsp; &nbsp;さつきを捜索中の快斗たち快斗　　　「見つかりませんねぇ」紗那弥　　「これだけ探しても誰も見てないなんて」酒井　「イベントが中止なんてことになったら私は…私はぁ…」紗那弥　　「イベントより、まず川村さんの身の安全を確認することが先決です」酒井　　　「そ、そうですね……」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;頭を抱えている様子の紗那弥と酒井快斗　「それにしても、この顔……」だが明確な答えが出ない快斗紗那弥　　「全班に告ぐ、状況を報告せよ」Ａ１　　　「こちらアルファ１、手がかりになる情報はありません」Ａ２　　　「アルファ２，同じく目撃者なし次々と無線連絡が入るが、どれもやはり「手がかりなし」との内容Ａ３　　　「アルファ３、御徒町方面に移動します」Ｂ１　　　「ブラボー１、上野から御徒町方面に移動」Ｂ２　　　「ブラボー２、アメ横内にて捜索中、依然有力情報なし」Ｂ３　　　「ブラボー３、タイムセールが開始されました」Ｃ１　　　「チャーリー１、ウニが２ケースで１５００円です」Ｃ２　　　「チャーリー２、通常は１ケースで１２００円だそうです！」Ｃ３　　　「チャーリー３、なんとイクラのタイムセールも開始された模様！」Ｄ１　　　「デルタ１、今日は毛ガニがオススメとのことです！」Ｄ２　　　「デルタ２、たった今、ＡＢＧマートでもセール開始！」Ｄ３　　　「デルタ３、スロットで大当たり出ちゃいました！」紗那弥　　「了解、引き続きタイムセール価格の取り締まり、及び、パチンコ店の設定データ収集をせよ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;無線を切る紗那弥快斗　　　「・・・。」紗那弥　　「何かがおかしいわね」快斗　　　「そ、そーですね……」紗那弥　　「これはただの行方不明じゃないのかも」快斗　　　「ぃ、今の報告については何もないんですか？？」紗那弥　　「今のって？」快斗　　　「だって、ウニとかイクラとかスロットとか」紗那弥　　「ああ、アレ？　暗号よ」快斗　　　「暗号？」紗那弥　　「そう。盗聴されてるおそれがあるときには、こうして暗号で報告することになってるの」快斗　　　「な、なるほど……」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗、署員を想像しながら快斗　　　「・・・あの人達は絶対報告通りのことをしていると思う・・・」酒井　　　「もしかしたら……」快斗　　　「もしかしたら？」酒井　　　「やっぱり、まだメイクしてないからですかねぇ」快斗　　　「・・・？」紗那弥　　「メイク？？」快斗　　　「でも、いくらメイクしてなくたって女子高生でしょ？特徴は絞られるはずですよ」酒井　　　「いえ、確かに女子高生声優アイドルとは銘打っているんですが、」快斗　　　「ち、違うんですかぁ！？」紗那弥　　「なるほど、サバをよんでると」酒井　　　「はい。」紗那弥　　「で、いくつ？」酒井　　　「７つ程」快斗　　　「７ぁ！？」紗那弥　　「最初からやり直しね、捜索エリアを変更しなきゃ」酒井　　　「変更？」紗那弥　　「姿を現す場所だって変わってくるもの、女子高生と２４の大人の女じゃ」酒井　　　「いえ、そうじゃなくて、コレは極秘なんですが、実は小学生なんです」紗那弥　　「・・・。」快斗　　　「・・・。」紗那弥　　「なんですってぇー！？」快斗　　　「ってことは、１０歳！？」酒井　　　「はいぃ……」快斗　　　「この子が！？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗と紗那弥、まじまじと手配書を見る酒井　　　「やっぱり本名で探した方がいいのかなぁ」紗那弥　　「なんでそんな大事なこと今まで黙ってたのよぉ！！」酒井　　　「だから極秘って言ったじゃないですかぁ……契約上、誰にも言うことができないんです……」快斗　　　「ちょっと待ってください！　酒井さん、その子の本名って　まさか…『森川いずみ』じゃ…」酒井　　　「あれ！？　快斗くん、なんで知ってるの？？」快斗　　　「ウチにいますよ！　ってか小峯ちゃんとこに！」酒井　　　「なんだってぇ！？」紗那弥　　「いずみって、あの迷子の？」快斗　　　「そうですよ！」酒井　　　「よかったぁ！　無事だったんだぁ！」紗那弥　　「そういうことなら、酒井さんはイベント会場へ戻っててください。私と快斗くんは小峯ちゃんのところに迎えに行ってきますから」酒井　　　「ありがとうございます！　では、会場で！酒井、去る紗那弥　　「まったく、ややこしいわね芸能界って」&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥、無線に向かい紗那弥　　「全班に告ぐ、川村さつきの居場所が判明。撤収せよ。これから私と快斗くんで迎えに行くわ」◆　STAY BACKS COFFEE　２階&nbsp;&nbsp; &nbsp;顔半分が歪むように頬杖をついているアスカ。&nbsp;&nbsp; &nbsp;足をブラブラさせているいずみ&nbsp;&nbsp; &nbsp;ふぁ～～～～～ぃふぅぅ&nbsp;&nbsp; &nbsp;と、あくびをすると、アスカ　　「やっぱゲームってカラダによくねんだな。肩凝ったし目ん玉痛ぇや」いずみ　　「一晩中やってたんでしょ？　ゲームじゃなくたってそうなるわよ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ、あくびと伸びをしながらアスカ　　「らっっひかぁいらっ（確かにな）・・・んんぐぐぐ・・・ぐふぁぁ～～、ふぃ…」Punchをすする２人アスカ　　「ぉぃイズミ、お前プール好きか？」いずみ　　「プール？」アスカ　　「ああ、プール。」いずみ　　「プールってあの泳ぐプール？」アスカ　　「そうだよ。あのバシャバシャ泳ぐプールだ。流れてたりアホが流されてたりするあのプール。他にどんなプールが・・・」いずみ　　「・・・。」アスカ　　いずみ　　「たとえば……」アスカ　　「とにかく好きか！？」いずみ　　「うん、好き」アスカ　　「よし、じゃぁマッサージに行くぞ」いずみ　　「・・・。」◆　小峯の部屋紗那弥　　「なんですってぇー！　いない！？」小峯　　　「うん。」紗那弥　　「ねぇ小峯ちゃん、どこに行ったかわからない！？」小峯　　　「どこ行ったもなにも、私と一緒に散歩に行って、ステバでアスカと会ったから預けてきたわよ。」　　　「へ？？」紗那弥　　「アスカぁ！？」小峯　　　「そう、私はちょっと作業があったから戻ってきちゃったんだけど、なかなかうまくやってたわよあの２人。」快斗　　　「・・・。」紗那弥　　「・・・。」小峯　　　「そんなことよりさぁ聞いてよちょっとぉ。ウチの加藤さん２号、なんとロリコンだったのよ～。」紗那弥、スマホを取り出し、エマージェンシーアプリを起動紗那弥　　「ＳＡＴ！　緊急出動よ！！」【１４：５５】&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　ＳＡＴ本部　STAY BACKS COFFEEの死角&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;小隊長が無線で指示を出している小隊長　　「相手は傭兵経験のある手練れだ！　我々と同等、もしくは実践ではそれ以上の技術を持つ可能性もある。気を抜くな！」紗那弥　　「状況は？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;合流する快斗と紗那弥小隊長　　「隊員に潜入させ、客の避難は完了。その際ターゲットは確認できず。現在、店を包囲していますが、外側からもターゲットを確認できず、動きもありません」ステバを囲んでいるＳＡＴ隊員達。一角はとんでもないことになっている&nbsp;&nbsp; &nbsp;防弾ジャケットを着て、ヘッドセットの装着を完&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;了する紗那弥紗那弥　　「手こずらせてくれるじゃない。伊達に命張ってきたワケじゃないってことね」快斗　　　「でも、アスカもそこまでしますかね……」紗那弥　　「するわ」快斗　　　「…… 、もししてたとして、いったい何のためにですか？　理由はなにもないと思うんですけど……」紗那弥　　「快斗くん！　理由なんて通用する相手じゃないわ」快斗　　　「ぇ？　じゃぁ…」紗那弥　　「『気分』よ！」快斗　　　「き、気分？？」紗那弥　　「ええ、それしか考えられないわ」快斗　　　「でも、気分で人を誘拐したり、まして危害を加えたりは・・・」思い当たることがありすぎて言葉が止まる快斗紗那弥　　「アイツはそういう奴なのよ！」何も言えない快斗紗那弥　　「大方その女の子を快斗くんの子供だと思いこんで勝手に嫉妬にでも燃えてるんでしょうよ」快斗　　　「嫉妬はともかく、ありえる…… 」無線に連絡が入るデルタ４　「こちらデルタ４、移動しましたがここからでは確認出来ません！」紗那弥　　「もしかしたら、もっと奥に立てこもっているのかも」快斗　　　「紗那弥さん、オレが行きます」紗那弥　　「快斗くん！？」快斗　　　「元はと言えばオレの責任だし、それに、本当にアスカがこんなことしてるのか確かめたいし、もしそうなら説教してやんなきゃ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　デイジースポーツクラブ&nbsp;&nbsp; &nbsp;４階　リラクゼーション・ラウンジ設置されたＴＶからはニュースが流れているＴＶ　　　「警察からの発表によりますと、秋葉原駅中央口側のSTAY BACKS COFFEEに立てこもった犯人は、人質を取っているとのことです。犯人と思われる人物は中東で傭兵経験もあるとのことで、人質の安否が……」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;しかしリラクゼーションルームのため、音量はかなり下がっているいずみはPunchのストローをくわえて室内ウィン&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;ドウをのぞき込み、３階のプールを見下ろしてい&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;る。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカはマッサージチェアに横になり、マシンの指圧に身を委ねているいずみとテーブルを挟んで頬杖をついている女がもう一人憂希　　　「知らなかったわ、あなたに子供がいたなんて」アスカ　　「ちげーぇよ。おまえオレの話どう聞いてたんだよ」憂希　　　「で、なんでここにいるのよ」アスカ　　「聞く気ゼロか、説明して損したわ……」憂希　　　「このクラブは会員専用なの。いい？　お金を払ってない人は、入っちゃいけないの。わかるぅ？」アスカ　　「だからこーやって忍び込んでんじゃねーか」憂希　　　「だからそれがダメだって言ってんのよ！　不法侵入よ不法侵入！　立派な犯罪なのよ！」アスカ　　「この大都会ッ！！」憂希　　　「何よいきなり」アスカ　　「バブル崩壊！　大量リストラ！」憂希　　　「なんの時代劇よ…」アスカ　　「不況に悩まされる若者世代ッ」憂希　　　「はぁ？」アスカ　　「矛盾だらけのこの時憂希　　　「時代じゃなくてアンタよ」アスカ　　「秋葉原に一人の少女が舞い降りたッ」憂希　　　「先が読めたわ」アスカ　　「その名も、少女・森川いずみ！」憂希　　　「まんまじゃない」アスカ　　「しかし、荒野のごとく荒れ果て、困っている人に手を差し伸べることもなく、涙する子供にそっとハンカチを渡すことすら忘れたこの街で、少女・いずみはただただ、立ちつくすしかなかった」いずみ　　「ズズズズズズズズ（Punchをすする）」アスカ　　「そんな少女・イズミが、ようやくたどり着いた安息の地、このデイジースポーツクラブ４階のリラクゼーションルーム！」憂希　　　「アンタが連れてきたんでしょ」アスカ　　「やっと一息つける、やっとゆっくり眠れる。疲れ果てたカラダを休めることができる。かと思いきや！　非情にもそこから追い出そうと襲いかかる筋肉バカ女が一人」憂希　　　「そんなにゴツくないわよ！」アスカ　　「その女こそがなんと、街で噂の規律妖怪ユーキ！」憂希　　　「契約上の問題よ！」アスカ　　「誰１人顔見知りすらいないこの秋葉原で寂しさに打ち震える少女をよそに、私腹を肥やす悪行三昧ッ」憂希　　　「問題はあなたなの！」アスカ　　「テメェェらぁ～、人間じゃぁぁねぇぇ～！」憂希　　　「人の話を聞きなさい！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　STAY BACKS COFFEE&nbsp;&nbsp; &nbsp;秋葉原に似合わず、辺りはひっそりと静まりかえっている。&nbsp;&nbsp; &nbsp;通行人の群れが固唾を呑んで見守る中、拡声器の&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;声が響き渡る紗那弥　　「全班！　突入ー！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ドドドドドドドドドドドドドド&nbsp;&nbsp; &nbsp;１階・表入口　裏口　から一斉に突入！屋上からロープをたらし、３階の高さに待機していた隊員も、２階の窓ガラスを外から蹴破り突入Ａ１　　　「アルファ１、クリア！」Ａ２　　　「アルファ２、クリア！」Ｂ１　　　「ブラボー１、クリア！」Ｃ３　　　「チャーリー３、クリア！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;続々と無線から情報が入る快斗と紗那弥も２階に到着快斗　　　「本当に、誰もいないみたいですね」紗那弥　　「安心するのはまだ早いわ」トイレに向かい、ドアの鍵をチェックする紗那弥　　「入ってるわ」那弥、特殊部隊独特の合図をし、隊員を配置につかせる。トイレを中心に、扇を描くように隊員が並び、全員が銃口をトイレのドアに向けている。ドアに爆弾をセットし終える隊員、ＯＫのサイン&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥、手でカウントダウンのサイン紗那弥　　「（・・・３・・・２・・・１・・・ＧＯ！）」ＢＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＭ！&nbsp;&nbsp; &nbsp;吹っ飛んだトイレのドアの奥、煙の中に人影が、紗那弥　　「撃ぅぅてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」ババババババババババババババババババババババババパァン！　　　パァン！　　　パァン！全員が一斉に掃射紗那弥　　「ぅぉオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァー！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;パァン！　　パァン！　　パァン！　　パァン！　　パァン！　　&nbsp;&nbsp; &nbsp;ババババババババババババババババババババババババババ掃射が終わり煙が晴れると、そこには、快斗　　　「山田ぁ！？」紗那弥　　「チッ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;トイレの壁は、ほぼ全面が銃弾で削り取られている。が、山田は何故か無事である快斗　　　「お前！　勝手に店空けてこんなトコで何やってんだよ！」顔面蒼白の山田、必死に声を絞り出す山田　　　「・・・・・・・・・・・トイレ・・・・・・・。」紗那弥の無線に連絡が入る無線　　　「目撃者が見つかりました。ターゲットは数十分前、子供を連れて店を出たとのことです」紗那弥　　「どんな手を使ってもかまわないわ！　その目撃者から情報を引き出しなさい！　場合によっては自白剤の投与、暴力的尋問も許可する！」快斗　　　「・・・。」紗那弥　　「全班！　至急捜索再開！　詳しい指示は目撃者からの情報が入り次第、追って連絡する！　以上！」本部へ戻る紗那弥快斗　　　「そ、そこまでしますかぁ・・・ 」&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　デイジースポーツクラブ４階　リラクゼーション・ラウンジ&nbsp;&nbsp; &nbsp;マッサージチェアに座っているアスカアスカ　　「ア～ア～ア～」憂希　　　「もう！　いい加減にしてよね」アスカ　　「いーじゃねーか、このタイマー切れたら行くからよ～～～～・・・」憂希　　　「そう言って何回セットし直してんのよ！　みんな待ってるんだからね！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;室内から廊下へ、オバチャンたちの長蛇の列アスカ　　「ったく、マッサージチェアに並ぶなんて相当ヒマなんだなアイツら」憂希　　　「アンタがその代表でしょうが！！」アスカ　　「違う！　アタシにゃイズミの面倒を見るっつー大事な役目がある！」憂希　　　「ただ横になってるだけじゃない！」アスカ　　「じゃない！　だけじゃない！　ちゃんとマッサージも受けてる！」憂希　　　「だからそのこと言ってんの！」イズミが寄ってくるいずみ　　「３コースの人が勝ったよ」アスカ　　「チッ、また負けかよ、ホラよ、１０円」アスカ、カラダを起こす気配もなく１０円をいずみに渡すアスカ　　「次はアタシが３コースだ」いずみ　　「じゃ、あたしは１コース」受け取るとまた室内ウィンドウの方へ戻り、プールを見下ろすいずみ憂希　　　「ちょっとあんた子供に賭け事させてるワケ！？」アスカ　　「教育だよ教育。こうやって観察力を養ってだなぁ…」憂希　　　「もういいわ。快斗くんに連絡するから！」憂希、ラウンジを出て行くアスカ　　「迷子だぞ迷子。子供がかわいそうだと思わないのかこの冷血女！　ケッ！」マッサージチェアのタイマーを見るアスカ　　「あと２分か。よしっ、１０分延長っと…」&nbsp;&nbsp; &nbsp;いずみがまた寄ってくるアスカ　　「ん？　もう結果出たのか？」いずみ　　「電気街に行きたい」◆　ＳＡＴ　対策本部快斗　　　「え？　デイジーにいる？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗と憂希が電話している憂希　　　「そうなのよ。また勝手に入ってマッサージチェア占領してて……」快斗　　　「一緒に女の子もいた？」憂希　　　「ああ、いずみちゃんでしょ？　仲良く他のお客さん使って賭け事してる」&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥、快斗から電話を取り上げ紗那弥　　「４階のラウンジね？」憂希　　　「紗那弥さんもいるの？　だったら早く連絡するんだったぁ」紗那弥　　「そのまま引き留めておきなさい！」憂希　　　「それは無理ですよ、他のお客さんの迷惑になるし、早く出て行くように言っちゃいましたもん」紗那弥　　「いーから引き留めておきなさい！！」憂希　　　「ひぃ！」紗那弥　　「全隊員に次ぐ！　デイジースポーツクラブ　４階ラウンジに突入！！」ＳＡＴ　　「了解！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥、出動しちゃう快斗　　　「憂希ちゃん、他のお客さん、避難させといて……」【１５：３９】&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　デイジースポーツクラブ紗那弥　　　「突入ー！！」利用者たち　きゃー！　きゃー！　キャーーーー！！&nbsp;&nbsp; &nbsp;２階入口から怒濤のように突入していくＳＡＴ隊員達。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;２階、フロント、事務所、メインスタジオ、個人ロッカールーム　⇒　３階、更衣室、ジャグジー、プール　⇒　４階、第２スタジオ、ラウンジ　⇒　その他、トイレや掃除用具入れなど、くまなく突入していく２階受付で慌てている憂希憂希　　　「ちょっと快斗くん！　なんなのよこれはー！？」快斗　　　「アスカを捕まえるために紗那弥さんが燃えちゃって・・・」憂希　　　「アスカ！？　あの人ならもういないわよ！！」快斗　　　「いない！？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　４階　ラウンジ紗那弥　　「いないですってぇー！？」無線片手に青筋を立てている紗那弥快斗　　　「はい、僕たちがここに向かう間に出て行ったみたいです」紗那弥　　「ったっくっチョロチョロチョロチョロとぉ！」快斗　　　「紗那弥さん、」紗那弥　　「なによっ！！」快斗　　　「小峯ちゃんから連絡入ってます…」紗那弥、無線のチャンネルを変える紗那弥　　「紗那弥よ」小峯　　　「どもども小峯でーす。」小峯は自室でディスプレイに囲まれている小峯　　　「ニュース見てるけど、凄いことになっちゃってるわねぇ。」紗那弥　　「半分はアナタの責任でしょーが！」小峯　　　「そー言われると思ってアスカの現在地調べたのよん。」紗那弥　　「なんですって！？　今どこにいるの！？」小峯　　　「秋葉原の街頭カメラをハックしてるんだけど、電気街の『アニメイズ』近くのゲーセンでクレーンゲームやってるわよ。リラックリの時計が取れなくてイライラしてる。」ディスプレイには、クレーンゲームの台にガンッ！ 　ガンッ！ 　と当たり散らしているアスカが映っている紗那弥　　「全班！　ただちに電気街へ移動開始！！」ＳＡＴ　　「了解！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;怒濤のように撤収するＳＡＴ隊員達。憂希の目の前をモノスゴイスピードで走り抜ける紗那弥　　「快斗くん、ここからは危険な戦いになると思うから先にライブ会場に向かってて」快斗　　　「え、あ、いや、でも、あの」紗那弥　　「この街を脅かす悪の化身！　首を洗って待ってなさい！　グハ、グハ、グハハヘハヘアハハハー！！」走り去る紗那弥快斗　　　「ぉ、おじゃましましたぁー！ 」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;２階ロビーに１人取り残される憂希憂希　　　「アイツのせいで・・・。アイツ１人のせいで・・・。」肩をワナワナと振るわせている憂希憂希　　　「許さないわよ、ァアアァースカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」◆　　アニメイズ近くのゲームセンターアスカ　　「ふぃえっくしょん！！」クシャミと同時に、クレーンが掴んでいた景品が落っこちるアスカ　　「あ－！！　今取れそうだったのにぃ！！」いずみ　　「あたしにもやらせてよぉー」アスカ　　「ダぁメぇだっ！　子供にはまだ早い！　・・・ん？？」他の台の景品は全て獲得したらしく、大荷物を抱えているいずみアスカ　　「にゅにゅにゅにゅにゅぅぅぅ……」&nbsp;&nbsp; &nbsp;歯ぎしりをするアスカいずみ　　「あたしが取ってあげるから」アスカ　　「ダメだ！　こんなゲームしてたら人間腐るぞ！　いったいどんな教育を受けてきたんだオマエは？　ハイ、全部没収ー」いずみ　　「やめてよ！　加藤さん２号にあげるんだから！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;よく見ると全部美少女フィギュアであるアスカ　　「ん～、そうだな、コレはアタシが貰っても意味ないし、カイトがコレを喜んだらちょっとヒクからな。よしっ、今日の所は勘弁してやろう。で、どうやったら取れるんだ。アタシに教えてくれることを許可する」いずみ　　「マワリクドくてよくわかんない」アスカ　　「いーから教えろって！」いずみ　　「んとね、そこの黄色い角を押さえて、少しずつ回して…」アスカ　　「あ！　姐さん！」マロンとてん子が通りかかる。&nbsp;&nbsp; &nbsp;マロンは仕事が終わったのか、ヅラを外したジャージ姿で、全高３５センチのソフトクリームを食べている。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;　ソフト部分２０㎝　＋　コーン部分１５㎝。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;てん子はマロンにムリヤリ連れ出されて来たのだ&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;ろう。メイド姿のままであるマロン　　「何やってんです、ゲーセンなんかで？」アスカ　　「見りゃわかんだろ、リラックリ取ろうとしてんだよ」また取れないアスカ　　「ぁチキショ！」いずみ　　「だからもうちょっと手前だってばぁ」アスカ　　「わーってるっつってんだろ！」ずみ　　「わかってないからいってんでしょー」アスカ　　「だったらオマエがやりゃいーじゃねーかよー！」いずみ　　「だからあたしがヤルっていってんでしょー！」アスカ　　「だからそれはダメだっつってんだろーがー！」いずみ　　「いーからちょっとどいてよもぉー！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;チャリン！アスカ　　「ホーラお金入れちゃったもんねー！」いずみ　　「この肩幅お化け！」アスカ　　「なんとでもお言い！　オホホホホォー」マロン　　「姐さん、子供がいたんスね」アスカ　　「あー、また説明か、メンドクセー」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ、振り向かずにアスカ　　「違ぇよ、紗那弥の子だ」ふたり　　「えー！？　紗那弥さんのぉ？？」まじまじといずみを見るマロンとてん子マロン　　「そー言われてみれば…、」てん子　　「なんとなく似てるかも…」マロン　　「シングルマザーかぁ…」てん子　　「似合うぅ！」勝手に想像を膨らませる２人アスカ　　「で、オマエらは何やってんだよ」マロン　　「ああ、これから石角電気に行くんスよ」てん子　　「川村さつきちゃんのライブがあるんですぅ」マロン　　「アニメイズの抽選で当たったんで！」てん子　　「当たるまで引いたんだよね～」□　回想シーンアニメイズで抽選しているマロンマロン　　「これだ！　こっちは！　もっかい！　これだ！」酒井　　　「やめてぇ～！　抽選は１人一回だってばぁ～！&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;（泣）」マロン　　「新作ＯＶＡの主題歌なんですけど、このアニメがまたオモロイんスわ！『ギャラクシーユニット』っていって、宇宙警察の機動隊の話なんですけどね、アスカ　　「ほう」マロン　　「宇宙征服をたくらむ魔王デービルにさらわれた皇女メイ。彼女を救出するべく、ゴードンが立ち上がる！　そのゴードンってのが宇宙機動隊員で、皇女の彼氏だったんですけど、身分の違いが原因で別れさせられちゃう！」てん子　　「お母さんがとぉーっても厳しい人なんだよねー」マロン　　「決して結ばれることのない２人！　でもやっぱり好きで、規則を破って１人で助けに言っちゃうんだど、その気持ちに動かされて他の隊員達もその彼と一緒に規則を破ってデービル城に乗り込んでいくんです！」アスカ　　「そこまで内容わかってんならもう見なくてもいいな」マロン　　「見るに決まってんじゃないっスか！？　それがオタクってもんですよ！！」アスカ　　「要はアレと一緒か、オレが銃の手入れしてるときに・・・」てん子　　「マロンちゃん、時間が、」アスカ　　「てん子キサマ。」マロン　　「あ、いけね！　それじゃ姐さん、失礼します！」てん子　　「ごきげんよう～」走り去るマロンとてん子アスカ　　「知らなかったぜ、アイツがアニメオタクだったなんて」ガタンと、やっぱり景品は獲得できないアスカアスカ　　「あ～もう！　なんでそこで止まるかなぁ！」アスカ、２００円を入れてクレーンを動かし始め&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;る紗那弥　　「そこまでよ！　アスカ！　観念しなさい！」アスカ　　「ダッしまった！　もうキモチ右だったかぁ、チッ！」紗那弥　　「アスカ！」アスカ　　「あ、ちがっ！　ちがっ！　もうチョイ手前なんだってぇー！！」大勢のＳＡＴ隊員がアスカを囲んでいる紗那弥、右の太股近くで拳銃をコッキングガチャッアスカ、特に振り向く様子はなくアスカ　　「おー、サナミじゃんか。どした、軍団引き連れて。アタシの代わりにコレ取ってくれんのか？」紗那弥　　「いずみちゃんはどこ」アスカ　　「ああ、あのクソガキか」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;ポケットから２００円を出して、&nbsp;&nbsp; &nbsp;チャリン！　と、お金を入れるアスカガチャ！　銃を構えるＳＡＴ隊員紗那弥　　「おとなしくいずみちゃんをこっちへ渡しなさい」アスカ　　「渡しなさいも何も、アイツならホラここに・・・」さっきまでいずみがいた場所には、例のフィギュアが散乱しているだけだったアスカ　　「あれ？　今までココにいたんだけどなぁ」紗那弥　　「とぼけるのもいい加減にしなさい」アスカ　　「別にトボケてるわけじゃ……」紗那弥　　「あなたにこんな趣味があったとはね。いったい今まで何人の女の子を誘拐して弄んできたの」アスカ　　「はぁあ！？　弄んでねーし誘拐なんかしたことなんか・・・日本ではねぇって！」紗那弥　　「しらばっくれたってムダ！　おとなしく居場所を吐きなさい！」アスカ　　「いや、今の今までココに……トイレでも行ってんじゃねーの？？」紗那弥　　「誤魔化そうとしてもムダよ！　言いなさい！　言わないと……」横にいるＳＡＴ隊員を羽交い締めにし、紗那弥　　「コイツを殺すわよ！」隊員　　　「いやー！　や、やめてください、篠原中隊長！！」紗那弥　　「安心して。いくら任務優先とは言え、私は他に選択肢がない状況でも人様を傷つけるようなことはしたことないの。親御さんには私がちゃんと説明してあげるから」隊員　　　「意味がわかりませぇー！！」アスカ　　「うっせーなぁ、少し静かにしてくれよ」ポケットから２００円を出して、アスカ　　「最後の１回か。集中してっと」&nbsp;&nbsp; &nbsp;チャリン！ガチャ！　銃を構えるＳＡＴ隊員たち　　「だいたいなんなんだよ大所帯で。何かあったのか？」紗那弥　　「わかったわ、どうあっても渡さないつもりね」アスカ　　「よし！　いーぞいーぞ！」紗那弥　　「なら仕方がない」アスカ　　「そのままそのまま～！！」紗那弥　　「全員、」アスカ　　「よっしゃ、掴んだ！！」紗那弥　　「撃てぇーーー！」ババババババババババババババババ！内、銃弾の雨アラレであるアスカ　　「何しやがんだテメー！！」奥にある螺旋階段を駆け上るアスカ。素早く登りながら目に入ったのは、しっかりとア―ムに捕まれたリラックリが取出し口の穴に落ち&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;る瞬間であったアスカ　　「あ！　アタシのリラックリ！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ババババババババババババババババ！アスカ　　「クソッ！　あとで取りに来てやるからな！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;階段を上り、２階に姿を消すアスカ紗那弥　　「やめー！！」掃射がやむ紗那弥　　「エレベーター停止！　アルファ１・２、ターゲットを追え！」隊員達　　「了解！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;階段を駆け上っていく隊員達紗那弥　　「その他のチームは指示を待て！」隊員達　　「了解！」首にかけていたヘッドセットを装着し、無線に向&nbsp;&nbsp; &nbsp;かう紗那弥紗那弥　　「小峯ちゃん、ヨロシク！」【１７：０５】&nbsp;&nbsp; &nbsp;◆　石角電気　イベントホール司会　　　「大変長らくお待たせいたしました！　それでは歌っていただきましょう！　皆さんお待ちかね！　川村さつきちゃんでーす！」観客たち　「うぉーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;打込み系のサイバーチックな楽曲。カワイイと言うよりは、かっこいいイントロである&nbsp;&nbsp; &nbsp;会場は手拍子とオタ芸で大盛り上がり。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;マロンもてん子も超ノリノリ。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;充満している鼻を突く汗のニオイも、興奮で麻痺&nbsp;&nbsp; &nbsp;している酒井　　　「よかった、間に合って！！　快斗くん、ありがとねぇ～～～。」快斗　　　「い、いえ。」落ち着かない快斗快斗　　　「大丈夫かなぁ・・・あの２人・・・」　歌い始めるいずみ、いや、川村さつき。&nbsp;&nbsp; &nbsp;どこから見ても女子高校生であるさつき　　♪あなたをずっと待ってる&nbsp;&nbsp; &nbsp;不安なんかじゃないわ屋上に出るアスカそれを追うＳＡＴさつき　　♪どんなに遠く離れていても来るなと言っても来る人だもの&nbsp;&nbsp; &nbsp;隣の屋上へと飛び移るアスカ&nbsp;&nbsp; &nbsp;ＳＡＴ隊員は重装備のため、躊躇するさつき　　♪Dokidoki　Bakubaku伝わるかしら　ＳＯＳ屋上を走っていくアスカ思い切って飛び移り、アスカを追うＳＡＴ落ちそうなヤツもいるさつき　　♪ここ３ヶ月　送り続けてるんだけどママの言ってたことだけど&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;飛び移れる屋上がなくなり、ＡＴに追いつめら&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;れるアスカ。道路に駐車中のワゴン車目掛けて飛び降りるさつき　　♪気にするなんて言わないで&nbsp;&nbsp; &nbsp;ベコン！　　　バリィン！&nbsp;&nbsp; &nbsp;着地と同時に屋根がへっこみ、前後左右四方へと&nbsp;&nbsp; &nbsp;窓ガラスが飛び散る。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;自分が落ちないように気をつけながら上から見て&nbsp;&nbsp; &nbsp;いるＳＡＴ隊員達さつき　　♪ロミオとジュリエットにはなりたくないの紗那弥　　「アルファ３、ブラボー３、出動！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;建物の角からＳＡＴ出現。スカはワゴン車の屋根から飛び降り、目の前のヤクモ電機へと走り込むさつき　　♪奇跡なんて信じてない&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ、エレベーターに乗り込みドアを閉めると、天井を外してよじ登る。&nbsp;&nbsp; &nbsp;上昇するさなか、天井裏に隠してあったパーツを組み立て始めるさつき　　♪全ては自分の努力次第～ドアが開くと、待ちかまえていたブラボー２、チャーリー１がエレベーターに向かって掃射。アスカは１度エレベーター内に身を潜め、手榴ペイント弾をフロアに転がす。BuShaaaaaan!!ゴーグルに付着した塗料を拭くＳＡＴたち&nbsp;&nbsp; &nbsp;そのスキに、天井裏で組み立てたＡＫ－４７で威嚇掃射しつつ、非常口から屋上へさつき　　♪時代はどんどん変わってくアスカ、ＡＫ－４７を捨てて屋上のドラム缶を開け、ボウガンを取り出す。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;中央通りを挟んで反対側の建物へ向けて発射。ロープの付いた矢は固定され、ＳＡＴが屋上に到&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;着すると同時に飛び降りるさつき　　♪シャイなあなたは変わらないロープを巻き上げながらぶら下がり、向かいのビ&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;ルの６階に、ガラスを突き破って着地。転がって衝撃を逃がし、体勢を整えると目の前には展示してあるＰＣが並んでいる。全ての端末の画面に小峯が映る小峯　　　「アスカ見ぃ～っけ！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;ＳＡＴチャーリー２・３が雪崩れ込み構えるが、なにやら無線で合図が聞こえたらしく、退避していくチャーリー２・３。振り返ると、さっきまでいたヤクモ電機７階から、デルタ２がバズーカを構えているのが見えるさつき　　♪愛の波動砲　狙いを定めてアスカ、バズーカ砲の発射の瞬間を見極め、斜め後方のガラス張りになっているエスカレーター部分へ走り、体当たり。ガラスを突き破りカラダを外に放り出すと同時にバズーカは見事６階に着弾し、爆発。アスカは爆風を利用して、道を挟んだ隣の建物の屋上に着地さつき　　♪あとはひたすらガッツのみそのまま屋根やら非常口やら、建物から建物へと店内を通り抜けるアスカ。&nbsp;&nbsp; &nbsp;ＳＡＴも負けじと後を追ったり、先回りしたりさつき　　♪非常口を抜け配管を下り&nbsp;&nbsp; &nbsp;ビルを飛び越えロープでah～Ah～&nbsp;&nbsp; &nbsp;何故か屋上で危機一髪&nbsp;&nbsp; &nbsp;そして私とmeet ！　meet !&nbsp;&nbsp; &nbsp;Let's Break a wall !間奏とある建物の最上階、非常階段にいるアスカ。&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;ＳＡＴは振り切った模様。アスカ　　「ざっとこんなもんだ」非常階段を降りようとするアスカ隊員　　「いたぞー！　最上階だ！」3階非常階段から駆け上ってくるＳＡＴ。隣の屋上にもＳＡＴの姿がアスカ　　「ったくシツケェなぁ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ、６階部分で非常口扉を開けて建物内に入&nbsp;&nbsp; &nbsp;る。そこには快斗がアスカ　　「快斗ー！」抱きつくアスカ快斗　　　「うわ！　アスカ！　何やってたんだよ今まで！？」アスカ　　「ちょうどイイところにいたぁ～！　アタシ、何もしてないのに追われてるのぉ」隊員　　　「ターゲットを発見、追いつめました！」アスカ　　「快斗なら信じてくれるよね？？」快斗　　　「そ、そんなことより、」隊員　　　「かかれぇー！！」快斗　　　「あ、ぅぅぅうわぁぁぁぁぁぁぁ！」さつき　　♪あなたのエマージェンシーＧＡＴＥをこじ開け～快斗とアスカにＳＡＴが群がり、壁との間に挟まれて潰れそうな快斗　　　「んごぉ～～～～～～！！」さつき　　♪私の愛でサンＤｏウィッチah～Aah～快斗　　　「・・・んが・・・んが・・・」さつき　　♪超えられない壁なんてない快斗　　　「・・・んぐ・・・んぐ・・・」アスカ　　「いやぁ～ん！　いったぁ～い～！」ミシ・・・　ミシ・・・さつき　　♪もしあったとしたら即爆破ベキッベキッさつき　　♪そして私とmeet ！ meet !紗那弥　　「見つけたわよアスカー！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ピキッ……　ピキッ！！壁に大きなヒビが入っていくさつき　　♪Let's Break a wall ！紗那弥、大きなジャンプでアスカを掴む快斗　　　「紗那弥さん！　ちょっと待ってぇ！」さつき　　♪Let's Break a wall ！紗那弥　　「もう逃がさないわよ！」「バ、バカ、やめろって！」ベキッ！さつき　　♪Let's Break a wall！&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;曲が終わるバキ……　バキバキバキ……　バキッゴガガガガガガガガガ……&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;ドドドドドドドドドドドドドドド&nbsp;&nbsp; &nbsp;壁が崩れ、隣の部屋になだれ込むＳＡＴうわぁーーーーーーーー！！予想取り、そこは川村さつきのライブ会場であるＳＡＴ達　「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・？？」汗だくの観客たちが一斉にＳＡＴに目を向けて固まっている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。隊員　　　「・・・いた。・・・見つけました！！」ＳＡＴの１人が、さつきを指さし報告する観客　　　「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！」ヒューッ！　ヒューッ！大喝采を受けるＳＡＴとさつき酒井　　　「これはいったい・・・誰の演出なんだろうねぇ・・・&nbsp;&nbsp; &nbsp;入り口付近の酒井、凍り付いている【２２：４３】◆　快斗の部屋アスカ　　「しっかし世の中には不思議なことがあるもんだなぁ。あのクソガキが女子高生アイドルだったとはねぇ&nbsp;&nbsp; &nbsp;チャイナのテイクアウトＢＯＸを食べながらビールを飲んでいるアスカ快斗　　　「メイクしてヒール履いたら、本当にティーンに見えたよね」アスカ　　「そりゃいくら探しても見つからんわな。だっていないんだからそんなヤツ」快斗　　　「ホント大変だったんだから」アスカ　　「でもさカイト、なんでまたあんな大事にしたんだ？　普通に探しゃ簡単に見つかるトコにいたぜアタシは」快斗　　　「暴走したんだよ紗那弥さんが。ったく、中東での演習の時に1度しか会ってないのにＳＡＴまで出動させてあんなに追っかけ回されるなんて、相当恨み買うようなことしたんだな」アスカ　　「アイツが勝手にそう思ってるだけだろ。アタシはなーんにもしてねぇって」快斗　　　「どうだか」アスカ　　「ホントだって、信じてくれよぉ」快斗　　　「それに、ケータイが繋がればこんなことにはならなかったんだよ。ゲームばっかしてるから大事なときに連絡が取れなくなるんだろ」アスカ　　「だってスウィートエルフがさぁ、」快斗　　　「ケータイの意味がないじゃないか。まぁニコニコショップにケータイ忘れたオレが言うことじゃないかもしれないけど、これからも何があるかわからないんだから、少し控えるように」アスカ　　「はーい」快斗　　　「ゲームするなら、ちゃんとゲーム機ってモンがあるんだから」アスカ　　「買って買ってぇ♪」快斗　　　「買わない」アスカ　　「んじゃ持ち運べるバッテリーとか」快斗　　　「買わない！」アスカ　　「けちぃ」快斗　　　「だいたい、なんでウチにいなかったんだよ。なんにもすることないんだったらウチで留守番くらいしてくれよな」アスカ　　「それってカイト、帰ってきたときにアタシがいたら嬉しいってこと～♪」快斗　　　「……」アスカ　　「それとも、帰ってきたときアタシがいなかったらサミシイってことかな～？？」快斗　　　「そういうこと言ってんじゃなくてさぁ」アスカ　　「やっと受け止めてくたのねカイト！　アタシの愛を！」快斗　　　「・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・。」【２６：１５】◆　小峯の部屋いずみの取ったフィギュアに囲まれている加藤さ&nbsp;&nbsp; &nbsp;ん２号加藤さん　「こ、これが噂の・・・ハーレムかぁ・・・」　「あと３分だけだかんね。」加藤さん２号が恍惚状態のため、作業ができない小峯加藤さん　「・・・oh・・・。」（第５話『行方が不明でオマエかい！？』　完。）</span></span></p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12253710966.html</link>
<pubDate>Sun, 05 Mar 2017 23:58:19 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第005話 『行方が不明でオマエかい！？』　part 01</title>
<description>
<![CDATA[ <p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/0f/87/j/o1490933613876398363.jpg"><img alt="e05-p01_01" height="2632" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/0f/87/j/o1490933613876398363.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/1d/40/j/o1490762013876398372.jpg"><img alt="e05-p01_02" height="2148" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/1d/40/j/o1490762013876398372.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/80/53/j/o1490817613876398375.jpg"><img alt="e05-p01_03" height="2305" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/80/53/j/o1490817613876398375.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/1a/f3/j/o1490954813876398378.jpg"><img alt="e05-p01_04" height="2691" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/1a/f3/j/o1490954813876398378.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/88/47/j/o1490895613876398383.jpg"><img alt="e05-p01_05" height="2525" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/88/47/j/o1490895613876398383.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/be/68/j/o14901040813876398734.jpg"><img alt="e05-p01_06" height="2934" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/be/68/j/o14901040813876398734.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/8f/8d/j/o1490775213876398743.jpg"><img alt="e05-p01_07" height="2185" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/8f/8d/j/o1490775213876398743.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/65/26/j/o14901071213876398746.jpg"><img alt="e05-p01_08" height="3019" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170224/23/mac-ben/65/26/j/o14901071213876398746.jpg" width="420"></a></p><p><span style="font-size:0.7em;">【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12248817536.html">　前の回　</a>】　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/theme-10100381386.html">　目次　</a>　　【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12253710966.html">　次の回　</a>】</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">ＴＷＩＴＥＲアカウント 【<a href="https://twitter.com/mac_ben_tw">@mac_ben_tw</a>】</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ffffff;"><span style="font-size:0.7em;"><span style="background-color:#ffffff;">【８：０３】◆　快斗の部屋いつものように朝食をとっている快斗。&nbsp;&nbsp; &nbsp;しかし、アスカはソファに寝っ転がってスマホをいじっている。仰向けで足を組み、左肘を頭の上で折り枕代わり&nbsp;&nbsp; &nbsp;にしている。右手は絶えずタッチ操作に追われているアスカ　　「イケ！　ソコだ！　そうそうそうそうソウ、今だ！　ヨシ！」スマホ画面にタッチするたびにゲシッ！　ゲシゲシゲシゲシ！　ゲシッ！という音が聞こえてくる快斗　　　「・・・・・。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗は一人黙々と箸をクチに運んでいるスカ　　「イーぞイーぞ！　今度こそ絶対倒してやるからな！」箸を置く快斗斗　　　「ごちそうさま」食器をキッチンへ持っていく快斗アスカ　　「お、そこら辺に置いといてくれ。……こうか！　こうか！　だったらコレでどうだ！」相変わらずスマホに夢中なアスカ快斗　　　「ずっとやってたの？」キッチンから声をかける快斗アスカ　　「だってこのスマホがアタシに訴えるんだもん。『淋しいの、かまってかまって～』って」快斗　　　「そんな、加藤さん２号じゃないんだから」加藤さん　「私ハそんなに薄っペラくありまセン」と、ベランダから機械音声が聞こえる快斗　　　「うわぁ！　ビックリしたぁ……」球状の物体に、七三に見える髪のような何かが装飾されている。中央にはヒトツ眼のようにレンズがついている。人間で言うと首の付け根に当たる部分は、金属製のアームで、小峯の部屋から伸びてきている加藤さん　「モ、申し訳ありません…、ズットここにいたんですが…」　　　「アスカの暇つぶしに付き合わされてたんだね？　お気の毒に」加藤さん　「ィェィェ、それはドーデモいいんです、私ハ寝ませんから。ソレよりも……」快斗　　　「ん、なに？」加藤さん　「昨夜（ゆうべ）３時頃からココにいまして、快斗サマがリビングに来られたときもモチロンここにいたわけですが……」快斗　　　「ぅ、うん」加藤さん　「気ヅかれてないことに気ヅきませんでした…。イマ感じるこのアルゴリズムの乱れが『ショック』というモノなのですね」快斗　　　「ご、ごめん……」加藤さん　「一句、読んでもいいですか？」快斗　　　「ど、どうぞ」加藤さん　「『居たんだヨ　気ヅいてないと　気ヅかずに　これがショックと &nbsp;言うモノなのネ』」快斗　　　「・・・。」加藤さん　「お粗末サマデス」アスカ　　「そのまんまじゃねーか。もうアレだ、一句禁止」加藤さん　「そ、そんな！？」快斗　　　「ちょっとアスカ…」アスカ　　「センスがナイ」快斗　　　「なにもそこまで…」加藤さん　「コレが私の唯一の趣味だというのに～」何故かレンズがウルウルアスカ　　「こいつずっとこんな調子なんだぜ、鬱陶しい。昨日から一体何句作ったんだよ」加藤さん　「ざっと６３２０句ホド」快斗　　　「・・・。」アスカ　　「・・・。」加藤さん　「・・・よかったら発表しましょうか？」快斗　　　「ぃ、いや大丈夫、俺もう行かなきゃいけないから &nbsp;」ピッピッ！ 　ピッピッ！アスカ　　「ヤベッ、バッテリーが無ぇ！　充電器充電器ー！！」寝室に駆け込むアスカ快斗　　　「いつまで続けるんだか……」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ふと、視線を感じる快斗。確実に、ものすっごく見つめられているが、あえて触れないようにしてみる快斗　　　「・・・。」加藤さん　快斗　　　「・・・・・・・・・・。」加藤さん　「・・・・・・・・・・。」快斗　　　「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」咳払いをする快斗快斗　　　「そう言えば、声が滑らかになったね？」加藤さん　「気付いていただけましたか！！　アプリケーションがアップデートされたんです！　ミク姉のオカゲです」快斗　　　「それはよかった……」加藤さん　「「話は変わりますが、厳選した５７句を……」快斗　　　「行ってきまーす！」ベランダに取り残される加藤さん２号。１１階の高さから、遥か地上を見下ろす【１０：３７】◆　雑貨店　『ニコニコショップ』電気街から１つ裏に入った雑貨ショップ。店主がコミケに行くため、快斗は店番の依頼を受けていたのである。店頭には、買い取ったクレーンゲームの景品に値段がつけてある。奥にはコアなエロＤＶＤが、これでもかと言うほど並んでいる。そんなショップである。会計を済ませた客が、商品の入ったビニール袋を手に店を出る快斗　　　「ありがとうございましたー！　……ふぅ、結構繁盛してんのね、この店。そりゃそうか、ゲーセンで取りにくいモノばっかりだもんな」キャップを深くかぶった男が入ってくる。襟を立てて汗をかいている快斗　　　「いらっしゃいませー」しばらくプライズを見ていたが、どうやらチラチラ快斗に目をやっている快斗　　　「……何かお探しですか？」キャップの男は周りを気にしながら、といってもすでに店内にいる客はそれぞれ自分の捜し物に夢中になっているため、他の客など気にもかけていないのだが、それでもキャップの男は挙動不審に快斗に近づきキャップ男「あ、あの・・・rorimonoは・・・」快斗　　　「？？？？？…あ、ロリ物？？」キャップの男は、更に下を向き、快斗からは後頭部しか見えていない。一気に身長が１５センチは低くなった感じだ快斗　　　「右手の奥にありますよ」キャップ男「どぅも。」快斗　　　ャップ男「いや僕はただ友達に頼まれただけで、そのぉ……」快斗　　　「でも、法に触れるものはありませんので……」キャップ男「・・・はい」暖簾をくぐり、奥へと消えるキャップの男快斗　　　「てか、そんなことは当たり前か &nbsp;」続いて、ブラッド・ベリックのような巨漢が堂々と、ノッシノッシと入ってくる　　　「ここ、スカトロ物あったっけ？」快斗　　　「・・・ぇぇ、奥の左側に &nbsp;」巨漢　　　「ども～」奥に消えていく巨漢快斗　　　「・・・そうだよな、別に恥ずかしいことは無いんだよな。趣味は人それぞれだし。それに、そうやって解消しないと犯罪も増えちゃうんだろうしね、うん」妙に納得し、自己解決する快斗。すると店先から、商品の箱がいくつも落ちる音快斗　　　「ん？　なんだ！？」慌てて出て行く快斗。するとそこには、必死に商品棚を掴み、もう一方の手は腹を押さえ、尋常ではない冷や汗を垂れ流してゾンビのように目を丸くした山田がいた棚は、ものすごく小刻みに揺れている快斗　　　「なにしてんだよ山田！カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ山田　　　「…トイ…レ…貸し…貸してく…さい………っあ！…」一瞬、遠い目をする山田快斗　　　「！？」山田　　　「……oh、危なかった…」快斗　　　「ほら、レジの裏にあるから行けよ」山田　　　「ありがとうございます！！ (ioi)」とんでもなく緊急事態なのは見てわかるが、駆け込む余裕がないのか、１歩１歩、踏みしめるようにトイレに向かっている山田山田　　　「…はぁぁは……ははっぁは………はぁあっは……はふはふはぁ……」山田が落とした商品を元に戻す快斗快斗　　　「きっといろんな店でトイレ断られたんだな、アイツ。それにしても小峯ちゃんがいなくてよかったよ。」しゃがんで作業をする快斗&nbsp;&nbsp; &nbsp;落ちている箱を拾おうとすると、視界に違和感を感じる。見ると、小さな足がそこにある。顔を上げ、その足の主を見ると、小学生の女の子いずみ　　「迷子になっちゃった。」【１０：４３】　『ニコニコショップ』店内話を聞いている快斗快斗　　　「森川いずみちゃんかぁ。かわいい名前だね。今日は一人で来たんだ？」ずみ　　「うん」快斗　　　「偉いねぇ。秋葉原にはよく来るの？」首を横に振る女の子いずみ　　「お母さんとたまに」快斗　　　「それじゃぁ淋しかったね。今日は何か用事があったのかな？」いずみ　　「うん。ちょっと行くところがあったんだけど、メモしておいた紙、落としちゃったから」快斗　　　「そうかぁ。じゃぁ紙はお兄ちゃんが探してあげるから、とりあえずここから移動しようか &nbsp;」いずみ　　「うん」荷物をまとめると、トイレをノックして快斗　　　「山田ぁ！」山田　　　「は、はーい…。」快斗　　　「オレ、ちょっと部屋に戻るから店番よろしくな！」山田　　　「そ、そんな！　ちょっと待ってくださいよ！」快斗　　　「トイレ貸したんだから、それくらいは返してくれてもいいだろ、」山田　　　「まだ借り終わってませんけどぉ！」快斗　　　「緊急事態なんだよ」山田　　　「僕だって今、緊急事態真っ最中ですよ！？」快斗　　　「じゃ、頼んだぞ」山田　　　「ちょっと先輩！　僕にもいろいろ予定があるんですよ！　このあと駅の向こうの……」快斗　　　「さ、行こうか」快斗、山田の声は耳に入れず快斗　　　「お腹空いてる？」　　「うん！」【１１：１２】◆　快斗の部屋快斗がいずみを連れてやってくる快斗　　　「あれ、アスカいないのか……」快斗、ケバブのテイクアウト紙袋をテーブルに置くと、家の電話が鳴る快斗　　　「はい、桐嶋です」酒井　　　「よかったぁ～、探してたんだよ快斗くん！」アニメショップ『アニメイズ』の店長の酒井快斗　　　「どーしたんです酒井さん？　急ぎならケータイに連絡くれれば……」酒井　　　「全然繋がらなかったからさ、」快斗、服のポケットを探す快斗　　　「あ、ホントだ、ケータイ忘れてきたみたいです、すみません。で、どうしたんですか？」酒井　　　「行方不明なんだよ！」快斗　　　「ゆ、行方不明……誰酒井　　　「川村さつきちゃんが！」快斗　　　「川村……ぁぁ、あの女子高生声優アイドルの、」酒井　　　「よく覚えててくれたね、そーだよ、その子！」快斗　　　「（……ある意味忘れられない日ですから &nbsp;）」酒井　　　「今日、石角電気のイベントホールでLIVEとサイン会があるんだけど、まだ到着してないんだよ！」快斗　　　「事務所に確認は？」酒井　　　「もちろんしたよ！　そしたらとっくに着いてるはずだって。頼むよ快斗くん、なんとか見つけてくれないだろうか！？」快斗　　　「わ、分かりました、とにかく、今から紗那弥さんとこ行くんで、酒井さんも向かってください」酒井　　　「わかった！」酒井との電話を切り。再度受話器を上げて紗那弥に連絡快斗　　　「あ、もしもし紗那弥さん？　実は・・・」【１１：２０】◆　小峯の部屋の前快斗がインターホンを押す小峯　　　「はーい。」ガチャ小峯　　　「あら、快斗さん。　ん？　もう子供できたの？」快斗　　　「違うよ…。ちょっと頼みがあるんだけど…」小峯　　　「私は引き取らないわよ？」快斗　　　「そうじゃなくて。少しの間、この子を預かってくれないかな？」小峯　　　「ほーらやっぱり！　私はまだ家族を持つつもりないんだってば～。」快斗　　　「だからそうじゃなくて……迷子なんだ。」小峯　　　「マイゴ？　男の子みたいな名前ねぇ、マイコーがマイケルだから、正確にはマイゲル君かしら？　苗字はズコフィールド？」快斗　　　「道に迷った子の『迷子』。」小峯　　　「わかってるわよ、私だって日本人歴長いんだから。」快斗　　　「・・・。」小峯　　　「あの女は？」快斗　　　「部屋にいないんだよ。今から紗那弥さんのとこ行ってくるから、ちょっとだけ一緒にいてもらえないかな？」小峯　　　「ならしょうがないわね、これもお隣さんの務め、いーわよ。」小峯、腰を曲げて頭の位置を低くする小峯　　　「カワイイお姫さまねぇ。私は小峯恵梨香。あなたのお名前は？」いずみ　　「森川いずみ。」小峯　　　「いずみちゃん♪　まぁかわいらしい！　さぁ、私のお城へようこそ～！」小峯、いずみを中に促す快斗　　　「助かるよ。お腹空いてるって言ってたからこれ、ケバブ」『フレッシュ・ケバブ』の紙袋を渡す快斗　　　「それじゃよろしくね」小峯　　　「はいは～い！」エレベーターホールに向かう快斗いずみは靴を脱いで部屋の中を見てるいずみ　　「うわぁ、すごーい！」小峯　　　「ささ、どうぞどうぞー♪」小峯の部屋の中パソコンのディスプレイがいくつもあり、勝手に改造したのか、自動ドアまである小峯　　　「どうぞ、好きなところでくつろいで～。」加藤さん　「いらっしゃいマセ」いずみ　　「きゃ！」加藤さん　「驚かせて申し訳ありません、ワタクシ、スーパーＡＩの『加藤さん２号』と申します。どうぞヨロシク。」いずみ　　「これ、ロボット？」小峯　　　「ん～、ロボットとはちょっと違うけど、ま、わかりやすく言うとそうね。」いずみ　　「へぇ～」小峯　　　「こちらは快斗さんからお預かりした大切な客様の、いずみchan。」加藤さん　「快斗サマからですか。おイクツで？」いずみ　　「１０歳」加藤さん　「じゅ、１０歳！？　そ、そーですか、１０歳でツか・・・ぁ、た、立っているのもナンなんで、よ、よかったらココに座ってください！」デスクに置いてあるキーボードやマウスや工具などを、アームでどかし、ガッシャンガッシャン床に落とす加藤さん２号小峯　　　「ちょ、ちょっとアンタ何やってんのよ！？」加藤さん　「ヨ、ヨロシければ、お茶でも……」ビーカーや薬品などの入っている保冷庫を開け、球体の両サイドに取り付けてある腕のようなハンドユニットで缶ジュースを掴んで取り出し、いずみに差し出すいずみ　　「あ、ありがとう」いずみ、その缶を受け取ろうとジュースを挟んでいるハンドユニットに触れる加藤さん　「ＦＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯ！！」加藤さん、突然そのジュースを勢いよく上下に振り始める小峯　　　「バ、バカ！　やめなさいって！！」球体自体がどんどん熱を持ち始める加藤さん２号小峯　　　「な、なんなのよいったい…。」プシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ！！プルトップが内圧に耐えきれず、中身のジュースが部屋に吹き出す小峯　　　「お、お姫chan、ちょっと散歩にでも行こうか…？」いずみ　　「ぅ、うん」小峯　　　「ちゃんと掃除しとくのよ！！」部屋を出る小峯といずみ一人残された加藤さん２号破裂した缶を握りしめたまま加藤さん　　「・・・・・・・・・・ｏｈ・・・・・・・・・・」【１１：４１】◆　秋葉原署紗那弥　　「手配書は？」部下　　　「できました。いま、署員に配布中です」酒井が持ってきた川村さつきのチラシを元に作成した手配書である。署内では私服姿の刑事たちが多少慌ただしく動き回っている快斗　　　「紗那弥さん、これは？」紗那弥　　「人気声優が行方不明。しかもその子は女子高生。場所はこの秋葉原よ？　大人とはいえ、相手が相手だから動かないわけにはいかないでしょ。ま、ＳＡＴを出動させる程でもないってのが心残りだけどね」酒井　　　「頼むよ快斗くん、さつきちゃん探すの手伝ってくれよ」快斗　　　「でも、いま家には迷子の子が……」紗那弥　　「それって、もう保護されてるってことよね？」快斗　　「いや、まぁそうなんですけど、どこに行くか書いた紙を落としちゃったって言うんで……」紗那弥　　「わかった。それもコッチで手配する」紗那弥、無線を手に取り紗那弥　　「本部より連絡。捜索範囲、それぞれの担当エリアはブリーフィング通りで変更なし」署員達から応答の声応答　　　「了解！」紗那弥　　「追加案件よ。快斗くん、説明して」快斗　　　「ぁ、は快斗、紗那弥から無線を受け取る快斗　　　「すいません、快斗です」署員達から応答の声応答１　　「やぁ快斗くん！」応答２　　「今日はどうしたの？」応答３　　「紗那弥さんに呼び出されたんでしょ」応答４　　「またクロスワードに付き合わされてるの！？」応答１　　「いいかげんビシッっと言った方がいーよー？」応答３　　「『僕で遊ぶのやめてください！』って」応答達　　「ワハハハハハハハハ応答２　　「そうだ、俺から仕事を依頼するよ。篠原さんの結婚相手、探してやってくんないかな？」応答４　　「お！　それいーねー！」応答１　　「乗った！」応答２　　「俺も！」応答３　　「俺も！」・・・・・・・・・・・・・。応答４　　「もしかして・・・」紗那弥　　「ここにいるわよ。」　・・・・・・・・・・・・・。応答４　　「快斗くん、早く用件を言いたまえ」応答２　　「私たちも暇じゃないんだよ」応答３　　「行方不明になって欲しいのは篠原さんの方だなんてコレッポッチも思ったりしてないんだから」応答１　　「篠原さんはいい人だよ」応答２　　「しっかりちゃんと伝えておいてくれたまえ」紗那弥　　「アンタタチ、イイカゲンニ……」快斗　　　「じ、実はですねぇ！」牙を剥き、目を血走らせながら無線に向かっていこうとする紗那弥。後ろにいる２人の署員に止められている。ムギギギギギ！　シャーーー！　シャーーー！　と音をたてている快斗　　　「１０歳の女の子が迷子になっていたので保護しまして、いま小峯ちゃんとこに居るんです。用事があって秋葉原に来たんですけど、その用事をメモした紙を落としちゃったらしいんです」紗那弥、快斗の持っている無線を荒々しく引ったくり、文字通り牙を剥いて紗那弥　　「アンタたち！　その紙、絶対に探し出しなさいよ！！」快斗　　　「うわぁ！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;無線を落とす快斗。署員２人を投げ飛ばし、無線に向かって更に牙を剥く紗那弥　　「見つかるまで今日は返さないわよー！！」応答達　　「りょ、了解しましたぁー！ 」ゼェゼェと肩で息をする紗那弥快斗　　　「なんかオレ、悪いコトしちゃったなぁ…… 」【１２：１７】◆　『 STAY BACKS COFFEE 』秋葉原駅・中央改札側「ビシバシカメラAKIBA館」近くの建物。１階にレジと禁煙席があり、２階の客席は喫煙席になっている。通りに面した一面ガラス張りのカウンター席。アスカは２階のそのカウンター席の真ん中に座り、相変わらずスマホでゲームをしているアスカ　　「イケ！　ソコだ！　ヤレ！　ヤレ！・・・ヤアーレッつってんだよ！」当然、周りの客は迷惑そうな顔をしているスマホからゲームオーバー音アスカ　　「クソッ！　またコイツかよ！　どーやったら倒せんだ！？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;急に店内側に振り向くアスカ。迷惑そうにアスカに視線を送っていた客（全ての客）が一斉に目を伏せるアスカ　　「オイ、誰か知らねーか？　このスウィートエルフってヤツの倒し方～」一斉に静まりかえる２階店内のＢＧＭさえも止まったような気になるアスカ　　「言わなきゃ１人ずつ胸ぐら掴んでくぞ」一斉に目配せを始めるステバの２階徐々に声が聞こえてくる彼女１　　「あんた知らないの？　よくケータイでゲームして」じゃない」彼氏１　　「俺ケータイ会社《ForYou》だもん、あのゲームはわかんねえって」また別の場所では１　　　「お前《WillyCome》だろ、調べろって！」男２　　　「なんで俺だけ！？　お前らもやれよ！」男３　　　「ダメだよ俺《HardBANK》だぞ、ネットやったらいくらかかると思ってんだよ！」男１　　　「やんねーとケータイ代払う前に俺ら殺されるぞ！」男２　　　「誰か《dokodemo》使ってるヤツいねえのかよ！」すると、学生　　　「ぁ、ぁのぉ……」静まり返る店内学生　　　「倒せないと思うんですけど……」アスカ　　「ん？？」隅っこの方で、メガネをかけた大学生っぽい男が手を挙げている全員、問いかけるような顔をその男に向けているアスカ　　「オマエ！！」一斉にビクつくお客さん達。熱帯魚のようにアスカに振り向くアスカ　　「そこのメガネ学生！」学生　　　「はひぃっ 」アスカ　　「詳しく説明しろ」学生　　　「えーっと、あのぅ、……そのスイートエルフってのは倒せないと思うんです」アスカ　　「なんでだ？」学生　　　「だってそれ・・・」一同&nbsp;&nbsp; &nbsp;ゴクリ店内全員が、メガネ学生に注目。固唾を呑んで見守っている学生　　　「・・・味方ですから。」・・・・・・・・・・。学生　　　「攻撃しちゃ、ダメですよ・・・」客達　　　「・・・。」学生　　「ってゆーか、」客一同&nbsp;&nbsp; &nbsp;ゴクリ店内に緊張が走る学生　　　「なんで戦えてるんですか？」ざわつく店内アスカ　　「知らねーよ！　コイツが先に攻撃してきたんだよ！！」学生　　　「そんなわけないじゃないですか！？」アスカ　　「おいメガネ！！」ビクッ！　とする学生再び静寂。何人かは、まるで審判を待っているかのように眉間にしわを寄せ、目を堅くつぶっている。それ以外の人は、十字を切ったり、指を組んだり、ぞれぞれの方法で祈りを捧げているアスカ　　「座って良し」突然、全員が起立し、全員　　　「ありがとうございます！！」アスカに頭を下げ、また着席するアスカ　　「うむ」ウィンドウに向かって座り直すアスカアスカ　　「チッ、またやり直しだよ」と、手元に目を移すと、スマホの先、路上に見覚えのある人間が歩道を歩いている。軽くゴシックの入った服。なのに何故か違和感のないVENSの厚底スニーカー。中学生にしか見えない背の小ささ。しかも、アスカ　　「子供！？」ガラスに顔を押しつけ、眼ん球さえもガラスにくっつきそうな勢いだ客１　　　「今のうちに！」客２　　　「そ、そうですね！」アスカの隣に座っていた客が席を立つアスカ　　「？？・・・コミネ？？」　STAY BACKS COFFEE　前小峯　　　「しっかしビックリしたわ。加藤さん２号がロリコンだったなんて。ゴメンね、ビックリさせちゃって。」いずみ　　「ぅうぅん、大丈夫。ちょっと楽しかった」小峯　　　「そう言ってもらえると助かるわ。そだ、ケバブも置いてきちゃったし、お詫びにオゴルわよん♪」いずみ　　「やったー！」小峯　　　「何が食べたい？？　好きなモノ言っていーわよ。」いずみ　　「座れるトコなら何でもいい」小峯　　　「ん？　座れるとこ？　ぁそっか、迷ってずっと歩いてたんだもんね。それじゃぁ……」辺りを見回す小峯。たくさんの人がぞろぞろと走り出てくる店が目に止まる。小峯　　　「何かしら？？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;何気なく『 STAY BACKS COFFEE 』を見る小峯　　　「うわぁ！」２階の窓ガラスにはムギュゥ！っと、吸盤が張り付いた内側のような顔でアスカが小峯を見ている◆　STAY BACKS COFFEE　店内窓側のカウンターに並んで座っている３人アスカ　　「知らなかったぜ、お前に子供がいたなんて」小峯　　　「違うわよ、快斗さんに預かってるアスカ　　「なにぃ！？　カイトに子供がいたのか！？」小峯　　　「あのね、」アスカ　　「そんな大事なことを同居人であるこのアタシに黙っていたなんて！？　名前はなんだ？　カイ子か？　ケイトか？」小峯　　　「だから違うって言ってんでしょうが！　この子は迷子になってたの！　アンタが部屋にいなかったから私が預かってる！　ただそれだけ！　カイ子でもケイトでもない！　ましてや快斗さんの子供なんかじゃないの！」アスカ　　「そんな大声出さなくたって聞こえてるしわかってるよさっき聞いたんだから」小峯　　　「ゼェゼェゼェ……」ピザ屋　　「お待たせしましたー」&nbsp;&nbsp; &nbsp;『 Lovely Pizza 』の店員がやってくる。向かいのビルに入っている、イートIN・テイクOUT・デリバリーのできる、人気のピザ屋であるピザ屋　　「はい、『 Caf-Punch 』２つですねぇ」小峯　　　「どーもー。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;と、カウンターに置かれたのは、DOUBLE GULPサイズのドリンクのカップ。 &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;つまり、１，８Ｌ入りのプラッチックカップ。言っておくが、ここはSTAY BACKS COFFEEの店内であるアスカ　　「向かいの店からデリバリーさせるか普通」小峯　　　「いーじゃない『エリア内ならどこへもスグにお届け』って言ってんだから。」アスカ　　「だからってよぉ、」ピザ屋　　「仕方ないんです、確かにチラシに書いてありますから。まさかこんなところから注文する人がいるなんてオーナーも思ってなかったみたいで…。まぁ、バイクのガソリン代はかからないんでそこは助かりますけど」　　　「お花見の時期に路上や公園からオーダーするよりは全然マシでよねぇ？」　　「その通りです」アスカ　　「なるほどねぇ……」ピザ屋　　「では、失礼しまーす」小峯　　　「どーもねー。」ピザ屋　　「毎度～」アスカ　　「ダッ！　チックッショッなぁんでこーなるかなぁ！」スマホをいじりながら「Caf-Panch」と取ろうと&nbsp;&nbsp; &nbsp;するアスカ小峯　　　「ダーメーよ、これはお姫ちゃんのなの。欲しけりゃ自分で買ってきなさい。」アスカ　　「ケチくせーこと言うなよぉー、」小峯　　　「だーめ。ほら、お店は目と鼻のスグ先よ」文字通り、「 STAY BACKS COFFEE 」の２階からは、細い道を挟んだ向かいのビルの２階の、「 Lovely pizza 」の店内が見渡せているアスカ　　「でもよ、ピザ屋のイートINてどうなんだ？　回転率悪すぎだろう。ファストフードのピザとはワケが違うんだからよ」小峯　　　「確かにWAIT時間は長いわよね。でもその分ドリンクやサイドメニューが出るんじゃない？」アスカ　　「どんなヤツが入るんだ？　出かけてて『お腹空いたね、ピザでも食べよっか？』とはならないだろ」いずみ　　「家で食べるといろんなとこが汚れるからお店に来るとか？」小峯　　　「でも結局食べきれないで残して、」アスカ　　「クリスティー・ドーナッツみてーなデケェ箱でテイクアウト、か」いずみ　　「あれ、スッゴイ邪魔なのよね、持ったまま電車とか乗るのホントやめて欲しい」アスカ　　「確かにな。特にオメーみてーなガキにゃ迷惑な話だな」いずみ　　「ガキじゃないもん」Punchを啜るいずみ小峯　　　「あらまぁ、やっと会話できたわねぇ。」「ん？」　と、お互いを見る２人アスカ　　「・・・。」いずみ　　「・・・。」アスカはスマホいずみはPunchに向き直る小峯　　　「あんたたち似てるわねぇ。」２人　　　「似てない！」否定したはいいが、またしても「似てる」と言われる原因を自ら作ってしまった２人　　　「ふんっ！」そっぽを向く２人またしても小峯　　　「そのまましばらく仲良くしててちょうだい、ちょっとトイレ行ってくるから。」アスカ　　「お、おい！　オレ達２人っきりにさす気かよ！？」小峯　　　「３分くらいなんとかしなさいよ、元々はアンタが預かるはずだったんだし。」アスカ　　「コ～ミ～ネ～！」、かまわずその場を去る。アスカといずみ、お互いチラッと目が合ったがふんっ！！アスカはゲームに、いずみはCaf-Panchに夢中になっているピィーッピィ！　ピィーッピィ！　という電子音アスカ　　「なにぃ！？　オイ待て、もうちょっとでまたアイツにたどり着くってのに！　ああ～！！」ピィー・・・・・・小峯　　　「なに大声出してんのよ。」アスカ　　「バ、バッテリーが・・・」いずみ　　「もうトイレ終わったの？」小峯　　　「誰か使ってて入れなかったのよ。コーヒーショップなのにトイレが１つしかないってどうなのかしら。」アスカ　　「おいコミネ、ケータイ貸せ！」小峯　　　「私の《ForYou》だからそのゲームは入ってないわよ。」アスカ　　「そのくらい気合いでなんとかする」小峯　　　「そういうことじゃないの。貸したくないからそう言ってるの。」小峯、バッグを触らせないよう抱え込む。すると、バッグの中からBｉｉｉｉ！　　Bｉｉｉｉ！小峯　　　「あ！　いっけなーい！　円心分離機かけてたの忘れてたわ。」取り出したスマホ画面には、&nbsp;&nbsp; &nbsp;『　Separation Completed　』　の文字小峯　　　「私戻るわね。」アスカ　　「そのケータイは！？」小峯　　　「持って帰るに決まってんでしょ。このPunchあげるから、お姫ちゃんのことちゃんと見てるのよ！」アスカ　　「なんだって！？」小峯　　　「お姫ちゃん、何かあったらこのオバチャン、警察に突き出すのよ。」アスカ　　「OBA！？」いずみ　　「うん」アスカ　　「『うん』じゃねー！」小峯　　　「じゃぁねー！」走って帰る小峯アスカ　　「誰が飲むかよ、こんなパンチ！　アタシにゃコーヒーが・・・」ズズズズズズアスカ　　「クソ、なくなったか……」横目でいずみを見るアスカいずみは足をブラブラさせ、外を見ながらPunch啜っているアスカ　　「はぁ・・・」ため息をつき、うなだれるアスカアスカ　　「わーったよ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;小峯のPunchを取り、すする窓際のカウンターに並んで座り、そろってPunchストローを咥えている２人小峯　　　「あらまぁ、お似合いじゃな～い♪」離れたところから双眼鏡で覗く小峯。ニヤリと笑い、スキップでマンションに向かう（第５話『行方が不明でオマエかい！？』　は、まだ続きます！）</span></span></span></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12250946328.html</link>
<pubDate>Sat, 25 Feb 2017 00:01:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第004話 『Tragedy of teaspoon』　part 02</title>
<description>
<![CDATA[ <p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/44/87/j/o14901022013871154798.jpg"><img alt="e04-p02_01" height="4253" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/44/87/j/o14901022013871154798.jpg" width="620"></a></p><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/b6/05/j/o14901000413871154819.jpg"><img alt="e04-p02_02" contenteditable="inherit" height="4163" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/b6/05/j/o14901000413871154819.jpg" width="620"></a></div><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/cd/10/j/o1490989613871154837.jpg"><img alt="e04-p02_03" contenteditable="inherit" height="4118" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/cd/10/j/o1490989613871154837.jpg" width="620"></a></div><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/95/21/j/o1490691613871154860.jpg"><img alt="e04-p02_04" contenteditable="inherit" height="2878" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/95/21/j/o1490691613871154860.jpg" width="620"></a></div><div><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/0a/71/j/o1490354413871154867.jpg"><img alt="e04-p02_05" contenteditable="inherit" height="1475" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170218/00/mac-ben/0a/71/j/o1490354413871154867.jpg" width="620"></a></div><div><span style="font-size:0.7em;">【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12246615815.html">　前の回　</a>】　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/theme-10100381386.html">　目次　</a>　　【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12250946328.html">　次の回　</a>】</span></div><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">ＴＷＩＴＥＲアカウント 【<a href="https://twitter.com/mac_ben_tw">@mac_ben_tw</a>】</span></p><p><span style="color:#ffffff;"><span style="font-size:0.7em;">【１５：４３】 &nbsp;◆　小峯の部屋&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗が走り込んでくる快斗　　　「どう、小峯ちゃん！」小峯　　　「一応、映像取り込んで拡大・解析したけど、これでいいの？」快斗　　　「やっぱり同じだ。」小峯　　　「ワオ！　何で快斗さんがそれ持ってるワケー？」快斗　　　「今朝作業中に拾ったんだよ。どう、これであのボックス開くと思う？」小峯　　　「ん～、なんとんも言えないわねぇ。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;その鍵を３Ｄスキャンにかける小峯小峯　　　「この鍵は最新って言うよりもまだ研究段階なの。だから数自体存在しないから、確率としては高いと思うんだけど、差し込んでみないことには……」快斗　　　「そっかぁ」アスカ　　「そーゆーことならオレに任せろっ！」快斗　　　「うわ！　アスカ！　なんでここに！？」小峯　　　「実は小さじがね……」アスカ　　「誰でもないカイトの頼みだもん、アタシがやらなきゃ誰がやるのよん♪　ニヒヒヒヒィ」快斗　　　「オレは紗那弥さんに連絡しようと……」アスカ　　「いーからいーから！」小峯　　　「あんたウチのシャワー勝手に使ったわね……」アスカ　　「細かいこと気にすんなって、オレとオマエの仲じゃねーかー。な？　コミネ！」快斗　　　「いつの間にこういう関係になったの？」小峯　　　「隙を突かれたわね。」アスカ　　「じゃなぁ～！！」快斗　　　「・・・。」小峯　　「・・・。」快斗　　　「とんでもないことにならなきゃ良いけど…」小峯　　　「私はヤバイ臭いプンプン感じてるワ。」快斗　　　「…やっぱり？？」着信音　　　「お、さっそく舎弟からメールだわ。」◆　電気街　道路&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥のヘッドセットが鳴る　♪プップー紗那弥　　「こちら紗那弥」快斗　　　「快斗です！　朝電話で話した鍵のことなんですけど…」紗那弥　　「ごめん快斗君、その話はまたあとで…」<br>小峯　　　「それがねぇ、なんとあのリアボックスの鍵だったのよ～。」紗那弥　　「なんですって！？」小峯、キーボードを叩きながら小峯　　　「あのマークも入ってるし、差し込み口の形状も…」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;画面上では「MATCH！」の文字小峯　　　「なんとピッタリなのよ。とはいえ、差し込み口が同じなだけで、中の液体の濃度まではわからないんだけど…」紗那弥　　「わかったわ、スグに取りに向かわせるから…」斗　　　「それが・・・。」　　　　なんですってー！　アスカがぁ！？　&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗と小峯、あらかじめ頭から外して遠ざけていたヘッドセットを装着し直し、　　　「おそらく今、そっちに向かっているんじゃないかと…」&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥の前方に、突然、脇道からバイクがドリフトしながら侵入してくる&nbsp;&nbsp; &nbsp;ターゲットのバイクも慌てたらしく蛇行した。&nbsp;&nbsp; &nbsp;ＴＶ画面にもハッキリと映っている快斗　　　「到着したみたい…だね。」画面には、アスカが乗っていると思われる白いMT-25が、先頭をきって蛇行している小峯　　　「ん？　アレはもしかして・・・。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;走行中の紗那弥のヘッドセットに声が聞こえる　　「テメー、こんなオモロイこと１人占めしてんじゃねーぞ！」紗那弥　　「ちょっと、アンタなにする気よ！？　お願いだから邪魔しないでよね！！」小峯　　　「ちょっとアスカ！　アンタそれ私のバイクじゃないのよ！」アスカ　　「ぃ、ぃゃ～、玄関に鍵が置いてあったからさぁ、…よくわかったな？」小峯は部屋のディスプレイに向かって叫んでいる　　　「わかるわよ！　私の愛車よ、愛車！」紗那弥　　「そーゆーの窃盗っていうのよ」アスカ　　「堅いこというなって～、ちょっと借りただけじゃんか～」小峯　　　「私は貸してないわよ！　いいアスカ？　よくきいて。少しでも傷つけたら、アンタ許さないからね。」アスカ　　「わーった、わーった。」小峯　　　「何よその返事！！ 」歩道では、何故か警察の封鎖を通り抜けたらしい&nbsp;&nbsp; &nbsp;マロンが、メイド服のままヅラと萌えメガネを外し、金髪で手を振っている。&nbsp;&nbsp; &nbsp;その隣のてん子は、胸の前で手を組み、眼を輝かせている。マロン　　「姐さん！　頑張ってくださーい！　そんな危険運転なんてガキみたいなことするヤツはぶっ殺しちゃってくださーい！！」てん子　　「アスカさん、優勝目指して頑張ってくださ～い！」小峯　　　「ちょっとアンタ、人の話きいてんの！？」アスカ　　「きいてるよぉ。文句があんなら紗那弥に言えって、コイツがチンタラやってっから…」紗那弥　　「バカなこと言ってんじゃないわよ！　警察が手こずってるからってバイク盗んでいい理由にはならないでしょーが！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;いつの間にかターゲットを追い越し、アスカに並んでいる紗那弥紗那弥　　「だいたいこっちには作戦てもんがあるのよ！」アスカ　　「じゃぁその作戦とやらで、いつ解決するんだ、ヨッ！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ガンッ！　っと、紗那弥のバイクを蹴る紗那弥　　「ギャーーーーー！！」小峯　　　「ギャーーーーー！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;バランスを崩す紗那弥　なんとか立て直すアスカ　　「ヒャーッヒャッヒャッヒャッヒャ！」」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ものすごく楽しそうに笑っているアスカ紗那弥　　「やったわね、コノぉー！！」ガンッ！アスカ　　「ギャーーーーー！！　んにすんだコラ！」紗那弥　　「アンタが来るからメチャクチャになってんでしょーが！！」ガンッ！　ガンッ！　ガンッ！&nbsp;&nbsp; &nbsp;ガンッ！　ガンッ！　ガンッ！◆　小峯の部屋小峯　　　「ぁ・・・私の愛車が・・・愛車がぁ～～～」&nbsp;&nbsp; &nbsp;顔面蒼白で凍り付いてゆく小峯◆　電気街　道路&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;蹴り合いながらも、中央通り(437)を秋葉原から上野方面に走る３台。&nbsp;&nbsp; &nbsp;封鎖されているため「不忍通り」との交差点の分離帯をヘアピンカーブのようにＵターン。&nbsp;&nbsp; &nbsp;ターゲットにも強制的にＵターンさせるよう、絶妙なライン取りをするアスカと紗那弥。３台は中央通りに戻って逆方向へと進路を取り、フルスロットルでカッ飛ばす。&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカと紗那弥、チラッとターゲットを見やりアスカ　　「ノッてきやがったか」紗那弥　　「よっぽど腕に自信があるみたいね」アスカ　　「行くぞ！」どこに隠していたのか、いきなりマシンガンH&amp;K MP7を取り出し、撃ち始めるアスカ。紗那弥はその弾丸をかわしながら、銃FN ファイブセブンで応戦ターゲットは２台に挟まれた状態。左手前方にはアスカの白いMT-25右手には紗那弥の黒いVFR800F&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;銃撃にサンドイッチされて減速できず、走り続けるしかないターゲット撃ち合いのさなか、カウルやヘッドライトに被弾し、３台のバイクが見るも無惨な姿になっていくMONSTERのＲバックミラーが吹っ飛んだとこで紗那弥のファイブセブンが弾切れ一時後退　空のマガジンを捨て、新しいマガジンを差し込む右手はアクセルを握っているため、左脚の膝裏に銃を挟み、ガチャッっと弾を装填する&nbsp;&nbsp; &nbsp;ターゲットはチラチラ紗那弥を振り返り、アスカと併走している&nbsp;&nbsp; &nbsp;優位に立っているアスカに同調することで優越感を味わっているようだ◆　小峯の部屋&nbsp;&nbsp; &nbsp;ＴＶ中継　ヘリコプターからの映像キャスター「このように秋葉原電気街ではバイクが銃を乱射しながら疾走し・・・」ボロボロになった３台がアップで映る&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ気配を感じたのか、上空を見上げ、ヘリに向かって掃射カメラが打ち抜かれ、退避するヘリ小峯　　　「ワタシノアイシャガ・・・」泡を吹いて倒れる小峯　　　「……　(^□^;)　」◆　電気街　道路&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカが弾切れになり、マガジンを入れ替えている間に紗那弥フルスロットル。３台が並ぶ。&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ、装填が終わり真横に向かってフルオート掃射。ターゲットと紗那弥の目の前に弾丸のラインが現れる。アスカの腕は真横から後方へと向きを変える。&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥とターゲットが減速。紗那弥はターゲットと並ぶが、それでもターゲットよりも後方に位置することを余儀なくされる。紗那弥はタンクを抱え込むように低い姿勢を取り頭をヘッドライトよりも前に出し、銃を持った左手をアスカに伸ばす姿勢を取っている。&nbsp;&nbsp; &nbsp;徐々に３台の差が開いていく。紗那弥、狙いを定めて撃つ！　　「よし！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカの目がキッ！　と何かを捕らえる。掃射をやめるアスカ。&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥が銃を捨てる。同じくアスカもマシンガンを捨てる&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;一気にスロットルを全開にするアスカと紗那弥。&nbsp;&nbsp; &nbsp;その挑戦を受けたかのように、ターゲットもアクセルを開ける。徐々にMONSTERがリードしていく。その後を追う２台　　「今よ！　放水開始！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;脇道に待機していた消防車から放水その中を走り抜ける３台MONSTERのエンジンから煙が出始め急減速その両脇をMT-25とVFRが勢いよく抜いていくMONSTERはエンジンからカタカタと音を立てて停止した。追い抜いた２台は万世橋付近で、&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥は後輪をスピンし、アスカは前輪をロックし、ジャックナイフで後輪を浮かせて、それぞれ方向転換。ターゲットに向かっていく&nbsp;&nbsp; &nbsp;バイクから降りたターゲットは総武線沿いにソフマットの裏手へと走っていく。紗那弥は飛び降り、それを追う。乗り捨てられたMONSTERが倒れ始める。アスカは車体を滑り込ませ、MONSTERのリアが地面に激突するのを防ぐ。傾いたMONSTERは、地面との間にMT-25を挟むことで転倒を免れている。アスファルトを数メートル転がったアスカは、例のキーを手に、MONSTERを起こしてスタンドを立てる。&nbsp;&nbsp; &nbsp;ＳＡＴ隊員に連行されるターゲット。MONSTERとは正反対な、なんともさえない若い男だ　　「さてと、何が入っているのかな～？？」紗那弥がアスカを目にし、　　「待ちなさいアスカ！」アスカ　　「なんだようっせぇな、この鍵を持ってきてやったのはオレなんだぞ！　それにＣ４だったら開けなきゃどうしようもねーんだろうが。冷凍処理する時間なんてなえぞー？」紗那弥　　「違うわよ」アスカ　　「？？」紗那弥　　「全班、配置につきなさい！」<br>アスカを遠巻きに囲むＳＡＴ隊員達アスカ　　「な、なんだよ・・・」紗那弥　　「さ、いいわよ、開けなさい。」アスカ　　「・・・。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;な～んか納得いかないまま鍵を差し込むアスカ　BOYOOOOON！！アスカ　　「んゴふッ！」スプリングのついたボクシンググローブが、クラッカーと同時にアスカの顔面を直撃する　　「ぎゃははははははははは！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥は腹を抱えて笑っているアスカは、頭の上に星が舞い、目がグルグル回った状態で、尻餅をついている　　「ぎゃははははははははは！！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;紗那弥、ひとしきり笑うと無線のスイッチを入れ紗那弥　　「小峯ちゃん、舎弟くんからの情報提供、感謝するわね！　……あれ？　小峯ちゃん？　小峯ちゃん？」快斗　　　「快斗です。しばらくそっとしといてあげてください……(^^;)」小峯　　　「…… 」【２０：１４】 ◆　快斗の部屋&nbsp;&nbsp; &nbsp;テーブルにはデリバリーの中華その横でアスカに包帯を巻いたり、消毒薬のを吹きかけている快斗　　「クッソー！　紗那弥のヤロー、中身が何なのか途中から知ってやがったなんて……絶対許さねー！　ィテテテテテ・・・」小峯、豚まん を頬張りながら　　　「わらひはあーわおひゅうわわいあお！」　　　　　　　訳　「私はアンタを許さないわよ！」　　「しょうがねーだろ？　相手がバイクだったんだから！」小峯　　　「だったらＳＡＴのVFRかっぱらえばよかったでしょーが！」アスカ　　「アタシャあーゆー小回りの利かないプロレスラーみたいなバイク好きじゃねーんだよ」小峯　　　「だからってなんで私の持ってくのよ！」アスカ　　「警察が修してくれるって言ってんだからいーじゃねーかよ……」快斗　　　「ほら、ジッとしてろよ。」アスカ　　「大丈夫だって、こんなの傷のウチにゃ入んねぇって」快斗　　　「おとなしく言うことをきけよ。ちゃんと手当てしなきゃ、女の子なんだから！」アスカ　　「・・・わかったよ・・・」アスカに消毒薬をかける小峯　　　「えい 」　　「ぃいってぇーーーー！！　何すんだコラ！」小峯　　　「それはアタシのセリフよ。ヒトの愛車を傷物にした極悪非道女。えい 」アスカ　　「うわ！」小峯　　　「えい 」アスカ　　「やめろっ！」小峯　　　「えい 」アスカ　　「しみるっ！」小峯　　　「えい 」アスカ　　「ぉわぁーーー！！」快斗　　　「まったく…。」　♪ピンポーン快斗　　　「はーい」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ドアを開けるカイト憂希が立っている　　　「はい、忘れ物。」Lovely Pizzaの、デリバリーのジュースである。DOUBLE-GULPサイズのカップにストローがささっている。パッケージには「Caf-Punch！」の文字。反対の手には、ピザが3枚ほど入った袋をぶら下げている快斗　　　「ぁ…そうだった…」憂希　　　「もぉ～、ずっと待ってたんだからね…」快斗　　　「ごめん！　お詫びと言っちゃナンだけど、中華とったから一緒にどう？　小峯ちゃんもいるし」憂希　　　「ホント？　いいの？？」快斗　　　「もちろん」憂希　　　「それじゃ、お言葉に甘えちゃおうかな♪」快斗　　　「どうぞどうぞ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗、リビングに戻ると、小峯のクチに豚まん をいくつも押し込んでいるアスカ。アスカの包帯をめくり消毒薬を吹きかけてる小峯アスカ　　「これでどうだ！　オラー！　&nbsp;！」小峯　　　「んぐぐぐぐぐ！ 」アスカ　　「ぃ！　いてっ！　しみるっつんだよ！！　&nbsp;！」快斗　　　「・・・。」憂希　　　「おじゃましまーす」アスカ　　「ん？？」<br>小峯　　　「ガァ、グフギヒャン（あら、憂希さん）。」憂希　　　「どもー。……あれ、快斗くん知り合いだったんだぁ？」快斗　　　「え？」憂希　　　「今日デイジーに来てましたよね」快斗　　　「な、なんだって……。」憂希　　　「？？」快斗　　　「ぉぃアスカ、いつデイジーの会員になったんだよ」アスカ　　「さ、さぁ～、いつからだろうねー？？」憂希　　　「え？　じゃぁ、会員じゃないの！？　困ります勝手に入られちゃ！」アスカ　　「そう興奮すんなって～。バレちまったら仕方ねーな。ま、これからもちょくちょく行くからヨロシクな！」憂希　　　「ちょっと快斗くん、なんなのよこの人は！？」<br>アスカ　　「カイトの嫁だ」憂希　　　「・・・なんですってぇー！？」快斗　　　「ち、違うよ憂希ちゃんコイツは先輩の知り合いで、ただの居候……」憂希　　　「いそーろー！？　ってことはナニ？　一緒に住んでるワケ！？」快斗　　　「ま、そういうことにはなるんだけど……」憂希　　　「ホントなの小峯ちゃん！」小峯　　　「それはもぅ毎日毎日、モノスゴイわよ。」憂希　　　「モノスゴイ……！？」<br>快斗　　　「あの、憂希ちゃん、これにはいろいろとわけがあってね」深刻な顔つきになる憂希快斗　　　「ゆ、憂希ちゃん？？」憂希　　　「ごめんね快斗くん、私、気付いてあげられなくて……」快斗　　　「え？？」憂希　　　「言いにくいことなのはわかるよ。でもね、私には正直に教えて欲しい」快斗　　　「しょ、正直に……と言うと」憂希　　　「心の準備はできたから」快斗　　　「じゅんびって、えっと……」&nbsp;&nbsp; &nbsp;憂希、深呼吸して憂希　　　「快斗くん」快斗　　　「は、はい……」憂希　　　「余命はあとどのくらいなの？」快斗　　　「死なないよ！」憂希　　　「ウソよ！　だってそんな浮き世離れした理由でもないと、快斗くんとこーんな人が一緒に住むなんてオカシイじゃない！！」快斗　　　「だからそれは」憂希　　　「あ、わかった！ 　ボランティアか～」快斗　　　「ん～～～……」憂希　　　「じゃあ何かのガマン大会にエントリーしたとか？　この女と一年間一緒に住めたら100万円とか！」快斗　　　「だったらまだよかったんだけどね 」憂希　　　「それじゃいったいなんの罰ゲームなの！？」アスカ　　「待たんかコラ。なんだ罰ゲームって」小峯　　　「あれがフツーの反応よ」アスカ　　「なに！」小峯　　　「えい 」アスカ　　「うぎゃー！！」快斗　　　「話すと長くなるんだよね……実は」憂希　　　「いや待って。３日間ちょーだい。絶対当てるから」アスカ　　「勝手に人をクイズにするな」小峯　　　「えい アスカ　　「うぎゃー！」快斗　　　「あのね憂希ちゃん」憂希　　　「自分で答えを導き出したいの。そうでもしないと私、理解も納得もできなさそうだから。じゃ」快斗　　　「あ、ちょっと、憂希ちゃーん！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;憂希、出て行く小峯　　　「やったー、ピザＧＥＴ～。オーブン借りま～す」　　「ぉぃ小峯待て、コレも一緒に……」小峯　　　「えい 」アスカ　　「うぎゃー！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗、にぎやかな２人を横目に快斗　　　「理解と納得……オレもまだ、できてはいないんだけどな…… 」ぬる～いPunchをストローですする快斗であった&nbsp;&nbsp; &nbsp;（第４話『Tragedy of teaspoon』完。）</span></span></p><div>&nbsp;</div>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12248817536.html</link>
<pubDate>Sat, 18 Feb 2017 00:01:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第004話 『Tragedy of teaspoon』　part 01</title>
<description>
<![CDATA[ <p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/89/09/j/o14901004013865810655.jpg"><img alt="e04-p01_01" contenteditable="inherit" height="4178" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/89/09/j/o14901004013865810655.jpg" width="620"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/e9/19/j/o1490577613865816552.jpg"><img alt="e04-p01_02" contenteditable="inherit" height="2403" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/e9/19/j/o1490577613865816552.jpg" width="620"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/77/3c/j/o1490755613865810687.jpg"><img alt="e04-p01_03" contenteditable="inherit" height="3144" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/77/3c/j/o1490755613865810687.jpg" width="620"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/5b/40/j/o1490375213865810702.jpg"><img alt="e04-p01_04" contenteditable="inherit" height="1561" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/5b/40/j/o1490375213865810702.jpg" width="620"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/5a/0f/j/o1490377413865810713.jpg"><img alt="e04-p01_05" height="1570" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/5a/0f/j/o1490377413865810713.jpg" width="620"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/78/6b/j/o14901136013865811034.jpg"><img alt="e04-p01_06" height="4727" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/78/6b/j/o14901136013865811034.jpg" width="620"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/6c/07/j/o1490632013865811048.jpg"><img alt="e04-p01_07" height="2630" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/6c/07/j/o1490632013865811048.jpg" width="620"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/f4/a0/j/o14901098613865811058.jpg"><img alt="e04-p01_08" height="4571" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/f4/a0/j/o14901098613865811058.jpg" width="620"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/1d/7f/j/o1490358613865811068.jpg"><img alt="e04-p01_09" height="1492" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20170211/00/mac-ben/1d/7f/j/o1490358613865811068.jpg" width="620"></a></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12244419386.htmlhttp://ameblo.jp/mac-ben/entry-12244419386.html">　前の回　</a>】　　<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/theme-10100381386.html">　目次　</a>　　【<a href="http://ameblo.jp/mac-ben/entry-12248817536.html">　次の回　</a>】</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">ＴＷＩＴＥＲアカウント 【<a href="https://twitter.com/mac_ben_tw">@mac_ben_tw</a>】</span></p><p><span style="color:#ffffff;"><span style="font-size:0.7em;"><span style="background-color:#ffffff;">【８：００】◆　快斗の部屋リビングの片隅、フローリングフロアから膝上程度に一段高い畳エリア。卓袱（ちゃぶ）台には料理が並び、向かい合って朝食を取っているのはこの２人である。食べている快斗。卓袱台に両ヒジをつき、開いた掌にアゴを乗せ、快斗の顔を伺っているアスカ。食事に集中できない快斗箸を口に運びつつ、……チラッ……チラッ……チラッとアスカを見やる快斗　　　「なんだよ」アスカ　　「……どうした？？」快斗　　　「へ？？」アスカ　　「だ、か、ら、どうした？？」快斗　　　「……」アスカ　　「カイト、なんか最近オカシイぞ？？」快斗　　　「別になにもおかしくないよ。俺、いつもこんなんだろ」アスカ　　「そうだよ？」快斗　　　「だろ？」アスカ　　「だからだよ」快斗　　　「？？……ぇ？？」アスカ　　「なんで？？」快斗　　　「なにが」アスカ　　「なんでいっつも同じなワケ？？」快斗　　　「言ってる意味がよくわからないんだけど……」アスカ　　「オトコとオンナがこーして１つ屋根の下で暮らして、アタシが毎日朝食を作って出す」快斗　　　「居候だからね」アスカ　　「それをオマエは毎朝食べる。何でだ？？」快斗　　　「……？？　家主だから」アスカ　　「どーして何も変わらない？？」快斗　　　「ぃゃそんなこと言われても、勝手に転がり込まれた身としてはさぁ……」</span><br><span style="background-color:#ffffff;">アスカ　　「しかも！　しかもだぞ！？　目の前にいるそのオンナってのが、こぉーんなイイオンナなワケじゃんか？　どーして何も変わらない？？」快斗　　　「イイ……女……」アスカ　　「イイオンナだろーがー」快斗　　　「あのなアスカ、『イイ女～』とか『美人～』とか、そういうのは自分で言うことじゃなくてさ」アスカ　　「だったらこれを見てもらおうか！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;アスカ、雑誌「ＺＰＡ！」を開く快斗　　　「『一般男性に聞いた、理想的なイイ女の条件』？？」アスカ　　「このページによるとだな、『清楚・おしとやか・上品・落ち着きがある・包容力がある・機転が利く・料理上手』とある。そこでアタシは思った」カイト　　「……」アスカ　　「このページに載ってることって、アタシそのものじゃんか、って」快斗　　　「……；」アスカ　　「ま、仕方ないか、まだ日も浅いし。アタシはただ、イイオンナってだけだもんな」快斗　　　「……あのさ、たとえ万が一にも、ここに載ってることが全部当てハマったとして……俺がアスカのことを……」アスカ　　「大丈夫、心配すんな」アスカ、ページをめくりアスカ　　「趣味も増やしていく予定だ」快斗　　　「ん、『イイ女はやっている！　これぞ、男殺しの趣味一覧』？　茶道・華道・書道・乗馬・美術鑑賞・音楽鑑賞・バイオリンやフルートなどの楽器演奏……」</span><br><span style="background-color:#ffffff;">アスカ　　「とは言え、だ。そんなモンやってたら金かかってしゃーねーからな、それは目標ってことにして、まずはコッチを極めようと思う」いろいろなパンフレットを取り出すアスカ　　&nbsp;&nbsp; &nbsp;「コーヒーメーカーで入れるおいしいコーヒー」「お花屋さんでの裏技」アイキャン・ペン字講座」&nbsp;&nbsp; &nbsp;「競馬場の歩き方」「世界の違法な落書き」「パンクの聴き方」「オカリナ入門」　　　「・・・あのさ。」アスカ　　「ん、なんか文句でもあっか？」快斗　　　「その言葉がもう『おしとやか』からはずれてるんだけどさ、」アスカ　　「これくらいはご愛嬌だろ」快斗　　　「まぁそれはいいとしてさ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;斗、ページを捲って快斗　　　「この『イイ女なら作れて当然！　手料理メニュー一覧』っていう次のページが切り取られてるのはなんで？」アスカ　　「そんなページは知ら快斗　　　「てか、ずっと気になってたんだけどさ」アスカ　　「なんだ一般男性」快斗　　　「アスカの作る料理ってさ、」アスカ　　「礼はいらん、気にするな」快斗　　　「毎日同じだよね」アスカ　　「それがどうした」快斗　　　「……いや、別に」アスカ　　「クチに合わなかったか？　調味料なら山ほどあるぞ、ホラ」快斗　　　「そういうことじゃなくてさ、別に不味いわけじゃないんだけど、」アスカ　　「…けど？　…ナニ？　オイシイ以外、料理にナニが必要だっつんだ」快斗　　　「…ぃゃ不味いワケじゃないし、アスカの料理が（本当はもっと）ウマイ（んだろうな）ってのは認めるけどさ」アスカ　　「けど？・・・ケ・・・ド・・・？　けどナニ！？」快斗　　　「だから、その…」アスカ　　「アタシの料理に不満がある。と。」快斗　　　「いや、作ってくれるのはすごく助かるっちゃ助かるんだけど…」アスカ　　「『助かる』？　『嬉しい』じゃなくて『助かる』！？しかも『助かるっちゃ助かる』？？　なんだその『どちらかというと』みたいな、『強いて言えば』みたいな感じは。アタシがムリヤリ言わせてるみたいじゃんか」快斗　　　「とりあえず今は『そんなことないよ』って言っとくけどさ、」アスカ　　「じゃあなんだ。『けど』なんなんだ」快斗　　　「だから、毎日毎日朝昼晩、同じメニューなのは、ちょっと…」アスカ　　「あ～あ言っちゃったぁ。スゴイコト言っちゃった～。ドコゾの飢餓の国では満足にご飯を食べられない人達がたっくさんいるっていうのに、こうやって３食きっちり食べてる人が、言っちゃいけないこと言っちゃったねぇー。あの白いリストバンドや、キッチンにためてあるペットボトルのキャップはいったいなんなんだろうねー」快斗　　　「その通りだよ。確かにアスカの言ったことは間違ってないし、申し訳ないと思うけどさ、……アスカそんなこと絶対思ってないでしょ。」アスカ　　「思うわけないじゃん！　アタシは今、世界有数の消費国・日本に住んでるんだぞ？　消費するのが国民の義務でしょ。そんなキレイゴトはね、国連ナントカとか、支持率を気にする政治家とか、キリストのおっさんとか、子供を教育する母親に任せておけばいーの」快斗　　　「…。」アスカ　　「ハハオヤ！　いやん！　ヨキ響き♪　いつかはこのアタシも、人の親に……」快斗　　　「アスカ、もしかしてさ、」アスカ　　「なにかしらん？」快斗　　　「これしか作り方知らないんじゃない？」アスカ　　「・・・・・・・・・・・・・。」快斗　　　「・・・・・・・・・・・・・。」アスカ　　「・・・・・・・・・・・・・。」快斗　　　「・・・・・・・・・・・・・」荷物片手に部屋から飛び出すカイト椅子やら鍋やらが、部屋の中から飛んでくる快斗　　　「行ってきまーす！」アスカ　　「同居生活だぞ！　言っていいことと悪いことがあるだろーがー！！」快斗　　　「勝手に転がり込んできたんじゃないかー！！」◆　外廊下必死でエレベーターに駆け込む快斗閉ッ！閉ッ！閉ッ！閉ッ！閉ッ！閉ッ！ドアが閉まる寸前、隙間から矢のように箸が飛ん&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;できて快斗の目の前をかすめる快斗　　　「ヒィッ！」　&nbsp;&nbsp; &nbsp;の瞬間、玄関にあったはずのシューズラックが&nbsp;&nbsp; &nbsp;飛んでくる&nbsp;ギリギリ閉まったドアにぶつかり大破。エレベーター前に靴が散乱する快斗　　　「うわぁ！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;下がっていくエレベーター&nbsp;床に消えてゆく快斗の顔&nbsp;&nbsp; &nbsp;そして部屋のドアの前に裸足で仁王立ちのアスカアスカ　　「みてろカイト。絶対ギャフンって言わしてやるぅー！！」◆　AKIBAタワー１階　スーパー「ビーコック」&nbsp;&nbsp; &nbsp;買い物中のアスカアスカ　　「とは言うものの、いったい何を買ってどーすればどんな食いモンができるんだ。昨日みたドラマの再放送だと、スーパーの袋からフランスパンと長ネギが出てたけどなぁ…。ん～、わからん。とりあえず、片っ端から物色するか。」１０：４７】 ◆　電気街&nbsp;&nbsp; &nbsp;１本裏に入った細道のパーツショップ『　ユアセルフ　』&nbsp;&nbsp; &nbsp;店のエプロンをつけた快斗が、棚卸しをしている　　　「あらカイトさん、今日はここで棚卸しなんだ？」小峯　　　「そ、この店 意外とコアなモン置いてっからねー。」快斗　　　「で、今は何の発明してるの？」小峯　　　「ヒ・ミ・ツ。ま、ヒントとして、コレが完成したら日本はおしまいっとだけ言っとくわ。」快斗　　　「一体どんなモン作ってんの！？」小峯　　　「それは言えないわよー。情報が漏れて、私のインスピレーションを元に似たようなモンをアメリカなんかに先に作られちゃったら、それこそ日本は大変なことになっちゃうもん。」快斗　　　「そ、そぉ……。で、今日はその発明の部品を・・・」小峯　　　「そんなことよりさ、うまくいってんの？」快斗　　　「ん？　なにが？」小峯　　　「とぼけないでよー、同棲生活！」快斗　　　「同居！？　っていうか居候！」小峯　　　「一緒一緒～。そんなのはオバマとノッチくらい変わらないって～」快斗　　　「全然違うじゃないか！」小峯　　　「今朝も１波乱あったんでしょ？」快斗　　　「ぁぁ、聞こえてた？…よね。」小峯　　　「ケンカするほどナントカって言う快斗　　　「違うってば！　あれは…」小峯　　　「みなまで言うなみなまで言うな。お姉さんは全てお見通しです。これからも楽しみにしてる　　　　　　からね～♪　昼ドラより面白いんだもん！」快斗　　　「小峯ちゃん！」小峯　　　「店長～、『２３』のＤＶＤ、続き貸して～。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;店の奥へ入っていく小峯快斗　　　「まったく、年下なのにオバちゃんなんだから」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;作業に戻る快斗　　　「あれ、先輩じゃないですか？」快斗　　　「おう山田。お前もＤＶＤか？」山田　　　「ＤＶＤ？　なに言ってんすか？？」快斗　　　「ごめん、なんでもないよ。」山田　　　「僕は人間ですよ。」快斗　　　「そういうことじゃなくてさ……いや、いいや。で、パーツショップなんかで何やってんの？」山田　　　「いやだな～、パーツ見に来たに決まってんじゃないですか。ご飯食べに来るわけないでしょ？」快斗　　　「お前こういうの詳しかったっけ？　てっきりＤＶＤを借りに……」山田　　　「パーツショップってのはこの秋葉原ではある意味”神聖”な場所なんですよ。素人には立ち入れないと言うか、入っても結局ワケわかんないというか、そーゆー店に、ただ店長の持ってる海外ドラマのＤＶＤを借りるためなんかに来るわけないじゃないですか！？」快斗　　　「悪かったってば」山田　　　「毎週来るんですよ、木曜日に。ちょっと特別な日なんでね～」快斗　　　「特別？」山田　　　「先輩はお仕事ですか？」快斗　　　「見ての通り。午前中だけだけどね」山田　　　「乱暴に扱わないでくださいよー、ちゃんとソーッと並べてください。僕らみたいなオタクっていう人種はですねぇ……」小峯　　　「じゃ店長さんまた来るねー。快斗さん、それじゃ～。ん、山田だ、ここでなにしてんの？」山田　　　「『山田だ。』じゃなくて『山田さん』だろ！　どう見たってオレの方が年上じゃんか！」小峯　　　「確かに。どー見ても快斗さんより１０は上だよね、髪の具合は」山田　　　「先輩よりは下だ！　髪のことは言うな！　だいたいお前は普段から…」小峯　　　「お前に『お前』なんて言われる筋合いないんだけどー」山田　　　「なんだとぉ～！ 」快斗　　　「で、小峯ちゃん何借りたの？」小峯　　　「ぁぁ、『２３』の第３１シーズンの最終回」山田　　　「え！？　それ、今日オレが借りるハズのヤツだぞ！」小峯　　　「知らないわよそんなこと」山田　　　「返せ、返せよ！」小峯　　　「お前んじゃねーし、だいたいお前が来んの遅ぇーからだろうが。自業自得だこのハゲ」山田　　　「ハゲてねーよまだ！」小峯　　　「とにかく、これは私が借りたの。わかった？　それじゃぁ」山田　　　「ダメだ、俺が借りるんだ！　早くそいつを渡せ！　それと謝れ！　ハゲって言ったこと謝れ！」小峯　　　「もー、うっさいわねえ」小峯、斜め掛けしたゴシック系バッグから、太マ&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;ジック程度の筒を取り出し山田に向ける&nbsp;&nbsp; &nbsp;カチッ&nbsp;&nbsp; &nbsp;ッポン！山田　　　「ぐぉふっ！！」一瞬にして足元に、まるで洗濯物のようにたたみ落ちる山田山田　　　「キッサッマ～」小峯　　　「いい加減負けを認めなさいよ大人げない」山田　　　「この卑怯者めぇ・・・」快斗　　　「小峯ちゃん、何それ？」山田　　　「先輩、僕の心配はぁ・・・（ﾟ∇ﾟ；）」小峯　　　「簡単に言っちゃうと空気砲ね。まだ試作段階だけど」快斗　　　「スゴイ威力だね。流石に痕が残っちゃうんじゃ……」山田　　　「先輩ぃ……」小峯　　　「当たり所が悪きゃ骨も折れるくらいのパワーはあるわね。でもピストルみたいに実弾が飛んでくわけじゃないから、通常なら直接命に関わる危険は無いわ。動きを止めることが目的だから」山田　　　「ぅぅ、もし肋骨折れてたら訴えてやる、、、」小峯　　　「どうぞご自由に。その場合は破壊してゴミに出しちゃえばＮＯ問題。誰も知らない武器だからどんなに優秀な捜査機関であろうと凶器に辿り着くことはない。被告はか弱い女の子、男の腹にはメジャーリーガーのフルスイング並みの強烈なアザ。よって、私は無実。裁判費用はお前持ち」山田　　　「なにぃ！？」小峯　　　「わかったらおとなしく寝てろ」山田　　　「オイ！　待てって！」小峯　　　「５ｍ以内に近づいたら、この『110番直電機能付き警報ブザー』鳴らすからね！　言っとくけど、何かあったときのためにお前のモンタージュは作成済みだから。じゃあ。」山田　　　「ちょっと待てって、おい！　いろんな意味でちょっと待てってー！」追いかける山田快斗　　　「よく歩けるな、あいつ……」&nbsp;&nbsp; &nbsp;山田、走って戻ってきて、山田　　　「店長！　カレー、あとで食べに来ますんで！　待て、小峯ー！」小峯　　　「５ｍ！」　&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;２人を見送るカイト快斗　　　「木曜はカレーの日なんだ……何でもあるなここ。ってか、スゲェなあいつ」&nbsp;&nbsp; &nbsp;作業に戻る快斗&nbsp;&nbsp; &nbsp;落ち着きを取り戻した店内段ボールに詰め込まれたパーツをひとつひとつ陳列する手元から何かが落ち快斗　　　「ん？　なんだろコレ。……鍵？」普通の鍵ではない。ギザギザではなく、オートロックのように半球状の凹みがいくつか刻んであり、その中心（軸）には、根元から小さな試験管のように透明な筒が埋め込んである。&nbsp;&nbsp; &nbsp;筒内には光の当たり具合でグリーンやブルーに変化する液体が入っていて、握り手部分には、バイオハザードのような、（とは言え、見たとのない）マーク快斗　　　「あとで紗那弥さんに相談してみるか。」とりあえず、店のロゴの入ったエプロンのポケットに入れ、作業に戻る快斗。すると、携帯が鳴る快斗　　　「はい。」憂希　　　「ぁ、もしもし快斗くん？」快斗　　　「憂希ちゃん、どうしたの？」憂希　　　「事務所のパソコンが調子悪くってさ、本部のサーバに繋がらなくなっちゃったのよ。作業しようと思ってもフォーマットが落とせないからどうしようもなくって」快斗　　　「わかったよ、２～３時間くらい待ってもらえたら行くから、それまでに再起動させておいてもらえるかな。」憂希　　　「ありがとう、助かるわ。業者に連絡したら夜になるって言うから困っちゃってたのよ」快斗　　　「この時期はしょうがないよね」憂希　　　「おいしいお茶入れて待ってるからね、ヨロシク！　じゃねー」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;切電快斗　　　「いつもいつも、ホントよくあんなに元気でいられるよなぁ。早めに連絡入れたら、ぬっるぅーいお茶出されるかな……？　ぃゃ、あり得るからやめとこう……。」◆　快斗の部屋どっさりと食材を買い込んできたアスカ</span><br><span style="background-color:#ffffff;">アスカ　　「さーてと、それではそれでは。・・・何をしたらいーんだ？？　ぁ、そーだ！　まずメニューを決めよう！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;料理本をノールックでめくりながら　　「それでは、第１回チキチキ、アスカのアスカによるカイトのためのNEW晩ご飯メニューは～！？」　　&nbsp;&nbsp; &nbsp;ペラペラペラペラペラアスカ　　「これ！！　ん、カレー！？　つまんないなぁ、もっかい！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ペラペラペラペラペラアスカ　　「これ！　シチュー！？　同じようなモンじゃんか！　　　　もっとこう、手が込んでると思われるメニューはないのかよ、もっかいもっかい！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ペラペラペラペラペラ　　「えい！　かに玉ぁ！？　カニなんか買ってきてねーよ！　次ぃー！」　&nbsp;&nbsp; &nbsp;ペラペラペラペラペラアスカ　　「えい！！　マカロニなんか無い！　次！」　&nbsp;&nbsp; &nbsp;ペラペラペラペラペラアスカ　　「えい！！　手巻き寿司じゃアタシが作ったことにはならないじゃんか！？　もぉ～、つぎ次ツギTSUGIー！！」【１３：１６】 &nbsp;パーツショップ　『ユアセルフ』快斗、棚卸しが終わる 快斗　　　「よし、コレで終了っと。ぁ、そうだ、この鍵……。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;携帯をかける快斗　　　「あ、もしもし、紗那弥さん、今大丈夫ですか？」紗那弥　　「ええ、取り込んでるっちゃ取り込んでるけど、どーしたの？」快斗　　　「電気街で鍵を拾ったんですけど、ちょっと珍しい鍵なんで警察に届けた方がいいかなと……」◆　警察署内&nbsp;&nbsp; &nbsp;クロスワードと睨めっこをしている紗那弥　　「鍵かぁ。ま、届けてくれるのはありがたいけど、ほとんど持ち主には返らないのよねぇ。明日にでも来てくれれば預かるけど。」快斗　　　「そーですか、それじゃ明日持っていきます。」紗那弥　　「ぁ待って快斗君！」快斗　　　「はい。」紗那弥　　「前に行けって言うと後ろに行くし、右に行けって言うと左に行く車ってなにかしら……？？」快斗　　　「……機関車。」紗那弥　　「きかんしゃ・・・ぁ、そっか。なるほど～。ありがとねー。じゃ！（切る）」</span><br><span style="background-color:#ffffff;">快斗　　　「またクロスワードやってるな……。さてと、デイジーに行くか。」 【１３：３９】 &nbsp;◆　AKIBAタワー内　デイジースポーツクラブ２階のメインスタジオでは、主婦たちがヨガのクラスを受けている&nbsp; ３階　シャワー室でシャワーを浴びているアスカシャワーから上がり、首にかけたバスタオルで髪拭きながら廊下を歩いている&nbsp;&nbsp; &nbsp;フロントのある２階に向かう階段を下りているアスカ　　「ふぅ～、やっぱい～ね～、行き詰まったらシャワーに限るわー。さ～て、戻ったら何作るかなぁ～。　ん？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;階段を下りると、その正面の壁にはいろいろなフィットネスグッズの広告が張ってあるアスカ　　「食べてやせる？　……ダイエット食品か。こんなもん信じて何人が失敗してるんだかまったく」憂希　　　「お疲れさまでーす。」アスカ　　「！？　あ、ど、どーもー」憂希　　　「お帰りですかぁ？」アスカ　　「ぇ、ええ、まぁ……」憂希　　　「最近入会された方ですアスカ　　「ぇ、ええ、まぁ……」憂希　　　「私、インストラクターの水野憂希（ゆうき）です。今度私のクラスにも出てくださいね！」アスカ　　「ぇ、ええ、、はい……き、機会があれば…。そ、それじゃぁ…」憂希　　　「あ、フロントはこちらですよ？」アスカ　　「ぁコンタクト！」憂希　　　「は？」アスカ　　「コンタクト……落としちゃったぁ～！取りに戻らなきゃ～……」憂希　　　「・・・。」アスカ　　「・・・。」憂希　　　「では、私も探すの手伝います……」アスカ　　「大丈夫です！」憂希　　　「でも……」アスカ　　「自分で歩いてきた道たどればスーグ見つかりますから～！　ではでは～。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;フロントとは反対の、契約制の個人ロッカーへ向かうどんなに目が悪くても見えるであろう壁にわざとぶつかりながら、「コンタクト～コンタクト～」と言いながら歩くアスカ憂希　　　「……なんだろ、今の人」振り返り、フロントに向かう憂希◆　個人ロッカー室アスカ　　「危ねえ危ねえ、ったく、誰が高い会費払ってシャワー浴びに来るかっつんだよ」ロッカーの上に　「よっと！」　と登り、通気口に入っていくアスカアスカ　　「部屋に戻ったらまずキッチン片づけないとな……」◆　フロント裏の事務所憂希　　　「お待たせー」快斗　　　「憂希ちゃん、お疲れさま。先に作業させて貰ってるよ」デスクの裏側の配線などを確認しているカイト　　　「ケーブルがジャックから外れてるのかも。たぶん、すぐ復旧すると思うよ。」憂希　　　「助かるわ、今日中に作成しておきたいデータがあったのよ。」快斗　　　「インストラクターも大変だね。」憂希　　　「本当よ、事務作業多いしさ、勤務してないときは新しいメニュー覚えて練習しなきゃいけないし、ライセンス更新のために講習会にも出なきゃいけないしね」快斗　　　「利用者はそんなことお構いなしだもんね」憂希　　　「もちろん！　ある意味、夢を売る商売ですから～」快斗　　　「確かに」&nbsp;&nbsp; &nbsp;フロントの内線が鳴る憂希　　　「はいフロントです。……大変申し訳ありません。スグに向かいますので、少々お待ちくださいませ」快斗　　　「トラブル？」憂希　　　「床にたくさんホコリが落ちてるから掃除しろって。ちょっと個人ロッカー行ってくる。終わったらお茶入れるから声かけてね、じゃ！」快斗　　　「グチを言うのは、好きな証拠……か。」◆　快斗の部屋&nbsp;&nbsp; &nbsp;粉まみれになっているアスカアスカ　　「・・・小さじって・・・なんだ・・・」【１４：０８】 &nbsp;◆　快斗の隣の部屋のドアの前&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;呼び鈴を押すアスカ　　&nbsp;&nbsp; &nbsp;「はーい」と声が聞こえ、ドアが開き顔を出す小峯小峯　　　「アラ、お隣さん。」アスカ　　小峯　　　「どうかしたの？」アスカ　　「・・・。」小峯　　　「……粉まみれてるわよ。」アスカ　　「・・・ぁぁ。」小峯　　　「……なによ。」アスカ　　「・・・小さじってなんだ。」【１５：２１】 &nbsp;</span><br><span style="background-color:#ffffff;">◆　秋葉原署いつになく慌ただしく人が動き回っている&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;無線を片手に、モニターに向かう紗那弥&nbsp;&nbsp; &nbsp;大量に並べられたモニターには、秋葉原の各所に設置されているカメラの映像紗那弥　　「状況は？」線の声　「通行人は避難完了、ターゲットも危害を加える様子はありませんでした」モニターは１台のバイクを追っているDUCATI・MONSTER　　「引き続き道路を封鎖し、秋葉原エリアか出さないように！」無線の声　「了解」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;思考を巡らす紗那弥&nbsp;&nbsp; &nbsp;何かを決意し、ヘルメット片手に司令室を出る◆　小峯の部屋『２３』第31シーズン　最終話を見ている２人小峯と、粉まみれのアスカアスカ　　「なぁ、アタシもそのソファーに座らせてくれよ」小峯　　　「ダメ、粉がつくから立ってて」アスカ　　「チッ」小峯　　　「落とさないでよ！　粉！」ケータイの着信音ＴＶを見ながら出る小峯小峯　　　「はい。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;バイクに乗ってヘッドセットで話す紗那弥紗那弥　　「小峯ちゃん、今モニター見られる？」小峯　　　「見れるわよ、チャンネルは？」紗那弥　　「ブラボー・イレブン。」小峯　　　「ちょっと待ってね～。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;小峯、ケータイをヘッドセットに接続し、キーボードを叩きＴＶに街頭カメラの映像を出す　　「オイ、何すんだよコミネ！　今いーとこだろーが！？」小峯　　　「そぉーっと動いて！　小さじ教えないわよ！」アスカ　　「ぅ……」小峯　　　「紗那弥さんから電話なのアスカ　　「サナミ？　なんでまた？」画面には、人気のない秋葉原の街を失踪するバイク　　「ん？　なんだコレ？　衝撃映像番組か？」紗那弥　　「バイクが１台暴走してるの。通行止めしてるからこの付近に閉じこめたのはいいんだけど、」アスカ　　「転けろ！　コケろー！」　峯、キーボードを操作して画面のバイクをズームする</span><br><span style="background-color:#ffffff;">小峯　　　「リアシートのBOXが原因で手が出せない、と。」紗那弥　　「そうなのよ、バイオハザードみたいなマークがついてるでしょ？」　他の角度からのズーム　　　「この鍵穴ね。」紗那弥　　「微生物研究センターの盗難届と一致するわ」小峯　　　「『微生物研究センター』かぁ。舎弟がいるから詳細はあとで聞き出してみるけど、一応、今わかってることだけでも教えて。中身は？」紗那弥　　「不明よ。」小峯　　　「不明？」アスカ　　「大ざっぱな研究所だなぁ……」小峯　　　「警察に言えないような中身か。ワクワクするじゃな～い紗那弥　　「今そっちに向かってるんだけど、なにかナイスな手はないかしら」小峯　　　「ナイスかどうかは分からないけど、衝撃を与えずにバイクを止める方法ならあるわよん。」紗那弥　　「ありがと。もうすぐ着くから、ベランダから渡して貰ってもいいかしら」小峯　　　「了解～、お待ちしてマース。」アスカはＴＶに釘付け　　「すげーなこりゃ。いったい何がしたいんだコイツは？」&nbsp;&nbsp; &nbsp;棚をアチコチあさっている小峯　　　「えーっと、確かここら辺にぃ……ぁ、あったコレだわ。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;取り出したのは、銃ではなく、弾の入ったカートリッジ、いわゆるマガジンである&nbsp;&nbsp; &nbsp;窓の外から、かすかにバイクの音が聞こえるスピーカーから紗那弥サン、アト、２７秒デ到着シマス。」という機械音アスカ　　「なんだコイツは？？」ふと見ると、いつの間にか “ よくあるデスクライトの巨大版 “ みたいなアームが、小峯のサイドに伸びている。先端はライトでなく、ソフトボール程度の球体が装着されていて、中央には高性能レンズが埋め込まれている小峯　　　「あ、コレ？　私が発明したスーパーＡＩの加藤さん２号よ。」加藤さん　「ドウモ。」球体の左右に取り付けられた腕のようなパーツが&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 動き、後頭部を掻くような仕草に見えるアスカ　　「ずいぶんサラッと言うなぁ。ってか、ＡＩとかって民間で造っていいのか？」　　　「いんじゃない？　何も言われてないし。」小峯、また別の装置にマガジンをセットしているアスカ　　「で、オマエは何をやってんだ？」小峯　　　「紗那弥さんの乗ったバイクが近いてくる音を検知したから、渡す物をセットしてんの。こうしておけば、紗那弥さんとの距離・スピード・天気・風向きとかを計算して、ベランダから放り投げてくれるワケ。」　&nbsp;&nbsp; &nbsp;と、説明しつつベランダに移動しながら、ヘッドセットをケータイから無線に付け替え、チャネルをＲ（ロメオ）・２に合わせる加藤さん　「CountDownニ入リマス。対象物放出マデ、アト、８秒。」アスカ　　「ずいぶん中途半端な数字から始まるなぁ。」小峯　　　「いいじゃない、加藤さんの勝手でしょ」　&nbsp;&nbsp; &nbsp;黒塗りのVFR800Fが近づいてくる。黒いアサルトスーツに防弾ベストの紗那弥小峯　　　「もうすぐ落ちまーす。」紗那弥　　「了解」加藤さん　「５・・・４・・・３・・・２・・・１・・・ホイ。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;小峯の部屋のベランダから車道に向けて放り出されるマガジン。こに向かって走り込むVFR800F。&nbsp; 紗那弥、マガジンをキャッチする。小峯の声　「ナイスキャッチ！」紗那弥　　「説明は走りながら聞くわ。」&nbsp;&nbsp; &nbsp;受け取ったマガジンをしまい込む小峯　　　「そのマガジンの弾はNH4NO3つまり硝酸アンモニウムよ。被弾すれば一緒に入ってる粘着物でまとわりついて、水で化学反応を起こす。そーすると急冷却。」紗那弥　　「了解」◆　デイジースポーツクラブ　事務所快斗　　　「終わったー。あとは再起動を待つだけ。これで本部のサーバーに繋がるはずだよ」憂希　　　「ありがとう。ラブリー・ピザにデリバリー頼んであるからちょっと待っててね」快斗　　　「そんな、なにもデリバリー頼むことないのに」憂希　　　「私からのほんの気持ちデス！」快斗　　　「ありがとうございます」憂希　　　「いえいえ、どういたしまして。そだ、届くまでＴＶでも見ててよ」憂希、リモコンでＴＶをつけるキャスター「この時間は、番組を変更してニュースをお送りしています。」憂希　　　「えー！　プリズンブレイカーの再放送はー！？　見たかったのにー！」キャスター「警察によりますと、このリアボックスの中身を確認するまでは手の打ちようがないと・・・リアボックスが画面に映る快斗　　　「あ！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;快斗、ポケットから例の鍵を取り出すと、そこに&nbsp;は同じマークキャスター「専門家に寄よると、このボックスの鍵は通常のモノとは異なり、内包されている特殊な液体の濃度を認識することで開錠されるとのことで・・・」快斗　　　「憂希ちゃんごめん、ちょっと行ってくる！」&nbsp;&nbsp; &nbsp;ケータイをかけるカイト憂希　　　「え、もうすぐピザ届くけど、」快斗　　　「もしもし小峯ちゃん？　ちょっとお願いがあるんだけど……」急いで出て行く快斗憂希　　　「あとで待ってるからね～！」快斗　　　「今から行くから、うん、ヨロシク、」憂希　　　「行ちゃった……」（第４話『 Tragedy of teaspoon 』は、まだ続きます！）</span></span></span></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/mac-ben/entry-12246615815.html</link>
<pubDate>Sat, 11 Feb 2017 00:01:00 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
