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<title>小説と未来</title>
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<description>「こころもりょうちの世界」としてオリジナル小説を掲載してきました。これからは小説を書く話と未来を想像した話を主ネタとして掲載していきます。</description>
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<title>小説を書いてみよう</title>
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テレビや映画を観ていて、つまらないな。そんな風に批評して、自分ならもっとおもしろい話が作れる！そんな風に自信を持って、映画は人も機材も必要だから無理で、マンガを描くのも画力が必要で、小説なら書けるだろう！なんて、僕は思った。慢心だ。ろくに書けやしない。小説を書くのも楽じゃない。少なくとも、僕は、そう思う。それでも小説を書くのは楽しい。自分の考えた物語が形になっていく。無いものは作るしかない。上手か下手かは二の次だ。まずは書き上げることを目指そう。そこにある自分の世界と向き合うことになるだろう。そ
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<dc:date>2020-12-23T18:51:00+09:00</dc:date>
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<title>お金の価値</title>
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お金ばかりが気になる。金持ちか、貧乏か。収入ばかりが人の価値のように感じる。僕はすぐに、それに囚われてしまう。お金という数字、その一本の線。その線上にいつも居て、他の価値を見失う。価値は他にもあったはずのに、お金の指標ばかり見てしまう。たとえば、自由に使える時間、とか、大切な友人の人数、とか、家族と一緒に過ごせる時間、とか、楽しいと思える趣味の数、とか、毎日美味しいご飯を食べられること、とか、ゆっくり眠れる時間、とか、好きな食べ物の数、とか。お金が必要な場合もあるけれど、お金が無くても、お金があ
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<dc:date>2020-12-14T22:27:00+09:00</dc:date>
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<title>世代</title>
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僕は４０代で、いわゆる氷河期世代だ。まず、自分たちはこの時代を生き抜いていくことが求められている。死なないことだ。今の老人たちより、長く健康で、長く働き、長く生きることだ。だから今、死んではいけない。まずは自分がどうしたら長く健康で働き続けられるかを考えよう。そういった社会が造られるのを待つのでなく、世代共存の意思を持って自分たちで社会を造っていく。常に新しいものに対応できるよう、生涯学習をしよう。変化していく社会を否定せず、若い世代に同調していこう。常に脳を活性化させ、固定したやり方を捨てよう
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<dc:date>2020-12-12T17:10:00+09:00</dc:date>
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<title>文字の羅列</title>
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文章は、ただの文字の羅列だ。言葉は、自分が他人に伝えたい事を伝える為の手段だ。僕はすぐに迷いの中に入り込む。上手に文章を綴る自信がなく、誰かに言葉を発する自信もなくなる。自分の書く文章はバラバラの文字であって、他人には意味を持たない。発する声は小さく、声は誰にも届かない。そんな不安を感じる。深く思えば、心と心で結び合えれば良かっただろう。でも心の内を曝すには恥じらいを感じる。心は自分の内に閉まっておいた方がいい。それ故に、僕が文章を書くことも、それを掲載することも、恥じらいに思える。それでも、文
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<dc:date>2020-12-09T08:17:00+09:00</dc:date>
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<title>未来とファンタジー</title>
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僕が子供の頃は未来はファンタジーだった。ファンタジーが未来にはあると、夢見ていた。でも今、未来には現実があるだけで、ファンタジーはファンタジーのまま、分離した。近頃は異世界が流行りだ。現実には飽き飽きしてしまったのか、未来はバカバカしく、明るくない。僕は、そう思ってしまう。悲しい限りだ。キレイで、安っぽいものが好きだ。手頃で、心に響かないものが好きだ。それは嘘だ。本当は好きじゃない。ただの諦めだ。また、未来を見たいな。希望という、光目映い未来を、また、見たいな。
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<dc:date>2020-12-07T22:13:00+09:00</dc:date>
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<title>はじめました</title>
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「小説と未来」タイトルも新たにしてみた。これから気軽に書き込もう。こころもりょうちは、作家である。そして、未来を描く。そうありたい。タイトルにはその気持ちを込めた。ただこれからは、ここには自由にあれこれそう考える。今日はそのはじまり。
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<dc:date>2020-12-05T17:22:00+09:00</dc:date>
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<title>記録の記憶　３８．九年冬</title>
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その陽だまりの暖かい日に、女の子は生まれた。父親はまだ冬なのに暖かい花咲く時期のような日に生まれた子だから、その子を陽花(はるか)と名付けた。「いつもありがとう」とわたしは言った。「そんな。何もしてないよ」とみかげ君が答えた。実家に帰省して一ヶ月半が経つ。あっという間の出来事だった。引っ越しにはドタバタしていたけど、出産までわたしは優しく扱われた。陽花が生まれて家に戻り、これからの長い実家暮らしが本格化し始めた。母と澄音と陽花とわたし、四人の生活が始まった。 年老いた母もわたしが来てから張り切っ
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<dc:date>2020-10-24T17:53:08+09:00</dc:date>
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<title>記憶の記録　３７．八年秋</title>
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久々に呼び出されたわたしは、秋の装いをして都内のカフェへと向かった。日差しもある朝だけど、風は涼しい。人のいないテラス席が並ぶ入口を入り、クラシック音楽の流れるカフェへと入る。わたしの心臓はバクバクいっていた。あの人に会うのかと思うと、心が張り裂けそうな苦しい気持ちにさせられていた。いなければいいとも願った。でも彼は、カフェの一番奥の席に座っていた。 以前よりも白髪が増えていた。ただ、以前よりは少しふっくらとして見えた。「こんにちは」「こんにちは。今日はありがとうございます」彼は頭を下げた。「い
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<dc:date>2020-10-17T11:24:23+09:00</dc:date>
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<title>記憶の記録　３６．八年夏</title>
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命の終りと命の始まりが重なって、また暑い季節がやってきた。海の音が聞こえた。両親と行った沖縄の海を思い出す。ささやかな時間にいた父の姿がふとした瞬間に思い出される。今はいない。ここは鎌倉の海だ。みかげ君は身ごもの体に遠出は毒だと言ったけど、わたしはどうしても海に行きたいと、だだをこねてここまで連れてこさせた。澄音は砂利場を走り回り、みかげ君が追いかける。わたしはその姿を見守りながらお腹の子と二人きり、防波堤に座って波の音を聞いている。海鳥の声がして、人々の話し声が過ぎていく。車の走る音がして、優
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<dc:date>2020-10-04T09:51:46+09:00</dc:date>
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<title>記憶の記録　３５．八年春</title>
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桜は咲いた。鮮やかに、美しく、世界をピンク色に染めていった。わたしは生まれた。だいたい４０年前に、生まれてほしいと願った父と母の想いに込められて生を受けた。わたしが生まれて、澄音も生まれた。そしてまた、新しい命が宿っている。 病院にいた。実家のある町の総合病院だ。父は衰弱して、もうあまり話せない。癌が見つかって、みるみる悪くなって、一ヶ月前に入院した。突然のようだけど、父と母はずっと前から知っていたのかもしれない。数年前に腸閉塞で入院したことがあったけど、あの頃からすでに悪かったのかもしれない。
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<dc:date>2020-09-22T14:33:56+09:00</dc:date>
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