<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>サマーナイトストーリー</title>
<link>https://ameblo.jp/macorori/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/macorori/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>短編集です。良かったら読んでください＾＾</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>ナチュラル</title>
<description>
<![CDATA[ <p>A.M.</p><br><p>転職先したばかりの職場は<br>デスク傍のゴミ箱が、皆、いつもいっぱい。<br>誰も気にならないのだろうか。</p><p>お湯がしたたるティーバック<br>コーヒーの紙コップ<br>お菓子のくず<br>花粉飛び交う春だから、ちり紙も山盛り。<br>湿ったゴミ箱って、いい感じしない。</p><p>そんなゴミ箱を<br>転がしてしまった。。。。<br>もう、絶望。<br>いそいそと素手でゴミを拾い集める。</p><p>「ゴミ箱の置き場所が悪いよね。<br>だって、昨日は竹村さんも転がしていたもの。」<br>小山さんがそう言って、加勢してくれた。</p><p>小山さんはなんだかとっつきにくい雰囲気の男性社員だ。<br>『仕事がデキる人だ』そういう風に、誰かに聞いた。<br>席は近いが、口をきいた事もほとんど無い。<br>だから、加勢してくれたことに驚きだった。<br>先入観って、思わぬギャップを産む。</p><p>小山さんにお礼を言い、「ごみ、捨ててきます。」<br>そう言って、ごみ箱をつかんだ。<br>素手で湿ったゴミをつかんだ後だ。<br>ひどく汚れたゴミ箱だけど、なんてことない。</p><p>「・・・すごい。」小山さんが言った。</p><p><br>P.M.</p><br><p>昼食を終えた小山さんがオフィスに戻ってきた。<br>「外、見て。すごいね。<br>あちら側は雨が降っているのに、こちら側は晴れているよ。」</p><p>デスクに座っていたこちらを、まっすぐに見ている。<br>とてもピュアな、小学生みたいな表情をして。</p><p>ほんわりと心を開かれて<br>少しだけ、ドキドキした。<br></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/macorori/entry-11511274632.html</link>
<pubDate>Sun, 14 Apr 2013 17:28:13 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
