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<title>[小説版]まみやさんのんびり書いてみました</title>
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<description>注意：ファンボ＆リダが。モデルの小説アリ。苦情はなしで嫌な人は見ないでね。サンチュカップルの小説は2012年11月から1話が始まって2015年5月までです。他ブログからの引っ越し日は2013年6月23日　　　     宣伝目的の書き込み禁止</description>
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<title>厩戸皇子と刀自古の話　６</title>
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<![CDATA[ <p>ごめんね。</p><p>昔別の所で書いていた話</p><p>ここに移します。</p><p>&nbsp;</p><p>6話目</p><p>&nbsp;</p><p>今の所この話は6話までしか書いてません。</p><p>&nbsp;</p><p>また時間が出来たら続きかきたいですけど、・・・・ちょっと今は無理かも</p><p>&nbsp;</p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p><p>&nbsp;</p><p>＊＊＊池辺直永田のはなし　１＊＊＊＊＊</p><p>&nbsp;</p><p>馬子様はなぜにあそこまで仏道を我が国に取り入れようとなさるのか</p><p>しかしながら、わたくしの立場では逆らうわけにはいきません。</p><p>&nbsp;</p><p>馬子様の申されるままに司馬達等さまとともに我が国に仏教の僧がおらぬかと</p><p>あちこちに出向いて探し回り毎日くたくたになって床に入る日々が続いている。</p><p>&nbsp;</p><p>馬子様は我が国の外交を取り扱っていることもあり異国の情報などにはお詳しい。</p><p>国をまとめるために必要なのだとおっしゃるのなら我々は精一杯お仕えするのみだ。</p><p>しかしながら仏教の僧とやらはどこにいるのやらいつ見つかるのやら・・・</p><p>馬子様のまだか、まだかという言葉で気が焦るばかりだ。</p><p>&nbsp;</p><p>ある日私は馬子様にお尋ねした。</p><p>「八百万の神々を馬子様は信じてはおられないのですか？」と</p><p>すると、馬子様は笑っておっしゃった</p><p>「古来からある神道や八百万の神々を粗末になどせぬ。仏教も神道もどちらもとても大切なものなのだ。わからぬか？八百万の神々はこの世の私たちをお守りくださる。なれば死したのちはどうする？死したのち極楽浄土へお導き頂くのは仏様ではないか。神と仏同時に祈るのなれば怖いものなどないではないか。」</p><p>なるほど、と思いながらも死に対してまでお考えになさるのには</p><p>馬子様は死に対しての恐怖を感じておいでなのではないかと疑問も感じた。</p><p>&nbsp;</p><p>以前、筑紫に渡来人に上陸した時期から1～2週間たったころからだろうか</p><p>使いの者から筑紫でははやり病の人々が出始めた。突然の高熱でそのままなくなる方もおられたが</p><p>熱も峠を過ぎたとホッとした2～3日後突然体に発疹が現れたという。全身に発疹が現れ命を落ちすものが多く出た。そのような報告が後を絶たない。</p><p>このようなことは、稲目さまがおられたころ同じことがあった。</p><p>あの時も渡来人から仏像をお譲りになられた時だった。</p><p>&nbsp;</p><p>恐ろしいことにそのはやり病の報告が徐々に東に東にと動き始めた。</p><p>外交状況や、僧の報告とともに、はやり病の知らせを馬子様のお耳に入れると</p><p>馬子様は大変焦られて</p><p>「、現役の僧でなくてもよい早う探してくるのだ」</p><p>とお言葉を変えられようやく還俗してはいたものの高麗からお来越しになっていた恵便さまをお連れできることになった。</p><p>&nbsp;</p><p>恵便さまの指導を仰ぎ、布教をするものも必要だとの馬子様の言葉を聞くと</p><p>司馬達等さまは喜んでご息女嶋さまを出家させ善信尼として仏道をお広めになることにご尽力なさられた。</p><p>尊い行動だとわかりつつ、渡来人と話す中にわずかではありますが私も仏教についての知識を得ると不思議に思うところがあり、勇気を出してある日馬子様に質問をした。</p><p>「馬子様、仏教では女子（おなご）は男の僧よりも位が低いと聞きます。何故にこのような重要なお役目を娘にお任せになるのですか？」</p><p>そう申しますと、</p><p>「な～に、昔から我が国では女性のほうが我々男よりも強い霊能力を持っているとは知れたことではないか」</p><p>と申される。まあ、確かに仏教など知らぬという者ならば、シャーマンの力を持つものとして仏教を広めたほうがみな信じるのかもしれないなと深く納得した。</p><p>「それはそれは、わたくしの考えが浅はかで申し訳有ません。」</p><p>そんな私に</p><p>「いやいや、よいよい。」とおっしゃられたのち</p><p>一人庭を眺めはじめた</p><p>するとしばらくして馬子様はポツリと</p><p>「まだ足りぬ。」そうおっしゃった。</p><p>まさか、わたくしの娘も差し出せと申されたならばとどうしたものかと不安を抱えていたころ</p><p>幾日か経った頃</p><p>漢人である夜菩の娘　豊女と錦織壺の娘　石女がそれぞれ禅蔵尼と恵善尼とという尼なることになったと知らせを受け、わたくしは罰が当たるかもしれないが心底ほっとしてしまった。</p><p>私はまだ欲深いのだろう。仏様にお仕えすることよりも娘のことを大事に思ってしまうのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>それからというもの、馬子様の石川のお屋敷の敷地の東側にお社と3人の尼の生活する場を設け</p><p>私と司馬達等さまは三人の衣食住のお世話をすることとなった。</p><p>3人はわが娘よりまだ幼いというのに、毎日　経をよく学びつつましやかに規則正しい日々を過ごした。</p><p>仏に使える尊い方なのだと思いながらもついつい我が娘のことを思うと3人にお仕えしながらも心苦しく思えた。</p><p>&nbsp;</p><p>ある日のこと、善信尼さまがこれは仏舎利ではないかと白い塊をお持ちになられた。</p><p>まさかそんなものが突然現れるわけがない。そう思っていると馬子さまが現れ</p><p>「誠に仏舎利であるならば」と鉄でそれをたたいて見せたが割れもしない。</p><p>これが仏様の力なのだと馬子様が誇らしげに申される。</p><p>そんな馬鹿なと思いながらも</p><p>いざ目の当たりにすると信じるしかなかった。</p><p>この日から私は心を改め仏様と3人の尼にさらに心を尽くしてお仕えした。</p><p>&nbsp;</p><p>馬子様は585年のここちよい春の日、小野の山に塔をお建てになるとこの仏舎利をお収めになった。</p><p>梅の花が美しく鳥が鳴く。温かな風に包まれこの幸せな時がいつまでも続けばいいと私は漠然とそう思った。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし同じ月、馬子様は病に倒れられた。</p><p>筑紫より広がっていた病が最近ここらでも出始めたとは知らせを受けてはいたが</p><p>何故にこのように熱心に経を読み信心されているお方が病にかかられてしまうのか</p><p>これこそ、現世をつかさどる八百万の神の思し召しなのだろうか。</p><p>なれば、馬子様のお力にと動いたいた私にも同じことが起こるのではないかと恐ろしくなった。</p><p>&nbsp;</p><p>あわてて加持祈祷（かじきとう）を行うものの馬子様の具合は良くならず。</p><p>占者に馬子様の病の原因を突き止めさせた</p><p>すると、なんとしたことか</p><p>馬子様父、稲目さまが祀っておられた仏像が馬子様を祟っておられるというのだ。</p><p>なんとしたことか、仏とはこれほどに怖いものなのか</p><p>私は仏を裏切ることへの恐ろしさを今まざまざと見せられているのだ。</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Thu, 03 Mar 2022 00:50:50 +0900</pubDate>
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<title>厩戸皇子と刀自古の話　５</title>
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<![CDATA[ <p>ごめんね。</p><p>昔他の所で書いてたものを</p><p>こちらに移します。</p><p>5話目</p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p><p>&nbsp;</p><p>***　馬子の妻のはなし２　***</p><p>&nbsp;</p><p>仏像を譲ってもらうことになったと浮かれていた主人（馬子）が</p><p>屋敷の東に仏像を祀る祠を作り始めた。</p><p>&nbsp;</p><p>特に何を言うでもなくただ経過を眺めてはいたが</p><p>祠が完成すると間もなく</p><p>娘と同じ年頃の娘を3人も出家させ我が家にある祠に参らせては仏像を拝ませるようになった。</p><p>仏像に対してだけにとどまらず、出家させた少女達への主人の心酔ぶりは</p><p>腹立たしさすら感じるようになった。</p><p>&nbsp;</p><p>ある日のことだった、日も暮れ松明で照らされた我が家に</p><p>どこから聞きつけたのか、父（物部尾輿）が押しかけてきた</p><p>主人（馬子）が祠を立て仏像を祭っていることを知ったのだろう。</p><p>顔を真っ赤にした鬼のような形相で私の部屋に押し入ると</p><p>久しぶりのあいさつもなしに私を怒鳴りつけた。</p><p>「何のためにお前を嫁にやったと思っているんだ！」</p><p>そう私を責め立てる父に成すすべもなく私はただ押し黙る。</p><p>「おのれ！おのれ！おのれ！」</p><p>我慢しきれぬ怒りを晴らすように</p><p>私の部屋の物は父の手で次々となぎ倒されていく。</p><p>&nbsp;</p><p>私に何ができるというのだろう。</p><p>主人（馬子）の気持ちはまだ私にあるのだろうか。</p><p>まだ女子（おなご）にでもうつつを抜かしてくれるほうが嫉妬もできただろうが</p><p>仏が相手ではどうにもできはしない。</p><p>まあ、父はその仏をどうにかしろと私に要求しているのでしょうが</p><p>&nbsp;</p><p>「父上だって祠をおつくりになっているではありませんか。」</p><p>冷めた私の声に</p><p>「渡来人のためじゃ。我々が拝むわけではないわ！」</p><p>となお一層声を荒立てた。</p><p>海外からの文化を取り入れ人を受け入れる以上</p><p>彼らが信ずる神を禁ずるまではできないらしく。</p><p>さすがの父でも彼らのために祠を作っているのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>「どうにかせい！どうにか！そのためにお前がおるのであろう！」</p><p>そんなことのために私はいるのかしら？</p><p>そう思うと自分の存在がなおくだらなく思えた。</p><p>&nbsp;</p><p>遠くから足音が聞こえてくる。</p><p>主人（馬子）の足音だ</p><p>ああ、このような時にお帰りになるなんて・・・</p><p>”来ないで。お願い。来ないで。”</p><p>心の中で何度も唱えるが</p><p>私の願いは聞き届けられない</p><p>&nbsp;</p><p>「お義理父様。何をなっさておいでです。」</p><p>そう言いながら、主人（馬子）が私のそばに来てくれた。</p><p>私の肩をつかむその手がうれしくて私はその手に自分の手を重ね合わせた。</p><p>&nbsp;</p><p>「父親（蘇我稲目）のことを忘れたか！何故同じことを繰り返す！」</p><p>わなわなと震えた父の手が腰にある物をつかもうとしている</p><p>&nbsp;</p><p>「おじい様！」</p><p>刀自古が私の部屋に飛び込んできた。</p><p>「おやめください。」</p><p>そう言って父に刀自古が抱き着くと</p><p>緊張の糸が切れたのか父はその場にしゃがみこんだ</p><p>「刀自古や大丈夫じゃ。ほうれ、腰の物には封をしてきておる。すぐに抜けぬようにな。」</p><p>さすがの父も自分を制するために刀を抜けぬようにしてきたようだ。</p><p>&nbsp;</p><p>私にはあんなにも冷たい仕打ちをする父が刀自古を優しく抱きしめる。</p><p>驚きと同時に私は胸に痛みを覚えた。</p><p>「おじい様。刀自古のお部屋に参りましょう。お帰りになる前に久しぶりにお話をしたいわ。」</p><p>そう言って父をなだめる刀自古が父に気付かれぬように後ろを振り返ると</p><p>私を心配そうに見つめた。</p><p>「大丈夫。」</p><p>声にならぬまま私はそう答えると。刀自古はこくりとうなづいて父を連れて行った。</p><p>&nbsp;</p><p>「なぜこのようなことを。」</p><p>そう言って着崩れてしまった私の服を整えてくれる主人（馬子）に</p><p>私は心の中でつぶやく</p><p>「お前のせいだ。」</p><p>それでも久しぶりに抱きしめられたその腕に私はまだ幸せを感じるのだ</p><p>「お願い今日はおそばにいていただけませんか？」</p><p>なんと愚かな自分</p><p>「そんなに怖い思いをしたのだね。いいとも。そばにいよう。」</p><p>そう優しく語り掛ける主人の眼差しが久しぶりに私をとらえた。</p><p>今日1日だけかも知れないが仏に勝った自分がうれしく思えた。</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Thu, 03 Mar 2022 00:40:40 +0900</pubDate>
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<title>厩戸皇子と刀自古の話　４</title>
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<![CDATA[ <p>ごめんね。</p><p>昔別の所で書いてたものをこちらに移します</p><p>&nbsp;</p><p>4話目</p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>***刀自古のはなし　２***</p><p>&nbsp;</p><p>あの宴の日からどれほど日がたったことだろう。</p><p>屋敷は平常を取り戻していた。</p><p>しかしいつもと少し違っていたのは使いの者の出入りが増えたことと</p><p>父、馬子がいつも上の空でソワソワとしていたことだ。</p><p>&nbsp;</p><p>「これはこれは刀自古様。」</p><p>屋敷の中を歩いていた刀自古に声をかけてきたのは鞍作主　司馬達等（くらつくりのすぐり　しばたつと）、馬子の元で働いている方だ。</p><p>「これは司馬達等様ようこそいらっしゃいました。こちらから出迎えねばなりませんのに申し訳ございません。」</p><p>刀自古は丁寧にお辞儀し一歩控えて道筋を開けた。</p><p>「いえいえ、刀自古様は少し見ない間に立派な女性に成長なられ・・・。」</p><p>そう言って話を続ける司馬達等ではあったが、刀自古の視線はその後ろに立つ大柄な男性と刀自古と年のころも同じとみられる少女に移っていた。司馬達等は刀自古の視線の先に気付いたのか</p><p>「刀自古様、こちらは恵便（えびん）様でございます。環俗（昔、僧であったが今は一般人として暮らしていた）なさっていたのですが、この度私共にお力添えをしていただくことになりまして・・・」</p><p>と刀自古に客人の紹介をし始めた。</p><p>「それは、父にお力添えをいただき誠にありがとうございます。ところで今日は嶋（しま）様もご一緒なのですね。」</p><p>嶋というのは司馬達等の娘で刀自古の一つ上のお姉さんである。</p><p>「ええ、わが娘、嶋がこの度は恵便様に師事することになりまして。」</p><p>司馬達等は満面の笑みを浮かべ誇らしげに娘を見つめた。</p><p>「え？」</p><p>驚く刀自古に司馬達等は構いもせず話をつづけた。</p><p>「嶋は得度（出家し仏門に入ること）しますので親子として過ごす時間ももう無くなりますな。ですがこれほど光栄なことはございません・・・。」</p><p>これほど誇らしげに話す司馬達等とは違い嶋はただ静かに黙って父の言葉を聞いていた。</p><p>&nbsp;</p><p>刀自古にとっては嶋の得度の知らせはショックなことだった。</p><p>自分はまだ子供なのだと思っていたのだが嶋という同じ年の頃の少女に降りかかった現実を</p><p>いつ自分の身にも起こるかわからないと突き付けられたのだから。</p><p>&nbsp;</p><p>「あの・・・もしよろしければ、嶋さまと二人でお話しする時間をいただけませんでしょうか？</p><p>同じ年のころのの方とお話しできる機会はあまりないものですから、是非にお願いいたします。」</p><p>切実に願う刀自古の前に</p><p>「これ、刀自古お客様を困らせてはならぬぞ。」</p><p>と父、馬子が現れた。</p><p>「これはこれは馬子様。私共は困ってなどおりません。もしよろしければ恵便様とこれからの話もしませんといけませんので、それまでの間まだわたくしの娘である内に刀自古様と娘に時間をと思いますがいかがでしょうか？」</p><p>司馬達等は深々とお辞儀をすると娘と同じ年頃の刀自古の願いをかなえようと馬子に話をしてくれた。</p><p>馬子は少し考えたのち刀自古のじっと見つめてくるその表情を見てハアとため息を一つすると、</p><p>「まあ、そう申されるのならば・・・。刀自古感謝しなさい。」</p><p>と言うと刀自古の頭を優しくなでた。</p><p>「はい。ありがとうございます。では、嶋さまわたくしの部屋に参りましょう。」</p><p>戸惑う嶋の手を取ると、刀自古は走り出した。</p><p>「これ、走るでない。」</p><p>といさめる馬子の声も届かぬほどに。</p><p>&nbsp;</p><p>自室に入ると周りに誰もいないことを確かめ、ピシャリと扉を閉めた。</p><p>嶋の手を両手できゅっと握りしめ刀自古は自分の思いを吐き出した。</p><p>「嶋さま、よろしいのですか？現世に未練は本当にないのですか？」</p><p>一つ違いの嶋が自分と重なる。</p><p>恋もしたいはず、憧れの人は？まだしたいことだってあるだろう</p><p>それをすべて捨てて現世と決別する嶋の気持ちが刀自古には分からなかった。</p><p>嶋は優しく微笑み握りしめられていた手をほどくと</p><p>刀自古の手を優しく包み込むように握り返しゆっくりと話し始めた。</p><p>「刀自古様。悔いがないかと問われればまったくないとは言えません。</p><p>ですが、私は父に言われたとおり生きていくしかないのです。</p><p>現世にいても見も知らぬ殿方と結婚し子をなし暮らしていくでしょう。</p><p>現世を捨てても、父の言うとおりに仏様の道に進む。大して変わりはございません。」</p><p>その言葉に刀自古は自然と涙がこぼれた</p><p>「そんな・・・」</p><p>その言葉は、嶋だけを表すのではなく同時に自分自身にすら思い通りに生きる自由がないと</p><p>そういい聞かされているように思えた。</p><p>嶋は不安げな刀自古の髪をそっとなでながら</p><p>物語でも話すかのように優しく語り掛ける。</p><p>「わたくしの先祖は南凌（昔の中国）よりこの国に渡り帰化したものです。</p><p>ですが、馬子様にも刀自古様にもこんなに心配してくださり大事にしていただきました。</p><p>父も私もこの国に受け入れられ、このような大事な任務さえ任されました。</p><p>私にでも出来ることがある。やりがいあることを見つけたそう思うと</p><p>不安と同時にワクワクとした気持ちすらわいてくるのです。」</p><p>そういう嶋の目はなにかを吹っ切れたようにまっすぐと未来を見つめていた。</p><p>刀自古は嶋の姿をじっと見つめるとそっと瞳を閉じた</p><p>そして、ゆっくりと嶋を見つめなおした。</p><p>「嶋様どうぞお元気で。」</p><p>それ以外の言葉が思い浮かばなかった。</p><p>刀自古はギュッと嶋を抱きしめた。</p><p>「はい。刀自古様も。」</p><p>そういうと嶋は部屋の戸を開けた。</p><p>部屋を出る嶋が再び振り返り刀自古を見つめた</p><p>嶋の姿は光に包まれ浮かべた笑顔がとても美しかった。</p>
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<pubDate>Thu, 03 Mar 2022 00:30:30 +0900</pubDate>
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<title>厩戸皇子と刀自古の話　３</title>
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<![CDATA[ <p>ごめんね。昔別のとこで書いていたもの</p><p>ここに移します。</p><p>3話目</p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p><p>&nbsp;</p><p>***馬子の妻の話２　***　&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「さて、忙しやいそがしや。」&nbsp;</p><p>馬子は屋敷で嬉しそうに笑顔を浮かべながら、</p><p>&nbsp;使いの者を方々に出したり文をしたためたりと何やら忙しそうであった。</p><p>日が暮れたのも気づかぬほどに。</p><p>&nbsp;</p><p>「何をそんなに慌てておいでなのです？」</p><p>凛とした声は刀自古と通じるものがあり</p><p>未目麗しい女性が現れた。</p><p>立ち振る舞いは洗練され馬子よりどっしりと構えた貫禄さえ見て取れる。</p><p>この人こそ馬子の妻であり、刀自古の母である。</p><p>&nbsp;</p><p>「鹿深臣（かふかのおみ）様が、私に・・・この私に仏様を、弥勒菩薩様をお譲り頂けるというのだ。」</p><p>馬子は仏像を思いうっとりとした表情を浮かべた。</p><p>しかし、馬子の妻はかすかに眉をひそめた。</p><p>その表情の変化を主人に見せぬよう袖で顔を隠しながら。</p><p>「それは、よろしゅうございましたね。」</p><p>その言葉一つで馬子を優しく包み込んだ。</p><p>彼女の心の奥の感情など馬子には見えぬほどに。</p><p>「何をなされていたか、お話しくださいませんの？わたくし、寂しゅうございますわ。」</p><p>そういうと彼女は、馬子のそばにスッと座り馬子に手を添えた。</p><p>馬子はごろりと寝転がり、彼女の膝の上に顔をうずめた。</p><p>「僧を探しておる。昔我が国に来た僧がおるはずなのじゃ。それに仏教を布教する者も必要じゃ。</p><p>人を探さねばならん。やることばかりが増えていく。」</p><p>そう話す馬子の髪を優しく彼女は撫でた。</p><p>「まあ、まあ・・・それはお忙しいですこと。」</p><p>「ああ。」</p><p>「でも、今宵はそこまでになさいまし。」</p><p>そう言うと、フッと部屋の明かりを吹き消した・・・・・</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>馬子の妻でありながら彼女は物部尾輿（もののべのおこし）の娘であった。</p><p>馬子も今なお対立しているの物部守屋の妹である。</p><p>&nbsp;</p><p>物部の物という言葉から物の怪（もののけ）・もののふ　という言葉を思い浮かべた方もいらっしゃることでしょう。</p><p>その通り、「物」には霊的な呪術、霊威を表し</p><p>物部の一族は代々神道祭祀を執り行い、時に占いによって軍事も司法もゆだねられた大連（おおむらじ）の職に就いていた。</p><p>幼き頃から神事を見て育った彼女に仏を崇拝する馬子の姿はどう映っていただろう。</p><p>八百万の神（やおよろずのかみ）を敬うのも、そこにまた新たな神をも受け入れるのも女性である彼女なら柔軟に考えられたかもしれない。</p><p>&nbsp;</p><p>蘇我の一族は外交・財政を扱う職に就いていたせいか</p><p>馬子は外国の文化や宗教に影響を受けやすいところがあった。</p><p>馬子の父、蘇我稲目（そがのいなめ）と父、物部尾輿（もののべのおこし）の仏教をめぐる争いも</p><p>稲目が亡くなり、天皇の許可を経て父が稲目が寺と称していた稲目の自宅を焼き払うことで</p><p>やっと諍いがなくなったというのに・・・・</p><p>&nbsp;</p><p>稲目と父との争いは、まだ馬子と夫婦になるとは思っていなかった頃とはいえ</p><p>彼女には強烈な記憶として焼き付けられていた。</p><p>馬子の執着心に彼女には思い当たるところがあった。</p><p>焼け落ちた稲目の館から燃えずの残った仏像のことを幾度となく馬子から聞かされていた。</p><p>その仏像さえ尾輿によって難波の堀江に投げ捨てられ</p><p>きっと馬子もその仏像を探し出したいのだろうと感じてはいた。</p><p>とはいえ、この堀江のどこを探せば見つかるというのか</p><p>そこに新たな仏像の話…馬子が執着しないわけがない。</p><p>&nbsp;</p><p>彼女は胸がざわついた。</p><p>また諍いが始まろうとしていることを感じ取っているからなのか</p><p>馬子のあのうっとりとした表情に相手が人ではないというのに</p><p>軽く嫉妬の念を抱いてしまったからなのか</p><p>彼女自身まだわからずにいた。</p>
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<pubDate>Thu, 03 Mar 2022 00:20:20 +0900</pubDate>
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<title>厩戸皇子と刀自古のお話２</title>
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<![CDATA[ <p>ごめんね。</p><p>昔違うところで書いていたもの</p><p>ここに移します。</p><p>2話目</p><p>&nbsp;</p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p><p>庭に出た二人は、どこまでも続く青き空にグッと手を伸ばし大きく伸びをした。</p><p>「うん、気持ちいい。」</p><p>そういう厩戸皇子の声にかぶさるように</p><p>「お嬢様、はしたのうございます。」</p><p>と従者の声が重なった。</p><p>慌てて刀自古の元に駆け寄るときれいに刀自古の身なりを整えた。</p><p>&nbsp;</p><p>少し困った顔をしていていた刀自古の顔は身なりを整え終えた従者を笑みで迎え</p><p>「ありがとう。私のことはいいから、お前たちも楽しんでおいで。」</p><p>そういうと、従者を屋敷へと返した。</p><p>&nbsp;</p><p>刀自古の家では今、宴がもようされている。</p><p>百済からの客人が珍しい品を持ちより、</p><p>その中に皇子のお目当てとなった本も含まれていたのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>*** 馬子のはなし１　***</p><p>&nbsp;</p><p>さて、屋敷の中では馬子はが客人をもてなすために宴を開き、</p><p>豪華な料理と雅な音楽で彩られている。</p><p>「鹿深臣（かふかのおみ）様、佐伯連（さえきのむらじ）様、料理はお口に会いますでしょうか？」</p><p>客人をもてなす言葉を述べながらも</p><p>馬子は百済からのこの客人の一挙手一投足を見逃すまいと神経を張り巡らせている。</p><p>百済からもたらされる最先端の文明を少しでも多く手に入れたいがためのことだろう。</p><p>そして今、馬子の1番熱心に願っていることは</p><p>この客人鹿深臣（かふかのおみ）、佐伯連（さえきのむらじ）が百済より持ってきた2体の仏像をお譲りいただくことだ。</p><p>&nbsp;</p><p>馬子にはこの国を近代国家にしたいという願いがあった。</p><p>人民の把握生産量の把握、政治の良し悪しなど文字に起こし記録を残すことで文章による統治の必要性も、敵対政権との戦を念頭に置いて最新の武具の生成技術も</p><p>そして馬子の父、稲目ですら果たすことのできなかった仏教の受け入れを自分の代で果たしたいという願いは</p><p>父、稲目が亡くなった今　さらに強さを増すものとなった。</p><p>&nbsp;</p><p>「なんと！」</p><p>馬子の声が音楽を奏でていた楽師の手が止まった。</p><p>「今なんと、この馬子に仏像をお譲りいただけますと？」</p><p>わが耳を疑う馬子がキョトンとしながら客人を見つめた。</p><p>&nbsp;</p><p>「ええ、そこまでお望みでしたなら。どうぞ大切にしていただけますでしょうか。」</p><p>あまりの馬子の表情にグッと笑いをこらえながら客人は馬子の望む言葉を述べた。</p><p>「もちろん、もちろんですとも。さあさ、祝いじゃ音楽を祝いの音楽を！」</p><p>馬子の声で楽師達は祝いの曲を奏で始めた。</p>
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<pubDate>Thu, 03 Mar 2022 00:10:10 +0900</pubDate>
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<title>厩戸皇子と刀自古の話　１</title>
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<![CDATA[ <p>ごめんね。</p><p>昔、別の所でかいていたものを</p><p>こちらに移します。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>歴史ものですがここ歴史と違うわ！という突込みは温かい目でスルーしていただいて読んでいただけると嬉しいです。</p><p>&nbsp;</p><p>時は飛鳥時代にあと少し届かずといった古墳時代から話が始まります</p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p><p>&nbsp;</p><p>***　刀自古のはなし１　***</p><p>&nbsp;</p><p>「また本ばかりを読んで。」</p><p>凛とした声が部屋に響くと</p><p>透き通るように白く、細くしなやかに伸びた指先が</p><p>部屋にこもり、本の虫と化した少年の前にかざされたかと思った途端</p><p>本は少年の手の中からするりと取り上げられ</p><p>白き手の中へとすっぽりと納まった。</p><p>「やあ、刀自古。」</p><p>少年は本からやっと目を離し白き手の主へと興味を移した。</p><p>まだ幼き少年の名は厩戸皇子（うまやどのみこ）、のちの世に聖徳太子（しょうとくたいし）と呼ばれるものである。</p><p>&nbsp;</p><p>「ずっと待っていたのよ。いつ訪ねてくるのかしらって。」</p><p>そう言って厩戸皇子の前にストンと腰を落として座り込んだのは</p><p>まだ幼いながらも美しさを身にまとった少女</p><p>年のころは10といったところだろうか、</p><p>名は刀自古（とじこ）。時の権力者である蘇我馬子（そがのうまこ）の娘である。</p><p>刀自古の屋敷に厩戸皇子が訪ねてきたと供の物に聞き、まだかまだかと自室で待っていたが</p><p>一向に訪れぬ皇子にしびれを切らし探しに来たようだ。</p><p>&nbsp;</p><p>「ごめんごめん。珍しい本が手に入ったと聞いたものだから。早く読みたくてね。」</p><p>そういうと、厩戸皇子は申し訳なさそうにしながらポリポリと指先で頭をかいた。</p><p>&nbsp;</p><p>年のころも同じ二人はしばし見つめあう</p><p>沈黙に耐えかねた刀自古が先に口を開いた。</p><p>「もういいわ。別に私怒っていないもの。」</p><p>「ほんとに？」厩戸皇子の顔がほころんだ</p><p>「ええ。だって皇子に会えたもの。」</p><p>刀自古は満面の笑みを浮かべ厩戸皇子の手を取った。</p><p>「さあ、外に出ましょう。今日は風が気持ちいいのよ。」</p>
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<link>https://ameblo.jp/mamiyamama2/entry-12729794258.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Mar 2022 23:59:59 +0900</pubDate>
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<title>和もの転生、題名はまだない５</title>
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<![CDATA[ <p>日がたつのは早いもので私はもうすぐ3歳になる。</p><p>一人で歩き回れるようになり</p><p>隠れての魔法の練習も効率よくできるようになった。</p><p>&nbsp;</p><p>問題なのは兄たちだ</p><p>私が見えないとなると、慌てて探し回りに来る</p><p>&nbsp;</p><p>私は今重要な魔法を開発中なのだ。</p><p>これは私にとっては重要な問題。</p><p>そう、冬が寒い。</p><p>&nbsp;</p><p>せっかく魔法という便利なものがあるというのに</p><p>攻撃魔法にばかり特化しており生活魔法には疎いのがこの世界である。</p><p>&nbsp;</p><p>しかも、家の中を探索して知ったのは</p><p>この便利な魔法が誰でも使えるわけではないということだ</p><p>&nbsp;</p><p>貴族に特化した魔法の使い手は攻撃魔法ばかりを重要視し</p><p>生活魔法を使おうという考えがまだないことが一番の問題である。</p><p>&nbsp;</p><p>そこで私はカイロのように温かさが持続し、</p><p>魔法のように他の物をけして燃やさないものを開発したいと思っている</p><p>&nbsp;</p><p>昔、温石というものがあった。実際それに近いものはこの世界でも使われているが</p><p>温かさの持続時間が短い。</p><p>私の目標は、目指せ12時間である。</p><p>&nbsp;</p><p>石集めをし始めた時は、兄たちに「楓は石を集めるのが好きだねえ。」</p><p>なんて言われたが、私のことを喜ばそうと次々に石を持ってきてくれた時は</p><p>お兄さま神！と思ったものだ。</p><p>&nbsp;</p><p>石の種類によっては</p><p>熱に弱いものもあることを知り、長時間温め続けられる石を仕分けし</p><p>「兄さま、これ楓の大事よ。ナイナイしないでね。お願い。」</p><p>と伝えて、兄だけでなくほかの家の者にも石が捨てられないように伝えると</p><p>「よし、楓の大事は私が守ってあげるからね。」となぜか紫苑兄さまが一番張り切っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>それから毎日石を暖める実験を続けてきた。</p><p>さあ、明日だ。私の3歳の祝いの席で私はこの実験の成果を家族に見せようと思っているのだ。</p><p>私の長い間の秘密の作戦はあした終わりを迎えることになる。</p><p>お母さまやお父さま、お兄さまたちも私が魔法が使えるなんて知ったらどんな顔をするだろう。</p><p>ああ、楽しみ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/mamiyamama2/entry-12724929255.html</link>
<pubDate>Fri, 04 Feb 2022 00:14:10 +0900</pubDate>
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<title>和もの転生、題名はまだない４</title>
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<![CDATA[ <p>いつ題名考えんねん。と思いながらも、何も考えない自分。</p><p>いつか…いつか考えよう。</p><p>&nbsp;</p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p><p>&nbsp;</p><p>赤子というものは案外暇なもので</p><p>眠ったと思うと</p><p>そっと一人にしてくれるおかげで</p><p>私は自由な時間を簡単に手に入れることが出来る</p><p>&nbsp;</p><p>兄さまたちのようにまだ言葉が話せるわけではないが</p><p>気分だけでも呪文を唱える気分で一応声に出してみる</p><p>「あう！（水）」</p><p>・・・・・まあ、そうそううまくいくわけはないわね。</p><p>&nbsp;</p><p>何故、水から練習しているかは、炎を唱えて火事になっても困るからなのだが</p><p>毎日少しずつ練習しているが、まだ一度も成功はしていない。</p><p>&nbsp;</p><p>言葉が話せないからかしら？</p><p>うーん。せめてイメージを強く持つとかかしら</p><p>&nbsp;</p><p>目を閉じ体の中に水が流れるイメージを浮かべる</p><p>自分の手がホースのイメージをもって指先から出す</p><p>&nbsp;</p><p>シュッ！私の小さな指先から少量の水が流れ出た</p><p>やった！成功したわ。</p><p>&nbsp;</p><p>言葉はきっかけであってイメージが重要ということね。</p><p>よーし、もっと練習しなくちゃ</p><p>何度も練習したあと、</p><p>体力の限界を感じ私はそのまま眠りについてしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>私が寝ている間・・・</p><p>&nbsp;</p><p>「あらあら、楓ったらおしっこしちゃったのね。」</p><p>ほほ笑む母が楓の着替えを用意する</p><p>「ねえ、かあさま。楓の着替えをてつだってもいーい？」</p><p>「ええ、いいわよ。でも変ね。お洋服を濡れているのに、おしめは濡れてないみたい。」</p><p>「暑くて汗をかいたのかな？楓、兄さまがすぐキレイにしてあげるからね。」</p><p>今まで末っ子だった若葉に妹が出来、妹の世話とすることがうれしくてたまらないようだ</p><p>不慣れな手つきで危なっかしくもあるが、</p><p>兄としての自覚を持ってくれる若葉の姿に</p><p>母は若葉の成長を喜びを感じた</p><p>「若葉はいいお兄ちゃんね。これからも楓のことよろしくね。」</p><p>「もちろんです！かあさま。」</p><p>&nbsp;</p><p>もちろん、魔法で出した水が</p><p>自分のおねしょとされていたことはぐっすり眠る私は何も知らない</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/mamiyamama2/entry-12724386245.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Feb 2022 03:44:52 +0900</pubDate>
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<title>和もの転生、題名はまだない。３</title>
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<![CDATA[ <p>「兄上、早う早う！楓に私のかっこいい姿を見せるんじゃ。」</p><p>庭でぴょんぴょんと飛び跳ねる若葉兄さま</p><p>今日は私に勉強の成果を見せてくれるらしい。</p><p>&nbsp;</p><p>「若葉、楓が驚いて泣かぬよう、大きな音をたてぬようにするんだよ。」</p><p>若葉兄さまをやさしく諭しているのは、長兄の紫苑兄さま。</p><p>物静かで優し気な姿を一目見ようと</p><p>遠巻きに女の子たちの姿が見える。</p><p>まるでアイドルとファンだ。</p><p>&nbsp;</p><p>私はというと母に抱かれたまま、縁側で庭を見つめ兄さまたちの姿を見ている。</p><p>さて今から何が始まるのか</p><p>&nbsp;</p><p>的を置き、弓矢を構える若葉兄さまと、アドバイスをしながらそっと傍に立つ紫苑兄さま</p><p>どうやら弓矢の練習らしい。</p><p>&nbsp;</p><p>「炎（えん）！」そう声をあげながら弓矢が放たれた。</p><p>的に当たると思った途端</p><p>ドーン！！と大きな炸裂音と共に的が燃え上がっている。</p><p>&nbsp;</p><p>え？なんですかこれは？</p><p>魔法少女ならぬ魔法少年現るですか？</p><p>&nbsp;</p><p>「ほら、若葉張り切りすぎです。」</p><p>そう言って紫苑兄さまが的に向かって手をかざす</p><p>「水（すい）」そう言ったと同時に的に向けて水が放たれ燃え上がる炎は鎮火された。</p><p>&nbsp;</p><p>固まった。いきなりの魔法少年たち登場で私は固まってしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>私の様子に気が付いた紫苑兄さまが私のもとに駆け寄り頭をなでる</p><p>「大丈夫ですか？楓。驚かせてしまいましたね。」</p><p>しばらく紫苑兄さまを見つめていた私は、はっと我にかえる</p><p>『すごい！すごいよ兄さま！！』</p><p>その言葉が「きゃっきゃっきゃっきゃ！」という言葉に変換され目を輝かせて喜ぶ私。</p><p>&nbsp;</p><p>「楓が僕のことをかっこいいって言ってくれていますよ、兄上。」</p><p>目を輝かせ若葉兄さまは私のもとに駆けてきた。</p><p>&nbsp;</p><p>「いえ、僕のことですよね楓。」</p><p>若葉兄さまを交わして紫苑兄さまが私を抱きかかえた。</p><p>&nbsp;</p><p>『二人ともすごい！ああ、私も早く魔法を使いたいよ。』</p><p>大興奮でそう伝えているつもりの私なのだが</p><p>&nbsp;</p><p>「そうかそうか、そんなに楓は私のことが好きなのだな。」</p><p>紫苑兄さま、自分好みに翻訳している・・・</p><p>&nbsp;</p><p>さてさて、</p><p>私の和もの転生は、ファンタジーまで加わったようだ。</p><p>&nbsp;</p><p>もっと見たいもっと見たいとはしゃぐ私の背中を</p><p>「よしよし、いい子だね。でも、あまりはしゃぎすぎてはいけないよ。お熱が上がってしまうからね。」と</p><p>紫苑兄さまがトントンと優しくたたき落ち着かせてくれる。</p><p>&nbsp;</p><p>ああ、悲しき赤子の自分</p><p>そんなことされたら・・・・寝てしまいます。ZZZZZ</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/mamiyamama2/entry-12724204125.html</link>
<pubDate>Mon, 31 Jan 2022 15:15:15 +0900</pubDate>
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<title>和もの転生、題名はまだない。２</title>
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<![CDATA[ <p>ゆっくりを瞼を開くと目の前には可愛い子供の顔がまじかにあった。</p><p>&nbsp;</p><p>なんて可愛らしい。そう思い笑みがこぼれた。</p><p>「母上！母上！僕を見て笑っております。きっとこの子は私のことが好きなのです。」</p><p>そう言うとぐんと胸を張り両腕を胸の前で組む少年の姿は本当にかわいい。年のころは4歳といったところだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>「楓、兄上じゃぞ。私が兄上じゃ。ほれ言うてみい。」</p><p>口をとがらせいう少年は私の兄なのだろう。</p><p>「楓がお話しするにはまだ時間がかかるのよ。若葉は兄さまになったのだもの、ゆっくり待てるわよね。」</p><p>優しげな声の主が私をそっと抱き上げた。</p><p>新しい母。</p><p>久しぶりに感じる母のぬくもりが心を包み込んだ。</p><p>「うむ、あたりまえじゃ。兄さまじゃからな。楓、毎日兄さまが言葉を教えてあげるから早く大きくなるのじゃぞ。」</p><p>そういうと若葉兄さまは私の手にそっとキスをした。</p><p>&nbsp;</p><p>母や兄の着る服は着物で平安時代に近い。</p><p>神様は私の望みをかなえてくれたようだ。</p><p>しかし、違いもあるはず。しっかりとその違いを知っていかなくては。</p><p>私の転生生活が始まったのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/mamiyamama2/entry-12724181976.html</link>
<pubDate>Sun, 30 Jan 2022 22:54:57 +0900</pubDate>
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