<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>マーロールのブログ</title>
<link>https://ameblo.jp/marror/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/marror/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>ブログの説明を入力します。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>刺繍のこと</title>
<description>
<![CDATA[ <p>お久しぶりです、マーロールです</p><br><p>いやー、最後にブログを投稿したの何ヶ月前だったか忘れちゃいましたよ、もう(｡-_-｡)</p><br><p>こんな奴ですが、これからも私のブログをよろしくお願いしますm(_ _)m</p><br><p>さて、今回は私が趣味でやってる刺繍作品の画像を使いながらブログを書きましたが、見れますかね？</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140421/14/marror/29/b0/j/o0320024012915629717.jpg"><img border="0" alt="刺繍の途中経過" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140421/14/marror/29/b0/j/t02200165_0320024012915629717.jpg" width="220" height="165"></a><br>1枚目は、去年の10月末からやってる中国製の刺繍キットです</p><br><p>私がやってるのはクロスステッチという一番簡単な技法を使って作る刺繍で、布の1マス1マスに×を1つずつ作っていくものです</p><br><p>刺繍そのものは小学4年生の頃からやってるので、今では私の中ではすっかり定着していますが、今作の場合、布がかなり大きいので悪戦苦闘中；</p><br><p>完成までどれくらいの月日を費やすかわかりませんが、これからこの刺繍キットの経過をブログに載せていくかと思います<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140421/15/marror/c6/69/j/o0150011312915632713.jpg"><img border="0" alt="椿" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140421/15/marror/c6/69/j/t01500113_0150011312915632713.jpg" width="150" height="113"></a><br>2枚目は、今から2年前に完成させた作品です</p><br><p>椿の花を刺繍で表現しようと頑張りました</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140421/15/marror/56/af/j/o0150011312915632714.jpg"><img border="0" alt="パンジーのテーブルセンター" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140421/15/marror/56/af/j/t01500113_0150011312915632714.jpg" width="150" height="113"></a><br>そして、今回の記事で最後の1枚になる画像は、パンジーの花を刺繍したテーブルセンターです</p><br><p>今から1年前くらいに唯一テーブルセンターとして仕上げた作品です</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11829084126.html</link>
<pubDate>Mon, 21 Apr 2014 14:58:03 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>これまでに育成したポケモン</title>
<description>
<![CDATA[ <p>今回の記事は、ホワイト側やブラック２側両方でこれまでに育てたポケモンたちの名前だけを挙げておきます。</p><br><p>夢特性……ドリュウズ、サーナイト、チラチーノ、エーフィ、ドンカラス、カイリュー、ガブリアス、キュウコン、ニョロトノ、フーディン</p><br><p>両刀系……パルシェン、アバゴーラ、フライゴン</p><br><p>特殊系……デンチュラ、シビルドン、トゲキッス、サザンドラ、シャワーズ、ユキメノコ、スターミー、ラティオス、ジャローダ、シャンデラ、メガヤンマ、キングドラ、ジュカイン、ドレディア、ゲンガー、ウルガモス、ニドキング、ニドクイン</p><br><p>物理系……マンムー、リーフィア、ムクホーク、アーケオス、グライオン、ゴルーグ、イワパレス、コジョンド、ズルズキン、エレキブル、エルレイド、キリキザン、ローブシン、ハッサム、マニューラ、オノノクス、ワルビアル、メタグロス</p><br><p>受け………ミカルゲ、ナットレイ、デスカーン、ソーナンス、バンギラス、ドータクン、サマヨール、ランクルス、バイバニラ、ブルンゲル</p><br><br><p>とりあえず現段階で育成済みの子たちはこれくらいです。</p><br><p>あたしのお気に入りはサザンドラ、スターミー、グライオン、リーフィア辺りですね。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11558407455.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Jun 2013 23:44:06 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>今日から5連休</title>
<description>
<![CDATA[ <p>これは以前からあたしのパート先で決まっていたことですが、今日から今月20日まで休みになりました。</p><br><br><p>今はゲームをしたり、twitterにINしたり、たまにこうしてアメーバにINしたりしていますが、やはり連休中は何もすることがありませんね＾＾；</p><br><br><p>この連休の間にskypeで通話したり、ポケモンで対戦をしたりもしたいと思っています。</p><br><br><p>普段パート先ではパンを作る仕事をしているのですが、たまにパンを入れる箱を折ったり、ドッグフードの袋詰めの作業の手伝いもしています。</p><br><br><p>仕事は厳しいですが、毎日自立のために頑張っています。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11491496980.html</link>
<pubDate>Sat, 16 Mar 2013 12:08:45 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>プロローグ</title>
<description>
<![CDATA[ <p>ここガルドラには、太古の昔から伝わる《闇龍アルエス》が、それぞれの住処を持つ十属性の龍魔族達を苦しめていた。彼は魔道族の領主、キアの体を乗っ取り、魔界中を支配しようと企んだ。が、砂龍王女リタ姫とその仲間達の活躍により、アルエスは滅び、ガルドラの全魔族達は笑顔を取り戻した。</p><br><p>そして数週間後。――</p><br><p>リタは、長旅と日頃の公務の疲れを取るために、昼寝をしていた。その時、ドアの向こうから、彼女を呼ぶ声がした。</p><br><p>「殿下。私です、ジオです」</p><br><p>リタは、乳母のジオの声で目が覚めた。彼女は欠伸をして、廊下に出る。</p><br><p>「ジオ、何の用だい？　手短に頼むよ」</p><br><p>彼女の頼み事を遮り、ジオは話し始める。最初は楽しかったものの、途中でリタは、自分の乳母であるジオを疑った。</p><br><p>（この魔族、本当にジオか？　おかしい……。本当の彼女なら、私達父娘の話を簡単に遮らないはずだ）</p><br><p>リタは乳母を疑うあまり、彼女の顎にセイント・ウェポンを突きつけた。</p><br><p>「お前、ジオじゃないな。本者の彼女は、どこにいる？　答えろ！」</p><br><p>リタの声に反応するように、偽者のジオは急に、ふふふと笑う。</p><br><p>「流石だね。お姫様、あんたにだけ、特別に正体を明かしてあげるよ」</p><br><p>そう言いながら偽者は、自ら変装を解く。</p><br><p>「僕の名前はリゲル。人間界ゼテロイドから来た人間さ」</p><br><p>そう言うと少年は、リタの前から立ち去ろうとした。ふと、彼はまたリタの方を向き、「お姫様、あんたの乳母――ジオはこの《砂属性メダル》に封印したから。取り返したかったら、ゼテロイドにおいで」と言って、今度こそ彼女の前から立ち去る。</p><br><p>（さっきの男の子――リゲルと言ったか……。ジオを捕えるなんて……）</p><br><p>リタは不安になり、部屋を出て、廊下側の窓から国民達を眺める。その時、彼女は恐ろしい光景を目の当たりにした。なんと、国民達が、石像に変えられていたのだ。</p><br><p>（酷い。一体、誰がこんなことを。とにかく、謁見の間に行ってみよう。父上なら、何か知ってるかもしれない。このままだと、国民達が危ない！）</p><br><p>リタは部屋に戻ると、机の上にある扇と白い表紙の本を持った。そして、本棚の隙間に白い本を差し込む。こうすることで、東側の飾り棚が右に動き、父親のランディー王の部屋への道ができるのだ。これにより、謁見の間への近道もできた。が、実質、父王の許可なく部屋に入ることになるので、リタは申し訳なく思っていた。</p><br><p>（まさか、門番や近衛兵も石像に？）</p><br><p>リタは謁見の間まで、走って行った。案の定、その部屋の表で番をしているディフレンまで、石像化している。一体、誰の仕業かと思いつつ、リタは謁見の間の扉を開ける。謁見の間の中では、ランディー王が玉座に腰掛けたまま、人間と戦っている。娘が来ている、と感じたのか、王は人間から目を逸らす。</p><br><p>「リタ！　こっちに来てはならない。早く逃げるのだ！」</p><br><p>王はリタを促す。</p><br><p>「父上、大変です。先程ジオが、その青年の仲間に攫われました」</p><br><p>娘の報告を聞き、王は少し驚く。</p><br><p>（何？　ジオが……。もしかすると、彼らが国民達を石像に変えたのか？）</p><br><p>王が考えていた時、リタが青年の体を掴み、視線が彼女の方を向くようにした。</p><br><p>「リタ、冷静になりなさい。無茶をしてはならない」</p><br><p>王はリタを叱った。が、彼女は父に反発する。</p><br><p>「何を言っているのですか？　自分の乳母が誘拐されたというのに、冷静になれませんよ！」</p><br><p>娘に意表を突かれ、王はしばらく考えた。</p><br><p>（リタ……。闇龍との戦いで、少しは大人になったと思ったが。あれほど何回も『憎しみを持ってはならん』と言っているだろう）</p><br><p>王が悩んでいる間に、ドスン、という音がした。リタが青年に押し倒されたのだ。</p><br><p>「いきなり、何を……」</p><br><p>リタがそう言いかけた時、青年は布を彼女の口に当てた。</p><br><p>（い、息ができない。まさか、窒息させる気か？　それとも、毒殺か？　だんだん、意識が……）</p><br><p>リタは気を失った。その隙を見て、青年は彼女を砂属性メダルに封印した。</p><br><p>「リタ！」</p><br><p>ランディー王は、涙を浮かべながら娘の名前を叫ぶ。</p><br><p>「青年よ、リタに何をした？」</p><br><p>「安心しろ。死んではいない。あんたの可愛い娘を封印しろと、アノデュース帝王からのご命令でね。ついでにあんたも封印しろと、ご命令を下されているのだ」</p><br><p>「何？」</p><br><p>王は驚きのあまり、それ以上の言葉が出なかった。</p><br><p>「もしあなたが拒んだら、姫様の命はありませんよ」</p><br><p>青年は、妙に改まった口調で王に言う。</p><br><p>「わかった。私もその《人間界》とやらに行こう。一人娘の命が助かるのなら。ただし、条件がある」</p><br><p>王は緑色の目でまっすぐに青年の顔を見つめ、冷静に話を進める。</p><br><p>「私をどうするかはお前達の勝手だが、リタは殺さないでくれ」</p><br><p>「なぜだ？」</p><br><p>「あの子は、次期王位継承者だ。将来は私の跡を継いで、女王になる」</p><br><p>「なるほど。帝王が注目されるのも、わかる気がする」</p><br><p>青年は独り言を言った。彼はリタの時とは違い、ランディー王の腹を三発蹴って気絶させた。彼が気絶したとわかると、青年はメダルに封印する。その後、どこかに電話をする。</p><br><p>「こちらエアーロイ。任務完了。只今より、帝国に戻ります」</p><br><p>「了解。よくやった、ハンター・エアーロイ」</p><br><p>謎の男と連絡を取り、ハンターと呼ばれた青年は、静かに帰っていく。城内には王がいなくなった玉座、姫がいなくなった部屋、そして兵士や国民の石像だけが残る。</p><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11491442237.html</link>
<pubDate>Sat, 16 Mar 2013 07:45:50 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>後書き</title>
<description>
<![CDATA[ <p>初めまして、マーロールと申します。</p><br><p>この度は、「ガルドラ龍神伝―闇龍編―」に目を通して頂き、ありがとうございます。</p><br><p>この作品は、「龍をモチーフにしたキャラを作って物語を書いてみたい」という気持ちや「『一国の王女』という設定で主人公を作って物語を構成してみよう」という気持ちで、高校２年生の時に構成したものでした。</p><br><p>当時立てたプロットでは、三部構成になるとは思いもしませんでしたが、大人になって書き進めていくうちに実際に書くとなると二部構成だと無理があるかもしれないという結果になりました。</p><br><p>そんな闇龍編ですが、少しでも多くのファンタジー好きの方々に読んで頂けたら幸いです。</p><br><p>次回はこの物語の外伝にあたる章を執筆しようと思います。</p><br><p>それでは、次回作でまたお会いできる日を楽しみにしております。</p><br><br><p>――マーロール</p><br><p>（2013年3月3日現在）</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11482311394.html</link>
<pubDate>Sun, 03 Mar 2013 07:21:24 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>エピローグ</title>
<description>
<![CDATA[ <p>十種族の龍魔族と十一属性の魔道族を苦しめていた闇龍アルエスを倒し、魔界ガルドラに真の平和が訪れた。これにより、険悪になっていた魔道族と龍魔族達は、再び共存し合って暮らすようになった。</p><br><p>こうして、この魔界は新たな時を刻み始めた。</p><br><p>そして、いつの日か、この魔界の魔族達は語り始めるだろう。三人の龍戦士――砂龍王女リタ姫、水龍族の少年ヨゼフ、火龍族の少女ナンシーが闇龍アルエスを倒し、魔界に光を注いだという伝説を。――</p><br><p>《ガルドラ龍神伝》という名の伝説は新たな章を刻み、物語となって今後も各種族の子供達に語り継がれることだろう。少なくとも、リタはそう思っていた。</p><br><p>リタはフィブラスの城で自分の部屋にこもり、長旅と戦闘の疲れをとっていた。その時、彼女の部屋の戸を叩く音が聞こえた。</p><br><p>「リタ殿下、あなた宛てにお手紙が届いています」</p><br><p>近衛兵セルセインの声だ。</p><br><p>「ご苦労。そこに置いといて」</p><br><p>リタの命令に従い、近衛兵は手紙を彼女のドレッサーの上に置く。リタは早速、黄色の封筒の裏の差出人の名前を確認した。</p><br><p>（メアリーから？）</p><br><p>その手紙は、氷系魔道師メアリーからのものだった。その手紙には、こう書かれていた。</p><br><p>『砂龍王女リタ姫――</p><br><p>我々魔道族のために、そして魔界ガルドラ各地のために闇龍アルエスと戦ってくれてありがとう。あなた達のおかげで、お父様が正気に戻ったわ。</p><br><p>でも、今回の勝利はあなた一人の力ではなく、ヨゼフやナンシー、そして他の龍戦士達の力とが合わさった結果であることを忘れないでね。</p><br><p>私もいつか、あなたのような立派な魔族になれるよう努めるわ。それでは、またいつか会いましょう。</p><br><p>――メアリー</p><br><p>追伸　あなたなら、きっと良い女王になれると思うわ』</p><br><p>（メアリー……。性格はきついけど、本当は優しい魔族なんだね）</p><br><p>リタは手紙を読み終え、メアリーの気持ちを少しだけ理解することができた。</p><br><p>（私は未来に向けて、前向きに努め、これからの人生を歩む。それは私だけでなく、どの魔族でも同じことが言えるだろう）</p><br><p>リタはその思いを胸に抱きながら、一通の手紙をドレッサーの引き出しにしまう。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11482307564.html</link>
<pubDate>Sun, 03 Mar 2013 07:03:01 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第二十話：闇龍アルエス（第四段落目）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>闇龍アルエスと戦った後、リタ、ヨゼフ、ナンシーの三人は、とある島にある水色の砂の上に倒れていた。そこへ、水色の長袖の服を着た葉龍族の少年と、その仲間達と思われる六種族の龍族の少年少女が、三人の所に駆け寄る。</p><br><p>「おい、起きろよ」</p><br><p>葉龍族の少年が、そっと三人の体を持ち上げて起こす。その声に反応してか、リタ達は目を覚ました。</p><br><p>「全く、三人とも寝坊助ね」</p><br><p>三人が起きて早々、風龍戦士ビオラが彼女達をからかう。それには、十人とも大笑いした。</p><br><p>「僕達、とうとうやったんだね」</p><br><p>ヨゼフが、胸元のサファイアを見て言った。</p><br><p>「ああ。闇龍はいなくなった。これで魔界ガルドラに、本当の平和が来るぞ」</p><br><p>葉龍戦士ヒアは、声を張り上げて言った。しばらく十人の龍戦士の間には、笑顔が絶えなかった。</p><br><p>しばらく魔界の平和を噛み締めた後、十人はそれぞれの故郷に帰るため、ログテル砂漠の外れにある港町バイアンに来ていた。</p><br><p>「ここまで長かったけど、みんなでよく頑張ったよね」</p><br><p>「ああ。今回の勝利は、僕達みんなのものだ」</p><br><p>そう言ってリタとヨゼフは、言葉を切った。ふと、何かを思いついたように、金龍戦士スーザンが口を開く。</p><br><p>「ねぇ、一つ提案があるの。本当は臨時結成のつもりだったけど、この際龍戦士隊を正式に結成しようよ。いざという時のために」</p><br><p>スーザンは、龍戦士隊の正式結成の案を出した。それに対し、他九人は首を縦に振る。リタ達はそれぞれの武器を出し、龍戦士隊結成を誓う。</p><br><p>「我々龍戦士隊ルインはここに――」</p><br><p>『戦士隊の結成を誓います』</p><br><p>十人の龍戦士は、戦士隊結成の誓いを、天高く掲げた。その誓いは十柱の龍神と、闇龍によって亡き者にされた魔族達に強く響き渡っていったことだろう。</p><br><p>こうして、誓い合った十人はそれぞれ乗るべき船に乗り、各種族の故郷に帰っていく。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11482303684.html</link>
<pubDate>Sun, 03 Mar 2013 06:47:42 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第二十話：闇龍アルエス（第三段落目）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>闇の要塞と魔界の狭間で、熱く、激しい攻防が繰り広げられている。その戦いを強いているのは、太古の昔から語り継がれている邪悪な存在、闇龍アルエス。</p><br><p>その背後で、灼熱の炎が天井付近にまで燃え広がっている。だが、その炎は並みのものではなく、また色も青紫色をしている。それはまるで、アルエス自身が持つ憎しみと嘆きという二つの感情が炎となって、交叉しているかのようにも見える。</p><br><p>その熱さの中で、リタ達は生きて帰れるかどうかもわからない戦いを、余儀なくされている。ヨゼフやナンシーも、リタを援護しながら必死に槍や斧を駆使して、闇龍の角や腹を狙って攻撃している。だが、アルエスの圧倒的な闇の力の前で、彼女達の武器が落とされ、魔力はかき消されていく。</p><br><p>『先程の意気込みはどうした？　俺はまだ、全力を尽くしていないぞ』</p><br><p>テレパシーで言っているかのような声が、リタ達の頭を痛める。リタの右腕からは、微量の血液が流れている。それでも三人は歯を食いしばり、必死に痛みを堪えている。</p><br><p>「こんなの、まだほんの序の口さ。私達の実力は、こんなものじゃない」</p><br><p>リタは起き上がりながら言った。それを聞いて呆れたように、アルエスは言う。</p><br><p>『諦めの悪い小娘だ。流石は、王族の血を引くだけのことはある。だが、これで終わりにしてくれる！』</p><br><p>そう言ってアルエスは、リタに向かって鋭い牙で襲いかかる。</p><br><p>「リタ！」</p><br><p>アルエスに噛み付かれそうになっているリタの前に、ナンシーが出る。彼女は黒い大顎に、頭から噛まれた。</p><br><p>「ナンシー！　そんな……」</p><br><p>ナンシーを飲み込んだまま口を閉じようとしたアルエスの様子を見て、リタとヨゼフは涙を流した。涙と血液が混ざり、赤い線となって頬をつたる。</p><br><p>その時、アルエスの大顎に変化が起こった。その視線の先には、赤い全身で必死にアルエスの上顎を持ち上げる少女の姿があった。</p><br><p>（ナンシーだ！）</p><br><p>リタとヨゼフはそう思った。</p><br><p>右腕だけで上顎を持ち上げ、ナンシーは左手に斧を構えた。その手からも、大量の血液が漏れている。</p><br><p>両掌から来る痛みを我慢し、ナンシーはゆっくりと斧を持ち上げ、口を開く。</p><br><p>「トライアングル・フレイム（業火の三角形）！」</p><br><p>火属性の中級呪文の名前を叫び、ナンシーは炎をアルエスの胃の中に放り込む。その熱さに耐えきれずにアルエスはもがき、彼女を振り落とすように吐き出す。彼女は斧を握りながら空中で一回転し、上手に着地する。</p><br><p>二人が心配になって、彼女の元に駆け寄る。</p><br><p>「大丈夫か、ナンシー？」</p><br><p>ヨゼフは訪ねた。</p><br><p>「ありがとう、二人とも。私は大丈夫よ。ちょっと怪我をしただけ」</p><br><p>ナンシーは意地を張って言った。だが、彼女の両掌からは、アルエスの鋭い牙が深く食い込んだような穴が開いている。</p><br><p>（アルエス、お前だけは絶対に許さない。魔族達を根絶やしにしようとした報いを、受けさせずにはいられない！）</p><br><p>リタは拳を固く握り、アルエスに対して怒りを覚えた。その怒りに反応してか、アルエスは声高らかに笑う。</p><br><p>『愚かな砂龍王女よ。俺だけに非があるのか？　ならばその少女は、誰のために俺に食われに来た？　お前の愚かな言動のせいで俺の怒りを買い、少女はそれを庇ったのだ』</p><br><p>アルエスは一方的に、リタとナンシーを罵る。それに対してナンシーは顔をしかめ、アルエスの目をしっかりと見た。二本に分けて結っていた鬣のうち、右側の三つ編みだけがほどけ、肩に触れている。斧を持つ左手からは、汗が流れている。その汗は掌から流れ出る血液と混ざり、雫となって地面に落ちていく。</p><br><p>その様子を見てリタは無理して話すな、と言いたげにナンシーの前に出て、彼女の代わりにアルエスに言う。</p><br><p>「ナンシーは――彼女は、ただ私を庇ったんじゃない。彼女は自分の体力を削り、火属性の魔法を放つ機会を窺ってたのさ。そうだろう、ナンシー？」</p><br><p>リタは、ナンシーの作戦を見抜いているかのように言った。ナンシーは首を縦に振る。リタは続けて言う。</p><br><p>「アルエス、お前にはわからないだろうね。魔族達はみんな、お互いを信じ、時に歪みあったり喧嘩したりしながら生きてるのさ。それを妨害するお前を、私達は絶対に許さない！」</p><br><p>リタは怒った。その時、リタの気持ちに呼応するように、胸元のダイヤモンドが輝き始めた。</p><br><p>「ダ、ダイヤモンドが……」</p><br><p>ダイヤモンドの突然の輝きに、リタは驚いている。次にヨゼフがペンダントとして身につけているサファイアや、ナンシーが持っているルビーが同時に輝き始めた。その光も、二人の気持ちに呼応しているかのようだった。</p><br><p>やがて三色の光は交わり、一つの光線となって一直線に延び、アルエスを攻撃する。宝石の光を浴びたアルエスは、もがき始めた。</p><br><p>「これは、もしかして……」</p><br><p>ナンシーが呟くように言う。</p><br><p>「そうか。あの三色の光は、アルエスの弱点なんだよ。つまり、今が攻撃のチャンスだ」</p><br><p>リタは他二人を促し、弱々しく唸るアルエスに向かって突進する。ヨゼフは勢いをつけて跳び上がり、柱を利用してアルエスの上を取った。</p><br><p>「アクア・トライデント（水の槍）！」</p><br><p>ヨゼフは真上から、水属性の魔力を含んだ槍を投げた。その槍は、アルエスの頭を貫通する。</p><br><p>「アックス・フレイム（炎を纏う斧）！」</p><br><p>ナンシーは炎の魔力を斧に絡ませ、それをアルエスの腹目掛けて投げる。その炎は腹に刺さった斧を通じて燃え広がり、彼の体を焼く。彼は魔法を解こうと必死にもがくが、どうすることもできなかった。</p><br><p>「ヒャッカンタフ・サンドーラ（砂を纏う爪）！」</p><br><p>リタはしばらく突進してから跳び上がり、真上からアルエスを切り裂くように砂属性の上級呪文を放つ。すると彼の体は真っ二つに切れ、やがてその姿は形も残らず消えていった。</p><br><p>リタはしばらくの間、膝をつく。彼女はナンシーの手を取り、起き上がった。</p><br><p>「やっと、終わったね」</p><br><p>リタは微笑みながら、ヨゼフやナンシーと共に喜びを分かち合う。</p><br><p>だがそれも束の間、要塞は音を立てて崩れ始めた。</p><br><p>「これって、どういうこと？」</p><br><p>ナンシーは訪ねた。</p><br><p>「多分、アルエスが死んだから魔力が消えて、崩れ始めてるんだよ」</p><br><p>二人の様子や要塞の様子を見て、リタは逃げようと言いたげに大きく手を振って合図する。元来た道を辿るように、三人は梯を使って降り、何段も何段も階段を降りる。</p><br><p>「急いで、早く！」</p><br><p>ナンシーは急かすように言った。三人は急いで、出入り口のワープ装置に乗り、要塞を離れた。</p><br><p>三人の龍戦士が去った後、要塞は粉々に崩れ、跡形もなく消えていった。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11482049714.html</link>
<pubDate>Sat, 02 Mar 2013 18:07:47 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第二十話：闇龍アルエス（第二段落目）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>アウン・ファレル――</p><br><p>それは魔界ガルドラの遥か上空にあり、ログテル砂漠の南端の遺跡を入り口とする、闇の空間と呼ばれる場所。だが、そこは闇の空間、というよりは闇の要塞と呼ぶのが正確である。</p><br><p>千五百年前に、かつての砂龍戦士デュラックの父親であった初代砂龍王ラドダンとその関係者達によって闇龍は肉体を失い、レザンドニウム領国にあった黒い石に封じられた魂と離ればなれになっていた。</p><br><p>これで、魔界ガルドラ各地の平和が保たれると、先祖達は考えていた。だが今、魂だけが石から抜け出してしまい、この要塞にある肉体と合体する機会を窺いながら、魔道領主の生命力を吸い取っていた。</p><br><p>その目的は、かつて自分を封印した三人の龍戦士を相手に、復讐をすること。そうすることで、今度こそこの魔界を支配しようと、闇龍は暗躍していた。</p><br><p>先祖達が倒せなかったほどの凶悪な敵を相手に、リタ達は三柱の龍神から受け継いだ武器で、光を注ぐために戦っている。全ては魔界を、そして現在まで生きている全ての魔族達を守るために。</p><br><p>『愚かな龍戦士達よ。魔道領主の命を吸い取り、更なる力を身につけたこの俺に、敵うとでも思っているのか？』</p><br><p>「それは、やってみなきゃわからないさ」</p><br><p>リタも闇龍の魂も、はなから勝ち誇ったように言った。</p><br><p>戦いが始まって早々、ナンシーは斧をブーメランのように投げつけ、魂を攻撃した。斧の一撃を正面からくらい、魂は半分に分かれた。</p><br><p>『やるな、火龍族の少女よ。だが、次はそうはいかないぞ』</p><br><p>そう言って魂は、ヨゼフやナンシーにそっくりな姿へと変身した。</p><br><p>（闇龍の魂は九年間に渡り、魔道領主の命を吸い取っていた。確か、キアは変幻自在な魔族だと、水系魔道師達の何人かが話してたことがある。九年間同じ体に取り憑き、領主からその能力を得たに違いない）</p><br><p>リタは過去に聞いた話を思い出しながら、そう推測していた。彼女には本者と偽者の区別が、はっきりとついていた。本者のヨゼフなら、いつも赤紫色の長い鬣を細く一本に結っている。それに対し、偽者の方は、同じ赤紫色でも鬣の上側がはねていないし、またやや短い。リタは魂が作り出した偽者のヨゼフに向けて、砂属性の魔法を放つ。</p><br><p>「クロス・ヒャッカンタフ（交差する砂の爪）！」</p><br><p>リタは爪の閃光を交差させ、砂属性の中級呪文の名前を叫んだ。すると、偽者のヨゼフは切り裂かれて消えた。次に魂は、ヨゼフの方を向く。</p><br><p>『さあ、次はお前だ。水龍族の少年よ』</p><br><p>魂は言った。ヨゼフは偽者のナンシーの方を向き、区別がついた。</p><br><p>本者のナンシーなら角が少し曲がっているし、鬣は二本の三つ編みになっているはずだ。だが、偽者は角がまっすぐだし、鬣は一本の太い三つ編みになっていて、色もセピアではなく純粋な黒色である。この観点からヨゼフは、これは偽者に違いないと判断した。</p><br><p>「ブルー・ボール（水を取り巻く玉）！」</p><br><p>ヨゼフは偽者のナンシーに向け、水属性の中級呪文の名前を叫び、魔法を放った。すると偽者は、水蒸気となって消えていった。</p><br><p>三人は改めて、闇龍の魂に向き直る。</p><br><p>「さあ、偽者は二人とも退治したぞ。いい加減に、負けを認めたらどうだ、闇龍アルエス？」</p><br><p>リタは魂に、降参するよう願った。</p><br><p>だがその願いも届かず、逆に魂は笑う。その笑いは、単にリタが言ったことがおかしかったからではない。自分の願いが虚しく消えていくことがおかしいから笑っているのだ、とヨゼフは思った。</p><br><p>『俺はこの九年間、ただ魔界を支配するためだけに能力を使っていた。魔道領主の体を使い、奴の命を吸い取り、権力を利用してでも、魔界を俺の思い通りに動かしたかったのよ。だがそれも、今となってはただの猿芝居に過ぎない』</p><br><p>「……」</p><br><p>アルエスの話を聴き、三人は言葉が出なかった。</p><br><p>『まあ、良い。お前達には、何を言ってもわかるまい。ならば、今度は俺も本気でお前達を攻撃する。覚悟するが良い』</p><br><p>古風な口調でアルエスの魂は言い、肉体の方へ飛んでいく。次第に魂は自分の肉体と重なり、元の力を取り戻しつつある。魂と肉体が一つになる時、凄まじいほどの強風がリタ達を襲った。</p><br><p>その風は、三人を飲み込もうとしているかのように吹いている。強風がおさまるまでの間、三人はじっと、要塞の柱にしがみついていた。しばらくすると、風はやんだ。</p><br><p>だが、闇龍は元の巨体と合わさり、三人に対して牙を剥く。</p><br><p>『改めて名乗ろう。俺は闇龍アルエス。かつてあの砂龍王子達に封印され、今日まで魂と切り離されていた龍だ。だが、俺は計画などもうどうでも良い。俺はお前達三人と戦う。ただそれだけで満足だ。さあ、始めようではないか。最後の戦いをな』</p><br><p>ただ戦いを楽しみたいと願う、太古の闇龍アルエス。その願いを叶えてあげようじゃないか、とリタは呟くように言った。三人はそれぞれの武器を構える。</p><br><p>千五百年前の邪悪な龍との最後の戦いが今、始まる。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11481875900.html</link>
<pubDate>Sat, 02 Mar 2013 15:55:36 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第二十話：闇龍アルエス（第一段落目）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>三色の宝石と十柱の龍神達、そして闇龍により亡き者にされた魔族達の導きにより、リタ、ヨゼフ、ナンシーは、闇の空間《アウン・ファレル》の端に着いた。</p><br><p>「とうとう、私達はここまで来たんだね」</p><br><p>「ああ。ここまで長かったよね。でも、闇龍を倒せば、ガルドラは元の平和な魔界に戻るはず」</p><br><p>「そうね。きっとそれが、砂龍神デュラックの本当の願いよ」</p><br><p>三人は闇のように暗い要塞のような場所を、ただひたすらに走って行く。</p><br><p>（今度は封印するのではなく、闇龍を倒す。魂も肉体も、闇龍に関する物なら全て取り除かなければならない）</p><br><p>その思いを胸に、三人は闇龍の肉体がある場所に向かう。</p><br><p>きっとあそこに、あの魂もいるはず。ナンシーの言う通り、命をかけてでもアルエスを倒さなければならない。真の勝利。――それは邪悪な存在を抹消し、二度と蘇らないようにすること。そう思うとリタは、胸が痛くなるのだった。それは、ヨゼフやナンシーも同じだった。</p><br><p>要塞の中は山のように高く、険しいものだった。</p><br><p>ダブの遺跡のように何段も何段も階段を上り、幾つもある梯を登り、リタ達は黒雲がかかった区域に入る。その区域はレザンドニウム領国の魔道城の屋上にかかっていた黒雲と同じく、闇に染まっている。</p><br><p>視界が遮られ、懐中電灯なしでは到底進めないほどに、辺りが暗くなってきた。三人は懐中電灯を片手に、階段を上りきった所にある回廊をゆっくりと進む。</p><br><p>その時、三人の頭を、誰かの声が過った。</p><br><p>『よく来たな、フィブラスの砂龍王子――いや、砂龍王女よ。俺に逆らい、十人の戦士を集めた報いを受けるが良い』――</p><br><p>身の毛もよだつような低い声が、三人の頭を痛めるように聞こえてくる。だが、彼女達はそれにも全く動じず、闇龍の魂及びその肉体が待つ部屋へと進む。</p><br><p>光が降りた場所から北西に七メートル進むと、そこには、薄紫色の縁取りがしてある大きな扉があった。</p><br><p>「ここだね。闇龍の魂が向かった先は」</p><br><p>リタは冷静に言った。三人は大扉を開き、中にある肉体を見た。闇のように黒い体に、白い鬣、そして薄紫色の角や目。その体はレザンドニウム領国で魂が見せたように大きく、鋭い牙や爪が今にも三人に襲いかかってきそうな雰囲気を醸し出している。</p><br><p>その威嚇するような眼差しは、いかにも《命を吸い取る能力を秘めた邪悪な龍》という風格だ。</p><br><p>三人は魂を威嚇するように、それぞれの武器を構える。今、魔界の平和をかけた戦いの火蓋が、切って落とされた。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/marror/entry-11481844192.html</link>
<pubDate>Sat, 02 Mar 2013 15:18:03 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
