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<title>週刊　ケセラセラ</title>
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<description>アウトドアやぶらり旅、たまに映画や地元情報とかその他いろいろなテーマで日々雑感をユルーイ感じで記していきまス。毎週月曜か木曜更新（予定）！</description>
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<title>テルマエ・ほにゃらら　～Episode３～</title>
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<![CDATA[ <br><br><font size="4">“背中” </font><br><br><br><br>自分の身体で自信があるところはどこか、そう聞かれたら僕は迷わずそう答える。<br><br><br><br>僕は自分の背中にかなりの自信を持っている。<br><br><br><br><font size="4">なんのこっちゃ </font> 、何の話？そう思われるかもしれない。つまりは <font size="4">銭湯の話</font> につながる訳であるが、まあ、とりあえず僕は自分の背中に自信を持っているわけである。<br><br><br><br><font size="4">＂自信”</font> といっても「おいヒヨっ子ども！俺の背中を見て学べ！！」と後輩に熱く指導をするわけでもなく、異常に発達した広背筋マッチョなわけでもない。<br><br><br><br>もう <font size="4">１０年以上前</font> 、大学に通っていた頃だから1７年前か。。。僕が自分の背中に自身をもったのは、その頃まで遡る。<br><br><br><br><br><font size="4">当時</font> 僕は練馬区江古田の大学に通っていた。江古田は西武池袋線の小さな駅なのだが、駅周辺に３つの大学（日大芸術学部・武蔵大学・武蔵野音楽大学）のキャンパスを有する <font size="4">学生の街</font> でもある。<br><br><br><font size="4">江古田</font> で面白いのは、大学のカラーがそれぞれ異なっていて、駅近辺なんかでその学生さんはどこの大学の生徒かパッと見でわかってしまうということだ。ここからはあくまで私的な感想だが、いい意味でも悪い意味でも <font size="4">個性的</font> なのは日芸の学生、 <font size="4">お上品</font> なのは武蔵野音大、<font size="4">一般的な若者</font> という感じが武蔵大といった感じ。もちろんざっくりとしたイメージ。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120504/10/masaaki3201/17/00/j/o0619048511952627459.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120504/10/masaaki3201/17/00/j/t02200172_0619048511952627459.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>江古田駅南口　学ラン高ゲタ姿のバンカラ学生がいまだに出没するという。。。<br><br><br><br><br><br>で、僕は <font size="4">小汚い</font> 、いやいや個性的な学生の多い日芸の一員だった。ここは本当にいろいろな <font size="4">人種</font> がひしめき合っていて、ミックスジュースというかちゃんこ鍋というか、とりあえずいろいろなやつらが狭いキャンパス内に混在していた。<br><br><br><br><font size="4">美術・音楽・映画・放送・写真...</font><br><br><br><br>それぞれの分野で己の表現を模索している <font size="4">若輩ども</font> が共存しているのだ。まだまだ中途半端なレベルの学生たちである。自分と異なる分野の友人と日々 <font size="4">刺激</font> しあっているわけで、そりゃもう <font size="4">ぐっちゃぐっちゃ</font> 。 <br><br><br><font size="4">芸術は爆発だ！</font> とは岡本太郎先生の有名なセリフだが、ここのキャンパスの場合は個と個の化学反応が爆発を誘発するのではなく。。。ドロドロに溶け合って煮込まれていくといった感じが近いかもしれない。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120504/10/masaaki3201/2c/41/j/o0580043511952627461.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120504/10/masaaki3201/2c/41/j/t02200165_0580043511952627461.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>懐かしいなぁ。。。　我が青春時代<br><br><br><br><br><br><font size="4">余談</font> だが、この化学反応が爆発に至った事件が過去にあった。それは1960年代後半、学生運動が盛んに行われていた時分の話。右色の強い日大にあって、一番激しい闘争が展開されたのがここ日芸江古田校舎だったとのこと。表現や芸術に対する情熱は、それを規制する体制と真っ向からぶつかった。244日間に及ぶ全校 <font size="4">バリケード封鎖</font> は大学の暗部として今でも語り継がれている。<br><br><br><br><font size="4">数年前</font> 、江古田キャンパスは全面的に改築された。開放感のある近代的なキャンパスとして生まれ変わったのだが、それ以前、キャンパス内には土や植木はなく、建物もコンクリート剥き出しの非常に殺風景な作りをしていた。あたかもムショのような物々しさを醸し出しているというと言い過ぎか。。。　実はそれには理由があり、校舎の中に石や木や鉄骨等があると、それは <font size="4">凶器</font> やバリケード用資材となる可能性があるため、闘争後の1970年代頭に全面的に撤去され、地面にはコンクリートが打たれたとのことなのだ。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120504/10/masaaki3201/a6/06/j/o0500033211952627460.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120504/10/masaaki3201/a6/06/j/t02200146_0500033211952627460.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>今はこんなに近代的に。バリ封対策はもうない。。。当たり前だ！<br><br><br><br><br><br>さて、余談が過ぎたが、 <font size="4">閑話休題</font> 。<br><br><br><br><font size="4">大学生活</font> の中で僕が密かに楽しみにしていたことがある。それはキャンパスの近くにある銭湯だ。大学時代って金はないけど時間だけは有り余ってる時代といえるだろう。時間は有限で、無限というのはもちろん幻想であるのだが、僕も学生時代はそう感じていた。<br><br><br><br><font size="4">バイト</font> と部活以外の時間は映画館（専攻ですから一応お勉強ということで）にいるか、部室でだらだら本の虫になっているか、とりあえず怠惰な時間をすごしていた。止まっているかのような時間の流れの中で、リアリティを取り戻しにいく（というか魂を洗いにいく）のが近所の銭湯だった。部室でだらけた後、銭湯に行って目を覚ましてバイトに出かける、部活（違うキャンパスに）に行くといった感じ。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">～Episode４～　に続く</font><br><br><br><br><br>///<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/masaaki3201/entry-11237536749.html</link>
<pubDate>Mon, 07 May 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>テルマエ・ほにゃらら　～Episode2～</title>
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<![CDATA[ <br><br><br><br><font size="4">白い霞の先に幽かに見える極彩色</font><br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/a1/4e/j/o0204028811942152945.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/a1/4e/j/t02040288_0204028811942152945.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><font size="4">揺らぐ濃淡</font>に像の輪郭もまた揺らいでいた。炎の中に坐する姿。険しい表情の<font size="4">不動明王像</font>が僕をにらんでいた。激しく燃え盛る烈火は人間界の欲望を燃えつくし、煩悩を断ち切るその剣には竜が巻き付いている。<br><br><br><br><font size="4">極彩色</font>に彩られる浄土絵図が描かれているのは、そう、<font size="4">人の背中</font>。 シャワーの霞と泡にまみれていくお不動さん...　湯舟につかりながら、洗い流されていくお不動さんをぼぉっと眺めていた。すっかり流された泡の下から現れた見事な刺青にまた目を奪われる。地肌が見えないほどに彫り込まれている見事な刺青の迫力は、一つの<font size="4">芸術作品</font>と言って差支えないだろう。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4"> 「刺青入館お断り」 </font><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/b8/3b/j/o0420030011942211831.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/b8/3b/j/t02200157_0420030011942211831.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><font size="4">昨今</font> 、流行りのスーパー銭湯や温泉施設では入口にそう謳っているところが大半だ。確かに一般的に<font size="4">「刺青＝怖いお兄さん」</font> 的なイメージがあるのは否めない。ファミリー層をターゲットとした施設にはいささかこのジャンルの芸術は相入れないのも無理はないだろう。<br><br><br><br><font size="4">分別</font> のつかないお子様が「あのおじちゃん背中に絵が書いてあるよ！ねぇ、パパ！ねぇねぇねぇ！！」なんて大きな声でパパに聞こうもんなら、パパは間違いなく真っ青になるはずだ。興味のあるものには異常に喰いつくのが子どもの習性だから仕方ないのだが、同伴の親御さんはホント気が気でない。。。<font size="4">「見ちゃダメ」オーラ</font> を子供に送り続けるしかないんだが、そんな時に限って子どもは全く親の気持ちを察しないもので、さらに食いついていくという。。。<br><br><br><br>んで、そんな時は当の<font size="4">モンモン（刺青）</font> 背負ってる本人もやはり気まずくなる訳だ。「ほら坊や、これはお不動さんだよ。カッコいいだろう！それでこっちは龍と虎がお話してるんだよ。。。面白いだろ。」なんて朗らかに見せてくれようものなら、親御さんはさらに青くなって「ごめんなさいごめんなさい」とお子ちゃまの手を強引に引っ張っていくしかない。。。<br><br><br><br><br><font size="4">そんな</font> やりとりを防ぐためかなのかどうかは分からないが、ファミリーまで対象とするような入浴施設は「刺青お断り」が多い。ただ、僕のよく行く<font size="4">場末の銭湯</font> では、まだまだ刺青ウェルカムなところがほとんどだ。地域にスーパー銭湯や温泉施設など入浴施設が流行りだしてから、入場者のすみわけというか利用者のカラーが完全に分かれてきたように感じる。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/15/05/j/o0500037511942154798.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/15/05/j/t02200165_0500037511942154798.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><font size="4">僕</font> のよく行く銭湯では必ずと言っていいほどモンモン（刺青のこと）を背負った人が一人や二人は来ている。小さい頃からモンモンには慣れ親しんできたせいか、僕にとって刺青はある意味、銭湯と対になっているものであって、決して“怖い”イメージは持っていない。<br><br><br><br><font size="4">小さい頃</font> 、家にお風呂がなかったわけではないのだが、親が風呂好きということもあって近所の銭湯によく連れて行かれていた。足が伸ばせる湯舟は庶民にとっては特別なものだったのだろう。スーパー銭湯なんてない時代で、それこそ温泉なんて言ったら、ちょっとした旅行気分で遠出しないと入れない時代。そんなだから<font size="4">“大きなお風呂”</font> といったら近所の銭湯しかなかったわけである。<br><br><br><br><font size="4">銭湯</font> は近所の知り合いとコミュニケーションがとれる寄合所的な役割も担っていた。いろんな人が来ている中で刺青を背負っている人も多かった。ガキんちょの僕に背中の絵柄を自慢するおじいさんや、こだわりを語るおじさんなんかもいて、はたしていいのか悪いのか、知らないうちに<font size="4">刺青の知識</font> を学んでいた。決して学校では教えてくれないことを銭湯で学んでいたわけである。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/c2/d9/j/o0480031911942152944.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/c2/d9/j/t02200146_0480031911942152944.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><font size="4">ある日</font> 、銭湯で湯舟に浸かっていた時のこと。一緒に浸かっていたおじいさんが、隣の若いお兄ちゃんの肩を指して僕に言った。<br><br><br><br>「いいか坊主、こりゃ筋彫りっていってな、色を入れる前の輪郭だ。でもな、こいつぁここでネを上げちまいやがった。」<br><br><br><br>「ネを上げるって？？？」<br><br><br><br><font size="4">おじいさん</font> は自分の背中を指さして<br><br><br><br>「 <font size="4">こいつぁ</font> な、皮膚に何回も何回も針刺して絵の具を入れるんだ。針さすわけだからな結構痛いんだよ。根性すわってねえと完成しねぇんだ。要はな坊主、こいつは<font size="4">根性なし</font> ってことなんだよ」<br><br><br><br>お兄ちゃんの肩には黒い線で描かれた虎の絵柄が彫られていたが、その虎には色が入っていなかった。おじいさんの背中には前面に立派な絵柄が彫り込まれてた。<br><br><br><br><br>「違いますよ、棟梁。。。金が尽きちゃったんすよ。金が貯まったら色入れますよ。」<br><br><br><br>「<font size="4">バッキャロウ！</font> オメェその話何年前から言ってんだ。てめぇの背中の虎子ちゃんが泣いてるわ」<br><br><br><br><br>と、こんな感じのやり取りを僕は小さい頃よく目にしていたわけだ。今でも刺青＝ヤクザ屋さんみたいなイメージがどうしてもあると思うが、僕が小さな頃接していた刺青のおじさんたちは、近所の大工さんだったり、板さんだったりと地元の職人さんが多かった。人間的にはすごく優しいひとばかりだったから、刺青に対するイメージも「怖い」とはならなかったのだろう。<br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/62/bf/j/o0530030811942152946.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120429/09/masaaki3201/62/bf/j/t02200128_0530030811942152946.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">～Episode3～に続く</font><br><br><br><br><br><br>///
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<pubDate>Mon, 30 Apr 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>テルマエ・ほにゃらら　～Episode1～</title>
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<![CDATA[ <br><br><font size="4">「い、いらっひゃぁい」 </font><br><br><br><br><br><br><font size="4">カウンター </font> の中から迎えてくれたのはお婆ちゃん。いや、厳密にいうと迎えられたとはいえないか。。。<br><br><br><br><br>というのも、<font size="4">彼女の視線</font> はカウンター脇に置かれたＴＶに釘付け。鼻にかかった老眼鏡が今にもずり落ちそうになっているのもお構いなし。鮮明な液晶画面に食い入っている。<br><br><br><br><br>昨年の <font size="4">地デジ化</font> によって何十年かぶりに買い替えたであろう真新しい地デジ対応ＴＶからは <font size="4">相撲中継</font> が大音量で流れていた。ちょうど幕内の取り組みに入ったばかりの午後５時過ぎ。スピーカーから聞き慣れない四股名が連呼されている。聞きなれないと言っても、詳しいわけでもなんでもないのだが。。。おそらく外人力士同士の顔合わせらしい。（それにしても外人のお相撲さん増えたよなぁ。。。）<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120415/13/masaaki3201/bc/1f/j/o0500037511917072278.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120415/13/masaaki3201/bc/1f/j/t02200165_0500037511917072278.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>学生の頃よく通った江古田の銭湯<br><br><br><br><br><br><font size="4">「こんちは。。。あ、あの。。。いいっすか？」</font> <br><br><br><br><br>僕（客）の存在に全く気付いていないかのように、見事にＴＶに集中しているお婆ちゃん。いつものことなのだが、驚かさないように、恐る恐る声をかけてみる。<br><br><br><br><br><font size="4">「すいません。。。　お風呂。。。　いいっすか。。。」</font> <br><br><br><br><br>買い替えられる前の昔のテレビのように、<font size="4"> お婆ちゃん自身のチャンネル</font> 切り替えもワンテンポ遅いのかもしれない。<br><br><br><br><br><font size="4">「ひゃ、ひゃい、いらっひゃいね。ひゃいひゃい。」</font> <br><br><br><br><br><font size="4">入れ歯</font> が合わないのか、サ行がハ行の発音になってしまうのだろう。それがまた <font size="4">かわいい</font> 、まさしくザッツお婆ちゃん。微妙に震えている(専門用語で“振戦”)のもお約束か。これで、入れ歯が外れて落ちてきたら完璧 <font size="4">コント</font> なのだが、がさすがにそれはなかった。<br><br><br><br><br><font size="4">「ひゃい、４５０円ですね。。。ひゃいひゃい」</font> <br><br><br><br><br><font size="4">名残</font> 惜しそうにチラチラ画面に視線をやるおばあちゃん。よっぽどその取り組みが見たいのだろう。財布を見るとちょうどいい具合の小銭がない。仕方なく１００円玉３枚、５０円玉２枚、１０円玉５枚をカウンターの受け皿に並べる。おばあちゃんが数えやすいように小銭ごとに１枚１枚丁寧に並べる。<br><br><br><br><br><font size="4">「ごめんなさい、細かくて。。。」</font> <br><br><br><br><br><font size="4">「。。。」</font> <br><br><br><br><br><font size="4">「あ、あの。。。」</font> <br><br><br><br><br><font size="4">お婆ちゃん</font> の意識は、完全に大相撲にチャンネルが切り替わっていた。。。彼女の意識をこちらに戻さなくては。リモコンのチャンネルをポチットと押すのではなく、 <font size="4">つまんでひねる。</font>（２０年前のブラウン管ＴＶのチャンネル切り替えのように）おーい、おばあちゃーん！！<br><br><br><br><br><font size="4">「ひゃいひゃいひゃいひゃい、どーもねぇ、ひゃいひゃい。。。」</font> <br><br><br><br><br>どうやらチャンネル切り替えがうまくいかなかったらしく、お婆ちゃんは視線をＴＶに向けたまま受け皿に手を伸ばした。丁寧に並べた小銭が乗った受け皿を <font size="4">プルプル</font> した手つきで引っ張って行った。<br><br><br><br><br><font size="4">「あぁあぁぁ。。。せっかく並べたのに、崩れちゃう崩れちゃう。。。」</font> と心の中で呟く。<br><br><br><br><br>せっかくきれいに並べた小銭は、お婆ちゃんの手元でチャラチャラと儚く崩れていった。結局、一から <font size="4">ゆーっくり</font> 数えていくお婆ちゃん。。。<br><br><br><br><br><font size="4">「ヒー。。。フー。。。ミー。。。」</font> <br><br><br><br><br><font size="4">プルプル</font> した指先を見ながら、僕も一緒に「ヒーフーミー…」と無意識に数えていた。<br><br><br><br><br><font size="4">「ひゃーい、どぉもねぇ。。。ひゃい、これは棚の鍵ね。。。ひゃいごゆっくりどうぞ。。。」</font> <br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120415/13/masaaki3201/38/67/j/o0516035011917072276.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120415/13/masaaki3201/38/67/j/t02200149_0516035011917072276.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>地元吉祥寺の銭湯<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">「湯」</font> の暖簾をくぐってから5分位のもんだろうか、お婆ちゃんとの<font size="4"> スロー</font> 過ぎるやり取りは、いつも時間を超越する。どんなに焦っていてもこの場所に来ると時間に急ブレーキがかかるのだ。<br><br><br><br><br><font size="4">もしかしたら。。。</font> いや、きっとこの場所では、時間の過ぎるスピードは普段の半分以下に落ちるのだろう。 <font size="4">『宇宙刑事ギャバン』</font> で言えば“マクー空間”とでもいおうか(分かる人少ないだろうな…)、そんな空間。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120415/13/masaaki3201/d0/66/j/o0450025311917072279.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120415/13/masaaki3201/d0/66/j/t02200124_0450025311917072279.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>『宇宙刑事ギャバン』ギャバンはいつもマクー空間に引きづりこまれるのです（笑）<br><br><br><br><br><br>ここは <font size="4">地元の銭湯</font> 。昔ながらの銭湯がまだ僕の身近には結構多く存在している。流行りのスーパー銭湯でもなく、温泉でもない。いつつぶれてもおかしくないようなちっちゃな家族経営の銭湯。<br><br><br><br><br><font size="4">昔ながら</font> の懐かしい趣と、おばあちゃん（たまにご主人）に会いたくなってここを訪れるのだ。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120415/13/masaaki3201/55/58/j/o0400030011917072277.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120415/13/masaaki3201/55/58/j/t02200165_0400030011917072277.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>なんかホッとするんだよな。。。<br><br><br><br><br><br>ここでは色々な人との <font size="4">触れ合い</font> がある。ドラマがある。特有の時間の流れ、空気感で満たされているのだ。<br><br><br><br><br><font size="4"> そんな空間</font> に身をおきたくなって、たまに僕はここを訪れる。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4"> ～episode Ⅱ～　へ続く</font><br><br><br><br><br><br><br><br><br>///<br><br><br>
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<pubDate>Mon, 16 Apr 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>スキーについて考えてみた　その５</title>
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<![CDATA[ <br><font size="4">２０００年４月</font><br><br><br><br><br><br><font size="4">大学</font> を卒業してから３年後の春、僕は就職した。<br><br><br><br>地域ではちょっと名の知れた老舗の福祉施設。大学で専攻していた脚本とは全く違う分野での再出発。 <font size="4">あやふやな夢</font> ではなく、地に足をつけた <font size="4">リアルな生き方</font> を僕は選んだ。もちろん、食っていくために。<br><br><br><br><font size="4">２０００年</font> は介護保険法が施行された年だ。<font size="4">「介護元年」</font> とか「超高齢社会の幕開け」などの言葉が話題となり、４人に１人はお年寄りというとんでもない状態に日本は突入した。<br><br><br><br><font size="4">制度</font> が大きく変わったことによって、業界も大きく揺れていた。公費によって守られていた報酬制度は一転し、自らで集客し利益を得ることで事業運営を行う「営業スタイル」が業界に課せられた。これまでお上に守られてきた「介護の仕事」に強いられた競争理論。大幅な収益ダウンは従業員の収入を直撃した。<br><br><br><br><font size="4">当時</font> 就職したての僕にはその違いは分からなかったのだが、先輩方からするとかなりのショックだったらしい。賞与に関しては一桁ダウンというから相当なもんだ。そんな大時化のど真ん中に飛び込んでしまったわけだ。。。でも、仕事を覚えるのでいっぱいいっぱいの日常、忙しい分毎日は充実していた。<br><br><br><br><br><font size="4">働いている＝生きている実感。</font><br><br><br><br><br><font size="4">熱かったスキー熱はすっかり冷めて行った。</font><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">そんなある日、事件は起こった。 </font><br><br><br><br><br><font size="4">その日</font> 、買ったばかりのPCでなんとなくネットを眺めていた。当時は今ほど<font size="4">インターネット</font>　も一般的ではなく、僕のPCも出はじめだった <font size="4">ADSL回線</font> を繋げたばかりだった。慣れない手つきでページをめくり、思いつくままのキーワードを検索した。そして偶然見つけたあるページに僕は目を奪われた。<br><br><br><br><br><font size="4">地元のスキーショップ</font> のページだった。スクロールしたページの片隅に見覚えのある名前を発見した。珍しい名字なので瞬時にパッと目に入ってきた。高校時代の友人で当時スキー部のキャプテン <font size="4">“Ａ”</font> だった。記事は、現役選手それも日本代表として活躍している彼を紹介しているものだった。<br><br><br><br><br><font size="4">Ａ はスキーを続けていた。</font><br><br><br><br><br><br><font size="4">高校</font> を卒業してから８年経つ。Aだけではなく、当時の仲間との連絡はフェードアウトしたままだった。大学入学当時、背を向けることで意識の外に追いやった、彼らと僕を隔てる<font size="4">壁</font> 。その壁は月日とともに遥か後方へ霞み、今ではその姿さえ見えないくらい遠のいていた。<br><br><br><br><font size="4">受障当時</font> 、僕はたくさんの人達に迷惑をかけた。両親、弟、親戚、クラブ顧問の先生、そしてスキー部の仲間達。 <font size="4">その事故</font> で傷ついたのは僕だけではなかった。事故に関わった全ての人が同じようにショックを受け、傷ついていたことに僕は気付きもしなかった。<br><br><br><br>中でも当時キャプテンだったＡは <font size="4">一層ショック</font> だったに違いない。そんなことも気づかないまま、僕は彼らから離れていったのだ。<br><br><br><br><br><font size="4">Ａは現役で滑り続けている。それも第一線で。</font> <br><br><br><br><br>自分の中ではすでに <font size="4">清算</font> したはずの過去が、 <font size="4">整理</font> したはずの感情が噴き出してきた。いや、きっと整理なんかしていなかった。清算なんか出来てやしなかった。めっちゃくちゃに新聞紙でくるんで押し入れの奥に <font size="4">無造作</font> に放り投げていただけだったのだ。<br><br><br><br><br>壊せなかった一枚の壁<br><br><br><br>遥か彼方に追いやってしまった一枚の壁<br><br><br><br>その壁が 僕の目の前に再び現れた<br><br><br><br>うっちゃっていた過去が<br><br><br><br>押入れの中から転がり落ちてきた<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">いてもたってもいられなかった。 </font> <br><br><br><br><br><br><br><font size="4">衝動</font> 覚めやらぬまま、勢いでキーを叩いた。気持ちが立っていたためか、まとまりのない長ったらしい文章だった。迷惑をかけておきながらきちんとした謝罪をしていなかったこと。最後まで眼帯で自分を隠していたこと。あの時の自分を否定することで前に進んできてしまったことも全て。思いのままを気持ちのままを書き綴った。<br><br><br><br><br><br>壊せずにいた壁を、少しづつ少しづつ <font size="4">削っていく</font> 作業。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">「送信」</font> をクリックする指先が一瞬躊躇した。 <font size="4">ポストペット</font> のワンちゃんがメールを加えてモニターの隅に元気よく駆けていった。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">何時間</font> モニターとにらめっこしていたのだろう。興奮はしばらく冷めることがなかった。自分の書いた文章を何度も何度も読み返した。誤字脱字だらけ。まかりなりにも文章を勉強してきた人間のものとは思えない、感情が先走ったひどい 作文。<br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">それでもよかった<br><br><br><br><br>気持ちは入れられた。 </font> <br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>その夜は寝付けなかった。<br><br><br><br>今では思い出すこともなくなった高校時代の <font size="4">思い出</font> で頭がいっぱいになった。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">次の日</font> 、帰宅してＰＣを立ち上げると、ポストペットのワンちゃんが一通のメールを咥えて開封を催促していた。Ａからの返信だった。脈拍が上昇していくのが分かった。なんとなく、その場で読んでしまうのが<font size="4">もったいなくて</font> 、とりあえずプリントアウトした。気持ちを落ち着けて読みたかった。<br><br><br><br>まるで <font size="4">ラブレター</font> の返事を開封する時の様な緊張感。 <font size="4">期待と怖さ</font> 。何を期待していたのか。何を怖がっていたのだろう。プリントアウトされたメッセージは奇麗な明朝体で綴られていた。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">Ａ</font> は、高校時代のあの事故をきかっけにスキーで生きて行く決心をしたという。自分の大好きなスキーで仲間が取り返しのつかない傷を負ってしまった。彼の心にも大きな傷を負わせていた。自分の大好きなスキーで悲しい事故を起こしたくない、そんな気持ちがずっと <font size="4">彼の背中</font> を押していたのだという。<br><br><br><br>今は選手生活の傍ら、普段はスキー場のパトロールとして仕事をし、またコーチとして後進の指導にも尽力しているという。どんな活動の中でも常に根っこにあるのは <font size="4">「安全」</font> だと彼は綴っていた。<br><br><br><br><br><br><br>Ａは <font size="4">まっすぐ</font> にスキーに向き合っていた。自分の起こした事故はＡの人生を大きく揺り動かしていた。<br><br><br><br><font size="4">彼の活躍</font> を誇りに思えた。素直に喜べた。何故あの時皆に背を向けてしまったのだろう。。。未熟な自分への憤り。気の合う仲間と離れてしまった悲しみ。。楽しかった思い出。。。 <font size="4">喜怒哀楽</font> だけでは言い表せない感情。<br><br><br><br><br>ただ、今の自分を <font size="4">否定</font> する気持ちは生まれてこなかった。あの事故以降に出会った友人や仲間の存在、歩んできた道、過ごしてきた時間は確かに自分を成長させてくれた。今の自分という存在を形作ってくれた。妻と出会えたのも、もしかしたらあの事故があったから、 <font size="4">どん底</font> を乗り越えられたから。強がりではなく、<br>本当に素直に <font size="4">感謝</font> できた。<br><br><br><br>ただ、 <font size="4">あの時の自分</font> に戻って。。。いや、 <font size="4">今の自分</font> として、もう一度、Ａとの、あいつらとの時間をスタートさせたい。そう純粋に思えた。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>それからは早かった。僕からＡへのメールは当時の仲間に伝わった。季節は冬から春に移り変わる時期。<br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4"> 「スキー行こうぜ」 </font> <br><br><br><br><br><br><br><br>Ａへのメールから数日後、 <font size="4">当時の仲間</font> からメールが送られてきた。「飲みに行こうぜ」みたいな軽いノリの一言　「スキー行こうぜ」　と。<br><br><br><br><font size="4">きっと</font> 僕らの時間は <font size="4">１７歳</font> のあの冬、あの場所で止まってしまっていたのかもしれない。まるで <font size="4">ベタなテレビドラマ</font> 。Ｅメールでのやり取りは現実感に乏しいものだ。だけど、その短くぶっきらぼうな一言がその時はすごく <font size="4">リアル</font> に感じた。<br><br><br><br><font size="4">止まっていた時間</font> が動き出した。そう感じた。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">僕は、再びスキーを始めた。 </font><br><br><br><br><br><br><font size="4">といっても</font>　あくまで趣味のレベルの話。だけど、ハッキリと僕の中でスキーとの距離感というかスタンスが大きくシフトされたのが分かった。何と言っていいかわからないけど、自分にとって特別なものが戻ってきた感じとでもいおうか。単に上手くなりたいとか、速くなりたいとかの次元とは全く違った感覚。とりあえずそんな感じなのだ。<br><br><br><br><br><br><br>あの <font size="4">劇的</font>　に思えた再会から10年以上が経つ。今では皆すっかりいい　<font size="4">オッサン</font>　になっていて、奥さんや子どもがいて、昔みたいにスキーに夢中になることも、バカ騒ぎすることも少なくなった。だけど僕と彼らの間にはもう壁はない。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">趣味は？</font>　と聞かれると「本職はスキーです」そう答える。<br><br><br><br><br>もう一言重ねてみる<br><br><br><br><br><font size="4">「スキーは。。。友達です」　</font><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">「スキーよ　願わくは　生涯の友であらんことを」</font><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">～了～</font><br><br><br><br><br><br><br><br><br>///<br><br><br><br>
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<pubDate>Mon, 09 Apr 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>スキーについて考えてみた　その４</title>
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<![CDATA[ <br><br><font size="4">世界</font>　が一気に広がった。。。　ように感じた。<br><br><br><br>スキーとバイト、それと落第しない程度の学業。<br><br><br><br><font size="4">求めれば</font> 求めるだけ、可能性は広げられる。。。　そんな気がした。<br><br><br><br>目の前にはもう壁はなかった。視界を遮っていた <font size="4">不恰好な壁</font> はいつの間にかきれいさっぱり取り払われていた。<br><br><br><br><br><font size="4">新しい仲間</font><br><br><br><br>部活の仲間　 ゼミの仲間 　バイトの仲間<br><br><br><br>僕の周りには仲間がいた。自分を隠す必要のない仲間。自分を受け入れてくれる仲間。<br><br><br><br><font size="4">新しい仲間　</font><br><br><br><br><font size="4">新しい自分</font><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">ただ</font><br><br><br><br>僕には一枚だけ崩すことのできない壁があった。<br><br><br><br><br><br><font size="4">高校以前の僕を知っている仲間</font><br><br><br><br><font size="4">眼帯を外した僕を知らない仲間</font><br><br><br><br><br>新しい世界、新しい生活、新しい自分は、無意識のうちに暗い過去を <font size="4">デリート</font> しようとしていたのかもしれない。逃げていたのだ。<br><br><br><br><font size="4">高校の仲間</font> とは卒業してから1、2年は連絡を取り合っていた。けれど、会う時は必ず捨てたはずの眼帯を僕は探した。。。<br><br><br><br><br><font size="4">情けなかった</font><br><br><br><br>情けない自分と向き合うのが嫌だった。<br><br><br><br>全ての壁は無くなったわけではなかった。 <font size="4">僕の背中</font> に、はっきりと存在していた。ただ僕が背を向けただけだったのだ。<br><br><br><br><br>そして高校時代の仲間と連絡を取り合うことがなくなった。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">大学を卒業した</font> 。<br><br><br><br><br><font size="4">脚本家</font> を志したはずが、いつの間にか職業作家としての夢は弾けていた。「文章で食っていく自信がなくなった」といえば格好はいいが、 <font size="4">中途半端</font> に逃げ出しただけの話。<br><br><br><br><font size="4">さて、どうしたもんか。。。</font><br><br><br><br>無限の可能性を感じていたはずの将来は、すっかりとホワイトアウト。ガスの中に包まれた未来。<br><br><br><br><font size="4">あやふやな夢</font> は幻のように消え去り、<font size="4">リアルな明日</font> が突きつけられた。<br><br><br><br><br><font size="4">生きていくための方法<br><br><br><br>食っていくための仕事<br><br><br><br>自分は何をしたいのか<br><br><br><br>いや、何が出来るのか</font><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">以前</font> 、撮影実習でお世話になった監督さんがいた。その方は高齢者福祉を題材とした作品を数多く撮られていた。その時に出会った <font size="4">「福祉の世界」</font> が僕に進むべき方向を示してくれた。片目を失ったことも福祉に関心を抱くきっかけとなった。<br><br><br><br><font size="4">フリーター</font> をしながらお金を貯め、一年後福祉の専門学校に入学した。当初は障がい者福祉に関心があったのだが、近所のデイサービスで麻雀のお手伝い（ボランティア）をしていたこともあって最終的には高齢者福祉を志望することになった。<br><br><br><br><font size="4">学ぶべきこと</font> は山ほどあった。<br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">大学を卒業</font> してから、スキーは年に数回 <font size="4">遊びで行く</font> 程度となった。あきれるほどスキーに費やしていた時間＝ <font size="4">情熱</font> はすっかりひいてしまった。今思うと、足元の定まった状況があったからこそ、スキーに情熱をぶつけられたのだろう。時間とお金をはじめ、多くの <font size="4">恵まれた条件</font> が整っていたから、僕はスキーを続けられていたのだ。<br><br><br><br><font size="4">進むべき方向</font> が定まったとはいえ、足元があやふやな状況に変わりは無い。食っていくためのバイトとと将来生きていくための勉強、遊んでいる余裕は無かった。<br><br><br><br><br><font size="4">自然、スキー熱は冷めていった。</font><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">～その5～　に続く</font><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>///
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<link>https://ameblo.jp/masaaki3201/entry-11193376439.html</link>
<pubDate>Mon, 19 Mar 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>スキーについて考えてみた 　その３</title>
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<![CDATA[ <br><br><br><br><font size="4">しんみり</font>　しつつ、スキーを切り口に半生を振り返ってみるプチ自伝的な今回の記事。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">右眼に大けが </font>を負って、退院したのが確か春先。ちょうど進級の時期。高校２年生だった僕はいつの間にか高校３年生になっていた。<br><br><br><br><font size="4">数か月の休学</font> は留年するほど単位に影響はなく無事に進級できていた。あまりにもどんよりとした数か月を過ごしていたせいだろうか、自分の中ですっかり時間が止まってしまっていて、進学がどうとか進路がどうとか、なにも考えられずにいた。<br><br><br><br>「<font size="4">現実</font>を受け入れなきゃだめだ、後ろ向きになっていちゃなんも変わらない」　退院時、確かに上向きだった視線は、いつの間にか足元しか見れなくなっていた。 <font size="4">現実逃避</font>。<br><br><br><br>眼球を摘出されて、窪んだ眼窩には <font size="4">義眼</font> を装着した。今はもう慣れてしまったが、その時からしばらくの間、鏡に映る自分の顔を直視できなかった。<font size="4">多感</font>な時期である。鏡の中の自分を認めたくなかった。<br><br><br><br><font size="4">必要のない眼帯</font> をずっと付けていた。外せなかった。異物を装着した自分を友達に見られたくなかった。自分の障害を、現実を認めたくなかっただけかもしれない。そして、眼帯と共に高校を卒業した。友人の多くはきっと気づいていただろう。でも誰もそれについては聞いてこなかったし、触れないでいてくれた。でも、いつまでも僕は眼帯で自分を隠し続けていた。<br><br><br><br><br><br><font size="4">翌春</font>、僕は大学生になった。<br><br><br><br><font size="4">脚本家</font> を志し、四大では珍しい映画脚本を専攻できる大学へ進学した。もともと本のムシで、高校時代には自分でも短編小説などを書いていた。小説から戯曲へ関心は拡がり、映画脚本というジャンルに行きついた。<br><br><br><br>大学生に進学する際に、自分で一つ <font size="4">決心</font> していた事があった。それは「眼帯を取ること」。このままではいけない、このまま自分を隠していちゃいけないんだ。ずっと思い続けていた事だが、長くなればなるだけ外せなくなっていた。大学という新しい環境はそれを打ち破る絶好のチャンスだった。<br><br><br><br>そしてもう一つ自分の中で決心していた事がある。<br><br><br><br><font size="4">もう一度スキーをしたい</font><br><br><br><br><font size="4">スキー</font> は僕から右眼を奪った。確かにそうかもしれない。少なくとも両親にとってはとんでもない話のはずだ。横っ面はたかれても仕方ない。でも、それでも僕はもう一度スキーをしたかった。<br><br><br><br>昔、自分を変えてくれたスキーが、きっともう一度自分を変えてくれる。そんな風に思えたから。もちろん何の根拠もないのだが。<br><br><br><br><font size="4">温かな春の日差し</font>　の中、キャンパスでは入部勧誘が賑やかに繰り広げられていた。僕は迷わずスキー部の門をたたいた。入部が決まるとその新入生はお立ち台に立たされ拍手喝采を浴びる。僕も例に違わずお立ち台に立たされた。<br><br><br><br><font size="4">スキー部</font> の先輩だけでなく、他の部の先輩なども集まって来て、その数は数十人。 <font size="4">「がんばれよ！」「よろしくな！」</font> と大声援を浴びせかけられた。こんなにたくさんの仲間がいるんだという嬉しさと恥ずかしさ、そして眼帯を捨てて、本当の自分をさらけ出せた達成感というか充実感がジワジワと <font size="4">胸にしみてきた</font> 。<br><br><br><br>何かが変わっていくのがわかった。はっきりと。<br><br><br><br><font size="4">その夜</font> 、親にスキー部に入った事を報告した。何の相談もせずに勝手に決めてきた訳だから、当然の絶句。そりゃそうだ。しかし、両親は真摯に向き合って話を聞いてくれた。変にごまかさずに思っている事をまんま吐きだした。両親は理解してくれた。本当にありがたかった。<br><br><br><br><br><br><br>大学では <font size="4">競技スキー</font> に打ち込んだ。赤と青のポールをザッザッザと滑り降りて行くアレだ。スキーはお金のかかるスポーツだ。板やブーツ、ストックにウェア、ワックスに小物など、洒落にならないくらい道具にお金がかかる。練習や大会は当然ながらスキー場で行われる。宿代だってかかるし、移動費用だってバカにならない。一シーズン <font size="4">ん十万円</font> の世界だ。<br><br><br><br>その費用を賄う為にオフシーズンは <font size="4">バイト</font> に明け暮れた。友人が海外旅行に出かけている時に、セッセと金を稼ぐ訳である。時間だけは有り余っている学生時代だから出来えたことだろう。<br><br><br><br><font size="4">スキーシーズン</font>、長過ぎる冬休みと春休みをどっぷりとスキー場で過ごす。オフにバイトで貯めたといっても、ひと冬を遊んで暮らせるほどは貯められない。だから現地でもバイトしながら過ごすわけだ。<br><br><br><br>僕の場合は　<font size="4">スキースクール</font>　の住み込みバイト。スクールといっても主に雑用メインで、教える機会と言ったら修学旅行くらいのもの。決して華やかな仕事ではない。ただ　<font size="4">「滑れる」環境</font>　は抜群だった。<br><br><br><br>空いている時間は常に練習。「もう滑りたくない。。。」と泣きが入るくらい滑らされるのだ。「練習行ってきまーす」と言いつつも、ひと気のないゲレ食でサボっていたこともよくあった。ナイタ―練習も当然義務で、夜間宿舎にいると先輩に睨まれる。そんな超体育会系なスキー社会でひとシーズンを過ごした。でも、今思うと本当に贅沢な話である。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">あの時</font> を思い出すと、今でも口元が緩んでしまう。しょうもないエピソードてんこ盛り、まさに青春真っ盛り。高校時代、足元ばかり見ていた目線は、しっかりとまっすぐ前を向いていた。<br><br><br><br><br><br><font size="4">～　スキーについて考えてみた　その4　～　に続く</font><br><br><br><br><br><br><br><br>///
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<link>https://ameblo.jp/masaaki3201/entry-11185886912.html</link>
<pubDate>Wed, 07 Mar 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>スキーについて考えてみた　その２</title>
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<![CDATA[ <br>今回は <font size="4">「スキーと俺」</font> 的な、自分を振りかえる<font size="4">自分史</font>的記事として進めてみる。あしからず。。。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">「願わくは　スキーを生涯の友とされんことを」</font><br><br><br><br><br><font size="4">スキー歴</font> でいえば30年以上になる。物ごころつく前からスキー好きの <font size="4">親父</font> の背中に背負われていたというから、正確に何年とは答えられない。とりあえず30年以上になる事は確かだ。<br><br><br><br><font size="4">スキーが友達</font> というならば、今までの僕の人生で一番長い付き合いのお友達ということになる。<br><br><br><br><font size="4">付き合い</font> と言っても、初めは親の趣味で連れ出されていた訳だから、子どもの頃は自分から「楽しい」という感情をスキーに持ったことはほとんど無かったように思える。どちらかと言うと「寒い」「痛い」「疲れた」とかそんな <font size="4">ネガティブ</font> な感じ。<br><br><br><br><font size="4">小学校から中学校</font> にかけては野球に没頭し、それこそスキーなんて親の道楽、家族旅行で仕方なく付き合っている程度のものだった。当時のスキー場での写真を見ると、それこそ しかめっ面 ばっかしで全然楽しそうじゃない。自意識が花開く <font size="4">多感な時期</font> ということもあったのか。まぁ、それでも毎年数回は必ずいやがらずにスキー場に出かけていた訳だから嫌いではなかったのだろう。<br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">初めて</font> スキーを「楽しい」と思ったのが中学校のスキー教室。クラスメートは初めてスキーをはく生徒がほとんどだった。その中で足を揃えてスイスイ滑れる僕は、ある意味注目の的となった。<br><br><br><br> <font size="4">「おぉ、すげぇ上手いじゃん！おぉぉ（パチパチパチ）」</font> <br><br><br><br>そんなような喝采をあびて、そりゃもう、いてもたってもいられないという嬉し恥ずかし的な感覚を覚えたのだった。<br><br><br><br><font size="4">当時の僕</font> と言ったら、野球部に所属はしていたが、レギュラーにはなれずパッとしない選手だった。クラスの中でも壁際で <font size="4">こっそり読書</font> をしているいたって目立たない生徒だったのだ。<br><br><br><br>そのくせ自意識過剰で内向的で人に対して常に自分の周りに一枚壁を作っているという、そんな <font size="4">中坊</font> だった。まぁ、中学生の時期ってだいたいみんなそんな感じなのかもしれない。気持ちと行動がやたらにかけ離れている“めんどくさい”時期なのだろう。<br><br><br><br><font size="4">でも</font> 、そのスキー教室以降、自分の中でなんとなく何かが変わった。今思えば <font size="4">「人より秀でたものが自分にもある」</font> という“自信”のようなものが心の片隅に芽生えたのかもしれない。<br><br><br><br>とは言っても、いきなり<font size="4">“なんたらデビュー”</font>のようにキャラクターが一変する訳もなく、あい変わらずの目立たない読書中学生だった事に変わりはなかった。ただ、一つ自分に自信のもてる物を見つけられた事は当時の僕にとっては大きな出来事だったのだ。<br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">高校</font> に入って迷わず <font size="4">スキー部</font> に入部した。大学の付属高校だったからか、雪なし県では珍しく（競技）スキー部があったのだ。それまでの家族旅行としてのスキーが部活動としてスキーとなり、僕の中で大きな存在となった。<br><br><br><br>スキー部といっても、春から秋にかけてのシーズンオフはひたすら <font size="4">走りこむ</font> 。へたしたら陸上部よりも走っていたかもしれない。<br><br><br><br>真面目にやっていた反面、高校生は色々な意味で <font size="4">大人になっていく時期</font> でもある。<br><br><br><br><font size="4">思春期のピーク</font> を迎える高校生の時期、それは人には言えない恥ずかしい経験が満載な時期だといえよう。というのは、この時期に覚えたのが <font size="4">異性交遊とお酒の味</font> （笑）。<br><br><br><br>当時は <font size="4">カラオケボックス</font> が流行り初めた頃だったのと、高校生の飲酒規制が緩かった（僕の地元だけ？）ので、毎週のように <font size="4">コンパコンパコンパ</font> 。今思うと当時の自分が羨ましくなるほどだ。<br><br><br><br><font size="4">ビールを「美味い！」</font> と思えた瞬間を今でも覚えている。子どもから大人になる瞬間があるとしたら、僕の場合は間違いなくその瞬間だ。（異性交遊とお酒の話はまた別の機会に。。。）<br><br><br><br><br><br><br><br>っと、 <font size="4">スキーの話に戻ろう</font> 。これからはちょっとだけ <font size="4">重い話</font>。<br><br><br><br><br><font size="4">実は</font> この時期に、<font size="4">ターニングポイント</font> となった出来事があった。<br><br><br><br><font size="4">高校2年生</font> の時、スキー部の合宿中、ゲレンデで大けがを負ったのだ。若気の至りからか、自分の技術以上のスピードでかっ飛ばしていた最中にゲレンデ内のくぼみにハマって転倒、スキー板が折れて顔面を直撃した。運悪く折れた板が右眼に直撃、結果 <font size="4">右眼を失明</font> する事となった。<br><br><br><br>すぐに県内の大学病院に搬送され <font size="4">眼球の摘出手術</font> を受けた。多感な時期である。片目を失った事に対してのショックは今でもありありと覚えている。現地の大学病院に約ひと月入院し、都内の大学病院に転院した。転院先の病院でも約１，２ヶ月入院（はっきりどれくらいか忘れてしまった。。。）した。<br><br><br><br><font size="4">不思議</font> な事に、入院中にどんな療養生活を送っていたのか、ほとんど思い出せない。思い出せるのは両親がずっと看病してくれていた事と、入院中に聞いていた音楽。長い療養生活に両親が用意してくれたラジカセと数枚のCD。ヒップホップやエアロなんかの洋楽から、久保田利伸の新譜やBzのデビューアルバムなんかもあった。色々と考えて選んでくれたのだろう。<br><br><br><br>気力も体力もどん底であった分、親の愛情を素直に受け入れられたのかもしれない。時にベッド脇でしくしく泣いている母親の気配をうっすら感じながら、親を悲しませてしまったことがとても情けなくなった。<br><br><br><br><br><font size="4">「何も変わらない　Only　this is my truth」</font><br><br><br><br><br><font size="4">Bz</font> の曲の歌詞が、その時の自分に重なった。失明したという事実、それを受け入れることがまず自分のするべき事なんだ。そう思いながら何度も何度も繰り返し聞いていたのを覚えている。（それ以来すっかりBzファンだったりする）。<br><br><br><br>それと面会に来てくれた親戚のおばちゃんが、こっそり買って来てくれた <font size="4">ケンタッキー</font> 。これは強烈に覚えている。３食が味気ない病院食の生活。すっかり食欲も落ちて当然体力も気力もダウンしていた頃、ギットギトのジューシーチキンは相当なインパクトを与えたのだろう。旨すぎて涙が出たのは初めての経験だった。<br><br><br><br><br><br>なんか、すっごい <font size="4">重い雰囲気</font> になってきたな。。。<br><br><br>でも、スキーを振りかえる時にこの事故は外せない出来事なのだ。なのであえてのカミングアウト。その事故がきっかけで人生は大きく変わって行く。。。<br><br><br>さて続きはまた次回。。。<br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">～スキーについて考えてみた　その３～　に続く</font><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>///
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<pubDate>Thu, 01 Mar 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>スキーについて考えてみた 　その１</title>
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<![CDATA[ <br><br><br><br><font size="4">「本職は。。。スキーですかね」</font><br><br><br><br><font size="4">「趣味は？」</font> と聞かれると、こんな答え方をする。趣味に対して“本職”という言葉はきっと適切ではないと思うのだが、自分にとっては結構しっくりくる答え方だ。<br><br><br><br><font size="4">「本職＝一番の趣味」</font> と言いきっている割に、今までブログではスキーについてほとんど触れた事がなかった。旅行や登山、バイクや自転車、映画や本や音楽やその他いろいろ触って来たが、なぜだか、スキーについては全く書く気が起きなかったのだ。<br><br><br><br><font size="4">なんでだろうか</font><br><br><br><br><font size="4">スキー</font> も含めてどれも僕にとっての大切な趣味だ。でも、一つ言えるのは僕にとってのスキーは他の趣味事にくらべて <font size="4">別格</font> なのだ。<br><br><br><br>趣味と言うには、のめり込む度合いというか <font size="4">「想い」</font> が違うからなのかもしれない。言葉にするとどう表現していいのか分からないが、「ライフワーク」というか、「人生の友」というか、そんな感じだろうか。んんん、難しいな。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">希望と力に満ちた青春の日に<br><br>君が情熱を燃やし創意をこらした<br>　<br>結果をここに讃える<br><br>願わくは　スキーを生涯の友とされんことを</font><br><br><br><br><br><br><br>「全国学生岩岳スキー大会」通称 <font size="4">“岩岳”</font> の表彰状の一節である。<br><br><br><br><font size="4">“岩岳”</font> は、僕が学生時代に所属していたスキー部の最終目標であった大会であった。各大学を代表する学連（体連）の大会（インカレ等）とは異なり、いわゆる同好会レベルの団体が対象となる。<br><br><br><br>言ってみれば一般学生レベルの草大会みたいなものだが、それでも僕ら学生スキーヤーにとっては <font size="4">高校球児の甲子園</font> のような存在で、その大会で勝つ為、そして所属クラブがシード権を得る為に日々トレーニングしていたのだった。<br><br><br><br><font size="4">「青春」「情熱」</font> 。。。<br><br><br><br><font size="4">泥臭い</font> というか <font size="4">汗臭い</font> というか、こそばゆくなるようなクサい言葉である。だけど当時の僕にとってはその表彰状が憧れの的だったことは間違いない。現役当時、残念ながら一度も表彰状をもらえる成績は残せなかったが、表彰式で賞状が読み上げられる度、特に最後の一節を聞く度に <font size="4">胸がキュン</font> となっていたのを覚えている。<br><br><br><br><br><font size="4">「願わくは　スキーを生涯の友とされんことを」</font><br><br><br><br><br><font size="4">大学</font> を卒業して１５年経つ。自由に使える時間は学生時代と比較にならないくらい少なくなったが、それでも、相変わらず僕はスキーをしている。“生涯”を語るにはまだまだ若造ではあるが、今のところ良い友達関係を維持できているようだ。<br><br><br><br>レーシングから基礎へと付き合い方は変わったが、雪の上に立つ <font size="4">ワクワク感</font> は学生時代のそれと何も変わらない。<br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">～　スキーについて考えた　その２～　へ続く</font><br><br><br><br><br><br>///
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<pubDate>Wed, 22 Feb 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>真冬の美味しい焚き火　~後編~</title>
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<![CDATA[ <font size="4">How many roads</font>　 must a man walk down<br>Before you call him a man?<br><br><br><br>冬枯れた木立に染み入るように響くディラン<br><br><br><br>Yes, 'n' how many seas must a white dove sail<br>Before she sleeps in the sand?<br><br><br><br><font size="4">バチンバチンッ</font> 爆ぜる薪の乾いた音色<br><br><br>まるで 　ギターにかぶさる 　一つの楽器<br><br><br>そう　　まるで　　セッションのように<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/bd/83/j/o0800142211783156460.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/bd/83/j/t02200391_0800142211783156460.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><font size="4">ベタ</font> 過ぎるディランのアルバム。<br><br><br><br><font size="4">でも、</font> でもだよ。。。<br><br><br><br>冬の焚き火にこれほど溶け込む <font size="4">音楽</font> って他にあるだろうか。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">去年</font> の山行依頼、すっかり外遊びに <font size="4">音楽</font> が欠かせなくなった。<br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111210/08/masaaki3201/38/01/j/o0800045011662500719.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111210/08/masaaki3201/38/01/j/t02200124_0800045011662500719.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><font size="4">自然の中</font> 、特に奥深い山の中なんかに一人で入ると、時折、無性に <font size="4">人工的な音</font> に飢えることがある。独り故の寂しさだろうか。<br><br><br><br><font size="4">森の中</font> に音がないわけではない。むしろ音は溢れている。<br><br><br><br><font size="4">鳥達</font> は時にのびやかな唄声を奏で、時に仲間と楽しげに会話する。その豊かな表現力に驚かされる。<br><br><br><font size="4">風</font> もやはり表現者だ。撫でるように吹く微風は、樹々の葉をサワサワと優しく揺らす。落ち葉を舞いあげる木枯らしは晩秋の音色を奏でて足元をすり抜けて行く。稜線を抜ける強い風を受けた針葉樹がしなる音はまるで人の欠伸のようだ。<br><br><br>土を踏む音　　せわしなく飛び交う虫の羽音　　渓谷のせせらぎ<br><br><br><br>すべてが 　<font size="4">自然の音</font> <br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111128/18/masaaki3201/a6/d5/j/o0800045011639678985.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111128/18/masaaki3201/a6/d5/j/t02200124_0800045011639678985.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><font size="4">耳を傾ければ</font> 、そんな音たちが自分の周りに溢れていることに気付かされる。<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">今までは</font> 、その自然の音の中に浸る心地よさで満足していた。むしろ、それ以外の音を排除する為に、山の奥深くに踏み行っていたのかもしれない。<br><br><br><br>ある時、何の気なしに <font size="4">ipod</font> を取りだしてみた。長く続くトレイルに、もしかしたら何か <font size="4">スパイス</font> が欲しくなったのかもしれない。<br><br><br><br>"Genius"がチョイスしたのは <font size="4">ジャック・ジョンソン</font> 。緩やかなサーフチューンのイントロが流れた。まさかのアロハなチョイスに「そう来たか」と一瞬ためらった。<br><br><br>でも、不思議とそれがまたその時の気分に <font size="4">絶妙</font> に合っていた。<br><br><br><br><font size="4">自分でも驚くくらい</font><br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111109/07/masaaki3201/36/e5/j/o0800045011600161515.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20111109/07/masaaki3201/36/e5/j/t02200124_0800045011600161515.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><font size="4">ラジオ</font> を鳴り響かせながら歩いてくる山屋のおじさんとすれ違うたびに、　<font size="4">複雑な心境</font> になっていた。なのに、今の俺ってもしかしたら、いやたぶん、大して変わらないんだろうななんて。<br><br><br><br>でも、音楽と自然って、選択さえ間違わなければ、お互いを高め合う存在なのだと確かに思った。まあ、あくまで <font size="4">“俺的”</font> な感じ方なんだけど。<br><br><br><br><font size="4">「マリアージュ」</font> ワインと料理の素敵な相性。<br><br><br><br>そんな関係と言えなくもないかな<br><br><br><br><br><br><br><font size="4">そんなわけ</font>　で、それ以来、どこに行くにも音楽は常に携行リストに入っている。<br><br><br><br> <font size="4">ipod</font> さえあれば、持ってる音楽は全て携行できるから便利な時代になったものだ。それこそ <font size="4">志ん朝</font> の品川心中から <font size="4">GAGA</font> まで全部。MIXで聴いているとケアマネの受験勉強をしていた時同期した模擬設問集が流れるから面白い。<br><br><br><br><br><br><font size="4">音楽　「人工的な音」　時に素敵なスパイスとなる雑音<br><br><br><br>外遊びを一層豊かにしてくれる 素敵な相方</font><br><br><br><br><br><br><br><br>今日はそんな <font size="4">ｉpod</font> にお供を連れてきた。<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/06/masaaki3201/e5/3d/j/o0800045011797123930.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/06/masaaki3201/e5/3d/j/t02200124_0800045011797123930.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>TDK製ipodスピーカー「Xa-3602」<br><br><br><br>実はｉpod用のハンディスピーカーをずっと前から探していた。スピーカーの類ってホント選びにくい。店頭で端から端まで聴き比べるのだが、聴けば聴くほどドツボにハマり、一台を決められなくなってしまう。スピーカーほど、質（音質）の違いがはっきりと出る商品って少ないのではないだろうか。<br><br><br><br>肝心なのは <font size="4">コストパフォーマンス</font> だったりする。BOSEなんかのアクティブスピーカーになると、やっぱり音のレベルは段違いで、安定した低音と全体的にぶれない音はさすが。でも、お値段も段違い。上を見ればきりがない。。。<br><br><br><br><font size="4">音質</font> に対してはっきりと価格が比例する点では分かりやすいのだが、どのレベルで納得するかが難しかったりする。 <font size="4">「お！」</font> という音のスピーカーは、やはり <font size="4">「ぬぬぬ。。。」</font> というお値段。<br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120216/06/masaaki3201/08/9c/j/o0800045011797123931.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120216/06/masaaki3201/08/9c/j/t02200124_0800045011797123931.jpg" alt="週刊　ケセラセラ"></a><br>最近は身近なもの全て、ステッカーチューンでべたべた。子どもだな。。。<br><br><br><br><br><font size="4">んで、</font> 結局選んだのが <font size="4">TDK</font> のこの子。携帯しやすいとは決して言えない重量感があるのだが、そこがまた潔しという感じで好感が持てた。何といっても価格に対しての音質の良さ。アンダー１万円の商品群の中では、低音から高温まで音のバランスが良く、自分的にはピカイチだった。電池で動く点も外に持って行きやすい。自分的に今一番ホットなアイテム。<br><br><br><br><font size="4">そんなわけ</font> で今日はこの子をお外に連れ出した。<br><br><br><br><br><br><font size="4">Yes</font> ,'n' how many times must the cannon balls fly<br>Before they're forever banned?<br><br><br><br><font size="4">The answer</font> , my friend, is blowin' in the wind,<br>The answer is blowin' in the wind.<br><br><br><br><br><br><font size="4">風に吹かれて</font>　  舞い踊る　 炎の揺らぎ<br><br><br>風に吹かれて　  何も　 迷うことはない　<br><br><br>風に吹かれて　  そう　<br><br><br>答えは風とともに　風の中に<br><br><br><br><br><font size="4">焚き火の傍らでやさしくディランが歌っていた</font><br><br><br><br><br><br><br><br>///
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<pubDate>Thu, 16 Feb 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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<title>真冬の美味しい焚き火　~前編~　</title>
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<![CDATA[ <br><br><br><br><br><br><font size="4">一年で一番寒い季節</font><br><br><br><br>それも今年の寒さは例年にないほど身に染みる。<br><br><br><br>12月中頃から、週末はほぼ雪上にいるわけで、それこそ　<font size="4">氷点下</font>　の中で趣味に勤しんでいる。<br><br><br><br>なら <font size="4">寒さにゃ慣れてる</font> っしょ、と思われがちだが、実際そんなことはまったくない。いや、むしろ寒さには <font size="4">敏感</font> な方で、スキー場にいる時よりも普段の方が厚着だったりする。<br><br><br><br>それにしても今日の寒さは一段とキツい！<br><br><br><br>晴天で確かに気持ちはいいが、 <font size="4">突き抜けた冷気</font> が肌に痛い。。。<br><br><br><br>太陽の熱で暖められた空気が、 <font size="4">ブルーの空</font> に吸いあげられていく。<br><br><br><br>雲天なら分厚い雲が空を覆い、それが大地の蓋となって暖気を逃がさない。真冬の曇りの日って意外と暖かかったりするのはそのためだ。<br><br><br><br><br><br><font size="5">とりあえず寒い！</font><br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/29/a8/j/o0800045011783156456.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/29/a8/j/t02200124_0800045011783156456.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br><br><br><br><br>そんな <font size="4">突き抜けた寒さ</font> の一月のある日、僕らは <font size="4">野川公園</font> にいた。ぽっかり空いた休日を <font size="4">真冬のデイキャンプ</font> に興じている訳である。<br><br><br><br><font size="4">なにトチ狂っているんだ！</font><br><br><br><br>そう思われても仕方ない。<br><br><br><br><font size="4">何もこんな寒い時に野外でバーベQしなくても…</font><br><br><br><br>それはそうだ。。。  <font size="4">イヤイヤイヤイヤ！</font> <br><br><br><br><font size="4">焚き火スト</font> にとっては真冬の焚き火もまた　<font size="4">大好物</font>　なのである。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/17/f4/j/o0800142211783156459.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/17/f4/j/t02200391_0800142211783156459.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>この時期、野川公園にはカルシファーの餌（ｂｙ『ハウルの動く城』）となる薪がたくさん落ちている。<br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/f6/ad/j/o0800045011783156461.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/f6/ad/j/t02200124_0800045011783156461.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>もちろん都立公園なので定期的に片付けられてしまうのだが、10分も木立を徘徊すればこれだけの枯れ枝や木屑をゲットできる。“木々の間の薪拾い”も立派なアクティビティだ。<br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/98/62/j/o0800045011783162337.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/98/62/j/t02200124_0800045011783162337.jpg" alt="週刊　ケセラセラ"></a><br>こんなに見事な炎を上げてくれる。さあ、出でよカルシファー！！<br><br><br><br><br><br><font size="4">確かに</font> 春秋にやる焚き火も最高だ。　<font size="4">んだども、</font>　身震いするくらい寒い日にやる焚き火の暖かさといったら、あなた、そりゃ <font size="4">筆舌に尽くし難い幸福感</font> を味わえるのだ。<br><br><br><br><font size="4">料理</font> にとって空腹が最高の調味料になるように、空気の冷たさは焚き火にとって最高の調味料となる。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/bd/83/j/o0800142211783156460.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/bd/83/j/t02200391_0800142211783156460.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>至福のひととき。。。<br><br><br><br><br><br>まぁ、そうは言っても、シーズン中BBQで賑わう野川公園も、今日サイトを広げているのは　<font size="4">僕らのみ</font>　。世間様からみたら余程の <font size="4">変わり者</font> なのかもしれない。。。　いや間違いなくそうなんだろうな。<br><br><br><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/92/94/j/o0480085411783156457.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/07/masaaki3201/92/94/j/t02200391_0480085411783156457.jpg" alt="$週刊　ケセラセラ" border="0"></a><br>最近ガッツリはまっている『スラックライン』　<br><br>でも野川公園はＮGらしい。。。この後管理人の方が自転車でユラユラ現れて注意されてしまいました（泣）<br><br><br><br><br><br><br><br><font size="4">～　後編へつづく　～</font><br><br><br><br><br><br><br>〇◎〇
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<pubDate>Thu, 09 Feb 2012 07:00:00 +0900</pubDate>
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