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<title>きんぴらごぼう</title>
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<description>とにかくね、生きているのだからインチキをやっているのに違いないのさ</description>
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<title>彼岸花</title>
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<![CDATA[ <br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/73/79/j/o0800080012231766583.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/73/79/j/t02200220_0800080012231766583.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/80/a7/j/o0800080012231766582.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/80/a7/j/t02200220_0800080012231766582.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br><br>　栗ひろいに今年も行ってきました。わたしがまだ小学生の頃から、毎年家族で行く栗ひろい。我が家には「栗を拾わざる者、栗ごはん食うべからず。」という格言まであります。大好きな栗ごはん。ぜったい食べたいし、第一栗ひろいは楽しいので、栗ひろい皆勤賞のわたしです。<br><br><br><br><br><br>カメラで写真もたくさん撮ったのですが、画素数が大きすぎてのせられません。だからiphoneで撮ったちょっとお粗末な写真を、のせてみます。<br><br><br>　<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/eb/59/j/o0800080012231770796.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/eb/59/j/t02200220_0800080012231770796.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/fb/e7/j/o0800080012231770784.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/fb/e7/j/t02200220_0800080012231770784.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/5c/c9/j/o0800080012231770783.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/5c/c9/j/t02200220_0800080012231770783.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br>栗ひろいの場所までの、メタセコイヤの並木道が好きです。<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/8f/d9/j/o0800080012231773879.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/8f/d9/j/t02200220_0800080012231773879.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br>メタセコイヤの後ろに、栗畑と山が見えるお気に入りの一枚です。<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/96/72/j/o0571064012231773878.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/96/72/j/t02200247_0571064012231773878.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br>大きいメタセコイヤを見上げる、小さくて丸っこいお母さんです。<br><br><br><br><br><br>帰りにお弁当を買って、湖のそばで食べました。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/b5/49/j/o0800080012231780740.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/b5/49/j/t02200220_0800080012231780740.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br>三匹の鴨が、とても気持ちよさそうに泳いでいました。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/69/81/j/o0800080012231780739.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/69/81/j/t02200220_0800080012231780739.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br>天気がとても良くて、湖にも雲がはっきりと浮かんでいました。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/41/66/j/o0800080012231786663.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/41/66/j/t02200220_0800080012231786663.jpg" alt="$きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br>彼岸花も見頃を迎えていました。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/6a/12/j/o0800080012231786664.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/6a/12/j/t02200220_0800080012231786664.jpg" alt="$きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br>彼岸花の赤は、なんであんなにも赤いのでしょうか。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/aa/33/j/o0800080012231786665.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121011/17/may55-b/aa/33/j/t02200220_0800080012231786665.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br>気持ちよく寝ているお父さんも、激写。<br><br><br><br>平和な日曜日でございました。<br>お父さんはこんな日曜日を少しずつ思い出しながら、次の一週間を乗り越えるそうです。
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<pubDate>Sun, 07 Oct 2012 21:40:07 +0900</pubDate>
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<title>とろろそば、またの名を山かけそば</title>
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<![CDATA[ <br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120927/16/may55-b/cb/e4/j/o0800080012208469028.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120927/16/may55-b/cb/e4/j/t02200220_0800080012208469028.jpg" alt="きんぴらごぼう" border="0"></a><br><br><br>　眠れない時に考えることはただひとつ、眠ることです。悲しいときに考えることもまた、悲しいことです。眠ることを考えれば考えるほど、眠気は遠ざかっていくような気がしますが、悲しいことは、考えれば考えるほど深みにはまっていくので不思議ですね。眠れないわたしは、そんな不思議について思いを巡らせてみましたが、不思議なことに眠たくなってきました。だから、眠たいときや悲しいときは、まるで突拍子もない不思議について考えてみることを、わたしはおすすめすることにしました。<br><br><br>　おやすみなさい。<br><br><br><br>✂ ✂✂<br><br>　写真はきょうのお夜食につくった、とろろそばです。<br>　とろろも蕎麦も大好きなので、大好きなものでお腹が満たされるということは、この上ない幸せなのだと、わたしは思ったのでした。
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<pubDate>Thu, 27 Sep 2012 23:35:55 +0900</pubDate>
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<title>直太朗さんのコンサートに行ってきました。</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Mon, 25 Jun 2012 23:14:12 +0900</pubDate>
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<title>レーズンパン</title>
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<![CDATA[ <br><br> 「そのままの君が好きだよ」と、わたしは何度もそう言ったのに、やっぱりきみはきょうも変わり果てた姿でわたしの前に現れるんだね。<br>   いまにも弾けそうなきみはどこへいったの？あの水々しさをどこへやったの？水も滴るいいやつだったのに。いびつで、溌剌としたあの姿はもう見れないの？誰にも真似できない、ふぞろいなきみが好きだったのに。<br><br>   アップルパイ、いちごジャム、ドライフルーツ、フルーツキャンディー、、そんな姿は見たくないんだよ。<br>   このまえ食べたメロン味の飴、きみはほんとうにそこにいたの？きみってあんな変な味だったっけな。<br>   果汁５％のオレンジジュース、９５％をオレンジ以外のものが占めているのに、きみの名前を名乗っている変なやつがいたんだ。きみの甘さは、あんな纏わり付くような、そんなじゃなくて、もっと透き通っているのにね。<br>   お母さんが朝食に食べてたトーストに塗られたいちごジャム、きみはまるでパンの腰巾着で、少し悲しくなったよ。きみは本来、パンなんかいなくたって、立派に独り立ちしていたのに。親指と人差し指に抓まれて、たまに練乳なんかをかけられてはいたけれど、それでも誰かの口に運ばれるまで、きみはきみのままで、最後まできみらしかったよ。<br><br>   少し言いすぎたね、ごめんよ。<br><br>   でも、ただ、わたしが、くだものを、なにかに加工するだけで、きらいになってしまうことが悲しいんだよ。<br>   くだものはなんにも悪くないのに、わたしはアップルパイも、いちごジャムも、メロン味の飴も、スイカバーも、ぜんぜん好きになれないんだよ。<br><br>   でも、いちごはきらいだけど、いちごジャムは好きなひとや、おいしいりんごを、さらに手間暇をかけてアップルパイにするひともいるのだと、わかっているからどうしようもなくて、でもお母さん、どこでどう勘違いをしてしまったのかわからないし、そしてもう何年も正されることがなかったこの勘違いを正すタイミングもわからなくなっちゃって、言うべきか少し悩んだんだけど、わたしの好物はレーズンパンではないよ。なんなら小学生の頃、給食にレーズンパンが出るたび少しウンザリしていたくらいで、いつもお母さんは、わたしのテーブルの席にそっと買ってきたレーズンパンを置いて、ほら、誰にも見つからないうちに食べちゃいな、というような目で見てくるけど、あのレーズンパンを食べているのはお父さんだよ。あのレーズンパンはいつだってお父さんに見つかって、食べられていたんだよ。隠していてごめんよ、ほんとうにごめん。いや、隠しているつもりはぜんぜんなくて、ただひたすらにお母さんが鈍感で、でもレーズンパンが蔑ろにされるわけでもなくお父さんに食べられているのを見ていると、わざわざ良かれと思って買ってきてくれたレーズンパンを拒むことはしなくていいんじゃないかって、ただそう思っただけなんだよ。
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<pubDate>Tue, 05 Jun 2012 23:41:39 +0900</pubDate>
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<title>仙人掌</title>
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<![CDATA[ <div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120614/16/may55-b/f6/9f/j/o0800060012027404167.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120614/16/may55-b/f6/9f/j/t02200165_0800060012027404167.jpg" alt="$きんぴらごぼう" border="0"></a></div><br><br><br><br>　サボテンを買いました。<br><br><br><br>　朝起きて、なぜだかは分からないのですが、「今日はサボテンを買いに行こう。」と思いました。<br><br>　なぜだかは分からないのですが、本当にふと、そう思ったのです。部屋のインテリアをサハラ砂漠風に模様替えしようと思い立ったわけではありません。部屋が砂だらけなんて、そんなのは悪夢です。わたしは寝具をいつも清潔に保っていたくて、枕カバーは毎日かえるし、毎日いっしょに寝ているシロクマの抱き枕でさえ、週に一度は容赦なく洗濯機に放り込んでしまうような人間です。そのような人間が部屋を砂漠風にしようものなら、砂でざらつくベッドの上で、きっと眠れない夜を何夜も過ごすことになるでしょう。そんなのはいやです。<br><br>　ではなぜ朝目覚めてすぐのわたしは、急にサボテンを買いに行こうと思ったのでしょうか。<br>　「サボテンがわたしを呼んでいるような気がした。」とか、そんな大それていて、しかも幾人もの方々に「なに言ってるんだろう、この人…。」という不信感を抱かせかねないことは言いませんし、まず、呼ばれていません。サボテンはわたしを呼ぶどころか、その尖った風貌から、わたしを敬遠しているようにさえ感じました。<br><br>　「いや、呼ばれてなくとも会いに行こう。呼ばれてからでは遅いかもしれない。もしサボテンがわたしのことを嫌いだとして、敬遠していたとして、それがなんだっていうんだろう。会いたいんだから、会いに行こう。話はそれからだ。」そう思ったわたしはすぐに近所の花屋へ向かいました。<br>　するとサボテンは当たり前のようにそこにいて、「オアシスどころか砂さえないお前の部屋になんか行くもんか。」そう言われているような、言われていないような、まぁおそらくサボテンはそんなこと思ってなかっただろうけど、そんな雰囲気でわたしを迎えてくれました。こんな風にすぐ妄想をはじめてしまうのはわたしの悪い癖ですが、サボテンに思考がないと決めつけてしまうのは、なんだか悲しいことです。数々の妄想や空想こそが心と日々の生活を豊かにするのだとわたしは信じているし、第一妄想をしないわたしなんて、トゲのないサボテンのようなものです（我ながら上手く逸れはじめた話を元に戻せたと思います）。<br>　とにもかくにもわたしは、サボテンのその一切を寄せ付けない姿に、一瞬たじろいでしまったのと同時に、この上ない魅力を感じてしまい、すぐさま店員さんにその旨をお伝えしました。すると相手はこの魅力的なサボテンを、たった１００円玉６枚と交換してくれると言うではありませんか。なんてことだ、信じられない。わたしならたった１００円玉６枚でサボテンを譲れなどと言う輩が現れたなら、「おととい来やがれ！」と言って追い返します。するとそやつは本当におとといやって来て、<br>　「どうだ、本当におととい来たぞ。おととい来るのは、明日来るより、明後日来るより、ずっとずっと難しい。だけどわたしはそれを成し遂げた。なぜならそれほどまでにそのサボテンのことを想っているからだ。さぁ、とっととそのサボテンをこの１００円玉６枚と換えてくれ、もたもたしているとわたしは今日に帰れなくなってしまう。」<br>　息も絶え絶えにそう話すそやつに、わたしは手塩にかけて育ててきたサボテンをすっと差し出し、<br>　「金はいらねぇ、とっととそれ持って今日に帰りな！そしてもう二度とおとといなんかに来るんじゃないよ、いいね！」と言って店の奥に入って行ってしまうのです。・・・こんなにも素晴らしいサボテンを手放すってそういうことじゃないのですか？いいえ、違います。現代の日本ではそのような目には見えなくとも相手の心をグッと掴むような心意気ではなく、お金という目に見えるものを差し出すことで欲しいものが手に入ります。そうなんですか、わかりました。それならこの１００円玉６枚をお受け取りください。<br>　そんなこんなでようやくわたしはサボテンを手にすることとなったのです。<br><br>　家に戻り、「サボテンを引き取ったからには、立派に育ててみせましょう。」と勝手な責任感を抱きながら、さっそく家にある植物図鑑からサボテンのページを探し出し、読んでみました。―――なになに、サボテンは水をあげなくても育つとか、そんな風に思われがちですが、そんなことはありません。しっかりたっぷり水をあげてください。―――はいはいわかりました、どうやらサボテンはツンデレらしいです。そんなツンツンした見た目とは裏腹に、実はかまってほしいのですね、あいくるしいです。心配しないでください、実はわたしはデレデレです。もうやめてと言われてもかまってあげます。<br><br>　もしこれからの人生で、朝起きてふと、「サボテン買いに行こう。」って思うようなことがあったなら、それはきっとツンデレなサボテンからの密やかなメッセージだと思うので、恐れることなく、疑うことなく、素直にお財布だけ持って近所の花屋さんに向かってください。きっと素敵な出会いが待っていますよ。
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<pubDate>Sun, 06 May 2012 17:19:09 +0900</pubDate>
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<title>キャンピングカー</title>
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<![CDATA[ 　キャンピングカー貯金、はじめました。<br><br><br><br>　「買えるわけない。いくらすると思ってるんだ。」<br>　いままさに貯金箱に５００円玉を入れようとしていたわたしに、誰かは言いました。<br><br>　５００円玉を集めてキャンピングカーを買う。それが途方もなく長い道のりであることは知っていたし、この５００円玉たちがキャンピングカーに換わる日なんてひょっとしたら来ないんじゃないかって、気付いてたけど、気付かないふりをしていました。そしてわたしはこれからも気付かないふりをします。それがいくら愚かなことであろうと、です。まわりのみんながもう止めることもやめて、興味すら持たなくなってしまったとしても、です。<br><br>　もしこの５００円玉たちがキャンピングカーに換わる日が来なくとも、５００円玉を一枚貯金箱に入れるたび思い浮かべたキャンピングカーはとても素晴らしかったし、そのキャンピングカーに乗って旅する夢を、手に握りしめた５００円玉に何度も馳せたりして、それだけでわたしは、なんだかとてもしあわせでした。<br><br>　それと同時に５００円玉貯金とは、そのように少し切なくてほろ苦いものなのだとも思いました。ほんとうに手に入れることよりも、いつか手に入れることを夢見ている時間こそが、いちばんしあわせなのです。おつりの中に５００円玉を発見するたび、そしてその５００円玉を貯金箱に入れるたび、わたしはキャンピングカーのことを思い浮かべます。キャンピングカーは夢のまた夢のそのまた夢のような話かもしれないけれど、なにもしていないより、５００円玉を入れた分だけキャンピングカーに近付いたような気がして、夢はより鮮明に、大きくなっていきました。<br><br>　しかし実のところ、わたしはちっともキャンピングカーに近付いてやいなかったし、いつまでたってもキャンピングカーは夢の中でしか走ることを許されませんでした。だって５００円玉は一向に貯まる気配がないのです。なぜならわたしが貧乏だからです。それなのに、あまりにも貯まらないので、ほんとうはそんなことしたくないけど、大好きな家族を疑うこともしました。「もしかして、この貯金箱から５００円玉をとったりした？」と聞くと、みんな笑いながら「とるほど入ってないやん」と言いました。お父さんは「とるどころかあまりに入ってないから不憫に思って、この前一枚入れといた」と言いました。やさしい。こんなにもやさしい家族を疑うなんて、、、恥ずかしい。ほんとうに恥ずかしいです。穴があったら入るので、どうか上から土をかぶせて、そして埋めてください。そしてたまに水をやってください。夏頃には大きな花を咲かすでしょう。それはそれは珍しく、誰も見たことのないような奇妙な花を咲かすので、あなたはその種を売り、売ったそのお金でキャンピングカーでも買ってください。
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<pubDate>Sun, 29 Apr 2012 22:19:37 +0900</pubDate>
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<title>おかえり</title>
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<![CDATA[ 　今度、星野源さんのライブに行くんです。<br>　今までずっとチケットが取れなくて、きっと会えないんだろうなぁと思っていた人なので、とても楽しみです。<br><br><br><br><br>　いってらっしゃいが<br>　今日も言えなかったな<br>　帰ってこなかったら　どうしよう<br>　おはようが　今日も言えなかったな<br>　おかえりなさいは　いつもの二倍よ<br><br><br>　これは、星野源さんの２枚目のアルバム、エピソードに入っている、「布団」という曲の歌詞です。<br><br>　中学生くらいのとき、いつも朝はやく仕事に出掛けるお父さんに、寝すごして「いってらっしゃい」が言えなかった日、よくわからないけど、どうしようもなく不安になったことがありました。お父さんはいつものように元気で、朝ごはんもたくさん食べて出ていったらしいのに、だれもいない居間に降りてきたパジャマ姿のわたしは、なんだかよくわからない、不安のようなそうでないようなものに、襲われるのでありました。<br>　何年後かに星野源さんの「布団」という曲に出逢ったわたしは、あぁ、あのときのあの気持ちは、こんなことだったのかもしれないなぁ。と思いました。<br>　この曲以外にも、星野源さんが歌にしなければ、ほかの誰もうたにしないような気持ちや場面が、星野源さんの曲の中にはいっぱいあります。そういうところが好きです。<br><br>　ライブにはひとりで行きます。でもさみしくはありません。「いってらっしゃい」と、ひとこと言ってもらえればそれでいいです。わたしは「いってらっしゃい」という言葉がほんとうに好きです。できればどこへも行かなくても、目が合うたびに「いってらっしゃい」と言ってほしいです。こんなこと言ってみたけど、ほんとうに目が合うたび言われると困ります。他に話すべきことがたくさんあるし、第一、照れちゃう。<br>　「いってらっしゃい」のいいところは、「いってらっしゃい」というと、それを聞いた誰かが「いってきます」と返してくれるところです。あれ、「いってきます」が先で、そのあとに「いってらっしゃい」かな。そんなことどうでもいいな。あんなことやそんなこともどうでもよくなるくらい、いい言葉です。こんなにも前向きで、すこし眩しいくらいなのに、どこかに哀愁を漂わせる言葉は、きっと他にありません。でもやっぱり「ただいま」と「おかえり」も好きで、わたしは「おかえり」と言われるために「いってきます」と言って出かけるのかもしれません。でももしかしたら「ただいま」と言われたいから「いってらっしゃい」と言って見送るのかもしれないし、そんなことはほんとうにどうでもいいな、と思いました。そんなことは、小学校のとき学校から帰ればいつも料理をしながら「おかえり」と言ってくれたお母さんに比べれば、ほんとうにどうでもよいことでした。ごめんなさい。<br><br>　よし、きょうはわたしの理想がぜんぶ詰まった「くだらないの中に」をおやすみソングにしよう。<br><br>　それじゃあ、おやすみ。
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<pubDate>Sun, 22 Apr 2012 22:24:15 +0900</pubDate>
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<title>３：３３</title>
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<![CDATA[ 　夜中、目が覚めて時計を見ると、３：３３でした。<br><br><br>　わたしは「３」という数字が昔から好きでした。なぜかは分からないし、そもそも理由なんてありません。もし理由があったとして、そんなものに一体なんの意味があるのだろうと、いつも思います。それでもやっぱり生きていれば理由を聞かれることもあって、そのたびわたしは考えれば考えるほど遠くなっていくそれに、少しこわくなりました。つまるところ「３」が「３」ではなくなってしまうような、そんな気がしたのです。だからなぜ好きかということをここで説明できそうにはないですが、ただどこからか湧き上がってきたように、「３」が好きです。<br>　そんな「３」が３つも並んだ、３：３３にわたしは目覚めました。<br><br>　誰もが毎日のように出くわすお昼の３：３３（つまり１５：３３）とは訳が違います。一般的なことは分かりませんが、早寝早起き型のわたしにとっては、滅多とお目にかかれない３：３３です。それだけでとても特別なことのような気がしました。これは誰かしらからの何らかのお告げで、これから自分になにか特別なことが起こるのではないかと、柄にもなくウキウキしたりしました。もう一度目を閉じれば、それはそれはしあわせな夢を見ることができるような気がしたし、そしてその夢から覚めた後には、それはそれはしあわせな一日がわたしを待っているような気がしました。いつもより天気が良かったり、信号にひとつもひっかからなかったり、ふらりと立ち寄った本屋さんで好きな作家さんの新刊を発見したり、街で若かりし頃のロバート・デ・ニーロ似の外国人さんがすれ違いざまにウインクしてくれたり、ばんごはんが好物のきんぴらごぼうだったりするのだと思いました。そう信じて、３：３４に変わった時計を確認したあと、もう一度目を閉じました。<br><br>　しかしそのあとわたしは夢さえ見ることなく朝を迎え、いつも通り当たり障りのない一日を過ごしました。若かりし頃のロバート・デ・ニーロ似の外国人さんとすれ違うこともなければ、夜の食卓にはわたしが世界で一番嫌いなしいたけが並び、天気は見事なまでの曇りでした。<br><br>　ひとつだけ言えるのは、夜中の３：３３に好きな数字が三つ並んだだけで、来たる明日が素晴らしいものになるなんて思えた、あの瞬間のわたしが、世界で一番おバカで幸せ者だったということです。
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<link>https://ameblo.jp/may55-b/entry-11235715839.html</link>
<pubDate>Sun, 15 Apr 2012 22:13:00 +0900</pubDate>
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<title>おはよう</title>
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<![CDATA[ <br><font size="5"></font>　朝がすきなので、あいさつはもちろん「おはよう」で統一したいです。<br> だから、おはよう。<br><br><br><br>　日本語は読むのも書くのも、楽しくて難しいです。昔なにかの本で、よしもとばななさんが言っていました。<br>「文を１０日書かないと、１０日分、へたくそになっている。」<br>　本当にその通りだなぁ。放っておいていると、すぐ下手くそになります。それでいて、中々上手くなりません。こんなにもどかしいことはないなぁ。<br><br><br>　それでもわたしは文章を書くときに使う頭が、いちばん好きです。その次に、明日の朝ごはんを何にしようかと考えている頭が好きです。（だからと言って、朝ごはんを食べるより文章を書くことの方が好きというわけではないです。）<br><br>　文章を書くときに使っている頭は、あれでもないこれでもないと、次々とタンスの中から日本語を出してきては私に披露してくるのですが、その様子があまりに愉快なのです。また、しっくりときた日本語に私が首を縦に振ったときの、あの満足気な様は、一度見たら忘れることができません。もしお見せできるものであれば、今すぐにでもわたしはこれを一本の映画にし、大規模な完成披露試写会を開いたでしょう。そして誰もがその一部始終に、目を奪われ、奪われたその目を奪い返しては輝かせたでしょう。<br><br>　それなのに、この愛すべき光景が、誰かの御眼鏡に適う日はきっと来ないのです。だってその一部始終は、私の頭の中にあります。<br>　まさか頭を割って見せるわけにもいきませんし、誰もそんなことを望んでなどいません。私だって望んでいませんし、万が一映画会社が多額の出演料や製作費とともに映画化を頼みにきたとしても、私は全身全霊で拒否します。だって頭を割るなんて、きっとものすごく痛いです。だからお断りします。ごめんなさい。<br><br>　さて、ここでひとつだけ言っておきたいのですが、ここまでに書いたことはすべて戯言でありまして、映画化のオファーなんてただの一件もくるはずがありませんし、万が一、いや億が一映画化されたとして、こんなもの、誰がお金を払って観に来るのですか？<br><br>　それなら、わたしが文章を書くときに使う頭の次に好きな、明日の朝ごはんを何にしようかと考えている頭の方が、よっぽど集客力があると思います。<br>　明日の朝ごはんを何にしようかと考えている頭は、頭の中という決して料理をするに適してるとは思えない環境で、あっという間に明日の朝ごはんを作ってみせます。その手際の良さは惚れ惚れするほどで、きっと瞬く間にテレビ局から１０分間の料理番組のオファーがくるだろうし、その料理番組が軌道に乗れば、そのうちレシピ本を出さないかと、プロデューサーが話しに来るでしょう。こうなればテレビの出演料と印税で、明日の朝ごはんを何にしようかと考えている頭は、かなりの大金を手にするでしょう。そうなれば明日の朝ごはんを何にしようかと考えている頭は、「私はいつまでもお前の頭の中にとどまっているような奴じゃない」と言って、わたしを捨ててどこか遠いところに行ってしまうはずです。そんなのかなしい。<br><br>　だからやっぱりわたしは文章を書くときに使う頭が、いちばん好きです。明日の朝ごはんを何にしようかと考えている頭に比べ、集客力もなければ需要もない、文章を書くときに使う頭が好きです。（それでもやっぱり、文を書くより朝ごはんを食べることの方が好きです。）<br><br>　そんな話はどうでもよいのです。<br><br>　はじめましての記事でこれほどまでに話が逸れてしまうなんて、このブログのお先は、はっきり言って真っ暗です。さらに集客力も需要もない、文章を書くときに使う頭で書くブログですから、読んでくださる方がこの世に存在するのかさえ、わたしには分かりません。それでも「飽き」や「マンネリ化」といったような類のものが訪れるまで、私はきっと書き続けます。約束はしません。三日坊主になるやもしれません。それでも三日目の私は、三日前の私より、三日分文章が上手くなっているはずなので、それでよしとしませんか。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/may55-b/entry-11176173540.html</link>
<pubDate>Thu, 12 Apr 2012 22:09:45 +0900</pubDate>
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