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<title>病気になって分かった、本当の「感謝」とは</title>
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<description>40代になり、肺高血圧症、心房中隔欠損、慢性心不全、喘息、オスラー病等様々な病気に罹患。そのほとんどが完治しないという難病であるという状況でも、私が毎日幸せに生きられることへの感謝とその過程を綴ります。</description>
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<title>10年前、私は鬱だった㉒</title>
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<![CDATA[ <p>少しずつ行動を起こせるようになってきて、それに自信を持てるようになって来たのは、</p><p>冬間際の事だった。</p><p>&nbsp;</p><p>なかなか昼間起きられずに、夜寝られずに、夜遅くに散歩をしてみたり、</p><p>1時間ほどかけて図書館に歩いて行って見たりすることもあった。</p><p>&nbsp;</p><p>それでも、自分で決めたことをやれた時には、疲れと同時に少しずつ達成感も</p><p>味わえるようになっていた。</p><p>感情が、心が動いているのを感じられた。</p><p>&nbsp;</p><p>それと同時に、心が動くと疲れるんだという事も分かった。</p><p>身体を動かす以上に、感情が動いたときにはどっと疲れる。</p><p>知り合いに会ったり、友人と話をしたりすると、心が動く。</p><p>そうすると、なんだかそのあとはマラソンでもしたかのように</p><p>身体がつかれる。</p><p>&nbsp;</p><p>緊張などもあったのかもしれないが、</p><p>心も身体も疲れるのだ。</p><p>それが心地よく感じられることもあれば、</p><p>そうではない時もあった。</p><p>&nbsp;</p><p>そうこうしながら、何とか自分で心のバランスを穏やかに保つことが</p><p>できるようになってきて、</p><p>また新しい問題が出てきた。</p><p>&nbsp;</p><p>生活費。</p><p>お金の問題だ。</p><p>&nbsp;</p><p>私が鬱であることは、会社の社長夫妻以外、まだ誰にも言っていなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>6か月間の休職を経て、退社することになった。</p><p>失業保険なども出るのは出るが、それでも生活が苦しかった。</p><p>気持ちも体調も安定してきたとはいえ、仕事ができる状態かと言われたら、</p><p>また迷惑をかけるかもしれない。</p><p>そしてそれがストレスになることは目に見えていた。</p><p>&nbsp;</p><p>もう生活ができない。</p><p>そう危機感と焦りを感じ、</p><p>相当な勇気を振り絞って、実家に帰った。</p><p>&nbsp;</p><p>クリスマスの夜だったと思う。</p><p>寒い中、突然帰ってきた私に動揺を隠せなかった母だったが、</p><p>何かを察したかのように、</p><p>一万円札が数枚入った封筒を黙って渡してくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>「私、鬱になった」</p><p>&nbsp;</p><p>泣きながら、やっと絞り出した言葉がそれだった。</p><p>&nbsp;</p><p>実家までは車で30分ほどしかかからない。</p><p>お盆やお正月に実家に帰っても、「うん」「へぇ」「そう」等の返事しかしなかった私が</p><p>突然帰ってきたかと思ったら、その言葉。</p><p>&nbsp;</p><p>母もきっとたくさん言いたいことはあっただろうが、</p><p>お互い余計なことを言うことなく、言葉少なに会話をして、実家を出た。</p><p>&nbsp;</p><p>やっぱり、母はいつまでも私の母だった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12754869984.html</link>
<pubDate>Sat, 23 Jul 2022 14:46:46 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった㉑</title>
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<![CDATA[ <p>それからは、図書館へ通うようになった。</p><p>&nbsp;</p><p>何もしない日もあったが、新聞を読み、自分が書きやすそうな記事が見つかれば、</p><p>それを要約して原稿用紙に書く。</p><p>&nbsp;</p><p>もともと読むことも書くことも好きだったため、苦ではなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>新聞だけではなく、図書館の中へ入っていろんな本を探してみたり、立ち読みしたり、</p><p>読書スペースで読んでみたりすることもあった。</p><p>&nbsp;</p><p>図書館は涼しかったし、何とも言えない静けさが心地よかった。</p><p>&nbsp;</p><p>誰にも干渉されない、誰の事も気にしない、自分の事だけを考えていた。</p><p>&nbsp;</p><p>帰りたいと思ったら帰るし、帰りたくなければ帰らずに座っていても良い。</p><p>書いたり読んだりするのも良い。</p><p>私に取っては何の制約もなく、縛りもなく、自分がいてもいなくても良い場所。</p><p>その場所が好きになった。</p><p>&nbsp;</p><p>図書館に行き出してからは、あっという間に2週間が過ぎた。</p><p>病院に行く日だ。</p><p>その日は、病院に行った後に図書館に行こうと決めて出かけた。</p><p>久しぶりの長い時間の外出。</p><p>でも、帰りたければ帰っても良いのだ。気持ちも足取りも軽かった。</p><p>&nbsp;</p><p>その日までに8枚ほどの原稿用紙に要約をした分をもって、病院に行った。</p><p>先生から「どうですか？」と聞かれ、その原稿用紙を渡した。</p><p>じっくり読むとか、評価するとかではなく、ただ、</p><p>「書けたね。読むことも書くことも好きなんだね。」</p><p>と言って、返却された。</p><p>&nbsp;</p><p>少しずつ、私の心が感情を持ち始めていることに、私も先生も気づき始めたようだった。</p><p>&nbsp;</p><p>帰りには図書館に寄り、初めて本を借りてみた。</p><p>借りたとしても、読んでも読まなくても良いのだ。</p><p>そういう小さくて新しい行動を少しずつ起こせるようになって来たような気がした。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12754037866.html</link>
<pubDate>Mon, 18 Jul 2022 15:29:24 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった⑳</title>
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<![CDATA[ <p>何度か病院に行き、その都度何も報告することがないという報告と、</p><p>薬の処方をもらうという事が続いた日、</p><p>先生からある提案をされた。</p><p>&nbsp;</p><p>図書館などに行って見たらどうだろう？</p><p>&nbsp;</p><p>本を読むのは好きだったし、休みの日や時間があるときには本を読んで過ごすこともあった。</p><p>ただ、その時は全くと言っていいほど本が目に入らず、読もうとしたこともなかった。</p><p>本を読めという事だろうか？と思うと、そうではなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>図書館に行くと、新聞がいくつかおいてあります。</p><p>その新聞のコラムを要約して原稿用紙に書くという事をやってみよう。</p><p>&nbsp;</p><p>という事だった。</p><p>少しでも頭を使う、身体を使うという事を始めてみようという事だったようだ。</p><p>&nbsp;</p><p>不思議と、それならやってみようと思えた。</p><p>&nbsp;</p><p>早速帰りに、コンビニで原稿用紙を購入し、図書館の開館・閉館の時間を確認した。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>先生は、</p><p>行っても行かなくてもいい。行ってもできなかったらそれでいい。</p><p>と言ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>翌日、早速図書館に行って見ようと思い、珍しく朝から起きて準備を整えた。</p><p>しかし、気が付くとお昼を回っていた。</p><p>迷いがあったわけではなく、ただただ、身体が動かなかった。</p><p>結局その日は、余所行きの格好をしながらもどこに行く事もなく、</p><p>自宅で過ごした。</p><p>&nbsp;</p><p>誰と約束しているわけでもない。誰に迷惑をかけるでもない。</p><p>ただ、自分との約束だった。</p><p>&nbsp;</p><p>そして翌日、</p><p>それではいけないと思い、もう一度図書館へ行こうと決めた。</p><p>午後からでも大丈夫と言い聞かせ、身支度を整えて、図書館へと向かった。</p><p>&nbsp;</p><p>外はまだ暑かった。</p><p>身体で気温を感じながら、汗を額に感じながら、</p><p>図書館への道を急いだ。</p><p>不思議と、何の抵抗もなく、2日目にして、すんなりと足を運ぶことができた。</p><p>&nbsp;</p><p>ここに来れただけでもえらいと自分を褒めた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12752876813.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Jul 2022 13:39:26 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった⑲</title>
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<![CDATA[ <p>で数日間、与えられた薬を飲むという約束事だけは自分の中で果たすことができた。</p><p>1日1回、夜に薬を飲むというだけの行為だが、</p><p>自分との約束、お医者さんとの約束を果たしている実感が嬉しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>昼間は何をするでもなく、ゴロゴロしたり、テレビを見たり、本を読んだりして過ごす。</p><p>それはこれまでと変わらない。</p><p>外は暑い日差しが照り付ける中、空っぽの私はただただそこにいるだけだった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>2週間後、病院に行く日がやってきた。</p><p>薬は全てのみきり、久しぶりの外出で、また緊張してきた。</p><p>&nbsp;</p><p>外は暑かった。</p><p>&nbsp;</p><p>8月だから当然のことだが、やっと季節を感じた。</p><p>&nbsp;</p><p>病院に行き、何も話すことのない自分の事を診てもらい、</p><p>同じく2週間分の薬と、2週間後の予約を取って帰宅した。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>仕事の現場は繁忙期。</p><p>皆がボロボロになりながらも顧客に本気で向き合っている姿を創造するが、</p><p>何も感じなかった。</p><p>罪悪感も、優越感も、羨望も悲しみも。</p><p>何も感じなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>辛いと思う事もなかった。</p><p>ただただ、何かを待っている自分がいて、</p><p>その自分がそこにいるという事だけが確かな事だった。</p><p>&nbsp;</p><p>何もない、能力も感情も、何もない空っぽの私が、</p><p>ただそこにいた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12752534945.html</link>
<pubDate>Sat, 09 Jul 2022 12:02:01 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった⑱</title>
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<![CDATA[ <p>駐車場に車を停め、緊張がマックスに。</p><p>久しぶりに、こんなに感情が動いた。</p><p>ここに来ただけでもえらい。</p><p>&nbsp;</p><p>そう思いながら病院のドアを開け、中に入った。</p><p>よく聞けば分かる音量の音楽と、清潔感ある待合室。</p><p>不思議と緊張が取れた。</p><p>受付の方に予約している旨を伝え、初診用の用紙に簡単なアンケートを記入。</p><p>&nbsp;</p><p>すぐに診察室へ呼ばれた。</p><p>&nbsp;</p><p>先に記入していたアンケートの内容を確認すると</p><p>「何か、異動があったり転職したり、環境が変わったことはありますか？」と。</p><p>4月に異動になった旨、5月半ばから異変を感じ始めたこと、そういうことを</p><p>話し始めた。</p><p>何でもないことを何でもないように話しているつもりだったが、</p><p>淡々と聞いてくれる先生を前に、涙があふれた。</p><p>&nbsp;</p><p>何の涙なのか、自分の中の感情が何なのかは分からなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>一旦血液検査をし、「鬱」という診断に至った。</p><p>&nbsp;</p><p>驚きも落胆もしなかった。</p><p>「そうか」とただただ受け入れるだけだった。</p><p>&nbsp;</p><p>診断書が必要なことを伝え、発行してもらった。</p><p>&nbsp;</p><p>鬱の状態を改善する薬と、睡眠導入剤をもらい、次回の予約をして病院を後にした。</p><p>&nbsp;</p><p>その後まっすぐ帰ることはせず、久しぶりに買い物をした。</p><p>不思議と、心地いい疲れがあり、その日はよく眠れた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12752248601.html</link>
<pubDate>Thu, 07 Jul 2022 17:18:56 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった⑰</title>
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<![CDATA[ <p>自分でも、どうしたらいいか分からない。</p><p>今の状態がどうなのか、考えることもできない。</p><p>&nbsp;</p><p>ただただ、何かを待っている状態が続いた。</p><p>&nbsp;</p><p>外に出てみたり、窓を開けてみたり、</p><p>そう言うことがやっとだった。</p><p>&nbsp;</p><p>退屈とか、ひまとかいう事でもなく、</p><p>だからと言って焦ることもなく、</p><p>何かを考えることもなくｍ</p><p>ただただその一日が終わるのを待つ。</p><p>&nbsp;</p><p>毎日がその繰り返して、</p><p>何の感情もなく過ごした。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>そんな中で、会社を休むにあたって、</p><p>その理由が必要とあり、</p><p>病院に行くことにした。</p><p>&nbsp;</p><p>精神的なものが原因だろうという事は受け入れがたく、</p><p>しかし受け入れざるを得なかったため、</p><p>心療内科という、私にとっては重たい入り口をくぐった。</p><p>&nbsp;</p><p>電話で予約をし、一週間後の時間を予約した。</p><p>&nbsp;</p><p>何か予定が入るという事があまりにも久しぶりすぎて、</p><p>緊張しながらも、ちょっとだけ嬉しく思いながらも、</p><p>それでもやはり、ほとんどの時間何も感情のなく過ごすことには</p><p>変わりなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>そして予約当日。</p><p>久しぶりに車を運転し、病院へと向かった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12751209953.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Jul 2022 16:26:38 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった⑯</title>
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<![CDATA[ <p>7月の終わりごろ</p><p>&nbsp;</p><p>有給休暇を全て使い果たし、</p><p>どうするのか？という事で一度会社へ連絡をしなければならなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>私に「少し休もうか」と言ってくれた当時の社長が、</p><p>「店舗を変えて、一度出勤してみるか？」という事を提案してくださった。</p><p>&nbsp;</p><p>うまく行くか行かないか分からなかったが、</p><p>このまま何もせずに時が過ぎるのを待つばかりでいるのも</p><p>ダメな気がして、</p><p>出勤してみることにした。</p><p>&nbsp;</p><p>そこでは、ちょうど店長の交代が行われる予定の店舗で、</p><p>経験者である私が入ることで、より円滑に、また質の高い</p><p>サービスを提供できるだろうという意図があった。</p><p>また、そんなに顧客数も多くなく、ガチガチの店舗でもなかったため、</p><p>そんなに重く考えることもなく、少しは楽しんで仕事ができるだという</p><p>配慮もあったと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>実際に入ってみて、なんとなくやれそうな気がしたが、不安は</p><p>消えなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>また失敗するんじゃないか？</p><p>体調を崩すのではないか？</p><p>&nbsp;</p><p>そんなことを考えながらも、期待には応えたかった。</p><p>気持ちが多少落ちていても、とりあえず店舗に行く。</p><p>いってダメならその時はその時。</p><p>&nbsp;</p><p>それで良いんだと言い聞かせて、</p><p>数日通った。</p><p>通う事ができたことにもありがたく思った。</p><p>&nbsp;</p><p>うん、これで大丈夫。</p><p>元に戻った。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし数日後、</p><p>私はもう起きられなくなっていた。</p><p>&nbsp;</p><p>やっぱりダメじゃないか。</p><p>&nbsp;</p><p>そう思うと同時に、変な安心感があった。</p><p>行かなくてもいいんだ。</p><p>だから大丈夫。</p><p>&nbsp;</p><p>そう思って、毎日のほとんどをベッドの上で過ごすことが多くなっていった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12751038393.html</link>
<pubDate>Thu, 30 Jun 2022 17:21:21 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった⑮</title>
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<![CDATA[ <p>仕事に行っても行かなくても良い</p><p>&nbsp;</p><p>そういう生活が始まった。</p><p>&nbsp;</p><p>人間というのは、やっぱり環境に適応しながらも、自分の安心安全を</p><p>守ろうとする動物らしく、</p><p>「行かない」という選択をする日が当然増えた。</p><p>&nbsp;</p><p>行こうとしても、着替えて部屋を出るときに、</p><p>やっぱりやめた</p><p>&nbsp;</p><p>となるときもあった。</p><p>&nbsp;</p><p>職場から足が遠のき、ほとんど外にも出ない日が続くようになった。</p><p>&nbsp;</p><p>連絡をする人も、くれる人もいない</p><p>&nbsp;</p><p>そういう状況の中で、</p><p>ただ起きて、顔を洗ってテレビをつけて、ボーっとして、</p><p>眠たくなったら横になって、</p><p>起き上がりたくなければゴロゴロして、</p><p>お腹がすいたら買い置きしていたお菓子を食べ、</p><p>暗くなったらお風呂に入って、</p><p>眠たくなるまでテレビを見て、</p><p>朝方に寝落ちする</p><p>&nbsp;</p><p>そんな堕落した毎日が続くようになった</p><p>&nbsp;</p><p>その時は6月で、ジメジメしていて、</p><p>なんだか毎日私の心を空が映し出しているように思えた。</p><p>&nbsp;</p><p>スッキリしない、晴れもしない、ずーっと雨が降るか、</p><p>はっきりしない天気が続いていた。</p><p>&nbsp;</p><p>食べるものがなくなって、買いに出たとしても、30分外に出ただけで疲れた。</p><p>&nbsp;</p><p>化粧もせず、ただ食べて生きる事だけを考えている私の顔は、</p><p>顔色なんてなく、笑いも怒りも悲しみも楽しみもない、</p><p>無の状態</p><p>&nbsp;</p><p>そんな状態で買い物に行くのも辛かった</p><p>&nbsp;</p><p>髪型や着るものを考えるのも嫌で、</p><p>何とかひとまとまり髪をまとめ、</p><p>上からすっぽりかぶるワンピースを着るのがやっとだった。</p><p>&nbsp;</p><p>何もしなくていいとは、何をしなければならないのだろう？</p><p>&nbsp;</p><p>そんな事を考えても答えは見つからない</p><p>&nbsp;</p><p>見つける必要もなかった。</p><p>でも、探し続けていた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12748949762.html</link>
<pubDate>Sat, 18 Jun 2022 16:48:17 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった⑭</title>
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<![CDATA[ <p>無断で遅刻をしたり、連絡はするものの店舗に行けない日々が続くようになった。</p><p>出勤して、毎日のように責任者の方への謝罪、電話での報連相</p><p>それも苦痛で仕方がない。</p><p>&nbsp;</p><p>何よりも、なぜ今自分がこのような状況になっているのかが分からない。</p><p>&nbsp;</p><p>行きたい、仕事はしたい</p><p>なのに行けない、身体がついていかない</p><p>頭痛が続き、とうとうある日、涙が止まらなくなった</p><p>&nbsp;</p><p>これはいよいよ危ないのかもしれない</p><p>&nbsp;</p><p>そう思い、それでも店舗に行く</p><p>&nbsp;</p><p>もうコアタイムも良い所で、現場もとても忙しい時間に出勤し、</p><p>上司への謝罪の電話から始まる</p><p>&nbsp;</p><p>苦しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>とうとう、会社の社長が出てきてしまった。</p><p>約30名ほどの会社なので、社長と言ってもそう遠くはない存在だった。</p><p>私は大学生の時からの付き合いだったこともあり、私の事をよく理解して</p><p>くださっている存在だった。</p><p>&nbsp;</p><p>だからこそ、また苦しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>現状を伝えるのが。</p><p>&nbsp;</p><p>何故か分からない頭痛、涙、身体のだるさ、気持ちの浮き沈み</p><p>&nbsp;</p><p>「少し休もうか」</p><p>&nbsp;</p><p>そう温かい声と笑顔で伝えてくださったが、</p><p>それもやはり苦しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>あー、私はこの人の期待に応えられない</p><p>&nbsp;</p><p>それを痛感し、申し訳なかった。</p><p>&nbsp;</p><p>言葉にならない気持ちを察したかのように、頷いてくださる社長</p><p>&nbsp;</p><p>涙の止まらない私の気持ちが整理できるのを、静かに待っていてくれた</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12747519414.html</link>
<pubDate>Fri, 10 Jun 2022 15:30:54 +0900</pubDate>
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<title>10年前、私は鬱だった⑬</title>
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<![CDATA[ <p>そんな思いとは裏腹に、ついていけなくなった。</p><p>仕事は顧客の多さに毎日圧倒され、覚えるべき仕事もなかなか覚えることができない。</p><p>顧客情報も全く分からないまま、資料を見たり、スタッフから見聞きした情報からしか</p><p>関われない、提案も思うようにできない。</p><p>&nbsp;</p><p>信頼関係も築くことができないままあっという間に毎日が過ぎていく。</p><p>&nbsp;</p><p>早めに出勤し、残業をする、それでも終わらない毎日。</p><p>&nbsp;</p><p>一体私は今日何をしていたんだろう…と思う毎日</p><p>&nbsp;</p><p>最初の変化は、身体に現れた。</p><p>&nbsp;</p><p>辛い頭痛が続き、市販薬を飲んでも治らない。</p><p>店舗に行く途中から帰宅までずっと続いた。</p><p>&nbsp;</p><p>それでも、スタッフが待ってくれている。</p><p>私がしなければならない仕事があり、それができなかったら</p><p>他のスタッフへの負担が増える。</p><p>&nbsp;</p><p>そう思うと、辛くても出勤せざるを得ない。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>ある日、そんな私の顔色を見て、スタッフの一人が手紙をくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>無理をしないで、時には頼って、毎日を憂うことなく、</p><p>明日の事も憂うことなく、</p><p>明日は明日の風が吹きますから</p><p>&nbsp;</p><p>そんな内容だったと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>スタッフに心配をかけている。</p><p>&nbsp;</p><p>そう思うと罪悪感も湧いたが、それ以上に、そんな風に私の事を</p><p>きちんと見てくれているスタッフがいることも嬉しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>そうすると余計に、個のスタッフのためにも頑張ろうと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>手紙やメールもたくさんもらうようになった。</p><p>&nbsp;</p><p>メールでも励まし、心配、労り、慰めなど、愛情を感じる内容が</p><p>たくさん届いた。</p><p>&nbsp;</p><p>たった2か月間働いただけなのに、そう思ってくれるスタッフと共に</p><p>仕事ができる事も嬉しかった。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、その気持ちをも踏みにじるかのように、</p><p>スタッフの気持ちに応えるどころか、ますます私の身体がついていけなくなった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/micas-o/entry-12741289459.html</link>
<pubDate>Fri, 06 May 2022 14:46:36 +0900</pubDate>
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