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<title>ワジの小説棚</title>
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<description>私が考えている小説を書いています。一部誤字脱字、おかしな文章等見られることがありますがお許し下さい。Twitterとかもやってます、よければ。Twitter→@gamukamuo</description>
<language>ja</language>
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<title>少女の日記～59</title>
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<![CDATA[ 今日、使用人から手紙が届いた。<br>届いたというより、「物置」に手紙が置かれていたのだ。<br>どうやら男の子の勉強の進捗状況がよくないらしく、私が何か原因を知っているのではないかという内容だった。<br>男の子の年ぐらいになるとホームシックに陥るものだという、まだ屋敷を自分の新しい家だとは思えないらしい。<br>それもそうだろう、人生で三度も我が家が変わるというのは本の主人公でも普通ならば経験しないことだ。<br>明らかにホームシックという問題は目に見えているが、使用人はそれをどうやってこの家に帰ってこさせずに解決できるかを探っているようだ。<br>私と怪物はというと、話し合い、屋敷へ行くことを決めた。<br>私たちは別に男の子に忘れられようと構わない、だが男の子の成長の妨げになっているのならばそれを解決しなくてはならない。<br>別々に暮らすと決めてから次の日に男の子は屋敷に移り住んだ、まだきちんと話し合えていないこともある。<br>だから、そこできちんと男の子と話をして、私たちの関係を終わりにしよう。<br>明日、屋敷に行こうと思う。<br>もちろん日記も持っていく。
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<pubDate>Sun, 10 Apr 2016 22:54:57 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記～58</title>
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<![CDATA[ 男の子は元気にしているだろうか、毎日そればかりが気になった。<br>怪物から「文通してはどうか」と案がでたが、あの子がそれで帰りたくなってしまってはこの決心の意味がなくなってしまう。<br>私はあの子が人間としてうまく世の中で生きていってくれればそれで満足なのだ。<br>使用人からは何の連絡もない、連絡を交わす必要もないのだが。<br>時間が解決してくれるのを祈るしかない、今はただ毎日を過ごすことに没頭した。<br>ベッドも広く感じるため、夜眠るときは怪物に隣にいてもらうことが増えた。<br>怪物は何も話さず、ただ私の側にいてくれる、まるであの子が来る前のように。<br>そういえば怪物も日中はずっと男の子と一緒に行動していたのだ、寂しいだろう。<br>私はそう思い、昨日は怪物を抱いて眠った。<br>今日も怪物を側に寄せ、抱いて眠るのだろう。<br>あの子が恋しい、怪物も同じことを胸に秘めているのだ。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12143550286.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Mar 2016 00:28:20 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記～57</title>
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<![CDATA[ 使用人と相談し合った結果、男の子は使用人の館で勉強するのが良いという結論に至った。<br>物置から拾ってきた本などは沢山あったが、一番重要な「教科書」は置かれていなかったのだ。<br>私や怪物のようであるならば、すでに博学の知識を得ているから今更修学などという行為は必要ない。<br>だがしかし男の子はまた話が別だ、理解できないことの方が多い人間からしてみれば教科書は必須の代物である。<br>ではなぜそれだけの問題で男の子が我が家を離れなければいけなくなったのかというと、私は物置で「教科書」を見たことがないのだ。<br>ただ単にそれだけではない、使用人は使用人であり、学校の先生ではない。<br>故に、全科目を教えることは不可能であり、教えることに関しては使用人よりも専門の人間に聞いた方が分りやすいということだ。<br>怪物は私の意見ならばと了承してくれたが、本当は悲しいに違いない、手が震えていた。<br>怪物はどうも最近人間に近づいた気がする。<br>その感覚は日に日にますばかりだったが、最近確信した、怪物は人間の知識だけではなく言動すべてが人間のそれに近づいていたのだ。<br>無理は、人間を育て、人間と共に時を過ごせばどんな怪物もやがて人間に似る。<br>相変わらず行動や思考は読めないでいるが、怪物は自分なりに答えを見つけ出そうとしているのだろう。<br>「お前の好きなようにして良い、お前が戻ってきて欲しいと言えばいつでも私たちの息子を連れ戻して来よう」と紙に書いた後、怪物は使用人と共に森の外に向かって歩いて行った。<br>これが今日一日の流れ。<br>明日からは一人の朝を迎え、一人のベッドで目覚めるのだろう。<br>ほんの数ヶ月一緒に過ごしただけなのに、胸は苦しい。<br>怪物が紙に記した通り、あの子は私たちの息子のようだった。<br>我が子を手放したようで、見放したようで、今も眠気は来ない。<br>今日だけは怪物の横で眠ろうと思う。<br>あの子が人間らしく生きていけるように、私はこの苦しみに耐えねばならない。<br>頑張ろう。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12126620852.html</link>
<pubDate>Mon, 08 Feb 2016 22:29:23 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記～56</title>
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<![CDATA[ 今日、使用人に男の子は町で暮らせないかどうか訪ねてみた。<br>使用人からは「野生からいきなり人間と同じ生活をするのは大変でしょう。<br>けれどそれは知識や脳の発達の遅れが問題であって、食事の所作、会話などの意思疎通は全く問題ありません」<br>と返ってきた。<br>確かに、勉強以外は教えてきたのだから当たり前なのだが、勉強をしてこなかったことが問題になってくるとは思いもしなかった。<br>使用人は勉強を教えてくれるそうなのだが、これがまた相手に伝えるのが上手い。<br>難しい内容でも男の子はすぐさま頷き、要領よく回答して見せた。<br>男の子の学力はこれで問題はなくなるとは思うが、本題は男の子が勉強を自分からやりたがるかどうか、勉強を教える分、使用人はまた長くこの家に居候するだろう。<br>それとも、使用人を主の元へ返すか…。<br>選択肢が分かれるが、この回答はまた今度にしよう。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12124367077.html</link>
<pubDate>Tue, 02 Feb 2016 22:10:34 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記〜55</title>
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<![CDATA[ ここ数日の出来事をまとめようと思う。<br>日課とまではいかないが最近は数日間のまとめから入ることが多くなった。<br>もしかすると私が書いた怪物の生態観察日記が後世の人間の役に立つかも知れないが、<br>何の役に立つかはわからない。<br>話が脱線しかけていので戻そう、ここ最近の大きな変化はない。<br>挙げるとすると男の子の外見、容姿が日を増す毎に女性の風貌に近づいていること、<br>それに使用人が骨抜き状態になっていることの２点だろう。<br>男の子は不思議と狼人間を連想させた。<br>尻尾は生えていない、毛むくじゃらでもない。<br>ただそこにいるだけで狼人間を連想させる。<br>理由はわからないが彼は私にそう思わせるのだ。<br>単に男性の成長過程が野生を感じさせるだけなら良いのだが、<br>怪物に感化されているのならば止めるべきなのかも知れない。<br>一生森で暮らすならば今のままでいいだろう、<br>だが人間の住む世界はこの森より遥かに大きいのだ。<br>人間であるなら、人間達と暮らすべきだろう。<br>少なくとも私は一生をこの森で終えるつもりだが、男の子には町で生活してほしいと思う。<br>明日、使用人に相談してみるとしよう。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12109538321.html</link>
<pubDate>Wed, 23 Dec 2015 23:54:38 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記〜54</title>
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<![CDATA[ 使用人にさっそく働いてもらうことにしたが、ここ数日観察しているとなかなか腕の立つ人間だということがわかった。<br>指示を出せば忠実に動いて働き、時に使用人のひと手間や工夫で作業がスムーズに進むこともあった。<br>なにより驚いたのはその頑丈さである。<br>体の線は細いのに同じ女性とは思えないほどの大岩を持ち運ぶ。<br>荒れた裏庭が今日だけで綺麗になってしまった。<br>庭掃除を終えたあと、使用人に｢これだけですか？｣と訪ねられた。<br>使用人はあれだけ働いたというのにあっけらかんとした顔でその場に立ってみせた。<br>料理をさせてみても見事だった、私よりも上手なのだ。<br>張り合おうとした私に対して｢一応使用人ですから…｣と申し訳なさそうに謝る姿がまた許せない。<br>外で足をくじいてしまった時には私を運んでくれたのだが、<br>俗に言うお姫様抱っこをされ、私の優位性は今日1日で完全にどこかへ消えた。<br>愛着を持たれてしまったのだろう、本を読む時も動けない私の代わりに本を取って来たり、しかもその本全てが私の読みたい本なのだ。<br>｢日々相手の要求に答える仕事をしてますから…｣<br>まるで相手が言わずもがな理解しているという風に答える。<br>まさか人の心が読めるのだろうか。<br>と思えば、｢人の心までは読めませんよ、表情から読み取っているだけです｣<br>と返される。<br>なるほど、彼女の前では喋る必要がなさそうだ。<br>しかし、だからと言って常日頃からポーカーフェイスを決め込む訳にもいかない。<br>怪物は表情など変わることはないし、男の子は私でも言いたいことやしたいことが手に取るようにわかる。<br>ならば私も別段気にする必要もないだろう。<br>相手は記憶まで読める訳ではない、じきに慣れるだけだ。<br>ここ数日は家周辺の景観がガラリと変わりそうだ。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12093564871.html</link>
<pubDate>Mon, 09 Nov 2015 11:07:22 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記〜53</title>
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<![CDATA[ 昨日は本当に大変だった。<br>女性は自分のことを「使用人」と名乗り、私のことを屋敷の主(あるじ)の娘だと見間違えたそうだ。<br>そして私が急に走り出し、後を追い掛け道に迷った挙句、この家にたどり着いたということだ。<br>この家に私ではなく怪物がいたのなら、彼女は食べられてしまっていただろうか。<br>｢怪物は人間を食べない｣と書いた、ずいぶん前の日記の内容が思い返される。<br>あれからかなりの月日が経ったが怪物は怪物だった。<br>人間に恐れられることのない、私だけに｢怪物｣と称されていた怪物。<br>昨日も日記を書いている最中に怪物が帰って来た時は本当に悲惨だった。<br>怪物は牙を剥き出し、使用人は恐怖のあまり失禁。<br>男の子は私を見付けた途端泣き付いて来たことを鮮明に覚えている。<br>「彼女は敵じゃない」<br>私がそう伝えると怪物は牙を仕舞いながら私の方を見た。<br>表情は分からないが「安堵した」と言っていたように思える。<br>一旦濡れた使用人を風呂に仕舞いながら私は怪物と話をすることにした。<br>この世界に人間がまだ存在するのを知っていたことを伝えると、怪物は何かを諦めたように全て紙に書いて説明してくれた。<br><br><br>この森を抜けると街があり、その街とこの森を含めた一つの国となっている。<br>街と森の面積は大まかに6:4に別れ、更に街は森から一直線に伸びる大きな河を挟んだ3と3の面積に区分されているらしい。<br>資源豊かな風土の良い国であり、他国とは珍しく四季が訪れる。<br>隣国には地続きで移動することが可能で、ほぼ毎日盛んな貿易が行われているそうだ。<br>森の真後ろは海になっており、山の栄養が海に溶けだして様々な種類の魚が釣れると聞いた。<br>そしてこの国を納めるのは、使用人が仕(つか)える王と呼ばれる人物だ。<br>私の家は海に近い森のど真ん中だそうで、人間がなんの用もなく立ち入れる場所ではないらしい。<br>ならば使用人はきっと何か用事があったのだろう。<br>用事はまだ聞いていないがこの家に今日も泊まるということは急ぎの用事ではないと伺える。<br>使用人からは「夜にトイレに行く時も怪物が常に見張っていて怖い」と相談を受けたがそれはそうだろうと思う。<br>私と男の子がいつものように安心して眠りにつけるのは、怪物が睡眠を必要としない体質だったからだ。<br>明日は使用人にも働いてもらう。<br>多少私よりも体は大きいし重たい物も運べるだろう。<br>今日の報告は以上だ。<br><br>ちなみに胸は私の方が大きい。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12083659790.html</link>
<pubDate>Tue, 29 Sep 2015 11:01:54 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記〜52:追記</title>
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<![CDATA[ 下へ降りると扉が開いていた。<br>怪物が家に帰ってきたのかと思ったのだが違ったようだ。<br>私は風で扉が勝手に開いたと思い、ドアノブへと手を伸ばした。<br>すると聞こえてきたのは人間の言葉だった。<br>「夜遅くにすいません、誰かいませんか？道に迷ったのですが」と聞こえたのだ。<br>まるで生まれたての小山羊が鳴いたような声だった。<br>家の扉は内側に開く扉であるため、扉を隔てているため互いに姿は見えなかった。<br>だが、物置の時と同じ声が聞こえたということは、外にはあの人間が居るのだと理解した。<br>入口からあの人間が中を覗いている、あの時閉めていても鍵を掛けるまでの僅かな間に強引に開けられていただろう。<br>私が迷っていると、なんと声の主は家の中に入って来たのだ。<br><br><br>結論から書くと、今人間が私の家の中にいる。<br>あれから私を追いかけた後、迷いに迷いこの家に辿り着いたらしい。<br>性別は女性、おおらかそうだったが本心は分からない。<br>早く屋敷という場所に戻らねばならないらしいが私も屋敷という場所は知らない。<br>怪物に話すしかないだろう。<br><br>そう書いている内に怪物が帰ってきたようだ、リビングが騒がしいというか人間の悲鳴が聞こえている。<br>殺される前に助けに行くとしよう。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12077545860.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Sep 2015 11:38:46 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記〜52</title>
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<![CDATA[ 今日、人間と接触した。<br>接触してしまったと言えば良いだろうか。<br>今日一日の始まりから話せば、怪物と男の子はまたどこかへ出掛けていて、私は1人で調べ物をしていた。<br>だがそれに関する資料が抜けており、以前物置でそれらしい書物があったのを思い出したので1人物置へと向かった。<br>それが間違いだったと言えば間違いだったのだろう、ばったりという言葉が本から出てきたかのように人間と出くわした。<br>幹の太い木の横を通り過ぎた時だ、鹿や猪ではない気配を感じて顔を向けるとそこに人間がいたのだ。<br>近くも遠くもなく、驚くには遠すぎて悲鳴は出なかったが、もしあの時私が悲鳴を上げていれば怪物が駆けつけてあの人間を殺しただろう。<br>人間の方も何故か私を見て驚く素振りも見せず、顔に笑顔を浮かべただけだった。<br>まるで私と男の子がその日初めて顔を合わせた時のように、とても親しげな笑顔をこちらに向けたのだ。<br>人間は笑顔になった後こちらへ何かを語り掛けて来ていたが、言葉が全く理解出来なかった。<br>理解出来た言葉は「こんにちは」だの「いい天気ですね」などではなく、「館へ戻らねば主様に怒られますよ」という訳の分からない言葉だった。<br>それ以外は「相談」や「経験者」などの本でしか読んだことのないような文字が言葉になってその人間の口から出てきた。<br>「館」、「主様」とは何で誰のことだろうか。<br>そこから一直線に反対方向へ逃げ出した。<br>後ろから追い掛けるような足音が聞こえたが、ここは私の庭だ。<br>追いつかれるはずもなく、追っ手を置き去りにしてやった。<br>あの人間がどんな人間だったかは興味がない。<br>性別も、社会での役割も、私には関係がない。<br>なぜあの場に居たのかもどうでも良い。<br>もう二度と会うことはないだろう、<br><br>怪物が帰ってきたようだ。<br>今日のことは黙っておこう、あの人間が怪物と出くわして殺されていなければの話だが。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12077545756.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Sep 2015 10:59:16 +0900</pubDate>
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<title>少女の日記〜51</title>
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<![CDATA[ 最近のことをまとめておこうと思う、<br>人間達のことだが、この頃になって森で頻繁に見かけるようになった。<br>何かの前触れだろうか、最近は怪物も出掛けることが増えた気がする。<br>男の子も怪物と共にどこかへ行くことが増えた。<br>うっかり人間達と出会わないか心配でならない、無事を祈る毎日だ。<br>私は私で独自に人間達、山の外について調べ始めた。<br>読み進める内に、昔に本で読んでいた手から火を出したり水を操ったりする人間は存在しないし魔術師もこの世にいないと分かった。<br>少々ファンタジーの類に頭を侵されていたが、冷静に考えるとおかしい。<br>本で調べる以外にも物置、ごみ捨てばから色んな人間の発明を拾って帰ることも始めた。<br>壊れているから当然それ一つでは使えないが、隅々まで調べてどこが壊れているのか、なんの部品が足りないのかをとことん調べ上げる。<br>解体、組み立てを繰り返して構造を覚える、どれがどの役割を果たしているのか、どの動きを助けているのかを頭に叩き込んだ。<br>足りない部品や材料は自分で調達、作るなどして補った。<br>金属など山の中にはいくらでもある、無くなることは一生掛けてもありえないだろう。<br>話が飛躍しすぎたかも知れないが、近頃はこの作業の繰り返しだ。<br>人間達が山の領土を犯しつつある、動物も気付いているはずだ。<br>私が守らなければならない、いつまでも怪物に頼ってばかりの弱い・・・<br><br><br><br>何だ？<br>私は、誰だ？<br>怪物ではない、人間とも言い難い。<br>物を創っているなら、私はニンゲンなのだろうか。<br>自分がわからない、もし選べるのだとしたら、私は人間でなくていい、怪物で良い。<br>物を創る怪物で良い。<br>続けよう、人間に負けないように。
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<link>https://ameblo.jp/modeutaite2525/entry-12075799539.html</link>
<pubDate>Tue, 22 Sep 2015 00:57:28 +0900</pubDate>
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