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<title>もん・りいぶる２１（２１世紀のレビュー三昧）</title>
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<description>雑食性のレビュー好きが、独断と偏見でレビューをぶちかまします。古今東西の本も音楽も映画も片っ端から読み倒し、見倒し、ガンガンレビューをしていきます。森羅万象系ブログを目指して日々精進です。</description>
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<title>ビール15年戦争／永井隆</title>
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2002年　日本経済新聞社（日経ビジネス人文庫）今朝あたりの報道では、ビール市場では発泡酒を抜いて第3のビールの出荷量のほうが多くなったと書かれていた。琥珀色して泡の立つ液体、という意味ではどれも同じ。酔ってしまえばホッピーまで含めて同じ。と一言には切り捨てられない悲喜こもごもを飲ん平は誰しも感じているはずで、第3のビールが売れている背景は味よりも税額だ。税法の抜け道とそれでも「ビール系」にこだわる飲ん平の喉を潤すための商品開発に精進し続けるビールメーカーの動きはそれはそれで面白いのだが、実際に
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<dc:date>2008-12-11T08:10:46+09:00</dc:date>
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<title>バケツ／北島行徳</title>
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2008年　文藝春秋（文春文庫）北島行徳？どこかで見た名前だと思った。しかし、読み始めてしばらくしてその名前とこの作者の名前が重なって、一気にあのヒール役の顔が思い浮かんだ。北島行徳。その名前はプロレスラーの名前だ。そして映画監督でありノンフィクションライター。全ては「無敵のハンディキャップ」という作品に集約されていく。実は、評者は北島行徳がリングに立つ姿を生で見ている。北島自身は法で定める障害を負っていないが、リング上ではさまざまな障害のある人たちを相手にこれでもかと痛めつける役割を持つ。プロ
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<dc:date>2008-12-10T08:17:36+09:00</dc:date>
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<title>伊勢丹な人々／川島蓉子</title>
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2008年　日本経済新聞社（日経ビジネス人文庫）いわゆる業界ライターといわれる人の中には、博覧強記で特に人名に詳しい人たちがたくさんいる。彼･彼女の得意技はひたすらブランド名も含めた人名を記憶しておくことで、彼らの書く文章からこれらの固有名詞を取り除いてしまうと、ほとんど何も残らない。今回取り上げる川島蓉子という人の文章は、さらにロジックがないからいよいよカラカラスッカラカンだ。おそらくは川島は膨大な取材記録（ノート？メモ？）をもとにこの百貨店中の最高峰を「人」の面から再構築しようと試みたのだと
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<dc:date>2008-12-05T08:32:45+09:00</dc:date>
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<title>フェルメール展</title>
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2008年8月2日～12月14日　東京都美術館企画展示室いやはや、これ以下の美術展示を見たことがない。これは酷い。最低であり最悪であり俗悪でありこれまでのダントツ最低記録保持展示の山梨県立美術館以下だ。フェルメールの作品を目玉にしているとはいえ、全展示作の2割にも満たないフェルメールがメインで他の作家もフェルメールの名前にくっつかない限り日本で誰かの眼に触れるほどの価値などないものばかりだ。「光の天才画家とデルフトの巨匠たち」というサブタイトルですら、嘘八百って感じなのだから、これは詐欺だ。もち
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<dc:date>2008-12-03T07:16:32+09:00</dc:date>
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<title>ニート／絲山秋子</title>
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2008年　角川書店（角川文庫）小説家には大きな括りで大河の流れに棹を差しながら流れをせき止める勢いを持ったダイナミズム主体の作家と、隙間隙間を捜し求めながら、「機微」の集合体としての人間の再構築を図るミニマリスム主体の作家がいる。なかなか前者にはお目にかかれないので、勢い後者の中でのせめぎあいになってしまうのだが、そうなると着眼点とその細部に到る機微の生かし方で大きな差がついてしまうことになる。そうでなければ、脱日常を徹底しながらもう一度機微の世界に立ち戻ることになるだろう。絲山秋子のこの短編
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<dc:date>2008-12-02T08:30:41+09:00</dc:date>
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<title>Music from the Outskirts of Jakarta</title>
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1991年　Smithsonian Forlkways「ジャカルタ周縁部の音楽」の今昔を収録したスミソニアン博物館のカタログの中のインドネシア音楽シリーズの一枚。全10曲収録で、前半5曲が古いレパートリー、後半5曲が現代のレパートリーという並べ順。インドネシア音楽という書き方をしているが、演奏しているGambang Kromongの音楽は、どうやら中国式だったり西洋式だったりの楽器を使用して純度百のインドネシア音楽を奏でているわけではなさそうだ。そもそも、インドネシア＝インドの島々と名づけられた
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<dc:date>2008-12-01T08:03:00+09:00</dc:date>
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<title>Ｊリーグ・ディビジョン１第33節　横浜ＦマリノスＶＳ東京ヴェルディ</title>
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2008年11月29日　日産スタジアム　14:04キックオフJリーグ創設以来15年目の今年、クラシコ（伝統の一戦）と冠してよいのかとも思ったのだが、その前身のJSL（日本サッカーリーグ）時代からの好敵手である日産と読売という黄金カードであるのだから、その実態はともかくとして、歴史としてみれば十分クラシコのなるのだろう。久しぶりのスタジアム観戦は、レギュラーポジションであるゴール裏後段中央からの観戦ではなく、レビューを書くことを意図したわけではないが、少し冷静にサッカーを見ようというつもりにもなり
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<dc:date>2008-11-30T15:38:35+09:00</dc:date>
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<title>雨やどり／半村良</title>
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1979年　文藝春秋（文春文庫）そういえば申し遅れていたのだが、半村良を耽読した時期があって、神保町の古書店めぐりをして数十冊をデイバッグに入れて持ち帰ってひたすら読んだことがある。半村良といえば、やはり伝奇SF小説、というジャンルが最も多いのだが、どっこい人情物も山ほどあって、玉石混交気味ではあるものの、若い頃より今読んでしみじみ味わえるものが多いので、稀ではあるが読み返すこともある。本書は、そうやって読み返してみて、やはり匠の技なんだなと思ってしまった。半村良は数十もの職を転々として作家にた
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<dc:date>2008-11-29T08:59:43+09:00</dc:date>
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<title>Imagine...All The Outtakes／John Lennon</title>
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1998年？　VIGOTONE木々の葉がすべて落ちて、煌びやかな電飾がその代わりに点滅する頃になると、ついこの人のことを思い出すのだが、しかし、その日からもう28年になる。だからといってその日にレビューを書いても気持ちの痛さは薄れることはないから思いついたら吉日と、今日このレビューを書いてしまおう。20世紀を代表するソロシンガーの作品として、最初に指を折りたくなるのがジョン・レノンの『イマジン』だ。その出自を赤裸々に歌い、バンドメンバーとの相克や真っ白な純愛などをデコレートしたこのアルバムは、詩
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<dc:date>2008-11-27T07:32:26+09:00</dc:date>
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<title>ナイチンゲールの沈黙（上)(下)／海堂尊</title>
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2008年　宝島社（宝島社文庫）ちょうど前作「チーム・バチスタの栄光」をテレビドラマでやっていて、読書習慣のないあるドラマ専業ブログなどでは頓珍漢な批評も登場していてつい微笑んでしまったが、海堂尊の小説は、人的な機微表現を少々逸脱したところが面白いのだから、原作を読まずにニュアンスにかける演技をけなしても仕方がないと独り言を言ってしまった。そう、海堂の描く人物は文字の森の小説の中では理解可能でも、それを映像と演技で表現するのは難しいところが多い。おなじみのグッチー田口の耳を覚醒させるための『マタ
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<dc:date>2008-11-25T08:18:29+09:00</dc:date>
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