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<title>満開とプラスチックック</title>
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<description>言葉を書き綴るだけです。受け手が生きている事、すなわち生命を信じられる事がそのまま芸術だと考えます。お付き合い戴ければ幸いです</description>
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<title>おどけた男</title>
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<![CDATA[ なかなかにして成り難いものが芸術と呼ばれる「滑稽」だそうです。<br>俗に「逆金」と言われるもので、世の中では99.9パーセントの道化と0.1パーセントの芸術が均整を保っているのだそうです。<br>ひょんな事から、空気の結晶化に成功した男がいます。この男、自称博士の変わり者で初等学校を放校処分になったと記録されています。彼の住まいには変テコな器械やガラクタが溢れ、また、昼夜おかまいなしに奇天烈な器械音や話し声が小さな街なので辺りじゅうに聞こえて、隣のパン屋のミナンザおばさんは<br>「あぁ、あの畜生め！！夢で会ったらあいつにだけはパンを売らないよ」と、至福の復讐（睡眠）を邪魔されているのでした。<br>男は「思い出も結晶に出来ないか？」<br>と、何くわぬ様子。あっさりと思い出を結晶化させました。男は何日かの間は、ずっと結晶化した思い出を眺めて過ごしました。ハァ～と息を吹きかけてなめし革で磨いたり、ヨッと両手で高く持ち上げたり、一緒に風呂に入ったりベッドインしてみせたりもしました。街一番のおしゃべりジーポは学校の帰りに、男がヘラヘラと思い出と風呂に入っているのを見てしまい、しめたとばかりにスキップで道を行きます。<br>「ねぇねぇ、聞いても驚くな、不思議な男の不思議な話」<br>またしても私の興味はここまでで、後の事はどうでも善いのである。今私は、食後はコーヒーにするかティーにするかを考えている最中なのだから
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<pubDate>Tue, 03 Apr 2007 05:48:08 +0900</pubDate>
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<title>刻んだ分だけ消えてゆく邪気</title>
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<![CDATA[ ポクポクチーン<br>何ですのん<br>ポクポクチーン<br>誰ですのん<br>ポクッポクッチィィーン<br>強目に叩いてみましたが<br>ポクポクチーン<br>澄み渡れ！<br>ポクポクチーン<br>この世界！<br>ポクンポクンチーン<br>何て心の底で<br>ポクポクチーン<br>考えてるとは<br>ポクポクチーン<br>誰も思わない
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<pubDate>Tue, 03 Apr 2007 05:23:23 +0900</pubDate>
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<title>童貞詩集「初恋丸発進」</title>
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<![CDATA[ 激しく飛び交う怒号と手<br>あの子はいつも泣いていた<br>ハンカチーフに波の音<br>ハンカチーフは波だらけ<br>あれはオバァに教わった<br>リンゴの汁のあぶり出し<br>貸してごらんゃあの子からハンカチーフに火を着けて真っ黒焦げになったとさ<br>あの子が泣いてる夏休み<br>おぃらの好きなあの海が<br>出ると思った夏休み
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<pubDate>Tue, 03 Apr 2007 05:15:25 +0900</pubDate>
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<title>折れない男</title>
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<![CDATA[ 俗に言われるガッツや、頑強であるとかは、無力で、煙草一本、レコード一枚、列車の一駅、に興じる間にも満たない小さな空間旅行の様に、贖罪と歓喜の入り混じった産声の様に、乾いた砂山が雨に打たれ精神と肉体との分離を始める静かな夏の午後の様に、悲しいものと思われます。<br>前後左右を何かに挟まれた男は息苦しさを覚えました。苦しさから逃れるために「空を飛ぶ事」を考えましたが、男には羽根がありません。少し慌てた男は<br>「空ヲ飛ベナイナラ下にモグールサ」と片言の日本語になっていました。<br>どことなしに、男の頬が紅潮したように思われます。しかし、私は知っていました。男や私にも大都会のコンクリートを掘り下げる逞しさも知恵も無い事を。まだ少し紅い頬の男は煙草に火をつけ、あごを軽くさすりました。<br>男を傍観する私の興味はここまでで、私は発売日の雑誌を買いに本屋へ急ぎました。
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<pubDate>Tue, 03 Apr 2007 05:09:01 +0900</pubDate>
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<title>豚は夜明けを目指す</title>
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<![CDATA[ 辺りが暗くて何も見えないのはあなたのせいじゃありませんよ。だがしかし、本当に何も見えないかね？おっほん。「見えない」という事を見たのでは無いのかな？えっへん。どうだね？<br>と、付き合いたての彼氏の様にこちらの様子を伺いながらジリジリアピールしてくるのは、近所の奇人です。飼っている豚の洗浄を「手洗いは面倒じゃ、文明に頼るわぃ」<br>と、豚を洗濯機にぶち込み回した揚げ句、脱水までを行ったそうです。聞いた話では「柔らか仕上げ」であったそうですが、豚にしてみるとこんなとんでも無い親父はザラにおらぬし「馬鹿ではないか」と思う他ありません。<br>私の生家の隣に実在したこの親父と豚、アニメの世界で夜明けを知らせるのは一番鶏、「コケコッコー」であるのに対し、私は「ブゥヒィ～」と鼻の詰まったいななきで暗い一日を始めたものです。ある休みの日に、珍しく上機嫌な親父に誘われ食べた焼肉は子供ながらに旨かったと記憶にあります。<br>思い出はここまでで、私は今、トイレに行こうかそのまま寝ようかを迷っている最中なのです
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<link>https://ameblo.jp/msykzy/entry-10029721992.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Apr 2007 05:08:28 +0900</pubDate>
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<title>短篇詩</title>
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<![CDATA[ 指導者が眠るなら<br>オレンジを食べよう<br>夢を丘の上に置いたから<br>靴を脱いだらオレンジを食べよう<br>粘土で作ったオレンジは<br>僕には必要無いものだ<br>明日が彼女の誕生日<br>カゴ一杯のオレンジも<br>家出した猫には<br>何も与えない<br>汽車の煙はいつも海へ<br>汽車の行く隣街の反対へ
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<pubDate>Sat, 31 Mar 2007 23:11:14 +0900</pubDate>
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<title>くだらぬくだらぬ</title>
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<![CDATA[ 先頃、「黄金律の黄金水」という見出しが、ある統計紙にでました。新聞報道に載らない小さな痴事・癖事を主に扱い、それらにおける加害者の大半は目付きの大人しい中年で、取り調べの第一声に「なぜこんな事をしたのかわからない」と答えるのが特徴らしいです。<br>黄金律とは西欧から伝わった道徳観念の総称で、ジェントルマンシップなどもその一つであります。<br>西欧風に背広を着込み、律の継続で得た賃金と引き換えに黄金水を啜り飲む彼らの実体をほじくり出し、単純に「由々しき事態である」と統計紙は語ります。<br>編集長は、女性の躍進を支える会の会員で33歳独身だそうです。<br>週間の、この統計紙を一度の購読も無く、むしろ存在すらも知らない人の割合は、どうなっているのか。<br>来月には創刊5周年を迎えるそうで、ぜひ皆様もご一読をと思います。
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<link>https://ameblo.jp/msykzy/entry-10029450979.html</link>
<pubDate>Sat, 31 Mar 2007 08:39:06 +0900</pubDate>
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<title>神など案外身近に居るもんだ</title>
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<![CDATA[ アミニズムは「崇拝」、アルケーは「根源」、フィロソフィアは「哲学」を指します。<br>アフロディテは恋愛の神と呼ばれ、高級な果実酒をグビッとやりながら岡の上に建つ城のバルコニィから空をひなが眺めては家路を急ぐ燕、とりわけ「若い燕」を誘惑したそうです。<br>私の以前の職場キャバクラは生活のかかった荒海の様で、当然魚と漁師が毎夜ギラついた眼でしのぎを削っておりました。どちらが魚で漁師かは何気ない言葉や行動により目まぐるしい変化をするので退屈はしませんでした。私は、その漁場を管理・酒食提供する身でありました。エロース（アフロディテ）は哲学上「欲求・憧れ」と捉らえるそうでして、海の神ポセイドンとアフロディテの主従争いに酒の神ディオソニスが悪戯に「火」を付け、古代ギリシアを目前に感じられさしずめGF（ゴッドフィクション）映画の様でした。3神の政争の人間男女の代理戦争が虚構である事も「天空・時間」の支配神ゼウスの代弁者として私達が「水」を挿しに行く事で終わりを告げるのが印象的でした。万物の根源を「火」とし「万物は流転する」<br>と説いた哲学者ヘラクレイトスと、万物の根源を「水」とし「自然現象全ては合理解明できる物」と説いたタレースの擬似問答まで聞こえてきそうな抒情空間には、皮肉にも勝利の神ニケは誰にも微笑まないものでした。
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<link>https://ameblo.jp/msykzy/entry-10029445287.html</link>
<pubDate>Sat, 31 Mar 2007 05:22:53 +0900</pubDate>
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<title>時代を超えた不治の病</title>
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<![CDATA[ 気持ちを伝えようと努力すればする程うまくいかない事。<br>繰り返し繰り返し勉強し続けるたび落第する事。<br>国全体が諦める事の方が多かった時代。今は小さな物でも手に入れる事が出来る様になってきました。意図的に諦める者を生み出してきた国策の変革の煽りを受けて相対的な自由を得た半面、絶対的な不自由を背負い続ける義務を持った気がします。<br>「なせばなる、なさねばならぬ何事も」<br>だけを教えられ揺り篭から墓場までを走り続けるしか無かった先人の馬鹿より、<br>「どうなすか、言わぬうぬらが何を言う」と街を練り歩く若者の正直な意見に本質を見ました。<br>彼らの勢いを鎮める事は不可能に思います。なぜなら彼らは「どうなすか」を聞く事を忘れ、先人は伝える事を忘れていた為です。<br>フラリくぐった一杯飲み屋の中は中年のダメ親父が集い、親父達の怨念と責任の滲み出た背中が印象的で、テーブルは満席、カウンタァに親父と親父に挟まれた一席が空いています。何やら居心地の悪さを感じた私は席に座る事無く店を後にしました。のれんをくぐると屋号に目が行きました。「ホープレス」希望無しと書かれております。
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<link>https://ameblo.jp/msykzy/entry-10029294054.html</link>
<pubDate>Thu, 29 Mar 2007 15:52:20 +0900</pubDate>
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<title>本当の歴史はどっちかな？</title>
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<![CDATA[ 「俺っちがチビの頃にも長く続いたもんだが・・」<br>老人は酷く照り付けた窓から顔を背け呟いた。「第一・・夜が怖いなんてのはわしらがはるか昔の裸の時分からの伝え聞きだが、夜は眠るもんじゃろ？お前さんも、ずっとそうしてきたもんが夜を失う。何時となく試そうにも眠れ無いもんだよ。売れっ子の祈祷師なんかも目隠しして発狂したのを聞いた。あの時は朝が来ない国があって、大変だった。馬鹿な連中が銃器片手に朝は夜を夜は朝を求めて互いに奪いあった。」長く話して疲れたのか酒をグビッと入れて息をついた。<br>興味深いくだりだった。<br>「すると」私が言う<br>「歴史に見たが、その争いで私達は夜に負けたと言う事になりますね。未だ居座る夜国の残党は目は開いてるが眠っているとしか思えぬ怠けぶりだ。親父さん、原始人は夜を恐れたと言うが案外夜の国から襲ってくる敵を恐れたんじゃないですか？」<br>「それはお前、詩人にでも聞いてくれ」<br>先程から部屋と老人の臭いが鼻を暴れ狂う。私は「また、来ます」と部屋を後にしました。
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<link>https://ameblo.jp/msykzy/entry-10029170199.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Mar 2007 05:53:57 +0900</pubDate>
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