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<title>やり続けながら考える、気づきのメモ</title>
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<description>島根県出雲市で福祉事業を運営しています。グループホーム「こといろ」、就労継続支援B型「みんなのデザイン」、放課後等デイサービス「ぐりの木」「つくつく」、代表として日々考えていることや、現場の小さな出来事を綴ります。</description>
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<title>夏休みの活動について</title>
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<![CDATA[ <p>夏休みの活動、もう少しだけ「子どもの成長」に近づけたい。職員みんなで話し合いました。<br><br>先日、うちで運営している放課後等デイサービス（ぐりの木・つくつく）で、夏休みの活動についての検討会議をしました。<br><br>20分という短い時間で、できるだけ正直なところを職員みんなで話し合おう、という会です。<br><br>放課後等デイで「夏休みの活動」と言うと、プールやクッキング、お出かけ、ゲーム ── 楽しい体験がたくさん思い浮かぶと思います。<br><br>うちの今年の活動案も、本当に充実していて、職員それぞれが「子どもたちに、こんな夏を過ごしてほしい」と考えてくれた跡がいっぱい詰まっていました。<br><br>ただ、私のなかで、ずっと小さく引っかかっていたことがあって。<br><br>「活動を、たくさんやることがゴールになっていないかな」<br><br>ということでした。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/47/01/j/o1320099015797155608.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/47/01/j/o1320099015797155608.jpg" width="420"></a><br><br>放課後等デイサービスの本当の目的は、活動をたくさん回すことではなくて、子どもたち一人ひとりが、安心して、楽しく、自分のペースで少しずつ成長していくことです。<br><br>これは、開所する前から自分でも何度も口にしてきたことです。<br><br>でも、現場が一生懸命になればなるほど、「楽しい活動を、たくさん用意してあげたい」という気持ちが大きくなっていきます。<br><br>それはもう、本当にありがたいことなんです。<br><br>ただ、活動が増えれば増えるほど、職員の準備時間も増えます。<br>体調を崩した職員が一人でも出たら回らなくなる、というシーンも見えてきます。<br>そして何より、活動を全部こなすことで精一杯になってしまうと、一人ひとりの子どもにじっくり向き合う時間が、削られていってしまいます。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/75/29/j/o1179088415797155858.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/75/29/j/o1179088415797155858.jpg" width="420"></a><br><br>「活動の充実」と「個別の支援」は、本当はもっと両立できるはずなのに、現場の善意が大きいぶん、活動側にどんどん寄ってしまう。<br><br>これをどう整理すればいいのか、ずっと悩んでいました。<br><br>今回の会議では、こんな話をしました。<br><br>「活動を減らさなくていい。ただ、午前と午後の使い方を、少しだけ変えてみないか」<br><br>午前は、これまでどおり、みんなで楽しめる集団活動を1つ。<br>午後は、いつもより少し落ち着いた時間にして、その日の何人かの子どもに対して、個別の支援の時間を意識的に作る。<br><br>例えば、人との関わり方を練習する時間（SSTといいます）。<br>身体を動かして、うまく扱う練習をする時間。<br>学校がある日だと、忙しすぎてなかなかできないことを、夏休みだからこそ、ゆっくりと。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/12/18/j/o1132113215797156017.jpg"><img alt="" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/12/18/j/o1132113215797156017.jpg" width="420"></a><br><br>毎日全員にやろうとすると、職員が疲れ切ってしまいます。<br>だから、1日に何名か、職員何名かが担当する形で、週単位でぐるっと一巡する。<br><br>そんな考え方を提案してみました。<br><br>職員から、いろんな意見が出ました。<br><br>「午後の個別の時間、ぜひやってみたい」<br>「でも、集団活動とのバランス、どう取ればいいかな」<br>「個別の時間に入っていない子の自由時間、どう過ごしてもらおうか」<br><br>どれも、現場をやっている人にしか出てこない、貴重な疑問ばかりでした。<br><br>会議の最後に、私から伝えたのは、<br><br>「今日の会議は、何かを決める場ではなくて、これからの考え方の物差しを作る場でした」<br><br>ということでした。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/87/7a/j/o1166087415797156166.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/87/7a/j/o1166087415797156166.jpg" width="420"></a><br><br>正直、まだ全部が決まったわけではありません。<br><br>このやり方が、本当に子どもたちにとってベストなのか。<br>職員が無理なく続けられるのか。<br>夏休みが終わって振り返ったとき、「あの夏は良かったね」と思えるか。<br><br>答えはまだ出ていません。<br>出てから始める、では遅いので、走りながら考えていくしかない、と腹を括っています。<br><br>それでも、職員みんなで「活動ありき、ではなく、子どもの成長ありき」という言葉を共有できたことは、自分にとって大きな一歩でした。<br><br>たぶん、これは夏休みの活動だけの話ではなくて、ふだんの療育活動全部に効いてくる考え方だと思っています。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/e5/76/p/o0611061115797156275.png"><img alt="" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260627/22/muramatsu-robse/e5/76/p/o0611061115797156275.png" width="420"></a><br><br>今年の夏が、子どもたちにとって、<br><br>楽しかった、嬉しかった、できるようになった。<br><br>そんな小さなことが一つでも増える時間になってくれたら、職員の苦労もぜんぶ報われます。<br><br>その一つを増やすために、もう少しだけ考え方を整理する時間が、私たち大人には必要なのかもしれません。<br><br>また経過、ここに書いていきますね。<br><br>長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。<br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/muramatsu-robse/entry-12971000209.html</link>
<pubDate>Sat, 27 Jun 2026 22:22:22 +0900</pubDate>
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