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<title>リバイバルされたロックの話</title>
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<description>細々と更新していきます。主に2000年代のガレージロック・リバイバルについてです。</description>
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<title>黒い鉄砲が火をふくぜ -Black Pistol Fire-</title>
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<![CDATA[ 少々サボっていたので、久しぶりではある。特に忙しかったとかいうよりは、単に文章を書く気が起きなかっただけ。<div><br></div><div>今回は、今まで紹介したどのバンドよりも最近のバンドになるのかな、2011年に初めのアルバムをリリースしたような最近のバンドになる。そんなBlack Pistol Fireというバンドを紹介しよう。バンドというよりはデュオだけど。</div><div><br></div><div>Black Pistol Fireはカナダのロックンロール・デュオだ。これは昔公式サイトに書いてあったプロフィールの文章の冒頭に当たる。まあ紛れもなくその通りである。ロック・デュオではあるが、カントリーやブルースの要素も取り入れていて、かなりカッコいい。そして時折やるカントリーのような曲がまたカッコいいのだ。</div><div><br></div><div>ロックンロール・デュオと言えば、このブログを読んでいる人はThe White StripesやThe Black Keysを思い浮かべる人が多いのではないか。まあ継続的な読者がいるかどうかも知らないが、この流れでやっているのを知っている人たちが思い浮かべるのは先の2つであろう。ただ、Black Pistol FireはThe White StripesやThe Black Keysに比べるとハードロック的な面が強い。決してハードロックな訳ではないが、ギターの歪ませ方等が少しハードなのだ。それが心地よいのだけれど。</div><div><br></div><div>そんなBlack Pistol Fireのことは、2011年から活動しているらしい、ということしか僕はわからない。これまでのポリシーを曲げてまで僕はこのデュオを紹介したいのだ。</div><div><br></div><div>彼らは2011年にアルバム「Black Pistol Fire」でデビューする。デビューと言っても、メジャーでではない。実を言えばまだ彼らはメジャーデビューもしていないのだ。</div><div><br>Black Pistol Fire - Trigger On My Fire</div><div><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/ev3IJKYkptQ" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>どうですか、この「ロックンロールとはこういうことだ」と言わんばかりのデュオは。</div><div><br></div><div>そして2012年には「Big Beat ’59」というアルバムを出す。このアルバムも捨て曲がないと言っていいだろう。</div><div><br>Black Pistol Fire - Crows Feet<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/g74COb0IpEY" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>…ドヤァ。いいバンド(デュオ)知ってるでしょう。</div><div><br></div><div>そして2014年に、アルバム「Hush Or Howl」を出す。ちなみに、日本でCDが買えるのはこのアルバムからで、前述の2枚はAmazonとかiTunesとかでのダウンロードしかできない。(2016年10月13日現在)</div><div>それが僕が悲しんでいる理由の大きな部分ではある。</div><div><br>Black Pistol Fire - Hipster Shakes<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/2YyfIYadXVc" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>そして今年(2016年)、アルバム「Don’t Wake The Riot」をリリースした。このアルバムでは、今までよりも深みを増した曲が増えた気がする。激シブで最高にロックンロールなのだ。</div><div><br>Black Pistol Fire - Bad Blood<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/vdjqWG4s-_0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>このデュオの良い所は、まだメジャーデビューしていない所なのかもしれない。メジャーレーベルの言いなりになることがないから、自分達のロックンロールを奏で続けられるのかもしれない。</div><div><br></div><div>僕は彼らのことを今日本で1番好きだと言える自信がある。マイナーではあるものの、彼らはThe White StripesやThe Black Keysにも引けを取らない、素晴らしいロックンロール・デュオだと思う。</div><div><br></div><div>この記事を読んだあなたが、もしBlack Pistol Fireを好きになったなら、他の人にも聴かせてみてほしい。このデュオは、埋もれるには惜しすぎるデュオなのだ。</div>
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<pubDate>Thu, 13 Oct 2016 01:25:11 +0900</pubDate>
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<title>ダンサブルにニューウェーブ -The Music-</title>
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<![CDATA[ さあ、イギリスに戻ろう。とは言え、イギリスに戻ったとはいえ、今回はガレージロック系から離れる。「イギリス」「ガレージロック」の両方から離れたら僕のこのブログは何のジャンルかわからなくなってしまうが、まあ書きたいものを書きたいので、仕方ないだろう。<div><br></div><div>今回はThe Musicというバンドについて語ろうと思う。このバンドを好きになったきっかけは何とも言えないもので、TSUTAYAでCDを見ている時にMuseの隣にThe Musicという文字列を見たのがきっかけだ。不思議なもので、そのただ横にあっただけのバンドを家で聴いていたら、普段エフェクターを多用するようなバンドサウンドを聴かなかったはずの僕の中にすんなりと入っていったのだ。あの時の体験は本当に不思議なものだった。</div><div><br></div><div>1999年にバンドを結成し、2001年に「Take The Long Road And Walk It」という曲のデモがイギリスで出回ると、NME誌に絶賛される。</div><div><br>The Music - Take The Long Road And Walk It<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/xGkSl-rATfo" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>そして2002年に1stアルバム「The Music」からシングル「The People」を出すと、たちまちスマッシュヒットする。そしてThe Musicは確固たる地位を築いたのだ。</div><div><br>The Music - The People<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/GIx8Ner4olA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>勢いそのままに、2ndアルバム「Welcome To The North」をリリースする。このアルバムではどうやら全米進出を目標に掲げていたらしく、全米ツアーを中心にワールドツアーを1年以上かけて行った。</div><div><br>The Music - Freedom Fighters<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/woKUFyqIAE0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>しかしバンドは多忙なスケジュールに押されることになり、また事務所とバンドの対立、ボーカルであるロブ・ハーヴェイのスランプが重なるなどして、バンドとしての状態は最悪になってしまう。以降活動が膠着してしまったのだ。</div><div><br></div><div>2007年になりようやく3rdアルバム「Strength In Numbers」をリリースする。実にこれをリリースするまでに3年半のブランクが空いたことになる。</div><div><br>The Music - Strength In Numbers<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/omFWGBfVRo4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>しかしこのアルバムを最後にThe Musicとしての新アルバムはリリースされることはなかった。2011年に、日本とイギリスで行われたラスト・ツアーでの解散を発表したのだ。</div><div><br></div><div>The Musicは、日本のロックフェス、中でもFuji Rock Festivalを気に入っていたらしい。活動中は何度も来日していたので、日本自体も好きだったのかもしれない。</div><div><br></div><div>そんな中、最後のツアーで日本に来たのだ。そして最後もフジロック。</div><div><br>The Music - The People<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/qXqisHIYRxY" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>冒頭のメッセージにある通り、彼らはフジロックが好きであったのだ。バンドとして最悪な状態になった時はもちろん来ていないものの、2011年のラストライブまでに6回フジロックに出ているのだ。</div><div><br></div><div>バンドとして最悪な状態から完全に抜け出すことはできなかったのだろう。解散とは、これ以上バンドを続けることが出来ないとわかるよりも前に、これ以上バンドを続けるビジョンが見えなくなった時にするものだ。</div><div><br></div><div>僕にとっては本当に偶然見つけたバンドであるが様々な思いを抱いている人もいるだろう。何故解散してしまったのだろう、とか。でも、僕はバンドを無理に続けるということは良くないことだと思う。だから、ファンはきっとバンドに対して感謝しながら、いつの日か再結成されるのを待つしかないのだと思う。</div><div><br></div><div>The Music、ただ「音楽」というバンド名で勝負したバンドは、「音を楽しむ」ことができなくなってしまったから解散したのではないだろうか。</div>
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<pubDate>Tue, 04 Oct 2016 03:59:44 +0900</pubDate>
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<title>この男、天才につき -The Vines-</title>
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<![CDATA[ 再びイギリスとは別れを告げることになる。だからって今回はアメリカには行かない。有名なロックバンドが発生する場所は、イギリス、アメリカともう一つあるのだ。アメリカは広いからひとえにまとめたくないが。<div><br></div><div>そう、オーストラリアである。太平洋にある大陸が丸ごと一つの国の。今日はそんなオーストラリアのバンド、The Vinesに関して。</div><div><br></div><div>The Vinesは今まで紹介したバンドよりも古いバンドだし、名声も大きいものである。しばしばThe Strokes、The Hives、The White Stripesと並べられて「ロックの救世主」とも呼ばれるくらいだ。</div><div><br></div><div>The Vinesの始まりは1994年にVo.&amp;Gt.のクレイグ・ニコルズとBa.&amp;Cho.だったパトリック・マシューズがバイト先で出会うといったものだった。そこでパトリックの学校の友人を加えてスリーピースバンドとして活動して、といったバンドにはよくある始まりだ。しかし、めったにギグを行わないせいか、その活動はほとんど注目されなかった。</div><div><br></div><div>しかし、やはり曲がとてつもなくいいバンドであるので、XLレコーディングスの関係者にデモテープが届けられたことで、そこから一気に注目を浴びることになる。</div><div><br></div><div>オーストラリアからアメリカへロサンゼルスへレコーディングのために海を渡り、著名なプロデューサーを迎えてデビューアルバム「Highly Evolved」をリリースする。たしか日本での宣伝文句は「ニルヴァーナ・ミーツ・ザ・ビートルズ」だったと思う。確かにNirvanaのような荒々しい感じもありつつ、The Beatlesのような美しいコーラスワークも感じられる。まあ、The Beatles要素はそこまで濃くない気がするけど。</div><div><br></div><div>The Vines - Get Free<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/asOvnGHwtDU" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>もちろんこのアルバムは世界中のロックファンを喜ばせた。「正統派」とは言えるかわからないが、ColdplayやMuseのような「王道ではない」「複雑な」ロックバンドが多かった時代に突如現れたギターヒーローに熱狂するのも無理はない。</div><div><br></div><div>そして2ndアルバム「Winning Days」をリリースする。このアルバムも同じプロデューサーを迎えてスタジオに入った作品だ。バンドは4人体制になった。CMに使われた曲なのでこの曲を知っている人もいるのではないか。<br><br>The Vines - Ride</div><div><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/KL_dI3GtB4o" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div><div><br></div><div>しかしバンドは予想していない方向に向かってしまう。2004年にシドニーのラジオ局のイベントに出演した際、クレイグがあまりにも観客に悪態をつくので、パトリックがステージを降りることが起こった。そしてパトリックはそのままバンドを抜けてしまったのだ。</div><div><br></div><div>そして、ファンはさらに驚くことになった。クレイグは発達障害の一種であるアスペルガー症候群であることが判明したのだ。まあ、アスペルガー症候群である芸術家で素晴らしいセンスを持っている人たちは沢山いるのでそれは悪いことではないのだけれど。パトリックはクレイグの言動に耐えていたのかもしれない。しかし自分がダメになってしまうかもしれないぐらいに追い込まれてしまったのだろう。</div><div><br></div><div>そして2006年に、3rdアルバム「Vision Valley」をリリースする。新しいベーシストを加え、プロデューサーも変わった。このアルバムだけ、確かにちょっとだけテイストが違う気がする。しかし、やはりしっかりとThe Vinesの曲だ、と僕は思う。</div><div><br>The Vines - Don’t Listen To The Radio<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/1L4Rjg80Xjw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>このアルバムを出した後の2006年7月22日までしばらくThe Vinesはステージに立っていなかったのだが、その日にThe Vinesとしてステージ復帰を果たす。フェスでパトリックと友好的な再会も果たしたし、The Vinesにとっては良い時期だったかもしれない。</div><div><br></div><div>そして2008年には1stと2ndのプロデューサーを再び迎えた4thアルバム「Melodia」をリリースする。僕がThe Vinesで1番好きな曲「He’s A Rocker」が収録されているのはこのアルバムだ。</div><div><br>The Vines - He’s A Rocker (曲は0:49頃から始まります)<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/5SABL_hrFzg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>この曲のHeとは、The Beatlesに憧れ、バンドとしての成功も収めたものの、周りと上手くやれないクレイグのことだと僕は考えている。</div><div><br></div><div>このアルバムを出した後、クレイグの精神状態が悪化し、日本公演やオーストラリアのフェスをキャンセルした。この頃から、あまり活動の様子が日本からはわからなくなりつつあった。</div><div><br></div><div>2011年に5thアルバム「Future Primitive」を、2014には6thアルバム「Wicked Nature」をリリースしたものの、それまでの名声とは遠いものになってしまっていた。「Wicked Nature」では、メンバーがクレイグ以外入れ替わり、再びスリーピースのバンドとなっていた。</div><div><br></div><div>そんな中、The Vinesは今年彼らの7thアルバムに着手したらしい。昨今のEDMブームが去った後密かにある「インディー・ロックバンド」への回帰と共に再びThe Vinesが表舞台に戻ってくる、僕の中のギターヒーローであるクレイグが類稀なるセンスと共に帰ってくるのを、楽しみに待っていようと思う。</div>
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<pubDate>Tue, 04 Oct 2016 00:47:10 +0900</pubDate>
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<title>ロックでポップなLocksley</title>
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<![CDATA[ 今回はイギリスを離れて、アメリカのバンドを紹介してみよう。とはいえ、実にブリティッシュ色が強いバンドではある。<div><br></div><div>そう、今回紹介するのはLocksleyというバンドだ。このバンドはかなり僕が気に入っているのだ。2007年にデビューアルバムを出すのだが、今回はその前に遡ってみよう。</div><div><br></div><div>彼らは2003年にウィスコンシン州はマディソンにある同じ高校の4人によって結成された。そこから彼らは活動の場をニューヨークに移すのだが、その道中に様々な災難が襲う。トレーラーが脱輪したり、最初のアパートからはバンドの練習がうるさいからと追い出されるわ、挙げ句の果てに<i style="font-weight: bold;">次のアパートに引っ越した2日後に機材を全て盗まれる</i>など、ネタに事欠かないバンドなのである。</div><div><br></div><div>しかしそこから彼らは2007年にデビューアルバム「Don’t Make Me Wait」をリリースする。このアルバム、何故かチャートが調べても全く出てこない。しかし日本盤が出るぐらいなのでヒットはしたのだろう。日本盤には、「ビートルズ・ミーツ・リバティーンズ」と書いてあったような覚えがある。確かに、アメリカのバンドなのだが、ブリティッシュ・ロックを鳴らしているのである。</div><div><br></div><div>Locksley - Why Not Me (Why Can’t I Be You)<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/c6heoZrFUic" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>MVを見てもわかるように、見た感じほぼイギリスのバンドである。本格ブリティッシュ・ロックとも言えるし、ガレージロック・リバイバルのバンドとも言える。</div><div><br></div><div>このアルバムをリリースした後、2008年にベーシストが脱退してしまうが、そこでリードボーカルの弟が加入する。</div><div><br></div><div>そして2010年にアルバム「Be In Love」をリリースする。このアルバムは前作よりもブリティッシュ色が抜けてはいるものの、とても良いアルバムになっていると思う。何を隠そう、僕はこのアルバムの中にある「Darling It’s True」という曲からLocksleyにハマったのだ。</div><div><br></div><div>Locksley - Darling It’s True<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/N-ema2v4d1g" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>やはり、テイストは違えどLocksleyではある、そう思える良い曲ばかりなのだ。<br><br>Locksley - The Whip</div><div><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/ZUQAz7w6svU" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div><div><br></div><div>この曲はNHLの試合のゴール時に流れる曲にされた。みんなでシングアロングできる、とても良い曲である。</div><div><br></div><div>しかしこのLocksleyというバンドは、ここから表舞台から姿を消してしまうのだ。2011年に「Locksley」というアルバムをリリースしたものの、このアルバムは「Don’t Make Me Wait」や「Be In Love」の曲の再録がほとんどを占めていたり、完全な3rdスタジオアルバムとは言い難い(もちろん新曲も入ってはいる)。</div><div><br></div><div>そして2012年と2014年にシングルを少しずつ出し、今年に入って2つのEPを出した。しかしどれも(僕は好きなのだが)元々のLocksleyらしい曲とは言い難く、このバンドには何があったのだろう？と考えさせられてしまう。</div><div><br></div><div>思えばデビューしたあたりは完全にレコード会社がガレージロック・リバイバル系バンドを青田買いしていた時代なので、ガレージロック・リバイバルのムーブメントが終わった2010年代にはもう彼らは時代から置いていかれていたのかもしれない。そこでLocksleyの音楽を見失ったのかもしれない。これはあくまでも想像であるが、そうなったらモチベーションも下がってしまうだろう。</div><div><br></div><div>しかし、今年は2つEPを出し、ライブ活動を少しずつだがやっているようだ。来日してMステにも出た(らしい)バンドである。僕がニューヨークに憧れを抱く理由の一つであるこのバンドに、長く活動してほしいのだ。</div>
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<pubDate>Thu, 29 Sep 2016 17:16:46 +0900</pubDate>
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<title>スコットランドのお気楽トリオ-The Fratellis-</title>
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<![CDATA[ iTunesのCMソングは、大体大ヒットする。今日はそんなiTunesのCMソングでもお馴染みのバンド、The Fratellisについてだ。<div><br></div><div>The Fratellisはタイトルの通りスコットランド出身のバンドで、出不精の僕にしては珍しく2回も単独来日公演に行っている。2回目は行けないかなぁと思っていたけど、まあ色々と縁があり行けた。どちらも最高のギグだったと思う。</div><div><br></div><div>The Fratellisは2006年にアルバム「Costello Music」でデビューした。このアルバムはそれはそれは陽気で、聴いていると踊りだしたくなるような、今日が沢山入っている。踊りだしたくなると言っても、クラブ系な訳ではもちろんない。踊りだしたくなるほど機嫌が良くなるような明るいロックなのだ。このアルバムは、なんと83週間に渡ってUK Albums Chartのベスト100にランクイン</div><div>した(最高位は2位)。このアルバムからは沢山のシングルカット曲が出て、それらも軒並みヒットしたのだから、メガヒットと言っても過言ではないだろう。</div><div><br></div><div>The Fratellis - Flathead</div><div><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/Fz2ZDeTYgTs" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>ちなみにこの「Flathead」という曲がiTunesのCMソングになった。「Bara bap bara ra ra…」というフレーズに聞き覚えがある人は多いのではないか。</div><div><br></div><div>しかしThe Fratellisが好きだという知り合いはこう言っていた。</div><div><i>「The Fratellisを紹介する時には笑顔で1枚目のアルバムを差し出すけど、『他にはないの？』と言われると渋い顔をしながら2枚目を渡す」</i></div><div><i><br></i></div><div>そうなのだ、2枚目のアルバムは「Here We Stand」という題名なのだが、そこまで評価が高くない。UK Albums Chartでは最高位5位を記録したのでヒットはしたのだが、正直言ってThe Fratellisのアルバムかと言われるまで別のバンドの作品のようにも聴こえかねないほど、テイストが変わってしまったのだ。</div><div>もちろん、根本的なものは変わっていないが、一作目の「お気楽ロックンロール」(この表現はどこかで見たものであり僕のオリジナルではない)から一変、「かっこいいロック」にどこか変わってしまっているのだ。</div><div>そもそもこのアルバムの辺りで一回ギターをテレキャスターからレスポールのブラックビューティーに変えているあたりからもシフトチェンジの様子がうかがえる。</div><div><br></div><div>The Fratellis - Mistress Mabel<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/hOt3133ucAE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>そのせいなのかどうかはわからないが、2009年に無期限の活動休止を発表する。急激にヒット曲を出してしまうと、大体のバンドって活動休止したりするよね。</div><div><br></div><div>この時、ギター・ボーカルのジョンが別のバンドを組んでたりもするのだ。それはCodeine Velvet Clubというバンドで、個人的にはとても好きなのだが、そこまで日本で有名ではない。なのでついでとしてそのバンドの音源も貼っておこう。</div><div><br></div><div>Codeine Velvet Club - Vanity Kills<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/gYPpQLQsdTw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>さて、2012年に3年ぶりに活動再開を宣言すると、2013年にアルバム「We Need Medicine」をリリースする。このアルバムは、1stの時はあまり使用していなかったキーボードが入ってはいるものの、明るく踊りだしたくなる曲が詰まっている。「Seven Nights Seven Days」のMVがYouTubeで公開された時は「お気楽ロックンロールのThe Fratellisが帰ってきた！」と思い本当に嬉しかった。</div><div><br></div><div>The Fratellis - Seven Nights Seven Days<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/I5QL37Sk8lU" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div><div><br></div><div>そしてこのアルバムを引っさげ、来日公演をした時に僕はその場にいた。終演後にジョンとがっちり握手したのは今でも覚えている。強く握りすぎたからかジョンはちょっとだけ顔がこわばってはいたけど。</div><div><br></div><div>そしてその来日公演の後にホームページでメールアドレスを登録するともらえる「The Soul Crush EP」が期間限定で配信された。僕はThe Fratellisで好きな曲は？と聞かれたらこの中に入っている「They Go Down」を推すだろう。<br><br>The Fratellis - They Go Down<br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/9dkPpktoi5E" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div><div><br></div><div>このThe Soul Crush EPのジャケットには、なんと僕が見ていたライブの写真が使われているのだ。ここも嬉しいポイントだったりする。</div><div><br></div><div>そして1stアルバムの時のプロデューサーを再び迎え、2014年にアルバム「Eyes Wide, Tongue Tied」をリリースする。このアルバムは、また少し感じが変わり、「お気楽ロックンロール」とは呼べないアルバムになっている。しかし、「Here We Stand」の時とは違い、少し大人になったThe Fratellisのアルバムとして聴けるのだ。もちろん、「Here We Stand」もいいアルバムなのではあるけれど。</div><div><br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/DprUg4PucMM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br></div><div><br></div><div>そしてこのアルバムのツアーの一環として日本に来た時も僕は来日公演に行った。しかしそのギグ自体は良かったんだが、サイリウムみたいなものをステージ上に投げ込む客がいたのは気分が悪かった。</div><div><br></div><div>そして今、The Fratellisは「Costello Music」リリースから10年が経ったのでそのアルバムの曲をやるツアーをしているらしい。イギリスに生まれていたら僕は間違いなく行っていただろう。</div><div><br></div><div>The Fratellisは過去の存在とは言えないぐらいの存在感を放ってはいる。これからの活躍にも期待しつつ、また日本でのライブを待っている。</div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/muserunningout/entry-12202984277.html</link>
<pubDate>Sat, 24 Sep 2016 00:28:09 +0900</pubDate>
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<title>鳩の探偵？-The Pigeon Detectives-</title>
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<![CDATA[ <p style="margin: 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">皆さんは、The Pigeon Detectivesというバンドを知っているだろうか？</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">これを聞くと、大体の人はNOと答えるだろう。現に僕の周りでこのバンドを知っていると言った人はまだ1人しか見かけていない。The Pigeon Detectivesという名前は訳せば「鳩の探偵ズ」という時点で笑ってしまう人もいるのではないか。</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">それは無理もないだろう、イギリスでは一時期結構な人気を誇っていたものの、正直今はそこまでではないし、なんせ最近までバンドとしてのライブ活動をしていなかったのだから。</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">ガレージロック・リバイバルのムーブメントがおさまりつつあった2007年の5月末に、彼らは1stアルバム「Wait For Me」を世に出した。「派手に化粧したロックなんてロックじゃない！」と言わんばかりに、程よくオーバードライブがかかったギターで「単純な」リフを弾き、聴いていて爽快な気分になる曲を詰め込んだアルバムだった。このアルバムはUK Albums Chartで初登場3位を飾る、新人バンドとして堂々たるデビューだった。</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">The Pigeon Detectives - Take Her Back&nbsp;</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/SuyNnm0lwBw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">そしてその勢いのまま、2008年5月末に、2ndアルバム「Emergency」をリリースした。このアルバムは前作と全く変わらずとは言わないが、少しの変化はあるものの、根底にある「単純な」リフで聴かせるロックというのは変わらなかった。そしてUK Albums Chartで5位を飾った。2作連続でトップ5に入ったのだ。</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">The Pigeon Detectives - This Is An Emergency</span><br><br></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/oFQyx8rlDQk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">しかし「Emergency」をリリースしてから程なく、バンドはしばし活動を休止することになる。イギリスのバンドとしてある程度の地位を築き、アルバムはリリースしたがバンドとしては疲弊していたのであろう。それはよくあることで、別に何らおかしくはない。</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">だが、2011年にリリースした「Up, Guards And At ’Em!」は評価があまり良くなく、UK Albums Chartでも30位と1st、2ndと比べるとあまりセールスが伸びなかった。ガレージロック・リバイバルのムーブメントがおさまった中で、少し世の中に自分達の音楽をすり寄せてしまい、彼らの良さである「清々しさ」が薄れてしまったからかもしれない。しかしライブでの評価は依然高く、UKツアーやアイルランドでのツアーを成功させ、レディング&amp;リーズ・フェスティバルへの出演を果たしたりもした。</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">The Pigeon Detectives - Lost&nbsp;</span><br><br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/vZ86Km0eiAE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">そんな中、2013年には4thアルバム「We Met At Sea」をリリースした。このアルバムは、個人の感想になるが、メンバーがそれぞれ歳を重ねて成長していった中で、再び原点を見つめ直したアルバムだと思う。現に曲を聴いた後には清々しい気持ちになったのだ。しかし、このアルバムのセールスはさらに落ち込み、UK Albums Chartでの最高位が41位であった。それ以降、大きなフェスに呼ばれることは少なくなり、2014年頃までイギリスや北欧、ロシアなどでツアーをし、その後はあまり活動していなかったのだ。</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">The Pigeon Detectives - I Won’t Come Back&nbsp;</span><br><br><iframe width="359.0" height="201.9375" src="https://www.youtube.com/embed/tl4vg-de0n4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">そんなバンドが、再び活動を始めたのだ。僕はとても嬉しく思っている。</span></p><p style="margin: 1em 0px 0px;"><span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">今はEDMが流行っているとは言われているが、密かにインディー・ロックバンド、それもキーボードなどの飛び道具を使わない若手バンドが続々出てきている。そんな中で、かつてガレージロック・リバイバルというムーブメントとともに去ってしまったThe Pigeon Detectivesがもう一度輝くのを、僕は期待している。</span></p>
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<pubDate>Wed, 21 Sep 2016 02:29:04 +0900</pubDate>
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