奈良県古民家再生協会ブログ https://ameblo.jp/narakominka/ 奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会 ja-jp 古民家に住みたい https://ameblo.jp/narakominka/entry-12844906298.html 今、古民家に暮している人、新たに古民家を購入して住んでみようと考えている人はどんなリフォームを思い描いているでしょう。今古民家に暮らしている人は具体的にどんな風にリフォームすれば暮らしやすくなるかはわかると思います。しかし新たに古民家に住もうと考えている人は古民家とはどんな家かいろんな情報はあっても実感としてはわかりません。 古民家はほとんどが大きいです。一般的な住宅は35坪程度ですが、古民家は60坪や70坪は普通にあります。広いのはいいかもしれませんがそれだけリフォームする面積が広く、掃除や片 2024-03-18T19:58:41+09:00 古民家のリフォーム 現地調査 https://ameblo.jp/narakominka/entry-12844644218.html 今日は古民家を購入してリフォームを検討している方と現地調査でした。古民家ですから増築、改築がされていて築100年を超える建屋があれば比較的新しい部分もあります。 こちらの蔵は仕上げをしないで荒壁下地のままだったようで壁の表面が少し洗われています。きれいな状態に仕上げてほしいという要望です。 比較的新しい建屋ですが差鴨居が使われています。基礎らしきものがあるので在来工法のようですがこのような造りもあります。差鴨居と言えばどの家も黒く燻されていますが真新しい感じがします。 開口部は木製建具が使われて 2024-03-16T19:59:53+09:00 今井町の家完成 https://ameblo.jp/narakominka/entry-12844517534.html 今井町の平屋の家ですが今日、街並み保存整備事務所の完了検査でした。街並みにあった家になったと思います。現代ではあまりしない仕上げの家なので大変でしたが、完成するとやっぱりいいものです。昔ながらの町屋風に造っています。板貼り、木製建具、格子、漆喰の壁といわゆる古民家です。本通りに面した玄関面はササラ子下見板、格子で石場建になっていますが、これは既存の在来工法の家に後付けした壁になっています。 3月24日(土)・25日(日)に完成の見学会をさせていただきます。 2024-03-15T19:39:32+09:00 これから古民家を購入しようと考えている人 https://ameblo.jp/narakominka/entry-12844272970.html 古民家のリフォームです。ブームもあって古民家の需要は増えています。大きな構造材や黒く燻された梁など伝統的な造りの家にあこがれて購入する人もいるようです。どんな家も同じですが人が暮らしている家はそれほど傷みません。空気を入れ替えたりするので環境がいいという理由もあります。また何かあっても早めに対処できます。特に古民家は真壁で構造材が見えているので比較的異常があれば早めに発見することができます。しかし空家になっていた家は通気されていないので傷みが激しいです。持ち主がいて定期的に換気をしている家はまた 2024-03-13T20:49:54+09:00 古民家のリフォーム https://ameblo.jp/narakominka/entry-12844012765.html 古民家のリフォームですが、今日は木工事の完了検査でした。古民家のリフォームでは耐震や断熱の対策をすることが多いです。どちらも心配なところです。構造自体が伝統工法ですから意外と耐震性があることもあるのですが現行の耐震等級を確保した家に比べれば耐震性は劣ります。当社では主に限界耐力計算に基づいて耐震施工をしています。断熱性に関しては全くと言っていいほどありません。土壁は蓄熱性はあっても断熱性能はあまりありません。 古民家は大きいですから家全体を施工すると金額も大きくなります。と言っても耐震性を確保す 2024-03-11T19:57:53+09:00 身近にあるものを使う https://ameblo.jp/narakominka/entry-12843740839.html 土壁の材料を練っています。現場で出た材料を練り直したようです。以前も屋根から降ろした土を練り直して補修に使ったことがあります。傷んだ土壁を現場監督が片手間に塗りなおしました。古民家のリフォームは現場で何とかなる材料があります。現代のように新建材を多用する家ではそんなことはできませんが、身近にあるもの作ってきた家だからできることです。木材や土で造った家の場合は「廃番になって今はありません」ということがありません。こちらは今井町の家です。地伏せの下に延石を使う予定でしたが天然の石を使ってみました。近 2024-03-09T18:39:03+09:00 古民家を引き継ぐ https://ameblo.jp/narakominka/entry-12843493749.html 古民家のリフォームです。築100年以上になると現代の家とは造りが全くと言っていいほど違います。何より大きいですが、現代ではない造りです。それがよくて残そうとする人がいるのですが。新しくこのような家を造ろうとする人はめったにいません。となると建築基準法以前、1950年以前の家づくりはこれ以上増えることはなく減少していきます。住まいですから時代に応じた家づくりが普通です。古民家とはいっても現代の生活様式に合うようにリフォームします。耐震や断熱も必要です。そのために本来の古民家らしさがなくなることもあ 2024-03-07T19:43:13+09:00 蔵の壁 https://ameblo.jp/narakominka/entry-12843099103.html 蔵の外壁の漆喰を補修しています。漆喰も経年で下地から浮いてくることがあります。これが部分的に発生しだすとあちこちで剥離しだします。蔵の壁が部分的に剥離しているのを時々見かけることがあると思います。浮いているところを剥がして部分補修しています。かなり広い範囲で剥離しかけていました。腰壁は板貼りしてありました。羽目板はかなり傷んでましたが下地の土はしっかりしています。焼杉の板を貼りました。 2024-03-04T19:04:37+09:00 古民家の構造材 https://ameblo.jp/narakominka/entry-12842829837.html 今改修中の古民家です。小屋裏を改修しています。古民家にはよくある曲がった丸太です。昔は製材しないでそのまま使うことが多かったんでしょうね。形によっては味があっていいです。このような丸太は見せてほしいという人が多いです。 こちらは最近完成した古民家です。この家にもあります。同じ改修でもこのように丸太の母屋などを見せるようにするか見せないかで施工費も変わります。もちろん見せたほうが手間がかかります。現代の家のように製材された方形ではないので下地をする手間がかかります。断熱も屋根の面で行うことになりま 2024-03-02T19:07:37+09:00 自然素材の床に塗るオイル https://ameblo.jp/narakominka/entry-12842705860.html こちらは古民家のリフォームです。床板は杉です。できるだけ自然の素材を使って家づくりをしています。自然素材の床杉や桧というと「メンテナンスはどうなのか」とよく気にされます。特別なことはありません。もちろん天然系のオイルを塗ってもらったりすればいいですが、普通に掃き掃除、拭き掃除で十分です。引き渡しの前には必ずオイルを塗っています。主に亜麻仁油やヒバ油を含んだオイルです。この自然素材の家づくりを始めたころはドイツのメーカーのオイルを使ってました。割と有名なメーカーです。当時はシックハウスが話題(問題 2024-03-01T20:12:19+09:00