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<title>narumushi88のブログ</title>
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<title>第376回作品、[ハロウィンに咲く花は白い薔薇って本当ですか？]です。</title>
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<![CDATA[ きっと幸せは僕にとって縁の遠いものなんだって思っていた。<br>けれど、君に出会えて、君が僕を好きになってくれて、僕も君を好きになって、<br>こうしていつも一緒にいられるのが、本当に嘘みたいで、、、。<br>「あら！バレちゃったのね。オホホ。」<br>ポンっ。<br>「え？！ね、猫？」<br>「チッす♪おいら、猫リンのオポっち。よろしくねん。」<br>「え！マジで。じゃあ、佐々木女史じゃないのかい？あ～あ。そうなのかぁ～。だよなぁ、やっぱりなぁ。ん～。だよなぁ。はあ～。」<br>「うんにゃ。ごめんにゃさいにゃ。大吉ちゃん。でもにゃ！吉報ですにゃ！今なら<br>みんなの憧れの猫リンにすぐに成れちゃうのですにゃー！どうですにゃ？」<br>「どうですにゃ？って。そんなの聞いた事ないし、大体猫リンって何なの？どう見ても、ただの猫の着ぐるみにしか、、。」<br>「これはあくまでも、変装なのにゃよ。<br>ハロウィンだからにゃあ。普通の格好も出来るにゃよ。ほら。」ポンっ。<br>「ほらって。顔はそのまんまだよ。何だか怪し過ぎで笑える。あはは。」<br>「ありゃ。これは失敗にゃ。ホイっと。」<br>ポンっ。<br>「お！今度は成功みたいだね。尻尾ついてるけど。あはは。」<br>「まあ、尻尾は気にしないでにゃ♪」<br>「って事は、猫リンは魔法が使えるのかい<br>？それなら、いいかも。」<br>「大吉ちゃん。魔法でも出来ない事はあるにゃよ。例えば、人の気持ちを変えたりするのはね！」<br>「あ。やっぱり。だよねー。そっかー。<br>ちょっと、がっかりだなぁ。あはは。って<br>、バレてるのが何とも悲しいな。本物の佐々木女史は無理みたいだね。とほほ。」<br>「まぁまぁ、猫リンの男の子も、みーんな<br>そう思ってきた訳なのよ。だからね。そこは我慢なのにゃ。」<br>「そうなんだね。じゃあ、仕方ないのかな<br>。でもさー。何で選ばれたのが僕だったの？理由が知りたいんだけど？」<br>「それはね、猫リン界では、寂しい奴大賞<br>の時期でね、今回は僕が探してくる役目を仰せつかったのにゃ。他にも何リンも選ばれてるにゃ。」<br>「お！何人じゃなくて、何リンって言うんだねー。あはは。」<br>「もちろんにゃ。猫リンだからにゃ。で、<br>おいらは、みんなはハロウィンパーティーに遊びに行ってるのに、会社で１人残業してる大吉ちゃんを選んだんだにゃあ。でもにゃ、可哀想だから、少し良い思いをさせてあげたんだけどにゃ、かえって、悪い事しちゃったみたいだにゃ。ごめんにゃさいにゃ。大吉ちゃん。」<br>「そうだったんだね。うん。まあ、でもね、後ろからの抱きつきは最高だったから<br>良しとするよ！あはは。ね！オポっち。」<br>「うんにゃ。ありがとうにゃ。大吉ちゃん。で、どーするにゃ？猫リンになってみるかにゃ？中々、猫リンも楽しいにゃよ。<br>嫌なら、人間に戻れるし、戻った後もまた<br>猫リンになれるにゃよ。一度猫リンになったら、どっちもOKなのにゃよ。いいでしょ<br>？」<br>「そうなの？それなら、なってみよっかなぁ？でも、人間では魔法は使えないんだよね。」<br>「あのにゃ、ここだけの話しにゃけどにゃ<br>、裏技があるんだにゃ。でも、それは猫リンにならないと教えられないんだにゃー。<br>おほほ。」<br>「おほほ。って、何か佐々木女史思い出しちゃったよ。」しくしく。<br>「ありゃりゃにゃ。ごめんにゃさいにゃ。<br>大吉ちゃん。」<br>「あぁ。気にしないで。オポっち。ついね<br>。幸せ過ぎたからなんだと思うんだ。ふー<br>。うん。決めた！僕は猫リンになる！」<br>「本当に？いいのかにゃ？まぁ、猫リンになっても後悔した人はいないからにゃ。<br>大丈夫にゃよ。所でにゃ。おいらの事はどう思うかにゃあ？好きかにゃ？」<br>「え？！何、この展開。もしかして、オポっちって、女の子だったりとか？な、訳ないか。だって、どう見ても男の子だし、<br>おいらとか言ってるし。だよね？」<br>「はい！残念でした。オポっちは正真正銘の美少女戦士なのでしたにゃあ♪おほほ。<br>」ポンっ。<br>「うっ！か、可愛い。でも、また騙されてるんじゃないのかな。あれ？このマークは<br>何だろう？本物です♪だって！あはは。<br>顔にマークが入ってるんだねー。コレが本物の証拠なんだね！面白いや。」<br>「どう？それで、どうなの？好き？それとも、大好き？超好き？」<br>「あはは。そうだなぁ？うん。超好きにしよっかなぁ。」<br>「やったー！じゃあ、結婚しましょにゃ♡<br>さっさとにゃ。おほほ。」<br>「え！マジで。いやいや、それは、ちょっと早過ぎるでしょ。」<br>「そんな事ないでしょにゃ。だって、もう<br>２人はいい仲なんだから。でしょにゃ？<br>違うのかにゃ？気持ち良かったでしょにゃ<br>？にゃ♡」<br>「あ！そ、そうだったよね。確かに！<br>せ、責任取るのも、僕の使命でもあるんだよな。うん。わかった。結婚しよう！<br>オポっち。そんで、いっぱい子供をつくっちゃおー！」<br>「わーい！！やったにゃあ♪子供だーいす好きなのにゃあ♡嬉しいよぉ♪大吉、だーい好きなのにゃあ。」<br>「ねぇ。オポッちは僕の何処が良かったの？」<br>「ふふふ。全部だよ♡」<br>「やっぱりハロウィン最高っ！」<br>「えへへ♡」<br><br><br>　　　　　　　the end
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12214432561.html</link>
<pubDate>Sat, 29 Oct 2016 22:05:27 +0900</pubDate>
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<title>第375回作品、[ハロウィンパーティーに魔法は有効ですか？]です。</title>
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<![CDATA[ いつも僕らは何かにつけ、走り回されている事に気づく。<br>けれど、それを良しとしてる限り何も変わる事なんて有りはしないのだ。<br>思い立ったが吉日って訳で、僕はこの安定路線からの逸脱行為に踏み切る事に決めて<br>、その実行日を来週の月曜日にした。<br>何故なら、多少の準備も必要だし、それに<br>今日は金曜日だからだ。<br>もうすぐ仕事も終わるし、周りには三時間も前から誰もいない。<br>みんな、ハロウィンパーティーに出掛けてしまっていたのだ。<br>そりゃあ、僕だってハロウィンを楽しみたいけれど、僕と一緒に楽しんでくれる酔狂な人なんて僕の周りには一人もいやあしないのだ。<br>残念で仕方がない。<br>いや、この言い方は正しくないな。<br>何故なら残念なのは僕自身なんだから。<br>本当に僕は残念な奴だ。<br>だけど、今更そんな事を言ったって仕方あるまい。<br>これまで通りの生き方では、この残念さ加減は全く持って変わり様もないのだから。<br>だからこそさ、この生き方をもう辞める事にしたんだ。<br>そして、その為の第一歩として、僕はこの会社を辞めるのだ。<br>そりゃあ、こんな僕を雇ってくれて、しかも好待遇で迎え入れてくれた恩は忘れたわけじゃあないけれど、もう心の決心はついてしまっているんだ。<br>それに、会社には僕なりに忠義は尽くしたつもりだし、それなりの優秀な成果も残してきたと自負してる。<br>だから、決して一人よがりな甘ったれで、<br>やるんじゃないって思ってるんだ。<br>さて、仕事もようやく終わった。<br>さっさと帰ろうか。<br>ガタガタ。<br>バタン。<br>「ふーっ。やっぱり外は少し冷えるな。」<br>ぶるぶる。<br>ただ、そう、ただだ。<br>このまま誰も待ってる人もいない寂しい部屋に帰るんじゃ、つまらないよな。<br>やっぱり、花の金曜日なんだから、少しハメを外すくらい許されるだろう。<br>そりゃあハロウィンに一緒に楽しんでくれる彼女はいないけれど、そんな寂しい奴にだって救い主は居るものさ。<br>お金の力さえ使えるならね。<br>ははは。<br>少し前から気になってたあの綺麗な娘が、<br>入っていったお世辞にも立派とは言い難いお粗末なビルにある、あの店にでも行ってみようかな。<br>一応、ぼったくりの類の店ではない事は事前に確認はとってあるしね。<br>何だか、楽しくなってきたみたいだ。<br>ははは。<br>おっと、その前に何か腹拵えをしとかなきゃ。<br>空きっ腹にお酒は悪酔いの元だからね。<br>そうだ！<br>駅前に出来た新しいイタリアンにしよう。<br>いやいや、ダメだな。<br>きっとイベントが大好きなカップルばかりで、楽しめそうもないだろう。<br>仕方ないさ。<br>今晩は、この牛丼屋にしておこう、僕には此処の方が気楽でいいしね。<br>あれ？<br>あれは佐々木女史だよな、いや、そんな筈が、ある訳ないだろう。<br>まさか、あの佐々木女史が一人で牛丼屋だなんて、それこそ、天と地がひっくり返ってもないだろう。<br>だけど、あれはどう見ても、佐々木女史だよな。<br>あの隠しても隠しきれない優雅で気品のある牛丼の食べ方、安い外国の牛肉がA5ランクの松坂牛に見えてしまうじゃないか！<br>何にしたって、全くといっていい程、このチェーン店の牛丼屋には似合ってないよなぁ。<br>あぁ、どうしたらいいのかなぁ？<br>声はかけずらいし、かといって、シカトもしずらいし。<br>しょうがないかなぁ？<br>こういった場合はやっぱり、向こうの立ち食いそば屋に変更だよなぁ。<br>はぁ、今日は牛丼が食べたかったのになぁ<br>。<br>スタスタスタ。<br>「コラーッ！待たんかい！そこのデブハゲのチンチクリンがーっ！！」<br>「えっ？！何だ？品の欠片もないこの物言いは？まさか？！」<br>「おい。こら。待てって。ちょっと。ほら<br>。赤溝。待てってば。」ぐいぐいっ。<br>「あ！痛ててて。何をするんですかっ！って、佐々木さんっ！？何で？」<br>「おうよ。私は佐々木　史奈よ。あなたは<br>赤溝　大吉。って、全然大吉って感じしないわよね。ハロウィンパーティーにも、誘われないで一人残業してるなんて。はぁ。<br>ホント情けないわね。大吉さん。おほほ。<br>」<br>「うーっ！そこまで言わなくてもいいじゃないですかっ！僕だって好きで一人な訳じゃないんですから。それに、言っておきますけど、僕は火曜日には会社に居ませんよ。もう決めたんです。なので、佐々木さんともお別れですんで。オホホ。」<br>「え？！な、何でよ！どうして辞めるのよ<br>。待遇だっていいんでしょ？成績だっていいんだし。理由がないわ。嘘でしょ。ねぇ<br>。」<br>「嘘じゃないですよ。本当に本当です。ですんで、僕は立ち食いそば屋に行って、天玉そばを食べるんで。さようなら、佐々木さん。」<br>「そ、そんな事は許さないんだからっ！<br>赤溝　大吉。わかったわね！」<br>「え？な、何で？だ、大体何で佐々木さんが僕に後ろから抱きついてるんですか？<br>あ！ヤバい。鼻血出そうだ。」<br>[ふん。もう垂れまくってるわよ。この変態大吉め。恥ずかしいわね。オホホ。」<br>「くっそー。背中に当たる胸の感触がたまんないや。何だろう。この幸せの絶頂感は？あぁ、このまま死んでもいいかなぁ<br>。あははは。」<br>「ダメよ。そんなのは許さないんだから。<br>ねぇ。わかったわね！さぁ。死なないって言いなさい。さぁ。」<br>「あのぅ。どうでもいいんですけど。もしかして、佐々木さん、酔っ払ってますか？<br>それだったら、、。」<br>「ふん。お酒は飲んだけど、酔っ払ってなんていないわよ。ヒック。」<br>「酔っ払ってますね。完全に。」<br>「馬鹿ねぇ。大体、酔っ払わないで、この私、佐々木　史奈様にこんな事出来る訳がないでしょーに。オホホホホ。早くハンカチで鼻血拭きなさいよ。ほら。」<br>「あ。すいません。」ゴシゴシ。「あ！凄いいい香りがする。ヤバい。鼻血が止まらなくなりそうだよ。デヘヘ。」<br>「ホント、つくづく、変態大吉なのね。まあ、いいわ。ハンカチの匂いだけで、満足なんてしないでしょ？ねぇ。早くお店に行きましょう。」<br>「え？ホントなんですか？で、でも、何でなんです？どうして僕なんかを。」<br>「はぁ～。これだから、赤溝　大吉はダメなのよ。女心を何もわかってないのよねぇ<br>。まぁ、仕方ないのかなぁ？いいわ。じゃあ、はっきり言うわね。私、佐々木　史奈は、あなた、赤溝　大吉の事が、ずーっと<br>好きでした！さぁ。これでいいかしら？」<br>「え！！ほ、ホントなんですか？だって、<br>そんな素振り見せた事なかったし。それに<br>佐々木さんはとっても綺麗だし、頭いいし<br>、何て言っても会社で、結婚したい女性第一位な訳で。ちょっと信じられないよなぁ<br>。」<br>「そうね。でも、仕方ないでしょ。好きなんだから。そりゃあ、私だって何回も何億回も考え抜いたわよ。何で、こんなのがいいのかって？可笑しいじゃない？この私、佐々木　史奈たる者が、こんなしょーもない男を好きになるなんてね。でもね、<br>何度、忘れようとしてもダメなのよ。だからね。決めたのよ。もう、好きな物は好きなんだから、諦めて自分の物にしようって<br>。だから、わかったわね？いい？いいのね<br>。明日、家に来てね。両親と会って貰うから。きっと反対されると思うけど。でも、<br>任せておいて。多分、大丈夫だから。オホホ。」<br>「え？何それ。いきなり両親ですか？それはちょっとなぁ。んー？困ったなぁ。」<br>「あのねぇ。私が言ってるのよ。わかってるのかしら？いいわね。大吉。」<br>「あ！う、うん。そんなに胸を擦られちゃうと。うー。何でも言うとおりにしますから。は、はい。」<br>「いいわ。じゃあ、こっち向いて。」<br>「は、はい！」<br>「ふふふ。可愛いわね。大吉。さぁ、キスをしてくれるかしら？」<br>「え？！は、はいっ！ではっ！」<br>チューっ。<br>「ええ。まぁ、初めてなら、こんなものかしらねぇ？幼稚園の頃を思い出しちゃったわね。懐かしいわ。ふふふ。」<br>「これは、きっとハロウィンのせいなんだろうな。そうに違いないよ。だって、こんなに幸せな事なんて有るわけないもの。」<br>「あらまあ！そんなに幸せを感じてくれてるのね。大吉ちゃんは。うふふ。でもね、<br>私も幸せなのよ。お揃いの幸せね。」<br>「うん。あのさ、僕も史奈ちゃんって、呼んでもいいのかな？[<br>「んー。それはダメね。だって、ちゃん付けは格好悪いでしょ。お子様じゃあるまいし。呼び捨てじゃなきゃねぇ。オホホ。」<br>「え！よ、呼び捨てなの？いきなりかぁ。<br>結構、ハードル高いんだけど。出来るかなぁ？んー。」<br>「ふふふ。まぁ、それは追々でね。ねぇ、<br>お腹空いてるんでしょ。私も、もう少し飲みたいわ。早くお店に行きましょうよ。<br>ねぇ。大吉。」<br>「う、うん。ふ、史奈。」<br>「あら。ちゃんと言えたじゃない。やれば<br>出来る子なのね。大吉は。」<br>「あぁ。好きです。史奈様。」<br>「あら！ダメねぇ。様なんて付けちゃって<br>。まぁ、可愛いから、最初の内は許してあげるわね。さあ、行きましょ。」<br>「で、何処がいいの？イタリアンかな？」<br>「ふふふ。あそこでしょ？」<br>「そう。さっき一人だから諦めたんだ。」<br>「だと思ったわよ。意気地なしだものね、<br>大吉は。」<br>「うん。まぁね。で、行ってくれるかな？<br>史奈。」<br>「えぇ。もちろんよ。あなた。」<br>「あぁ。ハロウィン最高っ！」<br>「ふふふ。」<br><br><br>　　　　　　　　　the end<br>
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12213948477.html</link>
<pubDate>Fri, 28 Oct 2016 10:15:45 +0900</pubDate>
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<title>第374回作品、[たまに行き先を間違える事もあるけどね。]です。</title>
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<![CDATA[ どうやら君に心奪われてしまったみたい。<br>その美しく澄んだ瞳と可愛いアヒルぐち。<br>背はそれ程高くないのに、スタイル抜群だからスッキリしていて。<br>どんな服だって君が着たら、似合ってしまうんだな、これが。<br>もしかしたら、パジャマで外も歩けるかも<br>。<br>ははは。<br>それは無理って。<br>そんな風に笑ってくれるから、僕の心はまた、宙に浮いてしまうんだ。<br>いつだって君の事ばかり。<br>でも、別れは突然だった。<br>それは6月の晴れた日の昼下がり。<br>僕は車に撥ねられて死んでしまった。<br>気が付けば、天国。<br>神様はと言うと、隣でお茶を飲んでます。<br>「お前、早く成仏せぇや。俺もそんなヒマやないしの。」<br>「あのぅ。成仏の仕方がわかんなくて。教えてくれませんか？」<br>「そないな事知るかいな！そんなんは、誰かに聞いて貰わんと。全くけったいなやっちゃな！」<br>「あのぅ。神様って、近畿圏の方なんですか？」<br>「何言うてんの！バリバリの東京人やで！<br>アホかいな！ホンマ。ビックリするで。」<br>「どう考えても大阪の人みたいですけども。」<br>「よーく、耳かっぽじって聞かな、あかんで。このイントネーションはエセ関西弁の特徴なんやで。わかったかいな？ほな、はよ成仏してな。ほれ。」<br>「何です？これ？」<br>「それは、青酸カリやないか！早よ飲んで、早よ死んでぇな。」<br>「えっとぉ、神様。僕、多分、もう死んでるんですけども。はい。」<br>「いいんやで。何回死んでも。頑張ってな<br>ぁ。」<br>「えぇ！そんなぁ。嫌ですって。また死ぬなんて。絶対嫌です。断固拒否しますから<br>。」<br>「仕方ないのぉ。じゃあ、助手を呼んでやるから。それで、いいやろ。な？」<br>「は、はい。わかりました。」<br>「初めまして。助手のアンソニーです。さて、最初にして戴く事は、この青酸カリを飲む事ですね。はい、どうぞ。」<br>「何だ！結局、同じじゃないか！馬鹿馬鹿しい。それは、拒否したから。他に無いのかな？」<br>「すいません。それ以外に、方法はありませんね。まぁ。するもしないも、あなた次第ですけど。それでも、あなたはすると思ってますけどね。要は仕組みなんですよ。」<br>「全くわからないけど。ただね。僕は彼女を愛していたいだけなんだ。それはダメな事なのかい？」<br>「それでいいのです。ですが、停滞は流れに逆らう行為である事を理解して下さい。<br>ですから、早く飲んで下さい。」<br>「わかったよ。いや、良くはわからないけど、流されてみよう。それが本質ならば。<br>不思議と迷いは無いな。じゃあ。」ゴクリ<br>。「がーっ。ぐーっ。」バタッ。<br>「やっと終わりましたね。」<br>「いや、始まったばかりだよ。アンソニー君。」<br>「あれ？随分と早い復活ですね！」<br>「一秒だって早く彼女に会いたいからさ。<br>だから、復活も激早なのさ。」<br>「そうでしたか。お帰りなさい。それで、<br>何処に行きますか？」<br>「そうだな。彼女の近くへ行きたいんだけど。」<br>「そうですね。では、幼なじみではいかがですか？チャンスはかなり多めですから、<br>オススメですよ。」<br>「うん。そうするよ。じゃあ、神様。行ってきます。」ぺこり。<br>「気ぃつけてな。」、、、。<br><br><br>「でね！この虫はこの葉っぱを食べるんだよ。不思議だよね！」<br>「ねぇ。ジョナサン。私、虫はあまり、好きじゃないの。おままごとが、したいわ。<br>あなたは、私の旦那様になってくれるかしら？」<br>「いいよ。僕はずっと君の隣にいるから。<br>愛してるよ。カトリーヌ。」<br>「えぇ。私も。」<br>どうやら違う場所に着いてしまったみたいだな。<br>仕方ないな、また死のう。<br>此処も楽しそうだけど、早く彼女に会いたいんだ。<br>死んだら終わりって言う人がいるけどね、<br>それはある意味間違っているのさ。<br>人はやり直したい所から、やり直せるんだよ。<br>思い出してごらん。<br>きっと君にもわかる筈。<br><br><br><br>　　　　　　　the end<br>　<br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12172281520.html</link>
<pubDate>Sun, 19 Jun 2016 16:55:15 +0900</pubDate>
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<title>第373回作品、[切なく揺らめく謎と響きのアティチュード♪]です。</title>
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<![CDATA[ そこから先に進めないのは、一体どうした訳なんだろう？<br>何だかバリアでもあるみたい。<br>傍から見れば、何をしてるのかって思われてしまいそう。<br>でも、何をしても、ただ、もがいてるだけで身動きまでも出来なくなっていて。<br>そんな時現れたのが、彼。<br>謎でしかない言葉を私に投げかけて、１つの微笑みを残して消え去っていった。<br>「エイブラハムには会えたのかい？きっと君なら大丈夫さ。頑張ってね。」<br>私には何の事やら、わからなかったのだけれど、でも、あの時、彼が声をかけてくれたお陰で今でも自分の道をしっかりと歩いていけてるのだ。<br>今でも耳の奥に残っている。<br>彼の優しく綺麗な声を。<br>またいつか会えるのだろうか？<br>出来ればあの時のお礼を伝えたい。<br>そして、あの問い掛けの意味を教えて欲しい。<br>きっと私は彼に恋をしてるんだ。<br>これからもずっと。<br><br><br>　　　　　　　　f i n<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12172281075.html</link>
<pubDate>Sun, 19 Jun 2016 16:50:31 +0900</pubDate>
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<title>第372回作品、[手の届く物だけで充たされたくなんてない。]です。</title>
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<![CDATA[ あなたが好きなの。<br>ダメ？<br>あなたって、とても変わってるわ。<br>でも、何故かしら、凄く惹かれてしまうの。<br>取り立てて、取り柄がある訳でもないし、<br>お金持ちって訳でもないし、背が高くもないし、本当に何処に惹かれるのかしら？<br>強いて言えば、話しが面白いって所？<br>後は、んー、無いわね。<br>あなたには、お喋りが上手な事くらいしか<br>無いのよね。<br>口先だけ。<br>酷いって？<br>じゃあ、他に何かあるなら、教えてくれるかしら？<br>でしょ。<br>でもね、その言葉で救わてるのよ、私。<br>例え、それに心が通っていなくて、上辺だけの薄っぺらな慰めや、温かさの欠片すら<br>感じ取れない突き放す物言いだったとしてもね。<br>何処かに感じるのよ。<br>あなたの、私に対する優しさを。<br>多分、あなたは認めようなんてしないだろうけど。<br>ふふふ。<br>さあ、また聞かせてくれない？<br>私の心の安定剤を。<br>あの安らぎの扉を開けられるその鍵を。<br><br><br>　　　　　　　　e.n.d.<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12171373910.html</link>
<pubDate>Thu, 16 Jun 2016 21:10:04 +0900</pubDate>
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<title>第371回作品、[ 三文草子にて御座候。 ～第拾伍幕～]です。</title>
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<![CDATA[ あぁ。<br>会いたい、会ってあの子たちを強く抱きしめてあげたい。<br>今頃、何をしているのかしら？<br>雫さんのお話しだと、元気にしているし、<br>女の方の長家にお世話になってるらしいけど。<br>ちゃんと御飯は食べられているのかしら？<br>あの時、一緒に行けば良かったのかしら？<br>いいえ、あれは、あの時は、あれが最善の策だったのよ。<br>まだ、こうして生きていられるんだから。<br>きっと、いつか会える日が来るわ。<br>だから、神様、仏様、お願い致します。<br>それまでは、どうか、あの子たちを御守り下さいませ。<br><br><br>「旦那～。マジで暑いっすねぇー！」<br>「ん？あのよぉ、春六の真似して、くっついてくんなっての。自分で今、暑いって言ってたろーが。大体、あんまし似てねぇから。」<br>「えーっ！春六さんは似てるって言ってくれたもん！」ギュッ。<br>「あいつはお前に弱いからな。何だって褒めちまうんだよ。よく見とけよ。春六の真似ってのは、こうやるんだよ。ふーっ。<br>はぁ～。まったく、ホント暑いですねぇ。<br>これは全部、旦那が変態なせいですからね。」<br>「わ！似てる♪きゃはは♡」<br>「そ、そうか。だろ！伊達にいつも一緒にいる訳じゃないからな。しかし、お前。<br>きゃはは♡って、マジ可愛いじゃねぇか！<br>揉んじゃおっかな。」<br>「もう！あなたったら。ダメですよ、こんな往来の中じゃ。馬鹿なんだから♡」<br>「それはそうと、井筒屋が、新しい着物が<br>出来上がったって言ってたぜ。ちょいと寄ってみるか？」<br>「えーっ。今日はあなたと久し振りの、ぶらりなんですもの。着物は今度でもいいです。あなた、氷でも食べに行きません？」<br>「ん？こんな時期に氷なんて。あ？！お前<br>何で知ってるんだよ。誰に聞いた？」<br>「ふふふ。あのね。この間、穂菊さんから<br>。将軍様はいつでも、かき氷が食べれるって。いいわよねぇ。」<br>「あぁ。穂菊様かぁ。あの人も口軽いなぁ<br>。まぁ、お前だけに話してるんだろうけど<br>。しかし、最近、殿様んとこ、行ってばっかりだからなぁ。どうすっかなぁ。まぁ、<br>お前の事も気にしてたからな。一回位、<br>連れていくか。」<br>「わーい！嬉しい♡将軍様って、芦門さんの弟さんなんでしょ。似てるの？」<br>「んー？そうだなあ。どうだろ？外見も中身も似てねぇな。マジの変態だしな。」<br>「え！あなたより、変態だなんて！よっぽどの変態さんなのね！ふふふ。」<br>「あぁ。ありゃあ、天下一の変態だな。」<br>「何か、行くの怖くなってきちゃったわ。<br>どうしようかしら？」<br>「ははは。大丈夫だよ。基本、男にしか興味ないからな。あ。でも、蜩は女か。まあ、大丈夫だろ。な。」<br>「な、って言われても困っちゃうけど。でも、あなたが居てくれるなら、大丈夫ね。<br>そうでしょ？」<br>「あぁ。大丈夫だ。じゃあ、行ってみるか？ありゃ？！あれは。んー。名前が出てこないな。千鶴。お静。お園、加代。んー<br>。何て名前だっけ？」<br>「何です、加代ちゃんで合ってますよ。<br>確か今日は、お休みの筈ですよ。あら。<br>何だか、落ち込んでるのかしら？ションボリしちゃって。あなた、ちょっと声かけてもいいかしら？」<br>「あぁ。いいさ。俺も心配だからな。」<br>「ありがとうございます。」スタスタスタ<br>。「加代ちゃん！どうしたの？こんな所で<br>。」<br>「あ！奥様。旦那様も。あのぅ。えっとぉ<br>。そのですね。待ち合わせに遅れちゃって<br>。もう来ないですかね。はぁ～。」<br>「お！もしかして男かい？まあ、ここは暑いからさ、そこの団子やにでも入ろっか。<br>此処の席でいいかな？ヨイショッと。」<br>「でも、お二人は、ぶらりではないんですか？それだと、とても心苦しいですから。<br>」<br>「何だよ。そんな事気にすんなっての。<br>なぁ、葵。」<br>「はい。そうよ、加代ちゃんの方が大事なんだから。あ。すいません。あんこと、みたらしと、海苔醤油を三本ずつ頂戴ね。お茶は冷たいのにして貰えますか？はい。お願いします。」<br>「はい。承知致しました。少々お待ち下さいませ。」ぺこり。スタスタスタスタ。<br>「では、お言葉に甘えまして。」<br>「でも、加代ちゃん、男の人いたのね！<br>ちょっとビックリしちゃったわ。ふふふ。<br>」<br>「あ。は、はい。最近なんです。よく、買い物してると会うんで、少し気になってたら、向こうから声をかけてくれて。はい。<br>」ポッ。<br>「あらー。そうだったのね！何か、羨ましいわね。」<br>「そんな。奥様の方が羨ましいです。旦那様も格好いいし。」<br>「お！加代ちゃん。中々どうして、最近わかってきたみたいだねぇ。結構結構。ははは。」<br>「すぐに、調子に乗るんだから。もう。それで？あ。美味しそうねぇ。ふふふ。」<br>「はい。お待たせしました。当店、特製の冷やじるこ も少しですがお召し上がりくださいませ。お口に合えば宜しいのですが。<br>どうぞ。はい。」<br>「お！おやじ。気が利くな。さては隠密か<br>い？」<br>「えっ！め、滅相もないです。わ、私目はただの団子やのオヤジでして。はい。」<br>「まぁ何だな、そいつは、まぁいいや。ありがとよ。じゃあ遠慮なしに戴くぜ。」パクパク。「おっ！冷たくて、こいつは美味ぇな！」<br>「はい。ありがとう御座います。では、ごゆっくりしていってくださいまし。」ぺこり。<br>「あら、ホント。美味しいわ、これ。冷たいし。かき氷いらないくらいね。ふふふ。」<br>「はい。冷たくて。何か贅沢ですね。とっても美味しいです♪」<br>「それよりよぉ。加代ちゃん。そいつとは<br>どうなったんだよ。」<br>「あ。そうでした。私、支度に時間が掛か<br>ってしまって。凄く遅れてしまったんです<br>。」しょんぼり。<br>「大丈夫だよ。そいつも、何かで遅れてるんだろうよ。団子食ってりゃ、その内来るってもんさ。ははは。」<br>「あなたったら。そんな適当な事言って。<br>違ったら、加代ちゃんが可哀想でしょ。もう！馬鹿なんだから。」<br>「そん時はそん時だよな！なぁ、加代ちゃん？だろ？」<br>「えっと。は、はい。そうですよね。なるようにしかなりませんものね。何だか、少し落ち着いてきました。」ぺこり。<br>「あら。加代ちゃんったら、この人に似てきたのかしら？」<br>「お！じゃあ、俺と遊んでみるかい？ははは。」<br>「ダメよ！もう、すぐ調子に乗るんだから<br>。あなたは私だけの、、、。それは無理だったわね。ごめんなさい。ふふふ。」<br>「そ、そんな事はないぞ。葵。難しいだけでな。」<br>「いいのよ。無理しなくて。あなたは好きな様になさいね♡ふーっ。何だか、お腹いっぱいになっちゃったわ。」<br>「私もです。本当に美味しかったです。ありがとうございました。ご馳走さまです。<br>」ぺこり。<br>「あぁ。確かに腹一杯だな。おや？何か凄い勢いで走って来るのがいるなぁ。あれって、もしかして、加代ちゃんの連れじゃね？」<br>「あー！雫さ～ん！こっちこっちーっ！」<br>「あら！良かったわねー！ふふふ。それにしても凄い早さねっ！」<br>「ありゃあ。隠密だな！尋常な早さじゃねぇもんな。」<br>「わー。もう着きそうですね。雫さんて、<br>本当に隠密なんですか？」<br>「あぁ。ありゃ、間違いないな。足の早さでバレバレなんて何か情けねぇな。隠密としては。ははは。」<br>「はぁはぁはぁ。はぁはぁはぁ。お、お待たせ！加代ちゃん。ゴメンね。遅くなってしまって。ぜぇぜぇ。ぜぇぜぇ。ゴホッ。<br>ゴホッ。」<br>「おいおい。大丈夫かよ。まぁ、水でも飲みなよ。ほら。」<br>「あ！すんませんです。助兵衛の旦那さん<br>。ん？あ！いけねぇ。」<br>「加代ちゃん。コイツは、結構な馬鹿もんだぞ。ははは。笑えるな、こりゃ。」<br>「あのぅ。雫さんは、やっぱり隠密なんですか？」<br>「あ。そ、そいつは。ちと。あぁ。バレてるよ。参ったなあ。はぁ。」<br>「ふふふ。面白い人みたいね。私は葵です<br>。よろしくね。雫さん。加代ちゃんを泣かせたら、許しませんよ。ふふふ。お願いしますね。」<br>「は、はい。そりゃあ、もう。ははは。」<br>「ところで、雫よ。お前はどっちなんだ？<br>話しによっちゃ、困った事になんだろ。」<br>「は、はい。それが、敵の方で御座いまして。」<br>「そうか！じゃあ寝返るか？それとも。」<br>「いえいえ、旦那たちと戦うなんて自分には出来ませんので。はい。でも、寝返る事も出来ませんし。困りましたね。ははは。<br>」<br>「まあ、いいか。じゃあ見て見ぬふりしとけよ。加代ちゃんの為にな。いいか？雫。<br>」<br>「は、はい。でも、いいんですか？自分は隠密ですよ。それだと。」<br>「いいさ。別にな。だから、死ぬなよ。わかったな！」<br>「は、はい。ありがとうございます。」ぺこり。<br>「何だか、もう味方みたいになってますよね。雫さん。ふふふ。」<br>「は、はい。前から、助兵衛の旦那さんの事は凄い方だと、尊敬してまして。どうしても敵にはなれないみたいです。自分はダメですよね。はぁ。」<br>「そんな事ないですっ！私、雫さんの事、<br>信じてますからっ！だから、、、。」ぽっ<br>。<br>「あ！か、加代ちゃん。だよね。んー。旦那。もう少し時間をください。何とかしますんで。」<br>「おぅ、わかったよ。でもよ、無理すんなよ。形なんざ、どうでもいいんだからよ。<br>俺たちはお前を信じてるんだからな。雫よ<br>。ああ。そうだ、お前も何か食べるか？」<br>「あ。えっと、これから、加代ちゃんと、<br>ぶらりなんで。はい。」照れっ♡<br>「お！そうだったな。そんじゃあ、気をつけて。楽しんできなよ。」<br>「は、はい。では、またです。」ぺこり。<br>「奥様、旦那様、本当にありがとうございました。では、行ってきます。」ぺこり。<br>「二人とも、気をつけてね。はい、これ。<br>楽しんできなさいね。加代ちゃん。」<br>「奥様！こんなにいっぱい良いのですか？<br>ありがとうごさいます。おみやげ買ってきますね♪」ぺこり。「雫さん。行きましょう。」<br>「うん。行こう。では、失礼致します。」<br>ぺこり。スタスタスタ。<br>「あーっ。何だか若い２人に当てられちまうなぁ。それにしてもお腹いっぱいだな。<br>なぁ、葵。膝枕してくれよ。」ごろニャ。<br>「あらっ！可愛い事♡はい、どうぞ♪」<br>「あぁ。お前の膝が一番いいな。」<br>「ふふふ。ありがとうごさいます♡」<br>こうして２人のぶらりの時間はゆっくりと流れていきます。<br>けれど、刻一刻と戦いの時は迫って来ているので御座います。<br>この先の展開が気になる所ではありますが<br>、今回はこの辺で、、。<br>おっと、いけません。<br>また忘れる所で御座いました。<br>混沌作家の最早、趣味を超えた迷惑極まりない、あの時間がやって参りました。　<br>では、どうか、もう少しの間ご勘弁下さいまし。<br><br><br>ある晴れた日の昼下がり、此処は、ほんの少しばかり町外れにある沼地です。<br>意外にも、ぶらりな２人連れが多い人気の場所で、あちらこちらに腰掛けが点在しております。<br>その１つの腰掛けに、人の目を見張る程の美人が、姿勢も正しく綺麗に座っております。<br>けれど、その柔らかい眼差しには、心なしか涙が溜まっているように見受けられます<br>。<br>妙齢の美人のこのような姿は、見る者をドキリとさせる、何とも言えないチカラがあるものです。<br>最近、巷で話題持ちきりの芝居、‘恋肌慕情、雪月下に漂いて’の 主演女優であります、満儀 離宮 とは彼女の事であります。<br>この感じでは、やはり乙女心を乱してしまう恋の患いに違いなさそうで御座います。<br>それでも彼女の目には、この難局をも自分の糧にしてしまう程の秘めた想いみたいなものも浮かび上がっているのです。<br>何とも計り知れない彼女の魅力的な有り様は最早、天女をも超えているようなのであります。<br>そんな彼女の短めの髪の辺りを気持ちの良い爽やかな一陣の風が吹き抜けていきました。<br>すると、どうでしょう？！<br>今まで、落ち込んでいた様に見えていた彼女の雰囲気から、何とも言えぬ自信を漂わせている全くの別人格が宿っているみたいに変化を起こしていました。<br>これこそは、一流の役者魂とでも言う物なのでしょうか？<br>いえいえ、これこそは彼女の本質なのでしょう。<br>チカラ強いこの精神力こそ、彼女が携えている真の宝物なのです。<br>こうして、気を張り直して彼女はこの沼地を後にするようで御座います。<br>どうやら、弱くか細い今の姿はこの沼地に預けて行くかの様に見受けられたのでした。<br>彼女の名は、満儀 離宮。<br>稀代の大女優であります。<br><br><br>さて、作者もどうやら、ご満悦のようでして。<br>はい。<br>それでは、皆様、次回の話もお楽しみに。<br>ご機嫌よう。<br>左様なら。<br><br><br>　　　　　　　　おしまい。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12166786418.html</link>
<pubDate>Fri, 03 Jun 2016 00:00:29 +0900</pubDate>
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<title>第370回作品、[オブジェの中心に存在出来る１つの想いへ。]です。</title>
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<![CDATA[ こうして遠巻きに春を眺める様になってから既に2年が経とうとしている。　<br>まあ、春でなくても1年中眺めっぱなしな訳だが。<br>寂しい限りだよな。<br>でも、仕方ないかもしれない。<br>だってもう遣れる事はやり尽くした感がある訳で。<br>これ以上の作品を産み出す為には、もっと<br>時間が必要だろうし、体力もなくちゃいけないし。<br>だから、こうして少ない残された時間を今まで造り上げてきた作品に想いを馳せているのだ。<br>正直、やはり最後のインストア#3と名付けた作品が一番好きだ。<br>儚くも未来に向けられた世界を綺麗に映し出せてると思うからかな。<br>もし、気が向いたら見に来てください。<br>自宅のアトリエが絶賛公開中ですので。<br>では、少し疲れたので寝ますね。<br>おやすみなさい。<br><br><br>　　　　　　　　　　終わり<br>
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12153211579.html</link>
<pubDate>Sat, 23 Apr 2016 19:10:00 +0900</pubDate>
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<title>第369回作品、[ 三文草子にて御座候。 ～第拾四幕～]です。</title>
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<![CDATA[ こんなに幸せだと感じた事はこれまでなかった気がします。<br>それは確かに良い所に嫁いで、不自由な事<br>もなく、夫の為、御店の為と、尽くして、<br>それはそれなりに幸せだと思っていたのです。　<br>けれど、いつも何か物足りないと心の片隅で思っていました。<br>それが何かは今もって、よくはわからないけれど、ただ、今の暮らしには、今までとは、明らかに違う満足感とも言うべき、収まりの良い生活になっているのです。<br>それは、多分、あの人のお陰なのだと。<br>あの人に出会ってなければ、こんな風に落ち着いて暮らしてなどいなかった筈なのです。<br>それは、普通には暮らしていたかもしれません。<br>いえ、暮らしてはいたでしょう。<br>でも、それはただの見せかけ、マヤカシの生活だったと感じています。<br>それを思うと、今のこの暮らしの充実ぶりが嬉しくて仕方ないのです。<br>何故でしょう？<br>やっている事は以前と多分変わらない筈なのに。<br>何が私の中の気持ちを安定させてくれているのだろう？<br>それは、周りからしたら、何で許せるのか<br>？とか、嫌じゃないのか？とか、色々聞かれたり、心配されたりするのだけれど、<br>私には、あの人が側に居てくれる時間が<br>あるだけで、それは何よりの幸せに感じてしまうのです。<br>きっと、これは、あれなのかもしれない。<br>そう、そうよね。<br>決まってるわね、そんなの。<br>ふふふ。<br>私、した事なかったの。<br>だって、親が決めた人だったし、まだ若かったし、いつの間にか経験しないままにって訳で。<br>だから、私、今、初めてしてるんだと思うの。<br>そう、その恋ってものを。<br>あの人に夢中なのね。<br>ホントに大好きで仕方なくって。<br>だから、幸せなんです。<br>今、この瞬間も。<br>ふふふ。<br><br>「どーも！お待たせしやした。雫でーす。<br>取ってきましたぜ。葛城先生。」<br>「やっとか。待ってたぞ。で、どうだった？早く話せよ。」<br>「へへへ。そう焦んないでくださいよ。物には順序ってもんが、あるんですよって、<br>はいはい。わかりやしたって。危ない人だなぁ。」<br>「別にお前だけじゃないんだぞ、密偵はな<br>。さぁ、早くしろよ。」<br>「えっと、答えを最初に言っちゃいますとね、将軍の兄貴ですぜ。あの芦門って奴は<br>。」<br>「そうか。やはりな。あの落ち着き様は、<br>その辺の者では出来ん振る舞いだよ。まぁ<br>、それだけ聞きゃあ十分だな。ほらっ。これで足りるか？」ガシャン。<br>「へへへ。さすが、葛城さん。お有り難う御座います。いつでも声かけてくださいよ<br>。お調べ致しますんで。へぇ。では、これにて。」スタッ。<br>「ふん。そうだったか。だが、それで変わる事もないがな。倒し甲斐は増えたか。さてと、まだ余裕はあるしな。少し気晴らしでもするかな。ん？あいつが何で此処にいるんだ？」<br>「あっ！蒼介さんっ！どうしたんですかぁ<br>？こんな所で。」<br>「あぁ。少し散歩をな。お前こそ、どうしてこんな所にいるんだ？」<br>「だって此処は実家の近くなんですもの。<br>」<br>「そうだったのか。離宮の実家か。じゃあ、この辺りは詳しいな。だったら、この近くを案内してくれ。いいだろ？」<br>「はい。いいですよ。でも、初めてですね<br>。ちゃんと話してくれるの。私、嬉しいです。」<br>「そうだったかな？いつも話してるだろ。」<br>「いつもは私を見てないじゃないですか。<br>でも、今日は違うでしょ。だから。私。」<br>「あぁ。そういう事か。すまん。」<br>「え。あ！やだっ。勘違いしないで下さいよ。そんなんじゃないんですから。」<br>「そうなのか。すまんな。勘違いしたよ。<br>てっきり。」<br>「もう！鈍感ですよね。葛城さんって。」<br>「だから、すまんと謝ってるだろ。正直、<br>女は苦手でな。接するのが難しいから。」<br>「そうなんですか。あんまり、そうは見えないですけどね。でも、いいです。わかりましたから。ふふふ。」<br>「なぁ、１つ聞いてみてもいいか？」<br>「え？なんです？」<br>「俺の事、好きか？」<br>「もう！何いきなり聞いてくるんですか！<br>そんな事言える訳ありませんよっ！恥ずかしいなぁ。もう。」<br>「そうか。すまんな。ちゃんと聞いておかないと、わからないからな。じゃあ、行くか。」<br>「もう！わかりましたよっ！好きです。大好きです。死ぬほど好きで、あなたの事を考えない日は、出会ってから１日だってありませんよ！これで満足ですか？もう、馬鹿なんだから。」グズっ。<br>「何で泣いてるんだ？わからん奴。そうか<br>。じゃあ、契るか？どうする？嫌か？」<br>「え？早くないですか？ぶらりとか何ももしてないし。」グズっ。<br>「今してるだろ。これは違うのか？立派なぶらりだろ。それに、女は面倒臭いからな<br>。お前でいいさ。ははは。」<br>「あのね！ホント、あなたって人は。いいです。わかりました。契りましょ。多分、<br>あなたには私しかダメですから。他の人では、無理ですよ。仕方ありません。」<br>「お前、何だか急に変わったな？母親みたいだぞ。」<br>「そりゃあ、こんなデカい子供を相手にするんですから。母親みたくなるしかないでしょ。ホント世話の焼ける人ね。まぁ、いいですよ。はい。じゃあ、抱きしめて接吻して下さいね。はい。」<br>「あぁ。わかった。」ぎゅっ。チュッ。<br>「蒼介さんは、私の事好き？」<br>「あぁ。多分な。」<br>「馬鹿ね♡」<br>「あぁ、多分、馬鹿だな。」<br>「もう！知らないから。」<br>「もういいかな？」<br>「まだよ♡」<br><br>何とも、理解しかねる２人ですが、どうやら結ばれそうな気配で御座います。<br>しかし、これから熾烈な戦いが控えていると言うのに、また何とも変な頃合いでの結びつきでは御座います。<br>まぁ、この２人ならばこそなのかもしれませんが。<br><br>どうやら終いのお時間で御座いますが、<br>忘却作者の趣味的作品になりつつある、この妄想劇場にもう暫くの間、お付き合い願いましたら誠に嬉しいので御座います。<br><br>大きな船の甲板に佇む１人の女。<br>手に持つグラスには、ワインと言われる外国の酒が注がれている。<br>赤紫色した、とても酒には見えないのだが<br>、飲んでみると、とても果実の香りがして<br>美味しい酒である。<br>このワインを嗜みながら、夜の海をながめている。<br>この人はきっと恋をしているに違いない。<br>先ほどから、何度目かの溜め息をついているからだ。<br>けれど、その美しさの極みと言える顔立ち<br>からは、自信と希望が満ち溢れている。<br>一体、どちらが本当の彼女なのだろう。<br>いや、それら全てが、今の彼女の姿なのだろう。<br>また１つ溜め息をつく。<br>けれど、次の瞬間には、グラスのワインを<br>飲み干して、遠くの地を思い描き、次なる<br>自分の進む道を決めていた。<br>そう。<br>彼女の名は、左内太夫。<br>いや、今の名前は、八潮坂 &nbsp;千波。<br>せめて名前だけは、好きな人と同じにしたかったそうである。<br>何とも、切ない女心であります。<br>彼女の新たなる旅立ちが、素晴らしいものであればと、この春の海のさざ波が呟いているようでありました。<br><br>はい、どうやら作者も満足したようで御座います。<br>今回は、ここまでと致しましょう。<br>次回の話しも楽しみに。<br>皆様、ご機嫌よう。<br>左様なら。<br><br><br>　　　　　　　　おしまい。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12150277811.html</link>
<pubDate>Thu, 14 Apr 2016 20:45:58 +0900</pubDate>
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<title>第368回作品、[ 三文草子にて御座候。 ～第拾参幕～]です。</title>
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<![CDATA[ 私は想う。<br>人は残酷な生き物だと。<br>悪魔、怪物、この世にある禍々しき物、全ては人の事を指しているに過ぎないのだ。<br>私は許さない。<br>ただただ、直向きに真面目に生きていただけの仲間たちを虫けらのごとく、棒殺していった屑共を。<br>それを指示した愚か者を。<br>私は忘れない。<br>あの優しく柔らかい日々を。<br>暖かい日溜まりの様な母の微笑みを。<br>強く逞しい腕で家族を支えてくれた父の姿を。<br>誰からも愛され尊敬されていた爺ちゃんの<br>教えを。<br>可愛くて仕方なかった柔らかい手をした妹たちの笑い声を。<br>何処までも一緒に駆け回った友の涙を。<br>共に未来を約束したあいつの温もりを。<br>決して忘れたりはしない。<br>許したりはしない。<br>この憎しみは、この燃え上がる怒りは、<br>あいつらを倒すまでは消えはしない。<br>私は誓う。<br>必ずや、あいつらを根こそぎ消し去る事を<br>。<br>私は祈る。<br>彼らの魂が安らかに眠る事を、、、。<br><br>今では推測位しか出来ない。<br>しかし、紛れもない事実なのだ<br>私の村は帝の手に寄って消し去られた。<br>進軍の途中にある邪魔な村だと、何の意味もなく、あっさりと皆殺しにされた。<br>将軍の手先がいるとも言いがかりをつけられていた。<br>その戦では、帝と将軍が敵対していたのだ<br>。<br>正直、上の者たちの戦など、我々には関係ないのだ。<br>通り過ぎるのを待つだけだったのに。<br>関係のない我々に残酷な所業をしたあいつらに復讐するまでは、私は決してあきらめない。<br>もうすぐだ。<br>待っていろ。<br>帝は殺した。<br>後は将軍、お前だけだ。<br><br>「あーあ。やっと痛くなくなってきたよ。<br>まだ青いけど。ねぇ。蜩ぃ～♡」<br>「ダメですって。あそこが疼いたら、また激痛ですよ。ホント懲りませんねぇ。ふふふ。」<br>「だってさぁ、する事ないじゃん。つまんないし。何かやる事ある？」<br>「そうですねぇ？無いですもんねぇ。誰か遊びにでも来てくれればいいんですけどね<br>ぇ。」<br>「助兵衛は来たばかりだから、まだ来そうもないしなぁ。つまらないよ。」<br>「仕方ないですよ。まだ、完治してないですからね。出歩けないですしね。しばらくの辛抱ですよ。」<br>「あ。そうだ。芝居でも見たいな。何か面白いの無い？」<br>「あ！それでしたら、この間、私が見ましたのは大変良かったでございますよ。何て題目でしたっけ？えっとー。あ。そうそう<br>。恋肌慕情、雪月下に漂いて。って、芝居でしたよ。中々、笑いも涙もあって楽しかったですよ。どうです？」<br>「うん。いいね。じゃあ、それ手配してくれる？」<br>「はい。直ちに。」スーッ。パタン。スタスタスタ。、、、。<br>トントン。<br>「失礼致します。」スーッ。パタン。<br>「お！どう？どれ位係りそう？」<br>「今日は無理だそうです。何でも、役者、<br>俳優っていうんですか、その俳優がお休みらしくて、掴まらないそうです。明日は興行を休みにして、城に出向くそうです。<br>それでは納得出来ませんか？また打ち首にしますか？」<br>「あのね。何にもした事ないでしょ。人聞きの悪い。それに、ちゃんと納得してるよ<br>。仕方ないな。せめてさ、添い寝位してくれるかい？なぁ、僕の可愛い蜩よ。」<br>「あぁ。ズルい。そんな風に言われますと<br>この蜩、揺らいでしまいます♡んふ。」<br>「いやらしい事はしないよ。ただ、少し舐めるだけ。」<br>「え。それは。だって。あ。あふ。んー。<br>気持ちいいです。あー。んふん♡」<br>「ヤバい。抑えよう抑えよう。痛いのヤダからね。ははは。」<br>「そうですよ。ほら。私が抱っこしてあげますから。大人しく寝て下さいね。右のちゃん♡」<br>「あぁ。蜩♡」<br>「ふふ。」<br>と、まぁこんな具合で穏やかな暮らし振りの将軍様で御座います。<br>所変わりまして、此方はお紺姉さんの住む長屋で御座います。<br>三つ子たちが来たのもあって、先頃大家さんの住んでいた部屋に引っ越しを致しまして少しは住みやすくなった様で御座います。<br>朝ご飯を済ませた三つ子たち、今日は休みなのですが、特にする事もないので、部屋でゴロゴロしております。<br>「ねぇ。兄やん。一郎兄やん。ここから、<br>どうやって折ればいいのかな？」<br>「ん。四郎か。そうだな。どれどれ。うん。ここからな。これをこうするんだ。<br>それで。こうしてな。ここはこういう感じで開いて。うんうん。いいか？な。こっちのでやってみ。おお。そうそう。あ。うん<br>。お。やったじゃん。じゃあ、もう1個作<br>ってみそ。」<br>「うん。兄やん。ありがとー。やってみるね！」<br>「がんばれ。四郎。」<br>「一郎兄やん。何かつまんないですね。せ<br>っかくの休みなのに。」<br>「そうだよなぁ。でも、そろそろお紺さんが、帰ってくる筈だから。そしたら、何処か出掛けてみるか。」<br>「お紺さんも一緒だといいなぁ。」<br>「あぁ。でも勝介さんといたいだろ、お紺さんはさ。な。」<br>「あ！そうでした。ですよね。」<br>ガラガラ。<br>「よおーっ！三つ子っ！団子でも食いに行かねーかー！」<br>「あっ。芦門の旦那だ！」<br>「わーい！」<br>「こらっ！四郎！旦那に抱きつくなんて！<br>失礼じゃないかっ！馬鹿っ！」<br>「はっはっはっ。可愛い奴だなぁ。四郎。<br>お前たちもな。」<br>「旦那。それって、何か取って付けてませんかぁ？ははは。」<br>「そんなこたあねーって。なぁ、四郎。あれ？お紺はどうした？」<br>「はい。ちょっと服の直しを取りに行ってます。直に帰ってくる筈です。」<br>「そうか。お。四郎。肩車してやるか。ほれ。」<br>「わーっ！高ーい！キャッ♪キャッ♪」<br>「ははは。四郎、いいなぁ！」<br>「次郎まで。失礼だろ。」<br>「いいんだよ。一郎。俺はお前らが可愛くって仕方ねぇんだからよぉ。はっはっはっ。」<br>「ありがとうございます。旦那。とっても<br>嬉しいです。グスッ。」<br>「何だ！泣く奴があるかよ。お。帰ってきたな。よぉ。お紺っ！」<br>「あっ！旦那じゃないのさ！どうしたのよ<br>？あらっ！旦那、一郎泣かしたわね！許さないわよっ！」<br>「ま、待て待て！違うってよ。そうじゃないってのよぉ。」<br>「あっ！お紺さん。違うんです。グスッ。<br>嬉しくて泣いてたんです。グスッ。」<br>「あらっ！そうだったの！ゴメンね。旦那。テヘペロ。」<br>「ああ、全く。四郎、肩車してんだからよ、めったな事すんなよなぁ。危ねぇだろ。」<br>「ごめんなさい、旦那。それで、どーしたの？」<br>「あぁ。三つ子とよ、団子でも食いに行こうと思ってよ。」<br>「そう。いいわね。勝介も誘ってもいい？<br>ダメ？」<br>「いいけどよ。あいつ、戻ってきたかな？<br>京都の情報仕入れて来るって、出た切りでよ。」<br>「おっ！噂をすれば、何とやらだな。」<br>「お紺さ～ん♡帰ってきましたーっ！」<br>「ヤダっ！恥ずかしぃ♡」<br>「ガハッハッハッ。お前ら、笑えるな！」<br>「お帰りなさいです。勝介兄さん。」<br>「おっ！一郎。ただいま。元気そうだな。<br>次郎も、四郎も。って、肩車すか！まるで<br>親子ですね。」<br>「だろだろ。」<br>「そうすると、旦那とあたしになっちゃうけど、いいのかしら？」<br>「いえっ！そいつだけは絶対ダメっす！」<br>「はっはっはっ。もういいよ、お前たち。<br>団子食いに行こうぜ。話しは歩きながらでもな。」<br>「じゃあ、行きましょ。三つ子は行ける？<br>大丈夫？」<br>「はい。お紺さん。」<br>「ふふふ。次郎も可愛いわね。おんぶしちゃおっと。」<br>「え？あ。そんな。恥ずかしいですぅ。」<br>「もう、しちゃったもんね。ふふふ。」<br>「あぁ。へへへ。いい匂いがします♡」<br>「匂い袋、新しいのに変えたのよ。どうかしら？次郎。」<br>「はい。とってもいい匂いがします！」<br>「そう。ありがと！」<br>「良かったねー！勝介兄さん！」<br>「ははは。一郎。ここは素直に喜んでおくかな。手を貸しな。繋いで行こう。」<br>「はい。兄さん。」<br>「わーい！高くて気持ちいいでーす！」<br>「ふふふ。ホント親子みたいね！」<br>「旦那は男の子いないですからね。」<br>「そっか。なら、養子にしちゃえばいいのに。」<br>「それは、無理です。母上様がいますんで<br>。」ペコリ。<br>「あ！ごめんなさい。一郎。馬鹿な事言っちゃったわね。許してくれる？」<br>「許すも何もないです。僕たち、お紺さんが大好きですから。はい。」<br>「あら！嬉しい♡ふふふ。」<br>「そろそろ、着きますね。いやあ、少し歩き過ぎたかな。ちょっと足が痛くなってきました。」<br>「大丈夫？無理しないでね。」<br>「ええ。ありがとうございます。団子や位までなら大丈夫です。お紺さん♡」<br>「はぁー！お前ら見てると、こっちの顔が<br>赤くなっちまうよ。はっはっはっ。」<br>「さぁ。着いたわね。お千代ちゃーん。<br>団子食べに来たわよーっ！四郎ちゃんもいるわよーっ！」<br>「あっ！四郎ちゃんだっ！皆さん、いらっしゃいませー！わーっ！いいなあ！私も肩車して欲しいなあ！」<br>「皆様、いらっしゃいませ。どうぞ、お好きな席にお座り下さいませ。はい。お千代<br>。肩車して欲しいのかい？ほら。こっちへ来なさい。よいしょっ。皆様、失礼致しますね。」<br>「わーっ！お父さん。高いよぉ！ふふふ。<br>四郎ちゃん。いらっしゃい♡」<br>「あ♡お千代ちゃん♡可愛い髪飾りだね♡<br>」<br>「ありがとー♪お父さんに買って貰ったの<br>。ふふふ。」<br>「旦那さん。いつもありがとうございます。」<br>「そんな、何もしてねぇけどさ。此処の団子が一番好きなんでさ。はっはっはっ。」<br>「さて、お千代。もう、いいかい？」<br>「はい。お父さん。ありがとう。」<br>「あーあ。あたしも子供欲しくなっちゃったなあ！」<br>「あっ！それは♡はあー♡」<br>「お！やったなー！勝介ー！頑張れー！」<br>「だ、旦那。」<br>「はっはっはっ。」<br>「やだ！あたしったら。恥ずかし。」<br>「さあ、ご用意できましたよぉ。はい。どうぞ。はい。はい。」<br>「よし。じゃあ、食べるか。いただきます<br>っと。ん。」モグモグ。「うん。やっぱり<br>旨いなぁ。此処のが。」<br>「はい。ありがとうございます。」ペコリ<br>。「お茶もどうぞ。熱いのでお気をつけて下さい。」<br>「いただきまーす。」モグモグ、モグモグ<br>。<br>「旦那ー。美味しいでーす。」<br>「あぁ。良かった良かった。ははは。」<br>何とも賑やかで楽しそうでよろしゅう御座います。<br>それでは、今回のお話しはここら辺でお終いと致しましょう。<br>おっと、いけません。<br>妄想作者の出番を忘れておりました。<br>現実逃避の傑作との呼び声が高いとか、いや、ただの変態だとか、色々物議を醸し出しておりますが、どうぞ暖かい目で見てやっておくんなましです。<br><br>城中にある木々の中をゆっくりと歩く人影が１つ。<br>艶やかな着物と対象的に浮かない顔で歩いております端正でハッとする程の妖しい顔立ち。<br>何を思い悩む事があるのでしょうか。<br>きっと、それは恋の病に違いないと、此方が勝手に決め手しまいそうになる程、恋の似合うその美しさ。<br>今回の登場はと、申しますと。<br>将軍様に2番目に好きと言われ、実は蜩のせいで、3番目ですけどと言えず、言葉を飲み込んだ自分が悲しくて仕方ない、<br>美咲たん で御座います。<br>例え、身体は男だとしても、心はその辺の<br>女よりも女らしい事に自ら気づいていない程女である美咲たんです。<br>そんな彼女の恋に悩む姿は、天の川に立つ<br>者にしか伺い知れぬ奥の深い想いなのでしょう。<br>正に美の究極で御座います。<br>彼女を何かに写し取る事は天への冒涜に違いないので、此処は静かに見守るのが宜しいかと思われます。<br><br>こんな所で、今回はお開きと致しましょう。<br>次回の話しもお楽しみに。<br>皆様、ご機嫌よう。<br>左様なら。<br><br><br>　　　　　　　おしまい。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/narumushi88/entry-12149047607.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Apr 2016 09:30:22 +0900</pubDate>
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<title>第367回作品、[ 三文草子にて御座候。 ～第拾弐幕～]です。</title>
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<![CDATA[ 皆様、春本番を迎え漸く悲しい程に寒い季節を終えて過ごしやすい時分になった事を共に分かち合いたいと、斯様に考えている次第で御座います。<br>暖かくなりますと、気持ちの方も何やら、<br>優しく穏やかになるようで、本当に良い心持ちが致すものです。<br>さて、今回は前回の話しの続きと相成ります。<br>やはり物語の展開は非常にゆっくりとしています事を重ね重ねお詫び致したい所存で御座います。<br>それでは、拙い語り口では、御座いますが<br>少しでも楽しんで戴けましたら、これ幸いと思う次第であります。<br><br>「助兵衛兄さん。じゃあ、これから、行くんですか？」<br>「そうだな。その方が面倒臭くなくていいだろ？」<br>「まぁ、そうですけどね。でも、びっくりするでしょうねぇ。あれから、何日も経ってませんからねぇ。あーあ。あの花魁も兄さんの一部に取り込まれるかと思うと。はぁ。」<br>「おいっ。俺の事をバケモンか怪獣みたいに言うなっての。俺はただのスケコマシだからなっ！」<br>「本気で言ってるトコが馬鹿野郎ですよね<br>。ははは。」<br>「それで、あいつらも呼んであるよな。」<br>「はい。入り口で待つ様に伝えておきましたよ。呑み屋で飲んでもいいって言っときましたけど。いいんですよね？」<br>「あぁ。あいつらはしばらく旨い酒が飲めんかもしれないからな。はっはっはっ。」<br>「え？何の事です？何だか嫌な予感がするんですけど。あー。絶対ヤバい事ですよね<br>。んー。可哀想に。引き入れたのは間違えだったのかな？はぁ。」<br>「おいおい。俺の事を本当に何だと思ってるんだよ。全く。あいつらを悪いようにする訳ないだろが。きっと、何回りもデカくなって帰ってくるさ！はっはっはっ。」<br>「げっ！やっぱり。彼らは一体何処に飛ばされるんだろ？あぁ。引き入れてしまった<br>僕を許しておくれ。すまない。」ズリズリ<br>。<br>「だから、大丈夫だっての。ちょっとした<br>世界旅行なんだからよ。二年もすりゃ帰って来れるさ。なぁ、そうだろ？」<br>「誰に聞いてるんですか？って、旦那！いつの間に。マジ怖っ！その辺の忍者なんて目じゃないですね。」<br>「よぉ！助兵衛。また世話になったな。悪いな、変態の弟でよ。ははは。」<br>「いいすよ。せいぜい、漬け物が食えなくなっただけですから。」<br>「はっはっはっ。確かにな。ありゃあ、ヒドいな。」<br>「え？旦那も見たんですか？」<br>「あぁ。スゲー気になっちゃってよぉ。寝てるときに、こっそりとな！がははは。」<br>「ヒドい！だから、この２人は。」<br>「何だよ。春六。この女誑しと一緒にするなよなぁ。なぁ。」<br>「旦那。そこで俺に同意を求めるのはおかしいでしょ？なぁ、春六。」<br>「もう、どうでもいいです。」<br>「旦那、こいつ、最近ツレナイんですよ。<br>全く困ったもんです。」<br>「そうか！そりゃよ、倦怠期って奴だな。<br>あの美咲たんでも、あてがってやるか！<br>なぁ、春六よぉ。」<br>「だ、旦那。シャレになってないんで。<br>勘弁してくださいよ！頼みますから。」<br>「はっはっはっ。冗談冗談。それでよ、さっきの事だけどよ。そうだな。早けりゃ一年位だな。戻って来れるのは。でも、いいなぁ！俺も言ってみたいもんだぜ<br>。世界旅行によ。」<br>「そんなの行けるでしょ。いつだって。」<br>「俺には世直しって尊い仕事があるんでな<br>。はっはっはっ。」<br>「ただ、家族と玲奈たんに会えないのが嫌なだけだろ。格好つけんなっての。」<br>「げっ！お前何で知ってるんだよ。」<br>「そりゃあ、あんな往来でデカい声で話してたら嫌でも聞こえるっての。」<br>「あぁ。疲れたな。帰るかな。じゃな。」<br>テクテク。<br>「旦那ーっ。またねー！はっはっはっ。」<br>「全く！旦那を落ち込ませてどうすんですか！」<br>「いいじゃん。面白いんだから。はっはっはっ。」<br>「はぁ。さあて、そろそろ着きそうですね。あっ！あそこにいるの、そうじゃないですかねぇ？」<br>「ん？あぁ。そうだな。ん？あれは三つ子じゃねぇか！あ！お紺。あいつ何してんだ？こんな所で。げっ！なんで、葵まで<br>居るんだよ。どうなってやがんだ！」<br>「こりゃあ、何だか、大事になってきやしたねぇ。ははは。」<br>「ねーっ！早く来なさいよぉ！待ちくたびれたわよぉーっ！」<br>「ふふふ。」<br>「ヤバいな。葵が笑ってんな。」<br>「え？笑ってちゃヤバいんですか？」<br>「ああいう笑い方は危険なんだよ。お紺の奴、バラしやがったな。全く、面倒臭い事しやがって！一体、何のつもりなんだかな<br>。」<br>「あ、葵。ちょっと待て。よく聞いてからにしろよ。」<br>「何ですか。いきなり。私は何も言ってないでしょ。それで、私よりその人を選んだんですか？」<br>「だから、違うっての。お紺！お前、ふざけんなよ！何で葵にバラしたんだ！」<br>「いやぁねぇ。そんな事しないわよぉ！私は為吉の付き添いよ。何か嫌な予感がするって言われたのよ。だから、ついて来たのよ。」<br>「そ、そうか。それはスマン。じゃあ、何で葵は？誰に聞いたんだ。葵。」<br>「助さん。それは。言えない。だって。」<br>「わかった。誰でもいいか。まぁ、取り敢えず太夫を足抜けさせてくるからよ。此処で待っててくれるか？なぁ、葵。」<br>「はい。あなた。ごめんなさい。私。つい<br>、こんな事してしまって。」シクシク。<br>「泣くな。こんな事位で。じゃあな。」<br>「はい。」シクシク。<br>「春六。行くぞ。おいっ！為と拓！お前らも来るんだ。」<br>「へいっ！」<br>「は、はいっ！」<br>「兄さん。何か、格好いいですけど。」<br>「茶化すなよ、春六。」<br>「すんません。兄さん。」<br>「悪いな。門番さん。此処を通してくれるかい？太夫に大事な用があって来たんだよ<br>。話しは通してある筈なんだがな。俺は、<br>八塩坂の助兵衛だ。いいかい？」<br>「は、はいっ！ど、どうぞ！話しは伺っております。ど、どうぞお通りください。」<br>ペコリ。<br>「あぁ。ありがとよ。じゃあ、行くぞ。」<br>スタスタスタ。、、、。<br>「では、こちらの部屋で、お待ちくださいませ。太夫はすぐ参りますので。」<br>「あぁ。わかったよ。」<br>「何か、いい匂いでござんすね！」<br>「為さん。しっ！」<br>「へい、すんません。」<br>「お待たせ♪あらっ？！いっぱいいるわね<br>♡こんなにはお相手出来なくてよ。ふふふ<br>。」<br>「お！太夫。今日も綺麗だな。」<br>「嫌な人♪それで、何のお祭りかしら？」<br>「あぁ。お前の足抜けだよ。ほら。足りるか？これで。」ドスン。<br>「すいません。あっしらはこれで失礼致します。」ペコリ。<br>「お。ありがとよ。これ、取っておいてくれ。」ジャラジャラ。<br>「ありがとうございます。」ペコリ。スタスタスタ。<br>「えーっ？！ど、どうして？本当に？こんな沢山！！」<br>「どうなんだよ。足りるのか？足りないのか？」<br>「そうね。多分、足りないかしら。この倍くらいね。」<br>「なら大丈夫だな。後２つあるからな。」<br>「え？本当に？」<br>「兄さん。1箱余りましたね。」<br>「余ってねぇよ。こいつは軍資金だよ。」<br>「あぁ！そうですよね。世界旅行ですもんねぇ！」<br>「何よ？世界旅行？何の話しなのよ。」<br>「お前は、足抜けして此処から飛び立って行くんだよ。こいつらを護衛につけるから<br>安心して遊んで来いよ。いいな。」<br>「な、何よ、それ！もう馬鹿じゃないの！<br>もう、何なのよ。うっ。うっ。うぇーん。<br>うぇーん。グズっ。グズっ。」<br>「あぁ。よしと。これで、やっとスッキリしたぜ。ああ！疲れた疲れた。」<br>「助兵衛。ありがと。私、、。」<br>「いいさ。言わなくて。な。お前はもう自由だぜ。目一杯、羽ばたいてこいよ。はっはっはっ。」<br>「あ、ありがと。助兵衛。」<br>「あ、あのぉ。あっしには、好いた女房が<br>おりまして、離れたくはねぇんで御座いますけど。旦那。どうか！」<br>「お！為吉。大丈夫だぜ。一緒に連れて行けばいい。」<br>「え？本当ですか？やった。ありがとうございます。旦那。」<br>「初仕事。頑張って行って参りますです。<br>」ペコリ。<br>「拓三島。気をつけてな。太夫を頼むぞ。<br>お前たちもデカくなって帰って来いよ。いいな。」<br>「へ、へぇ。旦那。」ペコリ。<br>「はいっ。」ペコリ。<br>「よし！じゃあ、終わりっ！じゃあ、取り敢えずお前たちは帰っていいよ。俺は花魁と遊んでくから。あ。葵によろしく言っておいてくれ。」<br>「兄さん！ダメですって！葵さん、死んじゃいますって！」<br>「そうよ！ダメよ。助兵衛。今日は帰りなさいな。そうそう、葵さんによろしく言ってね。でも、会いたかったわ。せっかく呼んだのに。ふふふ。」<br>「え？！太夫だったんですか！葵さんにバラしたのは。」<br>「嫌ねぇ。バラしたんじゃないわ。公平にしただけよ。それだけよ。ふふふ。」<br>「まぁ、いいか。じゃあ、帰るぞ。」<br>「あ。待って、助兵衛♡好きよ。抱きしめて。強くね！」<br>「あぁ。俺もだ。太夫。」ギュゥッ。<br>「ありがと。」チュウッ。<br>「じゃあな。太夫。」<br>「うん。」、、、。<br>「よっ。お待たせ。」<br>「あら。紅付いてますよ。はい。これ。」<br>「お。悪ぃ悪ぃ。」フキフキ。<br>「ねぇ。いいのよ。太夫さんの所に居ても<br>。」<br>「あぁ。太夫が帰れってよ。何かお前に会いたがってたぜ。今度会ってみるか？」<br>「はい。あなた。私もお会いしたいの。いいの？」<br>「あぁ。いいぜ。さて、帰るか。」<br>「あら。皆さんの前ですから、ダメですよ<br>。もう♡」<br>「あーあ！疲れたー！」<br>「春六さん。お疲れ様でした。いつも、この人の事、ありがとうございます。」ペコリ。<br>「ははは。いいんですよ、葵さん。」<br>「お紺。三つ子はどうした？」<br>「そこの呑み屋で、ご飯食べてるわ。私たちも行きましょう。ね。葵さん♡」ギュゥ<br>ッ。<br>「おぉ！お前たち、そういう仲になったか<br>？」<br>「もう♡馬鹿ね。ふふふ。」<br>「それもいいかしら？ふふふ。」<br>「あぁ。みんな、助兵衛兄さんに取り込まれていっちゃうよ！はぁ。」<br>「それも楽しいだろ。はっはっはっ。」<br>こうして、左内太夫は足抜けする事に相成りまして御座います。<br>為吉と元拓三島の２人が護衛として、太夫に付いて世界旅行に行く訳ですが、これで<br>私目としましても、ホッと致している次第であります。<br>さて、今回のお話しはこれ位にしておきましょう。<br>では、皆様、おっと、いけません。<br>スッカリ忘れておりました。<br>今回で三回目になります、色んな美を追求する妄想作者の戯れの時間で御座います。<br>では、どうぞ。<br><br>ここは何処にでもありそうな長屋。<br>如何にも腰の据わったお母さんといった感じの１人の女。<br>旦那や子供の世話に明け暮れ、自分の事は後回し、それでも、いやそれこそが我が身の幸せなのだと信じて疑いもしないその堂々たる背中から溢れ出てくる母親の匂い<br>。しかし、その中から女として何も匂って来ない訳ではないのである。<br>それはそれとして、十二分に女として、また母としての美しさに満ち溢れて、辺りに光を降り注いでいるのである。<br>それはそれでまた、艶やかで潤いの深い味のする世界と言えるのだ。<br>さて、今回のご紹介は、お紺姉さんと同じ長屋の住人　お香さんで御座います。<br>旦那と子供の為にせっせっと、洗濯物を干しているその姿に、そしてそのうなじから流れ落ちる一滴の汗が、朝の気持ち良い光に触れて煌めいている様は天女様が舞い降りてきたかの様に神々しく、この目に焼き付いてしまいそうです。<br>他人の女房に対して何と、不遜な事などと<br>喧しい言葉は、此処では無用の長物にて御座います故、あしからず。<br>この気高く大きな愛の光景を西洋から伝えられしフィーギュワなる粘土細工で模型してみたいもので御座います。<br><br>さて、今回はこの辺でお終いで御座います<br>。<br>次回も、またお楽しみに。<br>皆様、ご機嫌よう。<br>左様なら。<br><br><br><br>　　　　　　　　おしまい。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>　
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<pubDate>Sun, 10 Apr 2016 09:55:27 +0900</pubDate>
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