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<title>図書館の海</title>
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<description>なつめの読書記録です。</description>
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<title>『LEVEL E』がアニメ化だって</title>
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<![CDATA[ <p>しばらくぶりです。</p><br><p>ご無沙汰していました。</p><br><p>いろいろ、忙しくブログどころでは無くなってしまい。</p><br><p>ところで冨樫義博さんの『LEVEL E』がアニメ化されるっていうではないですか。</p><br><p>私はあまり少年漫画は持ってないのですが、唯一最近まで捨てたり売ったりしないで残しているのが、この『LEVEL E』なんですね。なのでこの単語に反応してしましまいましたが、なぜ今さら？</p><br><p>この作品は1995年～1997年の作品だとか。奇妙奇天烈な宇宙人バカ王子と地球人とのドタバタをシュールに描いている作品で、『幽々白書』も好きでしたが、こちらの作品の方がシュールで好きですね。宇宙人の侵略の仕方が斬新だったり、切ない話も入っていますし。</p><br><p>でも、アニメ化か～。</p><br><p>マンガでひっそり読んでる方が良かったな。大衆化されるような内容ではないような…。</p><p>でもそれだけ、人気のある作品と言うことなんでしょうね。</p>
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<pubDate>Sun, 31 Oct 2010 20:44:10 +0900</pubDate>
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<title>夏休みの読書感想文</title>
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<![CDATA[ <p>夏休みも終わりに近づいてきて、学生諸君は夏休みの宿題に追われていることと思います。いや、昨今の子どもたちは計画性があってそんなに焦ってないのかな？</p><br><p>私は子どもの頃やはり読書感想文が最後の方まで残ってしまって、困ってました。</p><br><p>本を読むのは好きなんですよ。だから、それは早く終わりましたが、感想文を書くまでに重い腰が上がらない。考えがまとまるまでに時間がかかり、流れを決め、結論を考える。さらに書きだしてからも何度も推敲したりして結局書きなおしたり。</p><br><p>私が覚えている感想文に選んだ本は、『ジキル博士とハイド氏』。カフカの『変身』でも書いた記憶がある。あとは忘れてしまった。でもなんだかひねくれたセレクションだ。もっと爽やかな感動の作品を選べばいいのに、と今となったら思いますね。</p><br><p>大人になって、私は何の因果か読書感想文の指導をする仕事に携わりまして、もう今はしていないのですが、その時にその年の小中学生用の読書感想文課題図書というものすべてを読まなくてはならず、読んでみると、自分が普段読まないジャンルにも結構良い作品があって感動しました。読まず嫌いはいけませんね。</p><br><p>『種をまく人』　ポール・フライシュマン</p><p>『西の魔女が死んだ』　梨木香歩</p><p>『ふたご前線』　高科正信</p><p>などなど</p><br><p>その他にもドキュメンタリーものなど色々あったのですが、タイトル覚えてないです。</p><p>資料とか残しておけばよかったな…山登りしたやつとか結構良かったのに。タイトル思い出せない。</p>
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<pubDate>Wed, 25 Aug 2010 00:12:09 +0900</pubDate>
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<title>瀬尾まいこ　『卵の緒』</title>
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<![CDATA[ <p>不思議なタイトルに惹かれて、手にとりました。</p><br><p>中を開いて、一文目から「僕は捨て子だ。」という衝撃的な文で始まり、びっくり。ついつい読み進めてしまって、結局購入。</p><br><p>家でじっくり読む。</p><br><p>瀬尾さんの本は一冊読んだことがあるのですが、この方は独特の世界というかテンポを持っていて、いいですね。キャラクターもしっかり作られているので、強烈に心に残る。なんだか私の中ではよしもとばななさんとこういう点で重なりますね。作風は違いますが。</p><br><p>登場人物があまり多くないのもいいですね。</p><br><p>で、物語の感想。</p><br><p>表題作は、親子の会話とか関係がすごく素敵。主人公のぼくがまっすぐで、でも繊細で(子ども特有の残酷さやずうずうしさがない感じ)前向きで、賢くて、とても魅力的です。</p><br><p>周りの人たちも自分の物の見方を大事にしている人が多くて、自分と照らし合わせてみると、「私はなんて自分に嘘ついたり、合わせすぎて疲れているんだろう」と思うことが多くて、もっと自由になりたいと思いましたね。自分を他人の迷惑にならないよう、うまく自然体で出すって難しいですよね。でもそうなりたい。</p><br><p>もうひとつ収録されていた「7's blood」は、女子高校生の女の子七子の視点から描かれているので、幾分か思春期特有のわけもないイライラ感を表現したところもありましたが、でもやはり全般的に、彼女は世の中を冷静に見て自分の芯を持っているなと。そして異母弟の七生はまだ小学生なのに、もっと世の中を冷静に見ていて(そうならざるをえなかったんでしょうが)ぐいぐいキャラクターにひきこまれていきました。</p><br><p>せつないお話でした。</p><br><p>七子と七生が二人でバースディケーキを食べる場面と、外にパジャマで旅行にいった場面がお気に入りです。</p><p><br></p><p>二つの作品に共通しているのは、どちらも家庭環境からいって、卑屈になったり、道を外してしまったりって展開を予想してしまいがちなんですが、全然そうならず、みんなつつましく小さな幸せを暖めあって共有している感じがいいなと思いました。</p><br><p>瀬尾さんは現役の中学校の国語の教師です。</p><p>色々な子どもを見ていることでしょう。希望や自信に満ち溢れた子もいることでしょう。でもその反対に荒れた子どももいるかもしれません。どん底にいる子、淡々と痛みに耐えながら生きている子、強がっている子、無気力な子…。</p><p>そんな子どもたちを見てきたからこそ描ける、人間の中にある美しいものをキャラクターとして表現しているのかなと思いました。</p><br><p>ちょっと深読みし過ぎの考えかな…？</p>
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<link>https://ameblo.jp/natsume6469/entry-10628669045.html</link>
<pubDate>Tue, 24 Aug 2010 23:05:13 +0900</pubDate>
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<title>氷室冴子作品</title>
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<![CDATA[ <p>これを書くと年がばれてしまいますが、私は中学生の時にこよなく集英社のコバルトシリーズを読んでいまして、特に氷室冴子作品は大好きで、愛着のある作品はまだとってあります。</p><br><p>『なぎさボーイ』『多恵子ガール』</p><p>これは、5人の中学生男女の仲良しグループの話なのですが、当時は多恵子の方に感情移入しちゃって、なぎさくんってホント分からんわ、とイライラしてたもんですが、思春期のころって、お互い「男ってワカンナイ」とか「女ってワカラン」って思ってたんじゃないかなって。今になってみると、この登場人物のもどかしさもわかるし、お姉さん目線でも見れるというか。</p><br><p>『なんて素敵にジャパネスク』</p><p>言わずと知れた名作です。人気シリーズで山内直実さんによりマンガ化もされました。</p><p>瑠璃姫の破天荒な性格が好きだったな。そういえば、私は当時理想のタイプを高彬と言っていたかもしれない。でも今はあの坊っちゃんキャラはちょっと頼りなく感じるかも。誠実なタイプが今でも好きだから、ルーツと言えるのかも。</p><p>悲しいエピソードも多くて、毎回最後の方の巻では号泣してました。何度も読み返した作品。マンガも大好きです。</p><br><p>『ざ・ちぇんじ』</p><p>とりかえばやものがたりの口語体バージョンという感じです。こういうマンガを通して、古典の方にも興味を持っていったな…。古典の方が大胆だったりしてびっくりします。</p><p>綺羅姫の雄々しさと弟綺羅君の気の弱さ(最後はしっかり男らしくなるが)が愛すべきキャラクターでした。</p><br><p>『雑居時代』</p><p>実は氷室作品の中では一番好きかも知れない。倉橋数子さんにはあまり共感持てないんだけど、みんなで一つ屋根の下で暮らしてワイワイして、最初は反発しあってたみんなに仲間意識が芽生えるところもいいなって。</p><br><p>氷室作品のキャラクターって女の子がどれも極端っていうか、パワーがありまくりなんですね。読んでるとそのぶっ飛びすぎに疲れてくることも時々あったのですが、でも夢を持ってそれに向かっていく女の子のパワーってすごいと感心したし自分もと勇気づけられました。</p><p>きっと氷室さん自身も、こんなパワーにあふれた方だったのでしょうね。</p><p>なので、2008年に訃報を聞いた時にはほんと愕然としました。まだ、51歳だったのに…。</p><p>密かに続きを待っていた『碧の迷宮』は未完のままなのです。</p>
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<pubDate>Sat, 10 Jul 2010 23:29:46 +0900</pubDate>
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<title>伊坂幸太郎　『チルドレン』</title>
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<![CDATA[ <p>大好きな伊坂幸太郎さんの作品『チルドレン』を読み直してみました。短編連作ですね。</p><br><p>私はこのお話のキャラクターが好きです。</p><br><p>しゃべり続ける風変りな陣内と盲目の永瀬のキャラクターが好きかな。</p><br><p>でも一番親近感が持てるのは、陣内の後輩の武藤。もっとも普通の感覚を持った人だから、すんなりと入り込めるのかも。武藤が語る二つの話もいいですね。</p><br><p>印象に残る話は、やはり銀行強盗に遭う『バンク』。強烈すぎる出会い。</p><br><p>印象に残ったセリフは、陣内が自分の仕事について、「俺たちは奇跡をおこすんだ」と言ったこと。</p><p>そしてその最後のライブシーンで鳥肌が立ちました。</p><br><p>陣内はでたらめばかりを言っているかのように見えて、真実を言い当てていることが多いので、ドキッとします。</p><br><p>陣内が社会人になっての仕事ぶりは描かれていますが、その他のキャラクターがどうなったのかも知りたいですね。たとえば鴨居とか、永瀬はどんな仕事に就いたんだろう、なんて。</p>
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<pubDate>Wed, 23 Jun 2010 21:01:05 +0900</pubDate>
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<title>成田美名子　『花よりも花の如く』</title>
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<![CDATA[ <p>マンガです。でも侮れませんよ。</p><br><p>成田美名子さんのマンガはほぼ全巻持っています。が、前作『Natuｒal』からぱったり読んでいなかったのですが、思いついたように一気に購入。来月8巻が出る模様です。</p><br><p>能の役者さんのお話です。主人公は榊原憲人。登場人物は前作『Natuｒal』から引き継いでいて、前作のスピンオフ見たいな感じでしょうか。成田さんの作品はこういうの多いですね。</p><br><p>読んだ感想としては、成田さんの作品の主人公って、何かしら影の部分を持っているのですが、決して不健全な方向には向かわなくて、常に前向きなのが好感持てますね。落ち込んでも自分であがいて、または、周りから助けられ、這い上がってくる。そんな感じ。しなやかな強さと美しさ(見た目ではなく)を持っている人々が多いです。</p><br><p>ときどき、こんなに現実社会はいい人ばっかりじゃないよと思ってしまう場面がありますが、それでも人を信じてみようっていうのが成田さんのスタンスなのかなと。</p><br><p>作品の中に毎回ではないですが、1人ほど霊感が強いというか人より敏感な登場人物がいます。私はいつもこの能力の現れ方に興味を持ってしまいます。この話では楽という男の子が憲人にとってのキーパーソンのような気がします。</p><br><p>この作品は能についての説明が多すぎて、少し詰め込みすぎな感じがしますね。能が大好きで、知ってもらいたくて、成田さんが言いたいことがたくさんあるのは分かりますが、余白の説明が多くて、話に集中できないことも。</p><p>でも、全体としては、古典作品が好きな私としては、面白かったです。能はほとんどまともに見たことないですが、能楽堂が近くにあるので、一度行ってみようかと思いました。(中学生のころ、観能で寝ちゃったんです&gt;&lt;)</p><br><p>主人公一家が弓道をしているのですが、私も弓道部だったので、気持ちの落ち着け方とか道場の雰囲気とか、話に入り込みやすかったかな。久々に弓がひきたくなりました。</p><br><br>
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<pubDate>Sun, 20 Jun 2010 22:03:01 +0900</pubDate>
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<title>米澤穂信　『ボトルネック』</title>
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<![CDATA[ <p>米澤氏は学生時代を金沢で過ごしている。金沢大学を卒業されたことは知っていたのだが、作品を読むのは初めて。</p><br><p>書店に並んでいて、舞台が金沢であるということを知って、興味を持ち購入。舞台は地元だけあり、知ってるところばかりだったので、地名だけで情景がありありと浮かんだ。</p><br><p><font color="#0000ff">------以下ネタばれありです。</font></p><br><p>これは、パラレルワールドに紛れ込むというパターンのストーリー。主人公のリョウのいた世界では、姉ツユ（サキ）は死産でこの世に生を受けなかった。一方紛れ込んだほうの世界では、サキは無事生まれていて、子どもは2人までと決めていた両親は3人目を作ることはなく、リョウはこの世に生を受けていない。サキとリョウは男女差、年齢差があれど、もう一人の自分と言える。</p><br><p>リョウはあるがままを受け入れ、自分ではなにも行動をおこさない、想像力の足りない性格。現在は家族もばらばらで、リョウ自身も家族に疎ましがられている状態。</p><br><p>サキはポジティブで、思考も深く、常に他人を助けてきた。ばらばらになりそうな家族も正念場でつなぎとめてきた。</p><br><p>リョウはマイナスあるいはゼロの性格といえるなら、サキはプラスの人間だった。</p><br><p>タイトルの『ボトルネック』は「水の流れを妨げる妨げとなる部分、排除しなければならないもの」という意味だそうだ。</p><br><p>どうしても気になるのが最後の東尋坊のシーンで、リョウはどういう行動をとったかということ。具体的にいえば、「もう生きたくない」という心の声に従って命を絶ってしまったのか、サキ（もしくはツユ）の電話の言葉に思いとどまり「これまでは何もできなかったかもしれないが、これからは何かしていきたい」と思うのか。</p><p>誰かに決めてほしいと思っていたリョウは、最後に母親からの『もう二度と帰ってこなくていい』というメールを受け取り、それを見たリョウはうすら笑いを浮かべるのだが、これをそのまま読めば、その母の言葉にうんざりして、これからも自分の人生は同じなのだと悲観して飛び降りてしまったのかもしれないと思ってしまう。</p><br><p>でも、それではあまりにも救いがない。</p><br><p>希望的観測なのだが、リョウにはそこで「やれやれ」と思って、このゼロ地点から、マイナス地点からなんとか自分の人生をプラスに変えてほしい、と思ってしまった。自分のいない世界では、すべてがもっと良くなっているということを見せつけられた後では酷なことではあるが。</p><br><p>川守という少年の登場。リョウに一人で東尋坊に行くと生をうらやむ死者に連れて行かれると忠告している。この川守は現実の子どもでないように思う。パラレルワールドで絶望を味わうであろうリョウを救いにきた川の守り神？なのか。(どちらにせよ普通は川守なんて名前、子どもには付けないので、この少年の登場はなにか意味があるだろう)</p><br><p>結局、最終場面ではリョウは一人だが、サキからの電話がかかり、「イチョウの木を思い出して」との言葉。リョウはイチョウの木から、ノゾミの自分へのねたみを思いついているが、サキが言いたい事は別のことなのではないかと思う。サキの事故によって、イチョウの木が切られ、蕎麦屋のおじさんの生命を救ったように、逆にイチョウがなくなったことでノゾミが死ぬ確率も高まっていたこと、リョウがこなければもしかしたらノゾミは死んでいたかも知れないし、サキのやったことは一概にプラスのことではなかったのだ。<br>パラレルワールドからの電話がつながったということも、意味があることではないかと思う。</p><br><p>人生、その時は分からなくとも、後になってみると、よかったなと思うことがたくさんある。私もたくさんの岐路に立って、その都度選び取ってきたわけだが、その違う方の選択をしていたら、いったいどんな自分がいただろうと想像することもある。もっと良かったのかなと思うこともある。でも選び取ったのは自分の責任だ。もし、今に満足できないのなら、今から変えていくしかないのだ。そんなメッセージをこの話から受け取った。<br></p>
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<pubDate>Tue, 08 Jun 2010 11:49:23 +0900</pubDate>
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<title>湊かなえ　『告白』</title>
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<![CDATA[ <p>勧めていただいたので、映画の宣伝も気になっていたこともあり、文庫を買ってきて、一気に読んでしまいました。</p><br><p>女性中学教師の森口悠子のホームルームでの告白から始まる。</p><br><p>こんなショッキングな話を冒頭に持ってきてこの後の展開どうするんだろう？とびっくりしました。犯人も分かっちゃったし。犯人が分かってしまってミステリーがこの後成立するんだろうかと。</p><p>で、気になって一気読みです。</p><br><p>その後は、クラスの女子生徒のその後の話を手紙(小説)という形式での語り。</p><br><p>犯人Bの母親の日記。</p><br><p>犯人Bの語り。</p><br><p>犯人Aの語り。</p><br><p>最後に再び森口教師の語り。</p><br><p>となるが、途中で同じ場面のことをなぞっているので、あまり事態が前に進まず新鮮味に欠けるところはあり、しつこいかなと感じてしまうところもあった。</p><p>でもそれぞれの語りから、ほころびとか違いを見つけ出して、なるほどと思いました。うまいですね。</p><p>自分で語る時は、どうしても都合のよいように、とか自分を無意識に正当化しようとか、嫌なことは書かないですもんね。</p><br><p>どの登場人物も、少し普通からずれていて、でもどこにでもいる範疇の人々なのかもしれません。そんな人々がこんな風になってしまうなんて…。いや、でも普通の感覚を見失わない人でいたいものです。</p><br><p>これをどんなふうに映像化したのかと、映画が気になります。今日から公開だったみたいですね。是非見に行きたいです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/natsume6469/entry-10555853286.html</link>
<pubDate>Sun, 06 Jun 2010 20:41:47 +0900</pubDate>
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<title>『かもめ食堂』を見ました</title>
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<![CDATA[ <p>今日、映画館でアンコール上映をしていたので、</p><p>前から見たいと思っていた『かもめ食堂』を見てきました。</p><br><p>群ようこさん原作のこの作品は、ほんとうに緩やかな時間の流れの心地いいものでした。</p><br><p>なにより、ご飯がとても美味しそうで、そんなにシナモンロールとか好きじゃないのに、食べたくなりました。</p><br><p>この映画のフードスタイリストの飯島奈美さんの<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%9E%E9%A3%9F%E5%A0%82-%E9%A3%AF%E5%B3%B6%E5%A5%88%E7%BE%8E/dp/4023304530/ref=pd_sim_b_1" target="_blank">『シネマ食堂』</a>が出版されていて、その中にも作り方が載ってるんですよね。妹が買ってたので、今度見せてもらおう。</p><br><p>はじめはお客さんがぜんぜん来ないかもめ食堂が、だんだん食堂らしく賑わってきて、人々の笑顔があふれていたのが素敵でした。もしかしたら世界のどこかに、こんな食堂があるかもしれないと思うと、心に暖かい灯がともります。あったらいいな。もしかしたら、身近にあるのかも知れませんね。</p><br><p>ポリシーは曲げず、かもめ食堂らしい「匂い」を大切にするところや、やりたいことをやる、着たい服を着るというところに、自分の生き方を反省させられました。一本筋の通った人間になりたいです。すぐ、易きに流れてしまう自分がいるので…。</p><br><p>やっぱり、小林聡美さんって素敵な女優さんですね。キュートで、凛としてて。映画の間中、彼女のしぐさの自然さと嫌みのない爽やかさあたたかさにくぎ付けでした。</p><br><p>来週は『めがね』がアンコール上映されるので、また是非見に行きたいです。</p><br><br>
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<pubDate>Fri, 04 Jun 2010 23:02:42 +0900</pubDate>
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<title>村上春樹　『ダンス・ダンス・ダンス』</title>
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<![CDATA[ <p>この作品はとても思い入れのある作品です。</p><p>なぜなら、村上春樹作品の中で初めて読んだ本だから。</p><p>高校生でした。友人が「これ面白いよ」とすすめてくれて、図書室で借りたのです。</p><br><p>ちょうど読み終わった後に模擬試験があり、現国の問題で『羊をめぐる冒険』の最後の僕と鼠が話し合うシーンが使われてて、「ちょ、まだ読んでないのに最後見せるか！」とすごく残念に思ったのを覚えています。</p><br><p>でも試験が終わった後は、何人かの友達と「村上春樹だったね～」と興奮気味に話していました。現国の試験でこんなにハイになるってことなかなかないでしょ？</p><br><br><p>さて、『ダンス・ダンス・ダンス』です。</p><br><p>『風の歌を聴け』～『羊をめぐる冒険』が僕と鼠の三部作と言われたり、『風の～』～『ダンス～』を僕の話の四部作ととらえる説と二つあるようです。</p><br><p>私としてはやはり三部作があって、その続編が『ダンス・ダンス・ダンス』という捉え方をしたいと思います。</p><br><p>僕のまわりに集まる女の子は、勘のいいというか、少し特殊な能力を持っている子ばかりが集まります。</p><p>キキ、ユキ、ユミヨシさん。</p><br><p>キキとユキは普段は能力を閉じてるとを言い、すごく似ている。でもキキは自分の力をコントロールし、十分に活用する方法を知っていたと思う。だから『羊をめぐる冒険』でも今回においても、僕を導いていく。</p><br><p>ユキは反対にまだそのコントロールするすべを知らない、未成熟な、どちらかというと自分のことでいっぱいいっぱいで、僕に導かれる存在ですね。でもこれからの未来とか生命力を感じました。</p><br><p>ユミヨシさんはその二人よりも能力的には弱いのかもしれないけど、羊男の部屋の光を見たり、僕と同じ空間に紛れ込むことができるということが、僕とともに歩いて行ける人物として描かれていたように思います。</p><br><p>この物語の中で繰り返し出てくる、「ステップを上手にふめ」という言葉が印象的でした。良く考えてみても、どういう状況がステップを上手に踏んでいるということか、ぼんやりとしか分からないので、またこの意味を考えるために、ずっと後に読み直して見たいと思います。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/natsume6469/entry-10550929663.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Jun 2010 15:20:06 +0900</pubDate>
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