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<title>月の影にて</title>
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<description>その時感じた事を時期を気にせずぼつぼつ記していきます。</description>
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<title>BIG Finale</title>
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<![CDATA[ <p>あれから2日経った。</p><p></p><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250227/20/niji-1969/cc/36/j/o1080052515549026009.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250227/20/niji-1969/cc/36/j/o1080052515549026009.jpg" alt="" width="1080" height="525"></a><div><br></div>海外のバンドがその活動を日本で終了することは記憶にない。（結果的にそうなった例はあるが）<p></p><p><br></p><p>既に終了していたようだが、日本からのリクエストに応え、いわばアンコールライヴを行った形になる。</p><p><br></p><p>これがまた、Finaleとは思えない素晴らしさ。</p><p>ライヴ冒頭の数曲で、何故ビリーがFREEの名曲「Mr.Big」からバンド名をつけたのか、をあらためて示した。</p><p><br></p><p>その後は…緩急付けた曲を並べてテンポ良く進む。（喋り好きなエリックの出番がなかった程：笑）</p><p>演奏も歌も最高。楽器隊のまとまりが半端なかった。個々の技量は言わずもがな。</p><p><br></p><p>個人的はポールのギターが未だに成長し続けている事に驚嘆した。MR.BIG始動前、「光速ギタリスト」のカテゴリー（要するに某伯爵のフォロワー）の入れられていたとは思えない程、そのギターには“歌心”が備わっていた。それがなければ、あの世紀のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムズ・ディオの</p><p>“歌”をあそこまでギターで表現することなど出来るはずがない。</p><p><br></p><p>ニックのドラムは2年前より更にソリッドになっていた。職人技が冴え渡っていた。</p><p><br></p><p>エリックも36年前と何ら変わりなかった。スティーヴ・マリオット直系のソウルフルな歌声は惚れ惚れするほど。ヤンチャ坊主的なキャラも変わりない。</p><p><br></p><p>そして、ビリー。“唯一無二”だな、とあらためて確信。彼を知った1984年には「ベースのエディ・ヴァン・ヘイレン」と称されていたが…同じ年に聴いたTALASのライヴ・アルバムで聴いた時と同じ鬼神のようなベースソロに圧倒された。歌の上手さも変わらず。</p><p><br></p><p>こんな4人が素晴らしい曲を演るのだから、堪らない。</p><p><br></p><p>それにMR.BIGのライヴ特有のハートフルな空間も健在だった。</p><p><br></p><p>ビリーはスピーチで「私達は友達同士だ」と話した。友達が遊びに来てワイワイ騒ぐような雰囲気…それがMR.BIGのライヴ。&nbsp;</p><p><br></p><p>だからこそ、2011.3.11の直後「遊びに行くと言ってた友人から、“やっぱり行けない”って言われると悲しいだろう？だから僕らは来たんだよ（ポール）」&nbsp; という想いを込めた曲を携えて予定通り来日してくれたのだろう。</p><p><br></p><p>お約束の楽器交換タイム、カヴァー、日本の為だけの曲を終え…ビリーの誠実で感動的なスピーチ…エリックは泣いていた。ポールも涙を浮かべていたし、ニック（東京だからってわざわざジャイアンツのユニフォームを着るという粋なことをしてくれたのがうれしかった）も神妙な面持ちで聞いていた。</p><p><br></p><p>遂に彼等がステージを降りていく中…流れたのは2年前と同じプロコム・ハルムの「青い影」。</p><p><br></p><p>俺は2年前のライヴ後、この曲を聴きながら泣いていた。「もう終わり？こんな凄いバンドが…」という気持ちで一杯だった。</p><p><br></p><p>今回は…</p><p><br></p><p>俺は笑顔で拍手し、手を振った。</p><p>「こちらこそ、ありがとう！いつかまた、どこかで必ず会いましょう！」という想いを込めて。</p><p><br></p><p>MR.BIGがハートフルなバンドでファンを家族のような存在としていたのは周りの観客の皆さんを拝見すればわかる。老若男女問わず。俺の前の列には4人の御家族…幼い姉妹はこの日の為に一生懸命作ったであろうビリー推しの手作り団扇を手にしていた。この幼い姉妹をビリーが見たらどんな表情をしただろうか…。</p><p><br></p><p>武道館に足を運んでからも、ライヴ中も、帰路に付いた直後も、翌日の仕事中も、そして2日経った今も、Finaleだという実感がない。たとえFinaleだったとしても、彼等が創った素晴らしい音楽を聴けば、ライヴ作品を観ればそこに彼等はいる。</p><p><br></p><p>MR.BIGは音楽史上、最も日本人の近くにいるバンドだろう。</p><p><br></p><p>一時“BIG in Japan”と揶揄されたが、彼等の魅力に気付けない（一発屋扱いした）側に問題があるとは思うが…時代が時代だっただけに…。</p><p><br></p><p>だが、あの時代にMR.BIGがいてくれた事は日本のファンにとって、とてもとても良かったと思うし励まされただろう。「いつか、またメロディアスなロックンロールが戻ってくるから」と。</p><p><br></p><p>彼等が守り続けてくれたからこそ、様々な形でメロディアスなロック（メタル）が登場したのだと思う。</p><p><br></p><p>もう感謝しかない。</p><p><br></p><p>MR.BIG…本当に素晴らしい音楽をライヴをありがとう。いつか、またどこかで。</p><p><br></p><p>最後に。</p><p>パット・トーピーを忘れるなんて事、俺には出来ない。</p><p>ポールと共にオフタイムで初めて出会ったミュージシャンであるパットを忘れるわけがない。</p><p>最初で最後になってしまった1994年彼等初の武道館ライヴの翌日、偶然都内某所で会い、サインをしてくれて、俺の「Thank you！」という声にサッと振り向き笑顔で「You are welcome！」と手を振りながら走り去った姿を俺は一生忘れない。</p><p>俺の心の中でパットは生きている、永遠に。</p><p><br></p><p>ありがとう、パット！</p><p></p><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250227/20/niji-1969/89/7d/j/o0810108015549026017.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250227/20/niji-1969/89/7d/j/o0810108015549026017.jpg" alt="" width="810" height="1080"></a><div><br></div><br><p></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/niji-1969/entry-12888051907.html</link>
<pubDate>Thu, 27 Feb 2025 20:16:40 +0900</pubDate>
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<title>2024年</title>
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<![CDATA[ 今年もあと2日もなくなった。大晦日が仕事納め、1月2日が仕事納めなので(苦笑)、<br>今日のうちに…。<br><br>今年は俺がHM/HR、ロックンロールにハマって丁度40年だった。<br><br><p>その為かどうかはわからないが、それに相応しいライヴを堪能出来た。</p><p><br></p><p>人間国宝としての輝きを放ち続けたY&amp;T。</p><p><br></p><p>さすがの貫禄を見せ付けたイングヴェイ・マルムスティーン。</p><p><br></p><p>ヘヴィメタルの象徴としての重みを体現し、その責務を全うしたIRON MAIDEN。</p><p><br></p><p>余りの衝撃に呆然とするしかなかった鋼鉄神 JUDAS</p><p>PRIEST。</p><p><br></p><p>順番など付けられる筈がない。どれも持ち味を存分に活かした素晴らしいライヴだった。</p><p><br></p><p>他にも。</p><p><br></p><p>弾ける汗が本当に尊く美しく、ステージを降りると観客1人1人に気遣いと優しさを与え続けたMAHΩRAMA/あろんさん</p><p><br></p><p>アイドルとしては勿論、メタルシンガーとしても大いなるポテンシャルを見せ付けてくれたAdFiction/NANAさん</p><p><br></p><p>変わらぬ包容力を曲に、歌声にのせてくれたmarikoさん</p><p><br></p><p>これまでの経験で得た様々な想いをこれまた色とりどりの曲にのせて披露してくれたMayumiさん</p><p><br></p><p>自分の思いを歌（声）ではなく、踊りで表現しきってしまうという圧巻のパフォーマンスを見せてくれたSERIKAさん</p><p><br></p><p>新たなる挑戦を続けることで、自身の音楽に深みと完成度の高さに確信を持たせてくれたNATSUCAさん</p><p><br></p><p>独特の音世界に磨きが掛かり、表現される陰影が見事な光沢を持っている…今後の感性の真剣勝負が楽しみな綾織綾音さん。</p><p><br></p><p>俺が自然と「いい顔」になるくらい、安心と絆を歌にのせて伝えてくれる…どんなに哀しく辛い事があっても笑顔と粘り強さで乗り越えていく…太陽の暖かさ、虹の美しさ、優しさを与えてくれたconsado/優未さん</p><p><br></p><p>ヘヴィメタルも、地下アイドルも、SSWも本当にハートフルなデュオも…使っている音符は同じ。それをどう使うか、が違えば違うほど、音楽の奥の深さに驚かされるし、感動も違ってくる。</p><p>&nbsp;</p><p>俺にとっては全てが同じ「音楽」。音楽がなくなったら、俺の生命も終わるだろう。それくらいなくてはならないもの…“生き甲斐”だ。</p><p><br></p><p>来年はどんな感動が待っているだろう。以前にどこかで記したが、1日を過ごす事は当たり前ではない。明日目が覚める保証など、どこにもない。ただただ寝てる1日だとしても、それはとても貴重なもの。</p><p>それだけに…いつ、どうなっても後悔はない。が、少しでも生きてる時があるのなら、上に挙げた皆さんの他にも、お会い出来るのを楽しみにしているアーティストさん達がいる。</p><p><br></p><p>何を伝えてくれるのだろう？</p><p><br></p><p>何を教えてくれるのだろう？</p><p><br></p><p>どんな想いを届けてくれるのだろう？</p><p><br></p><p>どんな気持ちを分かち合えるのだろう？</p><p><br></p><p>本当に、本当に楽しみ。</p><p><br></p><p>今年もどうもありがとうございました。</p><p><br></p><p>この先もずっと“Live Fast,Die Young”&nbsp; “I Don't Live Forever”&nbsp; “Born To Lose, Live To Win”で生きていきますが、これからもどうぞ宜しくお願いいたします🙇</p><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241230/23/niji-1969/5b/7a/j/o0720072015527645808.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241230/23/niji-1969/5b/7a/j/o0720072015527645808.jpg" alt="" width="720" height="720"></a><div><br></div><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241230/23/niji-1969/bc/e3/j/o1080059815527645810.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241230/23/niji-1969/bc/e3/j/o1080059815527645810.jpg" alt="" width="1080" height="598"></a><div><br></div><p></p><p><br></p><br>
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<link>https://ameblo.jp/niji-1969/entry-12880592235.html</link>
<pubDate>Mon, 30 Dec 2024 23:00:35 +0900</pubDate>
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<title>40年～MOTÖRHEAD</title>
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<![CDATA[ <p>1984年の春頃か初夏だったか…何にせよ暖かい英日だった。FM雑誌をパラパラ捲り番組表をチェックしていたら、ある番組のプレイリストにこの名前と曲が記されていた。</p><p><br></p><p>「キルド・バイ・デス/モーターヘッド」</p><p><br></p><p>字面からしてカッコ良かった。(笑)名前は知っていたが、まだ曲は聴いた事がなかったのでエアチェックし、じっくり聴いてみた。</p><p>当時の雑誌にはやたらと「暴走」「速い」といった言葉が踊っていたが、この曲はどれにも当てはまらず、ひたすら「カッコ良かった」。しばらくして当時地上波で放送されていたMTVにて初めて動くMOTÖHEADを観た。曲はIron Fist。ベースのリフでスタートするひたすら速いカッコ良さに痺れまくった。</p><p><br></p><p>当時、中学生でHM/HRには周りより遅れてハマったにわかの俺だったが、MOTÖHEADは誰も聴いておらず（名前は知っていたようだ）先に俺が「カッコ良いよ」と言ったのだが…ほぼ無視された。(苦笑)</p><p><br></p><p>だが暫くして、俺にダビングしたテープをくれていた同級生が、「MOTÖHEAD、お前の言う通りカッコ良かったよ。」と言われた時は本当に嬉しかった。</p><p><br></p><p>高校生になり、やっとインタビュー記事を読む事になった。レミーの言葉を初めて読んだ。見掛けから想像されるイメージとは真逆の…聡明な常識人の言葉の数々に惹き込まれるように読んだ。</p><p><br></p><p>そしてレンタルレコード店で初めて手にしたレコードが…</p><p></p><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241228/22/niji-1969/b3/b5/j/o1080098815526831702.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241228/22/niji-1969/b3/b5/j/o1080098815526831702.jpg" alt="" width="1080" height="988"></a><div><br></div>このベストアルバム。初期の名曲を網羅したよく出来たベストアルバムだと今でも思う。<p></p><p>“Iron Fist”聴きたさに借りてきたのだが…針を落とした瞬間、最初の一音で完膚なきまでにぶちのめされた。</p><p>それが、俺の人生に多大な影響を与えたと言っていい、問答無用の神曲…</p><p><br></p><p>“Ace Of Spades”</p><p><br></p><p>説明は不要。スピードロックンロールの原点にして究極点。</p><p><br></p><p>いつどんな時に聴いてもそれこそケツを蹴りあげられている。「お前さんの生き方、それで良いのか？」と叱咤激励され続けた。（これは今も全く変わりない）</p><p><br></p><p>高校時代の修学旅行。メインは京都/奈良だったが、数時間だけ東京観光が出来る事になっていた。</p><p>俺にとって、修学旅行の目的は…</p><p><br></p><p>「中古盤屋を探し出し、アルバムをありったけ買う」</p><p><br></p><p>そして。</p><p><br></p><p>「MOTÖHEADのOrgasmatronを買う」</p><p><br></p><p>だった。</p><p>とにかく、（当時の）ニューアルバムだったOrgasmatronを手に入れたい一心で修学旅行に行ったようなものだった。</p><p><br></p><p>ようやく巡ってきた東京での自由時間。秋葉原へ寄った後、同じグループの連中に「じゃ、新宿に行ってくる」と違反の単独行動を決行。</p><p><br></p><p>だが…北海道のド田舎から着た俺には東京は扱えなかった。山手線に乗ったは良いがどちらが新宿に近いのかすら分からず。到着しても今度は西口に出るまでに一苦労。西口に出たは良いが、頭に叩き込んでおいたはずの道に出ない。新宿のオフィス街を学ランと眼鏡掛けた小僧が当てどもなく歩き回る。</p><p><br></p><p>時間が迫ってきて焦りだす…と、同時に東京の暖かさに汗が止まらなくなる。</p><p><br></p><p>9割ヤケクソで飛び込んだ中古盤屋で探したが、さすがに見つからず。その代わりライヴアルバムの超神作を2作GETして…汗だくのまま後ろ髪引かれる思いと本当に着くのだろうか？と余計な心配をしながら再び山手線に乗り上野へ向かった。（そう、当時の俺は山手線がどういう路線なのか全く判っていなかった！）</p><p><br></p><p>以降、フィルシーが復帰したアルバム「Rock‘n’Roll」も手に入れる事が出来ず、悶々とした時間が過ぎていった。</p><p><br></p><p>時代はCDに移り…やっと、新作を手に入れる事が出来た。それが…</p><p></p><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241228/22/niji-1969/25/1a/j/o1012101815526831712.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241228/22/niji-1969/25/1a/j/o1012101815526831712.jpg" alt="" width="1012" height="1018"></a><div><br></div>史上最もバラエティ豊かな曲が並んだ、と同時に0.0001mmもブレていない名作「1916」。<p></p><p><br></p><p>オープニング曲のドラムによるイントロ(Thin Lizzyファンのフィルシーらしい)からして、もうカッコ良いことこの上ない。ご機嫌なロックンロールあり、血涙がとめどもなく流れ落ちるかのようなラヴバラードあり、の気分はジェットコースターのように上下し、最後の最後は第一次世界大戦をベースにし、レミーの朴訥とした歌声が逆に悲しみを倍増させるタイトルトラックで終わる。</p><p><br></p><p>充実してはいるが…こうなると過去アルバムが欲しくて仕方ない。が、記憶が正しければ当時CD化されていなかった。（最初のレコード会社とのトラブルが遠因だと思う）そう、あのライヴアルバムの金字塔も含めて。</p><p><br></p><p>待った、CD化をとにかく待った。中古盤屋にも通って探したが見つからない。それでも待ち続けた。</p><p><br></p><p>そして、遂に旧作CD化の報せを知った。ただ財布の事情で全てを揃えることは不可能だったが、コレだけは絶対手に入れる！と意気込んでいたアルバムをやっと手にする事が出来た。</p><p></p><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241228/22/niji-1969/93/1c/j/o1031102415526831715.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241228/22/niji-1969/93/1c/j/o1031102415526831715.jpg" alt="" width="1031" height="1024"></a><div><br></div>説明不要。“最高”のトリオによるライヴアルバムの歴史に残る神作。<p></p><p><br></p><p>速くて、激しくて、うるさい。</p><p><br></p><p></p><p><span>そんなMOTÖHEADの魅力がこれでもか！と詰め込まれた純度100％のロックンロールライヴ。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>今作が、バンド初の全英1位を強奪したのだから発売当時はファンの溜飲も下がっただろうし、誇りにも感じたのではないだろうか。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>その後は決して日本発売は順調ではなかった(“日本は俺達にとってプライオリティは下がる”とミッキーも認めていた)が俺はコツコツと新作も旧作も買い揃えていった。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>ラウドパーク10。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>2010年、世紀のヴォーカリストロニー・ジェイムズ・ディオを喪うという信じられないことが起きた。その沈んだ空気を振り払うかのように開催されたラウドパーク10。</span></p><p><span>大トリは、オジー・オズボーン。</span></p><p>そして、オジーの前に同じステージに立つのが</p><p><span>MOTÖHEAD。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>80年代からHM/HRを聴いている方達の大部分にとっては、夢のような話だろう。日本で、レミーとオジーが同じステージに立つなんてことは。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>俺は本当に「これを観ないで何を観る？」という思いでチケットを入手し、さいたまスーパーアリーナへと向かった。</span></p><p><span><br></span></p><p>実を言うと俺は最初座席で観ていた。しかし、徐々に「折角レミーやオジーのライヴを生で観るんだから、前で観た方が良いんじゃないか？」という思いが膨れ上がっていった。</p><p><br></p><p>一期一会。次がある保証はどこにもない。</p><p><br></p><p>気がついたら俺はアリーナへ降りていた。さすがに最前のブロックは満員だったので2番目のブロックにいた。</p><p><br></p><p>遂に。</p><p><br></p><p>ライヴアルバムや映像作品で散々見聞きしてきたベースの爆音が響き渡る。</p><p><br></p><p>レミーが、あのレミーが遂に姿を現した。</p><p>音を確認し終えたレミーは、やはりいつも通りに「Good Evening！」と言うと日本語で（これも恒例でレミーはその国の言語で挨拶する事が多い）「コンニチハ！」と更に挨拶。そして「調子はどうだ？…俺達はMOTÖHEAD、ロックンロールをプレイするぜ！」と言い終えるやいなや、あの曲をスタートさせる。</p><p><br></p><p>Iron Fist。</p><p><br></p><p>まさか生で聴けるなんて思ってもいなかった…そして、数十m先に本物のレミーがいつもの姿勢で歌っている。俺にはレミーの身体から後光が差しているように見えた。気付いたら涙が出てきて止まらなかった。1984年にその存在を知って26年目…遂にその姿を目に出来て…当時の俺にとっては思い残す事など何もなかった。</p><p><br></p><p>ライヴはテンポ良く矢継ぎ早にスピードロックンロールを爆音でぶちかましていく。</p><p>前方のブロックは大変な騒ぎになっていたのは怒号のような歓声と汗だくで再び前方ブロックへ走っていく観客の皆さんの姿で容易にわかった。</p><p><br></p><p>レミーの少し長めのMCでスタートした“Going To Brajil”。ひょっとして…と思っていたが、やはり「この曲をロニーに贈る」と話したようだった。</p><p><br></p><p>あっという間にライヴが終わりに近付いてきた。</p><p>「あと2曲だな」的な事をレミーが言ったような気がした…と思った途端再びベースが唸りを上げる。</p><p><br></p><p>Ace Of Spades。</p><p><br></p><p>レミーの人生観の全てが詰め込まれている3分足らずがどれだけ尊かったことだろう。</p><p><br></p><p>レミーがフィルとミッキーという掛け替えのない2人を、フィルが唯一無二のレミーを紹介すると、あの瞬間がやってくる。</p><p><br></p><p>「忘れないでいてくれよ、俺達はMOTÖHEAD、ロックンロールをプレイする」</p><p><br></p><p>ミッキーの正確無比、そしてパワフルこの上ないドラムが高らかにスタートさせる。</p><p><br></p><p>Overkill。</p><p><br></p><p>もう前方のブロックはまさに狂乱状態になっていた。後方ブロックの後方にいた俺は必死に首を振りながら、レミーの姿を目に焼き付けていた。</p><p><br></p><p>この曲名物の3回エンディング。判ってはいたが…3回目、レミーが「もう1回やって欲しいか？」と人差し指を挙げながら客席を見回した後、ミッキーが最後のエンディングを叩き始めた瞬間、俺は「Yeeeees！」と叫んでいた。感傷的になる暇はなかった。</p><p><br></p><p>いつものようにレミー流のマシンガンポーズをキメ、ガンガンとベースを叩き、バカでかい残響音が鳴りっぱなしの中、“最強”の3人が挨拶をして去っていく。俺はレミーの姿を見えなくなるまで追っていた。チラチラと「一期一会」という言葉が頭に浮かんだが、俺はそれを振り払い「心配いらない、レミーは、まだまだこんなに元気なんだから、また会える。絶対に。」</p><p><br></p><p>この年を境にレミー体調は少しずつ、少しずつ変わっていった。</p><p><br></p><p>2015年のレミーは…頬がこけ、ゲッソリと痩せてしまった。しかし、逆にアウトローの鑑のような眼光だけはそのままだった。そんなレミーが7月のクソ暑い日本にやって来て、フェスに参加する…俺は薄々レミーがこのタイミングで日本に来る事の意味を感じ取り、何とか苗場に行こうと色々考えたのだが、時間は無情に過ぎ去り…。</p><p><br></p><p>2015年12月28日。</p><p><br></p><p>レミーは70年の人生を生ききった。</p><p><br></p><p>その報せを知った時、俺は悲しくはならなかった。</p><p>映画（是非観て欲しい）「LEMMY」で「彼がいなくなるのは確かに悲しいけど、その時が来たら彼の人生を祝福するべきだと思う」というコメントを目にして、その通りだと思った。彼はやるべき事を最後まで全うした。レコードを創り、ライヴを行い、またレコードを創る…これを完徹した。最後のライヴは12月11日。17日前まで、いつものように全身全霊でロックンロールをプレイした。癌と余命宣告を受け、レミーはBAR「RAINBOW」から映画でも紹介されていたゲームを自宅に持ち込み（バー側も当然気持ちよく渡してくれたという）最期までプレイしながら…生ききった。</p><p><br></p><p>その最期の様子を知って、俺は心底羨ましいと思ったし、「カッコ良すぎる」と感じていた。レミーにしか出来ない最期だと思った。</p><p><br></p><p>だから、悲しむ必要はない。拍手で彼を見送ろう。</p><p>翌月の告別式はそんな気持ちで朝早く起きてYouTubeの生中継を観ていた。</p><p><br></p><p>だが、その告別式の最後…ベースクルーの方がレミーがライヴの最後に行っていたようにベースの残響音を鳴らした瞬間…</p><p><br></p><p>涙が止まらなかった。</p><p><br></p><p>彼への敬意と感謝の気持ち…そして彼を喪ったという現実がごちゃまぜになっていた。</p><p><br></p><p>その後…皆さんは信じないだろうが、俺の夢にレミーが現れた事が2回ある。レミーは俺の拙い英語を真顔で聞きながらフィルシー、エディと4人で歩いた夢だった。目が覚めたあと、俺はレミーに御礼を言った、「俺の夢に現れてくれて、ありがとうございます」と。</p><p><br></p><p>「生きるスピードを落とす？そんな事したら、他の連中に追いつかれちまうじゃねぇか！」</p><p><br></p><p>「後悔？ないな。後悔するには人生はあまりに短い。」</p><p><br></p><p>「戦争なんてどれもバカバカしい。自慢の勲章を見せびらかしたい為に犠牲になるのは、いつも何の関係もない人々なんだ。」</p><p><br></p><p>「何歳までにいくら貯金しろだとか、何歳までに結婚しろだとか、そんなくだらない事に耳をかすな。自分の心に耳を傾けて、自分のやりたい事を好きなだけやりゃいいのさ。」</p><p><br></p><p>「結婚？考えたよ、30分くらいな。結婚すれば1人の女性しか愛する事が出来ない。俺にはそんな事は出来ない。俺は女性に誠実でいたい。だから結婚しないんだ。」</p><p><br></p><p>「ロックンロールを信じるんだぞ！君達を絶対に裏切らない唯一の宗教だからな！」</p><p><br></p><p><br></p><p>これらの言霊は人生の羅針盤となった。</p><p><br></p><p>俺にとってのレミー・キルミスターは、人生の導師となった。</p><p><br></p><p></p><p><span>MOTÖHEADを聴けば、そこにはレミーがいる。他の数多のアーティスト同様、音楽の中で、そしてファン1人1人の心の中で生きている。レミーも同じ。</span></p><p><span><br></span></p><p><span>「悲しんでばかりいねぇで、</span>MOTÖHEADの事を伝えて、1人でも多くのファンを増やしてくれよな！」</p><br><p></p><p>空の上でしゃがれ声のレミーが俺達ファンに頼んでいるのだから、それに応えなきゃいけないだろう。</p><p><br></p><p>ひょっとしたら、いつか俺（達）が向こうへ行ったらレミーが奢ってくれるかもしれないからな。</p><p><br></p><p>「よく頑張ってくれたな！ありがとよ。」と言いながら。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241228/22/niji-1969/0c/16/j/o1080090615526831722.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241228/22/niji-1969/0c/16/j/o1080090615526831722.jpg" alt="" width="1080" height="906"></a></p><div>最後の最期までレミーはレミー。彼が生ききった70年に深い敬意と拍手を。</div><p></p><p><br></p><p></p><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/niji-1969/entry-12880342124.html</link>
<pubDate>Sat, 28 Dec 2024 18:32:34 +0900</pubDate>
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<title>肖像</title>
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<![CDATA[ <div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241214/18/niji-1969/59/22/j/o0525108015521434414.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241214/18/niji-1969/59/22/j/o0525108015521434414.jpg" alt="" width="525" height="1080"></a><div><br></div><br>つい一昨日、JUDAS PRIESTによる全身全霊のライヴ(日が経つにつれ、“俺は何かとんでもなく凄いものを観たんじゃないか”という思いが強くなる一方だ。)を観たが、今日も目黒区（？）まで足を伸ばした。<br><br>綾織綾音さんのワンマンライブ。<br>何度か記しているが、彼女のライヴはとんでもなくエネルギーを使う。観てるこちらが、だ。<br><br><p>しかし、今やそれが楽しい自分もいる。綾音さんと俺との“感性の真剣勝負”は…いつも綾音さんが勝つ。表現者としての彼女は、本当に凄いから。</p><p><br></p><p>さて、そんな彼女の今回のライヴタイトルは「肖像」だった。</p><p><br></p><p>鏡に映っている自分は本当の自分なのか？今の生き方で良いのか？やりたくもないことをやらされてるんじゃないのか？</p><p><br></p><p>鏡に映った自分自身との格闘を時に妖精のように、時に小悪魔のように歌と朗読で表現していく。</p><p>何度も書いているが、ライヴ中の彼女と目を合わせるのが怖い瞬間すらある。それくらい彼女の魔性の表現/視線は観る者を虜にして、後戻り出来ない闇の世界へと誘っていく。</p><p><br></p><p>歌っている最中の笑顔でさえも「この曲の主人公は心から笑っているんだろうか？」と考えさせられる。意味があるのか、ないのか…こうなると俺は綾音さんの手の平に乗せられ、転がされているも同然。</p><p><br></p><p>世の不条理、業、欲望、狂気に抗おうとしても抗えない現実を「嫌いだ…」と前屈みで絶唱する姿が俺にはある人とダブって見えた。</p><p><br></p><p><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241214/18/niji-1969/1d/b6/j/o0936056615521434417.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241214/18/niji-1969/1d/b6/j/o0936056615521434417.jpg" alt="" width="936" height="566"></a></p><div>そう、先日の日本公演は間違いなく、歴史に残る名演になるであろう…JUDAS PRIESTのロブ・ハルフォード。</div><div><br></div><div>ロブも綾音さんも声に魂が宿っていて、観ている俺に畏怖の念を抱かせてくれた。</div><div><br></div><div>綾音さんとロブは孫と祖父くらい歳が離れているが、歌い手として持っている魂は同じだ…と俺は綾音さんを観てながらそう感じていた。</div><div><br></div><div>ライヴの最後は…俺と綾音さんが初めて “音楽”で繋がったあの曲で締めてくれた。（いつか、リ・レコーディングして欲しい）</div><div><br></div><div>ライヴ中、身を硬くしていたので感性の真剣勝負が終わった直後はフゥーっと息を吐いた。</div><div><br></div><div>ステージを降りた綾音さんは俺がよく知ってる、明るくて素敵で…来年のワンマンライブ（綾音さんの誕生日に行われる）チケットを俺が買うと小躍りして喜んでくれる…優しい綾音さんがいた。</div><div><br></div><div>今の綾音さんは朗読と歌という組み合わせを探求している。決して楽な道ではない。極めようとした人が殆どいないスタイルだからだ。御自身でも仰っていたが、心ない言葉も届くだろう。</div><div><br></div><div>しかし。</div><div><br></div><div>俺は今の綾音さんが行っている事を100％支持する。曲のレパートリーが増えれば、その分物語も増えていく。これからどんな曲が、どんな物語が生まれるのか、楽しみで仕方がない。</div><div><br></div><div>もしも、世界中が敵に回ったとしても俺は綾音さんが創り出した芸術を護る。彼女が創り出しているものは唯一無二だから。</div><div><br></div><div>綾音さんは、俺が最初に心臓の病で入院した時…まだ直接顔を合わせていない俺に、素敵な応援をしてくれた。あの時の感動と感謝を俺は一生忘れない。</div><div>俺の人生が終わる瞬間まで感謝し続けるだろう。</div><div><br></div><div>「俺は生きてて良いんだ」</div><div><br></div><div>初めてそう思った。</div><div><br></div><div>生きてりゃ恥もかくし、しくじるし、嫌な思いもする。俺は綾音さんと笑いってそれを晒して生きていく。</div><div><br></div><div>それが「本当の自分」でありたいからだ。</div><div><br></div><div>俺は以前は鏡に映った自分が嫌いだった。髪が短い自分は本当ではない、と感じていた。髪を短くしろ、髪を切れ、と毒親に散々言われ続けていた。俺が切りたくて切っていたわけじゃなかった。</div><div><br></div><div>だが、今の俺は…「本当の自分」に限りなく近い。</div><div><br></div><div>女性から良い印象を持たれない？</div><div><br></div><div>関係ないな。</div><div><br></div><div>髪型で、俺の人間性を決めつけたきゃ勝手に決めつけて構わない。</div><div><br></div><div>どこかに理解者がいる、その期待感の方が遥かに勝っているからだ。</div><div><br></div><div>何はともあれ、俺と綾音さんの真剣勝負はまだまだ続く。次の真剣勝負が楽しみで仕方ない。それまで生きてりゃ幸運だ。</div><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241214/18/niji-1969/99/c2/j/o0763108015521434421.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241214/18/niji-1969/99/c2/j/o0763108015521434421.jpg" alt="" width="763" height="1080"></a><div><br></div><br></div><p></p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/niji-1969/entry-12878644717.html</link>
<pubDate>Sat, 14 Dec 2024 17:58:49 +0900</pubDate>
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<title>40年～JUDAS PRIEST</title>
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<![CDATA[ <p>40年前の寒い冬。</p><p>反射式ストーブをつけたばかりの寒い部屋で</p><p>俺の心に火がついた。</p><p><br></p><p>そして、その火は瞬く間に俺の心を支配した。</p><p>それまで聴いたことのない光沢感のあるギターの音、パワフルに前身するドラム。</p><p><br></p><p>何と言っても「これが人間の声なのか？」とさえ感じた超絶ハイトーン。</p><p><br></p><p>しかし、そのメロディ（ギターソロも）は勇壮で俺の心を鼓舞してきた。</p><p></p><p><br></p><p></p><p></p><p>そのバンドの名はJUDAS PRIEST。</p><p>曲名は「Freewheel Burning」。</p><p></p><p></p><p></p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241213/22/niji-1969/90/68/j/o1025101815521146621.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241213/22/niji-1969/90/68/j/o1025101815521146621.jpg" alt="" width="1025" height="1018"></a><div>これが鋼鉄神（メタル・ゴッド）との出会いだった。まだまだヘヴィメタルについてはにわかな俺でもすぐに確信した。</div><div><br></div><div>「これがヘヴィメタルなんだ」</div><div><br></div><div>と。</div><div><br></div><div>俺がHM/HRにハマる決定打の1つである事に疑いの余地はない。</div><div><br></div><div>その後の新譜を買いながら、彼等の過去アルバムも遡って聴いていた。</div><div><br></div><div>当たり前の話だが、彼等は最初からあの音を獲得したわけではない。</div><div><br></div><div>70年代英国地下ロックといっていい程のなんでもあり、とにかく自分達にしか出せない音を創る！という気概が音から伝わってきた。</div><div><br></div><div>その代表例が「Victim Of Changes」と「Sinner」</div><p></p><p>。</p><p><br></p><p>アルバムバージョンも勿論カッコ良かったが…なんといっても「In The East」のライヴバージョンには血が逆流しそうになった。ロブは絶不調だったので、後で録りなおした…なんて言われなければ気付かない程の臨場感、生々しさが凄かった。</p><p><br></p><p>1作、1作、違う色を加えていく事で常にヘヴィメタルの最先端にいた鋼鉄神。だが、ある時期を境に時代を先取りするのではなく、流れについていきながら自分達らしさを誇示しなければならなかった。</p><p>その切っ掛けとなったのが…</p><p><br></p><p>「Painkiller」<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241213/22/niji-1969/d5/9b/j/o0755075515521146625.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241213/22/niji-1969/d5/9b/j/o0755075515521146625.jpg" alt="" width="755" height="755"></a></p><div><br></div><div>正直に言うと、最初はこのタイトルトラックは単に右から左へ流れていった。後半になるに従ってJPのヘヴィメタルが展開されていくのだが…タイトルトラックだけが「浮いていた」ように感じていた。</div><div><br></div><div>ところがこのアルバムのツアーでのJPは…まさに怒る大魔神の如くの迫力だった。それを雑誌で見てから、あらためて聴くと…凄まじい氣迫が音から飛び出していた。「これはライヴで観なければ」と決意していた。来日が決まり…金のなかった俺は確かA席を購入したと思う。代々木体育館の天井近く、ステージは真横。おかげで演奏しているイアンを全く観る事が出来なかった。(苦笑)</div><div><br></div><div>だが、そこで俺は凄い光景を観た。</div><div><br></div><div>当時の最新作「Painkiller」のタイトルトラック…スコットが怒涛のイントロを叩くと地鳴りのような大歓声。ロブは不動のまま歌い、サビに入ると拳を振り下ろす。そして…代々木体育館アリーナ席全てがヘッドバンギングして波のようにステージへ押し寄せる。巨大なユニオンジャック（観客の方が持ち込んだ）がたなびいていた。俺はもう頭から湯気が立ってるんじゃないか？と思う程興奮していた。「これだ、これがヘヴィメタルなんだ」と。会場の外ではバイカー集団が「JUDAS PRIEST！」とシュプレヒコールをあげる。俺も加わりたかったくらいだった。(笑)</div><div><br></div><div>その興奮/感動も束の間、ヘヴィメタルはそれまでの勢いが消え、逆風に晒される。それに合わせるかのようにロブは離脱し、世の流れに乗ろうとした…が、確かにロブのFightの1stは好きなアルバムだが、それ以降のロブは流行を更に追い掛けてしまい…俺はアイシャドウを施したロブを見て悲しくなった。</div><div><br></div><div>そんな迷走（あくまでも俺の見解だ）も終わりを告げ、遂にロブが（同じ頃にIRON MAIDENを離脱していたブルースも）ヘヴィメタルに帰還した。そして鋼鉄神に復帰。それ以降は…何も言うまい。</div><div><br></div><div>ロブ復帰後の鋼鉄神は2016年3月11日に武道館で観た。そう、あの日から丁度5年目に。ロブも当然判っていて、「今日は日本にとって特別な日だね…地震や津波の被害に遭われた全ての人達にお見舞いの言葉を送ります。」と言い終わった後の拍手はそれは温かいものだった。オープニングのトラブルにも慌てず騒がずに流れるAC/DCの「Hells Bells」を合唱、それに感動した鋼鉄神はアンコール用に準備した曲をこの日、全て演ってしまった。</div><div><br></div><div>個人的に印象深かったのは…俺の前の列に、当時の俺より間違いなく10歳以上は年上の女性が笑顔でフィストバンギングをやっているのを観た時。</div><div>俺は「あの女性と同じ年齢になっても同じようにフィストバンギングやヘッドバンギングしたいものだな。」と負けずにヘッドバンギングし、大声で怒鳴り散らした。</div><div><br></div><div>その時から8年振りの昨日、12月12日。鋼鉄神は横浜に2日目の降臨を果たした。</div><div><br></div><div>言葉を失った。</div><div><br></div><div>まさに鬼神のようなロブのスクリームは圧倒的だった。リッチーとアンディのギターチームの若い勢いがロブを刺激していたのは間違いないだろう。そのリッチーも風格が出てきた。アンディもサポートとはいえ素晴らしい腕前を披露した。スコットとイアンのリズムセクションはもう鉄壁で完璧。不動のまま時々ベースをブンブン振り回すイアンの姿には凄みすら感じ、戦慄した。</div><div><br></div><div>JUDAS PRIESTお得意のフォーメーションプレイも随所で観られ感動。</div><div><br></div><div>セットリストも本当によく考え抜かれている。アレを演ってない、コレも演ってない…という声すら出させない完璧な選曲と曲順。あれ以上増えても減っても駄目だと思う。</div><div><br></div><div>ヘヴィメタルのトップを死守し続けているバンドの凄みとプライドを見せつけた凄まじいライヴだった。</div><div><br></div><div>「一体なんなんだ、これは！？」と思わず呟いた。同時に「俺は今日、とんでもなくヤバいものを観たんじゃないのか？」と自問自答しながら部屋に戻った。それほど凄まじいライヴだった。</div><div><br></div><div>全身全霊、完全無欠のライヴだった。落ち着いてから、JUDAS PRIEST(とIRON MAIDEN)のステータスに到達し得る若いバンドは出てくるのだろうか？と考えた。</div><div>俺個人の見解では、JUDAS PRIESTとIRON MAIDENが存在する限り…いや、レガシーとして遺ったとしても、彼等に比肩するヘヴィメタルバンドは現れないだろう。本当は早く出てきて欲しい。あくまでも正統的なヘヴィメタルバンド、として。</div><div>老害の戯れ言？俺は9月のIRON MAIDEN、昨日のJUDAS PRIESTを直に目にしている。この2組がいればヘヴィメタルは安泰だろうな、と確信した。IRON MAIDENはメンバー全員65歳以上、ロブにいたっては73歳。それであれだけ凄まじい氣迫でスクリームするのだから、リスペクト以外なにが出来るというのだろうか？</div><div>今回のライヴを残念ながら逃した皆様…特に若い皆さんには是非観て欲しいと願わずにはいられない。</div><div>「ヘヴィメタルとは何か？」が判るからだ。</div><div><br></div><div>来日が決まり、チケットを確保した時点で「俺のHM/HR歴40周年に相応しい。」と感じていたが…彼らJUDAS PRIESTはまだまだ現役バリバリで、ライヴでは全身全霊、渾身のプレイをする。ならば俺もファンとして生活度外視で(苦笑)HM/HRの為に散財するとしよう。それが俺の喜びであり、生き甲斐でもあるからだ。昨日のライヴも心底「生きてて良かった」と思わせてくれた。ライヴ終了後に映し出された「我々は戻ってくる！」に期待している。</div><div>それまで俺は強くありたいと思っている。<div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241213/22/niji-1969/10/fd/j/o1080052515521146631.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241213/22/niji-1969/10/fd/j/o1080052515521146631.jpg" alt="" width="1080" height="525"></a><div>この十字架を生で観れる日が再び来る事を願っている。</div></div><div><br></div><br><div><br></div><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/niji-1969/entry-12878547439.html</link>
<pubDate>Fri, 13 Dec 2024 22:09:08 +0900</pubDate>
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