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<title>ニッキー文庫</title>
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<title>今年は強いなぁ</title>
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<![CDATA[ 今日から巨人は阪神との東京ドーム３連戦となります<br><br><br>前回甲子園ではまさかの無得点に終わってしまい、虎ファンを完全に調子良くさせてしまいましたが…(^_^;)<br><br>その後ヤクルトとの３連戦で見事に持ち直し、堅く首位キープという現状です(^O^)<br><br><br>今の巨人は投打ともに絶好調<br>特に昨年の今頃は使い物にならなかったボウカーと、新外国人のロペスの二人が際立ってますね<br><br>ボウカーは一体何があったんでしょうか(笑)<br>昨年とは完全に別人です(°□°;)<br><br><br>ピッチャーでは菅野が頑張ってますね<br><br>ここまで安定したピッチングで２勝<br>気は早いですが、新人王争いの先頭に立っていると言っていいでしょう（ライアン小川、藤浪との三つ巴になりそうな予感）<br><br><br>とにかく今日は、甲子園での借りをきちんと返したいところですね！<br><br><br><br>小説は明日から新作スタートです<br><br>今回はややショッキング（？）なお話になってます(^_^;)<br><br><br>暇な方は読んでって下さいませm(_ _)m
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<pubDate>Tue, 16 Apr 2013 17:36:09 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック１１</title>
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<![CDATA[ 「あ、それは極めて簡単ですよ～」<br><br>みなみがサッカーボールを抱えながら言った。<br><br>「ガラスが割れた後、すぐに人が集まってきたんでしたよね～。その中に紛れて、人目を盗んでサッカーボールをどこか目立たない場所にえいと蹴ってしまえば、何も落ちてないのと同じになるって訳です」<br>「ほうほう、つまり協力者がいたということか」<br>「ただしこの協力者は、積極的に犯行に絡んだ訳ではないでしょうから、罪を問うのは難しいと思います…だから黙秘してるんじゃないですか？」<br><br>ワタルの言葉に、達郎の表情が変わった。<br><br>「じゃ…今さっき我々が確保したのは、その協力者のほうだったのか！」<br>「ええ、恐らく黙秘しているのは、実際に金子さんを殺害した人間を庇っているからだと思います…今のトリックを説明してやれば、観念して真犯人を喋ってくれるんじゃないでしょうか」<br><br><br><br>その後、達郎がワタルから聞いたトリックを一から説明してやると、果たしてワタルの言った通り、男は真犯人について供述した。<br><br>そしてその供述に基づき、都内のマンションに潜伏していた実行犯を逮捕することに成功したのである。<br><br><br>動機は、金子の不祥事―過剰な取り立てによる大金を何とか取り戻そうと、金子の部屋に押しかけたが、逆に言い合いとなり、カッとなって殺害してしまった。協力者であった向かいの部屋の男は友人で、この時はたまたま家にいたのだが、事情を聞いて熟慮した結果、今回のトリックを思いついたのだった。<br><br><br>なお、この協力者は殺人そのものには関与していないため、証拠隠滅の罪による立件となった。<br><br><br><br>「ありがとうございます、なぎちゃんのおかげで、早期解決が出来ましたよ～」<br>「それは良かったね」<br>「…とはいえ、今日は何かと頭を打つ一日でしたね～…」<br>「頭が良くなるかもしれないよ」<br>「むむ、それはどういう意味ですか～」<br>「まぁまぁ…にしても、お金って怖いよね」<br>「ないよりはある方がいいんですけどね～…でも、お金じゃ得られない物もあると思いますよ～」<br>「いいこと言うね」<br>「裕子さんの受け売りですよ～」<br><br><br><br>―こうして、お金が因果となって招いた殺人事件は幕を下ろしたのである。<br><br><br><br><br>完
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<pubDate>Sun, 14 Apr 2013 20:24:34 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック１０</title>
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<![CDATA[ ―それからしばらくして、達郎がアパートへとやってきた。言うまでもなく、ワタルの呼び出しである。<br><br>「いやいや…何という散らかり様だこりゃ」<br>「わざわざお越しいただいてすいません」<br>「なに、トリックが分かったというのなら、出向かん訳にはいかんだろう」<br>「あの男の人は何か喋りましたか～？」<br>「いや、何も話してくれんな。名前すら黙秘しててな」<br>「そうですか～」<br>「まぁ、そのトリックというのをとりあえず聞いてみようか」<br>「はい、では早速準備を…」<br><br>すると、みなみがタタッと小走りに玄関の方へ向かうと、ドアを開け、さらに向かいの部屋（殺された金子の）の玄関のドアを開けた。その向こうには獅子門が立っている。<br><br>「ほぅ…」<br><br>達郎は思わず驚いた。<br><br>「これは驚いたな、こっちの部屋からあっちの部屋まで、こんなに近いのか」<br>「簡素な造りで、かつ部屋と部屋の間にある廊下がそんなに広くないという訳で、筒抜けになるんですよ」<br>「そうか…つまり、犯人はこの部屋から窓ガラスを割ったことになるな。後は手段だが…」<br>「これを使ったんですよ」<br><br>ワタルが持ってきたのは、サッカーボールだった。<br><br>「これはこの部屋にあったやつです」<br><br>そう言うと、ワタルはサッカーボールを玄関に置いて、あまり力を入れずに蹴った。<br><br>ボールは正確な軌道を描いて向こうの部屋に飛び、獅子門の元にスポッと収まった。<br><br><br>「―そういうことだな」<br>「はい、犯人はこの部屋からサッカーボールを思い切り蹴って、向こうの金子さんの部屋の窓ガラスを割ったんです」<br>「この距離なら、ワタル君のようにサッカーの経験が無くても、十分窓ガラスには当たるな」<br>「後は向こうの部屋と、この部屋の玄関を閉めれば、どこからガラスを割ったのか分からなくなる、という訳です」<br>「なるほど、これでトリックは分かったな。しかし、その後、サッカーボールを誰がどう処理したかが問題だな。あの日は当然外も調べていたはずだが、そんなものが落ちていたという報告は聞いていないし…」
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<link>https://ameblo.jp/nikky-0128/entry-11509877821.html</link>
<pubDate>Fri, 12 Apr 2013 13:26:33 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック９</title>
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<![CDATA[ ここでみなみが、またしてもなぎさのアドバイスを思い出したのか、<br><br>「試しに向かいの部屋のドアで試してみましょうか～」<br><br>と言い出した。<br><br>「大丈夫かな、もしそれで開いても、勝手に他人の部屋を調べるってのは…」<br>「何を言ってるんですか、事件解決の為なら少々手荒な手段も使った方がいいと思いますよ～」<br><br>まさかみなみに有紀のような事を言われるとは思っていなかったが、ともかくワタルは試しに向かいの部屋のドアに鍵をさしてみた。すると…<br><br><br>カチャッ、と音がして、ドアが静かに開いたのである。<br><br>「開きましたな」<br>「ということは、さっきの人はこの部屋の住人だったんですね～」<br><br>まだその男が犯人と決まった訳ではないが、調べれば何か出てくるかもしれない。少々気は引けるが、三人は部屋の中へと足を踏み入れた。<br><br><br>「しかし散らかってますね～」<br>「大家の部屋とはえらい違いですな」<br><br>確かに、部屋は足の踏み場もないくらい散らかっていた。<br><br>「あの男の雰囲気からいって、とてもこんな荒んだ生活をしているとは思えないんだが…」<br>「調べるより、お掃除した方がいいかもしれませんね～」<br><br>それでも、散らかり放題の部屋から何とか手がかりがないものかと、三人はあれこれ探り始めた。<br><br><br>が、しばらくして、一生懸命仕事に励んでいたみなみが、物に隠れていた電気コードに足を引っ掛け、<br><br>「わ！」<br><br>という声とともに、前方にダイブしてしまった。<br><br>するとその衝撃なのか、タンスの上から何かが落ちてきて、それがみなみの頭にコツンと当たった。<br><br>「イテッ…」<br>「大丈夫ですか？」<br>「今日はみなみちゃん、全くついてないなぁ…ん？」<br><br>その「落ちてきたもの」の正体を見て、ワタルは言葉を切った。<br><br>「あぁ、今日はダメダメですね～…占いは良かったのに」<br>「そういう日もあるでしょう」<br>「いやいや、これはみなみちゃんのファインプレーかもしれない」<br>「えっ、どれくらいのプレーですか？」<br>「そうだな、WBCのキューバのショートの選手ぐらい…」<br><br>話が変な方向に行きかけたので、ワタルは慌てて咳払いをして、<br><br>「…分かったかもしれない。誰にも見つからずに、あの部屋を脱出したトリックが」
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<link>https://ameblo.jp/nikky-0128/entry-11509271443.html</link>
<pubDate>Thu, 11 Apr 2013 13:44:39 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック８</title>
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<![CDATA[ 「あっ、そう言えば殺された金子さんは、務めていた金融関係の会社を不祥事でクビになったんでしたよね～」<br><br>ここでみなみが思い出したように言った。<br><br>「その不祥事とこの大金、関係があるんでしょうか」<br>「そうか…見えてきたな。恐らく客から金を取り立てる際に、余計に利子をつけるかなんかして、その分を自分の懐に入れていたのかもしれない」<br>「横領ですか～」<br>「で、そいつがバレてクビになったものの、客から余計に騙し取った金は会社に返さず、我が物にしていたということですな」<br>「あくまで推測ですけどね…」<br><br>その時みなみが、<br><br>「あっ、玄関の方に誰かいますよ～」<br><br>と言った。わずかな感覚の違いも、みなみは鋭く感じることが可能なのだ。<br><br>「誰かいるのかな」<br><br>三人がこっそり足音を忍ばせて、玄関を開けてみた。<br><br>すると目の前に、スーツ姿の男が立っていた。<br><br>男はいきなり中から三人も出てきて驚いた。そして、泡を食って逃げ出した。<br><br>「あ！」<br>「待て！」<br><br>三人は大急ぎで追いかけた。しかし、自分で足が遅いのを分かっているみなみは、無理をせず、大金の入った段ボールのもとにとんぼ返りした。<br><br><br>１５０メートルほど逃げたところで、男はワタルと獅子門によって取り押さえられた。<br><br>とりあえず、アパートまで引き戻してから警察の人間が来るまでに、いくらか聞いてみることにした。<br><br>「あなたは一体何者で、どこに住んでいるんだ？」<br><br>いささか子どもじみた質問ではあるが、基本的なことは聞いておかなくてはならない。<br><br>しかし、男は答えなかった。他にあれこれ質問をふっかけてみたが、黙ったままである。<br><br>結局、みなみが焦れてむ～とむくれている間に、警察がやってきて、男を連行していった。<br><br><br>「何にも話してくれませんでしたね～」<br>「まぁ、取り調べになれば、何か喋るかもしれないが…」<br><br><br>ちなみにお金の入った段ボールも警察に持っていってもらったので、三人はもうここにいる用事もなくなった。<br><br>帰ろうとした三人だったが、玄関を出たところでワタルの足元からチャリンという音がした。<br><br>「ん？何か踏んだな…」<br><br>ワタルが拾い上げたのは、鍵であった。<br><br>「さっきの男が逃げる時に落としていったのかもしれませんな」<br>「何の鍵だろう？」
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<pubDate>Tue, 09 Apr 2013 19:23:00 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック７</title>
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<![CDATA[ 食事を終えたワタル達は、再び現場のアパートを訪れていた。<br><br>昨日（事件当日）は捜査員やら鑑識やらがひっきりなしに出入りしていたが、今は誰もいない。主を失った部屋は、ただただ静かなだけであった。<br><br>「部屋にある物は全て、そのままにしてもらってるとのことですが」<br>「何か残ってませんかね～」<br>「さぁ…昨日のうちに調べているはずだから、これといって新しい物なんかないと思うけど」<br><br><br>それでも三人は、何か見落とされた手がかりが残ってないか、調べてみることにした。<br><br>みなみが押し入れの戸をすっと開けてみると、<br><br>「ありゃ、何にもありませんね～」<br><br>と言って、中にスルスル入っていった。<br><br><br>「おかしいな、これだけの収納スペースがあるのに、物がないというのは」<br>「確かに妙ですな」<br><br>とワタルと獅子門の二人が会話していると、押し入れからゴンという音がした。―言うまでもなく、みなみが誤って頭を打ってしまったのだろう。<br><br>「痛いよ～…」<br>「大丈夫か？」<br><br>どうやら、一番奥まで行っているようだ。キョロキョロしながら進んでいたため、前をよく見ていなかったのだろう。<br><br>「何かあったかい？」<br>「何にも…ありゃ」<br>「ん？」<br>「何か段ボールの箱がありますよ～」<br><br>みなみはそれを持ってこようとしたが、<br><br>「…お、重いですよ～」<br><br>みなみの力では段ボールはビクともしなかった。<br><br>「私が代わりましょう」<br><br>みなみに代わり押し入れの中に入った獅子門が、段ボールを引っ張り出してきた。力自慢の獅子門でも少し苦労するほどの重さであった。<br><br><br>出された段ボールはやや縦長で、ガムテープでびっちり封がしてある。<br><br>「開けてみるか」<br><br>かなりびっちり貼られているらしく、剥がすのも相当苦心したが、どうにか全部剥がすことが出来た。<br><br>ふたを開け、中身を覗いてみる。<br><br>三人は中の光景を見て、言葉を失った。<br><br><br>「…札束じゃありませんか～」<br>「こりゃ凄い、びっちり入ってますな」<br>「何千万…いや、億超えいくかな」<br><br>札束は紛れもなく本物であった。<br><br><br>しかし、なぜこのような大金が押し入れに隠されていたのだろうか？
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<pubDate>Mon, 08 Apr 2013 19:12:41 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック６</title>
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<![CDATA[ 「ふむ…ここまで情報が揃ったとなれば、やはりアパート内部の人間による犯行の線が濃いな」<br><br>当初は外部犯とみていた達郎も、考えを改めざるを得なくなった。<br><br>「ね、有紀の言う通りだったでしょ」<br>「そうだな…」<br><br>いや、すでに昨夜から達郎の考えは変わりつつあった。前日、試合の取材から帰ってきた有紀に、詳しい事件の話をしてやると、<br><br>「そんなの外部の人間が殺せるわけないじゃないの」<br><br>と、達郎の外部犯説を一蹴したのである。<br><br>元々ワタル達も外部犯の犯行には無理があると考えていたので、結局達郎の考えはスルーされたも同然である。<br><br>「でも内部犯だったら、容疑者も絞り込めますし、捜査しやすくなったんじゃありませんか～？」<br><br><br>幸いみなみがフォローしてくれたので、達郎は何とか気を取り直して、<br><br>「そうか、そう思えば気持ちも楽だな」<br><br>と言った。<br><br>「内部犯であるとの確証が得られた以上、アパートの住人達についてもいろいろと調べなければならんな。それで、うまく殺人の動機につながるような証拠がつかめれば良いが」<br>「とにかく、全力を尽くしてみます」<br>「よし、後は任せたぞ。…私は今回、あんまり役に立ててないしな」<br><br>―あんまり立ち直ってはないようだ。<br><br><br><br>「今あのアパートに住んでいるのは、大家も含めて８部屋ある」<br>「てことは、空きは２つしかないんですね～」<br>「人気なんですな」<br>「簡素な部屋の作りだから、家賃がリーズナブルかもしれない。割りときれいだし、住むには悪くないと思ったけど」<br><br>ワタル達三人は、警視庁の食堂で話し合いを行っている。<br><br>「どこから調べようかな？」<br>「やっぱり真向かいの部屋の住人を調べた方がいいと思いますよ～」<br>「そうですな、まずは近いところを攻めるのがセオリーでしょう」<br>「なぎちゃんにアドバイスしてもらったんですよ～」<br><br>みなみは胸を張っているが、当のなぎさはそんなに重要なアドバイスをしたつもりではなく、あくまで獅子門の言葉にもあったセオリーを口にしただけである。<br><br><br>「そういや、真向かいの住人には聞き込みが出来なかったとか他の刑事が言ってたな」<br>「不在だったんでしょうか？」<br>「ええ。鍵もかかってたし、多分仕事だろうと言ってましたから、気にすることはないかもしれませんが」
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<pubDate>Sun, 07 Apr 2013 18:57:55 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック５</title>
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<![CDATA[ 「でもさ、考えるにしても詳しいことは明日にならないと分からないんでしょ？」<br>「そうですね～」<br>「それなら、どういう人が犯人の可能性があるかを考えてみたらどう？」<br>「…でもあの顔だったら、きっとたくさん恨みを買ってるだろうな～」<br>「ちょっと、刑事が見た目で物を言っちゃダメだよ」<br>「あれは客観的に見ても同じだと思いますよ～」<br>「私は見てないんだから分からないよ…で、被害者がどんな人間なのかは聞き込みしたんでしょ？」<br><br><br>みなみは例の奥さんに聞いた話を説明してやった。赤ちゃんにいろいろいじられながら、ちゃんと話は聞いていたのである。<br><br>「じゃ、やっぱり恨まれそうな感じなんだね」<br>「だから言ったじゃありませんか～」<br>「家賃の払い込みの遅い人間に、そんな酷い行為に及んだのが事実なら、必ずそれを恨みに思ってる人間がいるはずだよね」<br>「でも、実際に出ていっちゃった人がいるんですから、事実の可能性は高いと思いますよ～」<br>「出ていっちゃった人にはその犯行は無理だね。外部の人間が見つからずに犯行を行うのが物理的に不可能なんだから」<br>「じゃ、やっぱり内部の人間が…」<br>「そうだね、例えば、真向かいの部屋の人間を調べてみるとか…」<br>「分かりました、参考にしますね～」<br><br><br>やれやれ、これが本当に捜査一課の刑事なのかな、となぎさは思ったのだった。<br><br><br><br>翌日になり、事件について様々な情報が飛び込んできた。<br><br>まず、割られていた窓ガラスは、破片の飛び具合などから見て、部屋の中から割られた可能性が高いことが分かった。これにより、外部から侵入して犯行に及ぶのは不可能ということが裏付けられた。<br><br>さらに割れた痕跡から、そこそこの大きさの円形の物体が当たってガラスを割ったということも分かった。<br><br>しかし、そのような物体は現場周辺には落ちていなかった。ということは、犯人がどこかへ持ち去ったということになるが…<br><br>もう一つ、亡くなった金子重男は、今のアパートの大家になる前は、金融関係の会社に務めていたことが判明した。集金を担当していたことも分かったのだが、その時にある不祥事を起こしてクビになり、その後しばらく浪々の身となったが、数年前にようやく今の仕事に落ち着いたとのことであった。
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<pubDate>Sat, 06 Apr 2013 13:50:50 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック４</title>
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<![CDATA[ 「要するに、目撃者の目をうまく利用した、偽の脱出トリックってことですね～」<br><br>―ということは、新たな可能性が出てくる。このアパート内部の人間による犯行の可能性も出てきたのだ。<br><br>否、むしろその可能性の方が高いだろう。外部犯がわざわざ故意に窓ガラスを割り、玄関から逃走していく理由を説明することが出来ない。アパートの出入口から出ていけば、それは却って逆効果になり、せっかくのトリックが無駄になってしまう。<br><br>「内部犯なら、そのまま自分の部屋に帰ってしまえば気付かれませんからな」<br>「だけどそうなってくると、どうやって窓ガラスを割ったのかな？近くにいて割ったりしたら、それこそ見つかってしまうぞ」<br>「う～ん…」<br><br><br>現場の部屋には今鑑識が入っていて、いろいろと調べているところであった。<br><br><br>「ま、明日になれば諸々調査結果が出てくるだろう。僕らはもう今日は帰ろうか」<br>「は～い」<br><br><br><br>その夜、みなみの家にて―<br><br>みなみは妹・なぎさの作ってくれた夕食に箸をつけていた。<br><br><br>「美味しいですね～」<br>「毎日褒められても何も出ないよ」<br>「だって、美味しいものは美味しいんですから」<br>「はいはい…で、何の事件の捜査だったの？」<br><br>みなみは例の殺人事件の話を、なぎさに説明してやった。<br><br><br>「なるほど、あえて窓ガラスを割っといて、みんながそこに気を取られてる間に、犯人は玄関から逃げてったってところなんだね？」<br>「そうなんです。状況から言って、金子さんを殺害してから窓ガラスを割ったと思うんですが…」<br>「そりゃそうだよ」<br>「あれ、そうですか～…まぁいいや、で要するに、どうやって離れた場所から窓ガラスを割ったのかが分からないんですよ～」<br>「近くで割ってたら見つかるもんね」<br>「何か思い付きませんか～」<br><br>捜査一課の刑事が、女子高生に意見を求めるというのは何だか妙である。<br><br><br>「高校生の私に聞いてどうすんの」<br>「思わぬヒントが得られるかもしれないじゃないですか～、事件解決に力を貸してください」<br>「刑事が高校生に協力要請するって、あんまり聞いたことないけど…」<br><br>とはいえ、可愛い姉のピンチ（？）である。なぎさも一緒に事件について考えてやることにした。
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<link>https://ameblo.jp/nikky-0128/entry-11504800871.html</link>
<pubDate>Thu, 04 Apr 2013 18:34:53 +0900</pubDate>
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<title>（小説）偽の脱出トリック３</title>
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<![CDATA[ ワタル達は捜査一課に戻ると、課長の達郎も交えて、小さな捜査会議を開いていた。<br><br><br>「被害者は金子重男、５２歳。現場のアパートの大家をしていました」<br>「ふぅむ…こうしてみると、悪人面だなぁ」<br>「みなみちゃんと同じこと言ってますね」<br>「そうか？」<br>「そうですよ～」<br>「…まぁいいか。それで、犯行当時の様子は？」<br>「目撃者や近所の住人に聞いた話を総合すると、大家の部屋のガラスが割れる音がして、何人かが駆けつけてみると、すでに金子さんは亡くなっていたとのことです。ガラスの割れる音がしてから人が来るまでに何秒とかかってはいないそうなんですが、逃走していった人間はいなかったとのことです」<br>「それは妙だな。居間の奥の窓ガラスが割れているということは、明らかに外から入ってきたとしか思えないがな」<br>「一応窓の外には塀がありますけど、乗り越えていけるような高さじゃありませんし、多分そこにたどり着くまでに見つかっちゃいますよ～」<br>「そうか…しかし、状況から見れば、外部の人間の仕業にしか思えないな。とりあえず、その線で調べを進めてみよう」<br><br><br><br>即席の小さな捜査会議を終えたワタル達は、再び現場のアパートへととんぼ返りしてきた。<br><br>「う～ん、外部犯の犯行となると、探すのは骨だぞ…」<br>「一から金子さんのことを調べないといけませんね～」<br>「それは今他の刑事が調べているはずさ。しかし、犯人はどうやって金子さんを殺害した後、誰にも目撃されず逃走したんだろうか？」<br><br>ワタルが頭を悩ませていると、みなみが遺体のあった部屋の中に入って、何やらウロウロし始めた。<br><br>「何をしているんでしょうか？」<br>「何か思うところがあるのかもしれませんね」<br><br>なんてことを男二人で話していると、みなみがトコトコと帰ってきて、<br><br>「このアパートの部屋は、玄関入ってすぐに居間があるんですね～」<br><br>と言い出した。<br><br>「確かに、簡素な造りではあるな」<br>「ということは、玄関を開けたままにしとけば、犯行に及んでもすぐに玄関から逃げられますよね～」<br><br>みなみは完全に思い付きで言ったつもりだが、ワタルに一つのヒントを与えてくれた。<br><br>「そうか…それなら可能性はあるな」<br>「駆けつけてきた人たちも、窓ガラスや遺体の方に気を取られたでしょうから、玄関なんか気にしてもないでしょうな」
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<link>https://ameblo.jp/nikky-0128/entry-11504167904.html</link>
<pubDate>Wed, 03 Apr 2013 19:51:47 +0900</pubDate>
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