<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>ブログ</title>
<link>https://ameblo.jp/niko-west/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/niko-west/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>趣味</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>「夢十夜」を読んで</title>
<description>
<![CDATA[ <p>とても良い小説。</p><p>今回は、夏目漱石の幻想的な短編集「夢十夜」、その中でも特に私の心に沁み込んだ「第七夜」について語っていく。</p><p>&nbsp;</p><p>第七夜には、どこへ行くのかもわからない大きな船に乗った主人公が登場する。</p><p>&nbsp;</p><p>自分はどこにいくのかわからない船でもやっぱり乗っている方が良かった、と初めて悟りながら……（第七夜より）</p><p>&nbsp;</p><p>この船は、おそらく「人類」や「社会」そのものの比喩であろう。周囲の人々は、天文学に熱中したり、ピアノを弾いたりして、船の上で自由に過ごす。</p><p>私は自分自身の生きている感覚を、この主人公に重ねていた。「ただ働いて死ぬ、それだけでいいのか？」という、盲目的に生きることへの強い違和感。「社会」ましては「人類」の行先、「ゴール」が分からないのだ。私も人類の行先が気になって仕方がない。生きることに何の意味があるのか。</p><p>&nbsp;</p><p>主人公は耐えきれず海へ飛び込むが、黒い波に落ちる瞬間に「無限の後悔」に襲われる。行き先がわからなくても、船に乗っていたほうが良かったと。</p><p>&nbsp;</p><p>漱石はここで、「死より、不安を抱えた生の方がマシだ」という確かな結論を提示している。</p><p>生きる意味などないかもしれない。盲目的に生きることが一つの正解なのかもしれない。そう考えさせられた。</p><p>しかし、私は盲目になればいいと誰かに言われたいわけではないのだ。たとえ幻想であっても、その行先を知りたい。</p><p>&nbsp;</p><p>主人公は本当に後悔したのだろうか。船という決められた場所から飛び出したその一瞬にこそ、自分の意志で選んだ道を歩み、真の意味で生を感じられたのではないか。</p><p>そんな風に考えてしまう。</p><p>&nbsp;</p><p>総評 91/100点</p><p>正直、理解できない部分が多くあった。しかし、現代を生きる私たちが抱えて生きることへの不安に対し、漱石なりの答えが示されている点に文学の凄みを感じた。</p><p>人生経験を積むごとに、また別の夜の正体が見えてくる、そんな気がする。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/niko-west/entry-12953010802.html</link>
<pubDate>Sun, 11 Jan 2026 01:09:02 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>「夏へのトンネル、さよならの出口」を読んで</title>
<description>
<![CDATA[ <p><span style="font-size:1.4em;"><b style="font-weight:bold;">ネタバレ含みます。</b></span></p><p>&nbsp;</p><p>正直、面白くない。主人公がものすごく痛い。</p><p>&nbsp;</p><p>一番気になったのは、主人公の詰めが甘すぎるという点だ。彼はすべてを投げうって、失った妹を取り戻すためにウラシマトンネルへ入る。人生を賭けた大勝負のはずだ。</p><p>私には彼が走る理由が理解できなかった。トンネル内で彼が必死に走る描写があるが、もし妹と再会して、そこで一生を終える覚悟なら、外の時間がどれだけ過ぎようか走る必要はないはずである。</p><p>1秒でも早く妹を取り戻したいのなら、自転車やバイク、せめて体力づくりをしてから挑むべきではないだろうか。なぜ徒歩なのか理解できない。</p><p>妹がいれば何もいらないという割に、行動が杜撰すぎて、目的の重さと準備の重さが釣り合っていないように感じる。</p><p>&nbsp;</p><p>ヒロインに対しても、ハッキリと一人で行くから来るなと突き放さず、どこか未練や戻った時の居場所を残している態度は見ていて非常に痛々しかった。本気で現実を捨てるなら、ヒロインに何も言わずにウラシマトンネルに入るのはただの甘えである。自分の決断を悲劇のヒーローとして美化しているようにも見え、彼女がただただ可哀想である。</p><p>&nbsp;</p><p>また、物語の核である主人公の妹の存在が、読者にとっては単なる死んだ妹という記号でしかなく、感情移入もできない。</p><p>&nbsp;</p><p>総評としては40/100点</p><p>設定は面白いが、人間ドラマの論理破綻がノイズになってしまった作品だ。覚悟のないままウラシマトンネルに入って、現実に戻った時に絶望する物語の方が納得がいく。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/niko-west/entry-12953009379.html</link>
<pubDate>Sun, 11 Jan 2026 00:36:54 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>【読書100冊チャレンジ】理系大学生がガチで格付け！小説ランキング中間報告（13冊読破時点）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>こんにちは。</p><p>「小説を100冊読んでレビューする」という目標を掲げて読書をしている大学生です。</p><p data-path-to-node="6">将来的に創作に興味があるため、単に「楽しかった」で終わらせず、「どのような構造が読者を楽しませるのか？」といった分析ができたらなと考えて読んでいます。</p><p data-path-to-node="7">今回は、目標の途中経過として、これまでに読んだ14作品の「暫定ランキング」を発表します。</p><hr data-path-to-node="8"><h2 data-path-to-node="9">📏 採点基準とスタンス</h2><p>私は小説を読んで、あくまで主観で点数付けをしています。</p><p>読んでいくうちに「これは面白かったな」と思う小説には、以下の3つの特徴があるように思いました。</p><ol data-path-to-node="11" start="1"><li><p>構造の美しさ（Logic）</p><p>伏線回収の鮮やかさや、物語の構成に無駄がないかといった点です。</p></li><li><p>感情の動き（Emotion）</p><p>理屈抜きに心が揺さぶられるか。</p></li><li><p>テーマの深さ（Philosophy）</p><p>これが一番重要だと考えています。</p><p>答えのない問いや哲学的なテーマが込められているか。読み終わった後に世界の見え方が変わるような作品を高評価します。</p></li></ol><p data-path-to-node="12">私は特に3つ目の「作品のテーマ」を重要視しているので、どうしても純粋なエンタメとしてのミステリー作品などは点数が低くなる傾向があると思います。</p><h3 data-path-to-node="13">⚠️ 相性と理解度について</h3><p>当然ながら、読書体験は読者と作品の対話であり、相性が存在します。</p><p>正直に申し上げますと、今の自分の知識や経験で深く理解できた作品ほど点数が高くなる傾向は否めません。</p><p>逆に言えば、点数が伸びなかった作品は作品の質が低いのではなく、単に「今の自分には早すぎるだけ」の可能性も大いにあり得ます。</p><p>あくまで今の自分を通した暫定的な評価として、楽しんでいただければ幸いです。</p><hr data-path-to-node="16"><h2 data-path-to-node="17">🏆 暫定・小説ランキング（Top 13）</h2><table data-path-to-node="18"><thead><tr><td><strong>順位</strong></td><td><strong>タイトル</strong></td><td><strong>点数</strong></td></tr></thead><tbody><tr><td><b>1</b></td><td><b>アルジャーノンに花束を</b></td><td><b>99</b></td></tr><tr><td><b>2</b></td><td><b>また同じ夢を見ていた</b></td><td><b>97</b></td></tr><tr><td><b>3</b></td><td><b>四畳半神話大系</b></td><td><b>90</b></td></tr><tr><td><b>4</b></td><td><b>夜は短し歩けよ乙女</b></td><td><b>89</b></td></tr><tr><td><b>5</b></td><td><b>四畳半タイムマシンブルース</b></td><td><b>86</b></td></tr><tr><td><b>6</b></td><td><b>星の王子さま</b></td><td><b>81</b></td></tr><tr><td><b>7</b></td><td><b>死にたがりの君に送る物語</b></td><td><b>80</b></td></tr><tr><td><b>8</b></td><td><b>成瀬は天下を取りに行く</b></td><td><b>79</b></td></tr><tr><td><b>9</b></td><td><b>そして誰もいなくなった</b></td><td><b>74</b></td></tr><tr><td><b>10</b></td><td><b>あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら</b></td><td><b>62</b></td></tr><tr><td><b>10</b></td><td><b>ティファニーで朝食を</b></td><td><b>62</b></td></tr><tr><td><b>10</b></td><td><b>ミッキーマウスの憂鬱</b></td><td><b>62</b></td></tr><tr><td><b>13</b></td><td><b>世界で一番透き通った物語</b></td><td><b>61</b></td></tr></tbody></table><hr data-path-to-node="19"><h2 data-path-to-node="20">📖 作品レビュー（ネタバレあり）</h2><p>ここからは各作品の具体的な感想です。</p><p>※ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。</p><h3 data-path-to-node="22">1位：『アルジャーノンに花束を』（ダニエル・キイス）</h3><p data-path-to-node="23"><b>点数：99点</b></p><p>読み終わった後、誰かの人生を一周したかのような感覚に陥りました。</p><p>天才になることで得たものと、それによって失っていくものの対比が残酷で美しいです。知識を得ることが幸せとは限らないという「知の悲劇」を描きつつ、それでも人間が求める愛や尊厳について深く考えさせられます。</p><p data-path-to-node="25">得たからこそ、失う痛みを知る。ゲーム『FINAL FANTASY X』のストーリーに触れた時のような、強烈な喪失感と感動がありました。フィクションだと割り切れないほど心が揺さぶられる、文句なしの1位です。</p><h3 data-path-to-node="26">2位：『また同じ夢を見ていた』（住野よる）</h3><p data-path-to-node="27"><b>点数：97点</b></p><p>大好きな作品です。「人生の幸福とは何か？」をテーマにした物語。</p><p>とにかく構成が完璧です。登場人物たちが抱える違和感が、後半で掃除機のように一気に回収されていくカタルシスは圧巻でした。</p><p>伏線回収の巧みさだけでなく、読後に残る温かい余韻も素晴らしい。「賢い」とはどういうことか、幸せとは何か。主人公の少女と一緒に成長できる、教科書に載せたいレベルの傑作です。</p><h3 data-path-to-node="29">3位：『四畳半神話大系』（森見登美彦）</h3><p data-path-to-node="30"><b>点数：90点</b></p><p>かなり面白い作品でした。並行世界を繰り返す大学生の物語。独特の語り口に最初は戸惑うかもしれませんが、ハマると抜け出せません。</p><p>「もしあの時、違うサークルを選んでいたら？」という誰もが抱く妄想（可能性）を、ユーモアたっぷりに、そして最後は「不可能性」という哲学的な着地でまとめてくる手腕が見事。アニメも最高ですが、原作小説の構成美も必読です。</p><h3 data-path-to-node="32">4位：『夜は短し歩けよ乙女』（森見登美彦）</h3><p data-path-to-node="33"><b>点数：89点</b></p><p>『四畳半』と同じく雰囲気が最高。とにかく楽しそうで、あの世界に憧れます。</p><p>哲学的な要素はないかもしれないですが、読んでてとても素敵な読書体験ができます。他作品のキャラ（羽貫さんや樋口師匠）が出てくるファンサービスも嬉しかったですね。</p><h3 data-path-to-node="35">5位：『四畳半タイムマシンブルース』（森見登美彦）</h3><p data-path-to-node="36"><b>点数：86点</b></p><p>かなり面白かったです。「成就した恋ほど語るに値しないものはない」という言葉、そういうことかと納得。</p><p>不可能性と決定論に基づくタイムトラベルものですが、少し気になったのはタイムパラドックスの整合性（帰納法の欠落）。ネタバレですが、「誰にも影響されずに明石さんを誘う私」の存在が必要ではないか？ と少し理屈っぽい疑問も湧きましたが、エンタメとして良作です。</p><h3 data-path-to-node="38">6位：『星の王子さま』（サン＝テグジュペリ）</h3><p data-path-to-node="39"><b>点数：81点</b></p><p>名作と言われる理由がわかりました。無人島に持っていく一冊と言われるのも納得。</p><p>「大切なものは目に見えない」も良いですが、個人的には「世界に一つだけしかないバラ」のくだりが好きです。何千本あっても、自分が愛を注いだ対象はその子しかいない。</p><p>ラストの絵も含めて、始まりと終わりが対になっている構造が綺麗。自分や相手が死んでも、注いだ愛は残り続けると思わせてくれる、心温まる小説でした。</p><h3 data-path-to-node="41">7位：『死にたがりの君に送る物語』（綾崎隼）</h3><p data-path-to-node="42"><b>点数：80点</b></p><p>YouTuberが激推ししていて期待値が高すぎたためこの点数ですが、ラストは本当に美しかったです。</p><p>構成は『そして誰もいなくなった』に似ていて、幕間で謎が明らかになっていく展開にワクワクしました。</p><p>「人が生きる理由は他ならぬ愛」というテーマや、ミマサカと純恋の掛け合いも熱かった。細かい作り込みも面白かったです。</p><h3 data-path-to-node="44">8位：『成瀬は天下を取りに行く』（宮島未奈）</h3><p data-path-to-node="45"><b>点数：79点</b></p><p>かなり面白くて勇気がもらえる小説。</p><p>主人公の成瀬自身ではなく、周囲の人々の視点から成瀬を描くことで、読者が徐々に彼女の魅力に取り憑かれる構成が上手い。伏線（Twitterの正体や過去の繋がりなど）が積み木のように積み上げられていくのが気持ちよかった。</p><p>ただ個人的には、最後で成瀬自身の視点になった際、彼女の行動の「真意」が明確に語られなかったのが少し残念。現実離れしすぎていて、作者も書ききれなかったのかな？と邪推してしまいました。</p><h3 data-path-to-node="47">9位：『そして誰もいなくなった』（アガサ・クリスティ）</h3><p data-path-to-node="48"><b>点数：74点</b></p><p>ミステリの金字塔ですが、自分が「読者への挑戦状」的なフェアさを求めすぎたせいか、少し肩透かしを食らってしまいました。このあたりは、自分がまだミステリの読み方に慣れていないせいかもしれません。</p><p>ネタバレですが、「部屋に死体放置するってありえなくない？ 絶対臭いじゃん！ 埋めた方がいいでしょ！」とか思ってしまいます。</p><h3 data-path-to-node="50">10位：『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』（汐見夏衛）</h3><p data-path-to-node="51"><b>点数：62点</b></p><p>感動はするし心に来るけれど、「お涙頂戴」な設定が少しあざとく感じてしまいました。</p><p>主人公の背景描写が薄いまま物語が進むので、感情移入しきれない部分も。ネタバレですが、特攻隊員の彰が主人公を愛しているなら、なぜ自分だけ死ぬ選択をしたのか、その「愛の定義」についてモヤモヤが残りました。隣人愛が恋愛感情を超えた物語として読めば成立するのかもしれません。また、彰の生まれ変わりの姿みたいなのが登場するのも納得いきませんでした。</p><h3 data-path-to-node="53">10位：『ティファニーで朝食を』（トルーマン・カポーティ）</h3><p data-path-to-node="54"><b>点数：62点</b></p><p>内容は難しかったですが、ラストは美しかった。</p><p>主人公ホリーと猫の境遇が重なる構造（お互いに捨てたり捨てられたり）は面白い。「花盛りの家」はメンヘラ版白雪姫っぽくて好きでした。</p><p>「クリスマスの思い出」は『アルジャーノン』に似た感覚があり、子供時代の鮮やかな世界と、大人になるにつれて色褪せる世界の対比が切なかったです。正直、難しくて点数が付けづらいです。これは私の理解度が低いため点数が低い感じが否めませんね。</p><h3 data-path-to-node="56">10位：『ミッキーマウスの憂鬱』（松岡圭祐）</h3><p data-path-to-node="57"><b>点数：62点</b></p><p data-path-to-node="58">つまらなくはないですが、主人公の態度の変わりように違和感があり、現実味が薄かった印象です。バックステージものとして、中の人たちの成長が見れた点は少し面白かったです。ディズニーを舞台にする意味があまり感じられず、感情移入もしづらい作品でした。</p><h3 data-path-to-node="59">13位：『世界で一番透き通った物語』（杉井光）</h3><p data-path-to-node="60"><b>点数：61点</b></p><p>「電子書籍化不可能」という仕掛けは確かにすごいですが、ギミック先行で物語の中身が置いてけぼりに感じました。「すごい」けど「面白い」とは少し違うかな、という印象です。ギミックがすごいと思わなければ、この本の評価はかなり低くなってしまうと思います。</p><p>ネタバレですが、後ろの文字が透けてみえるのに文字の後ろに文字がある場合は読めるというのも、あまり納得いかないですね。</p><hr data-path-to-node="62"><h3 data-path-to-node="63">⚠️ ランキング更新について</h3><p>このランキングは相対評価で運用します。</p><p>今後、現在の一位を遥かに超える衝撃的な傑作に出会ってしまった場合、過去の作品の点数を全体的に調整することがあります。</p><p>100冊読む頃にはどう変動しているか、自分でも楽しみです。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/niko-west/entry-12949015605.html</link>
<pubDate>Thu, 04 Dec 2025 22:25:36 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
